那須高原大橋(栃木県)
1 概要 県道30号線(矢板那須線)にある那須高原大橋は、栃木県を流れる清流で名高い那珂川に架かり、那賀郡那須町と那須塩原市を結ぶ橋である。 平成5(1993)年度に架設された同橋は、那須塩原市側は264.9mの「鋼上路式ローゼ橋」(上向きに曲がった弓形状の梁部材が特徴的なアーチ橋の一種で、さらに「上路式」とはアーチ部の上に水平な走行部が乗る形式)、また、那須町側は195.1mの「4径間連続PCホロースラブ橋2連」(「PCホロースラブ桁」というコンクリート桁の内部に円筒形の型枠を配して空洞を作ることで薄くて軽い丈夫な構造とした桁を利用する橋の一種で、「PCホロースラブ桁が4径間連続し、さらにそ…
2020/09/27 19:11