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アルパカと聴く幸福なクラシック https://www.alpacablog.jp/

『クラシック音楽を聴いてこころ、幸福』 そんな毎日を、ただ、たんたんと、そして、てくてくと歩いてきました。 多くの方に、聴いて欲しいクラシック音楽を厳選していきます! 末永く、お付き合いいただけたならうれしいです。

アルパカ新一
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2019/08/05

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  • モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク【意味と感想の解説】【名盤5枚】明るい気持ちで希望を持とう!

    クラシック音楽の中でも、 最も有名で明るい曲のひとつ 元気や、やる気が欲しい時に聴きたい! モーツァルト: アイネ・クライネ・ナハトムジーク - 第1楽章 古今東西のセレーナード、また、クラシック音楽全体としても、「超」が、つくくらい有名な1曲。 モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジークの解説です。 [:contents] 【楽曲を解説】モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク 本来の「セレナード」の意味がわかるこんな解説があります。 セレナードというのは、恋人の窓の下で、恋人への思いのたけを語る愛の歌で、昔は、セレナードといえば声楽曲のことだったのである。 ところが、ハイドンやモーツァルトの時代になると器楽曲になり、尊敬する人や富豪たちの命名日や祝日などに演奏されるようになった。(中略) 「アイネ・クライネ」とは「小さい」、「ナハトムジーク」とは「夜曲」といった意味だが、この曲は、他のセレナードとは大いに違って、弦五部で書かれているため、俗に「弦楽セレナード」とも呼ばれている。 出典:志鳥栄八郎 著 「不滅の名曲はこのCDで」P91より引用 数々の名曲が生まれた頃に作曲 モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジークが、作曲された前年、オペラ《フィガロの結婚」》が大ヒット。 そして、モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジークが作曲された直後には、オペラ《ドン・ジョヴァンニ》が、完成。 また、この頃には、後期のピノ協奏曲の傑作が続々と作曲された時期にもあたります。 そんな傑作の大行進とも言える華々しい時期に、後世、誰もが知っているこの、モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジークも作曲されたわけですね。 作曲の動機は? 作曲動機は不明です。 ただ有名な物理学者のアインシュタインは、こう考えました。 「この頃、モーツァルトは《音楽の冗談》という音楽の基本を故意に、はずした曲を作っている。 この乱れた秩序を、もう一度もとに戻すために、モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジークは作曲されたのだ」と…。 まあ、真実のところは、結局わからずじまいですが、 「なるほど、その、こわれた秩序の反動でこんな名曲が出来てしまうのか…。」 そんなことも、もしかしたらあるかもしれないと思ってしまいますね。

  • ビゼー:アルルの女【簡単なあらすじ解説と名盤聴き比べ】劇中、一度も姿を見せないナゾの女

    心地いいメロディがいっぱい! 劇中、姿を見せない「アルルの女」のナゾ!! ビゼー: 「アルルの女」組曲第2番:メヌエット 物語としては悲劇。 それなのに、全体的に「音楽は、明るくて元気なものが多い」のが特徴です。 メロディも美しいですね。 [:contents] 【楽曲を解説】ビゼー:アルルの女 ビゼー:アルルの女の、こんなエピソードを含む、解説があります。 (戯曲、アルルの女が)パリのボードヴィル座で上演された時、支配人カヴァロの依頼で、ビゼーはこの劇のために27曲の付随音楽を作曲した。 不幸にして、劇の評判はかんばしくなかったが、自分の音楽に自信をもっていた彼は、なかから4曲を選んで演奏会用組曲とした。 これが第1組曲で、彼の死後、友人のギローが4曲を選んでまとめたのが第2組曲である。 出典:志鳥栄八郎 著 「不滅の名曲はこのCDで」P112より引用 ビゼーがアルルの女の作曲を依頼された際、小編成のオーケストラ用に作曲してほしいとの要望を受けました。 しかし、ビゼー自身は、もっと大規模なものを作曲したいとの思いがあったようです。 そのため、あまり満足のいく仕上がりには、ならなかったというエピソードがあります。 そして、解説にありました「劇の評判はかんばしくなかった」ことが、組曲を作曲する動機になったのも、また事実です。

  • ドビュッシー:レントより遅く【意味の解説と名盤3枚】1日の終わりに、ふと聴きたくなる1曲

    ほんの少しのアンニュイ(退屈)と、 わずかばかりのオシャレ感 こんな小さなピアノ曲も悪くない 「あいまいさ」の中に、存在する、ゆったりとした「ホント」 今回は、ドビュッシー:レントより遅くを、ゆったりと、解説です♫ 【楽曲を解説】ドビュッシー:レントより遅く 「レントより遅く」。 このなんともわかりにくい「あいまいさ」そのもののタイトルの中に、ドビュッシー:レントより遅くという曲のフワッとした浮遊感を感じます。 また、どこか、フランスの芸術一派のデカダンス(退廃)な雰囲気も、漂いますね。 それも、嫌味な感じではなく、かくし味として、ひそんでいるからココロニクイのですよね。 こんなオシャレなセンスの小さな曲を、さらっと、作曲してしまうからドビュッシーは素晴らしいと思います。

  • ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番【おすすめ名盤の聴き比べ感想と解説】ロシア的憂いと情感がたっぷりの1曲

    このロマンティシズムは ラフマニノフの独断場! こんな感情、誰でも心にひそんでる! ラフマニノフ自作自演《ピアノ協奏曲第2番》 第2楽章(1929年録音) 香りほのかで、甘酸っぱい1曲。 深いところでは、「ロシア的な憂い」も漂うラフマニノフの代表的名曲ですね。 【楽曲を解説】ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番のロマンティックな理由がわかる、こんな解説があります。 昔、《逢引き》という映画を観た。(中略) 記憶に残っているのは、ラフマニノフの《ピアノ協奏曲第2番》のフィナーレがバックに流れていたことだ。(中略) 映画の中味は忘れても、この気分の方は、なぜか記憶の底に残ってしまった。(中略) 青年時代の私は、ラフマニノフを目のかたきにしていた。 下品な通俗音楽で、ハリウッドのメロドラマから抜け出した印象が強かったからである。 よく考えてみると事態は逆だった。 ハリウッドがラフマニノフを利用したのだ。(中略) (ラフマニノフ自身の)自作自演盤を4曲とも聴かせてもらったことがあるが、古い録音で響きは悪くても非常にスケールの大きな、無駄な饒舌や、下品な誇張のない清潔な演奏なので、すっかり印象が変わってしまった。

  • チャイコフスキー:1812年【3枚の名盤解説】思い切り気持ちを高揚させよう!

    大砲をぶっぱなすド派手な演出! ロシアの勝利と凱旋を祝う景気のいい1曲!! 自分の気持ちをバク上げしたい時に聴こう!!! チャイコフスキー: 祝典序曲「1812年」 大砲炸裂! カテドラル(大聖堂)の鐘も鳴り響く!! そんな、 むっちゃ元気にしてくれる「勝利」がテーマの1曲!!!

  • モーツァルト:ケーゲルシュタットトリオ【名盤2枚の解説】クラリネットのささやきが楽しげな1曲

    楽しくてワクワクする感情、 あたたかく包み込むような、優しさ 木漏れ日のようなうれしい日に聴きたい Trio for piano, clarinet and viola "Kegelstatt", KV 498 [:contents] 【楽曲を解説】モーツァルト:ケーゲルシュタットトリオ モーツァルト:ケーゲルシュタットトリオの、こんな楽しいエピソードの解説があります。 この《ケーゲルシュタット》三重奏曲だけは、クラリネット、ヴィオラ、ピアノというめずらしい編成で、比較的気軽な作品として作られたといえよう。 「ゲーグルシュタット」というのは、現在のボーリングに似たゲームで、日本ではむかし九柱戯などと訳されていた。(中略) 当時モーツァルトは、ジャカンという家に出入りをして、その娘のフランツィスカにピアノを教えていた。 ある日、そこでケーゲルシュタットを楽しんでいるうちにこの曲の楽想が頭の中に浮かんできた、というエピソードによるものだが、もちろんその真疑のほどはわからない。

  • ストラヴィンスキー:火の鳥【あらすじの感想と名盤3枚の解説】

    手塚治虫の「火の鳥」 その発想のもとともなった イマジネーション豊かな名曲!! ストラヴィンスキー: バレエ音楽「火の鳥」:終曲 もともとは、ロシアの民話。 手塚治虫の《火の鳥》とは、全く関係のない物語です。 もともとは、ロシアの民話。 手塚治虫の《火の鳥》とは、全く関係のない物語です。 ただ、手塚治虫が、ストラヴィンスキー:火の鳥を聴いている際に、物語の発想、インスピレーションを得たというエピソードがあります。 そんなイマジネーション豊かで、壮大な展開が楽しい音楽です。 そんな、ストラヴィンスキー:バレエ音楽《火の鳥》のもととなった物語である、ロシア民話のあらすじと名盤を解説です。 [:contents] 【楽曲を解説】ストラヴィンスキー:バレエ音楽《火の鳥》 ストラヴィンスキー:火の鳥、作曲時のエピソードがわかる、こんな解説があります。 稀代の興行師、(中略)ディアギレフは、バレエ・リュッス(ロシア・バレエ団)の主宰者として、今世紀初頭のヨーロッパ・バレエ界に偉大な足跡を残した人物である。(中略) ディアギレフは、ある日、ストラヴィンスキーの新作「花火」を聴いて、その斬新な感覚に注目し、新作バレエの音楽を依頼した。 それが、ロシアの古い民話を題材とした「火の鳥」で、1910年のパリでの初演は、大成功を収め、28歳の無名の青年作曲家の名は、一夜にしてヨーロッパ中に知れわたったのである。

  • ドビュッシー:水の反映《映像第1集より》【名盤解説と感想特徴】疲れた心をそっと癒やしてくれる1曲

    キラリ、キラリと光る「水の反映」 毎日、疲れて前へ踏み出せない そんな時に聴きたい1曲♫ ドビュッシー: 映像 第1集 - 第1番 水の反映 今日も上司に叱られて、 いっぱい、いっぱい落ちこんで、 気がつきゃ、うつむき歩いてる…。 「そうだ…『水の反映』でも聴こうかな…♫」 【楽曲を解説】ドビュッシー:水の反映《映像第1集より》 映像的で、印象的。 そんな、ドビュッシー:水の反映に関する、こんな解説があります。

  • モーツァルト:フィガロの結婚【2枚の名盤とあらすじ解説】恋とはどんなものかしら

    親しみやすい旋律と、 ほれたはれたのドタバタ劇! 気持ちが沈んだ時に聴きたい♫ 歌劇「フィガロの結婚」序曲 素晴らしい歌が、ギュギュッと詰まってる名作オペラです。 今回は、そのあらすじと魅力を解説です。 【解説】モーツァルト:フィガロの結婚 モーツァルト:フィガロの結婚の、作曲当時の社会的エピソードを含む、こんな解説があります。 このオペラは、モーツァルトが30歳(1786年)、もっとも脂ののりきった時に書かれたものだが、原作のボーマルシェの戯曲は、フランスの支配階級の腐敗堕落ぶりを猛烈にこきおろしたもので、1784年にパリで初演された時には、たいへんな騒ぎになったという。 そして、このオペラもまた、1789年に勃発したフランス大革命に一役買うことになった、ともいえるのである。

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