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2019/07/19

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  • 書評:今野敏著、『マル暴ディーヴァ』(実業之日本社)

    「お気に入り作家の最新刊」ということで自動的にお勧めされたので、そのままほいほい買って読んでしまった後に、これが『マル暴甘糟』シリーズの第3作であることに気が付きました(笑)というわけで、次に読む本はシリーズの前作『マル暴甘糟』と『マル暴総監』に決定ですね。ストーリーは住宅街の一角にあるひっそりとしたジャズクラブ「セブンス」に薬物取引関係の家宅捜査をすることに始まります。実はそのジャズクラブは警察OBの経営する店で、現役の管理官が歌姫として週2回出演しており、警視総監もお忍びで通っているといういわくつき。家宅捜査の時も警視総監がお忍びで来ており、面識のある甘糟にそのジャズクラブに嫌がらせをしている者がいるらしいので捜査してほしいと依頼します。主人公の甘糟は若手刑事で、なんで刑事になったのか、しかもよりによ...書評:今野敏著、『マル暴ディーヴァ』(実業之日本社)

  • 書評:今野敏著、『レッド(新装版)』(ハルキ文庫)

    環境庁の外郭団体に出向させられた警視庁捜査四課の相馬春彦は、仕事への情熱を失った日々を送っていた。そんなある日、山形県にある「蛇姫沼」の環境調査を命じられた相馬は、陸上自衛官の斎木明とともに戸峰町に赴く。だが、町の様子がどこかおかしい。なにかを隠しているような町役場助役と纒わりつく新聞記者。そして、「蛇姫沼」からは、強い放射能が検出された――。相馬たちを待ち受けているものとはいったい何か?傑作長篇小説、待望の新装版。(解説・細谷正充)『レッド』は1998年に発行された書下ろし長編で、ポリティカル・エンターテイメントに分類できる作品です。話が日本国内にとどまらず、アメリカの政府機関・諜報機関などが絡んでくるスケールの大きなドラマ展開です。最初は地元の「蛇姫沼」の「蛇姫」伝説が出て来るので、何かそれにまつわる...書評:今野敏著、『レッド(新装版)』(ハルキ文庫)

  • 書評:F.J. Jeske著、『Das kleine Buddhismus 1x1』 (F.J. Jeske)

    ドイツ語で仏教はどう語られるのか興味ありませんか?日本文化は仏教とは切っても切り離せない関係にありますので、ドイツ語で日日本の文化や思想を説明する際に、ドイツ語の仏教用語を知っていると便利です。本書「DaskleineBuddhismus1x1小さな仏教入門」はわずか64ページの小冊子で、ごく簡単に仏教の基本概念を説明しています。目次は以下の通りです。EinleitungはじめにVerschiedeneTraditionen様々な伝統DieDreiJuwelen三宝Buddha仏陀Dhamma法Sanghaサンガ(僧伽)DieVierEdlenWeisheiten四諦DerEdleAchtfachePfad八正道FünfSilas五戒Karma業Samsara輪廻Nirvana涅槃DasBodhisatv...書評:F.J.Jeske著、『DaskleineBuddhismus1x1』(F.J.Jeske)

  • 書評:福田 純也著、『外国語学習に潜む意識と無意識』 (開拓社言語・文化選書77)

    『外国語学習に潜む意識と無意識』は、私が少し前からよく見ているYouTubeチャンネル「ゆる言語学ラジオ」で外国語習得がテーマとして取り上げられた際に紹介された書籍の1つです。外国語学習は、極端に言えば誰でも何かしら意見を言える分野であるため、科学的根拠のない思い込みや個人の体験(サンプル数=1)だけに基づいたいい加減な意見が巷に溢れています。私は確かにドイツの大学院で一般言語学を収めたので、一般人に比べれば言語学の知識は多い方ですが、なにぶん20年以上アップデートしていなかったので、言語習得論についてもかなり新しい知見があると思って、この一冊を日本から取り寄せました。ドイツ語学習に関するドイツ語で書かれた本は、ドイツ語教師の資格を取る際にそれなりに読みましたが、日本語で書かれたものは読んだことがなかった...書評:福田純也著、『外国語学習に潜む意識と無意識』(開拓社言語・文化選書77)

  • 書評:松岡圭祐著、『JK II』(角川文庫)

    やはり予想通り「JK」の続編が出ました。しかも、たった4か月後に。相変わらずものすごい執筆スピードで、頭が下がりますね。IIは、主人公・有坂紗奈の平穏だったころのバイト風景から始まり、一転して不良たちに拉致され暴行を受ける中、両親が殺されるシーンになり、さらに整形して売り飛ばされた先の「輪姦島」での悪夢の日々の中、生き残るためにJK(ジョアキム・カランブー)の「窮鼠は学ぶ。逆境が師となる。」という教えを実践し、殺人技術を磨いていくシーンに変わり、最後に「もっとましな夢を見たかった」と目覚めます。前編のおさらいができる親切な出だしです。この巻では、前回は謎だらけだった紗奈の江崎瑛里華としての生活が描かれます。前回、彼女の両親と彼女自身を殺した不良たちへの復讐が果たされましたが、今回はそのバックにいた地元の暴...書評:松岡圭祐著、『JKII』(角川文庫)

  • 読書メモ:今野敏著、『リオ』『朱夏』『ビート』『焦眉』『無明』警視庁強行犯係・樋口顕シリーズ

    仕事のストレス解消のために立て続けに5冊も読んでしまったのはいいのですが、書評というか読書メモすら書く暇もなく1週間以上過ぎてしまいました。このため、それぞれの作品の読後感はだいぶ薄れてしまい、粗筋しか覚えてません。『リオ』(新潮文庫)は警視庁強行犯係・樋口顕シリーズの第1作で、マンションで起きた殺人事件で現場から逃げて行くところを目撃されたらしい謎の美少女を追い求めるストーリーです。その後、もう1件、殺人事件が起き、そこでも同じ少女らしい人物の目撃情報があった。彼女が犯人なのか?この美少女の正体を明らかにするまでにかなり時間が費やされます。1996年の作品で、当時メディアを騒がせていた女子高生たちの「援助交際」をテーマにしています。普段冷静で慎重な樋口顕もリオの美少女ぶりには冷静ではいられず、懸命に自省...読書メモ:今野敏著、『リオ』『朱夏』『ビート』『焦眉』『無明』警視庁強行犯係・樋口顕シリーズ

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