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  • 【映画】ジョン・ウィック コンセクエンス

    キアヌ・リーブスによるジョン・ウィックのシリーズ第4作です。導入部で前3作のあらすじをさっと流して、つまりは、戦闘が必要な状態に至っているところからスタートですから、もう最初っから撃って打って蹴って切って刺してぶん投げて、が、ほんとうにみごとに途切れのない流れで繰り出されていきます。前作の感想でも繰り返し書いてるのですが「すごすぎて笑う」。インターナショナルに転戦する本作では、各国の景色の中でのバトルやカーチェイス、ロケハンすげー!!(あるいはそっくりにしつらえたセットか?CGか?それもならそれですげー)と、折々に差し挟まれる天井が高い建物がうみだす、神とか人智超えの意思の思わせぶりと、主役級の俳優陣の、素人目にもものすごく高度高価で、せくすぃな身体を際立てるスーツとかみどころが絶え間なし。ラウンドアバウ...【映画】ジョン・ウィックコンセクエンス

  • 【展覧会】超絶技巧、未来へ!

    どれだけ微細な感覚の指を、身体を、眼を、もってこれらをなしているのだろう。美の感覚と技と両方なくては成立しえない。それと、執念にもにた拘りだろうか。明治の超絶技巧に目をみはったのは、2014年のこと。当時のブログに「時を経て、触れずに距離を置いて鑑賞するもの、に変わって行った様子も何となく察せられて、私たちは美術館の展示品としてしか観ることができないのも、少々さびしいことだな、などと過ぎし時代をうらやましく思ったりした。」などと書いていました。現代の超絶技巧も手に取るものではないですが、明治の遺産(今回は後半に展示あり)を見たのとはまた別の感慨も持ちました。それは、私がさいきん、クラフト(主に編・刺・ガラス)に興味と愛情を持っているからかも。出展作は超絶技巧で、表現テーマに抽象的概念が置かれ、工芸(クラフ...【展覧会】超絶技巧、未来へ!

  • 【展覧会】蔡國強、ホックニー、横尾龍彦

    新美の蔡國強展、現美のデイヴィッド・ホックニー展の感想を書きあぐねて(特にデイヴィッド・ホックニー展は気持ちが満たされすぎ、あふれてなにも書けない感じで)、そのまま埼玉県立近代美術館の横尾龍彦展に行って、ワタシ的には全部つながった感じなので、1記事で書きます。横尾龍彦展は、鎌田東二氏の水沢勉氏との特別対談も目当て(大人気焦った。追加席でぎりぎり入。岩笛・横笛・法螺貝実演、貴重)でした。対談でくしくも、蔡國強氏との交流の話が出てきたり、横尾龍彦氏の見え方への意識の向け方に、思わぬホックニーとの共通要素を見出したり。横尾龍彦氏のことは実はよく知らなかったのです。わたしはザオ・ウーキーがとても好きで(19世紀末ウィーンも好きですよ)、だから横尾作品は、観てみればとても好きな部類の表現で、知ることができてよかった...【展覧会】蔡國強、ホックニー、横尾龍彦

  • 【歌舞伎】歌舞伎座 秀山祭九月大歌舞伎 2023年9月

    秀山祭九月二世中村吉右衛門三回忌追善歌舞伎座-----今月は少し長く書いてしまいます。--二世吉右衛門追善というタイトルを帯びてから、「秀山祭」は別格のものになった。私の観劇ライフの大部分を二世が占めていたから、だろうか。(初代吉右衛門の現役活躍時代を私は知らない)。かつての九月は、私には、滋味の時間だった。昨年は初めての二世追善ゆえかと思ったのだけれど、今年もまた格別だった。九月秀山祭は、変容したと思う。成熟も若さもそれぞれのが満ち満ちた。あの雰囲気は、うまく言えないのだけれど、一番近いイメージは、ソーシャルグラフかなぁ。真ん中に二世、役者さんたちをおだやかにつないで、上から色をかぶせることなく、それぞれが在るけれどバラバラではない。間をつなぐネットワークを流れるものは何だろう。愛?(照)。2階のポスタ...【歌舞伎】歌舞伎座秀山祭九月大歌舞伎2023年9月

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