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神奈川発『みち』のブログ https://kanamichi.hateblo.jp/

神奈川在住の道路好きな管理人が、面白い道や道路標識、信号機など道路に関わるモノについて語るブログ。高速道路、酷道(国道)、険道(県道)、廃道、未成道、急坂、制限速度、交通工学、モータリゼーション、珍しい標識、珍しい信号機、古灯器、車、自転車

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2019/07/08

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  • 【路線的な規制速度改善提案①】座間市役所北交差点~南林間駅(市道)

    【今回紹介区間】 始点:神奈川県座間市 「座間市役所北」交差点 終点:神奈川県大和市 南林間駅駅前ロータリー 延長:3.9km 車線数:片側1車線(全線両側歩道付) 幹線度:地区幹線道路(★★★★☆☆) 制限速度の改正案は「特定の属性」や「路線別」に大雑把に語られる事が殆どですが、本記事では画一的な速度規制を少しでも減らす目的で、1つの路線を詳細に分割して分析し、より精密に提案しようと思います。 ※今回は試験的な記事のため、次回以降は記事の趣旨やフォーマットが変わる可能性があります。 【スタート:始点から0.0km地点】 40→50km/h(改正前→改正後) 今回紹介する区間のスタートとなる「…

  • 帷子川の源流のその先へ(探索編その1)

    【2022/2/19 探索 / 2022/4/1公開】 ※本記事は導入編の続きです。本記事へ最初に飛んだ方は、先に導入編を読まれる事をお勧めします。 水源の上流になおも続く水路の謎を解き明かす。 本当に解き明かせるのか? 【Map】 今いる水源地がA地点だ A地点(水源)から上流側を望む。 行く先はフェンスで閉ざされ、その先も藪であり進行は困難だ。 まずは、横にある階段を上り、水路と並走する上の道で迂回を試みる。 上の道から水路の上流方面を望む。 車道と対岸の造成地との間に、小さな谷が続いている。 かつては、右側の車道がある土地にも盛土が無く、谷底の一部だったようだ。 同じく下流方面を望む。 …

  • 局地的な制限速度の改善提案 ~三ツ境下草柳線と中原街道の合流部を例に~

    高速道路のインター等でよく見掛ける40km/h規制。 新東名・新御殿場IC 途中には確かに制限速度でしか曲がれないような急カーブがあるものの、 急カーブを過ぎた後の良線形区間でも同じ制限速度が続き、 本線に入る前まで40km/h規制というのはよくある話です。(2020/3/31まで合流車線が60km/h規制でしたが、現在は本線と同じ制限速度となりました。参考:https://bestcarweb.jp/news/146949) このような「画一的な」規制は、カーブも直線も同じ速度で走る事を想定した設計速度の数値がそのまま規制速度に流用されている為に起こります。 ですが、「本線へ合流する直前」や…

  • 帷子川の源流のその先へ(導入編)

    【2022/2/19 探索 / 2022/2/19公開】 帷子川(かたびらがわ)は、横浜市旭区上川井町に源を発し、旭区・保土ヶ谷区・西区などの市街地を流れ、横浜港の近くへ注ぐ延長17.3kmの二級河川。 この川の流域は坂の多い横浜の住宅街を象徴し、横浜駅方面から日産グローバルギャラリーへ渡るはまみらいウォークもこの川を跨いでいるなど、横浜の街と深い関わりがある川です。また、難読の河川名として地理好きの方には有名かも知れません。 水源付近は下段:地下水路、上段:プロムナードの二重構造となっており、手入れが行き届いていて多くの人々に親しまれています。 まずは水源地を見ていきましょう。 ここが帷子川…

  • 仙台市・折立交差点の改良案を作ってみた。(前編)

    うわあ…事故でもないのに、信号が原因で県道で5km超の渋滞はエグ過ぎる…… (2022/1/20、中の人のTwitterより) 仙台市青葉区、東北道の仙台宮城ICにほど近い折立地区の「折立」交差点で、2022/1/20に突如信号制御が変わりました。 そして、突如5km以上の渋滞が出現。 ラッシュ時は、交差点の通過時間が30分延びたとの声も。現在は多少改善しているものの、連日大渋滞の状況は未だ変わらず。 Googleマップ 詳細は、「交通信号機等調整準備中」氏の動画で解説されているので、最初にこちらをご覧ください。 ① 【苦情殺到】宮城県警やらかす!信号機改造で大渋滞!仙台市青葉区「折立」交差点…

  • 日本の道路の規制速度改良案と決定フロー(概論)

    【この記事は、当方の脳内整理を目的としたいわばプロトタイプです。ツッコミ発生前提で書いていますが悪しからずご了承ください。】 テキトーな規制で、実態に即してない場合も多く、お世辞にも守られる事が多いとは言えない日本の制限速度。 ドライバーの多くが「納得して守れる」規制で、かつ交通安全を阻害しない規制とするためには、どのような規制速度体系を敷けば良いでしょうか。 今回は、日本の規制速度体系の改善案について、大雑把に私案を提案します。 ※「制限速度を守る事で安全となる」とは敢えて一言も書いていません。その理由はまた機会があれば書きます 運転者が「納得して守れる」速度規制の実現には、まず運転者がどの…

  • RedSignal動画用の素材を作ってみた

    この企画は酷ラリさんのリスペクト企画です。本家RedSignal50の詳細は以下に書かれています。 RedSignal50とは (レッドシグナルゴジュウとは) [単語記事] - ニコニコ大百科 さて、当ブログの中の人は、来年1月に某カーシェアで関西方面へRedSignal企画をしようと企んでいます。 出発地点は横浜駅 or 横浜町田ICで、岡山まで300信号ほど。有料の高速道路は避け、信号の少ないルート(一部裏道)を選んで走ります。Stop数は本家と同じく50回が妥当でしょうか? そこで、少し気が早い気もしますがRedSignal動画用の素材を作ってみました。 実際の車載動画に当てはめると以下…

  • 補助幹線道路はどんな道?定義と私見

    補助幹線道路のイメージが妙に掴みづらい件。 補助幹線道路、具体的にどういう道路を指すのか微妙に分からないな…市内レベルの幹線道路(例:https://t.co/F0HGqWuSPc)を指す意見もあれば、市内の複数地区を結ぶレベルの道(交通量はそれなりにある)(例:https://t.co/O2cTBTtFb7)を指す意見もあって混乱してる — たこ@道路好団垢 (@road0724day) 2021年11月24日 そこで、補助幹線道路にはどのような定義があるのか、国交省の文献にある記述をまとめてみました。 【文献1】首都国道事務所 用語辞典 幹線道路と区画道路とを連絡し、これらの道路の交通を集…

  • 川崎市麻生区岡上の、勾配42%「十番坂」

    2020/07/02 撮影、2020/10/29 公開 川崎市麻生区岡上は、横浜市と町田市に囲まれた飛び地であり、川崎市の端っこと言っても差し支えの無い所に位置する。 岡上の中にも複数の地区があるが、その中でも西地区は急坂の宝庫で、町内会の地図に壱番から十番までの番号が付けられた坂が存在する。 いずれも地区東側の尾根へ向かう坂で、五番坂、八番坂、九番坂の後半、そして十番坂と30%を超える急坂が目白押しだ。(因みに三番坂は階段坂、四番坂は欠番である) 今回紹介する坂は、そんな急坂の中でも最も急(階段を除く)な十番坂である。 岡上西地区の壱番坂~十番坂(四番は欠番) 十番坂の入口にやって来た。 入…

  • 台風一過ドライブ(厚木→宮ヶ瀬→相模湖→上野原→奥多摩→八王子) 第2回

    <第1回から続く> 気を取り直して、県道64号に復帰し宮ヶ瀬を目指す。 県道514号 愛川方面 通行止め 土山峠に差し掛かると、急に土砂が増えてきた。 やまびこ大橋から半原へ向かう県道514号は高規格な2車線(片側1車線)だが、土砂崩れで通行止め。一方、宮ヶ瀬湖を迂回する県道64号には通行止めの情報は無し。 青野原へ向かう国道413号は通れないという情報があったので、県道513号または宮ヶ瀬湖の北岸林道で国道412号へ出て、北上を続ける算段だった。 路面状況が、明らかに悪化している。 途中、1箇所だけ道路が川の様になっている地点が! 箱根ほどではないにしろ、宮ヶ瀬周辺も相当降水したのだろう。 …

  • 台風一過ドライブ(厚木→宮ヶ瀬→相模湖→上野原→奥多摩→八王子) 第1回

    2019年10月12日土曜日、台風19号が伊豆半島から日本に上陸した。 21河川24もの堤防が決壊し、各地で河川が氾濫・各地で浸水被害が起こるなど東海・関東・東北をはじめとした広範囲で被害をもたらした台風。地元である神奈川県でも、箱根町で24時間降水量の日本記録を更新した他、中央道や主要国道・県道で土砂崩れや崩落が無数に発生。城山ダムの緊急放流や武蔵小杉の浸水がトレンド入りし、比較的近場の多摩川や境川等でも氾濫が発生した。 自宅は幸いにして停電しなかったが、窓ガラスを守るため内側に組んだ木枠が強風で外側から押し出されたり、近場のマンションや信号が一瞬止まったりした。 翌日、父と二人で被害の大き…

  • 第三京浜の下を走る、市道なのに妙に立派な4車線道路(第3回-1)

    2019/08/10 実写、10/03 公開 ※第3回-2執筆の際、第3回-1(当記事)を削除せず、当記事の後に付け足して執筆します。また、第3回-2執筆のお知らせは、別の記事にて行います。 JR南武線をアンダーパスで潜り、京浜川崎ICへ到達する。 関東の道路ファンであれば、一度は耳にした事はあるかも知れない。例の、超複雑な交差点だ。 写真中央の青看が指し示す交差点が、京浜川崎ICのある交差点だ よく見ると、手前に見える青看の奥にも青看が設置されているのがお分かりだろう。 しかも、2枚。 補足:青看とは? 道路上で見掛ける、青い看板の形をした道路標識を指す(青看板の略)。 「方面と方向の予告→…

  • 日本に存在する国道は全部で何本?"端っこ"ナンバーの国道についても解説!

    国土が南北に細長い日本。日本列島は約3000kmの長さを擁し、国土は約38万㎢。8つの地方、47都道府県、1741の市町村が存在し、道路の総延長は約120万km。内5万2000kmが国道である。 それでは、日本に国道は何本あるのだろうか。 日本には1号から507号までの国道がある。 また、二桁国道が58号までしか存在しない事はご存じの方も多いだろう。 即ち、59~100番は欠番と考えられる為、507-(100-59+1)=465本 つまり、日本の国道は465本!と考える方もおられるかも知れないが、実は違う。 3桁国道は101号から507号までほぼ欠番無しで存在している。 しかし、何故か6本(1…

  • 第三京浜の下を走る、市道なのに妙に立派な4車線道路(第2回)

    2019/08/10 実写、09/13~23 公開 ※(第1回)の続きですので、以前の記事を読まれていない方は先にそちらをご一読ください。 ※当記事の公開後、概ね24時間後に<第2回-1>を削除致しますのでご了承ください。(第2回-1の内容は当記事に引き継がれています) 周辺道路の生活道路感とは裏腹に、突如高架下に始まった高規格道路。 ダンジョン感ありまくり 道の両側は第三京浜の橋脚!側道も付いており、周辺の住宅街からは隔離されているように見える。 高速走行するのにお誂え向きな道路であるかの様に思えるが、制限速度は初見さんビックリの40km/h制限。何じゃこりゃ。 目前の光景には似つかわしくな…

  • 第三京浜の下を走る、市道なのに妙に立派な4車線道路(第2回-1)

    2019/08/10 実写、09/13 公開 ※(第1回)の続きですので、以前の記事を読まれていない方は先にそちらをご一読ください。 ※次回、正式な第2回を公開した後、当記事は削除致しますのでご了承ください。(当記事の内容は第2回に引き継がれます) 周辺道路の生活道路感とは裏腹に、突如高架下に始まった高規格道路。 ダンジョン感ありまくり 道の両側は第三京浜の橋脚!側道も付いており、周辺の住宅街からは隔離されているように見える。 高速走行するのにお誂え向きな道路であるかの様に思えるが、制限速度は初見さんビックリの40km/h制限。何じゃこりゃ。 目前の光景には似つかわしくない低い制限速度 また、…

  • 第三京浜の下を走る、市道なのに妙に立派な4車線道路(第1回)

    2019/08/10 実写、09/03 公開 第三京浜は、南関東民なら知らない人は少ないであろう、横浜市保土ヶ谷区の横浜新道と東京都世田谷区の環状8号を結ぶ、(ほぼ)片側3車線・80km/h規制の有料道路である。一般有料道路ではあるが、高速道路並みの規格と快適さで、直線的に両道路を結ぶことから利便性が高い道路だ。制限速度低め & 料金は値上げされたけど そんな第三京浜の一部区間で、橋脚の間を市道なのに妙に立派な4車線道路が並走している事をご存じだろうか。 今回紹介する区間を下図に示した。 第三京浜の高架下スペースを利用して造られた道路 周辺道路はその殆どが貧弱な2車線道路対面2車線=片側1車線…

  • 国道17号 八木沢トンネル 途轍もない数の道路標識が集中している道路

    本日紹介するのは、新潟県湯沢町内の国道17号、八木沢トンネル手前の短い区間だ。 上越国境から新潟側へ下ると、『道の駅みつまた』を過ぎた所で、一つのトンネルが現れる。このトンネルの手前が、今回の目当ての区間である。 特段、道路が変わっているという訳では無い。幹線道路然とした2車線道路である。 何が変わっているかと言うと、この場所は標識の並び具合が半端じゃないのだ。 除雪用スペースが確保された広々とした2車線道路がトンネル内で急に狭まり、更にトンネルの先には急カーブが待ち受けている。 どうやら、その関係で注意喚起の為の標識が大量に設置されている様だ。 それでは、その様子をご覧頂こう。 写真は、八木…

  • 【レア道路標識】仙台東部道路の『最低速度50』標識(後編)

    2019/08/11 実写、08/28 公開 ※当記事は『 【レア道路標識】仙台東部道路の『最低速度50』標識(前編) - 神奈川発『みち』のブログ 』の続きとなります。以前の記事を読まれていない方は先にそちらをご一読ください。 アルミ板常設式の『最低速度50』標識が珍しいのは、そもそも『最低速度50』標識が珍しいという理由が大きいのだが、実は他にも理由がある。 電光式標識の存在 現状で、最低速度標識が設置されるのは、やはり高速道路のみに限られている。 教本などでは、自動車専用道路は高速道路の一種とされている また、高速道路の速度規制標識と言えば可変式の電光式標識が主流であり、アルミ板標識は使…

  • 【レア道路標識】仙台東部道路の『最低速度50』標識

    仙台東部道路は、宮城県亘理町の亘理ICから、同仙台市宮城野区の仙台港北ICに至る全長24.8kmの一般国道自動車専用道路である。 常磐道や三陸道と接続しており、普通の高速道路と変わらない片側2車線の高規格で整備されている。 ところが、仙台東部道路には、実質1本の道として接続している常磐道には無い特徴がある。 最高速度100km/h、最低速度50km/h規制の常設標識のセットが複数立っている事である。 そして、この『最低速度50』の『常設標識』が、全国でもかなり貴重なレア道路標識なのだ! 国内の標識クラスタにとっては、きっと、遠くからでもわざわざ撮りに行きたい衝動に駆られる標識だろう(笑) それ…

  • ~大間崎~ 本州最北端の国道端点 (国道279号&338号)

    2019/08/13 実写、08/23 公開 <場所> 青森県大間町は、下北半島の先端、本州で最も北に位置する市町村である。 町内には、本州最北端の地である大間崎の他、国道の本州最北端となる地点も存在する。 国道の記念すべき地点にしては余りにも素っ気なく、地味で人も少ない。今回は、敢えてそんな国道の端点をご覧頂こう。 地図内で、上が本州最北端となる大間崎。国道の本州最北端はその西側に位置する 本州の国道最北端へ至る前、最終の信号交差点を東側(国道279号側)から撮影。 ここで二手からやって来た2本の国道が合流し、本州での最期へ向けて共に歩みだす。 ここから国道279号/338号の重複区間 少し…

  • 日本の信号機だけど日本じゃない!日本では決して有り得ない珍信号 in カンボジア (第2回)

    前記事( 日本の信号機だけど日本じゃない!日本では決して有り得ない珍信号 in カンボジア (第1回) - 神奈川発『みち』のブログ )に引き続き、カンボジアに設置された日本の信号機ネタを紹介する。 ③日本には存在しない『赤矢印』 日本で定められている信号灯火の種類は全部で7つ。青灯火、黄灯火、赤灯火、緑矢印、黄矢印(路面電車用)、歩行者用(青)、歩行者用(赤)が全てである。 公道では、決められた種類以外の灯火は点灯させてはいけない事になっているので、日本の信号機はこれら7種類の灯火以外は点灯しないのが普通であると思われる読者の方も多いだろう。 しかし、カンボジアでは、日本製の信号機が以上の7…

  • ブログの更新日を変更させて頂きます

    7月初旬以来、ほぼ毎日更新してきた当ブログですが、毎日1時間半をブログに費やしている状態でありまして、いよいよ更新を行う余裕が少なくなっています。 そのため、突然かつ大変恐縮ではございますが、一時的に当ブログの更新形態を見直しさせて頂く形をとります。 皆様に向けては話しづらい事柄ですので、小さい文字で打ちますね。 毎週月・水・金の週3日をベースに、他の曜日であっても更新の余裕が出来次第更新します。 勿論、読者の皆様の要望を頂ければ、従前の更新形態に戻す可能性も充分にあります。 皆様の反応(スター・コメントなど)を頂けるほど、当ブログ更新への励みとなります。 信号ネタ 標識ネタ 謎の道コーナー …

  • 北東北2千キロ遠征を簡単に振り返ってみる(後編)

    ※当記事は『北東北2千キロ遠征を簡単に振り返ってみる(中編)』の続きとなります。以前の記事を読まれていない方は先にそちらをご一読ください。 8/11~15の北東北旅。 最後は、4日目~最終日の様子。 4日目の行程 秋田市→(日本海沿い)→新潟市→湯沢町 総走行距離:約400km 4日目~5日目の行程は、自宅のある神奈川へ向かう事と大まかな経由都市以外ほぼ何も決まっておらず、移動の割合が増えた。 8月14日、新潟県では上越市高田で今年全国初となる40度超えを記録。更に、県内の他地域も軒並み37~38度超えという酷暑を記録した。 とは言っても、行程の都合上新潟を避ける事は出来ず、全国一の酷暑地域へ…

  • 北東北2千キロ遠征を簡単に振り返ってみる(中編)

    ※当記事は『北東北2千キロ遠征を簡単に振り返ってみる(前編) 』の続きとなります。以前の記事を読まれていない方は先にそちらをご一読ください。 筆者は、10日の夜から15日の夕方に掛けて、人生初となる北東北へと5日間のドライブへ行っていました。 5日間で走った延べ走行距離は、何と2200km超え。 本記事では、その様子を簡単に振り返る。 本当に簡単になので、道路ネタはほぼ全飛ばしとなってしまいます。実際に撮影した写真数は当記事分の150倍以上です。 次は、折り返しとなる3日目の様子。 3日目の行程 この日は丁度旅の折り返し。 本州最北端へ行った後、バラ焼きを食して明るい内に十和田湖を見物し、最終…

  • 北東北2千キロ遠征を簡単に振り返ってみる(前編)

    大変長らくご無沙汰しておりました。およそ1週間振りの投稿となります。 筆者は、10日の夜から15日の夕方に掛けて、人生初となる北東北へと5日間のドライブへ行っていました。 5日間で走った延べ走行距離は、何と2200km超え。 本記事では、その様子を簡単に振り返ってみたいと思います。 まずは、初日~2日目から。 1日目の行程 10日の夜10時半頃に自宅を出発。 日本橋を24時にスタートし、赤信号で50回止まる間に国道6号を何処まで北上できるかという企画をやってみました。 日本橋スタートの様子 何処まで行けたかは動画公開後のお楽しみに預けておきましょう… その後、仙台市内で道路ネタ撮影。 仙台の四…

  • 勾配36%! 瀬谷区相沢にある横浜一の急坂・天竺坂へ行ってみた

    勾配36%! 瀬谷区相沢にある横浜一の急坂・天竺坂へ行ってみた - 神奈川発『みち』のブログ

  • 日本の信号機だけど日本じゃない!日本では決して有り得ない珍信号 in カンボジア (第1回)

    ※当記事は カンボジアに設置された日本の信号機がテレビ東京で取り上げられていた件 - 神奈川発『みち』のブログ の続きですので、以前の記事を読まれていない方は先にそちらをご一読ください。 世界各国の信号機は、その国ごとに事情が異なる。 3基の車灯が1つの柱に設置されているのに加え、青の位置に蓋が in ロシア 青が『進んでも良い』、黄が『注意』、赤が『止まれ』などという大まかな意味は世界で共通しているものの、 細かいルールや歩行者の絵柄、信号機本体の形や設置状況などは国によってかなり違いがあるのだ。 次の現示に変わるまでの残り時間が表示される信号機 in カンボジア 信号機や道路標識など、『道…

  • カンボジアに設置された日本の信号機がテレビ東京で取り上げられていた件

    30分前、テレビを点けていたら未来世紀ジパングで突如カンボジアに設置された日本の信号機が取り上げられ、終始驚きを隠せなかった筆者。 当ブログで取り扱っている『海外に設置された日本の信号機シリーズ』にそのまま合致していた為だ。 そこで、当シリーズではカンボジアの首都・プノンペンに設置された日本の信号機について簡単に述べる事とする。 本日は、現地の交通事情と日本の信号機が設置された経緯を簡潔に。 プノンペンは、220万以上の人口を擁するカンボジアの首都だ。 名古屋市とほぼ同じ人口であるにも拘わらず、以前は信号機が70箇所程度しか設置されていなかったという。 従前の信号機は老朽化が進んでおり、歩灯に…

  • 神奈川県道603号バイパス 開通翌日の様子を実走レポ(最終回)

    2019/07/17 実写、08/06 公開 ※(概要編、詳細編1~詳細編5)の続きですので、以前の記事を読まれていない方は先にそちらをご一読ください。 2019年8月現在、県道603号バイパスは日向薬師入口交差点以西が開通済み、そして以東が工事中となっている。 バリケードの向こうは舗装無し 本来、同時に完成する筈だった両区間。 写真左側の家屋が道路用地に被っていると思われる だが、すぐ手前は完成済みだというのに、正直、こちら側は工事が幾段階も遅れているように感じられた。 完成済みの構造物が殆ど見当たらない 603号バイパスが全線開通した場合、『分れ道』交差点がバイパスの東端となる。 そこで、…

  • 神奈川県道603号バイパス 開通翌日の様子を実走レポ(詳細編5)

    2019/07/17 実写、08/05 公開 ※(概要編、詳細編1~詳細編4)の続きですので、以前の記事を読まれていない方は先にそちらをご一読ください。 今回開通区間の東端となった、日向薬師入口交差点。 今一度おさらいをすると、ここは県道603号新ルートにおける中間地点である。 本来のバイパスルート 本来、バイパスの全区間(ピンク線)が一挙に開通する予定だったが、東側区間の工事が遅れ、新東名の伊勢原大山ICと直接関係する西側区間のみ先に開通し、今に至っている。 ※地図中の「伊勢原北IC」表記は以前の仮称であり、現在は誤りとなりました 西側の一部区間のみ開通 交差点の全景。交差点部に限っては、歩…

  • 神奈川県道603号バイパス 開通翌日の様子を実走レポ(詳細編4)

    2019/07/17 実写、08/04 公開 ※(概要編、詳細編1~詳細編3)の続きですので、以前の記事を読まれていない方は先にそちらをご一読ください。 新東名・伊勢原大山IC接続予定地を過ぎると、間もなく新東名の高架橋を潜る。 高度感が半端ない 頭上の新東名もさることながら、 眼前の高架区間も、また美しい。 開通区間東端の日向薬師入口交差点まで見通せる 高速コーナーの曲線も美しいし、適度な高度感、そして開通区間の終点まで見通せるという事実もまた堪らない。 この高架で、下を走る市道を一跨ぎにする。 下の道に旧道があるのがまた堪らない 実は、GoogleMapはここで重大な過ちを犯していた。 見…

  • 群馬県『下之城町』交差点に残る、軽自動車の幅より大きい横幅1.7m超の巨大信号機

    2019/07/28 撮影、08/03 公開 あなたは、群馬県高崎市の国道17号に、軽自動車の幅より大きい横幅1.7m超の巨大信号機が設置されているのをご存じだろうか。 拡大画像を一目見ただけでは、その大きさが分かり辛いかもしれない。 そこで、実際に軽自動車との比較画像を用意してみた。 ※右の信号機が通常サイズです 一般道の信号なのに、存在感ありまくり この信号機が設置されているのは、群馬県高崎市の『下之城町』交差点である。 国道17号が高崎線・八高線を跨ぐ跨線橋の東側に位置している。 www.google.co.jp この信号機の最大の特徴は、やはりその大きさだ。 信号機のキングとでも呼べる…

  • 日本と他国の信号機の比較

    普段、街でよく見かける交通信号機。しかし、そんな信号機一つをとっても、国ごとに事情が異なり、一緒くたに考える事は事実上不可能である。 日本では、信号の現示は「青→黄→赤→青」の順に変化するが、ヨーロッパには、赤と青の間に黄色信号をもう一度挟む国が多い。信号が青に切り替わる際に表示される黄色信号の主な意義は、ドライバーに発進準備を促すことにある。日本ではAT車の普及率が高く、発進に時間を要さないが、欧米諸国では発進に時間の掛かるMT車の普及率が比較的高い国が多い事も、黄色信号の意義をより確かなものにしている要因の一つであろう。 信号のサイクル長も、各国によって違いがある。サイクル長とは、信号の現…

  • 舞岡リサーチパークの何処にも繋がっていない謎の2車線道路(最終回)

    2017/10 実写、2019/08/01 公開 ※(第1回、第2回、第3回)の続きですので、以前の記事を読んでいない方は先にそちらを読んでください。 車道の末端を確認した後は、歩道も少し探索。 T字路を過ぎて振り返り撮影 こちらは、車道が封鎖される地点より少し前から管理状況が怪しい。 植え込みは荒れ、歩道のタイルの隙間から草が生長している。 立派に整備されたは良いが、間近に行き止まりを控えており、利用者が得られないという現実が見えてきた。 ここで振り返ると… 足の踏み場が無い 上の写真をよく見ると、実は車道の封鎖地点に達していない事が分かる。 だが、歩道は一足先に"やられて"しまったようだ。…

  • 舞岡リサーチパークの何処にも繋がっていない謎の2車線道路(第3回)

    2017/10 実写、2019/07/30 公開 ※(第1回、第2回)の続きですので、以前の記事を読んでいない方は先にそちらを読んでください。 T字路を過ぎて振り返る。 舞岡リサーチパークの本体を貫く直線の下り坂が、まだ目と鼻の先に見える。 更に、ここで別の"所属企業(舞岡リサーチパークの)"の入口が、またしても現れた。 この事実は、少なくとも写真の地点まではこの道が頻繁に利用されている事実を示している。間違いなく、ここまでは現役なのだ。 至って普通な2車線道路にしか見えないが… しかし… 振り返ると、なんと今来た道の全幅を塞ぐガードレールが出現! 地図上で唐突に途切れている道路が、実際にプツ…

  • 舞岡リサーチパークの何処にも繋がっていない謎の2車線道路(第2回)

    2017/10 実写、2019/07/29 公開 ※(第1回)の続きですので、以前の記事を読んでいない方は先にそちらを読んでください。 ※前回の記事で300mとしていた行き止まり区間の延長ですが、実際は400m強でした。 さて、起点交差点を出発して行き止まり地点を目指すとしよう。 起点直後の様子 起点から約100mの間は、幹線道路然とした平坦な2車線道路だった。 オーバーハング式道路標識が設置されているだけでも、十分幹線道路風に見える しかし、奥に見えるカーブを曲がると状況は一変する。 道幅はそのままで唐突に現れたコンクリ舗装! 10%を超える猛烈な上り坂! そして、奥のカーブまで一直線! 何…

  • 舞岡リサーチパークの何処にも繋がっていない謎の2車線道路(第1回)

    2017/10 撮影、2019/07/27 公開 舞岡町は、横浜市戸塚区の東部に位置する細長い町である。 西に戸塚駅周辺地区、東に上永谷のニュータウンが立地しており双方がベッドタウンとして発達する中で、両地区に挟まれつつも開発の手が完全には及んでいない当地区は、横浜市の中でも豊かな自然を残す貴重な地域となっている。 地区内には幹線市道と県道22号、そして横浜市営地下鉄ブルーラインが通っているものの、主要な経由地という訳では決して無い。 特に、地下鉄の駅にも拘わらず自然に囲まれていることで有名(?)な舞岡駅周辺の主な店と言えば、JA横浜の農産物直売所と精肉店、そしていちご園が主に挙げられる程度に…

  • 神奈川県道603号バイパス 開通翌日の様子を実走レポ(詳細編3)

    県道603号バイパス新規開通区間の途中にある無名信号交差点を過ぎ、東へと進む場面である。 当編のスタートとなる無名交差点は標高80m程度。ここから700m程で標高50m強まで下り、850m先の終点では約55mに落ち着く。 高々30mの下りとは言え、想像以上にダイナミックな風景が、この後で待ち受ける事になる。 第3回 実走スタート 新東名の全貌が、見えて来た… よく見ると、奥の方に白い看板が見える。 当シリーズで紹介している区間は、今年度に一部開通する新東名高速道路・伊勢原大山ICへのアクセス道路として、一足早く開放された。 これは余談になるが、僅か10日前に開通した当区間が、やや致命的なミスが…

  • 鹿児島県長島町 国道389号 ベストショット

    鹿児島県長島町 国道389号 撮影機材:RX100M2 撮影日時:2019/5/3 13:00 非常にのどかな風景で、PCの壁紙向きの画像です。 この日、撮影場所では「夢追い長島花フェスタ」という祭りが開催されていました。 美しい光景が、一面に広がっていました。 長島、実はジャガイモの名産地として有名です。 3kg500円の袋を2つ買いました。 蒸かし芋が無料で頂けるのは凄い、、 蝶が大胆に再現されていたり、 花で彩られたミニオンズが居たりと、 初めて来ましたが、予想以上に素晴らしい場所でした。 神奈川からは遠いですが、九州に行ける機会があればまた行こうと思います。 【完】

  • 将来的に新東名のアクセス路として活躍する神奈川県道603号バイパスを、開通翌日に実走した様子(詳細編2)

    開通区間西端の石倉橋交差点から、県道603号バイパスを東へと進む場面である。 制限速度は、神奈川にしては思い切った印象のある法定速度(60km/h規制)。 車線数は往復4車線で、全線を通して歩道は片側のみ。両方とも、周辺の人家と歩行者の少なさから考えると悪くないだろう。 カーブの先の直線区間は、元々あった谷を埋め立てて造られている。 盛土の向こうが低くなっている事が分かる 埋め立てられる前の地形を考えれば、これは物凄いイリュージョンである。 何と言っても、この谷が、 別アングルのストリートビューより。2015/8撮影 工事が進み、 ほぼ同じ地点より。2018/9/28撮影 ここまで変化したのだ…

  • 青空に映える道路風景2選!【今週のお題】

    ここの所雨の日続きでしたが、ここ最近で晴れの日が出てきて、ようやく『梅雨明け』というワードを耳にしましたね。 昨年の今日は、そう、忘れもしない2018年7月23日。熊谷で日本の最高気温記録が塗り替えられたり、東京初の40℃超えなど昨シーズン一の猛暑日でした。 さて、今年もいよいよ本格的に始まる夏シーズン。明日から暫くの間は晴れ続きで、ここ横浜でも連日30度を超えるそうですが、昨年の今頃が猛暑だった事も含めて俄かには信じがたい今日この頃です。 さて、今週のお題が「空の写真」という事で、本日は青空に映える道路の写真を2つ厳選して紹介!両方とも車で簡単に行ける立地なので、もしかしたらデートスポットに…

  • 将来的に新東名のアクセス路として活躍する神奈川県道603号バイパスを、開通翌日に実走した様子(詳細編1-石倉橋交差点)

    今回(2019/7/16)開通した神奈川県道603号バイパスの西側区間(日向薬師入口交差点~石倉橋交差点間)。 当レポートでは、この開通区間を西側から順に紹介していく。 まずは、開通区間西端となる石倉橋交差点だ。 今回開通区間から、石倉橋交差点を望む 撮影当時、開通から24時間も経っていない出来立てホヤホヤの4車線道路。 その終端となる交差点には、左折・直進・右折レーンが各々確保されている。これは良心的と言えよう。 また、交差点の100m程手前に、青看が一つだけ新設された。 これが唯一の行先案内、見逃すリスクも 通常の十字路と異なり、直進車線が右側車線から分岐する関係上、工業団地方面へ直進する…

  • 日本一古いLED信号機は、徳島県警察本部の前にあった

    2019/04/29 撮影、07/21 公開 2019年現在、日本で最も新しい信号機は「低コスト灯器」と呼ばれる信号機など複数ある。これらは、盛んに生産され、また全国で数を増やしている最中のものだ。 また、日本で最も古い現役の信号機は、愛知県の『卯坂』交差点に設置されている、ゼブラ板付き角型灯器であるといわれている。 それでは、日本で一番古いLED信号機は何処にあるだろうか 実は、日本で一番古いLED信号機は徳島県警察本部の前に設置されているというのだ。 しかも、ちゃんと全国初のLED信号機である旨も書いてあるという。 全国初!平成6(1994)年10月21日に設置されたLED信号機 日本一古…

  • 神奈川県道140号 鶴見川右岸の"自転車道"にしか見えない2車線道路(本編)

    2車線道路とは思えぬ狭さ 中央線(センターライン)が消えた状態で東急東横線のガードを潜った140号は、そのままの状態で鶴見川の堤防上へ。 そして、堤防上で中央線が復活するのだが…、 車線幅と車幅の差に注目 正直に言わせて頂こう。 この道は、私たち通行者に全く余裕という概念を感じさせない。 手前の1.5車線道路に毛が生えた程度の幅で、立派な道路の証(?)である中央線を与えられたのだ。 手間の掛かる堤防拡張を行わなければ、右にも左にも拡幅できない堤防上という立地にあって、道は為す術なく冴えない2車線道路の立場に甘んじていた。 逆に、この程度の幅で無理やり2車線化しているため、自らに課せられた多大な…

  • 神奈川県道140号 鶴見川右岸の"自転車道"にしか見えない2車線道路(導入)

    2018/12/29 実写、2019/07/19 公開 神奈川県道・東京都道140号は、神奈川県川崎市を起点とし東京都町田市を終点とする全長25.2kmの県道である。 一部4車線道路や1.5車線道路、また普通の2車線道路の区間も存在するが、全長の大半は市街地郊外を走る窮屈な2車線道路であり、また交通量が多い。右折レーンが整備されておらず、渋滞する交差点もしばしば さて、今回紹介する区間は、路線の東側に当たる港北区内の鶴見川堤防上の区間である。 今回紹介する区間(赤線) この区間は幼少期から車に乗せられて何度も通ってきたが、その余りの狭さに驚嘆した記憶がある。 狭いといっても、ただ狭いのではない…

  • 3灯の角型灯器は、今、神奈川ではたった2箇所のみ残るレア信号機になっていた(後編)

    神奈川最後の角型灯器となる公算が高い光が丘歩道橋の信号機 歩道橋の架け替え工事により角型灯器の存続が危ぶまれる末吉橋交差点とは異なり、今後も暫くの間は元気な姿を見せてくれるであろう光が丘歩道橋(神奈川県大和市)の角型灯器。 こちらも京三製作所製。末吉橋の歩道橋に設置されている角型灯器と同じ物だ。 交差点を南側から望む さっきから光が丘歩道橋と連呼しているのは、この交差点に交差点名が表示された地名板が一切存在しないため、交差点の本来の名称が不明だからである。 周囲の地名(大和市深見、深見台、大和南)からは想像できない歩道橋名 まさか、無名交差点? 国道467号(藤沢街道)と県道40号(厚木街道)…

  • お詫びのお知らせ

    【お詫び】 予約投稿の時間を間違えてしまい、記事が完成しないまま公開されてしまいましたことをお詫び致します。 ※本記事は、『3灯の角型灯器は、今、神奈川ではたった2箇所のみ残るレア信号機になっていた(後編)』の未成記事の改変版となります。 ※また、本記事は、本日分の記事を公開した後に削除する予定です。悪しからず。

  • 将来的には新東名のアクセス路にもなる神奈川県道603号バイパスを、開通翌日に実走した様子(概要編)

    2019/07/17 実写、07/17 公開 2019/07/16 15:00 神奈川県道603号バイパス 「日向薬師入口」交差点~「石倉橋」交差点間約1.2kmが4車線道路として開通した。 昨日開通した区間 今回開通した区間は上図の赤線部のみ。ピンク色の区間は、未だに完成には程遠い状態だ。 2020年開通予定である新東名 伊勢原大山ICのアクセス路としての性格が強い当区間。当然、新東名との同時開通が望まれていた。 しかし、当区間の建設が進む一方で肝心の新東名の建設は遅延してしまう。結果、先にアクセス路だけが開通する流れとなったのだ。 厚木秦野道路の事も忘れないであげて… 開通当時は天候の関係…

  • 3灯の角型灯器は、今、神奈川ではたった2箇所のみ残るレア信号機になっていた(前編)

    今回は、神奈川県に残る古い信号機、とりわけ角型灯器に関して話をしたい。 神奈川にも、古い信号機はまだまだ公道上に残っているのだ。 そう言われると、「当たり前だ」という人と、「意外だ」と思われる方が混在すると思う。 しかし、以下の写真を見て欲しい。 ここ1年の間で、これらの信号機を見た事のある人はどれほど居るだろうか? 近年では殆ど見かけない、角ばった古い信号機 恐らくは見る機会が無いか、或いは他の(ありふれた)灯器と比べて必然的に見掛ける頻度が少なくなる筈だ。 写真のような、角ばった形の古灯器を、そのまま「角型灯器」 と呼ぶ。 これらの信号機は昭和40年代後半~50年代前半に製造されたもので、…

  • 東大和市にある、日本一急な「37%」の急勾配標識のある坂へ行ってみた

    2017/05/28 実写、2019/07/15 公開 皆さんは、東京都に、日本一急な『急勾配標識』が設置された坂が存在するのをご存じだろうか。 所在は、東京都と埼玉県の県境や多摩湖に程近い、東京都東大和市内の住宅地である。 www.google.co.jp その標識に書かれた勾配は、何と37%に達している。 坂の多い神戸市の某所にある2位の34%を抑えて、堂々と1位の座に君臨するのだから驚きだ。因みに、かの有名なR308暗峠の最大勾配も37%であるが標識は無い 37%の勾配とは、如何なるものなのか。 日本一の急勾配標識が、頑張れば自宅から自転車で行ける距離にある。 その坂が気になって仕方なく…

  • 相模原市緑区葉山島の行き止まり高側道(最終回)

    2019/06/30 実写、07/14 公開 ※(第1回~第8回)の続きですので、以前の記事を読んでいない方は先にそちらを読んでください。 第8回の最後の地点から車デポ地点である転回広場まで戻り、そこから伸びる2本の階段を調査する。 これまでに探索した側道と、今回探索する2本の階段の位置関係は以下の様な感じだ。 左上の紫線と赤茶色の線 まずは、車デポ地点から北方向に伸びる階段(赤茶色)から。 圏央道と側道の間を行く、下りの階段である。 階段の入口に立つ。一見、雑草が無く綺麗に見える。 が…、 少し下るとこの有様。それでも、一連の階段の中では最初に取り上げた階段に次いで綺麗であろう。それもその筈…

  • 三浦半島中央道路を勝手に延伸させて、鎌倉の渋滞を回避してしまうウルトラCを思い付いた

    「鎌倉の一般道は、とても自家用車で走れたものではない。」 これは、神奈川県民であり、三浦半島へ行く度に鎌倉を迂回している私が持つ鎌倉の道路への感想である。 藤沢・西湘と三浦半島を結ぶ国道134号や、大船から鎌倉中心地に至る県道21号、朝比奈峠を通る県道203号は全て片側1車線で、渋滞が頻発している。 これ以外にも、鎌倉中心部から外へ伸びる2車線道路もあるにはあるのだが、どれも渋滞していたり、繋がっている方向が微妙だったりして、いまいち使いづらい。 鎌倉は、3方を山に囲まれた地形。自動車が通れる広さの切通しは少なく、中心市街地に広い道路は多くない。市街地内の移動も市外への移動も容易ではない。しか…

  • アフリカのウガンダという国に"日本の"信号機が設置されている件

    ウガンダは、東アフリカに位置する一小国であり、日本からおよそ11,000km離れている。人口は約3500万人で日本の3割、陸地面積は約19.7万㎢で、日本の5割だ。 また、車は左側通行で、日本と同じである。イギリス植民地時代の影響が残っている ウガンダの位置 日本と余りに離れすぎているため、一見、日本とは無縁の様に思えなくもない。 しかし、この国の首都であるカンパラという都市には、当記事のタイトルにも書いた通り、とある特徴がある。そう、 "日本の信号機が設置されている"のだ。 早速だが、次の画像を見てもらおう。 ここは日本?いや、違う 日本の信号機の下にカオスな光景が。 ここがアフリカの都市だ…

  • 相模原市緑区葉山島の行き止まり高側道(第8回)

    2019/06/30 実写、07/10 公開 ※(第1回~第7回)の続きですので、以前の記事を読んでいない方は先にそちらを読んでください。 "謎の上り坂"の正体とは…!? 上り坂の先には… 見覚えのある風景、そう… あの分岐 ここは、先程下った階段(第5回、第6回参照)の入口に他ならなかった。 即ち、この謎の上り坂は、階段を下る直前まで辿っていた高側道そのものである。 ここで、今一度側道と階段との位置関係を整理しよう。 側道に突き付けられた余りに悲しい現実 "謎の側道"の全容は、こうなっていた 謎の側道は、 ①コンクリ舗装が始まってから急カーブと急勾配を連続させ、 ②圏央道を潜って暫く進み、 …

  • 相模原市緑区葉山島の行き止まり高側道(第7回)

    2019/06/30 実写、07/09 公開 ※(第1回~第6回)の続きですので、以前の記事を読んでいない方は先にそちらを読んでください。 急な階段を下ると、車止めの先に上り坂が続いていた。 今目の前に現れた道が何処へ続いているのか、実際にこの道を辿って確かめたいと思う。下り階段の後に上り坂しか無いのは不自然だ 手前側に車道は存在しない 実は、この坂も圏央道を潜る高側道に負けず劣らず急勾配である。 写真では分かり辛いが、20%は余裕で超えていそう だが、外見が妙に近代的であるにも拘わらず路面が非常に散らかっており、所々に草まで生えている。生きた道として管理されている雰囲気がまるで感じ取れないの…

  • 相模原市緑区葉山島の行き止まり高側道(第6回)

    2019/06/30 実写、07/08 公開 ※(第1回~第5回)の続きですので、以前の記事を読んでいない方は先にそちらを読んでください。 ここで、一度位置関係を整理しよう。 これまで探索した側道と階段との位置関係 今回は、この先が見えない階段(上図の緑線)を行く。 大袈裟ではなく、本当に先の様子が分からない。何事もなく下れるのか、藪に埋もれるのか。 しかし、方角的にはほぼ真東に向かっていると思われる。恐らく、階段を下りきった先は、先程の階段を上った先と同じように獣道へ接続し、その後下界へ下っているのだろう。 今回も、階段が途切れるまで進んでみる事にした。 いきなり、急である。途中で勾配が変わ…

  • 相模原市緑区葉山島の行き止まり高側道(第5回)

    2019/06/30 実写、07/07 公開 ※(第1回、第2回、第3回、第4回)の続きですので、以前の記事を読んでいない方は先にそちらを読んでください。 圏央道を潜り、再び右に折れた後、今度は上りの急坂を駆け上がる。以上前回のお話。 前回の最後に出て来た急坂 坂を上った、その先は、一体どうなっているのか…もしや、行き止まり…? その先に待っていたのは、圏央道と同じレベル(高さ)に続く側道だった。 一応、広場の手前と同じアスファルト舗装が復活している。しかし、明らかに先の様子がおかしい気がする。 ん?写真の左に車止めが見えるような… アスファルト舗装に変わる地点で左後ろを見ると、まだ新しそうな…

  • 相模原市緑区葉山島の行き止まり高側道(第4回)

    2019/06/30 実写、07/06 公開 ※(第1回、第2回、第3回)の続きですので、以前の記事を読んでいない方は先にそちらを読んでください。 ここで終わりのはずだったのに… 広場の先には、地図にないコンクリ舗装の下り坂が! 方角的には、これまでの側道を踏襲している。北向きだ。 しかし、初っ端からかなり急である。勾配30%はあろうかという激坂だ。 先程までと比べ、見るからに急ごしらえで簡易的な設計で建設された様に見える。 見た目は車道だが、これは一般的な車道としての役割を殆ど想定されていないのではないか。 高速の関連施設であるから、最初からこの規格で設計されている筈。即ち、最初から利用者数…

  • 神奈川県道603号バイパスが今月16日開通との事で、工事中当時の写真をば

    2019/03/14 実写、07/05 公開 国家規模の道路建設事業が行われるとき、周辺の道路整備も一緒にやってしまおうというのは良くある話。 新東名伊勢原北IC周辺では、神奈川県道603号バイパス建設が新東名建設と同時並行で進められている。 その全容は、概ね以下の通りだ。 (新東名)伊勢原北ICの周辺地図 曲がりくねった県道603号の現経路を短絡するべく作られた、直線的な4車線のバイパス。本当はもっと壮大な道路計画の一部なのだけれど、ここでは割愛させていただく 果たして自分が生きているうちに出来るか…と思っていたら、新東名の建設と共に意外と早く進捗したのである。 そして、数日前に以下のリリー…

  • 相模原市緑区葉山島の行き止まり高側道(第3回)

    2019/06/30 実写、07/04 公開 ※(第1回、第2回)の続きですので、以前の記事を読んでいない方は先にそちらを読んでください。 第1回で登場したT字路に戻ってきた。 今度は、T字路を右に向かうことにしたい。 方向的には、圏央道と完全に並走する形だ。 Google マップ上では、右の道もT字路から700m程度で途切れる様子。 引き返すのは容易でないかも知れないが、今回はこの側道を極めるつもりである。 行き止まりまで行ってみなければ意味が無い。 よって、進むことにした。 こちらも出だしは好調である。だが油断禁物 右の道を進んでいくと、道の左側に何やら謎の広い敷地が…。 この敷地は何だろ…

  • 相模原市緑区葉山島の行き止まり高側道(第2回)

    2019/06/30 実写、07/03 公開 ※(第1回)の続きですので、第1回を読んでいない方は先にそちらを読んでください。 今のところは、特に怪しそうな様子はない。 まずは、奥のカーブミラーの辺りまで進むことにしよう。そうすれば、何か見えてくるかも知れない。改めて言うが、今のところは、特に怪しそうな様子はない。 少し道路脇の植生が多いのは気になるが。 幅を変えぬまま途中から上り坂に転じ、カーブを交えながら進むこと約300m。 私は、難なく黄丸の地点に辿り着いた。 右岸道路からは、約500mの地点であった。 黄丸の地点で振り返る ここで側道は右へ進路を変え、圏央道から少し離れるものの道幅を変…

  • 相模原市緑区葉山島の行き止まり高側道(第1回)

    2019/06/30 実写、07/02公開 相模川右岸道路(以下、右岸道路とする)は信号が少なく、非常に良く流れるため城山方面へ行くのに良く利用するが、右岸道路に接続する道路は(幹線道路を除いて)ほぼ通り抜け不可なので、右岸道路を外れて近隣の道路を探検する機会は少ない。 そこで、普段は見捨てられる事の多い周辺道路へ、今回は敢えて焦点を合わせてみる事にしたい。 神奈川県道54号との交点(高田橋)から右岸道路を700m程北上すると、左に行先不明な少し広い道が現れる。 (Googleストリートビューより拝借) ここを左に曲がる。方向的には圏央道に向かっている。と言うか、以前は圏央道の工事用道路として…

  • 初めてはてなブログに記事を書いてみた

    12月にYahoo!ブログが閉鎖されますが、移行先はどのブログを選びましたか? 私は、はてなブログはアカデミックな記事が多く、しっかりしているとの記事を見つけ、新しくブログを作るならここにが良いのかなと思った次第であります。 7月に移転ツールが公開された後、当ブログに移転予定です。 今後とも変わらぬ御愛顧を賜りますようお願いいたします。 初めて見出しを使ってみるテスト さて、私は幼い頃から道路好き…もとい道路愛好家です(笑) 道路Dayで講演をさせて頂く機会があり、その際にのがなあつし(https://www.roadjapan.info/)様から頂いた称号です。 まだまだ知識は浅はかですが、…

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