ドル円はとうとう一線を越えてしまいました。 155円というのは34年ぶりだそうです。遠い記憶の彼方か未体験ゾーン。 155円というのは今は円安ですが、当時は円高だったのです。 あの頃、日本製品の国際競争力は強くアメリカを中心に貿易不均衡が問題視されていました。 日本製が輸出...
ドル円はとうとう一線を越えてしまいました。 155円というのは34年ぶりだそうです。遠い記憶の彼方か未体験ゾーン。 155円というのは今は円安ですが、当時は円高だったのです。 あの頃、日本製品の国際競争力は強くアメリカを中心に貿易不均衡が問題視されていました。 日本製が輸出...
昨夜の欧米はいずれもPMI(購買マネジャー景況指数)の発表がありました。 欧州は概ね事前予想より良く、特にサービス業は好調。 米国は事前予想を製造業、サービス業共に下回り、景況悪化の兆しと見えなくもない。おかげで米国長期金利は下落。株価を後押ししました。 欧州は景況底堅いの...
私の投資スタンスは米国株インデックス中心。サテライトとして全世界株インデックス(除く日本株)、お楽しみギャンブル枠でレバナスというものでした。 日本株を排除したのは、給与、将来の年金など収入は全て円建てで、しかも日本企業、日本株市場、日本経済の実力や将来性に大きな疑問符が付...
いよいよ早期退職の時期が近づいてきました。 早期退職と言っても大した事ありません。一般の方より数年早いだけ。 それでも余裕を持って早期退職可能なのは、二十年以上にわたり会社の確定拠出年金で先進国株、先進国債券のインデックス積立、ここ数年はNISA、特定口座等で米国株インデッ...
米国株また下がりました。 今週はイスラエル/イランの軍事衝突に加えて、これまで相場を牽引した半導体関連株を暗雲が覆い、きつい下げとなった。 それでも暴落とは程遠い。 米国経済は堅調過ぎて、利下げが遠退き利上げ懸念が台頭するレベル。これまでずっと心配のタネだったリセッションと...
今週も米国株不調ですね。景気が良すぎてインフレが押さえられなくて、金利が下がらないから株価が下がっているだけ。 ある意味、贅沢な話しです。 本来なら買い時なのに極端な円安なので、難しいところ。 それでも積立投資は継続する事に価値が有るのです。極端な円安と書きましたが、何年か...
毎度で恐縮です。円安が全く終わる気配すら有りません。今週はG20財務相会議もあるので、そこで何らかアクションがあれば少しは円高反転が期待出来そうですけれど。 可能性は低くそうだ。。 これから日本の取り得る経済対策は大きく分けて2つしか無いと考えています。 その内、私が個人的...
円安が本当に止まりません。日本政府のトーンも注視ばかりで介入には遠いことを悟らせます。 昨日も書かせていただきましたが、今は円安というよりドル高。日本が単独で少々ドル売り円買いオペやったところで焼石に水。 アメリカの本格利下げと日本の着実な利上げまで、この円安は終わりそうに...
中東で嫌な展開になってきました。第5次中東戦争とか止めて欲しい。イランもイスラエルもそこまで愚かとは思いませんが、どちらも極右が差配しているので安心出来ない。 中東危機で原油価格が上がると大打撃なのは日本など輸入国。アメリカはシェールオイルがあり相対的に有利。 ドル高続きそ...
昨日は所要があり、休日の繁華街へ。 相変わらずインバウンド観光客で賑わってはいましたが、土曜なので日本人も多く、デパートや商店街は大混雑。 そこだけ見ていれば景気は好調と思わざるを得ません。デパ地下でも高級食材が飛ぶように売れてました。 けれどこれが全てではない。夕方遅く7...
昨年は米国生産者物価指数(PPI)の発表がありました。 総合 前月比+0.2%(前月+0.6%:予想+0.3%) 前年比+2.1%(前月+1.6%:予想+2.2%) コア 前月比+0.2%(前月+0.3%:予想+0.2%) 前年比+2.4%(前月+2.1%:予想+2.3%)...
最悪の事態になってしまった。ちょっと大袈裟かな。 前月の米国消費者物価指数(CPI)が発表され、コア、総合全てで事前予想を上回ってしまいました。 エネルギー価格上昇は仕方ないとしても、住居費及びサービス価格の上昇は全く収まっていません。 年初の1、2月インフレが再燃していた...
新NISA効果で、主要インデックス投資信託の純資産総額が急増しています。 eMAXIS Slim シリーズは中でも際立っています。 特定口座ながら私がメインで毎日積立投資を5年近く継続している、米国株S&P500は先日4兆円を超えました。僅か1年前は2兆円が倍増。 オルカン...
昨日は遅くまで会食でした。久しぶりだった事もあり、疲れていつも以上に頭が働いてくれません。 なので徒然なるままに、取り留めも無いお話し。何も古典を語るわけではありません。 最近はゴールドが爆上げしています。2000ドルを割ったら買おうと思っていたら、遥かに上昇してしまった。...
私の新NISA設定は全て年始に完了し運用継続中です。 (内訳) 積立投資枠 ·つみたてeMAXIS8資産均等 10万円/月 成長投資枠 ·つみたてeMAXIS 8資産均等 120万円年初一括 ·つみたてeMAXIS 全世界株式 120万円年初一括 つみたてeMAXISシリー...
FIREに向けて着実に有給休暇消化中。暇だろうと思われるでしょうが、多忙を極めています。(笑) むしろ人生でベストテンに入りそうな忙しさ。 今までいかに仕事を理由に他の事を怠っていたか痛感しています。 中でも最も大変なのが家のリフォーム。 と言っても、やっと内容が決まって見...
日本時間では昨晩、米国の雇用統計が発表されました。 前月までは、雇用悪化とまでは言えませんが、徐々に労働市場が落ち着く様にも見えていました。 しかし今月は、事前予想を大幅に上回る被雇用者増。 一目瞭然ですね。 年初以来、雇用は右肩上がりに拡大しているのです。 時給も少し上が...
今朝の米国株は小動きで終わってひと安心。 いつも当てにならないADP 雇用統計は予想以上に堅調な結果でしたが、週末の本チャン雇用統計を占うものではなく、全く逆の結果も多いので安心出来ません。 ISM 非製造業指数の方は、事前予想より悪い結果。それでも基準の50を上回る51強...
昨日のJOLTS求人件数は事前予想を若干下回って、労働市場の軟化は継続しているものの、依然として堅調なことが示されました。 今週は雇用統計、ISM非製造業指数の発表が残っています。いずれも強気の結果が予想され、利下げが一層遠退く懸念があります。 加えて原油価格もじわじわ上昇...
今日はなんと言ってもこれ。 ISM 製造業指数が、基準の50ポイントを16か月振りに上回りました。 上のグラフで判るように、去年の後半底を打って、回復基調にさえ見えます。 今週後半に発表される非製造業の方は元々強く、大きな低下は見られません。今回も上昇している可能性は高い。...
今朝は銀行の決算発表ショックの影響が株式市場にも波及したようです。 ファーストリパブリックバンク。略せばFRBとなって、FEDと紛らわしい。 もう落ち着いたと思えば、3月の資金流出が想像以上だったというのが明るみに出た様です。決算まで隠しとったんかい。 米国財務省もFRBも...
来年から新NISAがスタートします。通常は利益や配当にかかる金融所得税の20%が無税。さらに投資(入金)額はMAX1800万円で恒久制度ということで、最大限活用しない手はありません。 私としては、特定口座を一部利確してでも、最短の5年で1800万円の枠を埋める計画です。 そ...
先週は概ね静かだった米国株。今週は激動に見舞われるかもしれません。(ちょっと言い過ぎ?) 第一には今週はS&P500やNASDAQ100で非常に大きなウェートを占めるハイテク大手の第一四半期決算とガイダンス。 マイクロソフト、アルファベット(A)&(C)、メタ、 アマゾン。...
先日、中学時代の知人に会って昔のことを思い出した。 今となってはどうでもいいような些細なことばかりだけど、やっぱり懐かしい。 全校合唱コンクールがあったな。 放課後居残り練習は嫌だったけど、女子の歌声がとても心に響いた。 女の子に興味津々の年頃だからといって性的なことではな...
日本時間の昨晩、米国PMIが発表されました。 PMIは企業の購買マネージャーに、今の状況はどうですか、景気良いですか、悪いですか、と毎月決まったルールで調査して、それを集計指数化して発表するもの。 日本で街角景気調査というのがありますが、性質は異なるものの、より客観性、一貫...
数年前と比べても一般の国民が外国株インデックス投資などに投資する環境は大きく改善されています。 代表的なものは ◎ネットで手数料格安の投資信託が充実した(eMAXIS Slim シリーズなど) ◎つみたてNISA、iDECOなど少額投資で免税メニューが創設された そして、来...
日本時間で今朝の米国株も目立って大きな動きはありませんでした。来週のハイテク大手の決算とPCEデフレーター発表までは凪でしょうか。 ところで、米国株S&P500の水準的には一昨年末から昨年初めあたりの最高値からは、相当下がったところに居るのはご存じの通り。 それとは異なり、...
FOMCを2週間後に控え、市場は0.25ポイントを折り込み済み。 決算が本格化して個別株の上下はありますが、全体に大きな影響を与えるほどでもない。 今週の米国株は良く言えば静か、悪く言えば膠着状態ということになりそうです。 それでもVIXなんかは知らぬ間に16まで下がってい...
言わずと知れた投資の神様、ウォーレン・バフェットさんが日本株に投資拡大するということで話題になっていますね。 といってもTOPIXなどの日本株インデックスではなく、個別株。それも商社という多分に国際的な銘柄に限られているので、バフェットさんが日本経済全体を評価したとは思えま...
日本は土曜の朝、今週の米国株取引も終わりました。最後に上げて締めるというのは叶わなかったものの、概ね順調だったのではないでしょうか。 昨夜の小売売上は予想より悪いとか、ミシガン消費者信頼感指数はどうとか、あまり詳しく見てなくて恐縮です。何か相場に大きな影響を与えるものは無か...
注目のPPIが昨夜発表され、事前予想を大きく上回る低さでした。PPIはCPIの先行指標的な傾向があるので、インフレは着実に収まりつつあるということでしょう。 ただし、慎重な見方をすると: ・目標とするインフレ率2%には程遠い ・コアPPIがPPI総合を上回る水準。コアCPI...
注目の3月CPI。 総合は良かった、事前予想を下回るインフレ率です。消費者の懐に直接響くのは総合の方ですから、特に中低所得者の方々には歓迎だと思います。インフレで一番割を食うのはこういった非お金持ちの人.。 FRBのミッションの一つは、金融政策を通じて過度なインフレやデフレ...
つい最近、1か月も経っていないでしょうか。eMAXIS Slim全世界株式など主要投資信託の報酬率が値下げされました。これは、たわらノーロードに対抗したものでした。さらに前には、eMAXIS Slimシリーズの旗艦、エースの米国株(S&P500)が値下げされたばかり。 来年...
植田日銀がスタートしました。 と言っても、全て単独で独裁者のごとく支配するわけでもありません。FOMCと同様に政策決定委員会でのメンバー投票により、日銀の政策が決まるわけです。 それよりなにより、日銀の独立性などと言われますけれど、全くの表向きの話で、政府や財務省の意向を無...
来年より新NISAがスタートします。以前のブログでも概要等ご紹介しています。 新NISAを始めるには誰もが新NISA口座を開設しなければなりません。 1.これまでNISA、つみたてNISAをしていない方 お好きな金融機関を選んで新たに新NISA口座を開設することになります。...
松本大さん。開成、東大、ゴールドマンサックス等を経てマネックス証券を創業、今もマネックスグループを率いる日本を代表する実業家です。 彼が母校の開成で講演したとき、ある学生から「投資に興味があるので何に投資すれば良いか?」という質問に答えた内容がとても良かったので、ご紹介した...
注目の3月雇用統計が発表されました。ほぼ予想通りの結果に。 ADP雇用統計、ISM製造業・非製造業、JOLTS求人件数など、景気後退や雇用の悪化を示す内容が続き、インフレ退治には明るいニュースにもかかわらず、株式市場は、 Bad news is bad news. といった...
会議に商談、果ては接待となれば、ずっと気を使いっぱなしで疲れます。 誰でもそうでしょう。 結構飲んでいるのに、接待酒は酔えない。気が立ってしまってベッドにすぐ入る気がしない。 よくあります。そのような経験される方多いのではないでしょうか。 そんなときは一人で飲みなおし、直会...
先日のISM製造業に続き、非製造業の結果も市場予想を下回りました。 ISM非製造業景気指数(3月) 総合 51.2(55.1)予想54.4 あまりあてにはならないけれど、ADP雇用統計も予想を大きく下回りました。 週末の公式な雇用統計次第ではありますが、直近の経済指標を...