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森とまちをつなぐ「半農半X」日記 https://blog.goo.ne.jp/takebei6491

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

武兵衛
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2019/06/10

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  • 「秋桜」を広めたのは…

    近隣の畑の周辺ではコスモスの花の見事な群落が秋を告げる。わが庭の内縁に撒いた種からコスモスの花が咲いてきたものの、間隔が空き過ぎてパッとしない。しかも、倒れているものも少なくない。そうは言っても、荒野状態だったところに秋の桜が咲き始めたのは前進だと思いたい。さだまさしが作詞作曲した「秋桜」のメロディーが心を揺さぶる。コスモスを「秋桜」と読むのを広めたのは、さだまさしと山口百恵のおかげかも知れない。それほどに、桜色が中心の花の色だからでもある。もともと、コスモスはメキシコの2000mほどの高山地帯に自生する植物だった。それをスペイン帝国が自国の植物園に持ち帰って、「コスモス」と命名したのだ。ギリシャ語では「調和」とか「秩序」とかの意味があるらしい。植民地支配しながら「調和」という言葉を使うなんてけしからんと今にし...「秋桜」を広めたのは…

  • まもなくデビューですよ

    バタフライガーデンの中央の一列に「フジバカマ」を植えている。まもなくデビューですよ

  • 忘れっぽいのはこれのせい!?

    今年の栗はついにピークを過ぎた。イノシシさえも食べに来ない状況だった。同時にいつも収穫するのは裏の畑の隅にある「ミョウガ」だ。栗に追われついおろそかになる。そのため、いつも収穫が遅れパンパンの蕾を逃がしてしまう。したがって、花が咲く前の収穫はいつもできないでいる。それでもなんとか、硬めの蕾を探しながら藪のなかに突入する。夏のミョウガ畑もあるが、収穫量といい、味の深みといい、秋のミョウガにはかなわない。放任状態ながらバケツ一杯の収穫は軽く越える。最近はさすがにジャングル状態なので収穫量は落ちてきている。栄養的には、カリウム・葉酸・マグネシウム・マンガンとほかの野菜ではとれないような希少種でもある。なにしろ、「魏志倭人伝」に登場するくらいのむかしからの食材なのだ。と言っても、そこには倭人はあまり食用としていないと書...忘れっぽいのはこれのせい!?

  • 私の愛は増すばかり!?

    畑の隅にあった「ナンテン」(メギ科)の実をポットに植えてみたら、30本ほど育ってくれた。意外に丈夫ではあったが成長はゆっくりだ。いよいよそれを地植えすることにした。まだ高さは30cm足らずだが日当たりがいい所に植えることにする。挿し穂で育てればもっと早く成長したかもしれないが、実生で育てることに手ごたえがある。とりあえず、二十数本を植え付ける。病気も少なく放任しててもそこそこ育ってくれるところがありがたい。花は小さな白色の目立たない感じだが秋の深まりに赤い実が見事で正月飾りにもしばしばお世話になった。花言葉は、「私の愛は増すばかり」という。つまり、白い花から赤い実へとゆっくり移ろう過程を表現したらしい。ただし、全草が有毒なので注意が必要だ。愛にも毒が秘められているということか。これからナンテンの紅葉に期待した...私の愛は増すばかり!?

  • それはサルビアだった

    道の駅で買ってきた名前のわからない苗に花が咲いた。ハーブのようでもあったが匂いがない。しばらく放任していたので雑草を抜くのに時間がかかる。しかも、背丈が1.5m以上もあってなかには蛇行しているのもあった。環境や土壌の状況が良好とはいえないなか、花を咲かすとはなかなか生命力があるのがわかる。いろいろ調べたら、「サルビア・アズレア」(シソ科)という名前だった。アズレアとは空色という意味でまさにスカイブルーの色合いだった。別名も「スカイブルーセージ」だった。原産は北米・中央アメリカ。標高が高い所で生育するそうで、乾燥や寒さには強いようだ。ほんとうは、夏に剪定・摘心しておけば背も手ごろで花数も多くなるという。これをやらなかったのでずいぶんと蛇行の茎ができていたのだ。きょうは小雨のなか、周りに支柱を立てて倒伏を直し修正・...それはサルビアだった

  • 西洋中心主義をただす

    市井に生きるダビンチさんから渡されたイラスト版『東洋思想』(R・オズボーン、現代書館、1997.1)を読む。イラストも文章もイギリス人らしいが、外国人が東洋をどう見ているかが興味があった。インド哲学と中国哲学が折半するような構成となっていた。「東洋思想の中心にあるのは、煩悩・自己・覚者・永遠の生命という4つのテーマ」だという。つまり、自己の内面を見つめることで、思想と宗教とが混然とされている。いっぽう、西洋はその東洋を誤解し支配の対象としてきたと分析し、思想と宗教とを分けて考える特徴があるという。入門書らしく初心者にわかりやすく東西の考え方の違いを描いていく。西洋中心主義をただす

  • 敬老の日を栗尽くしで

    先日、敬老の日にちなんで和宮様のご令嬢から贈りものが届いた。箱には「いつまでもお元気で」とのラベルがあった。和宮様へ贈られた食べ物は念のため毒味を仰せつかっているので、さっそく箱を開けてみる。すると、蕎麦のようなものが箱にぎっしり入っていた。しかし、匂いが甘い香りがしていたので、これはお菓子だと確認する。どうやらそれは、和宮様の好きな箱ごとモンブランではないかと推測した。さっそくその一部を口のなかに少しづつ入れ込んでいくとほのかな栗の味が伝わってきた。年寄りに控えめな味の配慮だった。なにかと和宮様の健康と暮らしを配慮するご令嬢様の思慮がここにある。和宮様も大いに賞味したのは言うまでもない。そのためあっという間に、箱にあった栗ケーキの残りは三分の一になってしまった。たまたま、栗の最盛期も迎えていたので、裏山で獲れ...敬老の日を栗尽くしで

  • 「角翅髭長牙蛾」だって!!

    夜、パソコンでブログを四苦八苦しながらやっていると、昆虫のなかにもパソコンに興味を持つ輩がいるらしい。「角翅髭長牙蛾」だって!!

  • なんと「畑に殿が」

    和宮様が笑顔で「畑に殿が有らせられたぞよ」と言うので、いつものようにあわてて殿様を出迎えに行く。しかしその殿の姿が見えない。もう少し奥の畑へ行っていると、なんと「トノサマガエル」がのんびり歩いていたではないか。和宮様の笑顔の理由がわかった。殿さまにしては小さい。かわいいと言ってもいいくらいだ。10cmも無い大きさだった。中央の縦縞の稜線がかっこいい。敵が来ても悠然として体を大きく見せて闘う姿が殿さまのような威厳に見えたので、殿様の名前がついたと言われている。オスの中央の縦縞は緑、メスの縦縞は白っぽいから、出会ったカエルはメスのようだ。つまり、お姫様だったというわけだ。最近は農薬の使用でトノサマガエルが少なくなってきたので、静岡県では2019年に準絶滅危惧種に指定している。その意味では無農薬を貫徹しているわが畑は...なんと「畑に殿が」

  • なんと「畑に殿が」

    和宮様が笑顔で「畑に殿が有らせられたぞよ」と言うので、いつものようにあわてて出迎えに行く。しかしその殿の姿が見えない。もう少し奥の畑へ行っていると、なんと「トノサマガエル」がのんびり歩いていた。和宮様の笑顔の理由がわかった。殿さまにしては小さい。かわいいと言ってもいいくらいだ。10cmも無い大きさだった。中央の縦縞の稜線がかっこいい。敵が来ても悠然として体を大きく見せて闘う姿が殿さまのような威厳に見えたので、殿様の名前がついたと言われている。オスの中央の縦縞は緑、メスの縦縞は白っぽいから、出会ったカエルはメスのようだ。つまり、お姫様だったというわけだ。最近は農薬の使用でトノサマガエルが少なくなってきたので、静岡県では2019年に準絶滅危惧種に指定している。その意味では無農薬を貫徹しているわが畑は殿の防衛ラインを...なんと「畑に殿が」

  • なるほど現代は「アメリカニズムの終焉」が進行している

    自民党の総裁選挙で4候補が争っている。誰がなるにしても中枢にいる爺ちゃんたちの旧態依然とした壁は大きい。これからの日本の羅針盤を描くのは不得意だが目先の利害には敏感に反応する。そんなときだからこそ、気鋭の学者の佐伯啓思(ケイシ)の本を読みたくなった。『<アメリカニズム>の終焉』(TBSブリタニカ、1993.4)は、期待通りの傑作だった。本書は約30年前に執筆されたものだが、著者が描いたその後の世界はその通り進行しているのがすごい。歴史的な1991年は、ソ連の崩壊と湾岸戦争があげられるが、そのポスト冷戦は憲兵たるアメリカの後退や民族・地域間抗争の深化がいまだ進行し現代にいたる。アメリカのアフガン撤退がベトナム戦争撤退と軌を一にする。いまの世界の混迷は、著者に言わせれば、「近代の歴史を導いてきた観念がゆきづまったと...なるほど現代は「アメリカニズムの終焉」が進行している

  • 初めてはっきり見たマムシ

    昨日の夕方、台風による雨で裏山の栗がたくさん落ちていた。鼻歌を歌いながら栗を拾っていたら栗の樹の根元に小さなマムシを発見。今週中は栗拾いを毎日やるので座視できないと、草刈機で退治することにした。形も模様も見事な芸術品だ。マムシの首根っこを狙って草刈機を横に払う。しかし、切れたはずの胴体は見つからない。周りを見ても蛇らしき痕跡は消えた。瞬間移動なのだろうか。さすが猛毒の持ち主だ。そういえば数日前、きのこの師匠が捕まえていたアオダイショウに足を咬まれたそうだ。どうもその怨念のオーラがこの過疎の地に瞬間移動したのかもしれない。十数年前この地へ来て、マムシをハッキリ見たのは今回が初めてだった。アオダイショウの幼蛇(ヨウダ)もこの模様に近い。きょうは深い長靴を履いて裏山に行く。やはり、マムシの形跡はなかった。とにかくこ...初めてはっきり見たマムシ

  • 迷走台風14号は

    台風14号は中国や朝鮮に抜けそうだったのに、直角に曲がって勢力を強めて日本列島を襲い始めた。風も強いというので、昨日あわてて台所の窓にベニヤを打ちつける。ベニヤを打ちつける前にツタ植物が繁茂していたのでそれを駆除するのに時間を食う。しかし、午前中の雨も止み温帯低気圧になったとのことで午後には雨もほぼ止んでいった。そのため、夕方にはベニヤを外すことになる。強風でなくてホッとする。なにしろ、割れたガラス窓はガムテープで止めてあるだけだし。ところが、突然停電があった。場所は近くの限定した地区だったらしい。原因はわからないが山里なのできっと倒木で電線をひっかけたのに違いない。とりあえず、身近にあった懐中電灯やローソクで灯りを確保する。1時間半ほど経っただろうかまもなく復旧したので、あらためて電気のありがたさを実感する。...迷走台風14号は

  • 迷走台風14号は

    台風14号は中国や朝鮮に抜けそうだったのに、直角に曲がって勢力を強めて日本列島を襲い始めた。風も強いというので、昨日あわてて台所の窓にベニヤを打ちつける。ベニヤを打ちつける前にツタ植物が繁茂していたのでそれを駆除するのに時間を食う。しかし、午前中の雨も止み熱帯低気圧になったとのことで午後には雨もだんだん止んでいった。そのため、夕方にはベニヤを外すことになる。強風でなくてホッとする。ところが、突然停電があった。場所は近くの限定した地区だった。原因はわからないがきっと山での倒木で電線にひっかけたのに違いない。身近にあった懐中電灯とローソクで灯りを確保する。1時間ほどあとに復旧したので、あらためて電気のありがたさを実感する。こうしたハプニングがあるのが山里の醍醐味だが、大きな災害でなくて良かったのは言うまでもない。迷走台風14号は

  • 口吻が長いエビガラスズメ

    一週間ほど前のことだった。やっと晴れ間がみえたので畝づくりを始めたとき、畝の隣の雑草を抜いたそばに「エビガラスズメ」の蛹がいた。長い口吻があるのはエビガラスズメだ。それは、アサガオやサツマイモなどのヒルガオ科の筒の長い花の蜜を吸うという口吻を持っているからだ。そう言えば、近くにサツマイモの畝がある。スズメガといえば、「羊たちの沈黙」という映画を思い出す。成虫はスマートな海老柄模様でもある(2020.10.15blog参照)。口吻が長いエビガラスズメ

  • 口吻が長いエビガラスズメ

    一週間ほど前のことだった。やっと晴れ間がみえたので畝づくりを始めたばかりのとき、畝の隣の雑草を抜いたそばに「エビガラスズメ」の蛹がいた。というのは、長い口吻が丸まっているのが特徴だ。それは、アサガオやサツマイモなどのヒルガオ科の筒の長い花の蜜を吸うという口吻を持っているからだ。そう言えば、近くにサツマイモの畝がある。スズメガといえば、「羊たちの沈黙」という映画を思い出す。成虫はスマートな海老柄模様でもある(2020.10.15blog参照)。口吻が長いエビガラスズメ

  • セドリックかパルサーか

    先日、街の駐車場で発見した車のエンブレムがどこの車種かわからない。ニッサンらしいが、日産のロゴはトヨタのような豊富なデザインを使っていない。だから、情報が少なくてついトヨタの車種の由来に興味が湧いていく。フロントデザインを見ると、「P」の字に見える。これは日産車で海外でも人気のあった「パルサー」の「P」なのだろうか。はたまた、「セドリック」(CEDRIC)の「C」を鏡文字にして弓矢のように表現したか。いや、往年のセドリックのロゴは「L」字を二つ組み合わせていたので、それを採用していたのか、といろいろ推量するがその車種の名前はわからないままだ。車に興味のないオイラがデザインの面白さから車のエンブレムにせっかく好奇心をもったというのに。そうした広報を日産はトヨタのようにもっと宣伝してほしいものだ。セドリックかパルサーか

  • 「ニラ」レストランは大繁盛

    相変わらず、ニラの花には蝶やハチや蛾などが蜜を食べにくる。その中でも、「ヒメハラナガツチバチ」が来ていた。花の蜜を吸ったツチバチのメスは土の中に入り、コガネムシの幼虫に卵を産み、孵化した幼虫はコガネムシの幼虫を食べて羽化し地上に出る、というサイクルがある。「ニラ」レストランは大繁盛

  • ガマの術にかかる

    台風の影響で週末に雨が降りそうだというので、茶樹の外縁にムラサキハナナ(オオアラセイトウ)の種を蒔いたり、実生で育てたソシンロウバイを植えることにした。ツルハシで穴を掘り、シャベルで肥料を混ぜていく。ソシンロウバイは合計で12本だった。いよいよ植えるときが来たのでシャベルを持とうとしたら、なんと。シャベルの上に「アズマヒキガエル」が鎮座していた。危うくカエルを掴みそうになった。いないはずのカエルが突然現れたのでこれはガマの術に違いないと思った次第だ。カエルは色だけの同定は難しい。赤褐色・白・こげ茶・黒色とこんなにカラフルなヒキガエルは初めてだったかもしれない。なかなか動かないので他の作業をやっていたら突然消えて、道路に座っていた。それがまるでワープしたかのようだった。だから、ヒキガエルが歩いている姿は一度も見て...ガマの術にかかる

  • 墨田か隅田か混乱の花

    秋というのに近所の方からいただいたアジサイの花が咲いている。挿し木で育てたのでどんな花が咲くかを忘れていた。しかも、シカが若葉を食べてしまったので成長が遅れていた。花を見てそれは「スミダノハナビ」という品種だったのがわかった。しかし、「墨田の花火」と「隅田の花火」とがネット上で混乱している。隅田川の花火であるならば、「隅田の花火」が正解だろう。墨田区の花火と解釈すれば「墨田の花火」でもいい。この混在は区内に多数あるようだ。この漢字表記には関心もないが、横浜の民家の庭から発見されたという。1970年代にアジサイ研究家の山本武臣氏が発見して「fireworks」と名付けたが、花光園の中村利夫氏が「隅田の花火」と名付けたという話もある。80年代に「サカタのタネ」が市場へ紹介することで全国へ広まったらしい。それはどうあ...墨田か隅田か混乱の花

  • 成長早いヒガンバナに

    和宮様が「早くしないとヒガンバナが埋もれてしまうぞな」と、毎年花芽が出てくるところの雑草を刈るべしとの託宣が出された。いつものようにあわてて背の伸びた雑草の草刈りを始める。すると、数日後さっそく待っていたかのようにヒガンバナの花芽が出てきた。伸びてしまった茎を数本斬ってしまったが、ダメージはなんとか少なくて済んだ。その数日後にはあっという間にニョキニョキ茎が伸び、蕾も膨らんできて、急いで開花した慌て者もいた。秋の彼岸のころ咲くからヒガンバナと命名されているが、秋の彼岸と言えば9月23日前後だ。それがもう咲いてしまっている。つまり10日も早い。これも温暖化の影響だろうか。ヒガンバナは毒があることで有名でもある。これを間違って食べてしまうと彼岸に行ってしまうよということからヒガンバナの命名をされたという説もある。そ...成長早いヒガンバナに

  • 慌てて栗周りをお掃除したんだ

    裏山の下を歩いていたら栗のイガが落ちていた。例年だと20日前くらいに栗が落ちるので安心していた。これはイノシシに先を越されるなとあわてて栗の樹のまわりの草刈りをする。草刈りをしていないと落ちた栗の存在がわからないが、イノシシは草があってもちゃんとわかるのだ。とりあえずの草刈りをしたがあと半分以上は後日となった。雨も降ってきたので斜面での作業は危険でもある。実際、二回ほど滑って転んでしまった。まだイノシシの侵入の形跡は確認していないが、害獣特有の臭いがこのところ頻繁なのだ。草刈りした後を仔細に調べたら、栗がそこそこ落ちていたので急いで収穫する。イガの数は十数個くらいだった。夕飯にすぐ蒸かして食べてみる。「甘みが足りないなー」とぼやいていたら、和宮様は「収穫してすぐ食べるとはなんと食い意地が張っていることよ。収穫し...慌てて栗周りをお掃除したんだ

  • ハトムギの実ができそうだ

    ハトムギは健康に良さそうだという単純な論理で、ハトムギを栽培することにした。しかし、ハトムギの種はほとんど入手できない。そこでネットで10粒確保した。それをポット鉢で育てていると稲と同じように「分けつ」して苗が増えていた。それを畑の隅に植えておいたところ、ついに実の原型ができ花も咲きだした。うまくいけば、はと麦茶やハトムギおじやをやってみたい。なにしろ、半年くらい飲み続けたところ和宮様のいぼがきれいに取れたことがあるほどの薬効があるのだ。国内にはタイや中国からの輸入が多く、国内では10%しか生産していないらしい。じゅず玉とそっくりだが、実はやや細身の印象。稲と違って一斉に実がならないので選別に手間がかかるということだ。ハトムギの実ができそうだ

  • 抜根した茶樹を活かす

    茶畑をバタフライガーデンにしようと茶樹を抜根している。今現在は三分の二まで抜根したが、抜根した茶樹が山のように積んである。その枯れた茶樹を畑に利用しようというわけだ。ゆくゆくは肥料になっていくはずだ。しかし、その抜根した茶樹を取り出すのはけっこう大変だ。茶樹の根っこが絡まって取り出すのが意外に難航している。引っ張り出すのに力もいるけど、力ずくではできない。まるでパズルのように考えないと取り出せない。数日かかってやっと5メートルほど切り拓く。最初の頃は、茶樹が若くて取り出すのが難しかったが、最近は茶樹が枯れてきたり、雨で柔らかくなってきたので作業はずいぶんやり易くなってきた。イノシシが侵入したオクラの畝の周りに茶樹を敷いて防御していたが、やり方が甘くて突破されてしまった。そこでやむを得ず柵のネットをめぐらして防御...抜根した茶樹を活かす

  • 久しぶり、シュゲーレルくん

    わが家の居候・スイッチョンは家の中では放任状態の扱いだが、カエルは基本的に外に帰ってもらっている。そのほとんどは「アマガエル」で、十日に一匹くらいがやってくる。そんな中で、久々ぶりで全身がアオガエルの「シュゲーレルアオガエル」がやってきた。名前はわかりにくいが日本固有種なのだ。つまり、シーボルトが送った標本でカエルの権威のシュゲーレル博士が日本固有種であることを明らかにしたので、この名前がつけられた。そりゃあないだろうと、田んぼに多いこの種を「サトアオガエル」と呼ぼうじゃないかと提案する日本人がいる。賛成だ。以前は、「モリアオガエル」もわが家に来ていたが最近はすっかりご無沙汰している。アマガエルは眼の周りに模様があるが、モリアオガエルとシュゲーレルくんとは全身緑色というのが似ている。違いは眼の虹彩がモリアオガエ...久しぶり、シュゲーレルくん

  • 熊肉を柔らかくいただきまーす

    以前、和宮さまのご令嬢から贈られてきた熊肉が冷凍庫で眠っていた。すぐ最初に食べたときは固くてガムのようだった。そのためしばらく冬眠してもらっていた。そこで、今度はその熊肉を圧力釜で柔らかくして食べることにした。食べてみたらとっても柔らかくできたうえに、とくに脂身がじつに旨かった。まるで豚肉のような柔らかさと旨みだったので、熊肉は圧力鍋で食べるのが最高とわかった。ご令嬢さま、次回は安心して熊をお贈りくださいませ!?熊肉を柔らかくいただきまーす

  • ブログを読む「スイッチョン」

    わが家はこの頃、スイッチョンのたまり場になっているようだ。夜には突然部屋の中を飛翔してびっくりさせられることもある。廊下の網戸には4匹のバッタがマスクなしで密談している。青の矢印のバッタは疲れて眠ってしまったようだ。とにかく、みなさん人懐っこい。人がいるところにやって来てはちょっかいを出したり、食べ終わった食器を舐めたりする。へたするとこちらが踏んづけてしまうことさえある。スイッチョンの正式名は「ウマオイ」という。鳴き声が「スイッチョン」と聞こえるが、それが馬子が馬を追う声のように聞こえるところから名前がついた。「キネマ航空CEO」の難解な文章が出てくるブログを一緒に読んでくれるウマオイもいる。ウマオイのなかにも好奇心が旺盛な輩がいるのをここでも発見する。野外のバッタは近づくとすぐに逃げてしまうが、わが家のウマ...ブログを読む「スイッチョン」

  • 数か月ぶりの焚き火だったが

    きょうは天気が安定しているかなと、数か月ぶりの焚き火を始める。キュウリの病気の葉をかなり切っては常設の焚き火場に積んできた。そこに、手ごわい雑草も積んできた。ずっと、天気が不安定だったのでなかなか焼却処分ができなかった。まわりも湿気がありきょうは焚き火の最適日というわけで、朝から火を入れる。案の定、草が多く濡れているので火は点かない。そこで、古い支柱や枯れた茶樹を混ぜて、乾いた木片を投入してなんとか聖火を灯していく。午後にはかなりの山がなくなり刈り取ってあった雑草やキュウリ枝の残滓を追加していく。濡れているものを火で乾かしながらの作業なので時間がかかる。ダッチオーブンの焼き芋もなかなかできなかった。夕方近くになると、雷がなり突然大雨がやってきた。さすがにこれにはお手上げで途中で中断することになった。中断するのは...数か月ぶりの焚き火だったが

  • 虫のオアシスはニラの花だった

    初秋の白い花は小さなニラだった。このシンプルな花には小さな昆虫たちが群がっていた。ときにツマグロヒョウモンが独り占めしているときもあるが、ふだんは小さな昆虫たちのオアシスなのだ。意外だったのは、「トックリバチ」(トックリバチ科)が来ていたことだった。トックリバチの巣がときどき倉庫の隅で見かけることがあるが、こんな小さな蜂だったのが新鮮だった。腹が2段になっていてとてもキュートだった。その隣には、「ナミハナアブ」(ハナアブ科)がしばらくいた。名前はアブだが、頭はハエ、体はハチの擬態。花の大好きな相手を刺さない平和主義者だ。食害をしないどころか密の運搬役として授粉の貢献もしている。さらにその近くには、セセリチョウが密の食事中だった。白い模様からイチモンジセセリかオオチャバネセセリかどちらかと思われる。蝶と蛾との...虫のオアシスはニラの花だった

  • 土間の玄関で七輪

    連日、梅雨のような雨に翻弄されている。午前中は予報は雨だったが曇り空だったので、急いで畝立てをする。ときどきポツポツの雨があったので、昨日刈り込んでいた雑草とハーブのミントを軒下で選り分け作業をする。この雨模様を利用して茶園の縁側にミントを移植しようという作戦だ。ほんとうは、カビで病変したキュウリの葉や積み上げた雑草を焚き火したいところだった。そのストレスなのか、急に土間の玄関で七輪に火を点けてしまった。というのも、昨日スーパーで買ってきた定価40%引きの牛肉を思い出したのだった。ついでに、アジの干物も焼いて昼食とした。炭のすべては以前焚き火で燃やした木片からの消し炭だ。おかげでこのところ、買っておいた炭はほとんど消費していない。というわけでまずは社会や自然のままならない現実からストレスのない暮しを実現する。土...土間の玄関で七輪

  • 2年ぶりに発見した「ビス」

    2年前に草刈機の刃を先端で締め付ける「ビス」を失くしてしまった。勾配のある所からコロコロ転がったのはわかったが石もある草むらに落ちてしまった。6角形の外径は10mmくらいしかない。これがないと草刈機は使い物にならない。丁寧に探したつもりだったがなかなか見つからない。けっきょく探すのを断念して街のホームセンターに買いに行く。ホームセンターまでは1時間半はかかる。1個のビスのために。ため息が出た。それが先日、草を刈っていたときポロリと出てきたのだった。今までもこういうことがあったので、部品は複数で買うことにしている。とくに、ネジは長さがぴったりのがないために、まさにネジ1本のために車を奔らせたことが何回もある。2年めに再会してとてもうれしかった。「また使ってやるぞ」と呼びかけてこの錆びたビスを大切に保管している。2年ぶりに発見した「ビス」

  • 「渓流釣り」ではなく「山里の釣り」と称する

    魂が元に戻る場所が「里」であると言い切った哲学者・内山節が、釣りについてエッセイ風に上梓したのが『山里の釣り』(日本経済評論社、1980.4)だった。かつての川の役割は人間や物資の交通手段でもあり、魚の自由な移動ができた場であった。それが今や、堰堤やダムがそれらを「打ち切った」と著者は断言する。それは、本来の「流れる」川から、発電・水道・農工業用水などの「ためる」川への変貌である、と。著者は、「今日、川の流通路としての役割は終了した。水道の普及は生活の場としての川の役割りも減少させた。そして養殖魚の出現は漁場としての川の魅力も喪失させた。こうして山村では、川は急速に人間の匂いを失ない、景観としての川に変貌していくのである。山村からの川の退廃の進行であった。」と見事にその変貌を抉る。「人間の労働と切断された川には...「渓流釣り」ではなく「山里の釣り」と称する

  • 砲弾を発掘・収穫??

    久しぶりの砲弾だった。いや、砲弾のような「トウガン」だった。しっかりブルームもできて食べごろはグーと来ている。いままで収穫したのは、すべて朝の野菜ジュースとなった。95%が水分たっぷりなのでそのまま生でいただくことになる。ヘルシー野菜として注目されるが、この大きさや重さに尻込みしてしまう。しかし、ジュースにするとコンスタントに消費できるのがポイント。旬は夏だが、季語は秋、冬まで保存できるという優れもの。余分なナトリウムや老廃物を排除して高血圧やむくみを解消してくれる。畑ではまだ実ができている。一本の小さな苗からこれだけの野菜になるなんて、その生命力パワーに脱帽する。砲弾を発掘・収穫??

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