「田中先生、政府のインバウンド効果の底上げ策にナイスサポート有難う御座います。 スタンリー先生など錚々たるメンバーを先に呼んでおくことで『一見さんお断り』の『一力(いちりき)亭』の一見さんではなくなるという布石は見事なものだと思います。 ああいう格式の高い
創作BL小説を書いています。 ヤフーブログから引っ越して参りました。
ヤフーブログ終了でライブドア様に引越しました。今日の夜中更新分からはこちらがメインです!
お湯呑みと茶托が二つ、そして茶筒や厚い布をかぶせたティポットに似た形状の物や急須が置かれている。急須とティポットは同じような用途で使うので何故だろうと思っていたのだけれども、最愛の人は綿入りと思しき緑色の絹を細く長い指で持ち上げた。「ああ、この模様は『
「炎の柱は世襲ですよね。そして痣のことも『無限列車』で活躍したキャラのお父さんが読んでいた書物に――主人公の耳飾りも『書いてあった』と父親が逆切れの嫉妬の余り、ずたずたに破いてしまっていましたけれど――『痣(あざ)』という文字が辛うじて読めたました。ああ、
薄紅色の花びらの中につぷりと指を挿(い)れると厚く熱いシルクがひたりと包み込んでは奥へと誘ってくれる。「あっ……」 満開に咲いた花の満足げな溜め息のような婀娜(あだ)めいた声がシーツの波を紅く染めるようだった。「聡の花園の極上のシルクの感触には、私が差し上
「真言宗や天台宗の寺院は女人(にょにん)禁制だった。稚児は器量(きりょう)の良い子供が選ばれやすかったらしい……。 寺の門から出ることが出来ない大人の僧侶達にとって、稚児は『そういう』欲望というか、憧れの対象として見られていたみたいだな……。 日本の芸能人は
「祐樹も知っての通り痣(あざ)というのは色々あるけれども、赤い痣は皮膚科では『血管腫(けっかんしゅ)』と呼ばれていて、あのアニメの描写と似ているのは血液中に存在する赤血球が皮膚にまで浮き出た物を言うな。 ちなみに茶痣は表皮に存在するメラニン色素が多いために周
「脱ぐっ……。あのヒロインも……自分でっ……脱いで……いただろうっ……」 精緻な白いレースを押し上げている紅い尖りがより一層の煌めきを放っている。 尖りの下から上へと爪で強く弾くと艶(あで)やかな小さな声がリビングに紅色の粉を撒いたように煌めいては溶けてい
「『伊勢物語』の有名な句がありますよね、杜若(かきつばた)を詠んだ和歌……。5・7・5・7・7の一番上の文字だけを拾うと『かきつはた』になるという在原業平の句が」 一際見事な紫色の花を薄紅色の指で愛でるように辿っている最愛の人が祐樹の方(ほう)へと振り返った
横に座って鮎の骨を取ってくれている人が描いたように綺麗な眉を寄せている。「どうなのだろう。弟子の育成のために地元の猟師さんなどの協力を頼んでいるから手間賃も掛かるのではないだろうか? それに大正時代だったら地元の人も気軽に訪ねて来るだろうからあまり金目
最愛の人のしなやかな肢体に纏った薄緑色のシルクのランジェリーは骨の隆起まではっきりと見える。それにそういう場所は濃い緑色に色合いを変えているのも物凄く素敵だ。 それにフワッと羽織った同色の短めのガウンもくっきりと浮き出た鎖骨を半ば隠していて即座に剥がし
結局、祐樹のお箸は最愛の人の口へおかずやご飯を運ぶことに使って、最愛の人も同じように使用している。 こういうことは場所を余程選ばないと出来ない。人の来ない山の中とかそういった場所でのみ行ってきた行為だけれども二人しか居ない桂離宮という恵まれ過ぎたロケー
「校閲は事実関係に間違いはないかとか法的に問題はないかなどもチェックすることを言うのだけれども、小説の中身に矛盾はないかとか全体的にチェックする。 校正の場合は誤字脱字とか文法が間違っていないかとか同音異義語を誤変換していないかなどだけを見るみたいだな。
「綺麗な薄緑色だな……。それにシルクの艶やかな光沢とレースの精緻さがとても素敵だ。有難う、祐樹」 最愛の人は薄紅色の細く長い指で愛おしむような感じでシルクに触れている。 ネガティブな反応が返ってくるのではないかと内心思っていたのだけれども艶やかな眼差しに
「そうだな……。外科は華岡(はなおか)青(せい)洲(しゅう)が独自の手法を生み出した時と、蘭方医が活躍した江戸中期以降だから……」 薄紅色の長く細い指に漆器の黒が良く似合っている。蓋をいそいそと開けている仕草を見ているだけで幸せな気分になった。「これは綺麗だな
車を降りて助手席に速足で向かった。「いや、全然……。雪を優しく照らす灯篭とかを見ていると心が温かくなったせいかそれほど寒さは感じないな……」 夜の帳(とばり)に白い雪とオレンジ色の蝋燭の灯、そして建物には和紙で包まれた電灯らしきモノの柔らかい光が白皙の顔
いつも遊びに来て下さって誠に有難うございます(人''▽`)注意喚起が遅れました……。作中で二人もハマっている「鬼i滅iの刃」と「呪術i廻i戦」ですが、現段階でアニメ放映分はネタバレに該当する部分が有ります。アニメの方が一般的な認知度も高いので大丈夫だろうと思い込
エレベーターがチンという澄んだ控えめな音を立てて停止した。「お手洗いを使う外科医学会の理事が居るかも知れないので話の続きは店に入ってからに致しましょう……」 言葉を紡ぎそうになった唇を指で触れた。「分かった」 「バー」も「香(シャン)桃(タオ)」も5階のフ
彼は祐樹が取り出したペットボトルを驚いたような表情で見ている。「買っていたのは当然知っていたけれども、どこに入れていたのだ?」 二人とも旅行以外の時は基本的には手ぶらなので私服は特にポケットが多くついている物を選んでいる。「このポケットの中に入れていま
「ではこちらのタブレットで手続きをお願いいたします」 上質な革が何だか昔の書籍のような趣きだった。本を開けるようにすると確かにタブレットが入っていて、画面上の手順に沿って運転免許読み取りで住所が記入されたりクレカの情報を勝手に入力してくれたりするのは確か
「それは構わないけれども……」 エレベーターで売店の有る一階まで下りて煙草とライターを買ってホテル外の喫煙所に向かった。 この辺りはオフィス街なので土曜日の夜に喫煙所が混むことはないと思っていたのだけれども案の定だった。「何だかデートに思いっきり水を差さ
「一緒に亡くなった愛人の女性は美容院を経営する家に生まれて……」 そう言えば江戸時代から髪結いの亭主という言葉が有って――妻である女性の稼ぎで生活するというほどの意味だ――美容院などは女性が働ける場所なのだろう。「ああ、ではカフェの女給さんよりは学が有っ
「それは具体的にどういう方法なのだ?」 祐樹も最愛の人も自分達の子供を残すことは全く考えていない。 彼の場合は子供が好きだし、子供達からも慕われるのは知っていたけれども、子育てする気は毛頭ないという感じだった。 だからタカシ君のことも所詮は他人事(ひとごと
また頂きました~♡ロンドンの話は、今のシリーズのどれかが終わってから書きます!多分、「ホワイトデー狂騒曲」が終わるのが早いかと思っています。ただ、ロンドンのことを調べないとと思いまして、資料を兼ねて天皇陛下の「テムズとともに」を拝読しています。あとは国際
そう言えば、先程最愛の人が理事職に就くまで――ついでに何故か祐樹も名前を連ねてしまった――京都での心臓外科医学会が催されないとか言っていた。 各地の国公立大学の教授達が理事に就いている場所で開催されるとか。 そして最愛の人と祐樹がこの中華レストランにた
隣を歩む人が薄紅色の唇に淡い笑みを浮かべている。「正確には3.9キロメートルだな。太宰治の作品には割とそういういい加減な箇所が多くて……だから『斜陽』の華族の令息も全くリアリティのないものになっている。一部は愛人だったインテリ層の日記を参考にしたという
「要するにタカシ君のご両親は塾に行かせて中学受験をさせたかったらしい。タカシ君は皆がそうするから仕方ないとは思いつつも内心嫌だったみたいだな……。高校受験でも充分間に合うと祐樹が言った時に本当に救われたような表情を浮かべていただろう?」 救われた表情だっ
「今でも百貨店には外商という、百貨店の担当者が顧客のニーズに合った物を選択したりわざわざ仕入れたりして持って来る人が居るだろう?」 祐樹はそういう世界に全く縁がないけれども、患者さんとの会話の中には出て来るので一応は知っていた。「一般家庭に育ってデパート
「実は色々と病院内で問題がありました……。『釈迦に説法、孔子に論語』だとは存じますが……道具出しのナースが悪意でタイミングをずらすと大変なことになりますよね……」 腕に――いや、手技にと表現すべきだろう――覚えのありそうな准教授は考えるのも嫌だと言った感
「三年生になったら英語でお話しする時間も有るんだよ。それに五年生からは英語も教えてくれるんだって……。だから頑張る!!」 そう言えば小学校から英語の授業が始まるとネットニュースで読んだ覚えが有る。 ただ、祐樹的にはどうでも良いトピックだったので今まで忘れ
「貸し切り状態だとこういうキスも大っぴらに出来て良いですね。 本当に人の気配が皆無というのは私達にとって得難(えがた)い状況ですよね……」 京都は建前と本音が異なる町だと良く言われるし、それほど地元民との接触の無い祐樹ですら(この言葉はイエスかノーかハッキ
「我が心臓外科医学会に所属していて、かつ理事以上が居る大学の近くで開催されるのです。今夜までは日本一の心臓外科医として高名な香川教授が理事ではなかったために京都では開催されておりません」 そういうモノなのかと思って熱心に聞いているフリをした。そういう表情
「ああ、おやつの時間に帰ると約束した子供の親御さんからいわゆるアリバイと申しますかそういう問い合わせの電話が掛かって来たのでしょうか?」 漏洩源はそれしか考えられなかった。 そう言えばリーダー格の子供が法子さんに連絡先を聞いていた。あの子もとても利発そう
「来年が無理なら再来年に予約しておけば良いのではないでしょうか?まあ、花の盛りは気候と密接に関連しますので、二年後の予想は難しそうですが。 そう言えば、お礼にわざわざ来られた患者さんから聞きましたが、イメージ写真では満開の一本桜が物凄く綺麗でバスツアーを
「すみません。お食事は用意出来ませんでした」 済まなそうに言う会長に最愛の人は怜悧な笑みを浮かべている。「私達は既に済ませていますのでどうかお気になさらず。理事というのは具体的に何を致せば良いのですか?」 会長が口を開く前にすかさず口を挟んだ。「香川教授
「まあ!そうなのね!香川教授田中先生有難う御座います。タカシが塾に行くのを嫌がっておりましてどうしたら良いか夫婦で途方に暮れていたのです。それがこんなに前向きになってくれて……。 お義父さんも命に関わるような発作ではなくて本当に良かったと思っておりました
祐樹は以前森技官に押し付けられた「探偵ごっこ」を二人で行った過去があった。その時に普段は全く縁がない愛人という稼業をしている女性の気持ちを知るために資料としてとある小説を読んだ覚えがある。 その作中に今の天皇陛下がお妃選びの時に候補者の令嬢として一族か
「はい。執刀は致しておりますが、まだまだです。Aiセンター長は兼務致しておりますけれども……」 最愛の人は淡い笑みを浮かべて祐樹の言葉を遮った。「執刀医としての腕は私が保証致します。それに最近は私ではなく田中に執刀して欲しいという患者さんも全国から来て下
「私たち医師の場合、大学はあまり関係ないです。医学部に入らないと医師になる試験を受けることが出来ないのですけれど。それよりも医師になった後にどれだけ患者さんに信じて貰えるかだと思います。タカシ君はお祖父(じい)さんがお守りの中にお薬を入れているということを
「『たけのこの里』ですか?お茶菓子にもきっとなりますよ? 豊臣秀吉主催の茶会では身分を問わずにお茶碗を持った人なら誰でも参加出来たのですよね。宮中などで開いた茶会には然るべきお茶菓子も用意されていたと思いますけれども、庶民も参加出来る大茶会だったらそこま
ビールを一口だけ呑んだ最愛の人も怪訝そうな眼差しで会長と副会長を交互に見ている。 一口だけで止めたのはきっと注ぎに来られるのを防ぐためだろう。二人の食事でも割と飲んだものの、彼もその程度のアルコール摂取で酔いが回ることはほぼない。 それにプライベートの
「ショウジさんのご容態に何か変化でも起こりましたか?」 ならば祐樹も駆け付けなければならないと気持ちを引き締めた。「いえ、義父はすっかり落ち着いた様子で床の中に居ります。香川教授が『念のため』とのことで付き添って下さっています。 ……そうではなくて、この
「うーん、陽光以外では藤の花はマメ科の植物だからかと思うのだけれども……」 豆といえば節分の時に鬼を払うとされている。祐樹は幼い頃節分の夜に豆まきをして、母親に思いっきり投げて怒られた記憶がある。 力を加減して投げるというのが何となく性分に合わなかったか
先ほどの偉い人にははっきりとプライベートな食事と宿泊だと告げたハズなのに幹事会持ちにしてくれるとは……。 確かに心臓外科医学会から最愛の人が熱い誘いを受けていることは知っている。しかしそれとこれとでは話が異なるのではないだろうか?「そういうご厚意に甘え
「何かしら?」 二着のコートを持った法子さんが視線を合わせるように屈んでいる。 早く岩崎家に行って低体温症の治療を――といってもそう難しいことではない――したいのだけれども、色々と手伝ってくれた子供達のお願いも聞かなければならない。そして岩崎家がどこに有
「助産婦さんも当時は居なかったらしいのでお産に慣れた母親とか親戚の女性が介添え役になるのが普通だったらしくて、そういう介添え役は白い装束が一般的だったらしいけれども、藤原道長は産所(さんじょ)も普段座っているところも全部白い絹で統一したらしい。 といっても
「香川教授、せっかくの機会ですので宜しければゲストとして参加なさっては如何(いかが)ですか?全国から心臓外科医が集まっていますし乾杯の挨拶をして頂ければと思います。皆も喜びますよ」 最愛の人が困惑した眼差しで祐樹を見上げている。 プライベート、しかもデート
「分かった。救急救命は祐樹の方(ほう)が既に詳しいだろうから全て任せる」 狭心症の発作がニトロで治まったのは僥倖だった。そのことは最愛の人も分かっているのだろう。 そして今直面している問題は低体温症で、専門分野の心臓外科ではない点から最愛の人は祐樹に任せて
「お寺で僧侶の手を借りて行うのが正式な落飾(らくしょく)なのだけれど中宮定子の場合は自ら髪を切った。 しかし、それでも出家には違いないので、尼僧として生活を送らないといけない。 つまりは男女というか夫婦の行為は出来ないにも関わらず、一条帝とはその後二人の子
「当時の皇室では濁音の付いた名前は忌み嫌われていたらしくて……。江戸城に居た時には和子(かずこ)姫と呼ばれていたのを入内に際して漢字は替えずに読み方を工夫したらしい」 なるほど、たしかに「か『ず』こ」の「ず」は濁音だ。「ただ、漢字だけが残っている歴史上の人
かねてから入院中の親戚が亡くなりました。申し訳ありませんが最短で二日間、もしかしたらその後も動員されて「みか(当然実名ですが、そちらは古くからの読者様しか知らない)ちゃんはFP(ファイナンシャル・プランナー)とか相続診断士の資格持っているから色々相談に乗っ
五分経過して発作が寛解しないようならば、救急車を呼んで――といっても、この奈良の山奥なので何分掛かるか分からない。某カルト宗教集団に銃撃された警察庁長官が命を取り留めたのは場所が東京だったせいで救急搬送が迅速になされた結果だ。ご本人もそのことを良く理解
「関係しているな……」 最愛の人の笑みが赤い牡丹の花よりも瑞々しく煌めいているのが目を射るようだった。「分かったような気がします。日本の国の流行り病は中国由来が多いですよね。中国の人との接触をした大宰府に居た人がまず感染し、九州で猛威を振るった後に西日本
「中華風のケーキと貴方がお好きな洋風というか、日本人向けに作られているケーキは何が異なるのですか?」 祐樹の注文した燕(つばめ)の巣は独特の歯ごたえが特徴的だ。ゼリーよりも硬くて木耳(キクラゲ)よりは柔らかいという感触だった。最愛の人はケーキが好きなので今後
最悪の場合は無理やり口を開けるしかないなと思いつつ声を掛けると、弱弱しい感じで口が開いた。この際贅沢は言っていられないので素手で舌を掴んでその下に押し込む。「お祖父(じい)ちゃんっ!!大丈夫っ!?」 最愛の人がゆっくりとタカシ君の身体を下ろした後に泣きな
「それは平安時代の貴族達がむやみやたらに怖がった、全てが『怨霊』の仕業に違いないとか思っている話ではなくて、現代人の私達も納得するようなことですか?」 呪いだの呪霊だの鬼などはフィクションで楽しむ分にはむしろ大歓迎だ。「呪いが回る戦い」の話は続きが気にな
「なるほど……納得です。麻(マー)婆(ボー)豆腐(トウフ)の味には一切山椒の味がしなかったように思います。山椒の親戚かつ辛いのが『花椒(かしょう)』というスパイスという理解で大丈夫ですか?」 祐樹もそれほどグルメというわけではない。ただ、目の前で赤ワインの入った
彼が声を掛けたのは三人の子供達の中で最も年長と思しき子だった。人によるかもしれないけれども、年齢が上の方(ほう)が状況説明も的確さも増すので妥当な判断だろう。 この人口も少なそうな町なので誘拐などは起こりそうにない。散々遊んでいて失礼な言い方かも知れない
「夜は、そのう……恋人同士の行為をするだろう……。流石にこの桂離宮ではそういうことをするのも憚(はばか)られて……」 薄紅色に染まった唇が恥ずかしそうな感じで言葉を紡いでいる。確かにデートの夜に――場合によっては昼でもだけれども――愛の交歓を期待しているこ
「この鮑(あわび)と帆立もとても美味しそうですよね……。ああ、ワイングラスが空になっているので頼みますか?」 花のような笑みを満面浮かべた最愛の人が頷いている。そして祐樹が密かに期待していた通り、店内にはお客さんがちらほら集まって来てメニューを見て何かを話
帰宅したら届いておりました�箱を開けると季節限定でしかも和風🌸嬉しいです😂これ、大切に食べます✨✨このお礼は小説でお返し出来れば良いのですが💦いつもいつも差し入れ有難うございます!!取り急ぎ御礼まで。 こうやまみかにほんブログ村小説(BL)ランキング
「あれはアニメの中だからですよ。鬼退治アニメでも黄色と赤の髪をしたキャラとか、桃色と緑色の髪をしている女性とか居ますよね。あれは地(じ)毛(げ)らしいですけれど、実際に居たらビックリしますよね……。 まあ、現代ではYouTube配信者さんで金色と黒の髪の毛に綺麗に染
「そうなのですか?自然科学にもお詳しいのですね」 白く滑らかな素肌も若葉色に包まれていて瑞々しくて鮮烈なイメージだった。薄紅色の唇が可笑しそうな極上の笑みを浮かべている。「自然科学ではなくて古典の知識だな。十二単(じゅうにひとえ)の色彩一覧に載っていた。こ
「正解です。しかし良く分かりましたね……」 前菜と共に白ワインが運ばれて来たのでワインを一口呑んで気分を落ち着かせる。「祐樹の天賦(てんぷ)の才は手術(オペ)の助手を務めて貰った時から気付いていた。それに手技の出来映えについて祐樹の目を見て確かめていただろう
またまた、色々画像頂いてしまいました(^^♪色々注文を付けてしまって申し訳ないです……。何度もTwitterのDMで「ここはこんな感じに変えることって出来ませんか?」とワガママ言ってしまって済みませんでした。今までは、色々と贈って頂いたり挿絵を下さった方には直接お礼
そう言えばそんなシーンが有ったような気がした。 ただ鬼退治アニメの蜘蛛鬼は生まれつき身体が弱くて歩くだけでも苦しかったと過去回想の独白で述べられていた。歩くのが苦しい点や走ることが出来ないという点から祐樹は先天性の心疾患だろうと勝手に判断していた。 ア
彼が好きな方(ほう)を選べるようにと緑茶とほうじ茶を買って戻った。「では順路に沿って散策をお楽しみください」 そう言って通用門を閉めてくれた。一般開放の日はその横の大きな門も開け放つに違いない。 国賓とかお忍びで来日したVIPがいらした場合はどちらの門を
「どのコースにしますか?」 開店とほぼ同時にいかにも中国の皇帝の宮殿だった故宮博物館――生憎祐樹は北京に行ったことがないのであくまでイメージだ――といった感じの店に入ると、奥まった席に案内された。 精緻な彫刻を施された壁の近くの席だったけれども、その壁に
彼と付き合い始めた頃には腎臓病で入院していた母だった。 彼の配慮によって病院でも特別扱いを受けるようになった後、自宅療養が可能になって今では病人というカテゴリーからも外れるほどの元気さだと認識している。 そして新しい病気が見つかった場合は最愛の人が祐樹
話して良いと判断した時が来たらきっと話してくれるだろうし。「フロントガラス?ああ、何だか水分というか、粘度の高い透明な粒がたくさん付いているな……」 救われたといった感じの溜め息を零しながら目を瞠(みは)っている。「詳しくは知らないのですけれども、五月と
「救急救命室はそういうことが日常茶飯事だからな……。ただ、祐樹が力を尽くして駄目だった命は誰が行おうと残念な結果に終わっただろう。それは確信を持って断言出来る。 心臓外科医としても救急救命医としても知る限り祐樹はとても素晴らしい天稟(てんぴん)を持っている
「祐樹にはお母様のLINEが行っていないのか?『聡さんが知らせてくれるし、一緒に居てくれるから安心だけれど。祐樹からは来ない』という文面が送られて来たので、お母様は祐樹からのLINEも待っていると思うのだけれども……?」 薄紅色の唇が突然の強風に遭って困惑した花
「紙で包むというのも、今では多分機械が行っているのでしょうが、何となく手作り感と言うか暖かいイメージが有りますよね?強いて表現するならば『お袋(ふくろ)の味』というかそういう安心感に似た感じの。私の場合は母の味よりも貴方の作って下さった料理の方(ほう)がより
「そうだな……。このシャンパンと苺が口の中で調和してとても美味しい」 艶やかな、そして夢見るような眼差しはきっとアルコールのせいだろう。最愛の人はアルコールに強いので酔っぱらって醜態を晒したことは一度もない。 だけれども昼間のシャンパンは夜に呑むよりも効
「もう少し近づけましょうか?この距離だと恋人同士というよりも友人同士の距離感ですので」 松ぼっくりなどは呉先生が入手を手伝ってくれたらしいので、お礼の画像は送るべきだろうし。「そうだな。雪だるまがこんなに重いとは思ってもいなかった……」 若干華奢な身体つ
「確かお茶は出ないのだろう?作って持って行くか」 ラフな格好の最愛の人が食洗器に食器などを入れていた祐樹に聞いて来た。 五月は比較的雨の少ない季節だけれども天気予報では雨マークだったので内心は気を揉んでいたのだけれども、気象庁だかの予想よりは早く雨雲が通
目の前の精緻なフルートグラスからはシャンパンの細かい泡が立ち上っている。そして真っ赤に熟した大きな苺を口に入れるとシャンパンの味が一層引き立つ。 その向かいには最愛の人が大輪の大きな花を彷彿とさせる笑みを浮かべている。それだけで酩酊するような気持ちにな
最愛の人は赤い花びらを手袋したままで器用に摘んでいる。一抹の罪悪感を浮かべているように見えるのはきっと花の命を奪っているという罪悪感めいたものがあるのだろう。同じ花でも――いや寒椿が花屋に売っているかどうかまでは知らないが――手で摘むのと買うのでは最愛
白いお皿の上には見事なピラミッド型の苺がつやつやとした赤さを放っている。 当然ながら物が苺だけにそんな芸当が出来るのは最愛の人とか――世の中に実在するかは知らない――そういう特別な器用さを持っていないと無理だろう。 ざっと数えただけで最下層は10個の苺
すみません、親戚が救急搬送されましてただいま病院の近くの親戚宅です。急で申し訳ありませんが、取り急ぎご連絡まで。書き溜めた分も若干有りますので、それはなるべく頑張って更新致します。楽しみにして下さった読者様には深くお詫び申し上げます。 こうやまみか拝
すっかり雪道も歩き慣れた感じで彼が小ぶりのバッグを持って引き返してきた。 雪だるまを作る前に車から取り出していたバックだったけれども何が入っているのか祐樹は知らない。ただ、最愛の人の最高に楽しそうな笑みとか健康的な紅色に染まった頬を見ることが出来ただけ
「山科さんもご存知でしょうが、私は以前アメリカの病院に居たことがあります。 その時に日本の伝統文化に興味を持つアメリカやヨーロッパの医師達に質問されて、いかに自分が生まれ育った京都の街の伝統文化に疎いことを再確認してしまいました。 特に智仁親王が不遇の人
「何かで読んだのですが『はん』で始まる、特に金融機関では取引出来ない特殊な商売が有りますよね?私達は人道上の問題で差別はしませんけれども、ただお見舞いの人は制限するような職業……」 彼は即座に気付いたようで頷きを返してくれた。 何でもこのホテルはそういう
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「田中先生、政府のインバウンド効果の底上げ策にナイスサポート有難う御座います。 スタンリー先生など錚々たるメンバーを先に呼んでおくことで『一見さんお断り』の『一力(いちりき)亭』の一見さんではなくなるという布石は見事なものだと思います。 ああいう格式の高い
「はい。小児科のハロウィンのイベントに駆り出されたのが切っ掛けでした。 その後『難しい話は抜きにしてアニメやマンガの話題だけ』という主旨の呑み会を行っていますね」 納得した感じで頷いている。「ああ、ハロウィンの催し物は『呪いが廻る戦い』の最強戦士が田中先
「ところで、貴方のパスポートの色、茶色でしたよね?あれは一体……」 祐樹は何だか人の耳を憚るような雰囲気だった。 日本人、いや東洋人らしき人はこのホテルのベルサイユ宮殿もかくやと思われる廊下には居ないというのに……。 言語的な問題ではなくて、何か自分が後
「え?普段は薬を使用していない貴方が飲む薬剤を調べないわけがないでしょう?」 外科医としては線の細い身体の持ち主だけれども、風邪を始めとして病気らしい病気に罹ったことはない人だ。 彼本人が手術に差し障りのないように細心の注意を払っているせいもあるけれども
「博覧強記の香川教授らしく遠藤先生への資産運用のアドバイスがあまりに斬新と言いますか、目から鱗だったのです。 ね、遠藤先生?」 絶対にイエスと返答が返って来るだろうという確信が有った。「はい!少なくともこの不動産会社でお投資用のマンション購入は絶対にお勧
「……私が軽率にも営業マンの口車に乗せられて契約を前向きに考えていた時に、田中先生から香川教授のセカンドオピニオンを受けてみないかと有難いお誘いがありまして。 畏れ多いことではありますが、執務室にご意見を伺いに参ったのです」 内田教授はふっくらとした顔に
「残っていますね。帰国した後は放置してありますが?」 どの程度のドルがその口座に残っているか祐樹的には心配してしまう。 最愛の人の意図するところは分かった積もりだけれども残高が例えば980円、いや980ドルだった場合は資産運用というレベルではないような…
「有難う御座います。 後でも良いですから、田中先生、私に一円を下さいね」 遠藤先生は天井を仰ぐことを止めて不思議そうに最愛の人と祐樹の顔を交互に見ている。「法律上は、これで契約成立です。 ちなみにこのボールペンはネットショップで5万円程度が相場ですが、お
「薬剤科を通すと上層部に知られるというリスクも確かに有りますが……、内科で処方した眠剤や精神安定剤を山のように貯めている患者さんも多数いらっしゃるので……。 服薬コントロールをどの程度しているかも兼ねて科の現状を、いわば抜き打ち調査するという目的の一石二
「私の手術の成否を心中深く案じた最愛の恋人は、呉先生に薬の処方をお願いしたのではありませんか?」 その一言で豪奢かつ居心地の良い客室の空気が凍り付いた。 最愛の人は端整な顔が青褪めていて、右の手を左手に重ねて白くしなやかな指がプラチナの指輪を御守りのよう
「似たような物件は二億五千万円で購入出来るようですよ?この物件とか、後はこちらとか……」 黒いマウスに載せた白く長い指が動く仕草は祐樹の視線の吸引力を根こそぎ持って行ってしまう魅惑に溢れていた。 しかし、遠藤先生が三億五千万円という祐樹にとっては天文学的
「はい、拡張……、それはともかく術式は……」 具体的な説明をしようとしたら、個人的には悔しいが苦み走った整った顔にドロドロと青色の簾(すだれ)が下りていくようだった。 普段の祐樹ならもっと具体的かつ生々しく説明するところだ。 しかし、かの「一力(いちりき)亭
祐樹行きつけの、つまり救急救命室から最も近いコンビニは店員さんがバーコードだかを読み取る仕組みだった。 ちなみに、高校生まで過ごした実家だったら未だに値段を書いた小さなシールという店もある。 実家に帰る時は実の息子の祐樹よりも母に気に入られている最愛の
「その言葉は単なる営業トークでしょうね。 マンションをローンで購入した場合、銀行は抵当権を付けるのが普通です。 要は担保でして、万が一、ローンの返済が滞って返済不可になった場合はその部屋を売却してローンの残債に充てることが出来ます。 仮想通貨は詳しくは存
アメリカには借金が返せなくなった人の代わりに肩代わりする連帯保証人という制度はない。 自分の知る限り日本独自の慣習のようで、生粋のアメリカ人のコナーズ教授が良く知っているなと逆に感心した。「借金を肩代わりして下さるなら、そうですね。 ハロッズを一棟丸ご
「ローン返済中に遠藤先生に万が一のことが有ったり、三大疾病(しっぺい)に罹ってしまったりした場合には保険の契約形態にも因りますが、それ以降のローンは保険が利いて支払いは免除されます。 つまりそのマンションは相続される方(かたの財産になるということになります。
クロテッドクリームの油分が付いた薄い唇がより艶めきを放っている。 その唇が瑞々しい花のように大輪の笑みを浮かべている、華やかに。「美味しいですよね」 最愛の人と笑い合って同じ物を食べる時は常に最高の味だけれども、手術の達成感のせいかより一層美味だ。「ク
「ローンを完済した時には私の固定資産になって、その後の収益はまるまる手に残るという話でしたが?」 最愛の人は切れ長の目に澄んだ光を宿して遠藤先生と祐樹を交互に見ている。 祐樹も最愛の人をずっと見ているので視線が絡まるのは心が弾む出来事だ。 教授執務室に来
支配人が何だか探るような視線を向けているのは気のせいだろうか? 不審者を見る警察官のような眼差しのような気がする。尤もそんな場面はテレビの中だけでしか知らないのだけれども。 嘘を吐(つ)くという心に疚しいことをしているせいで疑心暗鬼を生じているだけだと信
「はい、それでお願いします。 ところで空腹ではありませんか?ルイス君から分けて貰ったスコーンはとても美味でした。 そして、食べ方も私達とは異なるようで……。 本場だからかそれともオックスフォード大学独自なのかは生憎存じませんが?」 最愛の人は切れ長の目を
すっかり雪道も歩き慣れた感じで彼が小ぶりのバッグを持って引き返してきた。 雪だるまを作る前に車から取り出していたバックだったけれども何が入っているのか祐樹は知らない。ただ、最愛の人の最高に楽しそうな笑みとか健康的な紅色に染まった頬を見ることが出来ただけ
「山科さんもご存知でしょうが、私は以前アメリカの病院に居たことがあります。 その時に日本の伝統文化に興味を持つアメリカやヨーロッパの医師達に質問されて、いかに自分が生まれ育った京都の街の伝統文化に疎いことを再確認してしまいました。 特に智仁親王が不遇の人
「何かで読んだのですが『はん』で始まる、特に金融機関では取引出来ない特殊な商売が有りますよね?私達は人道上の問題で差別はしませんけれども、ただお見舞いの人は制限するような職業……」 彼は即座に気付いたようで頷きを返してくれた。 何でもこのホテルはそういう
「大丈夫だ……。革の下には布地も縫い止めてあるので防寒性にも長(た)けているので。完全な球体というのは……」 弾んだ声で丸い雪の玉を雪原で転がしている。その真剣な表情と健康的に染まった頬の紅色に見入ってしまいがちになる。「それなら知っています。数学的・物理
「少し待っていて欲しい」 何だか祐樹の前から逃げるような感じで執務デスクの方へと歩み去った。 何だろう?この違和感の正体はと思っても何だか彼の雰囲気が出会った頃を彷彿とさせる冷たい硬質さに満ちていた。まあ、基本的に祐樹に対しては隠し事を全くしない人なので
「祐樹さえ良ければ車の方(ほう)が良いな……。JRで祐樹と二人で乗ると必ず『あっ』という表情をされて見られ続けることも多いので」 ただでさえ人目を集める整った容姿な上に「例の地震」関連でマスメディアにこれまで以上に露出したこともあり、世間的な認知度も高まっ
「先に雪だるまを作ってみたいな……」 雲の切れ目から天使の梯子(はしご)と呼ばれている陽光が射して雪を煌めかせている。 その煌めきよりも鮮やかでそして楽しそうな声だった。「分かりました。では先にそちらを作ってから雪合戦をしましょうか。雪だるまが見守ってくれ
それはともかくとして最愛の人が山科さんの紹介を手術(オペ)が終わってからという条件を出したかというと「桂離宮・大宮御所VIP待遇宿泊」の件を――可能性は低いがゼロではない――山科さんから聞いて「自分も行きたい」と斎藤病院長なら言い出しかねない。 何しろヨ
「ホワイトデーなのですけれども、何か欲しい物は有りますか?」 朝の生まれたての光が射し込むキッチンで祐樹は氷を入れたボウルにレタスを均一の大きさにちぎって入れながら聞いてみた。 隣に立っている最愛の人は最高に美味しいオニオンスープの最後の仕上げでもあるフ
◇注意◇若干「鬼滅の刃」アニメでは放映されていないネタバレが含まれます。この回は読み飛ばしても差支えのないように書いておりますので「アニメ以降のネタバレ、絶対にNG」と思われる方はスルーして下さい<m(__)m>次回からはやっと普通の「雪遊び」に入ります!!「何だ
「その桂離宮と大宮御所でのデートは具体的には何時なのだ?」 怜悧な声にも満開の花のような雰囲気を滲ませている。最愛の人の場合手術(オペ)は平日と決まっている。 他の病院だったら患者さんの容態急変で緊急手術ということも有り得ると聞いているけれども香川外科唯一
「え?岩松の場合は有望な医師を引き抜くのが仕事の一環では有りますけれど、香川教授や田中先生のように緩(ゆる)く長い目で見てここぞとばかりに引き抜こうとしている先生方も多いのです。 言わば『引き抜きたい医師リスト』を作成するのが趣味の一つと申しますか。それに
「……実はそう思った。『仮にバカと言われたら』という前提条件が付いていたので……」 雪はもう直ぐ止みそうな感じだった。ただ二人して藁(わら)に包(くる)まって雪を見ているだけで愛の交歓の後とは異なった種類の親密さのようなモノが温かい体温としなやかな肢体と密着
エレベーターではなく敢えて階段を使ってLINEを送った。「相談したいことが有りますので執務室に行っても大丈夫ですか」と。「五分待って欲しい」既読マークが付くと即座に返信が来た。 以前は祐樹に送るメールやメッセージはどれだけ素っ気ない文面であっても熟考した後
「田中先生と香川教授は桜木先生とはお親しいのでしょう?お二人からも説得なさってはいかがかしら?岩松のオファーはもちろんそれなり、いえ破格の金額を提示すると思います。 しかし、長年教授の黒子役(くろこやく)として手術をこなしていらっしゃったわけですよね?ウチ
「……その小説では徳川家康も関ケ原で戦死して影武者が入れ替わったという説も盛り込まれていて、その影武者も所謂(いわゆる)士農工商の身分から離れた人間だったので、同じ身分だった吉原遊郭の創設者への御免状(きょかしょう)に『我が同胞』という一文を入れたという設定
祐樹の吐(つ)いた嘘はグレーゾーンなような気がする。最愛の人の「寸志」代わりに桂離宮や大宮御所を使用する許可が出たのだから。 もうこうなったら王族は祖国で何か重大なことが起こったことにして急遽来日を取り止め、代わりにかねてから興味を持っていた最愛の人が見
「多分ご想像の通りかと思います。彼と付き合って行くうちに徐々に心を開いて下さったので。 いえ、彼だけではなくて私も今までのような割と投げやりな性格から前向きに医療に取り組もうと思えるようになりました。仮に、本当に仮定の話ですけれど彼が帰国して私と共に人生
届きました💖ずっと読んでくださるばかりか、「ホワイトデー狂想曲」で祐樹が貰ったと思しきGODIVAのチョコまで頂いてSさま、本当に有難う御座います!!このお返しは気に入ってもらえるような小説書きます!!そして画像をたくさん頂いたM様。『離宮デートで日本庭園の画像
アニメの真似も――アニメを全く知らない人が見たら余計怪しい――最愛の人が望むなら是非したいけれど、愛車と納屋で良い感じに人目を避けてくれている。 ただ、野外で男が二人藁に包まっているという状況は通りすがりの人が居たら「どうかしたか?」的な声を掛けられる