今更に思うのは、「求聞持聡明法」なんだと。開祖がデビュー作として出された『変身の原理』で、能力開発法として提唱された『持聞持聡明法』。それが今後、あらたに脚光を浴びてくると思うのだ。脳の構造を説いて、その働きと質を変えることを説かれたが、なぜそれが重要か。今現在、〈666〉が牙を剝いて、人類に襲い掛かっている。その原因は、人間の本来持つ獣性を抑えきれなくなったからである。かつて果たしていた宗教の抑止力などが、今や働かなくなっている。「神は死んだ!」と、ニーチェはのたまわったが、本当に西洋での神はすでにのけ者にされている。神の御名を口にしながら、もう一つの手では、大量殺戮を平気でやっている。ユダヤ教などにおいては、ユダヤ民族以外の人間は、すべて獣であるとして、どう扱っても良いのだと、他の人々に対して手ひどい...結局、求聞持聡明法!