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化学徒の備忘録 https://www.syero-chem.com/

化学に関することを記事にしています。大学レベルの内容が多いですが、高校や中学レベルの内容もあります。また化学であれば、無機化学、有機化学、生物化学、分析化学、物理化学、量子化学、電気化学など幅広い分野の内容の記事を書いています。

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2019/06/05

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  • 学振の申請書を書くときに審査員について確認しておきたいポイント

    博士課程に進学する学生であれば、日本学術振興会 特別研究員(DC1・DC2)(通称 学振、がくしん)の申請書を申請すると思います。学振の申請書を提出する資格がある人が、申請をしない理由はないので、絶対に申請をするべきです。この申請書を完成に近づける中で確認しておきたいポイントを紹介します。 審査員の分野を確認する 書面審査セットといわれて、パッと単語の意味と内容がわからない人がいれば、審査区分について理解が不十分な可能性が高いです。審査区分のサイトページ https://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_sinsa-set.html (2023年2月時点)を確認しましょう。 htt…

  • 学振の申請書作成でライバルと大きく差がつくのは何月か?

    博士課程に進学を予定している学生であれば、日本学術振興会 特別研究員(DC1・DC2)(通称 学振、がくしん)の申請書を申請すると思います。博士課程で申請する資格があれば、学振の申請書を書くことによって、自己分析や研究の計画力、研究への理解のブラッシュアップに繋がりますので、積極的に申請書を作成し、提出するべきでしょう。 一方で、例えば日本のほとんどの博士課程への進学は、受け入れ先の研究室の教員と話ができていれば、入学試験で、まず落ちることはありません。しかしながら、学振は指導教員がこの申請書は良い申請書だと認めていても、落ちることがあるような倍率となることが予想されます。それだけライバルが多…

  • SCISPACEとは?論文読解補助AIサイトの使い方をわかりやすく紹介

    SCISPACEとは? 学生や研究者にとって、論文を読むという作業は過去の知見を得るうえで非常に重要な活動です。一方で、論文を読みなれていない学生にとっては、論文を読んで理解するということは少しハードルがあると思います。 こういった論文を読みなれていない方をAIで支援するサイト(サービス)がSCISPACEです。 上記がTOPページのスクリーンショットですが、以下の文章が書いてあります。 Your AI Copilot to decode any research paperつまり、このサービスは研究論文の読解をサポートするAI副操縦士(Copilot)です。 当然論文を読みなれている研究者に…

  • 学振の評価書(推薦書)を「自分で書いて」と言われた場合の方法

    博士課程に進学を予定している学生であれば、日本学術振興会 特別研究員(DC1・DC2)(通称 学振、がくしん)の申請書を申請すると思います。むしろ博士課程で申請する資格があれば、学振を出さないというのは、資金を得る貴重な機会を逃すという点でも、申請書を書く能力を鍛えるという点でも、ありえないと考えるべきだと思います。 学振の申請書はもちろんですが、学振には研究指導者(指導教員)が執筆する評価書があります。この評価書の執筆に関しては、おおむね以下の4パターンがあると考えております。 指導教員が全て執筆し、提出してくれる 指導教員から申請者(学生)へ「原稿を書いて」と言われ、その原稿を指導教員が訂…

  • 学術論文と卒業論文や修士論文のページ数が全然違うのはなぜ?

    学術論文と卒業論文や修士論文のページ数が全然違うのはなぜ? 理系や化学系では、一般的な学術論文はletterやcommunicationといわれる短いものであれば、1~4ページ程度、Full paperといわれるような研究成果を丁寧にまとめたもので、長くて10ページ程度である。一方で、卒業論文や修士論文は短くても数十ページ、修士論文なら100ページ程度を超えるのは普通である。 あまり、研究に携わったことのない人であれば、「ほぼ同じ研究にも関わらずここまでページ差があるのはなぜなのか?」という疑問を持つ人もいるかもしれない。ここでは、この差について説明する。 目的が違うから 学術論文と卒業論文で…

  • 博士課程学生がやる気のでない時にできる8つのこと

    博士課程は博士号を取得するための最後のステップですが、最近は博士課程の実情も正しく学生に伝わるようになり、特に日本ではやる気のない学生が博士課程に進学するというケースは、まれになってきていると思います。ただ、博士課程は通常でも3年間と比較的長く、中だるみや、博士課程に進学当初のやる気やモチベーションが失われることも少なくないと思います。 また、博士課程も研究者ですが、企業や大学に勤めている研究者とはギャップがあります。まず、報酬体系や収入が全くことなり、金銭的なモチベーションは引き出しづらいという点が異なります。さらに、昨今の研究者は特に、短い期間でも違う研究室に移ったり、全く新しい分野に挑戦…

  • 無機化学の反応の種類・化合物の分類・分析手法

    化学試薬 化学反応では、他の物質を合成、測定、検出するために使用される物質のことを試薬という。つまり化学では試薬とは、「化学反応を起こさせるために系に加える物質や化合物、もしくは反応が起きているかどうかを確認するために加える物質や化合物」である。化学反応は、合成はもちろん、別の物質の存在の検出を確認するために使用されることもある。例えば滴定などもその一つである。 反応物と試薬は同じ意味で使用されることが多い。一般的に反応物とは、「化学反応の過程で消費される物質」である。ただし、化学反応の過程で溶媒や触媒が関与する場合は、これらは反応物とはみなさない。 有機化学では、有機分子や金属塩/化合物が、…

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