理学療法士、予防運動アドバイザーのWataruがカラダについてのあれこれや健康情報をお伝えします。 慢性的な腰痛や肩こりなど身体の不調にお困りの方や、運動パフォーマンスを上げたい方、正しい姿勢や歩き方を知りたい方へおすすめです。
スポーツなどを行なっていれば、パフォーマンスをアップしたいと望むことは当然と思います。 競技種目に特化した練習はもちろんですが、基本的な身体作りとしてのトレーニングも当然必要です。 トレーニングには様々な種類がありますが、今回から数回に渡って最もベースとなる筋力強化のためのレジスタンストレーニングにフォーカスしてお伝えします。 ベースの筋力がついてくることで、そこから競技レベルに持っていくためのファンクショナルトレーニングやコレクティブエクササイズ、ボディーワークにも応用していくことができます。
今回は理想的な立位姿勢について考えてみます。 一般的には顎を引いて、両手はももの横に置き、胸を張って立つと言われているのではないでしょうか。 ヒトの解剖学的な特徴を踏まえて考えたとき、果たしてこのような姿勢は正しいのでしょうか? サルとヒトの違いとヒトの特徴 どんなものでもそのものの特徴を捉えるためには何かと比べなければいけません。 そのため、ヒトの特徴を考えていくときにも、ヒトだけを見るのではなく、他の動物と比較していくことが必要です。 そこでヒトと最も近縁な動物である類人猿とで比較してみると次のようなことがわかります。 顔面頭蓋に対して脳頭蓋が大きい チンパンジーの脳容量が約390ccであ…
本日は咬み合わせと姿勢の関係についてお伝えします。 姿勢を考える上で、あまり咬み合わせにまで目がいかないことも多いかと思いますが、 非常に影響の大きい部分になりますので、整理してみたいと思います。
本日は脚の長さの左右差についてのコラムです。 目次 1. 脚の長さの左右差とは 2. 脚長差の分類 3. 脚長差への対処 1. 脚の長さの左右差とは 医学的には脚長差と呼ばれていますが、左右の脚の長さに3cm以上差がある場合のことを指します。 その場合は、補高といって、靴底を少し高くして調整することが多いですが、1cm未満の左右差については許容範囲内とされ見逃されているケースがほとんどです。 しかし、1cm以内の左右差でも実際に歩いた時の身体の崩れに影響したり、それが長時間積み重なった結果、身体のあちこちにストレスが重なり、痛みや側弯などの変形の原因となることが多いです。 実際の研究報告でも1…
側弯症とは 側弯症とは、背骨が左右に弯曲し、ねじれを伴う病態です。 通常、小児期にみられる脊柱の変形を指します。 左右の肩の高さの違い、肩甲骨の突出、腰の高さの非対称、胸郭の変形、肋骨や腰部の隆起などの変形を生じます。 側弯が進行すると、腰背部痛や心肺機能の低下を生じることもあります。
肩こり、頭痛、腰痛の軽減を目指して、頭の位置を整えましょう。
肩こり、頭痛、腰痛の軽減を目指して、頭の位置を整えましょう。
本日は頭位(頭の位置)についてのお話です。 写真館などで写真を撮ってもらうときに、カメラマンに頭の位置を直される方は多いのではないでしょうか? 私たちは少なからず、身体の左右差を持っており、頭の位置についても左右へのズレが多くあるのは事実です。 しかし、この頭位のズレの結果として、身体に様々な影響があることは意外と知られていません。 今回はこの頭位のズレについて深堀りしていきます。
腰痛や肩こりなどの症状の大きな原因の1つが日々の姿勢にあります。 悪い姿勢(不良姿勢)が持続してしまうことで、私たちの身体にはストレスが積み重なってしまい、その結果として様々な症状が表れてきます。 今回はたった3つのポイントを押さえるだけで、より良い姿勢を手に入れる方法をお伝えします!
腰痛でお困りの方は非常に多いかと思いますが、その方のほとんどが腰回りの不安定さを認めています。 今回は、その腰回りの不安定さを軽減させるために重要な考え方をご紹介させて頂きます。
今回は腰痛予防のために知って欲しい腰(腰椎)の解剖学的特徴とその使い方をお伝えします。
前回のブログで腰痛についての概要をお伝えしましたが、その中でメカニカルストレスを防ぐとお話ししました。 wataru-pt.hatenablog.jp 今回はそのために知って欲しい腰(腰椎)の特徴とその使い方をお伝えします。 腰部の構造 腰部は脊柱(背骨)の一部である腰椎という5つの骨からなります。 背骨はこのようにS字の弯曲を作っており、腰部は前に向かって凸(前弯)の形をしています。 腰部の運動の考え方 腰部の構造を踏まえて、腰椎を動かす上での重要な考え方として次の3点が挙げられます。 腰椎は安定させて胸椎の可動性を出す 腰椎はねじらないように使う 腰椎の前弯をキープする 1.腰椎は安定させ…
腰痛は二足直立歩行を選んだ人には避けられない宿命といっても過言ではありません。 実に84%の人が腰痛を一生のうちに経験すると言われています。 今回はこの腰痛をいかに予防していくか、その原因と対策をお伝えします。
腰痛は二足直立歩行を選んだ人には避けられない宿命といっても過言ではありません。 実に84%の人が腰痛を一生のうちに経験すると言われています。 今回はこの腰痛をいかに予防していくか、その原因と対策をお伝えします。 腰痛の分類 腰痛は大きく分けて次の2つに分類されます。 特異的腰痛 非特異的腰痛 少し難しい言葉になっていますが、要するに特異的腰痛は検査によって原因が特定される腰痛、非特異的腰痛は検査では異常がなく原因がはっきりしない腰痛のことです。 特異的腰痛 特異的腰痛は全体の15%と言われています。 その主な内訳は以下になります。 椎間板ヘルニア (4~5%) 脊柱管狭窄症 (4~5%) 圧迫…
私は現在、予防運動アドバイザーとして日々活動させて頂いておりますが、いったいどんなことを行っているのかを改めてお伝えできればと思います。
予防運動とは キーワードは、「予防に勝る治療はなし」 障害が起きる原因 原因追及の重要性 原因追及のプロセス 私は現在、予防運動アドバイザーとして日々活動させて頂いておりますが、いったいどんなことを行っているのかを改めてお伝えできればと思います。 予防運動とは 主に運動器(骨や関節、筋肉など)に起こる障害を、運動を通じて予防していこうということが大きなテーマです。 身体が痛くなってから、何か障害が起きてから病院や治療院にかかることが多いと思いますが、そもそも痛くならないように、障害が起きないようにしていこうよと啓蒙していくべく活動しています。 キーワードは、「予防に勝る治療はなし」 そのために…
はじめまして、Wataruと申します。 このたび、理学療法士・予防運動アドバイザーの私から皆様へ健康情報やヒトの身体についての豆知識などをお伝えしたいと思いブログをはじめました。 自己紹介 Wataru 保有資格 理学療法士国家資格 予防運動アドバイザー ファンクショナルローラーピラティス®マスタートレーナー 側弯トレーニング®認定トレーナー エボリューションウォーキング®インストラクター ヨガインストラクター(全米ヨガアライアンス200時間養成修了) 福祉住環境コーディネーター2級 運動連鎖アプローチ®認定インストラクター 経歴 東京都出身。 理学療法士として救急・リハビリテーション専門病院…
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