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  • 生きながら死ぬこと

    因果応報とは良く言ったものだ 何かを為せば、それは相応の報いの原因となる。 簡潔に世界の原理をあらわしているように思う。 高くのぼればのぼるほど落下した時のダメージが大きくなるように、人生においても幸福が大きければ大きいほどそれを失ったときの衝撃は計り知れない。 「我々は幸福になるために生まれきた」というような、ハッピーエンドを推奨するハリウッド映画的プロパガンダには、実は大きな罠が仕込まれている。 こういった幸福の捉え方に潜む罠を看破したのが、かつての仏教者ではなかったか。良い暮らしがしたい、もっと欲しい、という人の上昇欲求を「煩悩」として、それを切り捨てる事こそが、真の幸福、心の平安、悟り…

  • すかんぴんのススメ

    僕らは日々何らかのゴールを定めて生きている 預金を幾らまで貯めようだとか、結婚し幸福な家庭を築こうだとか、もっと小さい話で言えば、仕事の後美味しい夕飯を食べにいく事だったり、夏休みの旅行の予定だったり。 そして、それら大小それぞれのゴールまでの道のりはあくまで過程であり、多くの場合、耐えるべき退屈な時間、あるいは、人によっては苦痛の伴う時間ですらある。ゴールが蠱惑的であればあるほど、それまでの時間は相対的にはつまらなく感じる事だろう。とはいえ、この耐えるべき時間は半面夢の膨らむワクワクできる時間であるとも言える。例えば、旅行を計画している段階は、あれこれ想像を膨らませて楽しいものである。 この…

  • ヤケクソに考えた

    先日とても辛い事があった。 しかし、心に穴の空いたような痛みの半面で、音楽活動へのモチベーションが、なぜだろう、沸々と高まっているのを感じる。 父親と育ての親である祖父母が立て続けに他界した時もそうだった。 悲しくてやりきれない気持ちから逃れるための逃避先として何かに没頭しようとするのは、ある種の生存本能のようなものだろうか。 生存本能と言える半面で、何だろうか、このヤケクソ感。このヤケクソ感は、死へ欲動に近いものとも言えるかもしれない。 人間は辛さが限度を超えてしまうと、精神がぶっ壊れたり、果ては自殺に至る。 そういった病や自死に至る、何歩か手前にヤケクソ状態があって、そういう時、人は倒れる…

  • ネットに溢れる有象無象とのつきあい方

    ネットにおける科学的とされる情報は井戸端会議の噂話レベルの信頼度である ここ最近のコロナ禍は、ネット社会の本質を浮き彫りにしたように思う。ネットには様々なコロナに関する持論、極論、憶測溢れかえり、混迷の様相を呈している。コロナなどただの風邪だとする陰謀論系の人達から、コロナ脳と揶揄されるコロナ危険論者まで様々だ。それら多くの、それぞれの持論には、それぞれの科学的根拠、持論の依拠するエビデンスがあったりする。こうなってくると科学的根拠=客観的根拠、つまり答えは一つであるとは言えなくなってくる。なぜそう言うことが起こるのかと言えば、結局データというものはそれを計測する定規に依拠していて、定規のメモ…

  • 猛暑にスマホ

    暑すぎてやってられない。 何か始めなければと思うだけで、スマホ弄って時間がダラダラと浪費されていく。 スマホの、手の平一つに収まるという、その小ささは実に画期的、悪魔的発明だと思う。 パソコンの前に座るのすらダルいときには、ゴロゴロしながら指一本で遊べる。 驚くべき無為な時間。 まさに時間を潰している。 ネットに刺激的な情報が転がっている事は稀だ。 というのも、ネット上の大概の情報は底が抜けている、即ち、大概の情報には反証があり、その反証にもまた反証がある。反証と反証に対する反証が、山のように積みあがっていく現在進行形のプロセスを前にして、もはや無常感しかない。 ダラダラゴロゴロしながらのスマ…

  • 小さな事からコツコツと→諦めのススメ

    毎日コツコツと積み上げるのは難しい ブログやYouTubeなど、今の時代、個人が発信する手段は無数にあるが、発信したところでそこに反響が帰ってくる事は稀だ。本ブログの如く、閑古鳥が鳴きまくって耳が痛い人は多いのではないか。 友人にブログに反応が帰ってくるどころか、その収益化に成功している者がいるが、彼曰く、最低百記事は必要らしい。 百記事… 僕のような怠け者にとっては途方もない数字である。とても到達できる気がしないはるかな高みに思える。 だから、ここでは 如何にして継続的にブログを積み上げて百記事に到達する事ができるのかを、考えてみよう。 やはり何らかの「手応え」を感じない限り、ブログを続ける…

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ハンドル名
takenirojinさん
ブログタイトル
三十代無職の妄想放浪記
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