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こちらは、花より男子の二次小説になります。類つく中心です。亜門贔屓なので 亜門が出てきますが カップリングはないです。 

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2019/04/12

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  • REPLACEMENT 16

    REPLACEMENT 16オープンから半年この頃になると あたしは自分が森沢さやかではないことを確信してた。まだ顔や名前は分からないけれど 記憶は確実に戻りつつある。小さなアパート アルバイト いじっめにあってたこと自分の住む世界とは違った はなやかな世界に身を投じたこと公園 ブランコ ファミレスあたしの持ってる記憶は さやかとはかけ離れすぎていて 可愛がってくれる両親に対して 申し訳ないという気持ちと 本...

  • Happy Time 62

    Happy Time 62結婚式の後 新婚旅行へ向かう写真を撮ると 今日のノルマは終わり。明後日から ハワイを皮切りに 世界8か国での撮影に行く。 花沢のジェットで行くから あいつらは邪魔できないし 20日間の予定だから いくら何でも全部の行程にあいつらが来ることはないよね? 何日間かは 二人っきりになれるはず。 そうだ 撮影に合間に どこ行くか考えなくちゃ。それが甘い考えだったというのは 俺は後で知ること...

  • REPLACEMENT 15

    REPLACEMENT 15「自由の女神 息できるんだ よかった 」 「なんとなくしたくなったから・・・ 」「今度は 俺が支えるから 」 「おめでとう よかったじゃん 」「・・・って 雑草よね。雑草ってつおい植物よね 」 「ねえ ママ本当? 本当に当たったの? 」「あたしが就職したら また連れてってあげるよ。 」キキ――――!! ガッチャン ドッカーン!!! 「これ・・・ お母様に・・・ 」なに? これは ペン...

  • Happy Time 61

    Happy Time 61ショー当日 つ「大丈夫かな。 ドキドキしてきた。 」類「大丈夫♪ 何度も練習したじゃん。それに 俺が一緒だもん。 もしつくしがドジしても 俺がフォローするからさ 」みんな 幸せそうに腕を組んでランウエイを歩いてる。 中には 顔を見合わせ ほほ笑み合ったり キスをするカップルまで。まあ自由にって言ってたから そんなこともできるんだけどね。手拍子が鳴ったり 時々 「うわー!! 」っていう...

  • REPLACEMENT 14

    REPLACEMENT 14あきら~2泊3日の 強行スケジュールで日本に戻って調べたことを伝えるため 俺は 桜子の泊まるホテルへと向かう。しかし その足取りは 重い。それは 桜子が 彼女が牧野ではないかと感じたことを すべてクリアにするものだったから・・・。 桜「それでは・・・ 」あ「ああ 彼女はそれまで幼稚舎から通ってた「聖プレジレント」から 両親の反対を押し切って 森栄学園高校に入学したんだ。 ここの調理...

  • Happy Time 60

    Happy Time 60紗「つくしちゃん 今度うちで ブライダルのショーがあるんだけど 出てみる気はない? 」ある日 食事中 いきなり母さんが言った。つ「ブライダルのショーって 」紗「うーん 簡単に言えば ファッションショーみたいなものだけど それだけじゃなくて 結婚に関するトータルコーディネート的なもの って言ったらいいのかしら。式の前のエステから 挙式 披露宴、新婚旅行まで すべてのコーディネートなの...

  • REPLACEMENT 13

    REPLACEMENT 13~さやか~ あー疲れた。レストランオープン初日 部屋に戻ると そのままベッドにダイブしたあたし。ゴロンと横になると 今日一日の反省点をまとめる。もう少し テーブルの位置を変えたほうがいいとか お皿の置き方だとか 店内の様子をうかがいながらとったメモを読みながら なにげなく窓のほうを見た。桜子さんたちが来てくれたことは知ってたけど 厨房もホールも大忙しで 顔を出すことができなかった。...

  • Happy Time 59

    Happy Time 59類「ねえつくし つくしは 俺と二人っきりになるのは イヤなの? 」何気なく口から出た言葉つ「え? そんなことあるわけないじゃない。 今だって こうして一緒にいるじゃない。 」けらけら笑いながら言うけど 俺が言いたいのは 二人の甘い時間ってことなんだよ。あの香港の別荘以来 また清い関係に逆戻りだし 最近キスだってしてないんだ。せめて 一日に1回 いや 2.3回・・・ できればもっとしたい。...

  • REPLACEMENT 12

    REPLACEMENT 12結局 さやかさんは 忙しくて来られなかった 滋「もっとここにいる~。 さやかに会いたいし~ 」と駄々をこねる滋さんを宥めすかし 何とかお店を出ると ちょうど花沢さんが車を降りるところだった。あ「類 来たのかよ。 お前が来るなら もう少し中で待ってたのにな 」類「ううん ちょっと寄ってみただけ。 でも凄いな。 もうランチタイム 終わったはずなのに 」そう 先程ではないにしろ まだまだ外...

  • Happy Time 58

    Happy Time 58教えるほうがうまいのか 教えられるほうが努力したのかは わからないけど 勉強の成果は 確実に上がっていて 夏休みに入るころには すべての教科で高校2年生レベルまで上がっていた。約束は 高校卒業レベルだから あと少しの辛抱だ。悠「あたい ほんとは天才なのかもしれないよな。 」嬉しそうに言う剣菱に 腹が立つ。類「教えるほうがうまいんだろ。 」全く面白くない俺は 突き放すように言ってやる。...

  • REPLACEMENT 11

    REPLACEMENT 11待ち合わせの場所に着くと 美作さん一人滋「あれ? 類君は? 」あ「ああ なんだか仕事の都合で無理らしい。 時間が取れるようなら後で合流するそうだ。居場所だけ 連絡くれって言ってたぜ 」そうですか。 それは好都合ですわ。 花沢さんがいたら 美作さんに相談することは不可能。桜「では行きましょう。 結構すごいことになってるみたいですし。 予約は入れておきましたから 入ることはできると思いま...

  • REPLACEMENT 10

    REPLACEMENT 10桜子~私達は さやかさんを 家まで運ぶと ベッドに寝かせた。さやかさんは 額に汗を浮かべて すごく苦しそうで・・・。知らせを受けて 彼女の両親も帰宅し 雛「これはどういう事ですの!! この子は体調がよくないのに 表に連れ出すなんて!!!何を考えていらっしゃるんです!!!! 」 ヒステリックに叫ぶおば様その声で目が覚めたのかさ「おかあさ・・・ 」小さな声を出した さやかさん。その言葉に...

  • REPLACEMENT 9

    REPLACEMENT 9最近 準備におわれていたからか 久しぶりに外に出たような気がする。初夏のパリは気候も良くて あたしは思いっきり深呼吸をした。体の隅々の細胞まで活性化させてくれるようで。記憶がないことも 声が出ないことも 今の私には些末なことに思えた。町は活気にあふれ そこかしこから音楽が流れ 絵をかいてる人 観光客なのかあちらこちらで写真を撮り ショッピングを楽しんでる人も多い。そんな人たちの間を ...

  • REPLACEMENT 8

    REPLACEMENT 8「せんぱーい 」 「つくしー 」 遠くで声がする。 誰を呼んでるの? あたしの名前は 森沢さやか なんだけど なんとなく懐かしい気がするのはなぜ?目が覚めると そこはあたしの部屋。 心配そうにあたしの顔を覗き込むのは お父様 お母様 そして・・・滋「よかった 目が覚めて。 いきなり頭を抱えて気絶しちゃうから 心配したんだよ 」「ごめんね 」そう言いたいんだけど 声が出ない 一生懸命 ...

  • REPLACEMENT 7

    REPLACEMENT 73日後 レストランのオープン記念のパーティーが 森沢系列の 『HOTEL Linden』で成大に開かれた。壇上で 華やかなドレスに身を包み 挨拶をする彼女を見て 類『やっぱり 俺の思い過ごしだよな。 彼女が牧野かもしれないなんて・・・ 』つぶやきながら 会場を後にした。さやか~なんだか 気分が優れない。 挨拶も終わったし いいよね。お父様もお母様も たくさんの人に囲まれニコニコと談笑してるし あた...

  • REPLACEMENT 6

    REPLACEMENT 6その日は 珍しく 俺の親友も全員フランスに来てて どうせなら一緒に食事でもしないか という話になった。待ち合わせのレストランに着くと滋「類くーん こっちだよ 」大河原が大きく手を振っていた。司 あきら 総二郎 それに大河原に 三条。 俺はあきらの隣に座ると 類「司 おめでとう。 婚約したんだって? 」司と大河原の指には おそろいのリング。 きらきらとまぶしいほどの大河原の笑み 司は...

  • REPLACEMENT 5

    REPLACEMENT 5 そう 俺はあれから暫くの間 何もする気になれず 食事もとらずに 何日も部屋の中で蹲っていた。 そしてある日 立ち上がることもできなくなってしまい 無理やり入院させられた。やっと歩けるようになった頃 大河原と三条に言われた。桜「花沢さん 今のままだと死んでしまいます。 もっと自分を大切にしてください 」滋「そうだよ。 つくしがいなくなって 寂しいのはわかるけど 今の類君の状態見たら ...

  • REPLACEMENT 4

    REPLACEMENT 4彼女は パリにある 森沢グループ直営のホテルに泊まっていた。♪~ 呼び鈴を鳴らすとガチャ 鍵を開け 俺を部屋に招き入れてくれた。類「さすがだよね。 スイートに一人だなんて 」さ「何言ってんのよ。これはあたしのものじゃないわ。 両親のもの。あたしは 何も持ってないのよ。 所詮 親の庇護の下 自分で稼いだお金で生活したこともない ただのつまんない人間。井の中の蛙 お山の大将なのよ。 いい年...

  • REPLACEMENT 3

    REPLACEMENT 3雛「さやか 本当に一人で大丈夫? 」さ「大丈夫よ お母様。 」あたしは 今日 パリに新しくオープンするレストランの下見に行くため渡仏する。あの事故以来 お母様はあたしにべったりくっついて 離れようとしなかった。あれから2年以上も経ったのに 過保護にもほどがある。今回は お父様が説得してくれて やっとあたし一人でパリに行けることになった。搭乗手続きを終え 決められたシートに座ろうと 先...

  • Happy Time 57

    Happy Time 57結局 断れるはずもなく あきらと総二郎 そして道明寺のタマさんまでも 毎週日曜にここに来る事が決まった。あの司の母親も 剣菱の母親には 迫力で負けたらしい。椿さんは ビビッて涙を流したって司が言ってた。ただ あきらん家の母親とは妙に気が合ったらしく 勉強部屋を二人で飾りつけしたって あきらがこぼしてた。まあ 夢子さんぐらいだろうな。 あの母親と対抗できるのは。実は ああ見えて おこる...

  • Happy Time 56

    Happy Time 56部屋に通されると そこには 有閑倶楽部の面々が勢ぞろい。清「こんにちわ。 牧野さん その節はどうも 」軽く頭を下げた菊正宗 魅「花沢 お前 オイタしちまったみたいだな。 あんだけいったのにさ 」ニヤニヤ笑ってる。類「オイタじゃないもん。 つーん。 」剣菱だけだと思ったら こいつらまでなんでいるんだよ。男がいるって事だけで 面白くない俺。類「何の用事? わざわざ呼び出すなんてさ 用があ...

  • REPLACEMENT 2

    REPLACEMENT 2死者重軽傷者35名 幸い 牧野の家族は命に別状はなかったが バスの前方にいた牧野は見るも無残な姿で・・・彼女の姿を見た母親は その場で意識を失ったそうだ。う・・うん・・・。ここは・・・「せ、先生!!! 」気が付くと そこは 真っ白な部屋。 あたしの身体には たくさんのチューブがつけられ・・・「よ、よかったー 気がついたのね。 」目の前には 涙を流す女性。 その隣には うっすらと涙を浮...

  • Happy Time 55

    Happy Time 55それからというもの あたしの生活は一変した。講義が終わった後 月木は 美作邸でダンスとマナーのレッスンと双子ちゃんの家庭教師火金は 西門で茶道と着付け水土は 道明寺で語学やなぎなた (類はこの間楓社長から 経営学の勉強)日曜は 花沢で フランス語やドイツ語もうクタクタで 目が回る 死にそうだよぉ~~~。なんて思ってたら ある日 剣菱からあたし宛に 招待状が届いた。剣菱は 花沢にとって...

  • Happy Time 54

    Happy Time 54次の日 朝早く目が覚めた俺 ・・・っていうか 嬉しくって眠れなかっただけなんだけどさ両親とともに 結納のために 彼女の両親の住む町へ向かった。 彼女の両親の住む場所 長野県安曇野市。南アルプスと北アルプスに囲まれた 風光明媚な観光地。インターを降りしばらく走ると 周りは田んぼや畑ばかりになって 建物もまばらになってきた。さっきまで遠くに見えてた高い山に どんどん近づいて行く。広かった道...

  • REPLACEMENT 1

    REPLACEMENT 1つ「え~!! ねえ ママ本当? 本当に当たったの? 」マ「そりゃあもう あたしもびっくりしたわよ。 いきなり鐘がなってね。 こうやって カランカランって 」小躍りしながら 腕を振るママ。パ「すごい!! ママ すごい!!! 」進「やったー!! ハワイだ!! 」商店街の福引で ハワイ旅行が当たった。 家族4人でハワイに行けるなんて夢みたい。あ「牧野 良かったな。」総「まあ せいぜい楽しん...

  • Happy Time 53

    Happy Time 53京&紗枝京「あの時のみんなの顔見たかい? 慎はともかく 覚と龍一郎。くっく 目を丸くして 口をあんぐり開けて。 まさにハトが豆鉄砲食らったような顔だったな。紗「ええ。もう私 楓さんがあんなに取り乱したの初めて見ましたわ。 くすくすっ 真っ赤な顔して まるで小学生のように手を挙げてと思ったら・・・ ぶっ もうだめです あははは おかしくておかしくて 」テーブルを バンバン叩きながら 大笑...

  • Happy Time 52

    Happy Time 52こんなに大勢の前で言うのは 思いっきり恥ずかしい。 でも・・・さっきの言葉が 頭の中によみがえる。 『類はあなたのこと 本当に大好きだから 後はあなたの気持ちだけなの 』つ「はい。 愛してるのかどうかっていうのは まだよくわかりません。でも 類さんのことが 好き・・・ 大好きです。 はっきり言って 結婚とかそういうことは まだ自分でもよくわかってないのが本当です。でも今は ずっと一緒に...

  • Happy Time 51

    Happy Time 51そこには 道明寺夫妻( 覚・楓 ) 美作夫妻( 慎吾・夢子 ) 西門夫妻 ( 龍一郎・梓 )みんなニコニコしながらつくしを見てる。 紗「皆さんがね あなたにお話があるからとおっしゃるので 来ていただいたの。花沢としても あなたのことちゃんと紹介したいと思って 」紗枝の言葉に はっとしたように 道明寺覚覚「それはどういうことですか? 」花沢京は 満面の笑みを浮かべながら京「ええ こちら...

  • Happy Time 50

    Happy Time 50類~ 母さんは 挨拶だけって言ったけど 部屋に入ってから もうずいぶん時間が経ってる。一体何やってるんだろう。まさか 親の留守の間にここに泊まってたこと 叱られてるんじゃないよな。ちえだって 父さんも承知したことって言ってたし‥‥回想~ここにつくしを連れてきた夜 ち「坊ちゃま つくし様は とても素晴らしいお嬢様ですね。 使用人 一人一人に声をかけておいででしたよ。 みんな牧野様の事 気...

  • Happy Time 49

    Happy Time 49コンコン 紗「あなた 少しよろしいかしら。 つくしちゃんが ご挨拶したいそうなの 」「どうぞ 」 と返事があり あたしは おばさまと部屋に入った京「初めまして 類の父親の 花沢京です 」いきなり握手を求められ 反射的にその手を握ると つ「初めまして 牧野つくしです。 あの・・・ お留守の間に お世話になってしまって 申し訳ありません 」頭を下げながら言う。京「いやいや そんなこと お気...

  • Happy Time 48

    Happy Time 48結局 一日遅れで帰ってきたみんなと そのまま飛行機に乗って 帰国することになった。剣菱は 「もっとゆっくり遊びたい 」って言ったけど 総「俺 来週茶会あんだわ。 今回亭主やんなきゃなんねえから 準備しなきゃならねえんだ。 」野「あら そうでしたわ。 私 そのお茶席で 西門様の半東を任されておりました。すっかり忘れてました。 悠理 私 帰りますわ 」清「そうですね。 もうすぐ大学も試験...

  • Happy time 47

    Happy time 47   食事を終えると シャワーを浴びたいというつくし 類「一緒に入ろうか? 」 そんな俺の言葉に 真っ赤になって つ「ば、バカ! なに言ってるのよ 一緒になんて・・・ 一緒になんて 入るわけないでしょ!! 」 そんな彼女を 後ろから抱きしめながら  類「いいじゃん もうしたんだし。 いまさら恥ずかしがる事ない・・っ 」途端に 俺の鳩尾に 彼女の肘鉄が入った...

  • Happy time 46

    Happy time 46   ~類~ 牧野 痛くなくってあたりまえなのに だって まだしてないんだからさ 俺達。 でもね 昨夜 目を覚まさなかった罰だよ あれだけたくさんの印つけたのに 隣でぐうぐう寝ちゃっててさ 寂しかったんだ 俺。 寝顔 すごくかわいかったけど  でも 牧野が早とちりでよかった♪ これが初めてって知ったら どんな反応するんだろう くっくっく おかし...

  • Happy time 45

    Happy time 45  *注 今日の類君は 鬼畜ですえ~~?? って方は 回れ右してください--------------------------------------------- ~類~ 何度呼んでも頬を軽く叩いても 目を覚まさない彼女  仕方なく 昨日のようにお姫様抱っこして 部屋に運んだ。 昨日と違うのは 今日はお互い裸だってことだけ    ベッドにおろすと 冷たい水を 口移しで飲ませる。 「・・・ぅ・・う...

  • Happy time 44

    Happy time 44 ※ 注意今回 少し(?)変態気味な 類君です そういうのが イヤ!って方は 回れ右することを おススメします ----------------------------------------------------------------------------------- ~類~ 彼女が 脱衣場に入るのを見届けた後  う~~ん まだ早すぎるよね。いきなり入ってったらびっくりするだろうし そのまま出てきちゃうかも知れない・・・・  暫...

  • Happy time 43

    Happy time 43 広~~い別荘に たった二人残されたあたし達。なんだかドキドキして 花沢類の顔がまともに見られない。 そりゃ 今までだって 二人っきりになったことはあったけど それは部屋のなかだけ ってことで、 花沢邸には 他の人が沢山いた でも 今夜から こ~~んな広い邸に二人っきりって・・・・どうしよう・・・ どうしたらいい?  あ”~~!! わかんない!!!   類「牧野? 」...

  • Happy time 42

    Happy time 42   次の日  菊正宗の薬が効いたのか すっきりした顔で起きてきた牧野 類「牧野 頭痛くない? 」 つ「ん? 大丈夫 なんともない。 でも なんであたし ベッドで寝てたんだろ。 みんなと一緒にご飯食べてたはずなのに・・・ 」 不思議そうな顔して俺を見てる牧野に ひと安心。 本当の事は 言わないほうがいいよね。 類「ん。 牧野 途中で寝ちゃったから 俺がこ...

  • Happy time 41

    Happy time 41  類『ずっと気になってた。 あの男 松竹梅 魅録 って言ったよな。 パーティーの時から ずっと彼女を見てる。 なんか心配。牧野は 自分がもてるって 自覚ないみたいだけど 司たちだって 俺が気を緩めたら きっと その隙ついてくるだろうしあの魅録って 奴だって もしかしたら・・・・ 』そんな事考えてたら えっ!?隣に座っていたはずの牧野が テーブルに突っ伏してる  類「牧野 ど...

  • Happy time 40

    Happy time 40    パーティーが終わる頃  悠「ねーねー 二次会行こう? 」 突然 悠理さんから 提案された。  西門さんや 美作さん 道明寺さんは 大乗り気だけど 花沢類は・・・ 乗り気じゃないみたい。 なんだかむくれてる   結局 西門さん達に 引きずられるようにして やってきたのは飛行場 に、二次会に 飛行場って 一体・・・・・??あたし達の目の...

  • Happy time 39

    Happy time 39    パーティー当日 悠「あっ! つくしだ~~!! 」車から降りたあたしを待っていたのは・・・・・ つ「え? え・・?? ええ~~~????? 」 そこには 眩しいほどの 黄色のドレスを着た 悠理君(頭には 黄色のうさぎの耳 )と ひときわ 華やかなご一行様がいた。  着物 ボディコン ヘビメタ風 チャイナ服 王子様風・・・・ 悠理君も ドレス着てるし 仮装パ...

  • Happy time 38

    Happy time 38    悠「あっ!! いたいた!! おーい!! つくし~ 」 大きな声で 名前を呼ばれたあたし 振り返るとそこには 悠理君と 魅録君。その周りには まじめそうな男の人と 金色で長い髪の男性(ひと)日本人形みたいな女性(ひと)と 華やかで綺麗な女性が立っていた。 類「まきの~ だれ? あれ 」地の底から響くような 花沢類の声。 う”~~ あきらかに不機嫌・・・・ ...

  • Happy Time 37

    Happy Time 37  結局 ムリヤリ車に押し込められ そもまま病院へ連れていかれた。 レントゲンを撮り 頭打ってると困るからってCTまで・・・。でも 何も異常はなくって 診断結果は 右足首捻挫とほんの少しの掠り傷「2~3日は 安静にするように 」先生は 優しく笑いかけながら言ってくれたんだけど ここって 都内でも有名な私立病院。 いろんな検査をしたから 費用は高いよね。 どうしよう あたしお...

  • Happy Time 36

    Happy Time 36   牧野の 卒業式の日 俺達は 彼女に内緒で 卒業式に行った。彼女に知れたら 『絶対に来ないで 』って言われそうだったから いきなり現れたF4に 周りは騒然としたが 式が始まると騒ぎも収まり 壇上で答辞を読む彼女の姿に 俺達は ただ見惚れるばかりで・・・  式が終わり 彼女の元へ向かおうとしたんだけど ここでもやっぱり 彼女は人気者みたいで一緒に写真をとろうとす...

  • Happy Time 35

    Happy Time 35  俺は さんざん考えた挙句 ダメもとで  つくしだけでもこっちに残れないかと 彼女の両親に聞いてみた 両親は 本当は 彼女を大学に行かせたいが 彼女のために 新しくアパートを借りるのは 今は無理だと言うことだった あ「それなら うちでもどこでも 責任を持って彼女を預かります それなら問題はないでしょう 」 そのひと言に 両親は そう言うことなら お願いします...

  • Happy Time 34

    Happy Time 34  美作邸~ 今日は つくしが 家庭教師で来る日だ。  おふくろ・・・ じゃなかった 夢子さんの機嫌が 朝からすこぶる良い。 あいつが来る日は 早い時間からケーキ焼いたりするから 一日中 家の中が甘ったるい匂いがする。以前は この匂いを嗅ぐのも嫌だった俺だが 最近は そういう日はつくしが来るから 嬉しくて仕方ない きっと類は 着く早々 嫌な顔するんだろうな。 ‥‥...

  • Happy Time 33

    Happy Time 33  西門邸~つくしが 茶道を習いに来て ひと月がたつ頃 梓「総二郎さん 少し よろしいかしら 」お袋に 呼ばれ 父であり 家元の 龍一郎の部屋に 来ていた  総「家元 何か? 」龍「いやいや 堅苦しい話ではない。 おまえの 内弟子の事だが・・・ 」いいにくそうに 口を開いた 親父 梓「彼女は 一般のご家庭の方でしたよね 」総「それが何か? 問題でもありましたでし...

  • Happy Time 32

    Happy Time 32  私はタマの部屋へ入ると 早速相談を始めた。 でも うちは家庭教師も要らないし 教えられるものもないのよね~ どうしようかしら そんな事を考えていると タ「仕方ないですね タマが 一肌脱ぎましょう 」 椿「何か考えでもあるの? 」 タ「私を誰だと思ってるんですか? 椿お嬢様。 」 椿「道明寺の生き字引。 この家で一番偉い人 でしょ?  誰もタ...

  • Happy Time 31

    Happy Time 31ある日 あきらんちに 呼び出された牧野 夢子さんから 双子の妹の 家庭教師を頼まれた つ「でも あたし 教えるの 初めてだし・・・ 家庭教師なんて そんな・・・ 」 夢「ううん 大丈夫よ。牧野さん・・・ つくしちゃんって呼んでもいいかしら?あなたが 全国模試のトップクラスだってこと 知ってるわ。あなたが あきら君の友人なんて 本当にラッキーだったわ。 あきら君 何にも言ってくれないん...

  • Happy Time 30

    Happy Time 30  花沢類の言葉は 魔法のように あたしの心にスッと入ってきて 不安な気持ちを溶かしてくれる 類「ねえ まきの アンタは決してブスなんかじゃない。そこらへんの 女より すごくいい女なんだよ。 だって 俺やあいつら椿さんや静が認めた女の子なんだ。 それとも 俺達の目は節穴なのかな? 確かにね 今はまだ 自分でも その魅力に気付いてないのかもしれない この黒髪だっ...

  • Happy Time 29

    Happy Time 29  お店に戻ると  類「母さんの許可も下りたことだし さあ 牧野どれにする? 」 なにが どれにするんだろうか さっぱりわからないんだけど・・・・ ま、まさか ここで 服とかバッグを選べって言うんじゃ・・・ ム、ムリ~~~!! あたしには こんなの 買えない! 桁が違いすぎて、絶対無理!! 激しく頭を左右に振ったあたし 激しく振りすぎて めまいがしてきた・・・くらくら...

  • Happy Time 28

    Happy Time 28   俺達は 大学を出ると 牧野と二人 買い物に出かけた。 つ「ねえ 花沢類 ここに入るの? 」 類「うん ここ。 だって 大学に入ったら 必要じゃん? 」 つ「必要って・・・ でも ここは ちょっと・・・・ 」 類「いいから さあ 入って? 」 ドアを開けてくれるんだけど ここって どう見ても高級・・・ いやその上に 超が付くよ。  おずおずと入って行くと 綺...

  • Happy Time 27

    Happy Time 27    その頃ラウンジでは 総「んだよ 類のやつ 話があるからって こんな朝早くから呼びだしゃぁがってよ 」 司「そうだぜ 俺ら あれから 遅くまで 姉ちゃんにつきあわされたっていうのによ 」 あ「あぁ・・・ 俺 まだ 酒 残ってるかも・・・ 」 司「いつも 類をひいきしやがって! 姉ちゃんは 実の弟より 類のほうがかわいいのかよ!! 」 総あ「「そりゃ...

  • Happy Time 26

    Happy Time 26 車に乗り込み彼女の家の近くで 俺も一緒に降りる。 アパートまで 歩いて数分の距離 彼女の手を取り ゆっくりと歩いた。 ほんの少し 遠回りして 小さな 袋小路に 彼女を 連れ込んだ俺。 類「ねえ 牧野。 静から、何か預かってない? 」 途端に ボン!!と言う音がしそうなほど 赤くなった彼女。くすくす ほんと 見てて飽きないよね。 すごくわかりやすい。 つ「・・・・...

  • Happy Time 25

    Happy Time 25  それから 何日かして 静さんが フランスへ旅立つ日 あたし達は空港へ 見送りに行った 花沢類はいない。急用が入ってしまったらしい つ「・・・しず・・・かさ・・・ん・・・  あ・・・たし・・・ 」 静「つくしちゃん 泣かないで? 大丈夫 いつでも会えるわ。電話もするし メールも・・・ 手紙だって 書くわ もう 一生会えないわけじゃないんだし 会いたくなったら いつでも来ていい...

  • Happy Time 24

    Happy Time 24   お正月 バイト先は 3ヶ日はお休み。 ゆっくりと家族で過ごそうか と思ってた矢先に 椿さんから メールで呼び出され  あたしは なぜか今 道明寺さんの家で きれいな晴れ着を着せられている 椿「わ~ 思ったとおり つくしちゃん かわいいわ~~。 さあ 行きましょう みんな待ってるわよ。 」 はじめて来たときも 驚いたけど やっぱり 気の遠くなる...

  • Happy Time 23

    Happy Time 23 明け方 4時過ぎに待ち合わせた俺達 牧野と二人 こっそり 別荘を後にした。  彼女の 手を取り あの小高い丘の上までやって来ると 空は満天の星。 空気が澄んでいて 今日は星が すごくキレイに見える俺は南の空を見ながら それを探す。 南側の 低い位置に それはあった 類「牧野 あれが 南十字星だよ。」 彼女の目の近くに手を持っていって指を指す。 類「ほ...

  • Happy Time 22

    Happy Time 22   牧野と一緒に 近くのお店で 必要なものを買い揃えた。  椿さんが 車を回してくれるって言ったけど 断った俺 彼女に見せたいものもあったし 歩いたって 30分もかからないんだから 散歩しながら 二人で 手を繋いで ゆっくり行こう 時間は まだたっぷりあるしさ。  類「買ったものは 別荘まで 配達してくれるから 少し寄り道していこう? 」 そ...

  • Happy Time 21

    Happy Time 21    島に着き 道明寺の別荘までの間 俺は 牧野に近づくことさえできない。 司とあきら 総二郎が 牧野をがっちりガードしてる。 はあ~~~~落ち込んじゃうよ。  椿「みんなごめんね~。今日は シェフが間に合わなくて・・・ 夕食 外に行きましょうね。」 静「え~~? そうなの?? う~~ん 外食はちょっと‥‥ あっ そうだ!! つくしちゃん 私達で...

  • Happy Time 20

    Happy Time 20   司「類 ずるいぞ 何でおまえが つくしの隣なんだよ。 つくし、こっちに来いよ 」 類「司 煩い。 早く座らないと ジェット出らんないよ! 」 司は 仕方なく 斜め前に座る振り返って 何か言ってるけど 気にならない。彼女を 窓側に座らせて 正解だよね。俺がどかないと 彼女は動けないんだもん。 俺は ケットを 牧野と自分にかけて その中で そっと彼女の手を握...

  • Happy Time 19

    Happy Time 19    12月23日 冬休み初日結局 断れるはずも無く あたしは家をでると 迎えに来た椿さんと一緒に 車に乗り込んだ パパやママも ううん 同じアパートに住んでる人たちが みんなこっちを見てる そりゃあ 珍しいでしょうよ。 どう見たって、ここには 似つかわしくない 超がつくほどの高級車だもん。 しかも 迎えに来たのは モデルも真っ青の女性。すらっとして...

  • Happy Time 18

    Happy Time 18 静さんが パリに行っちゃう? どぉして? あたしの頬を さらにぼろぼろと 涙が伝う 静「大学入ったときから 決めてたことなの。 大学卒業したら、パリへ行って 本格的に勉強しようって。 私 ジュエリーデザイナーに なりたいの。 やっと 両親も納得してくれてね。  小さな所だけど 仕事しながら 学校へも行けるのよ。だから・・・ 」 つ「静さん・・・」 静「...

  • Happy Time 17

    Happy Time 17    椿姉さんに連れられて 入ってきた牧野を見て 思わず見惚れてしまった  類 「牧野 すごいかわいい。 」 そういいながら彼女の手を取る 司 「類 ずるいぞ。俺だって 手を繋ぎたい 」 ダメ!! 先に手をとったもん勝ちだよ。 類 「牧野 どうぞ 」 そう言って一番端っこの席に座らせようとした椿 「ここは 公平にくじ引きで決めましょう 」 で...

  • Happy Time 16

    Happy Time 16     特待入試も終わり 無事 合格通知をもらった。 結局 3人受けて 合格者は あたし1人だった。 おかげさまで 全教科 ほぼ満点だったと 後で椿さんが教えてくれた。 担任の先生も 校長先生も 大喜びしてくれて 朝礼で その報告までしてくれた。ちょっと恥ずかしかったけど 嬉しさの方が 大きかった。 だってさ ここひと月ぐらい あたし死ぬほど頑張ったんだも...

  • Happy Time 15

    Happy Time 15   家に帰ると まだ 誰も帰ってきてなくて  お茶を飲みながら 4人で 待つことになった。   3人とも この家がめずらしいのか キョロキョロしてる あたしの家は 2DK。 6畳の部屋が あたしと 弟の勉強部屋で 真ん中をカーテンで仕切ってある。 もう一つの 6畳が 寝室。 って言うか みんなで 布団を敷いて 仲良く雑魚寝。 で、ここ...

  • Happy Time 14

    Happy Time 14建物の中に入っていくと 上のほうから声がした 総「つくしちゃ~ん こっちー 」 見上げると そこには 西門さんや 美作さん 花沢類もいた 西門さんがあたしに声をかけた瞬間 一斉に集まる視線 その視線が痛くて ここから逃げ出したい気持ちで いっぱいになった でも 静さんが あたしの手をしっかり握ってて・・・やっぱり引きずられるように  階段を上がる   つ「...

  • Happy Time 13

    Happy Time 13    椿「そうと決まったからには こうしちゃいられないわ。 私にまかせて 絶対に 私が 彼女を 英徳に入れるわ♪ 」 椿さんは そう言って、張り切って、大学へ向かった。   椿~ 学園長に 詳しく話を聞くと やっぱりね。 あーでもないこーでもないって きれいごと並べ立ててるけど  本音は お金にならない人は 入れたくないって言うのが ...

  • Happy Time 12

    Happy Time 12  椿「さ、みんな 行くわよ 」車を降りると 颯爽と歩き出した椿さんの後を 急いで追いかけた。校門を入って暫くすると やたらと視線を感じる。 遠巻きにはしてるけど 俺達のこと 指差したり ヒソヒソ話したり・・・ 俺は 英徳高校の頃を思い出して 少し嫌な気分がしてきた。  受付で 話をすると そのまま 校長室に案内された。 校長「牧野さんの話でしたね。 彼...

  • Happy Time 11

    Happy Time 11   さっき 静に話したことを みんなに説明すると 俺達は 急いでメープルへ向った。 椿さんは ちょうど 会議の前だったらしく 終わったら 少し時間をくれるらしい。会議が終わるまでの間 ティールームで 時間を潰すことにした その間 秘書の友永さんに 話を聞くことができた 彼は 元々 中学に入るまでは 英徳にいたらしい でも、父親が事業に失敗して 転校 ...

  • Happy Time 10

    Happy Time 10    月曜日の朝  学校に着くと そのまま学園長の部屋へ向かう 普通の生徒なら、いきなり行っても まず会えない でも、俺はF4。 その特権を 俺は、初めて使った    学園長に 詳しい話を聞いた後、重い足取りで ラウンジへ向かうそんな事 どこにも書いてなかったのに‥‥。  ラウンジに着くと 総二郎とあきら 静がいた。 周りから、キャー...

  • Happy Time 9

    Happy Time 9  つれてこられたのは カジュアルな レストラン 昨日の お店よりは 少しだけラフな感じ でも、やっぱり あたしには 縁がないようなところで・・・  入ると 奥の個室に案内された 花沢類と 二人っきりなんて 緊張しちゃう 時々目があうと   にっこり笑ってくれて  それだけで、胸がいっぱいになっちゃって・・・ 緊張しながらも 全部食べちゃったあ...

  • Happy Time 8

    Happy Time 8   みんなで 彼女を 自宅近くまで送って行く つ「もう すぐそこなので、ここまでで・・・ 今日は ありがとうございました。 ご馳走様でした。 」 ぺこりと、頭を下げた彼女。やっぱりかわいい 静「じゃ 気をつけてね。そうそう さっき私が言ったこと しっかり考えなさい 自分をごまかすと、後で必ず 後悔するわよ 」 優しく 頭を撫でてくれた静さん 優し...

  • Happy Time 7

    Happy Time 7  類「あきら 煩い。 声デカいよ。 でも なに? 知ってるの? 彼女のこと 」 あ「いや 知ってるってワケじゃねえんだけど  俺の知り合いで 予備校経営してる奴が・・・ 」  あきらの話によると 彼女は 全国模試のトップクラスで 常に 1,2位を争うほど 頭が良いらしい。 あきらの知り合いが 「ウチに入らないか? 」と、何度も口説きに行ったが 「バイト...

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