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吉野 杏(Ann Yoshino)さんのプロフィール

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ブログタイトル
見つけておねがい、見つけないで
ブログURL
https://arama.hatenadiary.jp/
ブログ紹介文
ほっておくと忘れちゃうような感情のうちとっておきたいものや、本を読んだ後にあふれた感情を、きっちり言語化してしまっておく場所です。
更新頻度(1年)

37回 / 320日(平均0.8回/週)

ブログ村参加:2019/04/06

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ハンドル名
吉野 杏(Ann Yoshino)さん
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見つけておねがい、見つけないで
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37回 / 320日(平均0.8回/週)
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見つけておねがい、見つけないで

吉野 杏(Ann Yoshino)さんの新着記事

1件〜30件

  • もしかしてこれが(アダルト)……?

    最近読んでいる本と、たまたま流れてきたツイートと、リアルで考えていて言語化できたこと(現状に「満足している」状態ってもしかしていまのこの気持ち!?)を、忘れないようにメモしておく。 『「空気」の研究』山本 七平 著 最近読んでいる本。詳細はまたの機会で。 「空気」の研究 (文春文庫 (306‐3)) 作者:山本 七平 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 1983/10 メディア: 文庫 太平洋戦争〜戦後の日中国交正常化、公害訴訟の例を用いながら日本社会を支配する「空気」の正体について解明している本。「空気」を壊す行為である「水をさす」の「水」の正体にも言及している。まだ読み切ってない。 「…

  • 会うことすらもままならない

    高校の卒業式当日か、卒業式を控えた数日前に、現代国語の先生がこんなことを言っていた。 「あなたたちは卒業するということがどういうことか、考えたことがありますか。卒業したらこの校舎に通えなくなる、通わせてくださいと頼んだとしてももう通えません。 それは何を意味するか。 それは、ここにいるあなたたちの友人やわたしたち教師と、約束せずに会える関係ではなくなるということです。これまでは学校に来ればあたりまえに会えていた存在に、これからは約束しなければ会えなくなります」 当時は、至極当然のことを言っているなと思い聞き流していた。仲のいい友だちとは会い続けるだろう。SNSを見れば近況も把握できる。会おう!…

  • 2020年はスーパースターと脇役をいったりきたりしてみたい

    スーパースターになる一瞬に怯えず、脇役を喜んで引き受ける

  • 24才のわたしが死ななくてよかった

    コートも脱がずベッドの上に座りこの文章を書いている。筆記具をもちノートを広げるよりも手軽だからだ。 いま頭がフリーズしてしまった。この一年は振り返りたくもない、泣いているか絶望しているか無気力でいるか、ほとんどどれかだった気がする。最後の最後だけちょっと走ってみたけど、結局すごく大きな岩に顔面からぶつかって血を流している。最近、文章の書き出しを考えるとき浮かぶ光景がある。細い管のなかを赤い液体が流れていき、ぽとぽとと地面に落ちる様子だ。血より鮮やかな色をしている。でも地面に落ちると色はなくなる。液体を吸い込んだ土の色が少し濃くなるだけである。 生きるか死ぬかにそれほど差はなくて、油断すると死ん…

  • ないもの探しが特技の悪魔を振り払ったとき、人は

    悪魔の証明とは、証明不可能なこと、証明するのがとても困難なことを悪魔に喩えたものをいう。 では証明できないものとはなにか。 それはあるものが「ない」という事実だ。目の前に消しゴムがあるか、ないかといった単純な例なら別だが、宇宙人がいるかいないかという問いになったら? 宇宙人がいることを証明にするには、ひとり宇宙人を連れてくれば事足りるが、宇宙人がいないことは確かな証拠をもって証明するには難しい。 火星にはいるんじゃないか、我々がまだ見ぬ土地には実のところすでに住んでいるんじゃないか、地球の隅々まで探したのか……「ない」ものの証明には常に反論の余地がつきまとう。つまり納得のいく証明にはなりづらい…

  • 愛について高尚なことを語る前に

    一度悪くなったものが「治る」までにはかなりのエネルギーを使うらしい。 通常の、良くも悪くもない状態を維持するのに使うくらいのエネルギー量では、悪くなったものを治すことはできない。そのうち治るかな?と思って様子を見ていても、よくない状態が維持されるだけで、もとの元気だったころには戻らない。こうして己のキャパシティが小さくなっていくのかと思うと、新たな物事にチャレンジするのにも足がすくむ。 転職を決めてから、唇の荒れが治らない。 熱が出たりお腹が痛くなったりするのではないから、生きていくのに差し支えないけれど見た目が悪い。原因がわからないから不安にもなるしテンションが下がる。この前なんて合コンなの…

  • 金原ひとみ著『アタラクシア』/ 他者からの共感で埋まらない穴を抱えて生きる人への道しるべ

    金原ひとみの長編小説『アタラクシア』を読んだら、他人に対して言葉を尽くすことの意味を深掘りたくなったので書きました

  • 理解されてもなお孤独、共感じゃ埋められない穴があるのだとしたら誰に対して言葉を持つべきなのだろう

    今週のお題「わたしの自由研究」 お盆休みの間に、金原ひとみの新刊『アタラクシア』を読んだ。 日々は積み上げていくものではなくただ過ぎゆき、人生の出来事に連続性などない、人に執着心をもたない主人公の由依はいつも潔く、他人にまるで期待しない。彼女は人間味に欠けるから、憧れとは言い切れないものの、「人と関わる上でこうありたい」という理想を投影したようなキャラクターだった。 なかでも彼女が、気質のまるで異なり煩悩に支配される妹に対して放った 「私は何も話さない」 という台詞は、世界に対するスタンスの表明で、核心をつく一言だと感じた。彼女の潔さを少しは見習いたいのだけど、やはり煩悩に支配される側のわたし…

  • 女の体と思考を脱ぎ捨てた暁にはなにになれるんだろうね

    Webに書く文章をずっとお休みしてたらなにをどんな表現で書いたらいいのかまるでわからなくなっちゃったので、日記を書いてみることにします。 == いつもどおりぎりぎりに起床。寝落ちしたけど4時くらいに「今日は化粧落とさなきゃマジで肌が終わる!!!」と意識を確かにもって洗面所にいってやたら丁寧に日焼け止め9割の化粧を落として再びベッドに入ってあっという間に朝って感じだった。 最近朝の満員電車が無理すぎて、定期券外のルートで出社するくせがついてしまった。ああ、いけない。でもそっちのルートだと家を出る時間が5分くらい遅くてもいいし、電車は座れるしでいいこと尽くしなんだよなあ。来月こそは定期のルート変え…

  • 最近考えている文章についてのあれこれ(2019.7.7)

    いまに始まったことじゃないんだけど、日ごとに文章を書くこととどう向き合っていくかのスタンスがぶれる。少し前は、軸が定まらない自分にいらいらしていたけど、ここ最近、ぶれること自体を楽しめるようになってきた。 私はいったい何になりたいんだろう......ってここ4年くらいずっと考えているのだと、ようやく自覚した。自分が考えていることにすら気づかないまま、いらいらしたり、決めた気になったり右往左往していたと思うと恐ろしい。 その間にも進展があった。例えば転職をしてみたりこうして他人に公開する形で文章を書いてみたり。動いてみなきゃわからないことがたくさんあるし、続けているうちに自然と心が決まっていくこ…

  • きのこ帝国『夢みる頃を過ぎても』描いた理想が消える直前の煌きと、長い夜の終わりを歌う

    きのこ帝国の名曲『夢みる頃を過ぎても』は何度となく、夢や理想から見放された私を救う。現実を直視したくない、朝が来るのはこわい、だけどやっぱり朝は尊いのだ。

  • とってもとても淋しい、とってもとても淋しい♪

    もしかすると一生このまま頭の病気みたいに生きていくのかも! 何も冷静に考えられなくって、文字に起こすとそれじゃない表現が上滑りして意味が伝わらない言葉が並んじゃって。 二言目には「意味わかんない」って言って、ホカホカのご飯は外でしか食べれなくって仕事はかろうじて回しながらなんとか食いつないで、そのうち周りから人が消えていって頭が変なふうになった自分だけが世界に残るのかもしれない! そんなのはいやだけどじゃあどうしたらいいの?って考えても、人に聞いても答えなんてすぐに出ないし、やっぱ「意味わかんない」って絶叫して眠るくらいしかやることがなくって。 早く説明したい。 なんで午前4時30分に西新宿四…

  • 小さく笑いながら夕暮れを見にいこう

    隣の芝生が青すぎて、ひたすら眠った。 椎名林檎の『おだいじに』を聴きながら、もしかしたらこのまま何者にもならず生き続ける未来にも思いを馳せた。 おだいじに アーティスト: 椎名林檎 出版社/メーカー: UNIVERSAL MUSIC LLC 発売日: 2018/05/27 メディア: MP3 ダウンロード この商品を含むブログを見る === 4月、<h2>タグとSEOの呪縛から逃れることができた。 伝えることと、表現することは似て非なることを知った。 伝わらなくてもいいから書こうと思って、書き始めることができた。 いまもそのスタンスは続いている。 arama.hatenadiary.jp 5月…

  • 雨を書けようになりたい私は、この夏ミニトマトを育てることにした

    (今週のお題「雨の日の楽しみ方」) 雨と、雨の日を美しく写真に撮れても、暖色の光が照らす部屋ではその写真をみてもあまり感動しない。 少し気分が落ち込んだときや、ジメジメした生活を愛してしまう日、私は言葉で雨を読みたい。 現実の雨ってこんな感じだよね。 紫陽花は、英語でhydrangeaっていうらしい。ajisaiではないのだといま知った。 なかなかないよね、紫色と青色の紫陽花がどちらも生えている場所。 ジメジメした日常を愛している。 はつらつより、ちょっとだけ信頼できるような気がしている。だけどよくわからないところに力が入っているせいか、花を飾るほどの心の余裕はない。 To Do 花瓶を買う …

  • 決断はステンレス。傷つかないし錆びないから、毎日使っても大丈夫

    長いこと、夢を隠して生きてきた。 家族や友だちなど周囲に対して秘密にしていたというより、自分ですら気づかないところにしまいこんでいたという方が正しい。 夢を自覚しないように、目を瞑ったまま、意識の底に隠すのだ。だって叶わない、たぶん叶わない、そんな現実に気づいてしまうと心が痛むから。 それでもふとした拍子に、ふたを開けて出てきてしまう、厄介な夢。 「作家になって、小説を出したい」 夢には足でもはえているのだろうか? 夢を叶えるには、誰かに見つけてもらわなきゃいけないのに 夢が表に出てくるのは決まっていた。日常生活でつまずいたとき。 例えば、仕事でミスして落ち込んだとき、彼氏がYoutuberと…

  • 雑念ばかりがよぎるから言葉を取りあげられてしまったらしい、誰かに

    書きたい題材はたくさんあるのに、描写につながらない、言葉にならない。そのかわりに余計な、本当に余計な光景ばかりが頭をよぎっている。 例えば職場の給湯室とか、職場に向かうときに乗る地下鉄のホームとか。 違う、そんな害のない光景ばかりじゃなくて、私の存在を脅かすもっともっと恐ろしいもの。先を越されたとか、フォロワーでしかないことを自覚する場面とか、その他大勢のひとりであることを認めざるを得ない瞬間とか。光線にもならず、伏線にもならず、ただそこにごろんと転がっている自意識が思いっきり、他でもない自分に蹴っ飛ばされる様子が、スローモーションで浮かぶ。 いや、なんでこれここに書いてんの。 違うでしょ、書…

  • 話の展開手法と完結まで持っていく方法を探ってみる①本谷有希子『異類婚姻譚』

    圧倒的に話の起承転結がおけないので、いつまでたっても話が完結させられない。 永遠に「承」だし、たまに「転」したと思ったら転がりっぱなし。 フィールド外に転がっていってしまった登場人物にはもう感情をつけられないから、「あんた、誰」的な状態になって終了.....。 どうにかしないと永遠に世に出ていけない。 本当は表現の部分、「このシーンでこの言葉選択してきたか〜〜〜〜〜〜」、この一文で景色がざっと変わったよね!みたいなことにミゾミゾしたい。だけど足りないところを補わないと多分永遠に「良い鑑賞者」で終わってしまうと思うので。 それは私が望むところではないから、少し気が進まないけど、もう少しざっくりし…

  • 君が驚くようなことを言おう、あのね、私にも見せたい景色があるんだ

    文章で殴らないようにしようと決意した二十三分後に、やっぱり誰かを殴るために文章を書いている私は、やっぱりあんまり性格が良くない。 いつからこんなふうになっちゃったんだろう。やれやれ。 自分なんて、自分なんてと言ってた過去が嘘のようだ。だってこんな暴力的な衝動を昇華させてあげられるのは自分だけだから、絶対に裏切っちゃいけない同士のような気がすらしてくる。 昔、よく中野の細い路地を歩いている時、このままアスファルトにぶっ倒れてみたら何かが変わるだろうか、なんて考えた。何もかも億劫なのに、倒れない自分、倒れたとしたって数秒も待たずに起き上がって歩き出してしまうであろう自分に期待しながら、失望していた…

  • 本谷有希子『異類婚姻譚』は現代の家族を描く説話であり「離婚」を虚構の世界に落としこんだ妙作だった

    小説を書けるようになるためには、まずは読まなければ。 しかも、ただ読むのではなくて全体の構造を理解したり、展開のさせ方や話題と話題の繋がり方を意識したり。「まるで国語のセンター試験対策のようではないか」、などと思いつつも、しょっぱい努力を怠らない人間になろうと意を決し、題材として手に取ったのは、本谷有希子著『異類婚姻譚』だ。 実は本谷有希子の小説を手に取るのは、『ぬるい毒』以来のこと。大学2年の失恋直後あたりに、ジメジメした薄暗い部屋での読後感の悪さに圧倒されて、本谷有希子の書いた本には手を出せていなかった。 『異類婚姻譚』の意味はこちら。 異類婚姻譚(いるいこんいんたん)とは、人間と違った種…

  • 口元に笑みを浮かべた黒い塊が目の前を通り過ぎていく

    最近ずっと考えているものの、形にならない思考を一旦吐き出してみる。 問題意識というほど何か物申したい訳でもないし、こうすべきであるなんて「べき論」を戦わせたいわけでもないので。結局結論は出ていなくても、ただ薄らぼんやりしたイメージが、言葉になればいいなあ、スッキリするなあくらいにしか捉えていないものたち。 ・人になにかを「与える」行為について / 与える側と与えられる側の関係 これは最近というには遠すぎる、3年前くらいからずっと考えているけど、考えが全然深まらなくてなにも見えてこないテーマ。 与える方は気持ちいいし、いいことしてる気分なんだろうけど。与えられる人も決して損はしていない、ようは「…

  • 凡才肌のしょっぱい研鑽は、私をどこかへ連れていってくれるでしょうか

    高校生の頃から、一に表現、二に語感、三に活字の見た目を重視して本を読んできてしまったので、登場人物の動きとか話の展開とかが「ま〜〜〜どうでもよく」て、全然追えないんですよ。 ”本の内容は忘れたけど、あの一文がずっと残っている”とか ”文字から音がする!!!”だとか。 ”この表記はひらがなだからこそ効くよね”とか ”映画やドラマを観ていて、セリフの内容より俳優の一瞬の表情にミゾミゾする”とか。 そういう鑑賞の仕方で一日が満たされちゃう。 同じような鑑賞の嗜好の人は絶対いると思っていて、そういう人は多分ストーリーとかそれほど重視していないはず。真剣になって観てるドラマだって、最後にヒロインと相手役…

  • 刹那の墓場に縋りながら、ねぇ

    たぶん世の中の人みんなそう、自分の中に刹那の墓場がある。仕事に行く途中とか、帰り道に一瞬よぎった感情をいちいち、言葉にするかどうかは別にしてどこかに置いてきたり温めたりじゃないと多分一杯になって、崩れてしまうからその前にね。今すごく刹那の墓場に縋って、墓石に顔を擦りつけて泣いてるねえどうしたらいいのかしら。答えはどっかから湧いて出て、次々にこの上に石を立ててく。素人上等、我流上等。誰にも伝わらない暗号や記号をたくさん埋めて、掘って完成。何食わぬ顔をして仕事に行き、社会と対峙して要らぬこと吐きまた今日も墓場に遊びに行く。いつまでこんな日々が続くのか混沌としていて、愛すべき日々

  • カッコつけた言葉では嘘になるから、やっぱり率直な言葉で語らせてくれ、椎名林檎と東京を

    カッコつけた言葉をたくさん使ってしまった。反省している。 arama.hatenadiary.jp 違う違う違う、読むに耐えないかもしれないけどここは刹那の墓場。 十年余り椎名林檎の愛好家をやっているというだけのただの一般人、ただのOL。 率直な言葉で語った方がいい。 もうね、あの椎名林檎が”TOKYO”という歌を歌うんですよ。 ついに東京ですよ。正しい街を聴いて、百回も二百回も三百回も聴き続けて、自分が福岡県出身じゃないことを呪いまくって、百道浜も室見川も見たことがないことを恨んで、正しい街なんてないと嘆いて。 そんな頃合いに<東京>ときたらもう泣いちゃうでしょうよ、タイトルを見ただけで。 …

  • 椎名林檎『TOKYO』はどう生きたとしたって<不惑>の頃に死にたくなる私たちを描く

    2019年5月27日、椎名林檎の新アルバム『三毒史』がリリースされる。 リリース前の1ヶ月間は宣伝モード一色で、西武新宿駅前の”ユニカビジョン”でのライブ映像配信に、渋谷駅周辺に現れる巨大ボードによる広告で、愛好家の心が賑わう。 一部配信も始まっていて、5/15に配信開始された『TOKYO』は今回のアルバム収録曲のうちの一曲。しかも全13曲の7曲目に配置されている、シンメトリーの中心となる曲だ。 東京<TOKYO>と名のつく曲なんて世の中に五万とあるのに、この題名をつけるとは。ついに王道を闊歩するのか、椎名林檎。なんて予想したのもつかのま、そこで歌われているのは、不惑がふと立ち止まった時に感じ…

  • 小説を書いたり人間と関係したりが(完)しないし、爆発して終わる

    群青色にグラデーションがかかっている、ジグゾーパズルのピースよりもっとやわらかくてあんなにハッキリでっぱっていない粘土みたいな玉をひとつ持っています。 力を入れて握ると形が変わるし、ぐーで掴むと温度が高まって濁った色になるので、体温を伝えすぎないように指で挟んでいます。 私はどうしてもこの群青色グラデーションが美しい玉に、透明度の高い橙色を組み合わせたくて、橙のピースを探しているのですが見つかりません。そもそも、群青色の玉が溶けちゃわないように、落とさないように、片手がふさがっているのが問題です。 最後、完成した玉をどこに置くかはもう決めています。 決めているんだけど、その場所にたどり着けない…

  • 追体験を願って喜ぶ、しなる心の底がほしい

    この世に存在していることは知っていたけど、「どうぞ」といざ差し出されると怖気づいてしまう。一応もらうんだけど、置く場所はないから無理やり詰め込む。それをくれたおじさんと出会った場所には、なんとなく体が避けて近づけない。見透かされたのが居心地悪いのか、無理やりぐいっと広げられたようなちょっと傷ついたのか。もらったものが、自分と近しい物質でできていればもっとすんなり受け入れるだろうし、遠すぎるものであれば道端にぽいと捨てて空気に溶ける。いちばん厄介なのは、持って帰らないといけないような気がするもの。何かよくわからないけど、持って帰ってきちゃったものだ。本を読んでいると、「なにかよくわからないけど持…

  • はじめから少年でなかった者のクレマチス

    無邪気で、頑固で、明日も同じ日が続くと信じている少年たち。 彼らにはいつだって仲間がいて、自然の摂理を取り入れながら淡々と日々を過ごす。 たまに大人みたいな顔をして物を言う。一理ある。 こちらが正論をはくと、見透かしたような目でこちらを見るか、俯く。 俯く選択肢が当然に与えられていることに腹立たしい気持ちになる。 なぜだか、少年の隣には少年が似合うけど、それ以外の人間の笑顔が似合わない。そんなことに、当の少年は気づくはずもなく淡々と生きている。 センター試験の国語の小説問題にはよく、少年でいられなかった登場人物たちが出てきた。なぜそんな小説ばかり出してくるのか、疑問で仕方がなかった。私もはじめ…

  • ハンガーラックに雑多に並ぶ、君たち衣類に名前をつけたいほど愛しているのに

    もしかしたら私の部屋にある衣類たちが私の大事な血圧を奪っているのかもしれないと思い至った。フランス人は服を10着しか持たないらしいけど、私も服を10着にしたら、やる気がみなぎる、エネルギー値の高い人間になれる でしょうか? だいたい私の小部屋にはどれくらいの衣類があるんでしょ。 ああ、だるい。数えたくない。把握するのもイヤ。 頭止まる。血圧バイバイ。まぶた降りてくる。 ベッドの目の前にあるハンガーラックに掛かっている洋服たちよ、ねんねの時間だ。 左から順に、 ユニクロで買った白の上着 ルミネエストの地下1Fで買った、きなり色のロングガウン・春夏用 ルミネエストの1階で買った、ロングコート・真冬…

  • 悲しみ ーブルジョワ革命を待ちながら日常を営むヒトー

    窓を開けて寝てしまった初夏。 空気がひんやりして、体も冷たい。毛布に頭まで包まるも手遅れで悲しい。 指を紙で切った時。 よく使う指であればなおのこと。右手はどの指であっても精神的に致命傷。 即絆創膏を貼ると結構ケロッと回復する。 朝、仕事に行くために家を出る瞬間。 ワクワクしながら仕事に行ったことなんて人生で一度もないから毎朝なにかが少しずつすり減っているのだろう。人と会いたくない、評価されたくない、朝から夜まで拘束されたくない。ワガママでゴメンって。 始まれ、ベーシックインカム。降ってこい、億万長者行きの切符。 雨が降っているのに気づくとやはり悲しい。 天気予報を見る習慣があれば、予想外の雨…

  • 令和の時代になったので、実は健康な人を型に嵌めてラベリングする「メンヘラ」なんて表現は一掃しておく

    健康的な生活を送りたいなあ。(今もそこそこ健康なんだけどさらに) 突き詰めれば、早寝早起きとか?(笑)......無理か。 私がフィクションで書きたいことを、あえて二元化すると正負の感情のうち、負の感情です。そもそも感情って、目に見えるものとしては負でしかないように見えても、無自覚に、真反対のものが隠れているなんてことも多々あります。説明がつかないものを、説明しながら生きていくってもんです、人間は。 でも負の感情を書くからといって、自分自身の精神状態が負である必要はないと思っていて。負の感情に陶酔しながら書くのは不健康だし、私がやりたいことではない。何を書こうとも、自分自身は健康でありたいと願…

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