【感想】「ブルーピリオド」しんどさの正体は嫉妬である
2020年にマンガ大賞を受賞した巷で話題の「ブルーピリオド」を週末に全巻読んだ。ネタバレしない程度に感想を書く。ブルーピリオドのGoogleのサジェストに「しんどい」とかまず主人公が持ち合わせている器用さや、世間に対して妙に達観しているところが、自分と重なる部分が多く1、2巻は読み進めるのがしんどく感じた。漫画の中で出てくる大人たちや、主人公が高校生のころにかけてもらった言葉と、わたしがもし高校生の出逢えていたら?などと考えてページを捲る手を止めてしばらく物思いにふけっては、いやいや過去には戻れないのだからと読むのを再開する。そして話が進んでいけばいくほど、主人公=好きなものに向かって突き進む…
2021/10/04 05:45