chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
頑固おやじの独り言
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2019/03/31

arrow_drop_down
  • 「凡庸な悪」がはびこる時代ーー自民党安倍派は一掃すべし

    1941年12月8日、日本は無謀にもハワイの真珠湾を攻撃し太平洋戦争に突入した。この時の首相が東条英機だ。戦時中、ゴミ箱をあさって庶民が贅沢をしていないか見て回ったという。いかにも小物(しかし口八丁手八丁だったらしい)のこんな人物を首相に選んでしまった人々に反省はあったのだろうか? ユダヤ人を抹殺しようとするヒトラーの命令を忠実に実行したアイヒマンは、戦後アルゼンチンで逮捕され、イスラエルで裁判にかけられた。その裁判を傍聴してハンナ・アーレントはアイヒマンのことを「凡庸な悪」と言った。アイヒマンが裁判で終始小役人的な事しか言わなかったからだ。 2012年の安倍政権以降、この国はどんどん「国柄が醜悪」になっていく。安倍派の悪さ加減がいかにもみみっちい。選挙にカネがかかるからといって法を無視して金集めをしてよ...「凡庸な悪」がはびこる時代ーー自民党安倍派は一掃すべし

  • 東のジャニーズ、西の吉本、松本人志はジャニー喜多川か?

    このところジャニーズ問題が下火になって来たと思っていた。ところが文春砲がさく裂、吉本興業の大物タレント松本人志が女性に性加害を加えていたという。2015年の話だからもうだいぶ古い。しかしジャニーズ問題がこちらにも火をつけたようだ。若い女性3人が、超大物の芸人に会えるという話に乗って、六本木の超高級ホテルのスイートルームに行った。スピードワゴンの小沢何某という芸人の紹介らしいが、まんまとはめられて性被害に遭ったらしい。 松本人志という芸人は好きでも嫌いでもないが、このところの芸は今一つ味がない。周りが持ち上げるのでテングになっているのだろう。松本が言うには、面白い奴の条件は、「ネクラ、貧乏、女好き」らしい。こんな考えでは芸のレベルは上がらないだろう。吉本興業は即座に反論、「当該事実は一切なく、本件記事は本件...東のジャニーズ、西の吉本、松本人志はジャニー喜多川か?

  • 安倍擁護の目論見は藪蛇をつつくことになるーー岩田明子発言

    安倍元総理に可愛がられた元NHK記者岩田明子氏の発言は、安倍氏擁護のつもりだろうが藪蛇の可能性がある。2021年11月派閥会長になった安倍氏はパーティ券キックバックについて、翌年2月「このような方法は問題だ、ただちに直せ」と会計責任者を叱責。4月には事務総長らにくぎを刺した、という内容だ。5月にはパーティを実施、ところが7月に安倍氏が凶弾に倒れたためうやむやになったという。この間の事務総長は西村康稔前経産大臣、8月に高木毅前国会対策委員長に代わった。 安倍元総理は、全く真っ白なのかということだ。よくわからないところだが、魂は永田町の空を彷徨っているような気がする。ポイントは4月に「事務総長らにくぎを刺した」という点。ここで数人が集まって謀議を行ったわけで、当然「違法性の認識」があっただろう。この辺りの裏付...安倍擁護の目論見は藪蛇をつつくことになるーー岩田明子発言

  • 冷静に正しく中国と向き合うべきだ――周恩来と大隈重信

    日本と外交交渉をする上での周恩来の本音を、山本七平は次のように見ている。日本人と契約を結ぶには、交渉よりも先に、まず相手の感情を操作し、「感情」に批准させねばならぬ。これはほぼ当たりだろう。いっぽう日本の方は中国をどう見ているか?大隈重信は次のように述べる。冷静に観察してみると、彼らが日本に学ぼうとした時期は、つねに打撃を受けたときである。ところがこの苦痛が去ると、一転して日本排斥の声となる。これも当たりだ。 しかし最近の日本の政治家やメディアは、アメリカの方ばかり見て等身大の中国が見えないようだ。今年、台湾を訪れた国会議員は100人を超すが、中国を訪れた国会議員は10人程度だという。これでは中国で何が起きているか、あるいは中国の上層部は何を考えているか分からないだろう。国民感情の方もバランスを欠く。中国...冷静に正しく中国と向き合うべきだ――周恩来と大隈重信

  • 世の指導者は動物の世界を見習うべきだ。

    チンパンジーの群れが集団で移動するとき、先頭に立つのはナンバーツーのオスだという。辺りを偵察し大丈夫とわかると、まず自分が「先陣」を切って進む。その後を赤ん坊を抱いたメスや子供が続く。そして「しんがり」を務めるのがナンバーワン。リーダーが体を張って仲間を守っているのだ。 動物の世界は厳しい。このへんでキタキツネは強い方に属するが雪の中を彷徨う。 織田信長が唯一負け戦になって逃げかえるはめになった時、全軍の殿(しんがり)を務めたのは秀吉だ。秀吉が天下を取ったのは、うなづける。最近の自民党の派閥の領袖を見ていると、リスクを取る勇気も胆力もなさそうだ。 北海道新聞カレンダーよりエゾユキウサギウサギの特技は「逃げるが勝ち」世の指導者は動物の世界を見習うべきだ。

  • 今、求められる指導者像とはーー西郷隆盛型か大久保利通型か

    自民党政治の腐敗と惨状は目に余る。政治の原点を忘れて私利私欲に走る姿がさらけ出されたからだ。そんな焼け跡の中から立ち上がる人物は出て来るか?明治維新の礎を築いた西郷隆盛と大久保利通を考えてみたい。 西郷隆盛は、天の法に従って行動し、正義が正しく行われる国づくりを目指した。それが「敬天愛人」である。「虫よ虫よ,五節草(いつふしぐさ)の根を断つな。絶たば己も共に枯れなん」これは西郷が好んで口ずさんでいた歌で、虫は役人、五節草は稲。農民がたちゆかなくなる仕打ちをすれば、武士も滅びてしまうという意味だ。今に引き延ばせば農民は国民で、武士は政治家ということになる。西郷の目線は、常に庶民や弱者の立場におかれた。 大久保利通は、実務型で廃藩置県や版籍奉還を推し進めた。冷静沈着で「為政清明」を心掛けた。「人間対人間のうじ...今、求められる指導者像とはーー西郷隆盛型か大久保利通型か

  • 安部・菅政権に翻弄されたメディアだが、ようやく覚醒したか。

    安部・菅政権というのは、権力の何たるかを心得た政権であった。安部が主役を張れば菅は裏方に徹し汚れ役を引き受けた。この二人の判断基準は、善悪ではなく「力と悪知恵」を駆使することだ。メディアはまんまとこの術中にはまった。協力的なメディア(読売・産経・夕刊フジ)にはアメを与える。スクープ、特ダネ、単独インタビュー。一方で、敵と選別された朝日や毎日は単独インタビューは殆どない。更には提灯持ちをする政治評論家には、官房機密費をばら蒔いている可能性がある。ムチは何かと言えば、脅しである。極めつけは高市早苗総務大臣による電波法による電波停止をほのめかしたことだ。また、安部信者と思われる作家の百田尚樹が自民党の勉強会で、琉球新報と沖縄タイムズはつぶしたほうがいいなどと発言。 しかし「禍福はあざなえる縄の如し」今回の安倍派...安部・菅政権に翻弄されたメディアだが、ようやく覚醒したか。

  • 安部派に続き二階派も崩壊するだろう

    安部派とか二階派を見ていると、「権力ゲーム」の何たるかがわかっている派閥だ。道徳などほとんど無視して、他人をどのようにすれば思いどうりにできるかに力を注ぐ。そしてその答えは、「カネとポスト」だ。その辺を端的に表しているのが、自見地方創生相が二階派を離脱した時の二階ボスの発言。大臣になりたいときは「ワンワン」と言っておいて、礼儀を知らない。どんな礼儀かというと、二階派を離脱するという挨拶が無かったということらしい。なんとも恐れ入る。ヤクザ社会のような仁義を切れと言うことだ。 おごれる人も久しからず二階会長がいかに周りに怒りをぶちまけても、見苦しいだけだ。「ワンワン」と言っておいて、などと犬に失礼だ。犬にもプライドがある。「待て」といえば餌でも食べないし、飼い主には忠実。それよりも二階派はもはや「馬糞の川流れ...安部派に続き二階派も崩壊するだろう

  • 底なしの裏金疑惑だが政治不信に陥らないことが大事だ。

    自民党のパーティ券裏金疑惑を見て、与党はダメだが野党も頼りない。だから投票に行かない。これは最悪の選択。人生においても同じことがいえる。壁にぶち当たった時に、他の道を探すのではなく前向きの努力を放棄する。いわゆる「自暴自棄」しかしこんな時こそ「失意泰然」でいることが求められる。後ろ向きにならず「次善の策を探す」ことが大事なのだ。 今の自民党の状況は「カネの毒」が全身に回り麻痺している状態。一度野に下って毒抜きをすべきなのだ。立憲民主党を中心とした野党は頼りないかもしれないが、少なくとも自民党ほど「カネの毒」に侵されていない。有権者は、政治不信に陥らず「次善の策」を検討する段階に来ている。 越えなばと思いし峰に来て見れば行く手はなおも山路なりけり人生においてこれで良いということは無い。毎日が初心、一生が初心...底なしの裏金疑惑だが政治不信に陥らないことが大事だ。

  • 花の色は移りにけりなーー小野小町と岸田文雄

    花の色は移りにけりないたづらに我が身世にふるながめせしまに小野小町いたずらに物思いにふけってぼんやり眺めている間に、いつか花の色はすっかり褪せてしまったことよ。女流歌人小野小町は絶世の美人だったと言われている。しかし老後は落剝して乞食になったという。らん 頭の良いのが茂木敏充(自民党幹事長)顔の良いのが岸田文雄(首相)ということだが。しかしいまや、やることなすこと上手く行かない。「ものはかなきを思えば、あるかなきかの心ちするかげろうの日記というべし」かげろう日記今はこんな心境か。 日の出は7時をまわる。冬至を過ぎるとだんだん日が長くなる。一陽来復だ。 鳥やリスは何も考えていないのか?えさを食べることが出来れば幸せなんだろうか?エゾリスがなぜか麻ひもをかじっている。遊んでいるわけでもあるまい。厳しい環境だが...花の色は移りにけりなーー小野小町と岸田文雄

  • 政党支持率をどう読むかーー自民党支持率に陰りが

    このところ各メディアによる世論調査が興味深い。趨勢的に岸田政権の支持率はつるべ落としだが、自民党支持率も下がってきている。安倍政権下でも数々のスキャンダルがあった。だが、内閣支持率は下がっても自民党の支持率はあまり下がらなかった。今回は少し様相が違う。BSフジプライムニュース毎日新聞の調査が興味深い。なぜこのような数字が出るかこれだけでは分からない。選挙ドットコムの調査を比べてみると毎日の調査とつながる部分がある。ここは電話とネットによるハイブリッド調査を明示しているのが特徴で、このほうが傾向がつかめる。電話調査の数字に実際の選挙と傾向が似ると言われている。(ネット調査ではわからないが62.8%もある。政治に無関心過ぎる) 自民党にしてみれば、岸田政権を使い捨てにするつもりだろう。来年度総裁選(9月)まで...政党支持率をどう読むかーー自民党支持率に陰りが

  • 「新しい戦中」にあると考えるべきーー政治にもっと関心を

    2022年の年末、タレントのタモリさんが言った「新しい戦前」が話題になった。今年の動きを見ていると、ウクライナだけでなくイスラエルでも凄惨な戦争が始まっている。アジアに目を転じるとミャンマーでは内戦が続いている。そして日本に直接関係してくるのは「台湾有事」だ。 安部派の支持を狙って岸田政権は防衛費倍増を打ち出した。実際にはバイデン大統領に篭絡されたのだろうが。岸田政権は、「敵基地攻撃能力」を保有すると鼻息が荒いが、極めて危険な考え方だ。このような政策転換に、国民はもっと反応すべきだろう。気がついたらいつの間にか戦争が始まっていたということになりかねない。 岸田政権の政権維持能力は、完全に黄色信号だ。下手したら赤信号かもしれない。最大勢力の安倍派が統制力を無くしてのたうち回っているから。岸田首相が、安部派を...「新しい戦中」にあると考えるべきーー政治にもっと関心を

  • 散りゆくものは道義なりけりーー谷川弥一と安倍昭恵

    節義廉恥(れんち)を失いて、国を維持するの道決して有らず。西郷隆盛法に触れなければ何をしても良いということにはならない。その前に節操や道義を守り、恥を知る心が大切だということ。ましてや国のリーダーであるべき国会議員や元総理夫人にも求められる資質だ。若し法に触れているというのであれば即刻辞任すべし。 谷川弥一議員は自身の4000万円超の裏金疑惑追及の記者に「頭悪いね」と逆切れした。誠実に疑いを晴らす素振りも見せず、開き直ったうえに逆切れだ。こんな人物が衆議院議員を何期も務めていたというから驚きだ。想像するに裏金で地元の議員や下請け業者の買収をしていたのだろうか? 安倍昭恵氏が安倍晋三元首相の政治団体「晋和会」を継承したこともおかしい。安倍元首相が関与していた複数の政治団体から「晋和会」という政治団体に約1億...散りゆくものは道義なりけりーー谷川弥一と安倍昭恵

  • 日銀、金融緩和の出口を模索しているーー植田総裁ようやく動くか

    日銀の植田総裁がようやく「アベノミクス」の出口を模索し始めた。異常な金融緩和は円安と株高をもたらしたが、単なる脂肪太りになっただけ。筋肉は衰え血管も堅くなってきている。一部の輸出企業と富裕層は喜んだが、大部分の国民は生活や所得のじり貧に陥った。この出口戦略は良い結果を生むだろう。 このところ預金金利が上昇している。日本の国民は何があろうと貯蓄好きである。浪費せず節約に努めるのだ。この国民性が世界一の貯蓄大国になった原因の一つ。ようやくマイナス金利の修正へと風向きが変わったと言えよう。無防備に借金を増やして来た企業は要注意だ。 アメリカの金利上昇はピークを打って利下げ局面に、それで円高が進み始めた。国民生活にとっては円高の方が望ましい。輸入物価の下落をもたらすからだ。ただ従業員の賃金引き上げによる物価上昇は...日銀、金融緩和の出口を模索しているーー植田総裁ようやく動くか

  • 老いてこそ肩の力を抜く

    春風を以て人に接し秋霜を以て自ら粛(つつし)む佐藤一斎年を取ると気が短くなるというのは事実だろう。逆に体の動きは鈍くなる。身体は鍛えればある程度何とかなるが、心を鍛えるというのは難しい。 自然と接する時間が増えれば穏やかな気持ちを持てるだろう。ヤマガラエゾユキウサギの足跡冬季は白色、夏季は褐色の毛になる。 国会議事堂の周辺はカネの話で大騒動になっている。ウルグアイの大統領だったムヒカさんの話を聞かせたいものだ。「貧しい人とは少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人だ」 メギの実が鮮やかだ。 果物の中で一番好きなものは柿だ。残念なことに北海道で育てるのは難しい。ただ北海道人はなぜか柿が好きである。柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺正岡子規奈良県産富有柿老いてこそ肩の力を抜く

  • 野党第一党立憲民主党の覚悟を問う

    自民党パーティ券裏金問題は、検察の捜査の手が安倍派幹部まで及ぶかどうかが焦点。幹部の誰かが逮捕されて「一件落着」で済ませるほど簡単な問題ではない。パーティ券疑惑から透けて見えるのは、自民党と「みかじめ料」と割り切って代金を払う企業との癒着の構図だ。「みかじめ料」ーー暴力団が飲食店から取り立てる、一種の用心棒代いやいや払っている企業が多いだろうが、中には進んで出しているところもあるだろう。立憲民主党は、企業・団体からの献金禁止まで踏み込んで主張すべきである。6月に企業・団体献金禁止の法律を出しているようだがほとんどの人は知らない。もっとマスメディアや有権者にアピールすべきだ。企業・団体からの献金は圧倒的に自民党が多い。ここは「肉を切らせて骨を切る」覚悟が必要。裏金追及チームを立ち上げたようだが、問題追及の場...野党第一党立憲民主党の覚悟を問う

  • 耐用年数が来たのか?自民党ーー裏金疑惑はとどめの一撃。

    安部派を中心とした「裏金疑惑」の何が問題かというと、国のリーダーであるべき国会議員の法を守るという「順法精神」の崩壊だ。それと自民党は、国会で圧倒的多数を占めているので、脱法行為があっても許されるという「驕り」。サラリーマンと年金生活者の所得は、ほぼ100%補足されている。今は減税をちらつかせているが間違いなく増税の波が襲ってくる。気が付かないようにちびりちびりとシロアリのようにやって来る。 権力が腐敗するのは世の習い。自民党にかくも長い間、権力をゆだねたがために今の惨状がある。もはや耐用年数が来ていると断じるべきだろう。この国の政治が醜悪な様相を見せ始めたのは第2次安倍政権以降だ。岸田首相が少々の小手先の対応をしても大きなうねりは変えられない。「国民の信頼回復のため、火の玉となって、自民党の先頭に立ち取...耐用年数が来たのか?自民党ーー裏金疑惑はとどめの一撃。

  • パーティ券裏金騒動の陰で保険証来秋までに廃止方針決める

    自民党の裏金問題で大騒ぎだ。魚は頭から腐るというし、肉は腐りかけが美味しいとも言う。自民党も完全に焼がまわったようだ。(刃物は必要以上に熱がくわえられるとかえって切れ味が悪くなる)必要以上に裏金をくわえこんだので司直の手が回りそうだ。まさに自業自得。 こんなドサクサ紛れに河野太郎デジタル大臣が、来秋の保険証廃止を強力に主張している。岸田首相は先送りを考えていたようだが、河野大臣が辞任示唆でねじ込んだらしい。次の総裁候補に名前が挙がっているので気を良くしているのか、パーティ券では無傷なのか。しかし河野太郎も強引過ぎる。安倍派幹部と一緒にマイナトラブルの責任を取って辞任したらどうだ。10月現在マイナ保険証の利用率は4.5%。すっかり国民から見放されている。来年秋まで岸田首相も河野大臣も内閣にとどまっているかは...パーティ券裏金騒動の陰で保険証来秋までに廃止方針決める

  • アイヌこそが縄文人の正当な末裔だ

    縄文人は日本列島全域に住んでいた。その縄文人の形質やDNAに最も近いのがアイヌ人だ。縄文人と大陸から渡来してきた東アジア人が混血して生まれたのが弥生人。ここから考えられるのは、アイヌ人は先住民族と考えるよりも日本民族の基層をなしていると考えるべきではなかろうか。 形質人類学者の百々幸雄氏は、アイヌと縄文人は「出アフリカ」を果たした現生人類が、ヨーロッパ人とアジア人に分化する以前の状態を保っているのではないか。この説は興味深い。アイヌの人々の中には、ヨーロッパ人的と感じられる人々が多いのもこの説を裏付ける。クロマニヨン人の特徴を受け継いでいるのかもしれない。薔薇 縄文時代には、社会の階層化、集団間の戦争は見られない。芸術性も豊かだ。土偶に見られる素朴な感性は素晴らしい。近代は豊かな社会を築いたと言われている...アイヌこそが縄文人の正当な末裔だ

  • 自民党の体たらく、政界の再編が必要だ。

    連日、自民党安倍派の裏金問題で持ち切りだ。安部派は、5人衆とか6人衆とか言っていたが、どれも頭が腐りかけている。ヤマタノオロチはスサノオが斬り落としたのだが、これから検察がどこまで迫れるか?「大山鳴動してネズミ1匹」では国民が許さないだろう。「天網恢恢疎にして漏らさず」(悪いことをすれば必ず罰を受ける)であるべきだ。自民党の中から、「こんな姿は見たくない」と決起する議員はいるのかどうか?安部派のクリーンな若手からそんなのろしが上がってもよさそうだが。 自民党は単独ではもう政権を維持できない。現在は公明党が支えている。しかしこの夫婦仲にキシミが目立ち始めている。そこで、正妻の座を虎視眈々と狙っているのが日本維新の会だ。大阪で維新と公明が激しく戦っている。国民民主党も政権入りしたいようだが、側室でも良いと言う...自民党の体たらく、政界の再編が必要だ。

  • 再生可能エネルギーが急伸する北海道は原発をやめることが出来る

    北海道エリアの発電電力量に占める再生可能エネルギーの割合が急伸している。直近1年(2022年11月~23年10月)は38%と過去最高水準だ。(水力15.4%、太陽光10.1%、風力5.8%、地熱0.3%、バイオマス6.4%)泊原発は停止している(0%)ので火力は62%。日本政府が目標にしている2030年までに38%は、北海道においてはすでに達成した。(ちなみに日本全体で見れば2021年度において20%だ)特に目立つのが20年3月比で、太陽光+28%、風力1.7倍、バイオマス3倍。風力に関してはまだまだ余力がある。特に海上風力が有望だ。日本海側は偏西風が強いからだ。 今後の問題点①北海道の鈴木知事や北海道電力に「再エネ100%推進」という覚悟が見えない。特に北電は未だに原子力の再稼働に未練を残していて、不要...再生可能エネルギーが急伸する北海道は原発をやめることが出来る

  • 漢字を学んで日本人の力をもう一度見つめ直そう

    知能指数(IQ)の高い国民は、①台湾116.07②日本112.69③ハンガリー④韓国⑤イランIQテストは問題解決能力、抽象的思考、一般的知識など認知能力を測定できるもの。最もIQが高いからと言って必ずしも人間としてのレベルが高いとは限らない。見苦しいほどカネに執着する人間の末路はあまり恵まれたものでもない。ハンガリーとイランが上位に来ているのは「教育制度」と「勉強熱心な国民性」にあると思う。 台湾、日本、韓国が上位に来ているのは漢字文化圏にあるから、という説がある。漢字を覚える時に認知能力が向上する。脳細胞が活性化するからだという。私もこの説に賛成だ。漢字文化圏の大本である中国の平均IQは100で世界の中でも頭のいい国に分類される。しかし習近平は低いらしいが。漢字は極めてアナログ的だ。古代中国における造字...漢字を学んで日本人の力をもう一度見つめ直そう

  • 自民党の退廃、留まるところを知らず。

    自民党のパーティ券疑惑は、底なしの状況になって来た。しかもそのやり方がせこい。乞食(今はホームレスというらしいが)でさえ、いくら食べるものが無くても万引きなどはしない。彼らにもプライドがあるのだ。「渇すれども盗泉の水は飲まず」ところが自民党の各派閥が軒並み収益事業のようにパーティを行い、その利益を収支も記載せずに懐に入れていた。ノルマ達成の議員にはキックバックしていたという。 安部派が一番悪質のようだ。安部派の政治団体名は「清和政策研究会」だが、「裏金作り研究会」に名前を変えたほうが良い。(もうすでに亡くなったボスの名前を冠している理由が分からないのだが)よりによって真面目そうな松野官房長官まで裏金を得ていたという。なんとも情けない。彼の自民党内のあだ名は「アルマジロ」、防御に強いからだという。しかし「答...自民党の退廃、留まるところを知らず。

  • オスプレイ墜落事故に思う、いまだに戦後が続いているのか?

    鹿児島県屋久島沖で米軍輸送機オスプレイが墜落した。日本政府はオスプレイの飛行停止を求めたが、玄関払いで相手にしてもらえない。(米軍は6日になってやっとオスプレイ全機飛行停止を発表した)なぜこうなるかというと、日本の防衛は米国が保証するが、見返りに日本は基地を米国に提供するという協定があり、その基地に関することは治外法権になっているからだ。本来治外法権は大使館に関しては認められているが、我が国にある米軍基地もそのようになっている。これは戦後がまだ続いているということだ。 戦後米国に対して対等な主張をした政権は、ことごとく潰されてきた。田中政権や鳩山・小沢政権などが良い例だ。それを見ていた安部・菅・岸田政権は見苦しいほどに米国にしっぽを振って来た。しかし岸田政権の最近の凋落ぶりは、いよいよ米国もこの政権を見放...オスプレイ墜落事故に思う、いまだに戦後が続いているのか?

  • 「気楽に」、そして「喜楽」に過ごそう。

    武道では「無構え」を学ぶことによって「無心」の悟りに近ずくとしている。「無心」とは、明鏡止水の心を指す。ところがこれがなかなか難しい。ましてやわれわれの日常生活では「喜怒哀楽」の繰り返し。まあ、なるべく「気楽に」そして「喜楽」に過ごしたいと思っている。 昨日の朝は冷え込んだのか、樹氷が見られた。 政治の世界、特に自民党はカネという欲にまみれてしまった。こんなことをしていると、「よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまるためしなし」「方丈記」あるいは、「おごれる人も久しからず、只春の夜の夢の如し」「平家物語」 このところ日が昇るのは6時半を過ぎる。冬至は22日、この日を境に反転するので待ち遠しい。 庭の動物の足跡がある。キツネのようだ。 薔薇を室内で楽しむ。「気楽に」、そして「喜楽」に過ごそう。

  • 検察は本気だーー自民党安倍派裏金問題

    安倍派の政治資金パーティを利用した裏金作り問題が自民党を直撃している。安倍派幹部は大黒柱(検察からのガードマン)だった安倍晋三元総理が亡くなってしまってどうしてよいか分からない様子。5人衆とか言われて安倍晋三の跡目狙いに名乗りを上げていた連中もからっきし意気地がない。「俺がきっちり説明しよう」と受けて立つ腹の据わった人間はいないようだ。あるいは、みな真っ黒なのでここは「黙して語らず」と貝になってしまったか? 今回東京地検特捜部は本気のようだ。なにかいいネタを得たのかもしれない。BSTBS報道1930 おりしも岸田内閣の支持率はつるべ落としのように下落している。下手をしたらこのままズルズル下がり続けるかもしれない。いつもの自民党だったら、「岸田で選挙は戦えない」とばかりに岸田下ろしが始まる。しかし目先の「裏...検察は本気だーー自民党安倍派裏金問題

  • 陰謀論を信じる人たちとは?

    2022年以降、日本では陰謀論に対する関心が急速に高まった。「陰謀論」とは、ある出来事や状況に関する説明で、根拠の有無にかかわらず「邪悪で強力な集団による陰謀が関与している」と断定したり信じようとするもの。ドナルド・トランプの出現でアメリカで広がった波が日本にも押し寄せて来ているということだろう。それともう一つの要因は、コロナウイールスに関する議論が医学的に不透明な部分もある。 具体的にどんなものがあるかというと、◎政府が原発事故に関する情報を隠蔽している。◎新薬が無防備な国民にひそかに実験されている。◎戦争を含む世界の出来事は、強力な秘密結社によってなされている。一概に「陰謀論」で片づけてしまうには夫々に不透明な部分があるから厄介なのだ。 ではどんな人が信じやすいかというと、若い人ほど信じる。ミレニアル...陰謀論を信じる人たちとは?

  • 参政党はネット社会の落とし子なのか?

    昨年の参院選で参政党は177万票を集め1議席を獲得した。これは社民党126万票やN党の125万票を上回っている。既存マスメディアはほぼ無視の状態だが、なぜここまで票を集めたのか検討しておいた方が良いと思う。なぜかというと、支持者は真面目でおとなしそうな、政治の素人が多いからだ。 参政党の主張は、一見もっともらしい。考える力を養い伝統を大事にする教育改革、無農薬を中心とした食の安全、外国からの投資制限、マスク着用の不使用など。ところが科学的、合理的に検討されたうえでの主張なのか、いささか疑問がある。やや陰謀論的な主張が含まれているような気がする。もう一つの柱が「右傾的世界観」だ。その言説の多くは戦後民主主義の理想である「平和主義」、「基本的人権の尊重」、「国民主権」に反するものだ。このようにリベラル的な主張...参政党はネット社会の落とし子なのか?

  • 安部派裏金疑惑1億円超かーー他派閥にも波及

    自民党安倍派の政治資金パーティで、所属議員が販売ノルマをこえて集めた分について、議員側に還流されるキックバックを続けて来たと見られる。その額1億円超と言われているが叩けばもっとほこりが出るだろう。やり方が極めてせこい、パーティと称してほとんど酒も食べ物も出さない。それで収益率90%などと悦に入っている。新宿歌舞伎町のぼったくりバーみたいなものだ。キックバックを受け取った議員はさだめし客引きと変わらない。 東京地検特捜部は今回はかなり本気のようだ。指揮を執るのが辣腕と言われる最高検刑事部長森本宏だという。今までの例だと適当に捜査するふりをして不起訴かせいぜい秘書どまり。今回は派閥幹部の首を狙っているようだ。安倍政権の時はいろいろと検察の捜査を妨害されてきた。安倍晋三亡き今は、くびきが亡くなったので心置きなく...安部派裏金疑惑1億円超かーー他派閥にも波及

  • 捨てない生き方と忘れない生き方

    断捨離ということが言われ始めてもう10年以上経つだろうか。私はこの考えとは少し距離を置いている。いろいろな思いでの詰まったものを無理に捨てることは無いと思うからだ。しかしこの夏の猛烈な暑さと湿気で背広にカビが発生した。さすがに見かねたかみさんが「もう捨てたら」とひとこと。こんなことがないと捨てられないものだ。 このところ寒波が厳しい。庭はすっかり雪景色。クリスマスローズは来年春まで雪の下になる。 こんな時は室内園芸を楽しむ。(フクシア) 庭仕事も出来ないので散歩に出かけた。愛犬のメギーが亡くなってからもう4か月たったのか。自宅から2キロくらいの小高い丘まで毎日散歩していたころを思い出した。この日はメギーとの「同行2人」だ。2017.12.18捨てない生き方と忘れない生き方

  • 今なぜ石橋湛山かーーー時代の要請だ

    1956年(昭和31年)石橋湛山は自民党総裁選で岸信介との接戦を制し内閣総理大臣に就任。しかし病に倒れ翌57年2月辞任した。73年4月死去。没後50年の今年、その主張や生き方に学ぼうとする動きがある。日本が、植民地経営に乗り出していた大日本帝国下の1921年(大正10年)湛山は東洋経済新報に社説を書いた。「一切を棄つるの覚悟」や「大日本主義の幻想」だ。朝鮮や台湾、満州などすべての植民地を放棄せよと主張する。 湛山は政界を引退していた68年(昭和43年)日本防衛論を書き残した。「わが国の独立と安全を守るために、軍備の拡張という国力を消耗するような考えでいったら、国防を全うすることができないばかりでなく、国を滅ぼす。したがってそういう考えを持った政治家に政治を託するわけにはいかない」政敵岸信介は、「頑迷な反共...今なぜ石橋湛山かーーー時代の要請だ

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、頑固おやじの独り言さんをフォローしませんか?

ハンドル名
頑固おやじの独り言さん
ブログタイトル
行雲流水の如くに
フォロー
行雲流水の如くに

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用