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ときめ句ノスタルジッ句昭和親父の温故知新 https://blog.goo.ne.jp/siroikokoro

俳句を毎日いくつか詠んでいます。昭和の匂いをぷんぷんさせた越中ふんどし親父です。

コーヒーよ、おまえだけが頼りだ。わが友、コーヒーよ。春になったらポットに詰めて遠出をしよう。

春ともし
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2019/03/04

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  • 四月年金支給日等間隔

    街閑散と人通り無き四月四月やコロナ終息祈るのみ今日、時間をずらして昼過ぎた頃にATM機に行きました。ちょうど誰もいなくて、操作してると2人ほど後に並んでいました。2人でも、やはりコロナを用心して少し距離を置いていました。この後、スーパーに寄ったら駐車場は車がいっぱいでした。15日に売り出しする店が多いからどこもいっぱいです。歩いてると、ドアの開いた車から下りた女の人が知り合いと出会って、いきなり大はしゃぎで話し始めたので走るようにその場から逃げました。四月年金支給日等間隔

  • 遠足

    遠足の一家団欒はらっぱで遠足と決むる一日や老夫婦遠足と思ひ歩けば足軽し枕元に明日の遠足のリュック遠足子みな顔つけしバスの窓遠足や子らの手足の羽のごと遠足の子らは地球と友だちに遠足の子らに老猿よく来たと遠足の子らを見守り雲がゆく先生と手をつなぎたい遠足子遠足の子の列乱る牛の糞荷は軽く足重く遠足の帰路遠足

  • 大根の花

    大根の花の眩しき真昼かな稜線のくっきり見えて花大根花大根けたたましく鶏鳴く吹き来る風を真っ白に花大根大根の花はてふてふ待ってゐる大根の花の白さを見つむる日若き日や厨に咲きし花大根大根の花に昭和を嗅ぎにけり花大根もんぺ姿の母偲ぶ母の干す父のふんどし花大根昔、まだテレビが白黒の頃だったと思う。森繁久彌のドラマで「大根の花」というのがあったような。昭和四十年代だったのかなあ。「七人の孫」の後のドラマだったのか記憶は定かではないけど。母が見ていて僕もたまに見てたくらいの記憶だけど。昔のホームドラマは何か安らぐものがあった。押しつけるんじゃなく、人生を教えてくれて。大根の花

  • 花の雨

    池の面や儚きあぶく花の雨窓くもる紅茶の息や花の雨花の雨干せし紅茶に残る蜜花の雨波紋せはしきにはたづみ花の雨抜けゆく空きしアーケード透きとほる散りし花びら花の雨雨粒にレンズぼやけて花の雨閉づ傘にふたひらみひら花の雨昨日、近くの公園まで雨の桜を撮りに行って来ました。もうかなり散って寂しいものでした。ああ、終り行くんだなあと。雨にだいぶ濡れて帰って来ました。少し汗もかいていたので風邪を引いては大変だと思い、肌着を替えて一安心。今年ももう桜の季節が過ぎるんだと思うと何だか無性に切なくなってしまいました。やはり、僕はロマンチストなのだとつくづく思いました。紅茶を淹れて饅頭5つ食べました。花の雨

  • ちんから峠

    木苺の花やちんから峠越ゆ木苺の花や幼児期の真っ白木苺の花やハラリと幼き日ちんから峠川田孝子/作詩:細川雄太郎、作曲:海沼実ちんから峠

  • 忘れな草

    忘れな草なつかしき歌声喫茶ロザリオを手に取りし日や勿忘草彷徨いし青春の日々勿忘草忘れな草に、歌声喫茶は付き過ぎですが。どうしても思い出します。丁度、菅原洋一や倍賞千恵子の歌でヒットしてた頃のように思い出します。その頃の空気をも懐かしく思い出されます。会社の帰りに時々寄ってました。社会に出てまだ一年ほどでした。歌声喫茶の店の名前はもう思い出せないけど。一軒だけありました。おばあさんが一人でやってて、孫かもわからないけど若い女性がオルガンを弾いて、それに合わせて歌ってました。コーヒーに、手作りのパンが1つ付いて来ました。狭い階段を上がった二階で、15,6人でいっぱいになる広さでした。ドナドナやガレリアン等、懐かしいですね。忘れな草

  • 花の冷え君は思案のポーズする

    君が手を吾ポケットに花の冷え留守電に君のやきもき花の冷え花冷や夕暮のビル群の青君がわがままを言ふから花の冷え我が胸に君は埋まる花の冷え花冷や大聖堂に参拝すリムジンでコーヒー淹るる花の冷え花冷や二人消えゆくネオン街花の冷え君は思案のポーズする

  • チューリップ朝の体操はじめます

    くち大きくチューリップ合唱団正門に子らと挨拶チューリップうつらうつらチューリップも眠くなる子は覗くおとぎの国をチューリップチューリップは、必ずと言っていいくらい幼稚園や小学校の花壇に見ます。園児の好きな花の1,2位でしょう。ポカポカ陽気の午後など、茎を横たえるほどにしてチューリップであることを忘れています。チューリップ朝の体操はじめます

  • ひとひらを見返るうなじ夕桜

    夕桜かさなり合ひし影にほふ空を透く薄むらさきや夕桜夕桜ひとひらのごと白き月湯上りの髪まだ濡れて夕桜桜の頃は無情な強風がよく吹くのに、今年はまだ強い風が吹かない。もう満開を過ぎて散り始めているのだけど、花吹雪を見ていない。はらはらと散ってるだけ。川には花筏が大きく長くなり始めている。ひとひらを見返るうなじ夕桜

  • キューピーのお目々が欲しや春眠し

    春眠し「眠りの精」の心地よさ春眠や起きてまた寝て繰り返す春眠や靴下いつしか片っぽ春眠を誘ふ老医の耳の皴今日は朝の目覚めは悪くはなかったのに。ご飯を食べ過ぎたのがいけなかった。急に眠気に襲われて、海老蔵が目ん玉むいて見栄を切るように必死に踏ん張ったのだが、耐えきれずに横になってしまった。キューピーのお目々が欲しや春眠し

  • 「前向きに生きていますか」桜咲く

    ひっそりとした校庭に桜咲く学び舎に生徒は見えず桜咲くこの写真を撮った日はまだ春休みということもあったのですが。でも、普段は休みの日でも校庭でスポーツをしてる生徒たちを見ます。やはり、コロナ風邪で使用を禁止されてたのでしょう。それでも昨日は入学式で新学期を迎えたようですね。見に行ってませんが、ニュースで。都会の学校はどうなのか知りません。まだ休校のところもあるのでしょうか。意外とやっかいなウイルスのようで、四月になってもまだ衰えを見せません。日々、外出する時はマスクをきちんとして用心するしかありません。感染していない人かもしれないけど、近くで咳をしたらソク、息を止めています。そしてそのまま急いで逃げるようにその場を離れています。もう必死です。同じように、サッと離れて行く人を見ました。無頓着な人たちもいます。まるで...「前向きに生きていますか」桜咲く

  • 花菜畑かくれし子の「おーいおーい」

    教室の窓を開ければ花菜風先生と生徒の笑ひ花菜風ひとり遊ぶ子どこの子菜の花明りとことこと幼子ころび花菜風菜の花のにほひ連れ去る電車かな菜の花や小川未明の丸眼鏡花菜明りや宿はランプの灯り待ちぼうけ帰る道々花菜雨菜の花を瓶におばちゃんの食堂菜の花や蝶をとまらせ風に揺る菜の花に寄り来て蝶のたはむるる花菜畑かくれし子の「おーいおーい」

  • 少女らはクローバーにて昼休み

    まだ新しき制服やクローバー白詰草に学生服の上着脱ぐ覗き見し百葉箱やクローバー黒猫の何を嗅ぎ寄るクローバークローバーやスカート穿きし幼き日幼稚園に上がる前ころだったのかなァ。ポケットに何か花の刺繍がされてた緑のスカートを見つけて穿いてみたくなり、さっそく穿いてみたこと憶えています。姉のスカートです。お気に入りとなり、しばらく穿いて遊んだと思います。家の前に出て転がってた柿の花など拾って遊んでたのかもしれません。祖母は「男の子がおかしいよ。」などと言ったと思いますが、僕が気に入ってたので笑って見ていました。ある日、家の前で遊んでると通りかかった隣村の高学年の男の子から「わーい。男がスカート穿いてらァ。」とからかうように言われて気がついたのです。「男が穿くものじゃないんだ。」と。でも、姉は「また私の穿いてる。」と言い...少女らはクローバーにて昼休み

  • 清明や気力みなぎる老いの朝

    清明に心正して見つめけり清明の磨き上げたる鏡かな清明や懐かしむチャンバラごっこ清明やこの道はいつか来た道清明に収束いのる流行風邪いよいよ晩春となりました。桜も散り始めた木もあります。まだ残ってる鴨もいます。帰りそびれたのかなあと気になりますが、これから旅立つのでしょう。清明や気力みなぎる老いの朝

  • 赤ちゃんのお耳

    赤ちゃんのお耳赤ちゃんのお耳

  • 芽柳と語りてゐたる湯屋のれん

    湯上りのほてりをしばし柳の芽芽柳や水の香日の香浮世の香芽柳や雫ひとすじ舟の棹芽柳やこのまままどこか流れたい愛でられず目立ちもせず柳の花日に向きをそよがさるる柳の花芽柳と語りてゐたる湯屋のれん

  • 起こされて切なく悔し春の夢

    介護士に起こされ壊る春の夢春のゆめ顔を洗って流れけりコロナウイルスのニュースを毎日見ます。その影響でしょうか。直接ではないけど不安に陥る夢をこのごろ見ます。訪ねるとこへ行けず、知らない路地に迷い込んでしまったり。じわじわと忍び寄って来る不安からでしょうか。起こされて切なく悔し春の夢

  • 春の雪のせて列車はホームへと

    北へ帰る列車の窓に春の雪寝台の窓に流るる春の雪故郷へ帰る列車に春の雪君と待つ列車の遅れ春の雪車窓に君の面影や春の雪恋散りて降り立つ駅に春の雪露天湯に君が掌で受く春の雪妄想劇場デシタ。春の雪のせて列車はホームへと

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