kyiv Independentは「ロシア軍は消耗した兵士の補充に困っておらず、ウクライナ軍は兵士の消耗と補充に苦しんでいる」「ブトゥソフ氏は予備戦力の兵士らが適切な訓練や支援を受けていないと指摘したが、これは本紙が兵士から聞いた話と一致する」と報じた。
自由ロシア軍、モスクワを攻撃できる規模になるまで越境を攻撃を続ける
プーチン打倒を掲げてウクライナ軍に参加している自由ロシア軍の司令官は「数千人の入隊希望者が待っており、モスクワを攻撃できる規模になるまで越境を攻撃を続ける」と述べ、ウクライナ解放後に祖国解放へ向うと主張した。
韓国防衛産業の強み、互換性、生産力、現地生産、交渉力、政府の後押し
ロイターは躍進を続ける韓国防衛産業について「長いあいだ実力を過小評価してきた」と、豪メディアも「無名だったKAIを始めとする韓国企業が10年で国際的な競争力をもつようになったのは本当に驚くべきことだ」と報じているのが興味深い。
F-35のエンジン問題、米国防総省は最大380億ドルを追加負担する可能性
米政府説明責任局(GAO)は30日「国防総省はF-35の冷却要件とエンジン設計が一致しないのを知りながら開発を進めたため、米軍は追加のオーバーホールに380億ドル=約5.3兆円を負担する可能性がある」と指摘している。
ロシア、ウクライナ軍のザルジニー総司令官とシルスキー司令官を指名手配
露国営メディアは30日「内務省が刑法の条文に基づきウクライナ軍のザルジニー総司令官とシルスキー司令官を指名手配した」と報じているが、どの条文に基づいて指名手配したのかは明かしておらず、無人機によるモスクワ攻撃が関係しているのかもしれない。
ウクライナ国防相、英国とドイツにタイフーン提供を決断するよう促す
ウクライナのレズニコフ国防相は「戦闘機連合の基本モデルはF-16だが、タイフーンやグリペンも加われば役に立つだろう。英国とドイツが協力してタイフーン提供を決断すれば重要な一歩になる」と述べ、英国が最も恐れていた部分に踏み込んできた。
ミサイル攻撃に対するウクライナの報復?複数の無人機がモスクワを襲う
ウクライナ国防省情報総局のキリロ・ブダノフ少将は「ミサイル攻撃の報復」を予告していたが、露メディアのメドゥーザは30日「モスクワが複数の無人機によって攻撃を受けた」と報じ、ロシア国防省も「8機の無人機を撃墜した」と発表した。
ロシア軍のミサイルがウクライナ空軍の基地に着弾、5機の航空機が損傷
ロシア軍のミサイル攻撃がフメリニツキー州にあるスタロコスティアンティニフ空軍基地に着弾、地元当局は「5機の航空機が損傷して使用不能になった。損傷した滑走路の修復作業を始めている」と述べており、Su-24が損傷した可能性がある。
コソボでNATO部隊とセルビア人住民が衝突、兵士25人と住民52人が負傷
再び対立が高まっていたコソボ北部でNATO派遣の治安維持部隊(KFOR)とセルビア人住民が衝突、イタリアやハンガリーの兵士25人が負傷し、イタリアのメローニ首相は「一方的な行動を慎み緊張緩和に乗り出すべきだ」とコソボ側を非難した。
ロシア軍が5月に撃ち込んだミサイルは562発、4月と比較して5倍以上
バフムートが一段落したロシア軍はミサイル攻撃を強化、少しでもウクライナ軍の反攻準備を妨害して守りを固める時間を稼ごうとしており、5月に撃ち込んだ弾道ミサイル、巡航ミサイル、イラン製無人機の数は560発以上で、この数字は4月と比較して5倍以上だ。
タイ空軍はF-35Aの調達を米国に断られ、F-15EXとF-16Vを提示される
タイ空軍はF-35Aの売却を米国に打診していたが、今月25日「米国がF-35Aの売却を提案できないと通知してきた」と明かし、代わりにF-15とF-16のアップグレードモデルを提案してきたらしい。
韓国空軍は胴体着陸で損傷したF-35Aの修理を断念、廃棄か教育機材か
韓国メディアはバードストライクが原因の胴体着陸で損傷したF-35Aについて「修理費用が1,100億ウォン=約116億円と高額なため、空軍は当該機の廃棄もしくは教育機材としても活用を検討中だ」と報じている。
反攻作戦に向けた準備と阻止、ウクライナ軍とロシア軍がミサイルで殴り合う
ウクライナ軍の反攻に向けたシェーピング・オペレーションが本格化した可能性が高いものの、ロシア軍のミサイル攻撃も止まる気配がなく、4月28日~5月28日までに弾道ミサイル、巡航ミサイル、イラン製無人機を477発も撃ち込んでいる。
アルメニア大統領、戦争を予見してもナゴルノ・カラバフ問題から逃げた
アルメニアのハチャトゥリアン大統領は「戦争を予見していたのにナゴルノ・カラバフ問題から逃げ続けてきた」と述べ、現地メディアは「安全保障政策における現実逃避と本質的な意思決定の先送りが残念な結果をもたらした」と報じている。
ベラルーシ反体制派、ルカシェンコがプーチンとの会談後に倒れて危篤状態
ベラルーシの反体制派として活動するツェプカロ氏は27日、追加の確認を必要とすると前置きした上で「ルカシェンコがプーチンとの会談後に倒れて危篤状態だ」と明かし、死亡した場合に備えて西側諸国に「選挙実施の話し合い」を呼びかけている。
イランとアフガニスタンが武力衝突、タリバン元司令官もテヘラン占領発言で挑発
イランとアフガニスタンの国境沿いで武力衝突が発生して死傷者が発生しており、衝突の原因はヘルマンド川の水利権に関係している可能性が高く、タリバンの元司令官は「長老達の許しさえあればテヘランを占領する」と息巻いている。
モノポリー状態の米防衛産業界、言い値での調達を強要される国防総省
米CBSの番組に出演した元国防次官は「ロッキード・マーティンも、ボーイングも、レイセオンも、トランスダイムも国防総省や納税者に過剰請求をおこなっている犯罪者の1人だ」と明かし、防衛産業企業による価格吊り上げの実態を暴露した。
コソボ当局と住民が衝突、セルビア大統領は軍に戦闘準備と移動を命じる
セルビアのブチッチ大統領は26日「プリシュティナ側がコソボ北部のセルビア人へのテロ行為をエスカレートさせてきたため、軍の警戒体制(戦闘準備)を最高レベルに引き上げ、行政ライン方向への移動を命じた」と発表、再び状況が元に戻ってしまった。
ドイツ政府、ウクライナからKEPD350提供に関する要請を受け取る
英国はウクライナの要請に応えてストーム・シャドウの提供に踏み切ったが、Spiegel誌は26日「ウクライナが正式にKEPD350(ストーム・シャドウに相当する巡航ミサイル)の提供をドイツ政府に要請してきた」と報じている。
米国のミリー議長、ウクライナへのF-16提供コストは10機で20億ドル
ウクライナに対するF-16の提供について様々なニュースや話題が飛び交っているが、多くのメディアはF-16がもたらす効果を楽観的に報じ、軍関係者、専門家、防衛産業の関係者は効果に懐疑的な立場を崩していない。
ウクライナ軍の自爆型USVはユーリー・イワノフに到達、ロシア側の主張を否定
ウクライナメディアの編集長は25日「黒海艦隊のユーリー・イワノフに自爆型USVが到達したことを示す動画」を公開、爆発で損傷を与えたのかは不明だが、攻撃を仕掛けてきた3隻全てを「破壊した」というロシア側の発表は否定された格好だ。
アルメニア首相、アゼルバイジャンと領土の相互承認で合意したと発表
アルメニアのパシニャン首相はユーラシア経済連合の首脳会談の中で「アルメニアとアゼルバイジャンは領土の相互承認で合意した」と発表、アゼルバイジャンのアリエフ大統領も「和平協定を締結する可能性がある」と発言して注目を集めている。
マレーシア海軍の大型OPV、イタリア、UAE、トルコ、韓国が設計案を披露
マレーシアで開催中のLIMA2023では次々と契約締結が発表されているが、最も関心を集めているのはマレーシア海軍が進めている大型OPVの調達で、イタリア、アラブ首長国連邦、トルコ、韓国が設計案を披露して注目を集めている。
米海兵隊、イスラエル製の徘徊型弾薬を搭載した無人艇LRUSVを公開
米海兵隊はイスラエル製の徘徊型弾薬「Hero-120」を統合した長距離無人水上艦の取得を予告していたが、Hero-120ランチャーを搭載するメタルシャーク製のLRUSVを公開して注目を集めており、両者の組み合わせは理に叶ったものだ。
戦いが激減したバフムート周辺、前線に大きな変化がない状態が続く
ウクライナのマリャル国防次官やシルスキー陸軍司令官は「街の郊外で前進を続けておりバフムートの戦術的包囲に近づいている」と主張したが、21日以降に登場した視覚的証拠の数は激減しているため、両軍の戦い小康状態に入ったのだろう。
デジタルエンジニアリングの落とし穴、誰もT-7Aの完成時期が分からない
一向に完成しないボーイングのT-7Aについて政府説明責任局は「さらに完成が遅れるかもしれない」と、空軍も「ボーイングのスケジュールは楽観的な仮定に依存しているため、トラブルが発生しても対処する時間的余裕が全くない」と指摘している。
チェコが史上最大の調達契約を発表、246輌のCV90を約7,700億円で購入
チェコは歩兵戦闘車の調達で優先交渉権を獲得したBAEとの交渉がまとまり、24日に「246輌のCV90を597億クローナ=約7,700億円で購入する」と正式に発表、この調達額は「チェコ史上最大の契約額」と報じられている。
マレーシア政府がFA-50二次調達を承認、発注数は18機から36機に増加
韓国航空宇宙産業はマレーシアで開催中のLIMA2023で「マレーシア政府がFA-50の追加発注を承認した」と明かし、これでマレーシアからの発注数は18機→36機に増えるため、同機のバックオーダーは計92機に積み上がった格好だ。
将来が不透明なイラク空軍のF-16IQ、JF-17に続きラファール購入を示唆
イラクは2021年末にクウェートに対する賠償金の支払いを終えたため軍の立て直しに着手しており、イラク軍はJF-17の調達に続き「ラファール購入を検討中だ」と発言、満足に運用できないF-16IQを見放すのかもしれない。
ポーランド、巡航ミサイルを搭載する新型潜水艦の調達手続きを年内に開始
ポーランドのブラスザック国防相は「新型潜水艦の取得プログラムを年内に立ち上げる」と表明、AIP機関による長距機航行能力と巡航ミサイルによる対地攻撃能力を備えた潜水艦を想定しているらしい。
米空軍長官、次期戦闘機の開発ではF-35で直面した悪習慣を排除する
米空軍は発表したF-22Aの後継機開発に対する提案を2024年中に1本化する予定だが、ケンドール空軍長官は「2種類のNGADを導入する気はない」「NGADはF-35で直面した買収上の悪習慣を排除する」と言及して注目を集めている。
大幅な軍備拡張に乗り出したポーランド、今度は早期警戒機を調達か
ポーランドのブラスザック国防相は23日「スウェーデンと早期警戒機の導入に向けて交渉が進められており、短期間で交渉がまとまることを望んでいる」と言及、大幅な軍備拡張に乗り出したポーランドの装備調達はとどまる所を知らない。
ウクライナ軍は戦場に段ボール製無人機、ロシア軍は木製無人機を投入
駐豪ウクライナ大使は今年3月「段ボールと輪ゴムで作られた豪企業製の無人機を使用している」と明かし話題になったが、ロシア軍も木製無人機の使用頻度が増加、両軍とも高価なミリタリー仕様機で戦場ニーズをカバーするのが不可能なのだろう。
ロシア義勇軍はベルゴロド州から撤退? ロシア軍が検問所を奪還した可能性
ルカシフカとコジンカの検問所からベルゴロド州に侵入したロシア義勇軍の視覚的証拠は増えているが、検問所で破壊された義勇軍車輌を映すロシア側の動画が登場したため、ベルゴロド州から義勇軍は撤退しているかもしれない。
今度はベルゴロドで保安庁や内務省の建物が爆発、ドローン攻撃の可能性
ロシア領ベルゴロド州に侵入した「ロシア義勇軍」や「自由ロシア軍」との交戦が続く中、露メディアは「ベルゴロドにあるロシア連邦保安庁と内務省の建物が攻撃を受けた。この攻撃はドローンによるものだ」と報じている。
ロシア義勇軍はベルゴロド州に侵入、モスクワでは自由ロシア軍の旗が飛ぶ
反プーチンを掲げウクライナ側として参戦しているロシア義勇軍がベルゴロド州に侵入、これを受けてロシアは同地域の住民と保管庫から核兵器を避難させており、モスクワ中心部の上空には自由ロシア軍の旗が飛んでいる。
ウクライナ側のロシア人義勇軍、ロシア領に侵入して複数の拠点を解放か
反プーチンを掲げウクライナ側として参戦している「ロシア義勇軍」と「自由ロシア軍」は22日、ロシア領ベルゴロド州、ブリャンスク州、クルスク州に侵入、特にベルゴロド州では複数の拠点を解放して前進を試みているらしい。
アルメニア首相、ナゴルノ・カラバフをアゼル領土として認める用意がある
アルメニアのパシニャン首相は22日「ナゴルノ・カラバフを含む86,600km²をアゼルバイジャンの領土として認める用意がある」と発表、国内の反対意見を押し切ってでもアゼルバイジャンとの和平協定締結を目指す意向だ。
露軍元大佐、バフムート勝利は不要で戦略の馬鹿さ加減と戦死者数は別格
ロシア軍元大佐のイゴール・ガーキン氏は「クレムリンの老人達が頭に思い描いた政治的課題を解決するのに『バフムートの勝利』は本質的に不要」と指摘し、消耗戦を仕掛けた戦略の馬鹿さ加減と発生した戦死者数は別格だと批判した。
ロシア下院議長、ポーランドは領土とソ連が費やした復興資金を返せ
ロシアのヴャチェスラフ・ヴォロージン下院議長は「ポーランドは第二次大戦の結果で手に入れた領土と、ソ連国民が復興と発展のために費やした7,500億ドル以上の資金を我々に返還すべきだ」と主張、この提案を22日の議会で「審議する」と明かした。
ウクライナ軍、バフムートを半包囲して敵を殲滅する機会を得ている
ウクライナのマリャル国防次官は21日「我々は側面攻撃で前進を続けており、敵はバフムートに留まるのが難しくなっている。我々はバフムートを半包囲して敵を殲滅する機会を得ている」と主張して注目を集めている。
ウクライナ報道官、ゼレンスキーはバフムート喪失を認めたのではなく否定した
主要な海外メディアは「ゼレンスキー大統領がバイデン大統領との会談前にバフムート喪失を認めた」と報じたが、ウクライナの大統領報道官は「ゼレンスキー大統領はバフムート喪失を認めたのではなく否定した」と主張した。
バフムート市内の複数地点でロシア国旗、プーチン大統領は作戦完了を祝福
ワグナーは制圧したバフムート市内の複数地点でロシア国旗とワグナー旗を掲げる動画を公開、プーチン大統領も「解放作戦の完了を祝福する」と声明を発表したが、MiG-17モニュメント付近の状況はよく分かっていない。
遂にバフムートが陥落、露ワグナーのプリゴジン氏が完全制圧を発表
露ワグナーのプリゴジン氏は20日「今日の午後、バフムートの支配を完全に確立した」と発表、露国営メディアも「ロシア軍がバフムートを完全に解放した」と報じており、バフムートを巡る戦いに決着がついた格好だ。
ロシア軍がバフムート市内をほぼ制圧、ウクライナ軍は街の一画のみを保持
ロシア軍はバフムート市内で前進を続けており、ウクライナ軍が支配する範囲はMiG-17モニュメント付近の一画のみで「数日以内」に市内から押し出される可能性が高いが、クピャンスク方面のロシア軍も再びオスキル川沿いを南下し始めた。
ウクライナ人パイロットは4ヶ月の訓練でF-16を操縦できるようになる?
ウクライナ人パイロットは約2週間のシミュレーターテストで技量の高さ示し「米空軍は4ヶ月の訓練でF-16を操縦できようになると結論づけた」と報じられているが、この4ヶ月間で習得できる戦闘スキルは初歩的な空対空戦闘のみだ。
ウクライナ大統領府長官、G7にゼレンスキー大統領は出席するのは事実
ウクライナのイエルマク大統領府長官は19日「ゼレンスキー大統領が日本で開催中のG7に出席してバイデン大統領と会談する予定だ」と言及、話が二転三転したもののアラブ連盟首脳会議に出席したゼレンスキー大統領は日本に向かっている。
バイデン大統領、G7でウクライナ人パイロットの訓練を支援すると表明
CNNは政府高官の話を引用して「バイデン大統領が『F-16を含む第4世代戦闘機でウクライナ人パイロットを訓練する同盟国の取り組みを米国が支援する』とG7の首脳に伝えた」と報じており、欧州で行われる訓練に人員を派遣するらしい。
ボンバルディア、Global 6500ベースのカナダ海軍向け海上哨戒機を発表
ボンバルディアはカナダ空軍の次期哨戒機(CMMAプログラム)に向けに「Global 6500ベースの海上哨戒機」を発表、この機体はジェネラル・ダイナミクスと共同で開発する予定で、ボーイングが提案中のP-8Aと競合することになる。
ウクライナ諜報機関、制裁下にも関わらずロシアのミサイル生産量は増加
ウクライナ国防省の情報総局は19日「ロシアはKh-101を月35発、Kalibrを月25発、キンジャールを月2発、イスカンデルを月5発ほど生産しており、国際的な制裁にも関わらず必要なコンポーネントを入手して生産量を増やしている」と指摘した。
ウクライナ政府、ゼレンスキー大統領はG7にオンラインで出席すると発表
Bloombergは「日本に向かい広島で開催されるG7に直接参加する予定だ」と報じていたが、ウクライナ政府は19日「ゼレンスキー大統領はG7にオンラインで出席する予定だ」と発表した。
バイデン政権、NATO加盟国にF-16のウクライナ移転を許可すると伝達
CNNは「バイデン政権はNATO加盟国に対してウクライナへのF-16移転を許可する意向を伝えた」と報じているが、欧州諸国の本音は「戦闘機提供を支援する立場に収まりたい」なので、ウクライナへの戦闘機提供が実現するかは未知数だ。
オンラインではなく直接参加、ゼレンスキー大統領がG7出席のため広島訪問か
ゼレンスキー大統領はG7サミットに「オンラインで参加する」と表明していたが、Bloombergは19日「日本に向かい広島で開催されるG7に直接参加する予定だ」と報じており、ゼレンスキー大統領が日本にやって来るかもしれない。
露ワグナーがバフムート完全占領に王手、ユビレイナ通りの下区画を制圧
露ワグナーは18日「バフムート市内のユビレイナ通り下区画を制圧した」と発表、もうウクライナ軍が保持するのはMiG-17モニュメント付近のみだけで「バフムートの完全占領」は時間の問題だ。
米空軍がF-22の後継機開発を正式に開始、EMD契約を2024年に締結予定
米空軍は18日「F-22Aの後継機に求める要求要件を業界に提供し、次期戦闘機(NGAD)を開発する企業の選定プロセスを正式に開始した」と発表、ロッキード・マーティン、ボーイング、ノースロップ・グラマンによる戦いが遂に始まった。
ウクライナ軍はバフムート郊外で1km前進し、ロシア軍は多くの陣地を失う
ウクライナのマリャル国防次官は18日「ウクライナ軍がバフムートの北と南で前進した」と発表、ロシア側情報源も「敵がサッコ・イ・ヴァンテッティ周辺で小さな成功を収め、我が軍はクリシェイフカ方面で多くの陣地を失った」と指摘している。
ノルウェー国防相、英国と協力してM270MLRSを追加提供すると発表
英国のウォレス国防相と会談したノルウェーのグラム国防相は18日「英国と協力してウクライナに5輌のM270MLRSを追加提供する」と発表、さらにウォレス国防相は「ストーム・シャドウが既に使用されている」と明かした。
訓練を受けたウクライナ人が帰国、レオパルト2A5、CV90、アーチャーを擁する最強部隊
Times紙は「ウクライナ人はスウェーデンに渡りレオパルト2A5、CV90、アーチャーの扱い方を学んだ。この旅団はゼレンスキー大統領が待ち望んでいた最強の部隊で、反攻作戦に備えるため5月に帰国した」と報じている。
中国メディア、輸出向けの軍用無人機にキルスイッチを仕込むのは常識
サウスチャイナ・モーニング・ポストは17日「中国が海外の顧客に輸出する軍用無人機には『中国領に接近できない機能』が搭載されている」と報じており、中国の軍事アナリストも「輸出される兵器に監視ツールを搭載するのは常識だ」と指摘した。
ロシア軍のミサイル攻撃、ウクライナ軍が30発中29発を撃ち落とす
ウクライナ空軍は18日「ロシア軍がTu-160とTu-95から22発のKh-101/Kh-555を、黒海の艦艇から6発のKalibrを、地上配備型システムから2発のイスカンデルKを発射し、防空部隊は30発中29発を撃ち落とした」と発表した。
ロシア国防省、キンジャールがパトリオットのレーダーとランチャーを破壊
CNNは「ウクライナ軍のパトリオットシステムは『発電ユニット』と『電子機器』の一部が損傷したものの稼働を続けている」と報じたが、ロシア国防省は「キンジャールがパトリオットシステムのレーダーとランチャー5基を破壊した」と発表した。
ウクライナ軍はバフムート郊外で前進、ロシア軍はバフムート市内で前進
ウクライナ軍東部司令部のチェレバティ報道官は17日「バフムート郊外での領土解放が続いている」と主張したが、郊外の前進と引き換えに市内ではロシア軍が前進を続けており、ユビレイナ通りの下区画に対する攻撃は激しさを増している。
ウクライナ軍のパトリオットシステム、レーダーは無事で損傷具合も軽微
米CNNは17日「米国はウクライナからパトリオットが損傷したと報告を受けてチームを派遣したが、最も重要なレーダーは無事で、損傷具合も非常に限定的なため戦場から撤去する必要はない」と報じており、損傷したパトリオットは現在も稼働中らしい。
スペイン陸軍が調達を検討中のMLRS、イスラエル、韓国、ブラジルが競合
スペインは陸軍向けに多連装ロケットシステムの調達を検討中でイスラエルのPULS、韓国のChunmoo、ブラジルのAstrosIIが選択肢に浮上、ついにNATO加盟国が調達する陸上装備にブラジル製の選択肢が登場したという点で非常に興味深い。
次期潜水艦を検討中のカナダ海軍が韓国の造船所を視察、日本も訪問予定
カナダメディアは「ヴィクトリア級潜水艦の後継艦を検討している海軍関係者が今月中に韓国と日本に視察団を派遣する予定」と指摘していたが、韓国メディアは16日「カナダ海軍の関係者が大宇造船海洋と現代重工業の造船所を視察した」と報じている。
ウクライナ当局、防空システムが作動する様子を無許可で公開した市民を摘発
ウクライナ保安庁は「キーウで防空システムが作動する様子を動画や画像で記録し、許可なくネット上で公開した市民6人を摘発した」と発表、この6人は刑法114条に基づき5年~8年の懲役刑を課せられる可能性があるらしい。
ウクライナ軍発表のロシア軍戦死者が20万人を突破、3ヶ月間で6万人増
ウクライナ軍参謀本部は17日「ロシア軍の戦死者は約14ヶ月間の戦いで20万人(200,590人)を突破した」と発表、この数字が真実ならロシア軍は約3ヶ月間で6万人の兵士を失ったことになり、負傷者を加味した人的被害はもっと多くなる。
ロシア国防相、ウクライナは常にミサイルの種類を間違って識別する
ロシアのショイグ国防相は16日「ウクライナが撃ち落としたと主張するほどのキンジャールを発射していない。彼らは常にミサイルの種類を間違って識別する」と指摘し、6発のキンジャールを撃ち落としたというウクライナ側の主張を否定した。
バフムート市内の戦い、ワグナーがウクライナ軍最大の抵抗拠点を制圧
露ワグナーのプリゴジン氏は「ウクライナ軍の巣(アパート密集地)を一掃し、バフムートの完全占領まで住宅地とユビレイナ通りの下区画を残すのみだ」と発表、ここを失ったウクライナ軍に敵の砲撃を凌ぐ「強固な拠点」は殆ど残されていない。
米当局、ロシア軍の攻撃でパトリオットシステムが損傷した可能性が高い
ロシア国防省は16日「キーウ周辺に配備されていたパトリオットシステムをキンジャールで破壊した」と発表したが、CNNも米当局者の話を引用して「ロシア軍の攻撃でパトリオットシステムが損傷した可能性が高い」と報じている。
韓国を訪問したウクライナ大統領夫人、尹大統領と防空システムについて協議
ウクライナ大統領夫人のオレナ・ゼレンスカ氏がアジア・リーダーシップ・コンファレンス(ALC)に出席するため韓国を訪問、尹大統領と会談の中で防空システムの必要性を協議したと報じられている。
ロシア国防省、パトリオットシステムをキンジャールで破壊したと発表
ロシア国防省は16日「キーウ周辺に配備されていたパトリオットシステムをキンジャールで破壊した」と発表し、キンジャールを全て撃ち落としたというウクライナ軍の主張を否定、視覚的な証拠がないので両者の主張を検証するのは不可能だ。
ウクライナ当局、マリウポリで第501大隊が降伏したのは裏切り者が原因
ウクライナ国家捜査局は16日、マリウポリで第501大隊がロシア軍に降伏した事件について「大隊で兵站を担当していた責任者が敵側に寝返り、ロシア軍と一緒に大隊指揮官を説得して降伏させた」と発表、兵士に対する「自発的降伏の罪」適用は見送られた。
露メディア、ウクライナ軍はSu-24でストーム・シャドウを運搬している
ロシアのイズベスチヤ紙が16日「我が軍の防空部隊がストーム・シャドウの迎撃に成功した」と報じており、同紙によればMiG-29やSu-27がAGM-88HARMでストーム・シャドウを運搬するSu-24を援護しているらしい。
ウクライナ軍、ロシア軍が発射したキンジャール6発を全て撃ち落とした
ウクライナ軍は16日「ロシア軍が発射した6発のキンジャールを全て撃ち落とした」と発表、これが事実ならパトリオットによる迎撃は「まぐれ」ではなくなり、全ての防空システムを貫通できると豪語していたキンジャールの性能は否定されたことになる。
英国、ウクライナ人パイロットに訓練機会を提供しても戦闘機は提供しない
ウクライナ人を訓練するエイブラムがドイツに到着、ルハンシクではストームシャドウの残骸が見つかり、イタリアが提供したSAMP/Tがウクライナに到着、英国はウクライナ人パイロットに訓練機会を提供しても戦闘機は提供しない。
バフムート市内の戦い、ウクライナ軍が保持するアパート密集地の最深部に到達
ウクライナのマリャル国防次官は「バフムート市内の状況が厳しい」と15日に認めていたが、アパート密集地の最深部にロシア軍が到達し、市内で戦うウクライナ軍は街の外に押し出されそうになっている。
英国、ウクライナ人パイロットに対する西側製戦闘機の訓練を夏に開始
英国のスナク首相は2月「ウクライナにNATO標準戦闘機を操縦するための訓練機会を提供する」と言及していたが、15日「ウクライナ人パイロットに対する西側製戦闘機の訓練を夏に開始する予定だ」と正式に発表した。
英国がウクライナに長距離を飛べる無人機を提供、Shahed-136タイプか?
英国のTelegraph紙は15日「スナク首相がゼレンスキー大統領との会談に合わせて防空ミサイルと『長距離飛行が可能な攻撃型無人機』の提供を発表する」と報じており、数ヶ月以内に200km以上を飛行可能な無人機を数百機提供するらしい。
ロシア軍のバフムート制圧方針に変更はなく、新たに空挺部隊を市内に投入
ウクライナ軍の反撃がバフムート周辺で成功したにも関わらず「市内のロシア軍」は前進し続けており、ウクライナのマリャル国防次官も「敵の目標に変更はなく新たに空挺部隊を投入している。市内では全てが困難で非常に厳しい」と明かした。
ウクライナ軍はバフムート周辺で反撃を継続、ロシア軍は市内で前進を再開
ウクライナ軍はイワニフスキー方面の森林地帯から敵を追い出し、チャシブ・ヤールに伸びていたロシア軍の突出部は消滅した可能性が高いが、市内ではロシア軍が前進を再開してウクライナ軍の抵抗拠点=アパート密集地に侵入したらしい。
チェコ空軍の中型輸送機調達、A400MやC-130ではなくC-390採用が有力
中型輸送機の調達を検討しているチェコ空軍のペトル・チェペルク司令官は「候補に上がっているC-390、A400M、C-130の中でC-390が気に入っている」と明かし、エンブラエルは積極的なマーケティングで欧州でのシェア拡大に乗り出している。
豪州に続きドイツもティーガーを見捨てる可能性、代替機はH145Mか
ドイツ軍はティーガーを退役させて市場で入手可能な軽攻撃ヘリで代替したと考えていると報じられており、オーストラリアに続きティーガーを見捨てる可能性が浮上した。因みにドイツは対戦車ミサイルを統合したH145Mを検討中らしい。
スイスがウクライナへの武器供与にゴーサイン? 法案成立は数年先の話
ウクライナの与党は「スイスがウクライナへの武器供与にゴーサインを出した」という報道について「メディアが誤った解釈をしている」と指摘、仮にスイスの武器移転に関する法案が成立したとしても「数年先」の話だ。
ウクライナ西部で大爆発、ロシア軍の攻撃が弾薬庫か物資集積拠点に着弾か
ロシア軍は13日にイラン製無人機でウクライナ西部のフメリニツキーを攻撃、迎撃をすり抜けたShahed-136が大爆発を引き起こしているため、恐らくウクライナ軍の弾薬庫か物資集積拠点が攻撃を受けて誘爆したのだろう。
事故か誤射か、ウクライナ領に向う途中で計4機の航空機がロシア領に墜落
ロシア領ブリャンスク州で13日、ウクライナのチェルニーヒウ州に対する攻撃任務が割り当てられていたSu-34、Su-35、2機のMi-8が次々と墜落して「パイロットや搭乗者が全員死亡した」と報じられており、未だに墜落原因はよく分かっていない。
ロシア軍後退について国防省は再編成と主張、プリゴジン氏は撤退だと批判
ロシア国防省は「バフムートの北でウクライナ軍が攻撃を仕掛けてきたため、後退してベルヒフカ貯水池周辺の有利な位置で再編成を実施した」と主張、これに対して露ワグナーのプリゴジン氏は「再編成ではなく撤退だ」と批判して注目を集めている。
ロシア領ブリャンスク州でSu-34と2機のMi-8が墜落、友軍による誤射?
ウクライナと国境を接するロシア領ブリャンスク州でSu-34とMi-8が墜落するという奇妙な事故が発生、その後に別のMi-8も墜落、ロシア側の情報源は「Su-35も墜落した」と主張しており、何が起きているのかさっぱり分からない。
まもなくドイツが過去最大のウクライナ支援を発表、総額は27億ユーロ
独Spiegel誌は「ドイツ政府は今後数週間~数ヶ月以内に実行されるウクライナへの軍事支援をまとめた」と報じており、レオパルト1、マルダー、RCH155、IRIS-TSLMなどが含まれるパッケージの総額は過去最大の27億ユーロに達する。
ロシア軍にとって安全地帯のルハンシクで爆発、現場でADM-160の残骸が見つかる
ロシア軍にとって安全地帯と考えられていたルハンシク市内の機械工場で爆発が発生、この爆発は何からのミサイル攻撃によるものだと言われているが、爆発現場周辺で米国製のADM-160の残骸が見つかっているのが非常に興味深い。
バフムートを巡る戦い、ウクライナ軍の反撃とロシア軍の後退が鮮明に
ロシア国防省は12日「クロモヴェからベルヒフカ貯水池まで後退した」と発表、視覚的にもウクライナ軍の砲撃を受けながら徒歩で後退するロシア軍兵士が確認され、ベルヒフカ貯水池の南をロシア軍が放棄したのは確実だ。
米国防当局、迎撃されたキンジャールの標的はキーウ郊外のパトリオット
米CNNは「ロシア軍はキーウ郊外に配備されたパトリオットシステムの信号を傍受して位置を特定し、キンジャールで攻撃を仕掛けてきたが迎撃されて失敗した」と報じており、これが事実なら非常に興味深い。
ロシア国防省、クロモヴェ突破が失敗して部隊を後退させたと認める
ロシア国防省は遠回しに「バフムート周辺のクロモヴェ突破が失敗に終わり、ベルヒフカ貯水池周辺の有利な位置まで後退した」と発表、ウクライナ軍は「ロシア軍が目論んだ戦勝記念日までのバフムート占領」を阻止に成功した格好だ。
ウクライナ国防次官、バフムート市内の陣地を1つも失わず周辺で2km前進
ウクライナのマリャル国防次官は12日「7日以降にバフムート市内の陣地を1つも失っておらず、バフムート周辺では2km前進した」と明かしてイワニフスキー方面の反撃結果を強調、米軍の高官は「待望の反攻作戦に向けて地ならしが始まった」と言及した。
バフムートの戦い、ロシア軍の攻勢はウクライナ軍を押し出すことに失敗
バフムートを巡る戦いは「戦勝記念日までの占領」を意図したロシア軍の攻勢をウクライナ軍が阻止することに成功、各所で攻勢限界を迎えた敵を押し戻し始めており、工業大学やチャイコフスキー通りをロシア軍から取り戻したことが濃厚だ。
英国防相、ロシア人の行動がストーム・シャドウのウクライナ提供を招いた
英国のウォレス国防相は「民間人が殺されるのを黙って見過ごすわけにはいかない。ウクライナへのストーム・シャドウ提供はロシア人の行動が招いた結果だ」と主張、米メディアは「ストーム・シャドウはSu-27やSu-24に統合されるだろう」と報じている。
英国がウクライナへのストーム・シャドウ提供を発表、クリミア大橋が攻撃可能に
英国のウォレス国防相は「本日、ウクライナにストーム・シャドウを寄贈することを確認した。これを使用してウクライナは自衛する権利があり、ストーム・シャドウを使用することで主権の及ぶ範囲に存在するロシア軍を追い出すことができる」と発表した。
米CNN、英国がクリミア大橋に届くストーム・シャドウをウクライナに提供
米CNNは「複数の西側政府高官は英国が複数のストーム・シャドウをウクライナに提供し、反攻作戦前に長距離攻撃能力をウクライナ軍に与えた」と報じており、これが事実なら反攻作戦でクリミア大橋の攻撃にストーム・シャドウを使用できる。
米軍高官、ウクライナ軍の反攻作戦が始まればロシア人は驚くはずだ
米軍の高官はウクライナ軍の反攻作戦について「ここ数ヶ月間でウクライナ人が取り組んだ事を発揮できればロシア人は驚くはずだ」と述べたが、F-16提供については「資金的に現行支援とF-16提供の両方を実行するのは不可能」と指摘した。
中国海軍、空母航空団創設10周年を祝う映像にJ-15BとJ-35が登場
人民解放軍海軍の空母航空団創設10周年を祝う映像にカタパルト射出に対応した「J-15B」や艦載機バージョンの第5世代戦闘機「J-35」が登場、さらにP-15を越えるPL-17の鮮明な写真も確認され注目を集めている。
豪海軍を悩ませるハンター級フリゲート、再びプログラムコストが高騰か
豪海軍が進めるハンター級フリゲートのプログラムコストが高騰(350億豪ドル→450億豪ドル)して問題視される中、豪会計検査院は「1番艦の引き渡しが2032年にずれ込み、プログラムコストも更に高騰する」と指摘して注目を集めている。
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kyiv Independentは「ロシア軍は消耗した兵士の補充に困っておらず、ウクライナ軍は兵士の消耗と補充に苦しんでいる」「ブトゥソフ氏は予備戦力の兵士らが適切な訓練や支援を受けていないと指摘したが、これは本紙が兵士から聞いた話と一致する」と報じた。
DEEP STATEはクピャンスク方面について「ロシア軍がキスリブカを占領した」と報告、1年以上も敵の前進を阻んできたキスリブカ方向の防衛ラインは破られた格好で、アウディーイウカ方面でもノヴォポクロフケ方向やペルヴォマイズケ方向でロシア軍が前進した。
ウクライナ人が運営するDEEP STATEは5日「ロシア軍がコトリャリフカ、オチュレティネ、アルハンヘルズケを占領した」と報告、視覚的にもアルハンヘルズケ、ケラミック、クラスノホリフ市内の耐火物工場でロシア国旗が掲げられる様子が登場した。
ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏は「なぜロシア軍がアウディーイウカのオチェレティネ方向に突破できたのか」について、ローテーションを行うタイミングでの攻撃、補強された塹壕の欠如、適切な準備時間が与えられないまま投入された予備戦力を挙げた。
ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは「アウディーイウカ方面のロシア軍がオチェレティネとアルハンヘルズケを占領した」「ドネツク西郊外のロシア軍が小休止を終えてヘオリフカ、ポブジェダ、ノボォミハイリフカ周辺で支配地域を拡大した」と報告した。
インド太平洋軍のアキリーノ司令官は「まもなく人民解放軍空軍は世界最大の空軍になる」と議会で証言していたが、米空軍の中国航空宇宙研究所も「米空軍が2024年時点で運用している第5世代機の総数に中国は3年半から4年半で追いつく」と指摘した。
kyiv Independentの記者はチャシブ・ヤールへのアクセスを許可され、最前線での取材を通じて「ここでの防衛戦は本来ならウクライナ軍側に有利な戦いになるはずだったが、人員不足のため強固な防衛戦を展開できるか不明だ」と報じた。
ウクライナに提供されたGPS誘導兵器はロシア軍の妨害によって有効性が低下しており、米空軍はウクライナに提供するJDAM-ERへのHome-on GPS Jam seekers(GPS妨害の照射源攻撃能力をもつシーカー)統合を進めている。
DEEP STATEはアウディーイウカ方面について3日「ロシア軍がオチェレティネ郊外のダーチャを占領した」「カリノヴェ方向にグレーゾーンが拡大した」と報告していたが、ウクライナ軍がアルハンヘルズケ集落から撤退する様子が登場した。
ウクライナ人ジャーナリストのユーリイ・ブトゥソフ氏は3日「前線の状況は本当に危機的だ。我々の勝利を妨げている主な問題は最高司令官の無能さと無責任さだ」と指摘し、政府の意思決定の遅さ、戦略的決定を実行しない組織、何事も順調としか報告しない体質を糾弾した。
ウクライナ人ジャーナリストのユーリイ・ブトゥソフ氏は3日「前線の状況は本当に危機的だ。我々の勝利を妨げている主な問題は最高司令官の無能さと無責任さだ」と指摘し、政府の意思決定の遅さ、戦略的決定を実行しない組織、何事も順調としか報告しない体質を糾弾した。
ウクライナへのパトリオットシステム追加供給は行き詰まりを見せていたが、La Repubblicaは2日「メローニ政権が第9次ウクライナ支援パッケージの承認を決定した」「SAMP/Tが含まれるパッケージはG7前までに準備が整う」と報じている。
AP通信は2日「容赦ない砲撃で壊滅的な打撃を受けたチャシブ・ヤールはバフムートやアウディーイウカを彷彿とさせる」と報じ、ウクライナ国防省情報総局のスキビツキー副局長も「アウディーイウカと同じようにチャシブ・ヤールの崩壊も時間の問題だろう」と述べた。
国防高等研究計画局(DARPA)は長期間・長距離任務を実行できる自律型UUV開発=Manta Ray計画を進めており、Northrop GrummanはManta Rayのプロトタイプを4月8日に公開、さらにプロトタイプを使用したテスト風景も公開した。
AP通信の取材に応じたウクライナ軍兵士は「現在の陣地から後退しても準備された要塞はほとんどない」と、第47機械化旅団の副司令官も「新たなロシアの攻勢を予想していなかったため防衛ラインの必要性を認識していなかった」「これは責任感の欠如だ」と語った。
米国防情報局のグレッグ・リックマン副長官は「以前のオープンソース情報は諜報機関が収集した情報の上に振りかける塩だったが、その役割は逆転してしまった」と述べ、オープンソース情報の収集を専門に扱うプロが必要だと述べた。
ウクライナへのパトリオットシステム追加供給が行き詰まっている中、Times of Israelは「イスラエル空軍から数ヶ月以内にパトリオットが退役する」と報じたが、このシステムの将来についてイスラエル人アナリストらは「ウクライナに向かう可能性は低い」と説明した。
オーバーホールを終えたボクサーは故障続きで、何らかの改善を行って4月に出港したものの再び故障に見舞われ、USNI Newsは30日「右舷側の舵とベアリングに問題が生じている」「乾ドックに空きがないので水中修理を選択した」「復帰は夏頃だ」と報じている。
ウクライナ人が運営するDEEP STATEは2日「ロシア軍がアルハンヘルズケ集落の南半分を支配している」「ノヴォオレクサンドヴカ方向のロシア軍支配地域が拡大した」と報告、ロシア軍がこじ開けたアウディーイウカ北の突破口は拡大する一方だ。
陸上戦闘システムの開発責任者を務めるグレン・ディーン少将は3月末「ブラッドレー向けのAPS(Iron Fist Light Decoupled =IF-LD)購入に資金供給を始めた」と明かしていたが、米陸軍はIF-LDを搭載したブラッドレーの派兵型=M2A4E1を公開した。
カナダ海軍のトップシー司令官はヴィクトリア級潜水艦の後継問題について「時間的制約と海軍のニーズを考慮した場合、韓国のような国から潜水艦を購入するのが理に叶っている」と言及、今月中に韓国と日本に視察団を派遣する予定らしい。
米陸軍はレイセオンとジャベリン供給契約を締結、この契約は2023年度~2026年度をカバーする複数年契約で毎年の調達数は未確定だが、今後3年間に米軍および国際的な顧客向けに最大72億ドル分=約1兆円分のジャベリンを購入する予定らしい。
ロシアとインドは防衛装備の輸出に関連した支払方法とスペアパーツの現地生産で合意したと報じられており、ロシアにとってインドは海外向け装備を生産・輸出する一大拠点になるかもしれない。
ポーランドは昨年9月「Mi-24の更新用にAH-64Eを96機導入する」と発表したが、まだ米国の売却手続き=国務省や議会の承認が済んでいないにも関わらず、米陸軍の在庫からAH-64Eを提供することで両国が合意したらしい。
ロシア軍はバフムート市内のウクライナ軍が保持する最後の区画に対して焼夷弾攻撃を実施、その様子を収めた動画が登場して注目を集めており、ロシア軍は戦勝記念日(5月9日)に向けて最後の攻勢に出たのかもしれない。
露ワグナーのプリゴジン氏は5日「輝かしい戦勝記念日を迎えるためバフムートでの作戦を5月10日まで継続するが、それ以降は確保した陣地をロシア軍に引き継ぎ後方に後退する」と正式に発表した。
ロシア領クラスノダール地方のイリスキー石油精製施設がウクライナ軍のドローン攻撃で炎上したが、露メディアは「2日連続でウクライナ軍のドローンで攻撃され火災が発生した」と報じており、無人機による攻撃から拠点を守る難しさが浮き彫りになった。
米国のクラスト社はXQ-58Aの低率初期生産が始まり、空軍だけでなく海兵隊もXQ-58Aを取得する予定で、滑走路運用に依存しないF-35BとXQ-58Aの組み合わせに関心があるのではないかと噂されている。
自衛隊の試験導入が決まっているMQ-9Bについて興味深い数字が登場、どうやらFMS経由で調達する台湾向けMQ-9B(SkyGuardianバージョン)の価格は約5,400万ドルで、F-16Block70/72とほぼ同価格帯だ。
露ワグナーのプリゴジン氏は4日、当日の戦闘で戦死した兵士の遺体の前で「弾薬さえあれば失われなかった命だ」とゲラシモフ総司令官とショイグ国防相を名指しで批判したが、国防省も国営メディアもプリゴジン氏の批判を黙殺している。
ウクライナ空軍はキーウ上空でTB2に似た無人機が撃墜された件について「定期パトロール中のTB2が技術的な問題で制御を失ったため撃墜した」と発表し、ロシア軍の無人機がキーウ上空に侵入したという噂を否定した。
台湾国防部は発注したF-16Vの引き渡しが「1年遅れる」と認め、影響を最小限に留めるため「既存機(アップグレードしたBlock20)のスペアパーツを優先供給してほしい」と要請しているが、この要請に米国が応じられるかは謎だ。
セヴァストポリ、ヴォルナに続きクラスノダール地方イリスキーにある石油精製施設が炎上、ロシア側は「ウクライナ軍のドローン攻撃によって火災が引き起こされた」と主張している。
ウクライナ軍とロシア軍がザポリージャ州オレホボの南で交戦中という報告があり、ドネツク州ヴーレダーの南でもイェホリフカ方向に向けてウクライナ軍が前に出たのが確認され、反攻作戦に向けた前哨戦が開始された可能性がある。
EUは3日「ウクライナ向け155mm砲弾の共同購入について合意した」と発表、欧州平和ファシリティ(EPF)の払い戻し対象になる砲弾は欧州製に限定されたものの、砲弾製造に必要な部品の域外調達を容認する内容だ。
露メディアは3日「ウクライナがプーチン大統領の住居があるクレムリン宮殿を2機のドローンで攻撃したが、軍や特殊部隊が直ぐに対応して無力化され、この攻撃による負傷者はいない」と発表したが、クレムリン周辺で煙が上がっている。
米空軍は2024年度予算の中でRQ-4 Block40とU-2の退役を要求しており、議会が両機の退役を認めると米空軍から高高度偵察機が姿を消すことになる。因みに高高度偵察能力は宇宙ベースのセンサーで代替する予定らしい。
韓国のLIG Nex1は「FA-50に搭載可能なAESAレーダー」のプロトタイプを2日に披露、米レイセオンのPhantom Strikeと同じ窒化ガリウム(GaN)技術で製造された半導体製送受信素子を使用する空冷式だった。
ロシア軍占領下のセヴァストポリにある燃料タンクが炎上して注目を集めたが、今度はクリミア大橋に近いロシア領クラスノダール地方にある燃料タンクが炎上しており、今のところウクライナ軍の攻撃によるものなのかは分かっていない。
バフムート市内の戦いに関する視覚的証拠は街の西端に集中しており、もはやウクライナ軍が保持する一画はロシア軍の砲撃がノンストップで続き、アウディーイウカ方面でも両軍が争っていたカムヤンカを「ロシア軍が支配した」という主張が増えている。