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matsudama blog https://matsudama.hatenablog.com/

社会で起こっているさまざまな現象を自分なりに読み解きます。哲学、社会、教育など幅広い分野を扱います。

松玉
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2019/02/10

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  • キノコを売る

    キノコ工場から菌床を仕入れて山で栽培している。 キノコは順調にできてて、自家消費やお裾分けする以上にたくさんできるので、売ることにした。 販売経路はいろいろあって、メルカリなどネット、地域の直売所、青果市場など。 メルカリだと送料がかかるし、他のキノコと差別化できないからどうしても価格勝負になってしまう。出品しようとは思うがあまり期待はしない。 地域の直売所を見てみる。近所にも何件かあって、JAが運営している直売所だった。電話で問い合わせしたら、最寄りの支所に行って、生産者登録して、口座を開いてくれと言われた。めんどくさいなぁ。あと、直売所に行って商品を見ていたら、生産者とか住所のシールが貼っ…

  • 観た映画、読んだ雑誌

    ホテルにこもって映画を観た。 夜明けまでバス停で 板谷由夏 Amazon コロナで仕事を突然解雇されホームレスになった女性主人公の話。バス停ベンチで寝ていた女性ホームレスが殺害された実話をもとに作られている。 仕事を解雇され住むところも追い出され、実家を頼ろうにも、母の施設入所のお金を兄に催促され諦める主人公。キャリーケースを引きながら街をふらふらする。 途中までリアリティがあってよかったが、ホームレスになったあと、ベンチで寝起きしているにもかかわらず格好がきれいすぎて、飽きた。主人公が全くやつれないのがおかしい。メイクでどうにかもっとやつれた感じにできなかったのかね。 茶飲友達 岡本玲 Am…

  • みんなこんな感じなのか?

    『何者』再読。 何者(新潮文庫) 作者:朝井 リョウ 新潮社 Amazon 久しぶりに読んだ。うへ〜きっつー、息苦しい、窮屈、そう感じた。 現実でもみんな、就活生に限らずこんなに複雑なやりとりをしているのだろうか、もちろんここまで言語化されているわけではないにせよ、こんな窮屈な探り合いというか駆け引きみたいなことを日常でやっているのだろうか? 光太郎は、その事柄に全く関係の無い人が「最高の仲間!」とか「みんな大好きありがとう!」とかそういう文面を見たとき、瞬く間に心が冷えていくことをきちんと想像できる側の人間だ。P31 たしかに、仲間内だけで通じるノリとか言葉だけで話されると、疎外感を感じたり…

  • 熱中症と自己隷属化

    今日新聞を読んでいたら、熱中症予防として時計型の端末を作業員が身につけているという記事があった。脈拍をよんで、異常があれば休憩を促す装置だという。例年は熱中症を訴える作業員が20名ほどいたが、端末をつける昨年はほぼ0になったとのこと。熱中症対策は、罰則付きで義務化になったとのことで、企業は対策をとらなければならない。 熱中症は、あとから症状が出ることがあるから、本人の自覚だけでは防げないこともある。自分は一度熱中症になったことがある。屋外で野球観戦していて、観戦中は大丈夫だったが、その日の夜から、ひどい下痢と悪寒、頭痛が始まった。体重が二三日で五キロほど落ちた。たぶん、寝不足が原因だったと思う…

  • 『令和元年の人生ゲーム』感想

    令和元年の人生ゲーム (文春e-book) 作者:麻布競馬場 文藝春秋 Amazon 面白かった。 Z世代の価値観がよく分かる一冊だった。 こちらと合わせて読むと、Z世代の共通点みたいなのが見えてきた。 Z世代化する社会―お客様になっていく若者たち 作者:舟津 昌平 東洋経済新報社 Amazon あくまで二冊の本から見えるZ世代の特徴であって、自分がたまに会うZ世代の子たちはそんなふうに感じないと前置きしたうえで書くが、今の20代前後の子たちは、意味がないことをすることを恐れているように感じた。たぶん上の二冊の本が描いているのは、首都圏の高学歴の子たちで、そもそも対象が限定的なんだけど。 自分…

  • 心の琴線に触れるマンガ

    惡の華(1) (週刊少年マガジンコミックス) 作者:押見修造 講談社 Amazon 思春期の鬱屈としたドロドロが爆発したマンガ。 自分の周りにはいなかったが(あるいは自分が知らないだけ?)、好きな子のリコーダーを舐めてたとかいうエピソードをよく聞くし、だから、『惡の華』の春日くんが佐伯さんの体操服を盗んでいろいろこすりつけていたのは、普通の変態だと思う。しかしここに、仲村さんというもう一人の変態が掛け合わされたことが事件の発端となった。混ぜるな危険。 町のせいなのか、性格のせいなのか、ずっと囚われていると感じ、「向こう側」に行きたいと願う二人。でも、「向こう側」なんてものはなく、そこに気づいて…

  • アンビバレントな気遣い

    頭でっかちな若者にありがちなように、かつての自分もいっちょ前に社会システムを批判していた。ただ、そのやり方はみんなで一致団結して社会を変えるというものではなく、自分個人の生き方の問題だった。資本主義システムを批判しながら、就職すれば資本主義の歯車となっていったかつての若者たち。生きるためには働くしかないのだから仕方ない。 自分の場合はそもそも就職しなかった、しなかったがゆえに頭でっかちのままだった。それで、技術を身につけるということは、より資本主義への自己隷属化をおしすすめていくことだと思っていたから、知識だけ増えていってより頭でっかちになっていった。でも、学生のときとは違った焦燥感に襲われ、…

  • 小さな悪事を積み重ねることで生きのびる

    母親は、日曜日は介護のため出勤できないと伝えているのに、上司は高圧的な態度で日曜出勤を頼んでくるらしい。出勤できないと伝えているのだから断ればいいのに、愚痴を言いながら出勤しようとする。 たぶん多くの日本人が母親と同じで、人がいい。やっぱり相手に嫌われたくないし、自分が断れば誰かに迷惑がかかってしまうと思う。そういうことで自分が頼みをしぶしぶ引き受け疲弊していく。人がいいほど疲弊していく。ストレスをため込む。 大人になれば、真面目な人ほど損をする社会だと嫌なほど痛感する。そして、クソみたいな奴が楽をし、得をする。 真面目な人ほどストレスを溜め込み、そしてうつ病になるか自死を選ぶ。 こうならない…

  • ボトムアップ型の選挙とトップダウン型の選挙

    選挙に関する映画を二つ観た。 映画 ◯月◯日、区長になる女。 杉並区民のみなさま Amazon 選挙 山内 和彦 Amazon U-NEXTで鑑賞。 上は杉並区長選にでた岸本聡子候補に密着したもので、下は川崎市議会補欠選挙に出た山内和彦候補に密着したもの。どちらも落下傘候補で、地域で生まれ育ったわけでもなければ、地域に根付いた活動をしてきたわけではない。 岸本さんはずっとヨーロッパで住民運動に携わってきた人で、杉並区で住民運動を草の根でやってきた人たちの推薦で、日本に帰ってきて出馬した。山内さんはひょんなことから自民党の推薦で全く関係ない川崎市で出馬することになった。 岸本さんは、当時の区長の…

  • 『選挙』感想

    U-NEXTで鑑賞。 選挙 山内 和彦 Amazon 川崎市議会補欠選挙に自民党公認で出馬した山内和彦。縁もゆかりも無い川崎にひょんなことから出馬することになった落下傘候補。初めての選挙で素人の山内は右往左往しながら駆けずり回る。 きっつー。みんな選挙のたびにこんなめんどくせーことしてるんだな。 おれ、なんでこんなことしてるんだろう…みたいな顔しながら選挙活動している。人がよさそうな、いい人なんだろう。人付き合いもそんなに好きじゃなさそう。人付き合いがすべての選挙で疲弊していっている。 一人の候補のためにたくさんの人が駆り出される。電話をかけまくり、ビラ折りするおばちゃんたち。なるほどね~、こ…

  • 『Winny』感想

    U-NEXTで鑑賞。 Winny 東出昌大 Amazon 匿名でファイルをアップロードしたりダウンロードしたりできるソフト「Winny」を開発し2ちゃんねるに公開した金子勇。彼が逮捕され、その後無罪を勝ち取るまでの実話を描く。開発したものが悪用された場合、開発者は罪に問えるのか。 物語のなかで弁護士がハンバーグを分けるナイフを使って例えていたのが分かりやすい。ナイフで人を刺せば、もちろん刺したやつは逮捕される。それならそのナイフを作った人まで逮捕されるか?それはあり得ない。 しかし、Winnyを使って映画やアダルトビデオを違法アップロードしたやつだけではなく、開発者の金子勇までも著作権法違反ほ…

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