同棋力相手に大勝ちしたが、気分障害が続いている待った(打ち直し)だけでなく交点からズラして置くしオマケに手を論難する始末コロナ後の公民館高齢者碁会はルールやマナーの劣化が深刻で「三、四人に一人」はこんな具合だ碁会に行きたい気持ちが下がっている近頃は対局より観戦が増えている対局を断わるのだってストレスだが我慢してまで打つよりマシである困ったことに、相手を選んでいると打たずに帰る日も出てきた親しき仲にも礼儀あり
【碁会もいろいろ、碁打ちもいろいろ】碁石の数がどれくらいか皆さん、ご存知ですか?標準は黒石180個、白石181個あわせて361個です購入すると黒白2個ずつが予備で付いていたりします碁盤にタテ19本とヨコ19本の線があり交点は361ですから、それに習って碁石の数が決まっているのかもしれませんあまり深い意味はなさそうです一局の手数は平均230手といわれ長手数の碁でも300手ほどですから石が足りなくなることはほぼほぼありませんところが、碁会ではときどき足りなくなって隣から拝借したり揚石を交換したりしますそもそも、プロの対局でもない限り碁笥の中に入っている数は正確なものではありません碁石は欠けたりなくなったりします◇先日、こんなことがありました初めて行った碁会で、ひとりが「碁石の数を数えておきましょう」と言い出し...碁石の数は何個ですか?
【どっちのアノ人ですか?】軽妙洒脱の物書き名人・田辺聖子は人生の愉しみは二つあり、一つは「食べること」もう一つは「おいしいものをこしらえること」と書いた食にまつわる作品を数多く遺した出てくる料理や場所は気取ったものでなくきつねうどんだったり、たこ焼きだったり大衆的というか、普段着で行けるところそして「何を食べるか」よりも「誰と食べるか」に彼女は重きを置いていた◇わたしが碁を再開したのが7年前還暦になった時であるそれからというもの東京・京都・大坂の碁会所十数か所、高槻市内の地域碁会数カ所、京都・大坂のアマ大会数カ所で、いろんな相手と碁盤を囲んだ費用、仕組み、立地などさまざまでここにトドメを刺すという「場所」があるにはあったが、コロナ影響で残念ながら閉鎖が相次いだいま十分満足できる場所がない対局相手は、二百人...あの人と、もう一度打ちたい
▲今月は12勝1敗、勝率9割1分6厘勉強すれば結果が出るものですやれば出来る、サボれば……解説しながらの指導碁は勝敗を記録していませんがほぼほぼ少し負けとしています他人に教えながら打つのも勉強です【碁も、因果律で出来ている】5月、6月のわたしの碁は雑で勝ったり負けたりの繰り返し対外試合も同様でした根気も我慢も足りず情けないココロを入れ替えていつもの棋譜並べに加えて死活・手筋・シチョウの反復をひと月ほど続けた結果、7月になって調子が戻りました悪い碁でも局面を複雑化して中終盤の一瞬の隙を突いて反撃する作戦が奏功していますそれはともかく他人(級位・初二段)にはエラソーなことを言うばかりで足元が疎かになっていたことがいまさらながら恥ずかしい本拠地碁会で来月からリーグ戦が始まりますひとつひとつ丁寧に打って愉しみたい...勉強が足りない
【説明できない手は打つな!局後の感想戦をやっていますか?】囲碁の道のりは長いといっても1時間とか1時間半とかで終わる一手10秒とか30秒とかで打って300手超で複雑怪奇の難戦になっても最後は1目多い方が勝ちであるゲームは決着が付くから良いその点、人生には最期まで決着というものがない勝着も敗着も定かでない有段者同士であれば局後に感想戦がありどこが悪かったかどこが良かったかがそれなりに明らかにされるここまでやって囲碁といえる同好会で会長だった1年前、碁会運営で納得のいかないことが強行され合理的説明を求めたが無視されモヤモヤのまま任期を終えた水に流さす忘れまじとココロに決めているおもえば、15年前も、50年前も、不合理ことをされ説明もなく納得のいかなかった経験がある事程左様に「社会」は不条理であるこれが人生と人...説明するか、無視するか
昨日、妻の高校時代の同級生から「チャオのスパゲッティ、送ったからね」とlineがありさきほど10食分が到着しました辛くて甘くて酸っぱい独特の味一度ハマったら、たまりません昼食のバリエーションが広がりました年内しばらく楽しめそうですあんかけパスタ届く
〝碁盤のタテヨコの線の交点に碁石を置く〟〝自分の置いた碁石ズレたら交点に置き直す〟これができない人、やらない人が時々います「この石は、どっち(の交点)ですか?」と聴くのも煩わしくキリがない何度も何度もやられるとこちらも消耗してきます碁盤に置いていた碁石がズレてきて配石がグチャグチャになってきてこちらが正しく整えようとしたら「なに、しとる」と叱られましたこういう人と碁を打って何が楽しいのでしょう?◇故意か偶然かは分からないが(だいたい分かります、笑)高齢者の碁でこれはアルアル自分のことを棚に上げて怒り出す人もいるから何とも厄介である碁石は交点に正確に置きましょう自分が置いた石がズレたら直しましょう袖の長い服は石がズレる原因になります取った石は全てフタに入れましょう相手がよく見える場所に置きましょうこれらをキ...耄碌(もうろく)かズルか
【地域同好会での遊び方~3連勝も3連敗もビミョー】わたしは同じ人と3局以上続けて打たないようにしているどちらかが3連勝なら、どちらかが3連敗になりなんとも気まずいからであるこのところ隔週で参加している碁会は十人弱で「会費なし」「当番なし」の超ユル碁会で、気に入っているこれまで3回行った昨日午後は二人と打ってともに1勝1敗の打ち分けこれがなかなかよい最初に気を入れて打つ次はもう力が入らない最初に勝てばそれでいい2局目は相手も必死になるからこちらが必死になることもない打ってみたい手を試してしくじっても痛みはない仮に上手くいってしまい相手が連続して沈めば手合い違いなので次は置石をひとつ増やすのもアリ相手が申し出れば受け入れるしそうでなければ御自由にどうぞみっつも続けて勝つのもみっつも続けて負けるのもわたしはちょ...「一人二局まで」で良くね
【初段になりたいなら、マンネリを打破せよ】アマの碁は、初学者は30級昇りつめて八段天と地の差がある強くなればなるほど面白さの度合いは大きくなるが初段手前の上級(1~3級)が〝はまり〟の入口のような気がする万年5級で碁をやめようかいや、もう少し続けようかと長く揺れていた某3級同好会に入り20年ほどだがなかなか入段は遠いところが、この2、3年時々驚くべき奇手・鬼手を放ち観戦者を驚かせることが増えてきたただし道のりが長い一局の碁は勝ち切るのが難しく勝ったり負けたりが続く先日の例会でも対三段戦で序盤に大きくリードしたが我慢が続かず数えてみると惜敗だった局後に褒めると「碁が少し分かってきたような気がする」とのたまう彼は、地域碁会だけでなく市内の碁会所にせっせと通い大阪市内にも〝遠征〟するひとことでいえば熱意が半端な...発展家に幸あれ
灼熱と熱風のなかエアコンが効いた碁会場に三々五々やってきます命知らずの碁キチたち昨日の例会では対五段、対二段など数局でしたがいずれも楽しく打てましたただし、一局のみ驚いたのは対局途中で、盤上の石がいきなり崩れた瞬間でした相手の勝負手が空振り続きでジワリジワリと形勢が傾き大差で終わりそうな気配途中で投げるかと思っていたところ盤の石をザーと崩したのですそのあと、何かを呟いていたのですがよく聞き取れませんよほど癪に障ったのでしょう以前は、驚き、そして腹が立ちましたがもう慣れてしまいました慣れちゃいけないのですが当方にはどうしようもありません突然、石が崩れ去る
▲午後4時半を過ぎ、気温が下がり始めても、熱い戦いは延々と続くいまが一年でいちばん暑い時期外は、灼熱と熱風が容赦なく「囲碁例会の参加者も減るだろう」と、おもっていたのに今月は毎回毎回三十人超のちょこっとした盛況ぶり来月からリーグ戦が始まるため棋力向上のためのオープン戦に皆さん、ご熱心のようですやっぱりイベントは大切ですねこのところ、会場予約当番は、失念やら申し送りの手抜きやら予約書類の紛失やらなにかとトラブル続きあわせて会場設営当番はといえば時間になっても誰も姿を見せないという状況もしばしば散見されトホホの世界に突入していますそれでも、なんとかかんとか切り抜けて碁会が始まり、碁会が終わるのですからノープロブレムといえばノープログレム出来ないこと、ムリなことを、決めるな!と、ため息交じりに独り言ちていますで...こんなでいいのか~これでいいのだ
【自分のことばで語ることのできる人】標題のことばも将棋九段の原田康夫のもの碁将棋の格言は勝ち方指南の技術論的なものが多いが九段の語録はアルアル感が満載アマ目線は親しみさえ覚えるがしかし、意味は深淵である修行時代にアマに稽古を付けた際先人の知恵をかみ砕いた言葉にして教えると呑み込みが早かったそうだ勝っても負けても終局の後はノーサイド対局後は少しでも検討し互いの構想や戦術を聴くこれが親睦碁会の本線であろう公開中負けるイコールいまいましい2023/07/19カテゴリー:●○●○雑観の森堂々と勝ち堂々と負ける
写真は、祇園祭が始まる直前今月上旬の河原町通の様子こういう時にだけわたしは京都を堪能できる人ごみが好きな人の気が知れぬでも、この時期だって路地裏に足を踏み入れると人影はほとんどありません京都は人、人、人で混んでいるというのは、京都を知らない人の言です京都の夏、ニッポンの夏
▲設営撤収当番の風景――コロナが終息しておらず、「来るも自由、来ないも自由」という不思議な当番制度本拠地同好会は五十人弱の規模で平均年齢が八十歳を少し超えているかつては40~60代が数人いたがいまは60代がわたしのみであと94歳を筆頭に80代超が半分残り半分が70代という構成である趣味の会に「決まり事」を作り過ぎるとギスギスする懸念があることを何度も指摘してきたちゃんとできないことをまず前提としないとならないが、会場確保の予約当番だけは絶対的な「是非もの」である会場がなければ、例会は開催できないそれが時々、確保できないことがある世話人会がカバーせざるを得なくなり頭を抱えることになるのである今年度も、トラブルは一度や二度ではないみんなが守れもしない「決まり事」を作るより守るべき事をきちんと守る仕組みを整え個...〝ちゃんとする〟の基準とは
【大人の社交場は危険がいっぱい放っておくと、必ず空気は劣化してゆく】勝負事は性に合わないので碁将棋には手を出さないというヒトがいる気持ちをおさめる術を知らないのか食わず嫌いなのかは分からないが気の毒としかいいようがないが、これもひとつの考え方だろうなるほど、「負けました」と言わねばならない時は表に出すか出さないかはともかくこれほど不愉快なことはない逆に勝った時はどうかといえばウキウキ気分を抑えきれず有頂天で笑みを抑えきれない実力と錯覚して天狗になりかねないいずれにしても一局が終わった時が〝人となり〟が出る品が良いか、悪いかどっちかである将棋九段の原田康夫は「礼儀作法も実力のうち」という言葉を残した勝って、万歳やガッツボーズは無邪気だが、いささか子供っぽく負けた相手の気持ちを害さないか観戦していてちょっと心...負けるイコールいまいましい
いつもの料理教室を終えたのが正午過ぎ山鉾巡行のため四条通などが進入禁止だったため三条通りを西進して帰路に向かうことにしました太秦・広隆寺の脇を抜け、嵐電・帷子ノ辻駅を過ぎ2車線通りをずんずん行くと、桂川が見えてきます渡月橋南詰に単車を止め、上流の保津川を散策します海外客の姿がコロナ前に戻ってきました単車のなかには、外国のナンバープレートも西山の情景には、真夏の空と雲がよく似合います人影がまばらになる頃、この夏、もう一度行きます昼下がりの三条通り
▲当番、当番、当番――趣味は仕事じゃありませぬ趣味の会の決まりは必要最小限でよろしいあれもこれもが一番いけませんちゃんとしないでおきましょうそして、これだけは必ず守るということだけを守るといたしましょうどちみち、誰もがちゃんと出来なくなるのですからちゃんとしないでおきましょう
▲重いテーブルをただ並べておけばいいってもんじゃない古くガタがきているので、調整しながら作業を進める例会終わりに規則通りに片付けないと、後で会長宛に「改善せよ」と連絡がくる本拠地同好会に入れてもらい7年になろうとしている最初の1年、2年は毎週土曜がとても楽しみだった定年退職で嘱託社員になったのを機に「月曜~金曜だけ」の勤務にしてもらい出勤前の早朝には棋譜を一局並べ通勤時間は囲碁本を読む習慣とした3年、4年と過ぎてゆき百人碁会の例会で計七十数人と碁を囲んだ予約当番をこなすため有給休暇をとって義務を果たした設営撤収当番は最初から最後まで6時間近く碁会場で過ごした5年目は副会長を6年目、7年目は会長を務めた仕事と両立できかねるためとの理由で、辞退し続けたが「ほかにやる人がいない」と説得され、断れなくなったそして...ちゃんとする人、しない人
きょうはわたしの所属班の設営撤収当番日6週に一度の御勤めですがほぼ全員が参加しました8月からリーグ戦を開催する旨掲示板と一斉メールで告知したためかこのところ例会参加者数が増えましたきょうは久々に30人超ですほぼ16時半には大半が退室しますが最後は3級同士の対局が続きます碁がいちばん面白い時期ですお先に失礼しましたがいつも18時ぎりぎりまで楽しんでいるようですしばらく黙って観戦していました1年前に比べると、長足の進歩でダメヅマリで大技が飛び出してはワイワイやっています序盤から形勢が二転三転するダイナミックな碁ですが無理な手、強引な手よりしっかりした構想が必要です一皮むけるには棋譜並べ以外ないと思いますどちらが先に入段するかしばらく見守ります例会参加者数がV字回復?
【♪夢で逢いましょう】海や川で泳いでいたのは記憶がないほど遠い遠い過去になってしまった週一、二度の温水プール通いがここ数年続いているが加齢に逆らえずか水温が30度を超えるためかチマチマ泳いでいるいや、もう長い距離を泳ぐのがだんだん苦痛になっているのだ夏は屋外50㍍プールに行くが水温が低く開放感があり息継ぎで見上げる青空が気持ちよくいくらでも泳げるような錯覚にとらわれる昨日は、いつもの調子でゆっくり泳いでいるうち400㍍を超え、600㍍を過ぎ800㍍、900㍍、ついに1000㍍年寄りの冷や水はよろしくないと自重して、ここでやめた昼ご飯は野菜たっぷり冷麺をつくり、昼寝1時間、夜は9時間ぐっすりであるどんなことでも快適でなければやる意味がないいちど淀川を泳いで渡りたいと夢想しているがさすがに夢で終わるだろう淀川...カタツムリの朝4
【ハンマーパンチ娘(21)語録/勉強量は半端ない、一日なんと8時間】国内のプロ女性棋士104人のうち圧倒的な実力と人気を兼ね備えた人物といえば、まずはこのヒトであろう相手の大石を撲殺する超攻撃的スタイル勝っても負けてもスリル満点の豪快な碁風昨年の国際棋戦で日本勢で初の世界一を獲る齢21にして、既にタイトル12期を数えている◇「バナナを食べなかったので頭が急に働かなくなって……」注:対局中はバナナを食べる対局前は777回の縄跳び不思議なルーティンおちゃめなコメント「勉強も嫌いで運動も苦手私には囲碁しかなかった」注:プロ採用試験で6回連続失敗7回目の14歳でプロになる「一日に詰碁2000問近く解くこともあります」注:日々の勉強時間は8時間AIを使った研究と詰碁が大半「何局打っても同じ場面が出てこないしどんどん...カタツムリの朝3
記事は、70歳が25歳に勝ったという内容です往年のレジェンド棋士が打ち盛りのトップ棋士を破ったのですスポーツほどではなくとも碁も若い方が体力やヨミで有利という〝常識〟を覆す快挙です「本局も20手前後で未知の局面になった」「これほど奥深く、新鮮で面白いものはない」「ここまで没頭できるものがあるのは仕合わせ」と70歳は云う毎朝3時に起きて午前中に4、5時間ほど碁の研究をする215手完、黒半目勝ち激闘譜は若々しい見習いたい応援したいカタツムリの朝2
黒番=一力遼、白番=河野臨219手完、黒番3目半勝ち短手数の数え碁で並べやすい強引な手が少なく最善の進行が淡々と続き最後には美しい棋譜が出来上がってゆく還暦を過ぎたあたりから朝が早くなってきた一緒に寝ている柴犬は大人しいが十歳を過ぎ、甘えが強くなっているぴったりくっついてきて夏はアツくて仕方がないエイッと起きて朝ごはんの下準備をして碁盤にゆっくり一局並べる最後まで並べ、キレイに整地するプロの最新の棋譜はわたしには何が何だか分からないのだが分からなくとも淡々と最初から最後まで並べる何度か並べているとふと疑問が起きてくるそこを並べ直す変化が複雑だが自分なりに結論が出る実戦で使ってみようと思うこうしてカタツムリの夜が明けてくる柴犬は脇で大人しく寝ている今年のわたしの朝はこんな風にリズムを打っているきょうも一番若...カタツムリの朝
2016年9月に本拠地同好会に入会し随分と楽しませてもらいましたが、コロナ影響で高段者が激減し刺激が少なくなってきたためこの一カ月は他流試合にも手を広げてますきょうは入会金なし、会費なし、当番なし、公式戦なし親睦を軸とした気楽な親睦碁会で遊びました2週間ぶり2回目ですダンディーな会長さんに「いつでも好きな時においで」といわれていたのでおおせの通りにしました2子置かせ碁を3局打ってすべて終盤に辛くも逆転勝ち整地も数え方も、皆さん基本通りなかなかのもの、ちゃんと出来ています高段者の会長さんに「やりますか?」とお誘いを受けましたが4局打っていたら暗くなりそうなのでお暇することにしました夜ご飯の準備があります「失礼します」とあいさつしたら「またね~」と明るい声が返ってきましたちょっとしたことですがまた顔を出したく...「暗くなるまでに帰ります」
【素人碁会のあるべき姿を考えてみる】このところアチコチの碁会に顔を出しては「見学」と「試し打ち」をさせてもらって大変参考になった肌が合う碁会とはどういうものか?訪問した碁会数カ所を比較文化論的に自身に問い直しているいつ行ってもよく行かなくてもよく遅れて行ってもよく途中で帰ってもよく入会金や会費も安く(あるいは無料)必要性の薄い当番がなく特段決まった世話人もなくそれでいて秩序らしきがあり皆がそれなりに守っている――こういう粋で妙な碁会が現実に存在していてこれが一番気に入ったそれでいて十数人が一局一局に真剣勝負で活発なのだから誰も腹は痛まないし文句も出ないのである長く碁を嗜んむ複数の高段者が全体を見渡しては節目節目で独り言を発しているのが会の雰囲気を形成している◇いま自分が入会している碁会がベストなんてことは...権利も義務も緩くて良い
本拠地同好会で2023年度リーグ戦の開催告知が例会のホワイトボードで断続的に張り出されました賞品贈呈による会費還元策と段級位昇格による活性化が主な狙いです代表が当初構想した点数制は世話人・班長の反対の声が多く見送られたといいますざんねんと思います今後の課題1「例会のみでの告知」なので全会員に浸透せず例会参加者が掲示を見ていないのは論外としても代表と相談のうえ、前代表のわたしが代行して昨夜に一斉メールを流しました参加・不参加の意思表示が進む、と期待したい注:会員総数47人のうちメール登録者数34人今後の課題2点数制論議は過去もいろいろありましたが会則改正による永続的措置ならともかく世話人会が単年度の催しとして実施するのは裁量権の範囲内であり、全く問題なししょせん遊びであり、希望者のみ参加ならやれることはどん...イベントなけりゃ人は集まらぬ
公共施設利用の同好会いくつかに〝道場破り〟をしてきましたがいちばん気楽そうな会に月数回参加することにしました週二回の午後に三々五々参集し設営がぼちぼち始まりリーグ戦が始まります1カ月か2カ月に一回百円か二百円を払えば出入自由という気楽さがすっかり気に入りました当番もありません隣の自治体なので単車か四輪車で30分ほどさほど遠くもなく無料駐車場も完備しています氏名と段位を届けただけで住所・電話番号も尋ねられず碁会名称も不明という不思議の極みといっても怪しい人もおられずむしろ所作の品格も上々です有段者が多く、点数制の仕組みや自己管理の運用もしっかりしていますほかにもよさげな会がもうひとつあり「費用は一切なし、気軽に遊びにおいで」と言ってくれる碁会にもときどき顔を出すことにしました公開中道場破り第三弾2023/0...会費なし、会則なし、会長なし
京都の中心で熱いぞと叫ぶそうは云っても声には出さず腹の底で密やかにやっぱりこの街は夏が似合う京都の溽暑を味わう
1年余り休んでいた料理教室通いですがようやくボチボチ再開となりました単車でゆっくり片道1時間余りミニツーリングも楽しいですこの半年ほど日々、朝昼晩と包丁を握っていることもあり腕の方も、それらしくなったかなちょっぴり自信らしきものも切って、焼いて、揚げて、捏ねて、煮て、味を調えて盛り付けて、食する一度に四品五品を作るのは目の回る忙しさですが頑張ってやればそれなりに血肉になっていると信じます再開、京都の料理教室通い
わたしの碁はこのところ不調とくに黒番が悪く全体の成績のブレーキ役である一時期、勝率8割超だったのがいまは6割5分にまで落ち込んだ貯金などすぐに吹っ飛びそうだ黒番は序盤で攻めの気持ちが強くつい打ちにくい碁形にしてしまう白番は負けてもともとと開き直り相手に対応して自然に打てる白番は特に柔軟性が要求されるのでムリ攻めはせずに碁盤全体を見てゆっくり打つ終盤にダメが詰まってきたら小さなパンチを入れる碁は攻めずに守るばかりでも勝ててしまう不思議なゲーム一局の碁は人の一生にたとえられるように思い通りにはいかないのである自然流で行こう
白1ができても白3ができなきゃあとが続きません白5が焦点です黒は6と取らないといけませんあとは流れるようにシチョウで御用トントンとなっては右上隅に大海原が出来上がり◇正直申し上げますとわたしも白3が分かりませんでした白5とすれば黒は6のヌキが絶対あとはトントンですあ、シチョウかと分かったのは答えを見てから出来上がりの図が見えていればなるほどと思いますがこれじゃ実戦で使えません勉強が足りないですまったく情けないやっぱり弱い「苦あれば楽あり」か/3の答え
白先、結果如何?ヒント1白みっつの石が包囲されているようで実は完全には包囲されていないのですピンチをチャンスに変える技とは?ヒント2ここでもシチョウが役立ちますばれちゃいましたか(笑)そうです、アノ技です「苦あれば楽あり」か/3
【道具を大切に扱うということ】野球やテニスのプロのなかには道具に八つ当たりする選手がいるあえて誰とは言わないがわたしはファンにはならないどんな活躍をしていてもダメはダメである支えるヒトへの感謝や敬意が感じられず次代を担う人材にも悪影響を及ぼすスポーツマンシップを学び直してほしい碁会で負けた腹いせに碁石を碁笥の中に投げつける行為をこのところ何度か目にしたガラス石は割れてしまう驚くべきことであるいいお大人が、である碁道具は、皆からの会費で購入したもの同好会の〝大切な共有財産〟である碁笥に手を突っ込んでガシャガシャしたり碁盤の上で書き物をしたり道具を乱暴に粗末に扱う行為はいかなる事情があってもレッドカードである古い碁打ちは碁石を碁盤に叩きつけるいまどきの碁打ちは石をソッと置くその分岐点は30歳より上か下かのよう...石をソッと置く
★比較的よく読んでいただいている2年前の投稿に関連しこのごろ思うことを書いておきます以下、公開ずみ――「ごめんなさいませ」って?2021年04月14日 雑観の森/芸術・スポーツ【プロでも、やらかしたの巻】通勤電車のなかスマホでニュース速報を見ているとこんな記事が目に止まった。まずは、その引用から――朝日新聞デジタル2021年4月13日18時00分配信■タイトル囲碁名人戦予選で「待った」盤上の石ずらし反則負け■本文囲碁名人戦の予選で、対局棋士の一方が盤上に着手した自分の石を、約20秒後に別の場所にずらして対局を続けるアクシデントがあった。敗れた相手棋士から異議申し立てがあり、日本棋院は13日、対局で禁じられている「待った」に当たるとして勝敗結果を覆し、石をずらした棋士の反則負けとした。アクシデントは8日の名...悪貨は良貨を駆逐する
漂流の旅は続きますきょうおじゃました碁会は大阪・京都府境の文化施設です二間続きの明るい和室で例会参加者は十五人でした縁側も庭も床の間もあり和のテイストです会費なし、会則なし、会長なし週二回の午後に三々五々参集し設営がぼちぼち始まりリーグ戦が始まります最初に参加費百円を支払い後は何局か打って適当に帰路につきますみんなの小銭は運営費・賞品になります会の名称もよくわからず電話番号・住所氏名も尋ねられずただ「姓」と「棋力のみ」を届け最初の点数をもらうだけこの日、わたしはヘマばかりで3連敗最後は2子置かせて苦戦ながらもヨセで辛くも逆転し4目勝ち1勝3敗の負け越しでしたが会の雰囲気が良く清々しい心持ちで帰路につきましたこれから、ときどきフラッと打ちにいきます道場破り第三弾
⇓ここまでくればおわかりですよねウッテガエシ(トントン)で右上スミは全部が全部黒の陣地です将棋でいえば五手詰め途中でいろいろな変化があり全部を読んでいたら際限なく時間があっても足りません出来上がりの図を覚えておいて最初から最後までイメージできれば実戦で使える、という寸法です全く同じ局面が現れないのにこれが分かれば「上の上」囲碁が難しいのはこういうことですねちなみにこれは上級(1~3級)レベルだそうです基本の技はシチョウつまり「執拗に追う」のですまず「問題」と「答え」を覚え何度も訓練しておいて実戦で試してみてその成否を見極めて局後に検討しましょう学問に王道なししかし近道がないワケでもなし◇蛇足ながら黒9のダメ詰めをうっかり逃さないでしょうね?ダメヅマリは身の詰まり碁の最後の最後でダメヅマリの危険に気が付かず...「苦あれば楽あり」か/2の答えの答えの答え
白2は当然ですよね黒3も当然白4も当然黒5が打てれば白6とせざるを得ませんでも黒5は初学者では打てません筋を知らない有段者が小考して読んでもほぼ間違いとなるでしょう一瞬でも黒二つを差し上げるなんて芸当は知識がないことには思い至らないでしょう◇ここまでできましたでしょうか?八合目まで来ましたここからの仕上げが大事です最後の最後まで気を許さずに慎重に参りましょう「苦あれば楽あり」か/2の答えの答え
まずこれが打てなきゃ始まりませんそれからですアナタノアタマノタイソウハ完結まで10手先が読めたらあなたは碁打ちのなかでも松竹梅の松と云えましょう「苦あれば楽あり」か/2の答え
黒先、結果如何?これもまた手筋!これが出来るようになればおおいに自信となり碁はますます面白くなりますヒントまず直覚がなければダメですその後も手順の善し悪しで劇的な仕上がりになります「苦あれば楽あり」か/2
昨日訪れた碁会の話です80~60代で十人弱上級~有段が中心高段者はいませんでした日曜午後が例会日ですからまだ働いている60代もいますおしゃべり碁や待った碁はなく皆さん、碁の所作・マナーはよく親睦・交流の空気感が伝わってきてとても良い同好会と感じました入会金なし、月会費100円つまり年会費1200円というハードルの低さも魅力ですわたしが世話人を務めていた〝本拠地同好会〟に嫌気し移ってきた人もいますただ、わたしが「入会できそうもない」と感じたのは「活動が活発」という一点でした皮肉な話なのです場所取り当番は1カ月先の予約申し込みを午前9時までに書面で窓口に提出しなければなりませんオンライン制度は導入されていません近隣自治体に比べ10年20年遅れていますこの碁会では、「ふたり一組で半年務める」という決まりにしてい...道場破り第二弾・続き
▲富田は計2団体のようです複数の会があってもメンバーがダブっているケースがあり行って話を聴いてみないことには実態は分かりません「場所代が無料」ですから会費も安く(あるいはゼロ)義務的役務もほとんどなく、気軽な会が多いようですわたしがざっくりリサーチした情報をもとに〝道場破り〟を本格化させました独りで行ってもいいのですがせっかく調査したので80代と70代の碁友ふたりをお誘いいたしました誘ったといっても入会するかどうかは個々人の判断ですわたしは本拠地同好会とは別にもう一カ所の会に入ろうと思っています見学と対外試合により肌に合うかどうかを見極めたうえで――主要会員の棋力や所作が気に入らなければ楽しむことはできませんからこの日に訪れた碁会は設営撤収当番等なく雰囲気も良かったのですがひとつネックがありお断りしました...道場破り第二弾
黒1が分からないことには始まりません黒3で怪しい雰囲気になります黒5が肝心かなめの筋ですこの流れがワンセットです白aなら黒bのウッテガエシ(打って返し)で「白地」が崩壊します白cなら黒aでオイオトシ(追い落とし)通称トントン、バタバタ気が付きましたか?原理はシチョウです何度も目に焼き付けて覚えて実戦で「怪しいな」と感じたらヨミを入れて使いましょう失敗しても構いません〝白地のなか〟でゴチャゴチャやっても白も手を入れているのですからダメ元タダで取られるのとはワケが違いますやらずに無難な手を続けてもそれこそ万年級位者のままです「苦あれば楽あり」か/1の答え
黒先、結果如何?これぞ手筋!何も知らぬ初学者、級位者が考えて分かる技じゃありません勉強して→覚えて→実戦で使うという順番になります使えたら、初段を認めたいと思います「苦あれば楽あり」か/1
7月1日例会で新しいイベント計画が発表となりました希望者限定のリーグ戦です7月末で申し込みを締め切り8月から即実施するそうです各種表彰による還元策で昇段昇格の判定も検討されています早速10人ほどが参加の意思を示しました代表世話人によるとカード記録は継続するそうですリーグ戦とどうリンクさせるかは申し込み状況を見ての検討となるようです今年度のイベント概要決まる
あなたは黒番でしょうか白番でしょうか黒1と打つのは正解でしょうかそれとも……白番だったら逃げますか?別の所に打ちますか?「シチョウしらずに碁を打つな」という有名な格言があります知っているが、読まない、読めないというあなたいつも読まないからいつも読めないのです20手ほど白、黒、白、黒、白と丹念に読んでいると眼が乾いてきてアレレとなりそうですがこれ以外の簡便な手法はアテにできず乗り越える手立てはないと考えましょう読みの訓練としてはこれほど有効な技はありませんやれば、やがてできるようになります答えは、あえて書きません自分で見つけてくださいどうしても分からないなら碁盤に石を並べたらいいのです20手30手を目でキチンと追うことによりあなたの勝率は劇的に変わってきます何より碁盤全体を見るクセがつきます学問に王道なしと...「苦あれば楽あり」か「苦しむばかり」か2
いくら打っても強くなれないどんなに勉強しても上達しないと嘆くばかりの級位者のあなたもう初段になったから、これで十分わしは五段じゃ、まんぞくまんぞくといささか天狗になっている有段者のあなたでは黒1と打って白の一子が取れますか?「苦あれば楽あり」か「苦しむばかり」か
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同棋力相手に大勝ちしたが、気分障害が続いている待った(打ち直し)だけでなく交点からズラして置くしオマケに手を論難する始末コロナ後の公民館高齢者碁会はルールやマナーの劣化が深刻で「三、四人に一人」はこんな具合だ碁会に行きたい気持ちが下がっている近頃は対局より観戦が増えている対局を断わるのだってストレスだが我慢してまで打つよりマシである困ったことに、相手を選んでいると打たずに帰る日も出てきた親しき仲にも礼儀あり
このごろは置かせ碁ばかりで碁会参加意欲が下がっている試しに「逆コミ」で打ってみたまず6級さんに「先番で逆コミ100目」を提案すると二つ返事である序盤は上手に打っている中盤から怪しくなり終盤は大半の石が死に150目ほど勝ってしまう次に初段さんに「先番で逆コミ50目」でスタートしたところとても勝てそうにない雰囲気ところが中盤で死活問題が起きねじり合いで難戦になるそこは相手も段持ち取れるはずの大石をコウ絡みの末に二眼生きを許し数えて黒20目、白68目2目負けになってしまうどちらの碁も終盤力がポイントだった相手も私も死活が弱い碁は戦いと囲い合いの岐路が難しすぎる戦闘力を磨こう
新年度に入ってまもなく昨春に入会したМさん(6級)から電話があり、退会の届けがあった私は既に世話役を降りているので「いまの班長か代表世話人に連絡されてはどうですか?」と伝えた「電話番号を知らない」というので、お教えしたが、翌日に世話役らに確認すると本人からの連絡はなかったといういずれもどんな人だったか記憶になかった念のため退会理由を聴いたが「いろいろやることができたから」と、言葉を濁された要するにつまらんかったということだ最初、何度か九子局で打ったがその後、級位者同士で対局する姿をほとんど見なかった最近は観戦ばかりだったこういう人もいるまた一人が退会した
アマの段級位制度は置石の数を調整して棋力差があっても互いに楽しめるよう工夫した発明である置石一つのハンディは12目くらいの利得らしい昇格基準は、といえば私は「3勝1敗ペース」が妥当少なくとも「2勝1敗ペース」が最低ラインだと思うただし有段者には点数制度を導入したり所作・マナー要素を加減したりしハードルを高めても良いと思っている緊張感があって然るべきではないか「段持ち」とはそういうものである2023年度のリーグ戦から唐突に高段、有段、級位に昇格基準の勝率に差を付け始めた理由説明がなく理解に苦しんだが棋力下位者の繋ぎ止めが狙いらしい新年度はさらに踏み込んで級位者は五割五分で昇級という〝大甘認定〟が検討されている実力が伴わない昇格は本人のためにならない一つ上がって全く勝てなくなるなんてことが容易に予想されやがて...昇格基準とは何か
対局にも総会にもルールとマナーがある今回のロングラン総会で何度も何度も注意されても石音と私語が止まなかったもっともらしい発言をしてもちゃんとできない人がいる本人は自覚していないらしい足元が昏いとはこのことであるルールとマナーを守れ
第33回総会が開かれた会員総数42人、出席者33人2024年度の世話人会は3人代表、会計、事務局が各1班長6人という新体制である従来の〝シャンシャン総会〟でなく玉石混交の意見続出で一時間ほどのロングランだったが、これはこれで良い傾向と思う総会で白黒付ける必要はなく議論を踏まえて、世話人会が今後具体の施策を決めたらよろしい会則に明記していないモノゴトは世話人会の専権事項なのだから特筆すべきは活動計画案に「ルール・マナーの向上」が盛り込まれた点である言わぬもがなではあるが曖昧放置されできただけに正直驚きだった特に一部有段者に対する〝釘を刺す〟効果があろう新世話人会を強く支持したい!あえて「全会員に告ぐ」
勉強熱心な6級さんに「どんな囲碁本を買えば良いですか?」尋ねられましたブログの過去記事を読んでもらえば良いのですが「詰碁、手筋の簡単な問題集」をスマホ検索してオススメしました「手筋ってなんですか?」と質問されました「そっからか?」と思いましたが「碁を打つ技術です囲碁そのものと言えます」と答えておきましたでも、その前に「囲碁の入門書」を購入することをオススメします所作・マナーがなってなければ相手も自分もハッピーにならない有段者になってからそういう思いを強くしていますルーズな人と我慢してまで打つのはとても苦痛ですから良書は師匠にまさる
碁石を初めて触り30級平均棋力の5級までいけば上級(3〜1級)が見えてくるここで足踏みするか初段、三段、五段へと伸びていくかは本人次第である悪いクセを直すこれができないなら勝率六割六分ペースで昇格曲線に乗るワケがないじゃ、悪いクセとは何か?高段者と打って指摘を受けるより手はないのではあるまいか〝万年級位〟から脱する方法
明らかに大差の碁だからといって投げなくてはならないワケではないどこかに落とし穴が潜んでいて大ポカで大逆転となる可能性がゼロじゃないと思えば粘りに粘ればよいところがである駄目詰めまで終わってさて整地という段になりいきなり石を崩す人がいるこれが何故いけないか相手がどんなに気分を害するか冷静に考えてみると分かるはずである「負かされたうえ整地をさせられ負けを数量的に確認させられ傷口に塩を塗られるのは我慢ならん」という人がいるたしかにそれも分からなくもないが明らかな勝ち碁を黙って付き合う身にもなってみてほしい所作・マナーとはそういうものである勝ち負け以前に覚えることはいろいろある有段者とはどういうものかというお話駄目詰めまでして石を崩す
私が白番の時交点に置くたび白石をチョンチョンと触り位置を整えるクセの高段者がいたそうするものかと思い別の碁会でマネをして黒石を触ると怒り出す人がいた相手の石に触れるのは殺した石を取り上げる時と整地する時と、この時に知った一番困るのは故意に?交点に置かず相手の様子を伺って着点を決めようとする人心理戦のようだが、次第にバカにされている気持ちになるいちいち、ここですか?と問うのもストレスがたまる長年我慢していたが対局をお断りするのがよいと思うようになった二度、三度断れば不愉快そうだがやむを得ないこんなに気を使うのもまた辛いものだだいたいこういう人は打ち直しもやるしょせん遊びだから堅苦しいことを言うなというタイプいろんな人がいるものだ相手の石に触らない
碁はとどのつまり勝ち負けだが四千年の伝統で培われた所作・マナーの約束事があるそうしなければならないとは言えないものの無自覚にやらかす相手だと気持ちよく打ちきれない級位者には諭せばいいが有段者に鈴をつけかたい碁会所なら御法度の行為を放置しているのが同好会であるここに手をつけない限り語ることなく退会していく人はとめられないだろう不味いモノを食わされもう一度行こうとは誰も思わなくなるのと同じ対局を二度、三度断れば察して改めてほしいものだ昨日、次期代表世話人とたまたま道で出会ったそういう話をしておいた嫌気が差す行為
全会員43人の総当たり戦下期リーグ戦が終わった規定打席十局超が36人となり大会協力者賞として千円商品カードが次回例会で支給される初の試みは成功したと言えよう優勝は新人のT初段22勝2敗で勝率九割超圧倒的成績である本人は奥ゆかしく辞退を申し出ているがそれは不要である3級位で申請した彼を試験して初段と認定したのは私だが、三段かな?と内心思っていた棋力はもちろんだが所作・マナーが素晴らしいこれから対局申し込みが相次ぐだろう引きずられて有段者のレベルが向上するのを期待したいフェアプレー讃歌
国有放送発行の囲碁テキストによると段級位認定の目安として初段は「有段者としてのマナーを備えている」とあったリーグ戦の好成績により初めて入段する人はこの機会におさらいしておいてほしいもう、知らなかったじゃすまないから初段になったからには
同好会の後期リーグ戦は会員四十人余人の総当たり戦初めての試みとなる次の例会が最終日となるがこれまでの私の成績は20人と対局して10勝10敗入会して初めて負け越しの可能性も出てきた初戦は6級さんに11子置かせ20目近く負けたその日はボロボロで3連敗スタートその後も調子は上がらず置かせ碁は〝指導碁〟で相手のうっかりミスは打ち直してもらいやっぱり負けたやが五段〜三段に勝ち始め星を戻し始めたのは終盤戦に入る頃だった私は有段者の待ったは許さないものの5子局の初段あたりまでなら相手のポカの類について「打ち直してください」をアリ、としたただし勝ち負けにかかわらず局後の感想戦は必ずやった「初段止まりの手を打つな」が狙いであり手強い人が増えないと私が困るのであるずいぶん負けた
【碁の基本のキ】Aさんの言い分「(相手の)打った石が交点からズレていてちゃんと直してやっただけなのに」Bさんの言い分「自分が打った石を断りもなく勝手に触るな」トラブルの原因になります碁石は交点に置きましょうズレたら自分で直しましょう碁盤に碁石を強く打ち付けたり慌てて打とうとして落としたりし配石バラバラ事件が起きないように日頃から気をつけましょう自戒を込めて……一路違いは大違い
3級位のNさんが打ちながら自らの一手を評してつぶやいている「うーん、形が悪い」碁は「読み」が大切と言われますが「形」がより大切です簡単に石を取られなくなり惨敗、逆転負けが減ります勝負事は攻めばかりに目が行きますが守りを固めずして攻めて逆に大石を取られることがよくありますプロも簡単な詰碁や死活を普段から勉強して感覚を磨いています自分で発明した手を自由に打つのはアマの特権ですが初段、三段、五段を目指すには道遠しと言わざるを得ません「うーん、形が悪い」
【奉仕であって義務じゃない】趣味は仕事ではない同好会の会則のうち会費支払いと会場予約さえちゃんとやればそれでいいそれ以外できないことはやらなくてよい「責任」「無責任」を口にしないようにしよう誰だってできる時もあればできない時もある「無責任」を禁句としよう
5子以上の置かせ碁で最初から四隅を取るべく地を囲う手ばかり打つ人がいる依田紀基九段いわく「初段どまりの人と五段になれる人の分かれ道は『石を取る、捨てる』を正しく判断できるかどうか最善の手筋が打てるか打てないかにある」また「取れる石を確実に取れるようになれば有段者であり捨てるべき石を的確に捨て最善のサバキが打てるのが高段者である」たくさん置いた碁で何を考えていますか?勝ち負けにこだわらず戦って打ってますか?初段どまりの手を打つな
ワクワク感が薄れてきたのは実力以上に段位が上がって壁にぶち当たっているからである碁は初段、三段当たりが一番面白い、と言わるがなるほどと思う段級位制度は上がっても下がらないプロもアマもここに問題がある数年に一度は点数制度で調整するのが良いと私は思っている会則には書かず時の世話人会が期間限定で実施するこうすれば緊張感も生まれよう時には点数制度を
同好会の退会者が増えたのはコロナ禍が引き金だったがワクワク感の欠如が主因だろう碁会にふらり顔を出したくさんのヒトの中から今日は誰と打とうかと思い一局をじっくり楽しむこういう環境がなかなか戻らなくなりいまがある週末が待ち遠しいと思える人が増えればと願うばかりであるワクワク感が足りない
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