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2019/01/13

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  • 朝日城

    今日は、福島県郡山市湖南町の朝日城へ。郡山市は、奥羽山脈の東西に市域がまたがる。湖南町は、奥羽山脈西側の猪苗代湖南岸にあり、会津地方に含まれることになる。主郭…

  • 町堤崎館

    暖かな日が続き、ようやく会津に行けるようになった。そこで今日は、耶麻郡猪苗代町の町堤崎館へ。 町堤崎館は、東が開いたコの字形の単郭の構造である。写真は、西辺の…

  • 上篠坂城

    今日は、福島県郡山市の上篠坂城へ。いままで存在が知られていなかった城館で、単郭の小規模な陣城である。宮城県在住のT氏のご教示で知った。ありがとうございます。西…

  • 最近読んだ本72

    最近読んだのはこの3冊。千田嘉博・平山優『戦国時代を変えた合戦と城 桶狭間合戦から大坂の陣まで』(朝日新書 2024年)は、著名な2人による対談を鮎川哲也が編…

  • 松山城

    今日は須賀川市の松山城へ。 南東尾根の堀切。 堀切内側の土塁。 主郭には、掘り窪めたとみられる小区画が2つある。写真はそのうちの東の小区画。 同じく西側の小区…

  • 大里城

    今日は、天栄村の大里城を訪問。伊達政宗が小田原に参陣したとき、二階堂遺臣の矢田野氏が籠城し、抵抗した城である。 天栄村ふるさと文化伝承館から遊歩道を鞍部まで下…

  • 大里城攻囲城館群

    ようやく雪が溶けたので、岩瀬郡天栄村へ。天正18年(1590)に大里城を攻囲した伊達方の陣城を訪ねてみた。 まずは松本館。写真は北方向の眺望。木々で見えにくい…

  • 上根沢館

    続いて訪ねたのは、同じく南相馬市小高区の上根沢館。先に訪ねた下浦館が標葉領であったのに対し、すぐ近くながら、こちらは相馬領である。 北西に開く虎口。クランクし…

  • 下浦館

    まだ寒波が続いていることもあり、今日も浜通りへ。南相馬市小高区の2城を訪ねた。まずは下浦館。 主郭南西の堀切。左手が主郭で右手が副郭、もしくは城外。 堀切の内…

  • 東禅寺館

    近所はまだ雪が残っているので、今日も浜通りへ。双葉郡広野町の東禅寺館を再訪した。 東稜線の堀切。左手が城外で、右手が城内。 先ほどの堀切の内側に、もうひとつ堀…

  • 木戸城

    いよいよ今日は、双葉郡楢葉町の木戸城へ。「楢葉城跡」として遺跡登録されているが、諸史料には「木戸城」と登場する。 二郭から見た主郭。南辺がそそり立つ壁のように…

  • 堂林館

    続いて午後は、同じく広野町の堂林館。 城域を限る北西辺の堀切。左手が城内で、右手が城外。 同じ堀切を城外から見たところ。 堀切の内側には土塁がある。左奥に、先…

  • 高倉城

    今年は大雪続きで近所の山城に行けないので、また浜通りへ。まず訪ねたのは双葉郡広野町の高倉城。 北東から。 解説板。 中心となる曲輪の南東辺には石積がある。 比…

  • 小浜館

    続いて双葉郡富岡町の小浜館へ。単郭の小規模な城館のようである。 北辺の横堀。右手が城内、左手は城外だと思うが、60メートルほど先に土塁と横堀がある。横堀は切通…

  • 小山城

    今日は縄張図を描きに浜通りへ。まず訪ねたのは楢葉町の小山城。先日行った大谷館・名合沢館とは、木戸川を挟んで対峙するような位置にある。 各城館の位置関係。 今回…

  • 名合沢館

    続いて名合沢館へ。さきほどの大谷館から、北東へ700メートルほどのところにある。 南東からの近景。 今回の成果。舌状にのびる山上に、横堀で曲輪取りする。ただし…

  • 大谷館

    今日は、双葉郡楢葉町へ縄張図を描きに行く。先ずは大谷館。木戸川が、山間地から平地へと流れ出る部分の山上に占地する。 今日の成果。曲輪内の多くは自然地形だが、背…

  • 草野館

    今日は、相馬郡飯舘村の草野館へ縄張図を描きに行く。 南西山腹に草野小学校の跡地があり、石製の立派な解説板が立つ。伊達氏との境目だけあって、草野館には相馬家中の…

  • 佐野城

    翌13日は、佐野市の佐野城を訪問。唐沢山城の後の佐野氏の本城である。 三の丸の南辺。右奥の橋は、佐野駅と佐野城をつなぐ通路。 三の丸から見た二の丸。 解説板。…

  • 皆川城

    この日の最後は、やはり同じく栃木市の皆川城へ。東北道からよく見えるあの城である。 市役所の出張所がある南麓の曲輪から見た主要部。左手が副郭で、右手の高い方が主…

  • 西方城

    続いて、同じく栃木市の西方城へ。先ほど訪ねた二条城の占地する尾根を、西へ上っていった山頂を中心に築城された大きな城である。 解説板。 「本丸」から東へのびる尾…

  • 二条城

    12・13日に栃木県へ遠征。まず訪ねたのは栃木市の二条城。 大手筋は、東方へのびる尾根と思われる。ただし今は、東北自動車道の建設で削られている。その尾根の南付…

  • 井出城

    ここのところの大雪で、近所の城では縄張図が描けないので、浜通りへ行く。 今日の成果。双葉郡楢葉町の井出城。  2郭北辺の堀切。とても直線的。城外と2郭は木橋で…

  • 神山館

    今日は、今年最初の城歩きに双葉郡川内村の神山館へ。 西からの近景。 解説板。 主郭北西虎口上からの眺望。奥には年末に訪ねた西館が見える。 主郭北西虎口を下(西…

  • 西館

    年末年始の連休二日目。双葉郡川内村の西館へ、縄張図を描きに行く。 主郭北西を断ち切る堀切。かなりの規模である。 主郭南の横堀。右手は主郭南辺の切岸。壁の高さに…

  • 泉館

    お待ちかねの年末年始の連休である。初日から早速、南相馬市の泉館へ縄張図描きに行く。泉館は、相馬氏の有力一門である泉家の本拠とされる城館である。 今日の成果。藪…

  • 横須賀城

    続いて、「掛川三城」最後の横須賀城へ。そもそもは、武田方の高天神城を攻めるために徳川方が取り立てたのだか、高天神落城後も維持され、幕末まで存続する。 解説板。…

  • 高天神城

    翌22日(日)は高天神城へ登った。「掛川三城」の二城目である。 西峰曲輪群の袖曲輪と堂の尾曲輪の間の堀切。 同じく堂の尾曲輪と井楼曲輪の間の堀切。 西峰曲輪群…

  • 掛川城

    この土日を利用して、弾丸で静岡県掛川市の「掛川三城」を訪問。先ずは掛川城。 木造で再建された大手門。本来の位置が交差点付近のため、50メートルほど北に再建され…

  • 『南奥中世史との対話』

    2018年の『南奥中世史への挑戦』に続く、福島県中世史研究会の2冊目の論集。2024年12月の発行。12本の論考が掲載されており、会津の中世後期を取り上げた内…

  • 広瀬城

    会津は雪の季節になってしまったので、これからは中通りや浜通りでの縄張図描きになりそうだ。まず今日は、田村市滝根町広瀬の広瀬城へ行ってみた。今日の成果。広瀬城は…

  • 雲雀城

    今日は会津坂下町の雲雀城を訪ねた。只見川を挟んだ対岸の南から雲雀城を見る。断崖絶壁の上にあるのがよくわかる。 解説板。 北辺の横堀を西から見る。単郭の構成なが…

  • 布沢城

    今日は南会津郡只見町の布沢城へ。南西の大畑内沢から布沢城を見上げたところ。頂上の主郭まで、比高差約100メートル。 北西稜線を断ち切る堀切を南西から見たところ…

  • 最近読んだ本71

    この頃は城にばかり出かけていて、あまり本を読んでいなかった。ようやくこの3冊を読了できた。岡田清一『相馬一族の中世』(吉川弘文館 2024年)は、中世相馬氏研…

  • 九々布城

    今日は、南会津郡下郷町の九々布城で縄張図描き。 九々布城へは、東の尾根から入っていく。入り口には案内板があるが、間もなく朽ちてしまいそうだ。 主郭北東の虎口。…

  • 水久保城

    今日は、南会津郡只見町の水久保城へ、縄張図を描きに行った。 麓からの比高差が300メートル以上なので、ほとんど登山である。南東尾根中腹からの只見の町と伊南川方…

  • 浜崎城

    今日は河沼郡湯川村の浜崎城を訪問した。2002年11月に作成した縄張図。あれから22年、である。当時とは周囲の様子も変わり、住宅が多く建ち、堀跡の田は耕作放棄…

  • 大塩城

    今日は、大沼郡金山町の大塩城へ縄張図を描きに行った。 城域東端の枡形虎口を南(外)から見たところ。痩せ尾根を直進して枡形に入り、左折して下段帯曲輪を西へ進む。…

  • 羽黒山館

    次いで訪ねたのは羽黒山館。磐越道西会津PAのすぐ上にある単郭の城館である。磐越道の建設に先立って道路部分の発掘調査が行なわれ、室町時代の集落がみつかっている。…

  • 松尾館

    今日は耶麻郡西会津町の城館を訪問した。まず訪ねたのは松尾館。 西辺虎口。手前の土橋を直進して平入りする。左手(北)の横堀は、神社の敷地で削られている。 南西隅…

  • 今泉城

    続いて午後の部は、須賀川市今泉の今泉城を訪問。解説板。地元の方が立てたようだが、いまでは管理されていないようだ。 主郭下段西辺に開く内枡形虎口。方形に窪んでい…

  • 柏木館

    今日は、須賀川市の城館を訪ねた。まずは柏木館。今日午前の成果。東および北側は、須賀川市立柏城小学校の敷地となっている。 東辺の横堀を北から見たところ。中心に畝…

  • 福島城

    今日は、久しぶりに福島城を訪ねてみた。 あまり実感はないのだが、福島は確かに城下町なのである。 大手門付近の現況。痕跡はなにもない。奥の建物は福島県庁。よくあ…

  • 高旗城(仮称)

    福島県CS立体図が公開され、新発見の城館がいくつもみつかっているらしい。遅ればせながら小生も、郡山市三穂田町富岡の山中に、新発見とみられる城館をみつけた。そこ…

  • 松江城

    島根県の城といえば、やはり松江城。翌22日に初訪問した。 聳え立つ石垣の上には、木造で再建された南櫓と中櫓。左手の奥には、三ノ丸と二ノ丸をつなぐ千鳥橋。往時は…

  • 西谷墳墓群

    この3連休、念願だった「サンライズ出雲」に乗り出雲国へ。一昨21日には、島根県出雲市の西谷墳墓群を訪問。四隅突出型墳丘墓の代表的遺跡である。同遺跡では、四隅突…

  • 宮本館

    続いて宮本館を訪問。田島の市街地の北側、大川南岸の段丘縁に立地する。多くが田出宇賀神社の境内地であり、現状で遺構が確認できるのは、西側のみである。 田出宇賀神…

  • 田部原館

    今日は南会津町田島の城館を2ヵ所訪問。まず訪ねたのは田部原館。 解説板。 南辺に開く虎口。手前の土橋を渡って平入りする。 土橋の側壁には石積みがある。 同じ虎…

  • 宮崎館

    今日は、大沼郡金山町の宮崎館で縄張図を描いた。 今日の成果。まだ暑く汗だくになったのだが、小さな城館だったので、ほどほどの時間で完成した。道の駅奥会津かねやま…

  • 最近読んだ本70

    最近読んだのはこの3冊。市村高男『足利成氏の生涯 鎌倉府から古河府へ』(吉川弘文館 2022年)は、足利成氏の生涯を丹念に追うことで、戦国時代成立期の関東情勢…

  • 青山城

    台風一過の好天となった今日は、福島県立博物館の企画展「縄文DX」へ。縄文中期の優品を多く集めていて、まさにデラックスな展示だった。見学後、喜多方ラーメンで腹を…

  • 茅ヶ崎城

    翌28日の日曜日は、横浜市の茅ヶ崎城を訪問。港北ニュータウンの只中に残された城である。 横浜市営地下鉄のセンター南駅から見た茅ヶ崎城。 茅ヶ崎城は公園となって…

  • 大庭城

    この土日を利用して、神奈川県へ遠征した。まず訪ねたのは、藤沢市の大庭城。 大庭城は公園となっており、その管理事務所に展示の地形模型。開発される前の景観を復元し…

  • 三町目平館

    今日の午前中、必要があって郡山市西田町三町目の平館へ行った。郡山市内には、この三町目の「平館」のほかにも、田村町金屋に「平館」があって紛らわしいので、ここでは…

  • 最近読んだ本69

    最近読んだのはこの3冊。早島大祐『足軽の誕生 室町時代の光と影』(朝日選書 2012年)は、公武政権が同居して首都となった京都に、室町時代の構造的特質を読む。…

  • 両竹館

    この日の最後に訪ねたのは、双葉郡双葉町の両竹館。 請戸港から両竹の方向を見たところ。写真の右手から中央辺りまで続く丘陵の先端付近に、両竹館が立地する。 主郭の…

  • 堂の森古墳

    次に訪ねたのは、同じく浪江町の堂の森古墳。墳丘長51.1メートルの前方後円墳である。確かな築造時期はわからないが、後円部に対して前方部が小さめであることから、…

  • 権現堂城

    今日は、東日本大震災の発災後、初めて標葉地方の城館と古墳を訪問した。まず訪ねたのは双葉郡浪江町の権現堂城。標葉氏最後の本城である。 副郭西辺を画する堀切。かな…

  • 最近読んだ本68

    最近読んだのはこの3冊。望月昭秀編『土偶を読むを読む』(文学通信 2023年)は、書名に示された話題作を批判した本。前半ではその内容を検証し、主張が成り立たな…

  • 石神井城

    翌26日の日曜は、練馬区の石神井城を訪問。石神井城については、豊島氏の居城説と、長尾景春の乱に際して取り立てられた陣城説があるものの、はっきりしないようだ。 …

  • 柊塚古墳

    岡城から、黒目川に沿いに下流へと進むと、柊塚古墳がある。墳丘長約66メートルの前方後円墳で、6世紀前葉の築造らしい。墳頂にて、木炭槨と粘土槨が各1基確認されて…

  • 岡城

    この土日に、武蔵東部の城館と古墳をいくつか訪問。25日の土曜にまず訪ねたのは、埼玉県朝霞市の岡城。地元では岡の城山とも。太田道灌やその子孫との関係が説かれてい…

  • 最近読んだ本67

    最近読んだのはこの3冊。大山誠一『聖徳太子と日本人 天皇制とともに生まれた〈聖徳太子〉像』(角川ソフィア文庫 2005年)は、聖徳太子虚構説の主唱者である著者…

  • 『中世城館と南奥戦国史』

    この5月、東京堂出版から刊行。城館をテーマとした地域史研究の実践といった内容。以下、序章より引用。「本書に収録した論考の多くは、城館の縄張調査の成果と発掘調査…

  • 玉縄城

    続いて訪ねたのは金山町川口の玉縄城。横田を本拠とした山内氏の分家である川口山内氏の城とされることが多いようだが、どうだろうか。玉縄城は、只見川に突き出した尾根…

  • 中丸城

    今日は福島県大沼郡金山町へ出かけた。まず訪ねたのは横田の中丸城。大沼郡横田は山内氏惣領家の本拠である。山麓にある解説板。 さきほどの解説板から少し離れたところ…

  • 武茂城

    今日は、栃木県那須郡那珂川町の武茂城を訪問。宇都宮氏庶流の武茂氏の本城であり、同氏が佐竹氏に従属してからは、佐竹領国西部の要城となる。中心に位置する本城の東西…

  • 蓬田館

    今日は縄張図を描きに、福島県石川郡平田村の蓬田館へでかけた。実に、およそ20年ぶりの訪問である。西側から見た蓬田館。手前の平坦地には、土浦藩土屋家の蓬田陣屋が…

  • 最近読んだ本66

    城郭史・戦国史のライターとして著名な西股総生氏の著作を3冊読む。『戦国武将の現場感覚』(KAWADE夢文庫 2022年)は、「読みもの」として執筆したとあると…

  • 真壁城

    翌日は、桜川市の真壁城へ。近接する真壁伝承館歴史資料館には、真壁城の出土品も展示してあった。 けっこう多彩な遺物が出土している。 同館に展示の真壁城想定図。筑…

  • 土浦城

    30・31日の土日に、茨城県の2城を訪問。まず訪ねたのは、土浦市の土浦城。二の丸に建つ土浦市立博物館には、正保城絵図の控とみられる「常州土浦城図」が展示してあ…

  • 最近読んだ本65

    最近読んだのはこの3冊。岡本隆司『中国の論理 歴史から解き明かす』(中公新書 2016年)は、古代から現代までを通覧して、中国の二元的な構造を解説。「大夫」「…

  • 山崎城

    高槻から京都への帰り足、京都府大山崎町の山崎城を訪問。山崎合戦後、豊臣秀吉が一時期本拠とした城である。山崎城の築かれた天王山の中腹から、山崎合戦の戦場を見る。…

  • 今城塚古墳

    高槻市に来たからには、ここを訪ねないわけにはいかない。ということで、芥川山城から今城塚古墳まで歩く。陵墓には指定されていないものの、大方の研究者が継体陵とみな…

  • 芥川山城

    4日間の京都滞在のうち1日は、大阪府高槻市へ足を延ばした。目的地は芥川山城。摂津北部の拠点である。登り口にあった復元イラスト。 東曲輪群の中心曲輪から南へ延び…

  • 二条城

    実に三十数年ぶりの上洛。まず訪ねたのは二条城。東大手門と東南隅櫓。東大手門は櫓門を前面に出して、徳川将軍家の権力を示す。 二の丸は土塁で囲まれている。奥に見え…

  • 最近読んだ本64

    最近読んだのはこの3冊。Living History in 京都・二条城協議会編『京都二条城と寛永文化』(青幻舎、2022年)は、寛永文化をキー概念に、京都を…

  • 江戸城

    昨20日の土曜は東京へ。目的の1つは、出光美術館の企画展「青磁」。さすがに優品揃い。 出光美術館のロビーからは、江戸城がよく見える。中央奥の建物は外桜田門の櫓…

  • 最近読んだ本63

    最近読んだのはこの3冊。佐々木健策『戦国期小田原城の正体 「難攻不落」と呼ばれる理由』(吉川弘文館、2024年)は、文書・絵図などの文献史料と考古学による発掘…

  • 最近読んだ本62

    最近読んだのはこの3冊。吉田一彦『『日本書紀』の呪縛』(集英社新書 2016年)は、『日本書紀』の影響力を論じた史料批判の書。「未来は過去と対になるように存在…

  • 駿府城

    翌17日の日曜日は静岡市の駿府城へ。近年の発掘調査や今年の大河で何かと話題の城である。今回の〆。外堀の脇にはこんなものが。さすがは老舗プラモメーカーのお膝元。…

  • 小山城

    続いて吉田町の小山城を訪問。この城も丸馬出が有名である。 本郭に取り付く丸馬出。きれいに整備されている。 二の郭に建つ模擬天守。築数十年が経過し、これも立派な…

  • 諏訪原城

    12月16日・17日の土日、弾丸で静岡県へ遠征した。まず訪ねたのは島田市の諏訪原城。諏訪原城と言えば、なんといっても丸馬出。写真は二の曲輪大手馬出を画する横堀…

  • 最近読んだ本61

    最近読んだのはこの3冊。加藤一郎『古墳との対話 出土品からみえるこの国のなりたち』(早稲田新書 2023年)は、古墳の出土品のうち、主に埴輪と和鏡を取り上げて…

  • 最近読んだ本60

    最近読んだのはこの3冊。森公章『武者から武士へ 兵乱が生んだ新社会集団』(吉川弘文館 2022年)は、天慶の乱から鎌倉幕府の成立までを通覧した武士成立論。相撲…

  • 慈恩寺城郭群

    続いて慈恩寺城郭群を訪問。寒河江荘の古刹である慈恩寺を防御するように構えられたとされる城郭群である。 慈恩寺の旧境内は国史跡に指定されている。そのガイダンス施…

  • 左沢楯山城

    今日は、山形県西村山地方を訪問。まず訪ねたのは西村山郡大江町の左沢楯山城。左沢を「アテラザワ」と読むのだから、地名は難しい。 解説板。縄張図からわかるように、…

  • 伊賀館

    今日は、今シーズン最初の縄張図描きに出かけた。訪ねたのは福島県泉崎村の伊賀館である。関和久城の別名もあるらしい。 伊賀館を南方から見たところ。関和久の集落の北…

  • 最近読んだ本59

    最近読んだのはこの3冊。光成準治『関ヶ原前夜 西軍大名たちの戦い』(角川ソフィア文庫 2018年)は、毛利輝元・上杉景勝・宇喜多秀家・島津義弘の動向を追いなが…

  • 御鷲山古墳

    続いては、帰り足に栃木県下野市の御鷲山古墳に寄り道した。東大寺・筑紫観世音寺と並び、戒壇が置かれたことで知られる下野薬師寺の北に隣接する古墳である。 手前の屋…

  • 結城城

    翌8日は結城市の結城城を訪問。結城市は、現代の行政区分では茨城県だが、前近代は下総国の所管であるので少々ややこしい。下総結城氏の本城として、南北朝期に取り立て…

  • 梵天山古墳

    続いで同じく常陸太田市の梵天山古墳を訪問。全長160メートルの前方後円墳で、茨城県では2番目の規模とのこと。 南から見た梵天山古墳。梵天山宝金剛院の北側に築か…

  • 太田城

    10月7日と8日に茨城県へ遠征した。福島県矢祭町の東館から国道349号を南下して太田城へ向かう。この道は、佐竹氏が南奥へ侵攻した主要ルートの一つであろう。先ず…

  • 最近読んだ本58

    最近読んだのはこの3冊。倉本一宏『増補版 藤原道長の権力と欲望 紫式部の時代』(文春新書 2023年)は、「御堂関白記」など、各種古記録に精通する著者による道…

  • 館山城

    翌17日は館山市の館山城へ。戦国大名から近世大名に転身した里見氏の本城である。北東山麓から見上げた館山城。本丸に建つ模擬天守が見える。 1982年建設の模擬天…

  • 金鈴塚古墳

    昨日・今日と房総へ遠征した。昨日の16日には、木更津市の金鈴塚古墳を訪問。多くが宅地化し、現状では墳丘のごく一部と横穴式石室のみ見学が可能。ただし石室内には入…

  • 最近読んだ本57

    最近読んだのはこの3冊。鴻上尚史『「空気」と「世間」』(講談社現代新書 2009年)は、山本七平や阿部謹也の仕事を参照しながら、日本社会の特色を解説する。「世…

  • 最近読んだ本56

    最近読んだのはこの3冊。松木武彦『古墳とはなにか 認知考古学からみる古代』(角川ソフィア文庫 2023年)は、古墳の出現から消滅までを、ユーラシアの広い視野で…

  • 勝山城

    今日は、栃木県さくら市の勝山城を久しぶりに訪問。氏家の拠点的城館で、戦国期は芳賀氏が運用したらしい。 主郭東辺の大手虎口に架かる復元木橋。左が主郭、右が二郭。…

  • 最近読んだ本55

    最近読んだのはこの3冊。高野秀行・清水克行『世界の辺境とハードボイルド室町時代』(集英社文庫 2019年)は、探検家と歴史家の異色の対談。現代の辺境と日本の中…

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