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2019/01/13

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  • 貯金や保険と投資を比較するのはナンセンスなのか?【それぞれの役割】

    投資について「貯金や保険と比べて年〇%有利!」というような宣伝文句を見かけます。 確かに平均利回りだけを見れば、投資と貯金や保険を比較することはできます。 しかし、比べるのは利回りだけでよいのでしょうか? 保険と投資の比較 保険、とくに貯蓄性のある終身保険を考えてみます。 60歳まで保険料を払い続け、その後に解約すると払い込んだ以上の金額が受け取れるシステムで、死亡すると保険金が受け取れるというタイプが主流となっています。 中身としては株式や債券、不動産などで運用を行って保険金支払いの原資に活用しています。やっていることは投資と変わらないですよね。とくにインデックス投資であれば、個人でやっても組織でやっても成績は変わらないはずです。 しかし、保険は期待利回り5%の変額保険を20年続けても支払保険料の110%すら受け取ることはできません。期待利回りを年数で乗算するのは意味がないと言われますが、それにしたって低すぎますよね。 手数料率も不明ですし、保険業界は人件費が高いことでも有名です。販売にかける人手だって少ない人数ではありません。 死亡したときに保険金を受け取ることができますが、その中には自分で支払って貯蓄しておいた部分も含まれています。 一方で、掛け捨て型の定期保険は万が一の備えになります。 保険というと、「保険金を受け取れる可能性の高いほうが有利なんじゃないの?」という先入観があるかもしれません。その考えだと10年ほどで保険期間が切れてしまう定期保険は魅力的と言えないかもしれませんね。 しかし、人生において必要なお金を計算してみると10年区切りというのは使い勝手のいい年数だと言えます。保険が必要になってくるのは子供が生まれるタイミングが最大であり、子供が独立するころには最小限の保険で済むようになります。 子どもが独立するまでは約20年です。10歳のころに更新時期が来るわけですから、生活設計を見直すタイミングとしても丁度良いと言えます。 また、収入保障保険と呼ばれる掛け捨ての保険は、保険金を一括で受け取るのではなく毎月一定額を受取ることのできる保険です。年数を追うごとに合計の保険金額が減って行くために、合理的な設計と言えるでしょう。

  • 【筋トレ継続のコツ】アニヲタが1クール筋トレを続けてみた

    『ダンベル何キロ持てる?』は先日、アニメで最終回を迎えました。 と思っていたところに始まった筋トレアニメだったので、結局1クール見続けましたね。とくに「街雄の筋肉講座」は知識的な意味でも、ビジュアル的な意味でも"為"になるのでオススメです。 さて、アニメに合わせて筋トレを始めてみたけれどなかなか続かない、という人は多いのではないでしょうか?意外と面倒になって途中でやめてしまうものですよね。 ぼくは1クール毎日楽しくトレーニングを続けることができたのですが、どのようにして継続していったのかを紹介していきます。 筋トレ継続のコツ 筋トレを継続するコツとしては、以下の4つがあります。 習慣に組み込む 自宅で短時間で済ませる 毎日報告する 鏡を見る 1、習慣に組み込む 最も簡単なのは生活の中で習慣にしてしまうことです。 ぼくの場合は、帰宅直後にトレーニングをすることにしていました。どうせ汗をかくので、シャワーを浴びる前に済ませるのがベストだと思ったからです。 帰宅して、ダラけてしまう前に簡単に体を動かします。歩いた直後ですから、体もある程度ほぐれているので体を痛めにくいのもメリットですね。 2、自宅で短時間で済ませる 筋トレを継続するには自宅で行うことをオススメします。 1人だとかえって続かないんじゃないの?と思うかもしれませんが、わざわざジムに通う手間を考えると自宅で十分です。ジムに行くのが面倒になってしまうとそのままトレーニングからも遠のいてしまいます。 ダンベルなどの機材がなかったり、フォームチェックができない、どのようなトレーニングが自分に合っているか分かりづらいなどのデメリットもありますが、まずは体を動かす習慣をつけることが大切です。 自宅なので恰好を気にする必要もありませんし、自由なスタイルで行うことができます。 自分の体重を使っただけのトレーニングでも意外と効果を実感できるものですよ。ダンベルがないならペットボトルに水を入れたり、手提げ袋に本を入れて代用すればよいのです。 とくにプランクと呼ばれるトレーニングは、ゴロゴロしながらスマホを見ている時間が1分あれば行うことができます。 うつ伏せになって、両肘と両つま先の4点で体を支えて腹筋を鍛える運動です。体を伸ばし、肩とお尻とかかとが一直線になるようなイメージです。

  • 税制調査会の中期答申が酷すぎる件【怒りと呆れ】

    政府の税制調査会から注記答申がまとめられたのですが・・・相当酷い内容です。 税制調査会「経済社会の構造変化を踏まえた令和時代の税制のあり方(案)」(令和元年9月版) 怒りを覚えたのと同時に、呆れ果ててしまいました。1から10まで国民の方向を見ておらず、目の前の財政を健全化することだけを考えている内容です。 税収を増やして、一時的には健全な財政になるかもしれませんが、それではかえって後の財政も経済も悪化してしまうのです。 消費税は公平感がある? まずは時の話題である消費税から行きましょう。 消費税は全員に同じ税率がかかるので、負担に公平感があるとされています。 金持ちほど負担感は小さくなります。収入の少ない人ほど買えるモノやサービスの量が減ってしまうのです。 資産の多い高齢者ならともかく、年金だけで暮らしているような世帯にとっては限りなく重い負担です。 平成30年度の消費税収入が約18兆円。税率が8%→10%となるわけだから、1.25倍。+4.5兆円で22.5兆円になる見込みです。 消費増税で一時的には税収が増えるかも知れませんが、企業も国民も体力奪われてしまいます。消費が落ち込んで倒産・失業リスクが高まるだけです。 収入のないところからはどうやっても税金を取ることができません。 消費税はむしろ引き下げて、消費を活発にしたほうが経済には好影響を与えます。 所得税や法人税を増やせばいい 消費税を据え置くか引き下げる代わりに税収を確保したいのであれば、所得税や法人税を増やせばいいのです。 それも単に税率を増やすのではなく、まずは個人や法人の収入を増やします。個人の収入が増えれば消費も拡大しますから、企業の売り上げが伸びることになり、利益がふえることに繋がります。 特に所得税は累進課税なのですから、額面以上に税収も増えることになります。 ついでに社会保険料も増えることになりますよね。 あるいは所得税率23%のゾーンも改訂すべきでしょう。税率の増え方は、 5%→10%→20%→23%→33%→40%→・・・ 明らかに不自然です。税制の在り方を調査する委員会なんだったらここは突っ込みましょうよ。 企業負担は増えるばかり しかし実際には、企業の負担が増えていく一方です。

  • インデックス投資とはなんなのか??【寛容な原理主義者】

    おはうさ~。 うさぎではありません。失礼しました。当記事は『つみたてうさぎの棲家「インデックス投資とはなんなのか??」』をリスペクトしております。 インデックス投資とはなんなのでしょうか? なんでもいいから指数に連動していればインデックス投資と言えるのではないか。 複数の指数を組み合わせるならそれはもうアクティブなのでは? そもそもアクティブの反対はパッシブ運用だ。 確かに色んな意見があります。厳密な言葉の定義がされているわけでもありませんしね。 SMBC日興証券の用語集から引用してみますと、 インデックス運用 インデックス運用とは、目安となる指数(ベンチマーク)に連動した運用スタイルのことです。例えば、日本株で運用する投資信託の場合、日本株の代表的なインデックス(指数)である日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)などのインデックスをベンチマークとして、それに連動した値動きをするよう運用します。 パッシブ運用 パッシブ運用とは、投資信託などの運用手法による分類のひとつで、運用目標とされるベンチマーク(日経平均株価やTOPIXなどの指標)に連動する運用成果を目指す運用手法のことをいいます。一方、ベンチマークを上回る運用成果を目指す運用手法のことを「アクティブ運用」といいます。(後略) どちらもベンチマークに連動して運用することを指しています。 意味合いとしてはほとんど同じ、ということでよさそうですね。 しかしアクティブ運用との対比をしてみると、複数のベンチマークを組み合わせたらパッシブ運用とは呼べない、ような気もしてきます。 主要な投資方法の分類 うさぎ総研(※つみたてうさぎの棲家参照)では、投資方法を5つに分類しています。 インデックス原理主義 一般的インデックス 意義上のインデックス もう有名ならインデックス 個別株 1、インデックス原理主義 全世界株式時価総額によるもののみをインデックスと認める派閥です。 VTであったり、全世界株式の投資信託といったもののみが許容されます。 2、一般的インデックス VOOやVWO、日経平均や新興国株式など、ある程度地域や国を絞ったインデックスを認める派閥です。 3、意義上のインデックス スマートベータなど、とにかく指数が存在しさえすればインデックスと呼ぶ派閥です。

  • 消費増税の実質負担を計算してみた【実はたったの数百円!?】

    いよいよ10月から消費税が10%となってしまいます。 Twitterでは手取り15万円が多いか少ないかの議論がされていたのですが、その中で気になる論を見つけました。 手取り15万円だけど、その中からさらに消費税で15,000円持っていかれる おおざっぱに手取りの1割がさらに税金として減る、ということを嘆いている話です。 ところが、消費増税しても負担の増えない消費というものがあります。 一番分かりやすいのは食費ですね。外食を一切しないのだとすれば軽減税率のおかげでぼくたちの負担は増えません。 さて、実際には一体いくら負担が増えるのでしょうか?計算してみましょう。 消費増税の影響を受けない消費 消費税8%のときのとある1か月の家計簿を仮定してみます。 家賃:50,000円 食費:25,000円 光熱費・通信費:15,000円 日用品:5,000円 被服費:5,000円 医療費:5,000円 保険料:3,000円 交際費:12,000円 小遣い:10,000円 合計13万円の支出です。 このうち、2の食費は一切外食をしないものとして、すべて軽減税率の効果を得られるものとすると、負担は増えません。 さらに、 家賃 医療費 保険料 については消費税の対象ではありません。 また、交際費はご祝儀やお香典であったとすると、当然消費税はかかりません。 実質的に増える負担はいくら? となると消費増税の対象として残るのは 光熱費・通信費:15,000円 日用品:5,000円 被服費:5,000円 小遣い:10,000円 の合計35,000円分ですね。 内税8%として計算すると本体価格は32,407円、消費税分は2,593円でした。 ここから消費税が10%に増えると647円増えて消費税分は3,240円です。 (実際には収入が増えなければその分購入できるモノの量が減るのですが、計算を簡単にしています) 最初の見積もりからすると4分の1以下に減ってしまいましたね。 ポイント還元でさらに負担は減る さらに、キャッシュレス決済を行うとポイントなどで還元されます。 食費:25,000円 光熱費・通信費:15,000円 日用品:5,000円 被服費:5,000円 医療費:5,000円 保険料:3,000円 小遣い:10,000円

  • 【書評】『AIに負けない子どもを育てる』は大人も育てる

    『AI vs 教科書が読めない子どもたち』(新井紀子著)の続編が書店に並んでいたので、手に取って読んでみました。 前作では子どもたちの読解力の低さを指摘し、このままだとAIに仕事をとって代わられてしまうということが問題点として挙げられていました。 今作では親の視点、教師の視点からどのように教育していけばよいのか、実際に行われている例を挙げながら紹介されています。 単なる教育書というわけではなく、大人にとっても文章を読む力が本当にありますか?という問いかけにもなっています。 例えば 色やにおいで引き付けられた動物は、おしべの花粉を体につけ、別の花のめしべへと運び、植物の受粉を助ける。 この文脈において、以下の文中の空欄にあてはまる最も適当なものを選択肢のうちから1つ選びなさい。 植物の受粉を助けるのは( )である。 花粉 動物 おしべ めしべ という問題があります。答えはのちほど。 このような問題が難易度別、能力値別に合計35題が掲載されており、測定の結果を知ることができます。 正しく"読む"ことは必須のスキル 先ほどの例題の答えは2の動物です。 この問題に答えるには、主語と述語の関係を理解していることが求められます。述語は文末の"助ける"です。 AはBを助ける、という文の構造ですから、空欄を埋める時に考えるのは"誰が"助けるのだろう?ということです。となると主語を選択すればよいので、「○○は」「○○が」となっている部分を探します。例題の文章では動物しかいませんね。 さて、普段わたしたちがなんとなく読んでいる日本語の文章も、構造を理解していると理屈的に考えることができ、正しく"読む"ことができます。 正しく"読む"ためには正しい文章を"書く"ことが最も良い手段です。 ところが日本の小学校教育を見てみますと、作文の宿題は「思ったことを自由に書きなさい」となってしまいます。1行も手が動かない子が多いと、なんでもいいから書いてもらおうという指導法になってしまうのです。 他方、英語の作文の授業は文法から文構造からガチガチにルールが決められています。そのため、日本語の作文と違って点数評価することも可能です。 ルールが決められていると自然と文法が身に着きますから、大人になってから困るということが減るんですね。 算数の問題も国語力が必要

  • 【数学の学びなおし】大人になってからの数学って実は簡単だ!

    学生の頃は「二次方程式なんていつ使うんだよ!」と思ったりもしますが、 大人になってみると意外なところで数学の知識を求められます。 機械学習なんて行列式や解析学の塊ですし、 建築や土木などでは三角関数など幾何学の知識は必要でしょう。 マーケティングにも確率統計を知っていると有利になることがあります。 「学生のころもっと勉強しておけばよかったな」と思うかもしれませんが、実は大人になってから学びなおしする数学って簡単なんです。 現役のころ3年かけて学んだことも、1週間くらいあればとりあえずさらって知識にすることはできます。 計算自体はツールに頼ればいいですし、公式は暗記しなくてもその都度調べなおせばよいのです。 大切なのは、計算方法とその手順を知っているかどうかです。 大人の数学は覚えなくていい!? ぼくも最近数学を学びなおしている、というよりまともに高校の授業を受けていないのでほぼ初見プレイなのですが、 細かい解き方を覚えなくていいからラクチン 公式の暗記もほとんど必要ない という点でサクサクと勉強を進めていくことができます。 例えば二次方程式の解の公式なんて普通に生活しているだけでは使う機会がありません。 ですが一度勉強していれば「解の公式に当てはめればよかったんだよな」くらいの知識は持っているはずです。 つまり、覚えていなくてもその都度調べれば良いだけですよね。後の計算は当てはめて単純な加減乗除で行えますし、ツールに放り込むだけで解いてくれるようなサービスだって利用していいはずです。別にペーパーテストで暗記力を試されているわけではないのですから。 大事なのは、概念を理解することと、自分で式を作れるようになることなのです。 やってみると意外と簡単 やってる内容自体はそこまで難しくない、と感じることが多いです。 掛け算に対する割り算があるように、分数だったら上と下を入れ替えた逆数というものがあります。2乗したものを元に戻すには√という記号を使います。 反対に対応したものがあるな、ということに気付けるはずです。 昔の数学者たちが「こんなのあったら便利だな」と考えたものを、勝手に記号を作り出しているだけなんだと考えると面白さを感じることができると思います。

  • 【投資法の間違い?】大事なのは自分に合っているかどうかです

    投資を始めたばかりのころって、 「今やっている方法で正解なのかな?」 「もっと良い手法があるって話している人がいるな」 「今やっている方法を馬鹿にされた」 このような不安を覚えると思います。 ぼくもインデックス投資をしていますが、たいして儲からないだとか、貯金みたいなものでつまらないだとか、難点を指摘されます。 しかしそのたびに と思うようにしています。いちいち気に留めていては身が持ちません。 要するに、投資手法を他人からとやかく言われようと、自分に合った方法で継続していけば、他人の意見など関係ないのです。 自分に合った投資手法をとればいい どのような投資手法が自分に合っているかは、人それぞれです。 持っている資産の大きさや、損失をどのくらい受け入れられるか、どのくらいの期間で投資成績を上げたいのかによって変わってきます。 投資をしなくても事業で稼ぐ能力のある人、1円の損失も耐えがたい人、1か月で儲けたい人もいれば50年先を見て投資している人もいるかもしれません。 人によって置かれた状況は違うのですから、他人の投資手法を気にしたって仕方ないですよね。 自分とは違った投資手法で大きな利益を出している人を見かければうらやましくなりますし、 反対に数十万円の損失を出していても事業で数百万円の収入があるかもしれません。 大切なのは、自分の行っている投資手法が自分に見合っているかどうかです。 投資手法を知ることは大事 とは言え、どのような投資法があるかを知ることは大事になってきます。 知らなければ、投資に手を出すこともなくなってくるのですから。 例えば「株は危ない」と考える人がいます。 1日にして紙屑になるリスクや、短期間での値動きを怖いものだと考える人たちです。 しかしこういった考えを持つ人は、インデックス投資という手法を知った時にどのような印象をもつでしょうか?インデックスならば紙屑になる危険性はほとんどありませんし、生活の余剰資金で投資をしていれば短期間でいくら値動きしても明日食べるご飯には困りません。 株で失敗すると借金したり破産したりする、というイメージだけが先行してよく知らないから手を出せないのです。 株以外にも、債券や不動産、純金や原油のようなモノ、FXや仮想通貨なども投資の対象とされています。

  • 消費増税で誰が得をするのか?【全員損するだけじゃね?】

    いよいよ消費税が10%に増税されます。 増税はイヤだけど、仕方ないよねと諦めている方が多いのではないでしょうか? しかしこの消費増税、なんのために行われているのか調べていくと、いくらでも疑問が湧いて出てきます。 色んな人が書いたり話したりしているのですが、少しでも広めたいと思って記事にしました。 結論だけ先に置いておくと、 今、消費増税をしても誰も得をしない ということになります。 よくある誤解 報道を見ていると、消費増税も必要なことなのかな、と感じさせられます。実際ぼくも とか などというようなことを考えていました。 年金や医療費、福祉にかかる金額を見ていると、現状維持では到底足りるとは思えません。高齢化社会が進んでいくわけですから、どうにかして財源を確保する必要があります。 しかし、色々と調べていくうちに 消費税を増税しても誰も得しないのではないか? と考えるようになったのです。 3者3方に損する 消費増税をしても、誰も得することはありません。 消費者目線でも、販売者目線でも、政府目線でも損します。まさに誰得な制度。 消費者→損 消費増税でもっとも割りを食うのは消費者でしょう。 単純に、買えるモノやサービスの量が減ってしまいます。生活感が苦しくなるだけです。 消費税は誰でも一律に税率がかかるシステムなので、一見平等に感じる部分もありますが、実際には収入の少ない人ほど圧迫されるシステムです。食料や衣料品は収入が多くても少なくても必要なことには変わらないので生活感に差が出てしまいます。 販売する企業→損 販売する企業にしても、売上の悪化が懸念されるほか仕入れに必要な現金が増えるためにマイナスの影響が出ます。 売上を維持するためには身を削って割引サービスをするなど、努力が求められてしまいます。 同時に軽減税率が導入されるために事務手間も増えます。細かい話ですが、小規模事業者も免税制度が崩れようとしています。 政府→損 実は、政府にとっても消費増税でマイナスの影響が出てきます。 確かに、一時的には税収が増えるかもしれません。そして財政が改善するかもしれません。

  • 【電力先物の試験上場開始】商品先物取引の活用は難しい

    9月17日に、電力先物の試験上場が始まりました。 株式などにも先物があるほか、商品についてもこれまでに原油やトウモロコシなどが上場されていますね。 新しく上場されたとなると気になるのが、「はたして儲かるのか?」ということだと思います。 原油は採掘量や産油国の情勢によって値動きしそうですし、トウモロコシにしたって作況の良し悪しで価格は変化しそうです。 ところが電力ってどうなんでしょうか?安定供給する手段が整っていると言えば整っていますが、一方で原発事故などで発電所が停止してしまうと一気に供給量のバランスが崩れてしまいそうな気がします。 さてこの電力先物、どのように活用するのがよいのでしょうか? 先物取引のメリット・デメリット 先物取引は 少ない資金から始められる 売りからも始められる ということがメリットとして挙げられます。手元の資金が少なくても、価格の上げ下げがどちらを向いていたとしても、大きな利益を得ることができます。 しかし、少ない資金で始めることができるとはいっても証拠金を用いた取引ですので、額面以上の損失を被る危険性があります。 売りから始めることができると、価格が値下がりしても利益を出すことができる一方、価格が上昇してしまうと損失は最大で無限大となってしまいます。 非常にリスクが大きいため、初心者向きとは言えません。 活用法として考えられるのは、 例えば原油先物を買っておけば、値上がりしたときはそのまま利益が出るし、 値下がりしても身近なガソリン代が安くなるのでプラスと考えることもできる というようなことでしょうか。実際ガソリン価格の値動きは生活への影響があるので、先物取引を利用してみたくなります。 しかし先物取引には期限があります。決められた日になれば、(買い建てなら)売却しなければなりません。期限がなければ損を確定させずに、値上がりするまで保有し続けるということもできるんですけどね。 ちなみに、商品先物の場合期限日までに反対の売買を行わなかった時は商品を受け渡すことで決済するようです。電力の受け渡しってどのようにするんでしょうかね? 個人での取引は難しそう

  • 生活費補填目的の副業や投資が失敗する理由

    副業や投資に興味を持つ人が増えてきています。 このブログでも投資を始めよう!とか、副業にはこんなメリットがあるぞ!なんて紹介をしています。 しかし、副業や投資というのは誰にでも始められるものではありません。 生活費がカツカツだから、収入を増やそうと思って始めても、それはなかなか続かないものです。 せっかく副業や投資を始めるのであれば、継続してカタチにしたいですよね。 今回は、どのようにすれば副業や投資を続けていけるのかを考察していきます。 生活費の補填をやめる 副業や投資が続かない人に多いのは、生活に余裕がないのに始めてしまうことです。 日々の生活がカツカツだからと、収入を増やす目的で副業や投資を始めても、長続きしません。とくにブログや動画投稿など、積み立てていくタイプの副業だと収入になるまで時間がかかります。ぼくが勧めているインデックス投資も利幅を金額に換算すると元手によって1年間に数万円程度でしょう。大半の人は稼げるようになるまでにやめてしまうんですね。 もし、日々の生活費にも困るような状況で始めてしまうと、この傾向は顕著になります。収入を増やすために副業を始めたのに、労力ばかり増えていくのでは何をやっているのか分かりません。 あるいは、働いた時間や作業量に応じて報酬がもらえるタイプの副業もあります。休日に飲食店でバイトしたり、ライターとして記事を書いて報酬を得るような仕事ですね。他にはFXやデイトレードのようなリスクの高い投資も考えられます。 これらは、収入を得られるようになるまでは比較的短期間で済むでしょう。バイトするなら1か月後くらいには給料を手にすることができます。 しかしこれらも長く続けることは困難です。生活費を補填するためにバイトするのであれば、生活費が改善しない限り辞めることはできなくなります。短期間で利益の出るような投資にしても、反対を言えば簡単に損失を被るということになりますので、手元資金の少ない人は、もしかすると借金をして生活するハメになるかもしれません。 高度なプログラミングスキルを持っていたり、何かしらのコンサルタント業務のような仕事ができるのであれば、時給単価が高くなるので選択肢かもしれませんが、そうでなければかえって難しいのです。

  • 【書評】『売上を、減らそう』には経営のヒントがいっぱい

    『売上を、減らそう』というタイトルの書籍があります。 まず、気になるのはそのタイトルです。 「売り上げを増やそう」とか、「どうすれば儲かるのか?」なんて本は無数にありますよね。 そんななかで、売上を、減らそう、です。 どんな内容なのか気になりますよね。 どんな人が読めばいいの? この本は、経営者や意思決定のできる高次の管理職の人に向けた内容となっています。 しかし、そうではなくとも、自分の働く会社について不満があったり、もっと効率的な働き方を行いたい、自分の時間を大切にしたいと考える人にも手に取ってほしい書籍です。 売上を減らすって具体的にどういうこと? この本で紹介されているのは食堂です。 食堂ということで普通は売り上げ目標をもとに経営の計画を立てます。 ところが、この食堂では「100食しか売らない」と決めてしまっています。驚きですよね。 100食に限定して、営業時間ではなく売上ベースで経営戦略を立てる作戦です。 このことにより、以下のようなメリットが生まれました。 商品廃棄ロスがなくなった 優秀な人材が集まりやすい 効率的に運営できるようになった 確かに、100食しか販売しないと決めてしまうわけですから、商品廃棄ロスは少なくなります。 通常だと売り切れてしまった場合、新たなお客さんへ提供できなかったことを機会損失とみなしてしまいます。ところが、飲食店の場合には廃棄ロスが発生しますよね。この部分を減らすことで経費を抑えることができたわけです。 また、働きやすい超ホワイト飲食で、優秀な人材が集まりやすいのも特徴です。 有給は当たり前にとれますし、就業時間も短くて済みます。残業なんてありません。柔軟なシフトを組むことができるので、働きやすい環境が整っています。働き方改革が叫ばれている中、この取り組みは評価されるべきだと思います。 みなさんもどうせ働くのであれば、ゆるく働く方がいいですよね。 このほか、売上の上限値を決めてしまったことで得られた効果を、データをもとに紹介されています。 ぼくが気になった一節 そんな中で、ぼくが気になった一節がこちらです。 税理士に人件費が高すぎると呆れられた話。

  • 脱税で捕まったのは陰謀でもなんでもない【ただの八つ当たり】

    人はなぜ脱税をしてしまうのでしょうか? 確かに税法がややこしく、会計に不安があるというのは分かります。しかしその中でも、 「自分の稼いだ金だ!誰にも渡したくない」 という感情が支配するようになってしまうと、なんでこんなに国に持っていかれないといけないんだ、と思うようになるのかもしれません。 税金の仕組みを知らずに稼ぐからこのような思考になるのでしょうか? せっかく苦労して稼いだお金なのだから、それをなんの努力もしていない国が3割も半分も持っていくのはおかしい、という考え方には一定の理解を示します。 それでも、税金というのは売上全てにかかってくるわけではありません。売上から経費を差し引いて、残った利益が課税対象です。 このとき、売上を小さく見せかけたり、あるいは経費を水増しして計上していると、その分税金が小さくなりますから、脱税として摘発されてしまうわけです。 何が経費として認められて、何が認められないのか、という点については分かりづらい部分もありますし、税理士や税務署と相談しても解釈の違いによって変わる場合もあります。 しかしその中でも、架空の広告費を計上して誤魔化す、なんてのは「友人の口車にのってしまった」と言っても第三者からみれば意図的なのか過失なのか分かりません。初歩的なスキームなわけで、稚拙な脱税の手口だと言えます。 人気を取るために自分は被害者なんだとアピールするのは勝手なのですが、そこに 「もっとひどい犯罪者がいる」「なんで彼らは捕まらないんだ」 と時の長官に感情をなすりつけても八つ当たりにしか見えないわけです。 税金の仕組みがおかしいから改正してやるんだ!と意気込むなら、政治的思想の自由だから応援する人がいてもおかしくありませんが、 現在の税法はそれでもお金持ち有利だと言えます。 法人税は比例税率だけれど、所得税は累進課税です。税率をコントロールできる経営者の立場なら、今の税法のほうが有利なはずです。これを改めようとすると、人気を集めたい庶民の方が不利になることになります。増税される消費税は所得に関係しませんからね。 この辺はちょっと矛盾を感じます。

  • 情報通じゃなくても投資はできます【長期投資なら】

    投資家って常に折れ線グラフみたいな画面をいっぱい見てるんでしょ!? 最新ニュースとかどうやって手に入れてるの? このような印象をお持ちではないでしょうか? たしかに、画面を何枚も並べて、チャートと呼ばれるグラフのようなものをたくさん表示させて常にトレードを繰り返しているような投資家もいます。 自分の保有している銘柄に不安材料が入るようであれば真っ先に売却して損を出さないようにしたり、あるいはこれから値上がりしそうだという情報をいち早くつかむことができれば手軽に大儲けできるかもしれません。 でも、そんなことはしなくても大丈夫なんですよ。 ぼくも、政治や経済ニュースくらいは人並に見てはいますが、べつに特別市況に詳しいわけではありません。 投資を行う上で、早耳である必要はないなと感じてきたこの頃なのです。 情報戦において個人戦は不利 情報を得るスピードで言えば、ぼくたちのような個人は非常に不利と言えるでしょう。 ぼくたちが投資情報を得るには、主にニュースなどで報道されてから、ということになります。とはいえ、24時間常にニュースを見ているわけではありません。寝ている時間や仕事をしているときは情報を得られませんし、売買することもできません。 少なくともニュース記事を書いている人よりは遅いタイミングであるということは分かりますよね。 一方で、情報を得るスピードが速い人というのはどういうことをしているか考えてみましょう。 まず考えられるのは、チームで情報を集めるということです。1人でやるより2人のほうが情報量は2倍です。あるいはコンピュータを使って関連しそうなニュースを常にかき集めているかもしれません。 また、ニュースとして出る前に情報を掴むために、会社の内側にいる人と仲良くするということも考えられます。単純に情報を横流ししてほしいと頼んでも難しいでしょうが、それとない世間話の合間に聞き出すことは可能でしょう。気を許した相手なら会社の愚痴なんかをこぼしてくれるかもしれません。 みなさんも家族や友人に、仕事の愚痴や相談をしたことくらいありますよね? 買い値と売り値の差額で、短期間で利益を得たいのであればこういった努力が必要となるのです。 情報通ではなくとも投資はできる しかし、10年20年単位の長期的に投資を行う場合はどうでしょうか?

  • 建設業経理士1級合格を目指すメリット

    建設業経理士は、建設業者が特殊な会計処理を含む中、適正な経理を行うことができるか、専門性を測る資格試験となっています。 このように聞くと、建設業に関係がなければ資格を取得する必要はないかな、と思われるかもしれません。 もちろん、建設業で働いている人or働きたい人が取得するほうがメリットは大きいのですが、他業種でも経理をやっているなら知っておきたい知識を身に着けることができます。 むしろ、業種間での経理の違いに触れることで、視野を広げることができるかもしれません。 試験難易度のわりに取得しやすく、評価を受けやすい資格なので日商簿記の次になにか資格を取ろうかな、と思っているならオススメできる資格です。 公共事業の入札時審査の評価対象 建設業経理士1級、2級合格者は、公共工事の入札可否の判断の資料となる経営事項審査の評価対象の1つになっています。 当然、2級より1級の方が評価が高くなっています。 公認会計士:1点 税理士:1点 建設業経理士1級:1点 建設業経理士2級:0.4点 なんと公認会計士や税理士と同等の評価を得られるのですね。試験の難易度は比ではありません。 転職、就職に有利 民間資格でありながら、公共工事の入札に有利という明確なメリットがありますので評価されやすくなります。 建設業に経理として採用されることを目指すなら是非取っておきたい資格です。 取得しやすい また、1級は 財務諸表 財務分析 原価計算 の3科目ありますが、科目合格制を採用しています。1科目ずつ順番に取ってもよいので、比較的勉強時間が取れない、という人にも取得しやすい資格ではないでしょうか。 科目合格には5年という期限があるものの、年2回受験することができますので合計10回のうちに3科目合格すればよい、ということで取得は難しくない資格だと思います。 合格率は1科目ごとに20~30%程度です。 出題もワンパターンとなっています。 日商簿記2級を勉強している人にとっては最難関ともいえる連結会計は基礎的な部分だけです。 一方で会計理論や貨幣の現在価値の概念など、より実践的な財務知識について出題されます。 より実践的な財務知識が身に着く 例えば、今目の前にある1万円と、1年後に受け取れる1万円ではどちらが価値が高いと言えるでしょうか?

  • 建設業経理士1級に独学でつかったテキスト紹介【パタ解き】

    第26回建設業経理士1級の試験を受けるために、独学で使用したテキストを紹介していきます。 実際に使ったテキストはこちら。3科目あるので3冊あります。 出題パターンと解き方。通称「パタ解き」です。出版しているのは資格スクールとして実績のあるネットスクールです。 パタ解きの特徴 テキストと過去問が一体 テキストと過去問が一体となっているので、別々になっている出版社のものよりコスパがいいです。 ぼくの使った版では第13回~第24回までの過去問が掲載されていました。12回分も解けば力が身に付きそうです。 ただし、そのうち18~20回はネットスクールのHPから追加でダウンロードする必要があります。 解説が分かりやすい とくに穴埋め問題で答えの記号を書いてあるだけでなく、空欄を埋めた全文が再掲載されているので読みやすくなります。 計算式も、どこから数字を引っ張ってきたかが分かりやすく解説されているのでわかりやすいです。ただし、中学生程度の式変形が苦手な人だと、「なんでこうなるの?」と疑問に思う部分もあるかもしれません。最難関は連立方程式かなあ。 カバー裏に合格へのポイントが掲載 切り取れば単語帳のように使うこともできます。これが非常に便利で、サっと取り出して要点を確認することができます。 パタ解き本体は25.4 x 21 x 1.8 cmとB5判を横に3cm伸ばしたサイズなので広げると結構な大きさとなってしまいます。外で広げるにはちょっと不向きかなという印象です。 パタ解きの欠点 目次と索引が使いづらい これ結構気になる人は気になると思うんですが、「この用語の意味って何だっけ?」となったときに解説されているページを探すのに苦労します。 問題を解いているときにどこに解説があるか?というのは問題の答えを解説しているところに一応関連ページはあります。 しかし用語を思い出すことができなかったり、索引に思った用語と違う名称で記載されていると見つけるのが困難です。目次が中途半端な位置にあって章タイトルも、はっきりココだ!と言えるようなものでもないので、引きづらいものとなっています。 理論問題の解説が分かりにくい 論述の問題は、解答例と解説がほぼ同じ文章であることが多くなっています。

  • 建設業経理士1級に独学でつかったテキスト紹介【パタ解き】

    第26回建設業経理士1級の試験を受けるために、独学で使用したテキストを紹介していきます。 実際に使ったテキストはこちら。3科目あるので3冊あります。 出題パターンと解き方。通称「パタ解き」です。出版しているのは資格スクールとして実績のあるネットスクールです。 パタ解きの特徴 テキストと過去問が一体 テキストと過去問が一体となっているので、別々になっている出版社のものよりコスパがいいです。 ぼくの使った版では第13回~第24回までの過去問が掲載されていました。12回分も解けば力が身に付きそうです。 ただし、そのうち18~20回はネットスクールのHPから追加でダウンロードする必要があります。 解説が分かりやすい とくに穴埋め問題で答えの記号を書いてあるだけでなく、空欄を埋めた全文が再掲載されているので読みやすくなります。 計算式も、どこから数字を引っ張ってきたかが分かりやすく解説されているのでわかりやすいです。ただし、中学生程度の式変形が苦手な人だと、「なんでこうなるの?」と疑問に思う部分もあるかもしれません。最難関は連立方程式かなあ。 カバー裏に合格へのポイントが掲載 切り取れば単語帳のように使うこともできます。これが非常に便利で、サっと取り出して要点を確認することができます。 パタ解き本体は25.4 x 21 x 1.8 cmとB5判を横に3cm伸ばしたサイズなので広げると結構な大きさとなってしまいます。外で広げるにはちょっと不向きかなという印象です。 パタ解きの欠点 目次と索引が使いづらい これ結構気になる人は気になると思うんですが、「この用語の意味って何だっけ?」となったときに解説されているページを探すのに苦労します。 問題を解いているときにどこに解説があるか?というのは問題の答えを解説しているところに一応関連ページはあります。 しかし用語を思い出すことができなかったり、索引に思った用語と違う名称で記載されていると見つけるのが困難です。目次が中途半端な位置にあって章タイトルも、はっきりココだ!と言えるようなものでもないので、引きづらいものとなっています。 理論問題の解説が分かりにくい 論述の問題は、解答例と解説がほぼ同じ文章であることが多くなっています。

  • 建設業経理士1級を独学で合格するために【失敗談】

    建設業経理士を取得して、会社の評価へ繋げようとしている人、あるいは転職や就職に役立てようと考えている人はいませんか? 建設業経理士はしっかり勉強すれば確実に合格ラインへ持っていけるくらいの試験だと言われています。 ぼくも勉強していて、日商簿記2級程度の簿記の知識があれば確かに難しくはないな、と感じたのですが、それでもやはり1級試験ですので厄介に感じる部分はあります。 そして、実際に試験を受けてみて感じた、「もっとやっておけばよかった」「もっとこうしておけばよかった」ということをまとめてみました。 これから建設業経理士を目指す人の参考になればと思います。 失敗談:3科目同時受験した 1級の試験は3科目あります。科目合格は5年有効で、最大10回の間に3科目合格すれば資格を得ることができます。どの順番で受験しても構わないので、科目を絞って受験してもよいでしょう。 ぼくの場合、1科目受験なら7,410円、3科目同時受験なら13,680円という受験料に目を引かれて同時受験しました。なるべく短期間で合格したいという思いもありましたからね。 しかし、結果としては不満足なものとなりました。 まず、日商簿記2級合格程度から受験するにはあるていどの勉強期間が必要だと感じました。ぼくは4か月ほど勉強期間を確保し、毎日1時間以上、合計150時間くらい費やしました。 日商簿記1級程度に理論を理解していればもっと短い時間の学習量でも足りたのかもしれませんが、結構ギリギリかちょっと足りないくらいに思いました。 また、3科目受験となると試験も1日がかりです。集中力がなくなりますし、疲れが出てきます。科目と科目の間に最終確認をしようと考えていたのですが、テキストをめくる気力すらありませんでした。 失敗談:事前に演習しない 勉強方法として、頭の中で解くことが多かったのも敗因です。実際に手を動かして問題を解くようにしましょう。 とくに第5問は、最後まで計算して問題を解き切るような演習が必須です。各論点についての計算方法は簡単だとしても、慣れていないと集計に手間取ります。計算ミスや見落としも発生しやすくなります。 時間を測って問題を解き、最後に数字が合っているかどうかをチェックしながら演習するとよいでしょう。

  • 【第26回】建設業経理士1級3科目を受験してきました

    応用情報技術者試験を受けてから4か月半、今度は建設業経理士という試験を目指して勉強を続けてきておりました。 科目合格制度があり、1科目につき5年有効なので分割して受けてもよかったのですが、1科目受験なら7,410円、3科目同時受験なら13,680円ということで価格差に目を引かれて同時受験してきました。 2月に日商簿記2級を合格した程度から目指すのは、相当しんどかったですし、勉強に時間を割いたわりに計算ミスで思うような結果を出せませんでした。今後受験する人はもっと時間をかけて勉強するか、科目をしぼるのがいいんじゃないかと思いますね。 今回はその受験記になります。 ~試験開始まで 試験の1か月ほど前に受験票が送られてきて、試験会場が判明します。 我が家からは1時間半ほど離れたところにある大学が試験会場なのですが、非常に交通の便の悪い場所です。山の上のほうにあり、最寄りのバス停からも10~15分ほど坂道を登らなければなりません。 家から遠いこともあり、早めに家を出たのですが(試験開始は9時半)、まだ8時すぎにも関わらず外の気温は30度を超え、日差しが照り付けていました。 猛暑のなかをひいこらひいこら言いながら到着するのですが、正門のところに「建設業経理士試験会場」の看板がある以外は一切案内がありません。しかもまだ冷房も入っていないようです。 建物の案内図から事務局へと向かうのですが、日曜日のためかクローズしていました。本当は座って参考書を広げて最終確認をしたいところなのですが、仕方ないので汗をぬぐいながらその辺をぶらぶらすることに。 すると試験を行う教室を張り出すお姉さんを見つけ出しました。 「試験までは自習室で待機しておいてください」との厳しい口調。 大学職員なのか知りませんが、こちらは初めて来たわけです。教室の配置なんて知ってるわけがありません。 試験開始よりも相当に早く到着したという負い目もあるのですが、暑さでイラだちを感じていたこともありぶっきらぼうな対応になってしまいました。 さて、自習室について参考書をひらきつつ受験票を確認していると、 試験要綱などを見ても原価計算→財務諸表→財務分析の順番で記載されていたので、つい思い込んでいたんですね。 ここも反省ポイントです。事前にしっかり確認しておきましょう。

  • インデックス投資のデメリット【肌に合う投資とは?】

    インデックス投資という方法を知ったけれど、本当に優れた方法なのかな?自分にも大丈夫かな? と不安に思ってはいませんか? インデックス投資って確かにわかりづらい部分が多いんですよね。 ぼくはインデックス投資を肌に合う投資法だと思ってやっていますし、なるべく多くの人にも知ってもらいたいと思っています。 しかし、その中で他の投資法と比較してデメリットだと思える部分を紹介していこうと思います。 万人向けではない インデックス投資はなるべく多くの人にその手法を知ってほしいとは思っているのですが、全員やるべきだとは思っていません。 1円の損もしたくないという人もいれば、短期間で大儲けしたいという人もいるでしょう。そういう人にとって、インデックス投資は魅力的だとは言えません。 インデックス投資は比較的利幅の小さい投資法です。年利換算で平均するとせいぜい7%くらいですから、原資が100万円あっても1年で7万円増えるだけということになります。 例えば全財産失ってもいいから明日にでも大儲けしたい!と思う人にとっては向いてないですよね。 また、日々の値動きを見て売買を楽しむ人にも向いていません。 インデックスは市場の平均値を示す指数ですから、数が少なくなります。 個別株にしてもFXのような通貨取引にしても、数千ほどの相場がありますよね。値動きを楽しみたいのであればこういう投資をするべきでしょう。 インデックスは退屈な投資法なのです。 資本主義経済が続くという前提が必要 インデックス投資は、市場全体が資本主義経済にのっとって右肩上がりに成長するという前提のもとに成り立っています。もし成長しないことが分かっているのであれば、だれもこんな投資はやらないですからね。 企業はモノやサービスを売買するときに利益を乗せて販売し、資本を増やして株価を上げようとします。 利子や利息の分だけ通貨価値は時間経過とともに下がっていくので相対的に株価が上がるという考え方があり、実態があります。 投資家にしたって、株価の変動するリスクを引き受けている分だけ割高な価格で株を取引しているという側面もあります。 これらは資本主義経済において、右肩上がりの成長となる要因を示しています。 他の投資法でもそうなんでしょうが、インデックスは特にこの影響を受けやすいと言えるでしょう。

  • 軽減税率はうちには関係ない?意外なところに潜む罠

    10月から消費税が10%に引き上げられるのと同時に、軽減税率が導入されます。 というように考えてはおられないでしょうか? ぼくも税理士の先生に指摘されるまではてっきり、自分の会社には関係ない話だなと思っていました。 ところが人間、食事をとらないと生きていけませんので、意外なところに軽減税率の話が出てくるのです。 全業種に発生する軽減税率 従業員やお客様にお出しするお茶菓子 催事に提供する昼食弁当 なんかは軽減税率対象の経費です。 休憩時間にお茶やコーヒーを淹れるところもあるでしょうし、来客があればお菓子を出してもてなすというのはどこの企業でもあるはずです。 また、会社主催でイベントを催したり研修会などを開けば、お弁当を提供する機会があるかもしれません。 これらは贅沢品以外の食事に該当しますから、当然軽減税率の対象となってきます。お茶菓子にしてもお弁当にしても会社の経費として勘定する以上は消費税の負担に影響してきます。 普段から食料品を販売しているような会社であれば、従業員教育など十分に対策を練るでしょう。しかし、「うちには関係ないや」というスタンスだと理解の遅れから税務作業への影響が出るかもしれません。周知しておくことが大切なんですね。 軽減税率のあれこれ ネットで見つけてびっくりしたのが結婚式場や葬儀屋の例です。 果物は8%で御花は10%なんだそうです。仏様にお供えして最終的には燃やしてしまうらしいんですけどね。 引き出物などにしても、タオルなどは10%だけどお茶やお菓子は8%となります。 さらに、調理場で使う食材のほとんどは8%ですが、本みりんを使っていれば10%です。 また、気になるのが食料品とその他を抱き合わせた商品です。 食玩のついたお菓子は、おもちゃとの比率で決まります。 売価が1万円以下 3分の2以上がお菓子 これらを満たせば8%で据え置かれます。 ただし、ハッピーセットのように食事に無料の景品が付く場合は全額が軽減税率の適用内となります。 ハッピーセットと言えば気になるのが、テイクアウトか店内飲食かで税率が変わる点です。 例えばKFCはテイクアウトでも店内飲食でも、支払総額を同じ金額にすることにしています。

  • 内部留保で問われる経営センス【会社の規模は拡大していますか?】

    企業の内部留保が7年連続で過去最高を更新し、その額なんと460兆円以上となったそうです。 「それなのに、私たちの給料はちっとも上がらないのはなんで?」 と疑問に思う方もいるかもしれません。テレビや新聞などの報道を見ていると、「企業がお金を貯めこんでいる!」という論調でニュースとなっているので仕方のない部分もあると思います。 さて、このような報道のされかたや、ニュースを真に受ける人に対して 「内部留保が増えるは企業が利益を出している状況なら当たり前」だと構える考え方もあります。 確かに、会計や経営の知識のある人ならば当然ともいえる報道への批判です。 しかしそれは一般的な話であって、今自分の勤めている会社レベルまで落とし込むと、会社の資金の使い方に疑問を覚える部分もあるのです。 せっかく出した利益を、無駄遣いしていませんか?と。 内部留保とは? 内部留保は各期の利益の積み重ねを合計したものです。 80円で仕入れて、10円の経費がかかったものを100円で販売したとします。 100-80-10=10となるので、10円が利益です。 会社は、創業するときにもともと持っていたお金(=資本金)に各期の利益を足していきます。赤字になれば反対に減少するわけです。 資本金が1000万円で、1年目が100万円の黒字、2年目が80万円の赤字なら、会社のお金は合計して1020万円になります。 だから増えていくのはむしろいいことですよね。 そして、会社のお金というものは現金だけではありません。 建物や土地のほか、機械や車両、パソコンなどの備品などが考えられます。決算時に在庫として倉庫に眠っている商品も資産として計上されています。 企業はさらに生産性を高めるために、設備投資したり事業所を増やしたりする 現金を使っても、資産として内部に残るので、企業全体の資本としては変わらないわけです。結果、内部留保の金額も変わることはありません。 投資家目線でも企業の純資産が増える=株価の上昇につながるのでいいことだと言えるでしょう。 内部留保が減るという意味 もし、内部留保を減ることがあるようなら、それは赤字決算をしているということになります。

  • 内部留保で問われる経営センス【会社の規模は拡大していますか?】

    企業の内部留保が7年連続で過去最高を更新し、その額なんと460兆円以上となったそうです。 「それなのに、私たちの給料はちっとも上がらないのはなんで?」 と疑問に思う方もいるかもしれません。テレビや新聞などの報道を見ていると、「企業がお金を貯めこんでいる!」という論調でニュースとなっているので仕方のない部分もあると思います。 さて、このような報道のされかたや、ニュースを真に受ける人に対して 「内部留保が増えるは企業が利益を出している状況なら当たり前」だと構える考え方もあります。 確かに、会計や経営の知識のある人ならば当然ともいえる報道への批判です。 しかしそれは一般的な話であって、今自分の勤めている会社レベルまで落とし込むと、会社の資金の使い方に疑問を覚える部分もあるのです。 せっかく出した利益を、無駄遣いしていませんか?と。 内部留保とは? 内部留保は各期の利益の積み重ねを合計したものです。 80円で仕入れて、10円の経費がかかったものを100円で販売したとします。 100-80-10=10となるので、10円が利益です。 会社は、創業するときにもともと持っていたお金(=資本金)に各期の利益を足していきます。赤字になれば反対に減少するわけです。 資本金が1000万円で、1年目が100万円の黒字、2年目が80万円の赤字なら、会社のお金は合計して1020万円になります。 だから増えていくのはむしろいいことですよね。 そして、会社のお金というものは現金だけではありません。 建物や土地のほか、機械や車両、パソコンなどの備品などが考えられます。決算時に在庫として倉庫に眠っている商品も資産として計上されています。 企業はさらに生産性を高めるために、設備投資したり事業所を増やしたりする 現金を使っても、資産として内部に残るので、企業全体の資本としては変わらないわけです。結果、内部留保の金額も変わることはありません。 投資家目線でも企業の純資産が増える=株価の上昇につながるのでいいことだと言えるでしょう。 内部留保が減るという意味 もし、内部留保を減ることがあるようなら、それは赤字決算をしているということになります。

  • 家電の買い替え費用はいくら用意する?【続けて故障しがち】

    冷蔵庫の効きが悪くなっていたから買い替えたところ、洗濯機がプスンとも動かなくなってしまった! このような経験、お持ちではないでしょうか? パソコンやスマホを新しいものに変えた途端にテレビが壊れてしまった、なんてこともあるかもしれません。 家電って壊れるときはあれもこれも壊れてしまうんですよね。 安く抑えようとすると修理した方がいいかも?と思うかもしれませんが、使用年数によっては買い換えた方がお得なケースも多いですよ。 まずは家電量販店をチェックしましょう。 安い家電なら1万円~ 独り暮らしで使う家電なのか、家族で使う家電なのか。ロボット型掃除機やドラム式洗濯機を求めているのか。 こういったことにもよりますが、安い家電だと1万円からあります。 取り換えの部品代、作業工賃、出張費用・・・などとしているとすぐに数千円~数万円かかってきます。これだったら無理して古いものを使うより新しいものに買い替えた方がお得ですよね。 昔の家電なら、ホームセンターで部品を買ってきて自力で修理することもできたかもしれませんが、最近の家電は仕組みが複雑になっていたり、素人ではカバーを外すことすらできなかったりします。 家電は生活に絶対必要 家電は便利なので、家事にかかる時間を短縮するツールになります。 洗濯機を使わずに洗濯したことはあるでしょうか?手でゴシゴシやるのでは数時間かかったうえ、労力もかかります。 洗濯機を使えば洗剤を投入してボタンをピッと押すだけです。残りの時間を有効に使うことができますよね。 家電というのは毎日のようにつかうものですから、購入した金額を日割りすると10~100円程度になります。(例:10円×365日×10年=36,500円) 家事に使う時間を1時間短縮できるなら、十分に取り戻せる金額です。 貯金のない人にとっては厳しいことを言うようですが、家電を買い替えるための資金は用意しておきましょう。いつまでも壊れない家電というものは存在しません。 もしこれが、連続して故障すると予定外の出費となるかもしれません。 しかし反対に、1台も壊れなかった年というのもあるはずです。予定外の出費がなかったときに贅沢するのも結構ですが、家電を買い替えるための費用としてある程度確保しておくのもよいかもしれません。 いくら用意しておけばいいの?

  • 【節約のコツ】消費に優先順位を付けよう

    貯金したいな、欲しいものがあるのに全然お金がないな、と悩んでいる人はいませんか? 今月は収支がトントン、赤字だったから来月は頑張って節約しよう!と思い立ってもなかなか続かなかったりしますよね。 実は頑張らないといけない節約というものは、長続きしないものなのです。 本当はもっとおいしいものを食べたい、とか 本当はもっとオシャレを楽しみたい、とか こういったものを我慢しているとストレスもたまりますし、何より楽しくなくなってしまいます。 そこでオススメなのが、消費に優先順位を付ける手法です。 消費に優先順位を付ける まず、1か月あたりの消費支出を把握します。家計簿を付けていると分かりやすいですね。 支出の費目について、それぞれ 優先的に削減したい できれば削減したい できれば削減したくない 絶対に削減したくない などのように優先順位を振っていきましょう。このとき、「その他」や「小遣い」としてまとまってしまっている金額についても細かく考えるほうがよいです。 全然使っていないけどなんとなく入会し続けている会費とか、付き合いで加入しているだけの保険などがあれば優先的に削減すべきでしょう。 この方法のメリットは、楽しみに使いたいお金を無理に削減しなくて済むことです。 美味しい食事を楽しみたいなら食費は削りにくいですし、月1で行くライブが唯一の楽しみ、というのであれば絶対に削減したくないはずです。 こうすることで、生活の質をあまり落とすことなく節約することができます。 まずは固定費の見直しを かける労力に対して効果が大きいのは、固定費を見直すことです。 最初に契約を変えたり打ち切ってしまえば、以降はなにもせずとも毎月節約できるようになります。 若くて独身であれば保険の必要性はほとんどないですし、携帯代が高いようであれば格安SIMに変えましょう。光熱費を見直したり使っていない月額会費を解約することも考えられますね。 しかし、中にはすでに限界ギリギリまで固定費を削っている人もいます。 家賃も光熱費も最低限、保険には加入せず、格安SIMを使っている。食費も半額弁当がメイン。 こんな生活をしていると、固定費を削るのは困難です。 変動費にも優先順位を付けよう その場合、固定費以外の変動費を削ることになります。 被服費 美容費

  • 【個別株vsインデックス】初心者にオススメなのはどっち?

    投資を始めよう!と思っても様々な手法があることに気付いて、「自分にはどの方法があっているのだろう?」と疑問に思うことはないでしょうか? 投資と言って最初に思い浮かぶのはやはり株式投資です。その中でも自力で銘柄を選定する個別株投資と、市場平均に従うインデックス投資があります。 ぼくも最初は個別株しか知りませんでした。株価が安くて成長しそうな企業を選べばいいんでしょ、くらいの認識でした。しかしその一方で、倒産などで紙屑となるリスクがあることも懸念して手が出せずにいました。 その後インデックスというものを知ったのですが、"平均的"な成績しか出せないのかな?という疑問が湧いてきました。 初心者にオススメなのはどちらでしょうか? 個別株のメリット・デメリット 個別株で一番のハードルになるのは、銘柄の選択です。 全然聞いたことがないし何の仕事をやっているかも分からない、という企業と、 その会社の商品はよく買うしCMでも好きなタレント起用してたな、という企業があればどちらの銘柄を買いたいと思うでしょうか? 多くの人は後者を選ぶのではないでしょうか。しかし実際には前者のほうが株価が割安であることが多いはずです。人気のある企業というのは、応援したいという人も多いものです。 これから成長する企業もあれば、すでに成長しきって安定した収益が繰り返されることが期待される企業、あるいは赤字続きで今にも潰れそうな企業というのもあるはずです。 個別株に投資する場合、大きく勝ったり、大暴落して紙屑になったり、ブレ幅が大きくなります。 ブレ幅を小さくするには、様々な銘柄を買い入れて分散することが必要になってきます。これをポートフォリオを組む、と表現したりしますね。 ポートフォリオを組むには資金力が必要です。1社2社の株しか買えないような資金では個別株に投資することは難しいでしょう。 ただ、個別株を選定する作業は非常に楽しいものとなります。オリジナルのポートフォリオを組めれば、自己責任で勝った負けたを楽しむことができるでしょう。 そのためには知識を付けることが求められます。財務分析をして数字に強くなったり、ニュースを逐一チェックして市場の動向を掴んだりしなければなりません。 手間がかかる分、利益が出たときの喜びが大きいのが個別株の特徴です。

  • 富裕層に有利な政治をするのはなぜ?【順番が逆だから】

    鶏が先か、卵が先か、みたいな話です。 富裕層がいて富裕層が政治家に働きかけるから、富裕層に有利な政治を行うのだ と考えるか、 政治で決まったルールがあるから、そこを学んで有利に立てるように立ち回った者が富裕層に辿り着けるのだ と考えるかの違いですよね。 スポーツやゲームだって同じです。 サッカーは足しか使えないからどうやったら強く蹴ることができるか、回転をかけたらゴールを奪いやすいんじゃないかと考えるわけです。 将棋にしても、相手の取りうる選択肢がすべて見えているというルールだから、その中での最善手を目指すわけです。 狡猾な政治家や独裁者だと、貧困から抜け出せない仕組みを作ったりするわけです。江戸幕府が参勤交代で大名を消耗させたのもこの仕組みのせいです。 それに対して、今の日本は全然そんなことはありません。 好きな職種に就けるし、どんな商売をしても自由。個人の持つ権利を制限されることも、ほとんどないと言っていいでしょう。 違うのは、仕組みを学んでいるかどうかの違いです。 勉強するにはいい大学へ行かないといけない、いい大学へ行かないといい企業に就職できない、と思っているかもしれません。 ところが、べつに学校へ行かなくても学ぶことはできます。図書館で本を読んでもいいですし、今の時代、インターネットで調べれば膨大な情報を手に入れることができます。中には大学の講義並みの解説サイトや動画があったりします。 お金持ちになるためには、いい企業に就職する必要もありません。むしろ会社員をやっているだけでは富裕層になれないのです。日本の政治を考えても、世界の経済の常識から言っても、自らの手で稼ぎ出す以外に道はありません。 政治家と大企業のつながりを批判する声も聞かれるけれど、 そのつながりがあったとしてもなかったとしても、あなたにはたいして影響しないはずです。 ルールを変更しろと叫んでも、その変更されたルールに対応できる者だけが次の富裕層となれるのです。 上手くプレイスタイルを変えることのできるものが勝者となるのです。 サッカーがうまい人が手でボールを運ぶわけではありませんし、将棋の強い人だけが2手連続で指せるということはないのです。 そのためには、 恵まれた環境にいるのだから、勉強しましょうね、って話でした。

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