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京都童心の会 https://blog.goo.ne.jp/dousinkyoto

ほっこりあそぼ 京都洛西の俳句の会 代表 金澤 ひろあき 俳句 冠句 自由律 詩 エッセイなど同

京都童心の会
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2019/01/12

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  • 2024年8月 京都童心の会 通信句会作品

    2024年8月京都童心の会通信句会作品この中より、十五句を選んでください。さらに特選一句をお願いします。特選句の選評をいただけるとありがたいです。1まっすぐまがっている國の新札2神奈川民蒲団の中の都知事選3蕎麦湯待つ梅雨明け4無口の人陽炎したたる5陽射しの切取線猫昼寝6トタン屋根熱さに負けぬ猫の恋7売れ残り3人句会へ茄子届く8整理した鶏頭の花墓に挿す9熱さの急流をのりきり笑うぞ10熱さの急流まっ赤な鶏頭を活け11踏み外す事なく去りしはたた神12米寿旅吊橋大揺れ運、不運13独り居の日高き夕餉明日へ生く14確かなる西瓜の旨さ自作自賞15顔作るしわ知る暇日里の盆16庫は炎暑コップ酒飲む唇甘し17暑中見舞癖ある友の文字弱し18人の世の常をまっすぐ鶏頭立つ19初茄子や紫紺つやつや人も尚20背を曲げてこぼれし種を白鶏...2024年8月京都童心の会通信句会作品

  • デカダンスの名を持つ句集

    デカダンスの名を持つ句集金澤ひろあきデカダンスという言葉に現代の私達はあまり価値を見いだしていないように思われる。「退廃」「腐敗」というニュアンスを含んでいる。しかし、デカダンスは、世の中をよく映し出す鏡でもある。デカダンスは、社会の秩序や常識を笑うものでもあるからだ。秩序や常識は私達に強制する力が働くが、それらは支配する側に都合がよいものが多い。支配する側に都合がよいものに抵抗する所まで行かないにしても、それから逸脱するデカダンスは、秩序や常識に囚われている私達の姿を映し出す。川口外狼氏の句集「ダブルデカダンス」は、そういう意味で「囚われている自分」を見ているかのようであった。川口氏の句の作り方は、句集の第一章の小題にもあるように「写生」から入っているようだ。川口氏は、デカダンスを昔の無頼派のように「演...デカダンスの名を持つ句集

  • 川柳の日

    川柳の日金澤ひろあき色々な○○の日がありますね。2月22日は「猫の日」とか。「川柳の日」があることを初めて知りました。8月25日が「川柳の日」だそうです。宝暦年間、初代柄井川柳が初めて川柳の入選集を出したのが8月25日で、それを記念して決めたそれです。その時集まった句が二百ぐらい。川柳も小さくはじまって、大きく広がって行ったのですね。記念碑が、初代川柳がいた蔵前にあるそうです。赤とんぼ川柳の日の空遊ぼひろあき川柳の日

  • 熱中症アラート(3句)

    熱中症アラートぼんやりついているテレビひろあき打ち水や演歌流れる商店街病院の椅子の固さ時間が止まるオリンピック運営本場のケセラセラ熱中症アラート(3句)

  • 2024年7月 京都童心の会 通信句会結果

    2024年7月京都童心の会通信句会結果【選評】○金澤ひろあき選特選天58朝起きて心臓に触れるありがとう佐久間照三自分の命の危うさ、有限性に気づいた時、当たり前と思い深く意識しないことが、どんなに大切なのかと実感します。たとえば、心臓が休まずに動いてくれることなども。地68七月は産み月ゆったりと待つ三村須美子新しい生命がやって来る。その喜びをかみしめているひととき。暑い中ですが、無事お産がすみますように。人7くちなしの花医師の無用の聴診器塩見すず子大切な人を亡くされたのでしょうか。亡くなったその時の情景を伝えているように思えます。私も今夏、大切な友人を亡くしました。亡くなる際には会えませんでした。心に響きます。今月は共感する句が多くて、好きな句も落としてしまいました。特に好きな句を見て参ります。1あふれ出す...2024年7月京都童心の会通信句会結果

  • 2024年7月 京都童心の会 通信句会結果

    2024年7月京都童心の会通信句会結果青葉祭金澤ひろあき6月15日。京阪七条を東へ行き、智積院へ。今日は青葉祭。空海と興教大師の誕生日。キリスト教のクリスマスみたいな日で、真言宗では大切な日。ゴマを焚いたり、お練りをしたりでお祝いをしています。6月なのに30度を越え、ゴマの火は暑いでしょう。お寺の紋は桔梗。参道にも桔梗の花。参道の白きに桔梗の影落とすひろあき金堂、不動堂に参り、友のことで強い願い事。名勝の庭園が無料公開。ここも人が多い。堂本印象が復元した金地の襖絵が輝く。輝きの中に桜や楓、松が浮かび上がる。また、庭を見てぼんやりと過ごし、心安らぐ。名園の風の馳走をいただきぬひろあき力みを抜くと涼風起こる足元ぶらぶらもとの襖絵は長谷川等伯一門の筆で、宝物館にある。桃山期の迫力に驚く。等伯の筆に金の日の光ひろ...2024年7月京都童心の会通信句会結果

  • 素直なリズム

    愛も死も同じ素直なリズムの蝉金澤ひろあき都会の蝉夜半まで鳴く過労死するなよ弁解は鳴かない蝉のがマシだった素直なリズム

  • 鳴かぬ蝉

    鳴かぬ蝉忖度不祥事隠れんぼ金澤ひろあき忖度は一緒に黙る蝉でした鳴かない蝉一斉低頭記者会見居眠り議員僕は鳴かない蝉である蟻が引く蝉のむくろと税金も鳴かぬ蝉

  • 秋の蝉

    秋の蝉金澤輝石山寺は千日会なのに、国宝多宝塔は事情あって閉ざすと。秋の蝉扉を閉ざす多宝塔秋の蝉念力絞りだし尽くす秋の蝉

  • 「自由律の風」6を読んで

    「自由律の風」6を読んで金澤ひろあき関東を中心に、自由律をオープンな形で現代に生かし、広めようという有志によって起こされた会とうかがっている。京都童心の会も団体参加させていただいている。年一回、会誌を発行されている。表紙の風神の絵は洒落ていて、開かれた会のイメージとして好感が持てる。日本で自由律の活動をしている会の紹介もあり、開かれた広報の感じがする。会員の投句欄、SNS企画欄など、そして論考が3本。「山頭火が詠んだ七七(14音)句」石川聡「自由律連句」高松霞「自由律川柳小史」小池正博高松氏の自由律連句の紹介は新鮮であった。筆者も連句愛好家であるが、好感が持てる紹介記事である。小池氏の論考は、川柳界にも自由律が起こり、その後独自の展開をしていく過程が分かり易く提示されている。初めて読む人にも親切で、良い企...「自由律の風」6を読んで

  • 石山寺千日会

    石山寺千日会金澤輝「一つ一つコツコツ努力を重ねなさい」というのが立派に見えますが、「特定の日に来たら功徳一千倍」と言われると、私のようなずぼら人間はつい乗ってしまいます。今年8月9日は、石山寺の千日会。この日お詣りすると、千日分の功徳だそうです。石山寺は紫式部ゆかりのお寺。今年はNHK大河ドラマ「光君へ」が好評です。そのためか、心なしか人が多いみたいです。「源氏物語」の注釈書「河海抄」に、寛弘元年(1004年)、紫式部が石山寺に参籠し、琵琶湖に映る名月を見て着想し書き始めたと。紫式部が執筆した「源氏の間」、その時使ったという硯が残っています。「源氏の間」には、紫式部のお人形が。芭蕉も元禄三年(1690年)に、源氏の間を見て一句。曙はまだむらさきにほととぎす芭蕉「源氏物語紫式部御影」という刷り物を復刻版で出...石山寺千日会

  • 蝉金澤ひろあき蝉ほどは人気がない蚊の愚痴を聞く求愛にしては能天気な蝉自分の声たぶん聞いてない蝉世論を蝉の鳴き声ぐらいに聞いている議員殿玉音放送蝉時雨で聞こえなかったと蝉のようにむきになって体震わす蝉

  • 鎮めの日

    鎮めの日ナガサキの空あの時間ひろあき鎮めの日

  • 残しておけばよかった

    残しておけばよかった金澤ひろあき亡くなった佐久間照三さんとは、お互い元気な頃は飲み友でもありました。二人とも日本酒の純米酒が好きでした。雑談が面白く、時があっという間に過ぎたものです。その中で、彼の祖父が一灯園に深く関わったということを話されたことがありました。国際的な活動もされていたらしく、ロシアのトルストイとも交流があり、トルストイの娘を助けた話もされたのです。もしかしたら表に出てこない秘められた歴史かもしれないので、「いつか詳しく書いてよ。」と頼んだのでした。それがこの7月、佐久間さんのまさかの逝去。人が亡くなると大切に記憶も消える。そんなことを思うとまた淋しくなります。逝った人と消えた記憶残されたからっぽひろあき※写真は関の地蔵堂の鐘楼。残しておけばよかった

  • 別れの刻

    別れの刻金澤ひろあき家族葬という名の小さな淋しい集まりのその真ん中に笑っている君の写真七夕の翌日雨の中を探しあぐねて何とかたどり着いた式場には遠いご親族と自己紹介された五人の方と私だけの参列の別れの刻別れの刻

  • 79年

    79年核無き世界まだヒロシマひろあき79年

  • 「今どこにいるの」

    「今どこにいるの」金澤ひろあき「今どこにいるの」待ち合わせで地理がダメな私はよく君の携帯にきいたものだったそのたんびしょうがないなという感じで丁寧に教えてくれたあたたかな声「今どこにいるの」あの日からもう声はかえって来なくなったたった一人で七夕に君は逝ってしまった「今どこにいるの」

  • 関の山

    関の山金澤ひろあき三重県の関に行ってきました。旧東海道の街並みが残っています。関も7月に祗園祭の山車の巡行があるようです。「山車」と書いて「やま」と読むのです。「関の山」の語源とか。どうせ関の山手放してみるひろあき関の山

  • 関の宿

    関の宿金澤ひろあき真夏日の寝静まりたる関の宿夕立を打ち水とする旧街道※写真は、旧東海道の関宿。関の宿

  • 「さんしょ」187を読んで

    「さんしょ」187を読んで金澤ひろあき拝復暑中お見舞い申し上げます。「さんしょ」187ありがとうございます。毎年日本の何処かで、夏は40度を越える所が出ています。異常気象が当たり前になってしまい、30度ぐらいの日は、「今日は涼しいな」などというしまつ。一方、大雨災害で亡くなる人も増えていて、私達の子孫の時代には、どうなっているのだろう。大変な負の遺産を残していると悩みます。「さんしょ」187よりまちがいは熱い視線で感じとる小沢真知子「まちがいを感じとる」こと。問題の多い今の世界で、本当に大切だなと共感します。私達だけのためでなく、未来のために。晴れた日に蒔いておこう甘い種鈴木和枝明日(未来)を信じて生きている明るい気持ち(あるいは「願い」)が、「甘い種」という言葉から伝わって来るのです。本当に明日を信じて...「さんしょ」187を読んで

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