謎の達人から合気道の秘伝を伝授してもらっているおっさんが、ちょびっとだけ秘伝を公開しています。 相手の体を思い通りに動かせなくする方法、気配を察知して技をさばく方法など一風変わった稽古方法も紹介中。
2019年4月
合気道の稽古では、受け(合気道の技を受ける側)は比較して遠い間合いから攻撃動作を開始し、取り(技をかける側)はその攻撃に対して突っ込んでいきます。一見すると実戦的ではなさそうな動き。こんなことをしても武の練習にならないのでは?いえいえ、きちんと意味があるのです。今回はその意味について紹介します。 当たらない距離=戦わない距離 攻撃にたださわるだけ 隻狼の見切り 合気道の見切り おまけ1:刃に捉われない目 おまけ2:合気道家 vs 隻狼ラスボス 当たらない距離=戦わない距離 合気道の練習では、基本的に一足で攻撃が届かない距離から、受け(合気道の技を受ける側)は取り(技をかける側)に攻撃を仕掛けま…
しばし平日稽古へ行く時間が取れなくなってしまったので、一人で木杖を振って過ごしていました。今回は杖を振る事の有効性と、稽古の時間について思った事ついて紹介します。 鉄の杖で重さを感じれば「気」が分かる 衰えたからこそ得られるものがある 合気道の速習には杖!!! おまけ:愛用している杖たち 鉄の杖で重さを感じれば「気」が分かる 合気道の開祖である植芝盛平先生は、鉄杖を稽古用に持っていたそうです。これはやらねば!という事でネットをさまよったものの、鉄杖は販売中止されている所ばかり・・・。代わりに四尺杖と寸法が近い、重さ6kgのバーベルシャフトを購入しました。 白樫の杖…寸法:長さ127.6cm x…
井口流合気道・護身術の稽古では、肉体の鍛錬による強化ではなく、人間の身体が本来持っている能力を引き出す事、身体構造や人間心理を有効に使う方法を学ぶことで、大きな力を出す方法も習います。 私はボクシングとキックボクシングを計一年半近く習った後で、現道場に入門しましたが、入門直後に道場の小柄な女性と取っ組み合いをしたところ、あっさり倒されてしいました。 体が上手く扱えるようになると、筋力を鍛えずとも、今より大きな力を使えるようになります。結果的にそれなりの腕前になるので、護身ができるようになります。 今回は一例として、物や相手を持ち上げる際の効率的な体の使い方について紹介します。 骨盤を真っすぐ引…
再び週末に行われているカポエイラ講座へ浮気してきました。 基礎ステップ、ジンガを使った移動方法が合気道で使用する丹田歩行そのものであり、幻惑する動きも上中下丹田を駆使して作られていました。 そしてジョーゴ(組み手)の秘訣は気の交流にあり。カポエイラ体験で学んだ事を紹介します。 丹田歩行とは? 気のコミュニケーション 見ているものが同じだから通じ合う 余談:カポエイラ漫画バトゥーキに合気道家が! 丹田歩行とは? 古武道ではヘソ下に気が溜まる丹田と呼ばれる「何か」があると考えられており、丹田を意識する事で重心が安定し、精神的にも落ち着いて腹がすわる効果が得られます。 この丹田から体を動し、他の部分…
しうこうの身とは、宮本武蔵が記した五輪の書に書かれている入り身の心構えの一つ。しうこう(秋猴)とは手足の短い猿の事で、手を出すことなく身を入れる事が肝心と説いています。 稽古中、合気道は入り身だけでなく投げの際も、しうこうになっている事が多いことに気が付いたので紹介します。 【参考記事】入り身について www.iguchiryu-aikido.com 小手先で人は動かない 小手先の使い方について 短足の動き 人を動かすには? 小手先で人は動かない 力のいらない合気道、護身術というと軽く手を動かすだけで相手を制するイメージを持たれる方も多いかもしれません。 しかし、実際に使っているのは全身の力で…
2019年4月
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