大雑把とせっかちが災いして、万年初心者の編み物ブログです。 最近は翻訳パターンの作品を編んでます。
旧ブログが存在はするのに編集できなくなったので、新規で書き始めました。
GrandLargeブロッキングを終えてついに完成!です。縮絨したことで編み目が綺麗に揃い、肘当てのアラも気にならなくなりました。エンベロープネックには黄色いボタンをつけました。着心地も抜群です。肌の上に直接着てもチクチクせず、その上軽くて暖かい!サイズもピッタリです。前回編んだ時は編んでいる最中に太ってしまって、着画もとても見られたものじゃなかったんですけど、今回は載せられます。右肩のぷっくりもピン打ちであまり目立たなくなりました。編んでいる最中は、出来栄えが前回と比べてプラマイゼロになりそうだと書いたのですが、仕上げによって十分、出来栄え点をあげられる「より美しいもの」になったと思います。今回から完成した作品には星評価をつけることにします。編み図通り正確に編めたか?★★☆☆☆編み目は揃っているか?★★☆☆☆...GrandLarge完成しました
2着目のGrandLargeとりあえず編みあがりました!完成目標は12月にしていましたが、約1ヶ月で完成してしまいました。目が覚めている時間のほとんどをこれに費やしていたわけですから、そんなに威張れないかもしれないですけど、制作時間の早さはひとつの進歩ですよね。よしよし。日本で売られている毛糸で編んだ作品なら、スチームを当ててピン打ちをして形を整えたら終わりです。でもシェットランドヤーンで編んだウェアは、縮絨(しゅくじゅう)という工程を経ることで風合いが良くなります。縮絨は基本的に編み物ではなく織物に使われる手法ですが、シェットランドヤーンのような外国産の毛糸の一部、それから最近はネットでよく売られている工業用の糸の場合は特別にこれを行います。目的は紡績時に使った油分を落とし、水流で毛糸の内部の繊細な繊維を引き...2着目のGrandLargeブロッキングしています
1着目のGrandLargeをまだ探しているのですが、見つかっていません。ところで皆さん、自分で編んで、何らかの事情で着られなくなったもの、躊躇なく捨てられますか?私はできません。編み物、洋裁で作ったもの、やはり思い入れがあるのでしょう。最近小さくて着られなくなった既製服をずいぶん捨てましたが、それらのものはまだ取ってあります。GrandLargeを探している時に、これが出てきました。旧ブログからの読者様もたぶん覚えていないでしょう。本格的に編み物を始めてから初めて編んだローワンツイードのカーディガンです。ゲージがゆるく、当時標準体型だった私のよそ行き着としては大きすぎて、部屋着として母に貸していたので結局ほとんど着ることはありませんでした。ところで…ひどい虫食い穴が見つかりました。これでは部屋着とはいえあんま...初めてのダーニング
先日、父方の伯母がうちを訪問してくれました。その時に素敵なかぎ針編みのニットを着ていたのですが、私はそれがすぐに手編みと気づきました。伯母に聞いたら知り合いが編んでくれたものだとか。それは美しい出来栄えでした。それが手編みと分かった理由はよく分かりません(笑)編み手の端くれとしてのカンでしょう。かぎ針編みなので透かし模様なのですが、薄くて軽いのにとても暖かい、と伯母も気に入っているそうです。私もあのくらい美しい作品を編みたいと思っているのですが、せっかちと雑な性格が災いしていつもうまくいきません。三つ子の魂百までなので、これからも多分それほど上達しないでしょう。ところで、今アラフォーで編み物を趣味にしている人ってどれくらいいるんでしょうね。仕事や子育てで忙しくてそんな時間は取りづらいと思うのですが…。まあ、時間...プラマイゼロ
アランカーディガンの袖の丈詰め/Grand Largeの左肩
で、どうやって袖を直すかと言いますと…リブの編み始めにマーカーをつけておきます。ハサミを準備します。綴じ糸をマーカーをつけた段までほどきます。マーカーの段の少し手前で、編み地をハサミでカットしてしまいます。カットしたら、糸の細かいゴミを取り除きながら、マーカーをつけた段まで解いてしまいます。この解く手順、ちょっと難儀すると思います。なぜなら編み進んだ方向とは逆から解いていかなければならないからです。とじ針などをを使って、一目一目解いていかなければなりません。なるべくマーカーの付いている段に近いところでカットすると楽になるでしょう。マーカーをつけた段まで解けたら、あとはそこから糸をつけ、リブのゴム編みを編むだけです。往復編みで編んでまた綴じても構いませんが、それが面倒なら輪編みするのが手っ取り早いです。こうしてと...アランカーディガンの袖の丈詰め/GrandLargeの左肩
GrandLarge右袖が編み上がりました。やはり気になるのは、肘当てのアラ。ところどころ穴が空いてるのかな?ぐらいに見える編み目の乱れがあります。より美しいものを、というならば何度だってやり直すべきなんでしょうけど、気力だって体力だって時間だって有限です。時には目を瞑ることも必要でしょう。それと、往復編みと輪編みの部分のゲージの差。これは縮絨すれば毛羽立ってそんなに気にならなくなることを期待していますが。とにかく全体としてチグハグになろうが、左袖の方はもっとキレイに仕上げます。それでさっそく、左に取り掛かりたいのですが…弟に編んだ、このアランカーディガンなんですけど、着せたらやっぱり袖が長すぎたんですね。私と違って、ボルダリングで鍛えた細マッチョの弟なのですが…短腕というところは似たのかしら。で、このままでは...右袖編み上がりました/アランカーデ袖のお直し
肘当てまで編み直しましたが…肘当て自体の出来映えは、1回目に編んだ時の方がキレイだった、というちょっと残念な結果になりました。今度は図の通り正確に編めているのですが、正確さを求めるあまり神経質になって手加減が狂ったのではないでしょうか。しかし、もうちょっとやり直す気にはなりません。右袖はこのまま進めて仕上げ、左袖の方で肩下がりのゲージの緩みも含めてリベンジすることにします。それでもし左袖のほうがキレイに仕上がったら…全体としてはチグハグな感じになってしまうのですが、ハイゲージのニットだし、まあ見る人が見なければそんなに分からないでしょう。だからこれでいいんです。これでいいのだ!これでいいのだ
GrandLarge思い切って半袖ニットにすることにしました!…というわけではありません。ええ、ここまで解いたんです。肘当ては正確に編みなおしたんですけど、ウキウキしながら試着したら…なんと、肘当てが見事に肘の下にきてたんです。これは…いくらなんでも。肘当ては、一応袖の長さが脇から15cmのところから編み始める、ということになっているのですが、注釈として※正確な位置を確認するにはセーターを試着して、肘のとがりの6cm上から以下の記号図(肘当て)を編みはじめることをおすすめします。とあります。しかし私はこの注釈をよく読んでおらず、もうすでに脇の下を15cm編んでしまっていたので、これでいいや!と強行してしまったのです。もちろん途中で試着はしてみました。ただその時はまあまあいい感じの位置にできてるように見えたんです...手痛い大失敗
脇の下が15cmになったので、またねじりゴム編みの、肘当て部分に入ります。この肘当てはGrandLargeのデザインの肝。是非とも美しく編みたいところです。肘当ての部分については文章にするとキリがないので、図になっています。なっていますが、日本の編み図とは読み方が異なるので解読にはちょっと頭を使います。肩の目印リングを基準にして、両脇に模様を編んでいきます。模様を編むと同時に、10段に1回の減らし目も忘れないようにしながら、肘当て部分の35段を編みました。この立体感あるねじり目の揃い具合、自分では技術点を加点したい!1着目のときは手首をくじくんじゃないかと思った、表目のねじり目にはすっかり慣れました。さあ、あとは手首の長さまで真っ直ぐ編んで、リブを編むだけ…でしたが、5段ほど編み進めたところで、肘当ての上下でラ...より美しいものを!
ラップアンドターンの肩下がりを編んだら、今度は脇からの長さが15センチになるまで減らし目しながら輪で編んでいきます。現在6センチ。あと9センチです。どれくらい時間がかかるか、また1段を編む時間をストップウォッチで測ってみました。約7分ですね。4段が1センチなので28×9÷60=4.2。およそ4時間です。これから寝る前にはそこまでいくでしょうか。ちょっと難しいかもしれません。輪針を使う時、輪編みするときと往復編みするときで、ゲージが明らかに違ってくることに悩んでいます。原因についてあとでちょっと調べてみようかと思っていますが、手癖を修正するのは難しいのでいっそラップアンドターンの時は2号ほど細い針を使うことにしたほうが早いかもしれません。ゲージの狂い
と、いうわけで袖付けをやり直してみたんですが…結果、変わりませんでした。着用して、抜き襟ぎみにすればあんまり分からないんですが。襟合わせは着たり脱いだりして一生懸命やりました。時には下着姿で家中を歩き回り(笑)。しかしそもそも、この不自然なぷっくりの理由は、袖付けが原因ではなかったのです。左肩右肩お分かりのように、右肩のゲージが左肩より明らかにゆるいんですよね。輪針で往復編みをするとゆるみがちなのは分かっていたので、注意はしていたんですけどこの有様。ただもうここまで来てやり直す気力はないので、今回は(また編む機会があればの話ですが)このまま進めます。初めての1着より美しいものを、と考えていたのでこれは大いに残念です。ところで苦労して編んだ初めての1着。この2着目と比べて出来映えを見たかったのですが、部屋のどこを...肩ぷっくりの理由
袖ぐりの拾い目をして、ここからラップアンドターンで肩下がりを編んでいきます。ラップアンドターンは編み地が立体的になっていくのが楽しい、個人的に好きなテクニックのひとつです。なので一日中編んでここまで進んだのですが…エンベロープネックの合わせ方が悪くて、右肩の下におかしな膨らみができてしまいました。着ればそんなに気にならないかな?とかぶって確かめてみましたが、やっぱり不自然でした。頑張ってここまで編んだのに…迷いましたが、目標は前に編んだものより美しい作品を。なので、翌日の今朝、ぴろぴろぴろ〜と思い切ってほどいてしまいました。ラップアンドターンもなんとなくでやっていたので、YouTubeで動画を見て正確に覚えることにしました。ほどくのは一瞬です。悲しい。肩下がりまで編んだけど…
続けて、襟ぐりの拾い目をします。ここのところは、○○部分から何目…という指示がありますが、最後に注釈として※拾い目の数はそれほど重要ではありません。大切なのはバランスがとれ左右対称であることです!とありますので適当に拾ってオッケーです。もちろん、あまりにも目と目の間隔がバラバラだと襟が歪んでしまいますから、そこは注意して。というのはですね、襟ぐりはねじりゴム編みの「往復編み」なんです。裏目のねじり目はちょっと私にとっては難しい。だからたった5段でも裏面は相当時間がかかるのです。これで襟ぐりが歪んでいたら、やり直すのは骨が折れるな…と不安だったのですが、大丈夫でした。襟ぐり
後ろ身頃側を編んでいきます。両脇で減らし目をしながら袖ぐりのカーブを編んだ後、前身頃の袖ぐりの高さの1cm手前までまっすぐ編む、という指示がありますが、日本の編み図のように何段編む、とは書いてありません。とにかく1cm手前まで、です。サイズ重視なんですね。手前まで編んだところです。ここまで編んだら、左肩の分の目を残して表編みで編み進め、その分は休み目にして、左肩側を編み始めます。減らし目しながら編み進め、最後の段を編んだら、左前身頃の肩と引き抜きはぎで合わせます。休み目している、後ろ襟の中央は編まずに、右肩の裏側から糸をつけて編んでいきます。減らし目を続けながら往復編みをし、こちらの肩は三角形のように尖った形に編みます。これで身頃が編みあがりました。まだくっついてはいませんが、このように、右前身頃の肩を後ろ身頃...後ろ身頃側を編みました
グラン・ラルジュ、脇の下まで編めました。ここからは後ろ身頃側を休み目にして、前身頃側の袖ぐりの減らし目をしながら、往復編みで編んでいきます。次は襟ぐりと、右肩の分の目を休ませて、左肩から編んでいきます。左肩が編み終わったところで目を休ませます。襟ぐりの休ませた目から糸をつけ、中央を編んでいきます。中央を編んだらその分は休み目にして、左肩と同じ要領で右肩を編んでいきます。右肩も編みあがりました。しかし、右肩の方が左肩より若干高くなっています。これは胴を編む時に4目減らし目を忘れたために両肩の目数が合わなくなり、右肩の減らし目段を増やして、肩の目数の帳尻を無理矢理合わせたからです。襟ぐりのところだから、出来映えに響いてしまうかな?しかし、もう後戻りは出来ません…。これでとりあえず前身頃側ができました。前身頃側編みました
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