2024.6.17一日一季語 白鷺(しらさぎ) 【夏―動物―三夏】
2024.6.17一日一季語 白鷺(しらさぎ) 【夏―動物―三夏】 きぬぎぬの白鷺さほど白くはなし 河西志帆 きぬぎぬ 衣衣 後朝衣を重ねて掛けて共寝をし…
2024.6.16一日一季語 夏シャツ(なつしゃつ) 【夏―生活―三夏】
2024.6.16一日一季語 夏シャツ(なつしゃつ) 【夏―生活―三夏】 漁具店の魚拓に並ぶアロハシャツ 北島和奘 実際に見た景なのであろう。トローリン…
2024.6.15一日一季語 夏霞(なつがすみ) 【夏―天文―初夏】
2024.6.15一日一季語 夏霞(なつがすみ) 【夏―天文―初夏】 大橋は新しき景夏霞 稲畑汀子 『稲畑汀子俳句集成』日本最古の俳誌「ホトトギス」…
2024.6.14一日一季語 蛞蝓(なめくじ《なめくぢ》) 【夏―動物―三夏】
2024.6.14一日一季語 蛞蝓(なめくじ《なめくぢ》) 【夏―動物―三夏】 おまへまで茹でてしまうたなめくじり 西野文代 茹でるということから、厨房で…
2024.6.13一日一季語 夏木立(なつこだち) 【夏―植物―三夏】
2024.6.13一日一季語 夏木立(なつこだち) 【夏―植物―三夏】 夏木立宇治は名所の多かりき 井上井月 井上井月(1822?−1886) いのうえ…
2024.6.12一日一季語 青梅(あおうめ《あをうめ》) 【夏―植物―仲夏】
2024.6.12一日一季語 青梅(あおうめ《あをうめ》) 【夏―植物―仲夏】 水のごとくに青梅を籠に移す 鷹羽狩行 昭和後期から半世紀にわたっ…
2024.6.11一日一季語 安居(あんご) 【夏―行事―三夏】
2024.6.11一日一季語 安居(あんご) 【夏―行事―三夏】 床に入る足裏の汚れ夏安居 市堀玉宗 市堀玉宗句集『雪安居』(ゆきあんご)1997.0…
2024.6.10一日一季語 入梅(にゅうばい《にふばい》) 【夏―時候―仲夏】
2024.6.10一日一季語 入梅(にゅうばい《にふばい》) 【夏―時候―仲夏】 九州は梅雨入りプーさん洗おうか はしもと風里 今年は梅雨前線の北上…
2024.6.9一日一季語 鮎釣(あゆつり) 【夏―動物―三夏】
2024.6.9一日一季語 鮎釣(あゆつり) 【夏―動物―三夏】 囮鮎妙にいきいきしてゐたり 大牧広 鮎の友釣りは、強い縄張り意識を持つ鮎の性質を利用し…
2024.6.8一日一季語 紫蘇(しそ) 【夏―植物―晩夏】
2024.6.8一日一季語 紫蘇(しそ) 【夏―植物―晩夏】 紫蘇畑天の川より風吹けり 奥坂まや 天の川は、帯状に見える無数の恒星の集まり。地球から銀…
2024.6.7一日一季語 船遊(ふなあそび) 【夏―生活―三夏】
2024.6.7一日一季語 船遊(ふなあそび) 【夏―生活―三夏】 岩の壁岩の門ありて船遊び 鷹羽狩行 保津川川下り船転覆死亡事故(ほづがわかわくだり…
2024.6.6一日一季語 繭(まゆ) 【夏―生活―初夏】 忘れ物めく屑繭でありにけり 木暮陶句郎 屑繭は、絹糸にならない不良の繭。紡績絹糸・真綿など…
2024.6.5一日一季語 夜鷹(よたか) 【夏―動物―三夏】
2024.6.5一日一季語 夜鷹(よたか) 【夏―動物―三夏】 喘鳴の木であり夜は夜鷹の木 佐藤鬼房 喘鳴とは呼吸をするときに音がすること。「キョキョ…
2024.6.4一日一季語 晒布(さらし) 【夏―生活―三夏】
2024.6.4一日一季語 晒布(さらし) 【夏―生活―三夏】 買ひ足して何するでなき晒布かな 淵上千津 裃の素材は、「麻」が正式と決められていた。…
2024.6.3一日一季語 孑孒(ぼうふら) 【夏―動物―三夏】
2024.6.3一日一季語 孑孒(ぼうふら) 【夏―動物―三夏】 羽根生えてぼうふらすでに飛ぶ構へ 窪満子 夏に向けて煩わしくなる“蚊”が今、深刻な脅威…
2024.6.2一日一季語 夏の潮(なつのしお《なつのしほ》) 【夏―地理―初夏】
2024.6.2一日一季語 夏の潮(なつのしお《なつのしほ》) 【夏―地理―初夏】 遠洋の船団を組む青葉潮 大竹節二 暖流である黒潮と寒流である親潮の…
2024.6.1一日一季語 金魚売(きんぎょうり《きんぎようり》) 【夏―生活―三夏】
2024.6.1一日一季語 金魚売(きんぎょうり《きんぎようり》) 【夏―生活―三夏】 堂塔の日陰大和の金魚売 大堀鶴侶 金魚三大生産地とは、愛知…
2024.5.31一日一季語 螻蛄(けら) 【夏―動物―三夏】
2024.5.31一日一季語 螻蛄(けら) 【夏―動物―三夏】 夜をとぶ螻蛄身の軽重は灯を介し 磯貝碧蹄館 代掻きの際などは土を起こした際に水上に浮かんで…
2024.5.30一日一季語 蛍(ほたる) 【夏―動物―初夏】
2024.5.30一日一季語 蛍(ほたる) 【夏―動物―初夏】 蛍捕へし吾子の手は発光す 辻美奈子 2024/05/28 05:00 ウェザーニュース梅…
2024.5.29一日一季語 泰山木の花(たいさんぼくのはな) 【夏―植物―初夏】
2024.5.29一日一季語 泰山木の花(たいさんぼくのはな) 【夏―植物―初夏】 そこからは見えぬ泰山木の花 高橋将夫 庭木や公園の樹木として植えら…
2024.5.28一日一季語 鰺(あじ《あぢ》) 【夏―動物―三夏】
2024.5.28一日一季語 鰺(あじ《あぢ》) 【夏―動物―三夏】 鯵つりの竿を向けたる荒磯海 延川五十昭 ブランドアジの産地として全国的に有名な…
2024.5.27一日一季語 蛍袋(ほたるぶくろ) 【夏―植物―仲夏】
2024.5.27一日一季語 蛍袋(ほたるぶくろ) 【夏―植物―仲夏】 有刺鉄線の中のほたるぶくろかな 島田和子 日本全国に分布し、やや乾燥した草原…
2024.5.26一日一季語 沙羅の花(しゃらのはな《しやらのはな》) 【夏―植物―晩夏】
2024.5.26一日一季語 沙羅の花(しゃらのはな《しやらのはな》) 【夏―植物―晩夏】 必衰の色を上枝に沙羅の花 舩越美喜 沙羅の花は,平家物語冒…
2024.5.25一日一季語 編笠(あみがさ) 【夏―生活―三夏】
2024.5.25一日一季語 編笠(あみがさ) 【夏―生活―三夏】 平安貴族は顔を見られるのを嗜みが無いとされましたので、市女笠でしっかりと顔を隠していた…
2024.5.24一日一季語 桜の実(さくらのみ) 【夏―植物―初夏】
2024.5.24一日一季語 桜の実(さくらのみ) 【夏―植物―初夏】 参道に実桜踏まれ黒ずめる 三澤いつ子 昨年の5月10日の写真を使ってこの季語を取…
2024.5.23一日一季語 新緑(しんりょく《しんりよく》) 【夏―植物―初夏】
2024.5.23一日一季語 新緑(しんりょく《しんりよく》) 【夏―植物―初夏】 新緑の夜空混み合ふ電波かな 仲 寒蟬 電波とは、電磁波のうち、比較的…
2024.5.22一日一季語 春蟬(はるぜみ) 【夏―動物―初夏】
2024.5.22一日一季語 春蟬(はるぜみ) 【夏―動物―初夏】 松蝉や海風抜ける沼津垣 高田幸枝 沼津垣潮風を防ぐために江戸時代以前から用いられ…
2024.5.21一日一季語 十薬(じゅうやく《じふやく》) 【夏―植物―仲夏】
2024.5.21一日一季語 十薬(じゅうやく《じふやく》) 【夏―植物―仲夏】 雨となること十薬の知つてをり 海輪久子 5月20日の関東地方は雨。道…
2024.5.20一日一季語 麦刈(むぎかり) 【夏―生活―初夏】
2024.5.20一日一季語 麦刈(むぎかり) 【夏―生活―初夏】 麦秋といふに足らざる麦を刈る 百合山羽公 百合山 羽公(ゆりやま うこう 、19…
2024.5.19一日一季語 若楓(わかかえで《わかかへで》) 【夏―植物―初夏】
2024.5.19一日一季語 若楓(わかかえで《わかかへで》) 【夏―植物―初夏】 弟子達の弓の稽古や若楓 中村吉右衛門 散はてし桜が枝にさしまぜて盛…
2024.5.18一日一季語 鵜(う) 【夏―動物―三夏】 海鵜捕りの鳥屋の灯海へもらしけり 古里蝶次 この句は、鵜飼用の海鵜を捕る場面のようです。鵜は、世…
2024.5.17一日一季語 新茶(しんちゃ《しんちや》) 【夏―生活―初夏】
2024.5.17一日一季語 新茶(しんちゃ《しんちや》) 【夏―生活―初夏】 新茶の香宇治十帖を巡りたり 金田美恵子 日本茶に関する知られた歌で「色…
2024.5.16一日一季語 葵(あおい《あふひ》) 【夏―植物―仲夏】
2024.5.16一日一季語 葵(あおい《あふひ》) 【夏―植物―仲夏】 雨降りてあたりしづかや立葵 岸本尚毅 京都、三大祭りの一つ「葵祭」が五月1…
2024.5.15一日一季語 葉柳(はやなぎ) 【夏―植物―三夏】
2024.5.15一日一季語 葉柳(はやなぎ) 【夏―植物―三夏】 夏柳ベンチは池を囲みけり 廣畑育子 この句のような景は東京だと、不忍池を思います。不…
2024.5.14一日一季語 蟻(あり) 【夏―動物―三夏】
2024.5.14一日一季語 蟻(あり) 【夏―動物―三夏】 木洩れ日の蟻の門渡り一里塚 堺昌子 蟻の門渡りとは、尾根の幅が狭く左右に切れ落ちた地形。登…
2024.5.13一日一季語 麦の秋(むぎのあき) 【夏―植物―初夏】
2024.5.13一日一季語 麦の秋(むぎのあき) 【夏―植物―初夏】 「縄文のビーナス」に逢ふ麦の秋 浅田光代 初夏、眩い陽光に麦畑がきらめき、爽やか…
2024.5.12一日一季語 水喧嘩(みずげんか《みづげんくわ》) 【夏―生活―仲夏】
2024.5.12一日一季語 水喧嘩(みずげんか《みづげんくわ》) 【夏―生活―仲夏】 提灯を胸につきつけ水喧嘩 西村果畝 地元の郷土資料館の展示に、水…
2024.5.11一日一季語 風薫る(かぜかおる《かぜかをる》) 【夏―天文―初夏】
2024.5.11一日一季語 風薫る(かぜかおる《かぜかをる》) 【夏―天文―初夏】 大川の薫風かよふ相撲部屋 池森昭子 先場所優勝の尊富士など、注目…
2024.5.10一日一季語 母の日(ははのひ) 【夏―植物―初夏】
2024.5.10一日一季語 母の日(ははのひ) 【夏―植物―初夏】 母の日や日比谷花壇の新品種 荻原美保子 母の日に実用的なプレゼントを贈る場合、一般…
2024.5.9一日一季語 愛鳥週間《あいてうしうかん》 【夏―生活―初夏】
2024.5.9一日一季語 愛鳥週間(あいちょうしゅうかん《あいてうしうかん》) 【夏―生活―初夏】 地場産材駅舎開業愛鳥日 野島正則 2019年…
2024.5.8一日一季語 新樹(しんじゅ《しんじゆ》) 【夏―植物―初夏】
2024.5.8一日一季語 新樹(しんじゅ《しんじゆ》) 【夏―植物―初夏】 回向柱に触るるひとひと新樹光 小菅礼子 善光寺御開帳のシンボルと言えるの…
2024.5.7一日一季語 夏浅し(なつあさし) 【夏―時候―初夏】
2024.5.7一日一季語 夏浅し(なつあさし) 【夏―時候―初夏】 FMの渋滞情報夏浅し 山崎ゆき子 2024年のゴールデンウィークも今日で終わ…
2024.5.6一日一季語 葉桜(はざくら) 【夏―植物―初夏】
2024.5.6一日一季語 葉桜(はざくら) 【夏―植物―初夏】 葉桜となりし現世に熟睡せり 小野寺節子 桜の盛りは、何かと騒がしい。そんな現世も葉桜…
2024.5.5一日一季語 武者人形(むしゃにんぎょう《むしやにんぎやう》) 【夏―生活―初夏】
2024.5.5一日一季語 武者人形(むしゃにんぎょう《むしやにんぎやう》) 【夏―生活―初夏】 武者人形飾る仏間を明け渡し 岡本昌三 五月人形とは、…
2024.5.4一日一季語 松の花(まつのはな) 【春―植物―晩春】
2024.5.4一日一季語 松の花(まつのはな) 【春―植物―晩春】 旗まれに旗日旗日の松の花 林翔 旗日とは、祝日と祭日の一種で、戦前の祭日が祝日に…
2024.5.3一日一季語 巣立鳥(すだちどり) 【春―動物―晩春】
2024.5.3一日一季語 巣立鳥(すだちどり) 【春―動物―晩春】 巣立鳥駅舎建て替ふ槌の音 河上麗子 二句一章の句。ただ、コンクリート製の駅舎では…
2024.5.2一日一季語 栗の花(くりのはな) 【夏―植物―仲夏】
2024.5.2一日一季語 栗の花(くりのはな) 【夏―植物―仲夏】 花栗のちからかぎりに夜もにほふ 飯田龍太 栗の花は、「アレ」とそっくりの臭いがする。…
2024.5.1一日一季語 八十八夜(はちじゅうはちや《はちじふはちや》) 【春―時候―晩春】
2024.5.1一日一季語 八十八夜(はちじゅうはちや《はちじふはちや》) 【春―時候―晩春】 どの田にも水入り八十八夜くる 佐藤よしい*2021年静岡に…
2024.4.30一日一季語 行く春(ゆくはる) 【春―時候―晩春】
2024.4.30一日一季語 行く春(ゆくはる) 【春―時候―晩春】 春行くや閉店セールなほつづき 森下康子 企業の会計期間は1年間で区切り、その期間…
2024.4.29一日一季語 風炎(ふうえん) 【春―天文―晩春】
2024.4.29一日一季語 風炎(ふうえん) 【春―天文―晩春】 風炎や関東ローム駆け抜ける 須賀敏子 上空の風が、関東平野の北側や西側の山を越え…
2024.4.28一日一季語 逃水(にげみず《にげみづ》) 【春―地理―晩春】
2024.4.28一日一季語 逃水(にげみず《にげみづ》) 【春―地理―晩春】 逃水や振り込め詐欺の声の罠 遠藤 実 オレオレ詐欺や還付金詐欺など「…
2024.4.27一日一季語 桜蝦(さくらえび) 【春―動物―晩春】
2024.4.27一日一季語 桜蝦(さくらえび) 【春―動物―晩春】 打つて出づ桜えび漁大船団 神蔵器 「駿河湾の宝石」と呼ばれるサクラエビが今年は豊…
2024.4.26一日一季語 藤(ふじ《ふぢ》) 【春―植物―晩春】
2024.4.26一日一季語 藤(ふじ《ふぢ》) 【春―植物―晩春】 今まさに零れむばかり藤の花 上杉馨 2014年に日本で唯一、アメリカCNNが選出し…
2024.4.25一日一季語 御忌(ぎょき《ぎよき》) 【春―行事―晩春】
2024.4.25一日一季語 御忌(ぎょき《ぎよき》) 【春―行事―晩春】 兜煮の眼窩大きく法然忌 片山由美子 平安時代末期、繰り返される内乱や…
2024.4.24一日一季語 ダービー 【夏―行事―初夏】 ダービーの騎手もろともに風になり 山口幾 1932年の4月24日、目黒競馬場で日本初のダービ…
2024.4.23一日一季語 梅若の涙雨(うめわかのなみだあめ) 【春―天文―晩春】
2024.4.23一日一季語 梅若の涙雨(うめわかのなみだあめ) 【春―天文―晩春】 2024年4月23日は、旧暦の3月15日で梅若忌。旧暦3月15日の江戸…
2024.4.22一日一季語 牡丹(ぼたん) 【夏―植物―初夏】
2024.4.22一日一季語 牡丹(ぼたん) 【夏―植物―初夏】 きのふ見し蕾の色が咲く牡丹 阿部ひろし もう咲くか、毎日のように、我が家でも母が楽し…
2024.4.21一日一季語 花疲れ(はなづかれ) 【春―生活―晩春】
2024.4.21一日一季語 花疲れ(はなづかれ) 【春―生活―晩春】 コンビニの弁当二つ花疲れ 斉藤裕子 桜前線も北海道まで到達。今日の中継は青森の弘…
2024.4.20一日一季語 春深し(はるふかし) 【春―時候―晩春】
2024.4.20一日一季語 春深し(はるふかし) 【春―時候―晩春】 美しき人は化粧はず春深し 星野立子 「化粧はず」は「けわわず」妙齢の艶を感じる…
2024.4.19一日一季語 開帳(かいちょう《かいちやう》) 【春―行事―三春】
2024.4.19一日一季語 開帳(かいちょう《かいちやう》) 【春―行事―三春】 開帳や尺に満たざる不動尊 秋山信行 深川不動堂(成田山新勝寺東京別院…
2024.4.18一日一季語 春の川(はるのかわ《はるのかは》) 【春―地理―三春】
2024.4.18一日一季語 春の川(はるのかわ《はるのかは》) 【春―地理―三春】 トレモロの音階高め春の川 角田沙羅 トレモロは同じ音、または同じ和音…
2024.4.17一日一季語 陽炎(かげろう《かげろふ》) 【春―天文―三春】
2024.4.17一日一季語 陽炎(かげろう《かげろふ》) 【春―天文―三春】 陽炎の中より現るる鼓笛隊 近藤きくえ 15日(月)の北陸地方は、本州の…
2024.4.16一日一季語 茎立(くくたち) 【春―植物―晩春】
2024.4.16一日一季語 茎立(くくたち) 【春―植物―晩春】 ふたたびを愛づ葉牡丹の茎立の 大橋敦子 葉牡丹は、冬の庭を彩るのに使われる植物。春…
2024.4.15一日一季語 春の筍(はるのたけのこ) 【春―植物―晩春】
2024.4.15一日一季語 春の筍(はるのたけのこ) 【春―植物―晩春】 春筍を掘る手応への柔らかし 岩下芳子 竹の地下茎から出てくる若い芽をタケノコ…
2024.4.14一日一季語 蒸鰈(むしがれい《むしがれひ》) 【春―動物―仲春】
2024.4.14一日一季語 蒸鰈(むしがれい《むしがれひ》) 【春―動物―仲春】 焙りしは潮のかをりの蒸鰈 綾戸五十枝 蒸鰈は、塩水で蒸してから、陰干…
2024.4.13一日一季語 鱒(ます) 【春―動物―晩春】
2024.4.13一日一季語 鱒(ます) 【春―動物―晩春】 潮鳴りの市場に迫り鱒高値 牧長幸子 旬の味覚サクラマスの水揚げ最盛期。ニュースで桜鱒の水…
2024.4.12一日一季語 落花(らっか《らくくわ》) 【春―植物―晩春】
2024.4.12一日一季語 落花(らっか《らくくわ》) 【春―植物―晩春】 掃き寄せて花屑のまま寺の裏 歌代美遥 日本気象協会は「2024年桜開花・…
2024.4.11一日一季語 朝寝(あさね) 【春―生活―三春】
2024.4.11一日一季語 朝寝(あさね) 【春―生活―三春】 うやむやの朝寝の中の約なりし 筑紫磐井 朝寝、学校に行ったり会社に行ったりする必要が…
2024.4.10一日一季語 菫(すみれ) 【春―植物―三春】
2024.4.10一日一季語 菫(すみれ) 【春―植物―三春】 菫程な小さき人に生れたし 夏目漱石 西洋では誠実、奥ゆかしさの象徴とされる花で、バラの…
2024.4.9一日一季語 蒲公英(たんぽぽ) 【春―植物―三春】
2024.4.9一日一季語 蒲公英(たんぽぽ) 【春―植物―三春】 風すこし選り蒲公英の絮とべり 辻美奈子 擬人法とは、植物や動物や自然などを人に見立て…
2024.4.8一日一季語 海棠(かいどう《かいだう》) 【春―植物―晩春】
2024.4.8一日一季語 海棠(かいどう《かいだう》) 【春―植物―晩春】 この雨のやめば海棠散りそめん 星野立子 数日前の雨の中、我が家の庭の海棠…
2024.4.7一日一季語 水草生ふ(みくさおふ) 【春―植物―仲春】
2024.4.7一日一季語 水草生ふ(みくさおふ) 【春―植物―仲春】 水草生ふ水のつぎ目に泡生れ 中村芳子 湧水を集めた柿田川はわずか1kmほどで狩野…
2024.4.6一日一季語 花(はな) 【春―植物―晩春】 明日まではとゞまる花と思ひけり 黒川悦子 東京の桜の満開が報道されたのは4月4日。関東から西…
2024.4.5一日一季語 燕の巣(つばめのす) 【春―動物―晩春】
2024.4.5一日一季語 燕の巣(つばめのす) 【春―動物―晩春】 一滴の泥にはじまる燕の巣 伊藤伊那男 燕は巣を作る時、泥、藁、唾液を材料としてい…
2024.4.4一日一季語 花見(はなみ) 【春―植物―晩春】
2024.4.4一日一季語 花見(はなみ) 【春―植物―晩春】 外れたる予測の花見とはなりぬ 稲畑汀子 今日3日、日本気象協会は「2024年桜開花・満開…
2024.4.3一日一季語 椿(つばき) 【春―植物―三春】
2024.4.3一日一季語 椿(つばき) 【春―植物―三春】 在りし日の医院の跡の薮椿 池田光子 毎月句会のある本八幡に、こんな医院がある。廃業となっ…
2024.4.2一日一季語 玄鳥至(つばめきたる) 【春―時候―晩春】
2024.4.2一日一季語 玄鳥至(つばめきたる) 【春―時候―晩春】 昇進の駅長駅に燕来る 梅村五月 昨日(3月31日)の青空の中、燕が駅にやって…
2024.4.1一日一季語 囀(さえずり《さへづり》) 【春―動物―三春】
2024.4.1一日一季語 囀(さえずり《さへづり》) 【春―動物―三春】 囀や道に迷うてゐて楽し 山田佳乃 文學の森ZOOM句会、3月は、山田佳乃講師…
2024.3.31一日一季語 青麦(あおむぎ《あをむぎ》) 【春―植物―三春】
2024.3.31一日一季語 青麦(あおむぎ《あをむぎ》) 【春―植物―三春】 麦青み風にさざ波なせりけり 市堀玉宗 【令和6年能登半島地震】3度の地震…
2024.3.30一日一季語 種物(たねもの) 【春―植物―仲春】
2024.3.30一日一季語 種物(たねもの) 【春―植物―仲春】 のらぼう苗たしかめて訪ふ種物屋 阿部文子 のらぼう菜(のらぼうな、野良坊菜)は、私…
2024.3.29一日一季語 風船(ふうせん) 【春―生活―三春】
2024.3.29一日一季語 風船(ふうせん) 【春―生活―三春】 風船とピエロの鼻がやつて来る 石井清吾 遊園地や行楽地、イベントなどで見るカラフルで派…
2024.3.28一日一季語 白子干(しらすぼし) 【春―動物―三春】
2024.3.28一日一季語 白子干(しらすぼし) 【春―動物―三春】 白子干す混じる小海老の色淡く 阿部重夫 あまり食用に適さない混在物を除き、食用に…
2024.3.27一日一季語 花冷(はなびえ) 【春―時候―晩春】
2024.3.27一日一季語 花冷(はなびえ) 【春―時候―晩春】 花冷えに高山からくり技競う 片渕清子 飛騨に春の訪れを告げる「春の高山祭」は例年…
2024.3.26一日一季語 頰白(ほおじろ《ほほじろ》) 【春―動物―晩春】
2024.3.26一日一季語 頰白(ほおじろ《ほほじろ》) 【春―動物―晩春】 頬白の長き啓上会閉づる 平井さち子 「一筆啓上仕候」、よほど囀が上…
2024.3.25一日一季語 菜種梅雨(なたねづゆ) 【春―天文―仲春】
2024.3.25一日一季語 菜種梅雨(なたねづゆ) 【春―天文―仲春】 三日とは続かぬ日和菜種梅雨 綿谷美那 この先一週間は、低気圧や前線が通過する日…
2024.3.24一日一季語 雪柳(ゆきやなぎ) 【春―植物―仲春】
2024.3.24一日一季語 雪柳(ゆきやなぎ) 【春―植物―仲春】 雪柳大川端に芭蕉の句 浦川哲子 萬年橋北詰付近にある「芭蕉庵(ばしょうあん)史…
2024.3.23一日一季語 仲春(ちゅうしゅん《ちゆうしゆん》) 【春―時候―仲春】
2024.3.23一日一季語 仲春(ちゅうしゅん《ちゆうしゆん》) 【春―時候―仲春】 仲春のテープカットの赤と白 高田令子 「テープカット」は、新し…
2024.3.22一日一季語 蛙(かわず《かはづ》) 【春―動物―三春】
2024.3.22一日一季語 蛙(かわず《かはづ》) 【春―動物―三春】 磐座の水をもらひて初蛙 竹中龍青 神社で大きな岩が玉垣で囲まれていたり、…
2024.3.21一日一季語 春疾風(はるはやて) 【春―天文―三春】
2024.3.21一日一季語 春疾風(はるはやて) 【春―天文―三春】 春疾風甲斐の棒道いくさ道 長岡千波 棒道は、八ヶ岳の南麓から西麓を通り、諏訪方面…
2024.3.20一日一季語 春分(しゅんぶん《しゆんぶん》) 【春―時候―仲春】
2024.3.20一日一季語 春分(しゅんぶん《しゆんぶん》) 【春―時候―仲春】 日めくりに春分透けて見えしかな 林菊枝 明日は春分の日。この句を見て、…
2024.3.19一日一季語 春北風(はるならい《はるならひ》) 【春―天文―三春】
2024.3.19一日一季語 春北風(はるならい《はるならひ》) 【春―天文―三春】 春北風や生死を分かつ水位標 秋葉雅治 今日18日(月)の関東は一時…
2024.3.18一日一季語 催花雨(さいかう) 【春―植物―晩春】
2024.3.18一日一季語 催花雨(さいかう) 【春―植物―晩春】 某局の天気予報で「催花雨」がでてきた。23日以降は西日本を中心に雨が続き、降り方の強ま…
2024.3.17一日一季語 初桜(はつざくら) 【春―植物―仲春】
2024.3.17一日一季語 初桜(はつざくら) 【春―植物―仲春】 川風の寺田屋あたり初桜 助口弘子 幕末の京都で1862年には薩摩藩の尊王派志士…
2024.3.16一日一季語 蛤(はまぐり) 【春―動物―三春】
2024.3.16一日一季語 蛤(はまぐり) 【春―動物―三春】 蛤の紋に潮騒聴こへくる 伊藤厚子 古代より重要な食材。平安時代後期に成立した「堤中…
2024.3.15一日一季語 土筆(つくし) 【春―植物―仲春】
2024.3.15一日一季語 土筆(つくし) 【春―植物―仲春】 全員の合意に土筆出でにけり 辻美奈子 「つくし」の名は、「澪標(みおつくし)」(船が港…
2024.3.14一日一季語 春暁(しゅんぎょう《しゆんげう》) 【春―時候―三春】
2024.3.14一日一季語 春暁(しゅんぎょう《しゆんげう》) 【春―時候―三春】 春暁の空に残れる月と星 科野美鈴 「春は曙。やうやうしろくなり…
2024.3.13一日一季語 春の雨(はるのあめ) 【春―天文―三春】
2024.3.13一日一季語 春の雨(はるのあめ) 【春―天文―三春】 東京の二十三区の春の雨 山口和生 関東に活発な雨雲が広がり、東京都心や横浜市な…
2024.3.12一日一季語 春泥(しゅんでい《しゆんでい》) 【春―地理―三春】
2024.3.12一日一季語 春泥(しゅんでい《しゆんでい》) 【春―地理―三春】 春泥を避け春泥の道をゆく 塩川雄三 都内に住む私には、舗装された道路…
2024.3.11一日一季語 鱵(さより) 【春―動物―三春】
2024.3.11一日一季語 鱵(さより) 【春―動物―三春】 水揚げの鱵ひかりの束となる 近藤暁代 背中は青緑色だが腹側は銀色に輝き、筋肉は半透明。…
2024.3.10一日一季語 卒業(そつぎょう《そつげふ》) 【春―生活―仲春】
2024.3.10一日一季語 卒業(そつぎょう《そつげふ》) 【春―生活―仲春】 鉄棒をくるりと回り卒業す 樋口みのぶ 2024年は、小学校の場合は3月…
「ブログリーダー」を活用して、masanori819さんをフォローしませんか?
2025.06.15 一日一季語 田植(たうゑ) 【夏―生活―仲夏】 あなたの俳句はなぜ佳作どまりなのか辻桃子/著 葬列の長き田植の中を行く このままだと「葬…
2025.06.14 一日一季語 虎魚(おこぜ) 【夏―動物―三夏】 添削句鬼虎魚煮るや鍋蓋鳴りにけり 大島好美 四季別 俳句添削教室 宮津昭彦・山田弘…
2025.06.13 一日一季語 水遊(みずあそび《みづあそび》) 【夏―生活―三夏】 叱らるるそばから撃てる水鉄砲 黛まどか 句集 北落師門第8句集『…
2025.06.12 一日一季語 苔の花(こけのはな) 【夏―植物―仲夏】 岩辷る銀の水苔の花 東小薗美千子 角川俳句 2025年6月号結社歳時記 …
2025.06.11 一日一季語 鰺刺(あじさし《あぢさし》) 【夏―動物―三夏】 キュビスムの風はみづいろ小鰺刺 恩田侑布子 角川俳句 2025年 6月…
2025.06.10 一日一季語 心太(ところてん) 【夏―生活―三夏】 ところてん一蓮托生なる奢り 中原道夫 「心天」の歴史は古く、奈良時代に作られた…
2025.06.09 一日一季語 虎が雨(とらがあめ) 【夏―天文―仲夏】 虚ろなる埴輪の眼窩虎が雨 辻村麻乃 「篠」(すず)主宰結社「篠」のスローガンは…
2025.06.08 一日一季語 誘蛾灯(ゆうがとう《いうがとう》) 【夏―動物―晩夏】 ふくしまの闇なほ深く誘蛾灯 山本潔 防蛾灯・誘蛾灯は、農業におけ…
2025.06.07 一日一季語 海月(くらげ) 【夏―動物―三夏】 一つづつ海の振子として水母 岩淵喜代子 月刊―俳句界 2025年6月号動物を詠んだ…
2025.06.06 一日一季語 青芒(あおすすき《あをすすき》) 【夏―植物―初夏】 青芒銃剣で守る楽器倉庫 沢木欣一 前書:[「沖縄断片、六句」S…
2025.06.05 一日一季語 海亀(うみがめ) 【夏―動物―三夏】 海亀の旅のをはりは遠い国 今井杏太郎 海亀と人間の関わりは古くからみられ、童話中…
2025.06.04 一日一季語 夏の潮(なつのしお《なつのしほ》) 【夏―地理―三夏】 明日渡る島の聖地や夏の潮 橋本順治 月刊―俳句界 2025年 6…
2025.06.03 一日一季語 すててこ 【夏―生活―晩夏】 ステテコや男盛りも疾うに過ぎ 市堀玉宗 月刊―俳句界2025年6月号 作品10句 より…
2025.06.02 一日一季語 守宮(やもり) 【夏―動物―三夏】 寂寞とオフリミッツの夜の守宮 上地安智 月刊―俳句界2025年6月号俳句界 NOW …
2025.06.01 一日一季語 灼く(やく) 【夏―時候―晩夏】 ナミブ砂漠にて食糧の山羊と共寝の熱砂かな 中村和弘 第二十五回現代俳句大賞受賞「宿題…
2025.05.31 一日一季語 梅雨茸(つゆだけ) 【夏―植物―仲夏】 色白に生まれて蹴られ梅雨茸 大島雄作 角川俳句 2025年6月号作品12句 紙…
2025.05.30 一日一季語 夏の日(なつのひ) 【夏―天文―三夏】 夏日照る出窓のガラス開く角度 清水良朗 角川俳句 2025年6月号角度 作…
2025.05.29 一日一季語 袷(あわせ《あはせ》) 【夏―生活―初夏】 薄紅の袷の似合ふ女将かな 森田純一郎 角川俳句 2025年5月号作品12句 …
2025.05.28 一日一季語 郭公(かっこう《くわくこう》) 【夏―動物―初夏】 くわくこうの声に始まる保育園 柳堀悦子 俳句四季 2024年6月号掲…
2024.6.17一日一季語 白鷺(しらさぎ) 【夏―動物―三夏】 きぬぎぬの白鷺さほど白くはなし 河西志帆 きぬぎぬ 衣衣 後朝衣を重ねて掛けて共寝をし…
2024.6.16一日一季語 夏シャツ(なつしゃつ) 【夏―生活―三夏】 漁具店の魚拓に並ぶアロハシャツ 北島和奘 実際に見た景なのであろう。トローリン…
2024.6.15一日一季語 夏霞(なつがすみ) 【夏―天文―初夏】 大橋は新しき景夏霞 稲畑汀子 『稲畑汀子俳句集成』日本最古の俳誌「ホトトギス」…
2024.6.14一日一季語 蛞蝓(なめくじ《なめくぢ》) 【夏―動物―三夏】 おまへまで茹でてしまうたなめくじり 西野文代 茹でるということから、厨房で…
2024.6.13一日一季語 夏木立(なつこだち) 【夏―植物―三夏】 夏木立宇治は名所の多かりき 井上井月 井上井月(1822?−1886) いのうえ…
2024.6.12一日一季語 青梅(あおうめ《あをうめ》) 【夏―植物―仲夏】 水のごとくに青梅を籠に移す 鷹羽狩行 昭和後期から半世紀にわたっ…
2024.6.11一日一季語 安居(あんご) 【夏―行事―三夏】 床に入る足裏の汚れ夏安居 市堀玉宗 市堀玉宗句集『雪安居』(ゆきあんご)1997.0…
2024.6.10一日一季語 入梅(にゅうばい《にふばい》) 【夏―時候―仲夏】 九州は梅雨入りプーさん洗おうか はしもと風里 今年は梅雨前線の北上…
2024.6.9一日一季語 鮎釣(あゆつり) 【夏―動物―三夏】 囮鮎妙にいきいきしてゐたり 大牧広 鮎の友釣りは、強い縄張り意識を持つ鮎の性質を利用し…
2024.6.8一日一季語 紫蘇(しそ) 【夏―植物―晩夏】 紫蘇畑天の川より風吹けり 奥坂まや 天の川は、帯状に見える無数の恒星の集まり。地球から銀…
2024.6.7一日一季語 船遊(ふなあそび) 【夏―生活―三夏】 岩の壁岩の門ありて船遊び 鷹羽狩行 保津川川下り船転覆死亡事故(ほづがわかわくだり…
2024.6.6一日一季語 繭(まゆ) 【夏―生活―初夏】 忘れ物めく屑繭でありにけり 木暮陶句郎 屑繭は、絹糸にならない不良の繭。紡績絹糸・真綿など…
2024.6.5一日一季語 夜鷹(よたか) 【夏―動物―三夏】 喘鳴の木であり夜は夜鷹の木 佐藤鬼房 喘鳴とは呼吸をするときに音がすること。「キョキョ…
2024.6.4一日一季語 晒布(さらし) 【夏―生活―三夏】 買ひ足して何するでなき晒布かな 淵上千津 裃の素材は、「麻」が正式と決められていた。…
2024.6.3一日一季語 孑孒(ぼうふら) 【夏―動物―三夏】 羽根生えてぼうふらすでに飛ぶ構へ 窪満子 夏に向けて煩わしくなる“蚊”が今、深刻な脅威…
2024.6.2一日一季語 夏の潮(なつのしお《なつのしほ》) 【夏―地理―初夏】 遠洋の船団を組む青葉潮 大竹節二 暖流である黒潮と寒流である親潮の…
2024.6.1一日一季語 金魚売(きんぎょうり《きんぎようり》) 【夏―生活―三夏】 堂塔の日陰大和の金魚売 大堀鶴侶 金魚三大生産地とは、愛知…
2024.5.31一日一季語 螻蛄(けら) 【夏―動物―三夏】 夜をとぶ螻蛄身の軽重は灯を介し 磯貝碧蹄館 代掻きの際などは土を起こした際に水上に浮かんで…
2024.5.30一日一季語 蛍(ほたる) 【夏―動物―初夏】 蛍捕へし吾子の手は発光す 辻美奈子 2024/05/28 05:00 ウェザーニュース梅…
2024.5.29一日一季語 泰山木の花(たいさんぼくのはな) 【夏―植物―初夏】 そこからは見えぬ泰山木の花 高橋将夫 庭木や公園の樹木として植えら…