chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
betydlig
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2018/11/05

arrow_drop_down
  • 暦は独立性の象徴:元号も大切にしてあげて下さい

    なんだかついこの間、「ハッピーニューイヤー!」とやったばかりのような気がするのだが、2018年が終わろうとしている。 インドネシアではクリスマスの12月25日は国民の祝日で、その周辺に有給休暇の取得奨励日があるため、今年は22日(土)から連休に入っている人も多い。知人の日本人もその辺りから一時帰国している人が多いようだ。 仕事納めが日本よりだいぶ早いのに対して、仕事始めは1月の2日か3日。日本よりも早く休みが明ける。1月2日から働くというのは日本人の感覚にはないよなぁ、と毎年思う。 というか、そもそも正月=西暦での新年を祝うという感覚が薄いのだと思う。 インドネシアの公式な暦は西暦だし、大晦日…

  • 東京は文化都市:都市の蓄積は財産です

    ちょっと前に「上海では現金なしで生活できる」のような中国スゴイ論がにわかに盛んになった。私はもちろん中国の事情は詳しく知らないが、報道を見聞きし、また中国在住経験者の話を聞くと、誇張はあってもデタラメではないと思える。 反発を受けることを覚悟して書けば、日本が20年以上立ち止まっている間に、アジアの国々は大きく前進し、日本はもはや最先端でも、特別な憧れの対象でもなくなってしまった。私も日本人として残念で悔しいけど、これはもう事実として受け入れるしかない。ジャカルタでさえ部分的には東京よりも先進的だし、シンガポールと比べると東京って田舎だとすら感じる。きっと上海や北京もシンガポール並みなのだろう…

  • 滋養強壮にコブラの生き血:ゲテモノ料理の世界

    *ゲテモノ食品の写真があるので苦手な人は読まないでください* どこの国にもゲテモノ料理はある。日本にはないと思っていても、イナゴの佃煮とか、白子とか、馬刺の話をインドネシア人にすると「うげー」という表情をするので試してみてほしい。馬刺とか普通に居酒屋で食べたりするが、生の馬の肉って冷静に考えると結構キテる気がする。 ゲテモノってほどでもないが、インドネシアで比較的よく見かける抵抗感のある食材はカエルだろうか。ジャワでは昔からよく食べられており、確かに唐揚げとか鶏肉みたいで美味しかったりする(だったら鶏肉食べればいいじゃん、と考えてはならない)。でも、カエルのあの足がそのままの形で入っているスー…

  • LGBTを撲滅せよ?:「寛容な国」の不寛容な一面

    最近、インドネシア国外のメディアでもインドネシアのLGBT差別が報じられる機会が増えてきた。 外国を親日か反日かで判断するようなネトウヨ論法は大嫌いだが、幸いなことにインドネシアでの日本のイメージは良好で、私自身が直接差別を受けるケースはあまりない。だが、多民族国家のインドネシアは異民族との交流に慣れており差別が少ない、というような時折見られる評価は必ずしも正しくないと思う。 まず、黒人は露骨に差別されている。ガタイが大きくて怖いから直接言わないけど、黒人=犯罪者、乱暴者というイメージが定着している。同じインドネシア国民なのに華人を「血も涙もない無礼な金の亡者」、パプア系を「未開の野蛮人」とし…

  • Eブックでコーランを:宗教とテクノロジー

    ジャカルタで暮らし始めたばかりの頃に驚いた物の一つが、電子コーランである。電子辞書のような形でコーランの全文が読め、また読み上げ機能もあってアラビア語の発音も学べるという代物で、グラメディアという大手書店(ここの書店は、本の売り場よりも文房具やコンピューターアクセサリの売り場が広い)で見つけ、店員を質問攻めにして面白がった挙げ句に買わなかったことを覚えている。 その時の私は、宗教というものは伝統を固守し、新たなことなど行わない、まるで文化財として保護されている伝統芸能のような存在と思っていた。だから、宗教とテクノロジーの組み合わせが奇異に感じたのだが、その後のジャカルタ生活でそれは大間違いであ…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、betydligさんをフォローしませんか?

ハンドル名
betydligさん
ブログタイトル
ジャカルタの日本人が思うこと
フォロー
ジャカルタの日本人が思うこと

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用