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青空のCafétime https://blog.goo.ne.jp/ciel-bleu

唇に詩を。心に青空を。オリジナルの詩と小説、エッセイを掲載します。

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2018/11/03

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  • 腕時計と男と女の関係性

    はめている腕時計とその男が異性に求めるスペックは同じである、という記事を読んだ。ジャガールクルトやパティックフィリップ等の超高級腕時計をしている男なら飛び切りの美女を求めるだろう・・・という意味ではなく、腕時計に対するこだわりの程度と女性へのこだわりの程度が同じという論理らしい。こじゃれた時計をはめて自慢したがる男は、自分の彼女も周囲に自慢できるような女を求める。何本も色々な腕時計を蒐集してとっかえひっかえする男は女の趣味も広い。思入れのある品を大事に長年愛用する男は一途なのだろう。いい夫になるに違いない。もちろんこの説を100パーセント信じているわけじゃないが、面白い分析だと思う。自分の周りを観察してみると、意外に真実の一面を突いているような気がしてくる。これを論説を利用して、女性が意中の男性のタイプあるいは...腕時計と男と女の関係性

  • 映画レビュー『それでも恋するバルセロナ』

    コーヒーが好きだ。ジャズもクラシックも、映画を見るのも好きだ。ただし映画に関しては少し問題がある。何かをやりながら楽しむことができない。ある程度意識を集中して見ないと内容が分からなくなる。洋画より邦画の方が集中力が必要。その理由は邦画は登場人物のセリフを聞き取らなければいけないから。ネイティブで視聴するなら別だが、洋画には字幕があるので、耳の注意力が散漫であったとしてもあまり問題はない。という訳で、わたしは気楽に楽しめる洋画を見る機会が多い。『それでも恋するバルセロナ』2008年アメリカ・スペイン監督ウディ・アレン出演ハビエル・バルデム、レベッカ・ホール、ペネロペ・クルス、スカーレット・ヨハンソンスカーレット・ヨハンソンがセクシーで綺麗。以上。・・・・ふう。これではレビューにならないな。だって見終わった後味がす...映画レビュー『それでも恋するバルセロナ』

  • エビアンの朝

    「頭いてー。ワイン飲みすぎた」手探りで探し当てた目覚まし時計の針は10時を指している。記憶があやふやだったが、とりあえず見慣れた自分の部屋の天井だった。ふう。セーフ。一度だけ、酔った勢いで意気投合したイケメンにお持ち帰りされた前科があるので、たとえベロンベロンに酔っ払ってしまったとしても行動には気をつけないと。ベッドから崩れ落ちるように降り、立ち上がると目が回るので、明るい日差しがこぼれているフローリングを四つん這いでノソノソ這いながら、やっとの思いでキッチンへたどり着く。冷蔵庫の扉を開けミネラルウォーターの瓶を取り出し、スクリューキャップを外してから閉めた冷蔵庫の扉に寄りかかる。「そのエビアン、俺にも貰えますか」「いいよ。やっぱり二日酔いにはキンキンに冷やしたミネラルウォーターがいちばん・・よね・・・・え?」...エビアンの朝

  • 青は空の色どこまでも青く透き通るスカイブルー青は海の色空の青を映し寄せては返すマリンブルー空と海の出逢う処一つになり青に溶けてゆく青

  • きみの青は僕の青

    「でもね。青バラは青くないのよ」矛盾している。青くない青。赤くない赤。青空は青くない。いや違う。青いから青空なんじゃないか。さっぱり意味が分からない。早希(さき)はよくこんな言い方をして僕を惑わせる。そして僕は彼女が待ち構える惑いの海で溺れてしまう。大学の食堂に併設されたカフェスペースで、隣のテーブルでおしゃべりしていた女の子の二人連れが出て行くと、僕と早希の二人だけになった。星野早希。大学構内の小さな花壇で、一輪だけ残ったバラの香りを嗅いでいた彼女を見つけた。それまで自分から誰かに話しかけたことなどなかったというのに、なぜか僕はその背中に、自然に声をかけた。そして振り向いた黒い瞳に呪縛された。あの瞬間、僕の心は早希の瞳の奥に永遠に囚われたのだ。「早希。お願いだからもっと分かりやすく、僕にも理解できるように言っ...きみの青は僕の青

  • 群青に溶ける

    甘やかな官能は群青の空に溶け出し忌まわしき身体を抜け出して美しき青に遊ぶ闇に散りばめた光を見下ろし夢魔の翼を羽ばたかせ群青の彼方へ墜落してゆく群青に溶ける

  • 紅の森

    黄金色(こがねいろ)に透き通る陽光と次第に優しくなってゆくきみの眼差し柔らかな少し冷たい手を引いて紅(くれない)くれないの葉が舞う森を歩くどうしてきみの手はいつも冷たいのかなあなたに温めて欲しいからよ凍える冬が来る前にもっと温めて欲しいあなたの優しさで紅の森

  • 愛され皇帝は気高く美しく、寒がりで意気地なし

    空高く育った太い茎の先に可愛らしいピンク色の花が咲く。花の時期は関東では11月下旬から12月半ば。だから今の時期はまだ咲いていない。その植物の名前は皇帝ダリア。実家の庭の真ん中辺り、ちょうどリビングからよく見える場所に父がこの皇帝ダリアを植えたのは何年前だろうか。まだわたしが学生だった時の、夏の終わり頃だったと思う。ホームセンターの園芸コーナーで、売れ残り品としてディスカウントされていたのを見かけて買ってきたと、なぜか父は嬉しそうな顔をしたのを憶えている。でもわたしは、皇帝なんてご立派な名前が付いている割には小さくイジけていると思った。黒いビニールポットに植えられた苗は高さ10センチほどしかなく、ヒョロッと萎びた感じだ。それを父に言ったら、今はまだ小さな苗だが、3年目には2階の窓の高さぐらいまで成長して綺麗な花...愛され皇帝は気高く美しく、寒がりで意気地なし

  • いつもの朝に、いつものコーヒー

    ーこんどコーヒーをわかしたら,ぼくに一杯ついで,バーボンを入れ,タバコに火を付けて,カップのそばにおいてくれたまえ。それから,すべてを忘れてくれーレイモンド・チャンドラー「長いお別れ」より今日のコーヒーはこの前カルディで買ったツッカーノ・ブルボンという豆。サーバーにドリッパーとペーパーフィルターをセットし、沸騰させたお湯でまずフィルターを湿らせる。一度お湯を捨て、ミルで挽いた豆を入れ少量のお湯を注ぎ15秒ほど蒸らす。うん。いいね。よく膨らむ。中心で小さく円を描くように、何度かに分けて静かにお湯を注ぐ。ここで焦ってはいけない。手間を惜しんで一気にお湯を注ぎ入れたりすると、水っぽいコーヒーになってしまう。香りはそれほど感じないけれど、口に含むとほのかな甘みと軽やかなコク。美味しい。本当は行きつけのショップで買う予定...いつもの朝に、いつものコーヒー

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