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バフェット研究家ハクゴの「米国株グレートビジネス投資」 https://kabuandbooks.blog.jp/

投資家ウォーレンバフェットに学び、投資と読書で人生を10倍楽しむブログ!

バリュー投資でアーリーリタイアを目指す

ハクゴ
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2018/10/14

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  • インフレはグレートビジネスをあぶりだす

    グレートビジネスをどうやって探すか?グレートビジネスを見分ける最も確かな方法は価格転嫁力があるかどうかだ。企業は顧客、仕入れ先など様々な取引相手との交渉力を高める努力をしている。この中で顧客に対する価格転嫁力より強いものはない。企業の問題は結局は「コスト

  • 連打すべきボタン

    成功するためにフォーカスすべきことは数少ないNelson Peltzという投資家の言葉を今回は紹介したい。この投資家は企業に投資しその企業を立て直すことで価値を上げていくようなスタイルの投資を実践している。"What is the best investment advice you've ever got? "「今ま

  • 2025年半期が終了。今期の成績

    2025年半期が終了。2025年半期時点でのアルファは下の通り -6.3%となった。年初来YTD 成長率3月末6月末S&P500-4.6%5.5%ハクゴポートフォリオ-5.9%-0.8%アルファ-1.3%-6.3%よろしくないが短期の成績なので特に気にしていない。銘柄別に分解すると弱い主因は以下の通り主にアッ

  • バークシャー株主総会とバフェット後のバークシャー

    バフェットCEO引退を発表いずれはこの時が来るわけだが今回実際発表されると感慨深いものがある。今回の総会はスケジュール上時間が短くなっていたこともあり交代の時かと思わせた。バークシャーの強さは持続するのか?今回はバフェットがCEO職を今年いっぱいで降りるという

  • 米株暴落!踊るミスターマーケット

    投機家は活発になり、投資家は静観する米国株式市場が大きく動いている。相互関税を発端にした市場の動きだがこのような暴落局面で投資家と投機家の関心の違いが鮮明となる。投資家投資家は自分が投資している企業の利益がどのように影響されるか、ということに関心がある。

  • 相場を読もうとしないこと

    今すべきことは「相場を読もうとしないこと」米国株式は相互関税のニュースで米国株式は大きく下げている。ここで下げ止まるのか?もっと下がるか?このような相場を読もうとする行為はまさに投資家としての過ちを誘発する行動なので気を付けたい。「相場を読もう」と考えて

  • 2025年Q1が終了。パフォーマンス結果

    毎四半期ごとにポートフォリオをチェック一応投資パフォーマンスは四半期に一度チェックしている。絶対リターンよりもS&P500に対する相対リターン(アルファ)が重要。短期のパフォーマンスでは多くを語れない。したがってあまり深い意味はないが一応チェックしている。2025

  • ペプシコ (PEP) を買った

    PepsiCoを買った誰もが知っているconsumer銘柄。低成長だが競争力、経済性ともに高い企業だ。バリュエーションが良いレベルでPERで21倍まで株価が下がってきたところで買ってみた。S&P500のバリュエーションが高い中でペプシコのバリュエーションは下がっている。配当利回り

  • コロナショックから5年が経った

    5年前は暴落パニックちょうど5年前はコロナショック時真っ只中でS&P500指数の大底をつけたタイミングだった。大底は2020年3月23日で指数は2,237だった。そこから5年間でS&P500は105%上昇した。暴落のボトムで買うことはまずできないため大底からではなく暴落が始まる前のピー

  • 米国株急落

    短期の株価の分析は意味ないハクゴは株価や経済についての分析はほとんど意味ないと考えている。短期の株価は投資家の心理を反映し企業の実態を表さないからだ。経済指標は企業活動に影響を与えるがすべてのプレイヤーに影響があるためプレイヤー間の力の差が知りたい投資家

  • バフェットを「読む」【第52回 2024年株主への手紙】

    世界最高の投資家から投資を学ぼう企画。1977年からのバフェットから「株主への手紙」を読破する。株主への手紙とは毎年12月に年度が終了し2月の最終週にバフェットが株主に向けて「株主への手紙」を書いている。バフェットは本は書いていないが毎年のこの「株主への手紙」の

  • 暴落は投資のリターンを上げる?

    暴落はトータルリターンを高める効果がある「長期では配当再投資を続ければ 暴落が起こったほうが暴落が起こらなかった場合よりもトータルリターンが高い」ここでトータルリターンとは配当と株価上昇の両方を含めたリターンのことだ。これはジェレミー・シーゲル教授の「株式

  • 投資を始めて15年が経った

    ハクゴは2010年に投資を初め早15年経った数字の結果としては以下の通り、非常に低いアルファだが悪くはない。マイナスを出さずに多くを学べたので得した感覚を感じる。過去15年間の年率成長率ハクゴ12.0%S&P50011.6%アルファ0.4%ハクゴは「賢明なる投資家」を読んだことをき

  • 2025年の目標

    2025年戦略2025年だからと言って特に特別な投資戦略というものがあるわけではない。投資のスキルは個人個人まちまちで、逆に言うと自分の弱みというのも個人個人違う。自分自身の弱みと向き合っていくことが大切だと思っている。それを毎年続けていく。したがって2025年も「

  • アップルを一部売却

    アップルを一部1/6ほど売却した理由はポートフォリオの中での割合がかなり大きくなってしまったこととバリュエーション的に高すぎる水準にあること。それでもまだハクゴのポートフォリオの20%強を占めている。7年以上保有した株だ。今現金は魅力的な資産現在米国市場では無リ

  • 2024年のベストブック

    2024年の良かった本このブログのテーマは投資と読書。投資と読書を通じて人生を豊かにしたい。毎年その年に読んだ本の中からベストの一冊をビジネス・投資部門で一冊、その他で一冊選び紹介している。ご参考にどうぞ。ビジネス・投資部門"Charlie Munger - the Complete Inve

  • ハクゴの2024年のパフォーマンス

    株式市場非常に強かった2024年!2024年も早終了。早速1年間のパフォーマンスを振り返ってみたい。2024年は非常に強い年だった。S&P500は23.3%上昇重要なのは市場平均に対する相対評価。絶対評価ではなくて。この相対評価を「アルファ」と呼ぶがハクゴの2024年のアルファは以

  • 利下げに反応し米株市場荒れる

    連銀の利下げがきっかけのようだが。。。本日FRBの0.25%利下げ発表があった。今後予定されるの下げ幅についてややタカ派的な発言であったため株価が下がっているようだがファンダメンタルズ的には何か変わったわけでもなく現在の高すぎる株式市場は少し下がったほうが良いと

  • バフェットが株売却を続ける理由はこれか?

    バークシャー現金残高増加中バフェットのアップル株大量売却が話題になっている。アップルを売ったというよりは「キャッシュを買った」と言えるのではないだろうか?キャッシュは米国債に投資されるため債券にシフトしていると言い換えることができる。今回はこの仮説を考え

  • ミスターマーケットの言いなりにならない

    株価は上がっても価値が上がっているわけではない米国株はずっと上がり続けている。年初来でもう25%以上の上昇。そのバリュエーションは非常に高い水準になってきている。割高感が強い。高い株価は「ハリボテ」部分が大きい。つまり価値はないのに株価は上がるという部分が大

  • チャーリー・マンガーの13の心得(その8)

    チャーリー・マンガーの13の心得バフェットの相棒、チャーリー・マンガーの株式投資の成功に必要な13の資質。今回が最終回!No 12. Frugal 倹約であることベンジャミン・フランクリンの言葉を引用している。「富を蓄えるには二つのことが必要だ。勤勉であることと倹約である

  • チャーリー・マンガーの13の心得(その7)"Temperament"

    チャーリー・マンガーの13の心得バフェットの相棒、チャーリー・マンガーの株式投資の成功に必要な13の資質。今回はNo.11 を紹介したい。No. 11 Sound temperamentこの "temperament" という単語はバフェット、マンガーの投資哲学で非常によく出てくる単語で。超キーワードと

  • チャーリー・マンガーの13の心得(その6)

    チャーリー・マンガーの13の心得チャーリー・マンガーの株式投資の成功に必要な13の資質。今回はNo.10 No. 10 Collegial"Collegial"とは "college (大学)"と同じ語源で一人で考えるよりも話し合う仲間がいたほうがより良いという意味で使われている。 投資は継続的に思考す

  • チャーリー・マンガーの13の心得(その5)

    チャーリー・マンガーの13の心得バフェットの相棒、チャーリー・マンガーの株式投資の成功に必要な13の資質。今回はNo.8とNo.9 を紹介したい。No.8 Passionate 情熱を持つことここでは投資家として、また投資先の経営者について情熱と頭の良さのどちらがより重要か?につい

  • チャーリー・マンガーの13の心得(その4)

    チャーリー・マンガーの13の心得バフェットの相棒、チャーリー・マンガーの株式投資の成功に必要な13の資質。今回はNo7を紹介したい。No 7. Long term oriented 長期志向長期志向は投資に重要。短期ではなく長期。そうは言われてもなかなかできない。。。この原因として「双

  • チャーリー・マンガーの13の心得(その3)

    チャーリー・マンガーの13の心得バフェットの相棒、チャーリー・マンガーの株式投資の成功に必要な13の心得。今回はNo4~No6を紹介したい。No. 4 Reasonably intelligent but not misled by their high IQs そこそこの頭脳は必要だがあまり高いIQは投資には必要ない。マンガ

  • マイクロソフト決算発表

    マイクロソフト決算発表昨日マイクロソフトのQ1業績発表があった。業績は3部門とも二けた成長で高い資本利益率を維持し売上・営業利益・一株利益とも過去最高。その結果を受け本日は株価が大きく下がっている。結果が予想を下回ったためで結局業績は良くても今の株価が期待を

  • マイクロソフト決算発表について

    マイクロソフト決算発表昨日マイクロソフトのQ1業績発表があった。業績は3部門とも二けた成長で高い資本利益率を維持し売上・営業利益・一株利益とも過去最高。その結果を受け本日は株価が大きく下がっている。結果が予想を下回ったためで結局業績は良くても今の株価が期待を

  • チャーリー・マンガーの13の心得(その2)

    バフェットの相棒、チャーリー・マンガーの株式投資の成功に必要な13の資質今後投資を学び続け人としても投資家としても大きく成長したい人に大いに参考になるマンガーの教えを紹介していきたい。13の資質今回は2回目。No 3. Calm but courageous and decisive 平静を保つこ

  • チャーリー・マンガー 13の心得

    チャーリー・マンガーの教えバフェットの相棒、賢人チャーリー・マンガーの知恵は多くの書籍やメディアで紹介されておりバリュー投資の哲学とオーバーラップする部分が多い。株式投資で成功するために必要な心得や資質を長年研究する中でマンガーは13の心得・資質としてまと

  • チャーリー・マンガーの13の心得

    チャーリー・マンガーの教えバフェットの相棒、賢人チャーリー・マンガーの知恵は多くの書籍やメディアで紹介されておりバリュー投資の哲学とオーバーラップする部分が多い。株式投資で成功するために必要な心得や資質を長年研究する中でマンガーは13の心得・資質としてまと

  • 2024年第3四半期が終了

    2024年も3/4が終了毎四半期ごとに公開しているハクゴのポートフォリオのパフォーマンス。2024年Q3(年初来9月末までのパフォーマンス)結果は以下の通り。年初来YTD 成長率3月末6月末9月末S&P50010.2%14.5%20.8%ハクゴポートフォリオ4.6%9.8%11.8%アルファ-5.6%-4.7%-9.0%パ

  • 2024年第3四半期が終了

    2024年も3/4が終了毎四半期ごとに公開しているハクゴのポートフォリオのパフォーマンス。2024年Q3(年初来9月末までのパフォーマンス)結果は以下の通り。年初来YTD 成長率3月末6月末9月末S&P50010.2%14.5%20.8%ハクゴポートフォリオ4.6%9.8%11.8%アルファ-5.6%-4.7%-9.0%パ

  • FOMCの利下げ決定について

    金利の動向で投資を決めることはない今週FRB が利下げに踏み切った。投資家としてこれをどう受け止めるか?ハクゴは正直あまり気にしていない。投資家と経営者はパートナーの関係にある。投資家は経営者に経営を委託している。同じ目標を持ち同じ市場で同じタイムスパンで戦

  • 安値で買う。安全域の強さ

    安全域 (Margin of Safety)のある投資ハクゴの保有銘柄でアクセンチュア (ACN)がある。コンサル業界大手で過去業績は非常に良い。保有額は少額なのだがこのビジネスについていろいろ考える。コンサルという自分にとって比較的なじみの薄いビジネスであるためこの銘柄は比較的

  • なぜバフェットはアップル株を売ったのか?

    バークシャーがアップルを半分売却バフェットがトップ保有銘柄のアップルを今年に入って約半分売却した。これはハクゴには驚きだった。売却した理由は正直わからないが推測できる範囲で以下理由を考えてみた。理由①そもそもアップルを永久保有とは考えていないアップルが現

  • 経済見通しは気にしない

    株式投資と経済見通し株式投資の話では景気や経済見通しが語られることが多い。「今後の経済がどうなるか?」「FRBはどう動く?」「今後の金利動向は?」「株価を予想するためには景気動向を読む」株式投資のパフォーマンスは景気に大きく影響されると言っているように聞こえ

  • 今気をつけるべきこと

    投資とリスクリターン結局投資のスキルとは「リスクをなるべく取らずリターンを上げること」に尽きる。ほぼリスクがない米ドルMMF(短期証券)は現在約4.9%あるわけだがもしリスクなしで5.9%の年率リターンを出せた場合これは非常に高い投資スキルといえる。逆に言うと低リス

  • 大相場は経験値を積み上げるチャンス

    合理的な判断が投資家としての経験値となる8月は日米とも株式市場が大きく動いた。「ああすればよかった」「こうすればよかった」と後になって考えることもあるが大切なことは 「right decision」ができた、という体験を一つでも積み上げることだと思う。「Right decision」

  • 株価は低く、業績は高く

    株式相場の調整今年に入って昨今の米国株の株価が高過ぎるという内容を以下ブログなどで紹介してきた。「バブルはいつかはじける理由」(2024.4.1)「バブルはいつかはじける理由(その2)」(2024.4.2)7月から米国株価は少し下落したが株価に反応して右往左往するのは全く愚か

  • ゆっくりリッチになる投資

    株式投資と時間軸誰もが速く儲けたいと願うわけだがその気持ちと投資との関係を今回は述べたい。企業は需要を調査し、商品・サービスを企画・開発・改善しそれを顧客に届けることで売上が上がりそれがより多くの顧客に届くことで成長する。つまり企業価値成長のスピードは顧

  • 米株は史上最高値。どうするか?

    米株は高値更新中株価バリュエーションが高くなってきている。これはS&P500のPERが27xと現在の長期金利をベースにすると非常に高い。買うか?売るか?Do nothingか?  長期の投資家はこのような局面でどう考えるべきなのだろうか?Rationalに考えることが大切我々長期投資家

  • どんな企業に投資するべき?

    どのような企業に投資する?株式投資ではそもそもどのような企業に投資すべきなのか? 株式投資では企業が生み出す利益を期待して投資をする。この利益は債券と違っていくらになるかはわからない。株式投資を債券投資との比較なしに考えることはできない。株式投資とはリス

  • 2024年上半期終了

    2024年上半期の結果2024年前半が終了した。ハクゴの今年6か月のパフォーマンスは以下の通り。年初来YTD 成長率3月末6月末S&P50010.2%14.5%ハクゴポートフォリオ4.6%9.8%アルファ-5.6%-4.7%絶対リターンよりも相対リターン(アルファ)が重要。アルファは-4.7%と不調。Q1では-

  • 投資をいつ始めるべきか?

    株価は割高感がある昨今、株式を始めるにはよいタイミングなのだろうか?グレアムの悪いアドバイスバフェットが最も尊敬している投資家がベンジャミン・グレアム。賢明なる投資家の著者でありバフェットがコロンビア大学ビジネススクールで学んだ師だ。グレアムから多くを学

  • 株価は見るほど本質の解像度が下がる

    株価に惑わされない株価が上がると良い情報が見え、株価が下がると問題や弱さが見えるようになる。企業には強い部分も弱い部分もある。しかし強い部分、弱い部分どちらが注目されるかは株価に大きくよる。株価は人を惑わす大きな力を持っている。なので株価を知ることはよい

  • 明日はいつも不確実

    リスクという事実と恐怖という感覚今回は以下のバフェットの次の言葉を紹介したい。"No matter how serene today may be, tomorrow is always uncertain" 「今日がどんなに平穏に見えても明日は常に不確実なのだ」(2010年「株主への手紙」から)歴史上の全ての日においてこ

  • バフェット「株主への手紙」もう一つの読み方

    バフェット「株主への手紙」毎年発表されるバフェットの「株主への手紙」。ここには投資・ビジネスのみならず人生の知恵がふんだんに織り込まれている。「株主への手紙」の内容はいろいろな本でも紹介され引用されてもいる。ハクゴも投資やビジネスに関する本をたくさん読ん

  • 2024年バークシャー株主総会に参加

    バークシャー株主総会をオマハからレポート毎年5月、ネブラスカ州オマハで開かれるバークシャー・ハサウェイの株主総会。みずみずしい新緑がかおるこのアメリカ中西部の都市にオマハの賢人ウォーレン・バフェットの言葉を聞くため年に一度株主が世界中から集まる。総会は丸一

  • 内部留保した$1が$1以上の市場価値になる企業

    内部留保した$1が$1以上の市場価値になる企業に投資をする前回、「内部留保された利益はいくらの市場価値が期待されるべきだろうか?」という部分があったが今回はこの点を深堀したい。まずは1982年「株主への手紙」からのバフェットの言葉"It is our job to select business

  • ROE x PER = PBR の意味

    株とは Productive enterprise1977年のバフェットの言葉を紹介したい。「株式とは単なる株券ではなく "productive enterprise"と考えることができる。 その productive enterprise" が生み出す利益を債券のようにクーポンと考えることができる」バフェットはこの株についてく

  • 長期投資というより投資とはそもそも長期

    投資は長期が本来の姿短期投資か?長期投資か?よく議論されるが投資というのは本来長期なのだと思う。投資とは企業とともに歩むもの。企業に投資するのだから。ゆっくり成長する企業もあるし速く成長する企業もある。どちらの場合でも投資家と企業は同じペースで進む。投資

  • 良い企業と良い投資は違う

    良い企業でも高く買ってしまうと良い投資にならない投資の成績は以下の2つで決まる。1. 株を買った時の株価2. 将来キャッシュフローとそのタイミング良い投資の前提として「良い企業」を買うということがある。上の2つの条件を満たさないと投資の成績は良くならないというこ

  • バブルはいつかはじける理由(その2)

    バブルはいつかはじける今回は「バブルはいつかはじける理由」への補足とバブル的な株価が企業経営に影響を及ぼすということについて述べたい。まずバブルはいつかはじける、ということを説明するためにまず次の2つの事実を整理したい。1. オーバーバリューで買う人は必ず

  • 2024年Q1終了。結果速報

    2024年年初来のハクゴのポートフォリオのパフォーマンスポートフォリオ全体のパフォーマンスは以下の通り。年初来YTD 成長率3月末S&P50010.2%ハクゴポートフォリオ4.6%アルファ-5.6%アルファは-5.6%と非常に弱いスタートとなった。ポートフォリオの中身は以下の通り。2024年Q

  • 投資の成績を決める2つの要素

    投資リターンを決める要素は2つしかない投資の成績つまりリターンを上げるために投資をやっているわけだが投資のパフォーマンスはどのような要素で決まるのだろうか?株式投資のパフォーマンスは以下の2つで決まる。1. 株を買うために支払った株価 2. その企業から生み出

  • バブルはいつかはじける理由

    バブルとは?株式でバブルと言った場合、株価が割高な状態いうことだ。前回コストコでみたように一つの銘柄でもこの割高度を分析することができる。これが株式市場全体に広がると市場全体がバブルになる。このバブルというものはずっとは持続しない。なぜか?「割高」という

  • コストコ(COST)の株価は高すぎる?

    コストコの株価米国株式全体のバリュエーションが最近上がってきている。現時点でのS&P500指数 5,114だとPERは28倍程度となる。個別株でも割高な銘柄が目立つようになってきた。その中でコストコ(ティッカー COST)について株価が高いかどうかを判定する分析をしてみたい。

  • 上がる株価は株を買う理由にはならない

    長期投資家は株価とどう付き合うべきか?株式投資をやっていると株価とどうしても付き合うことになる。長期投資家にとって株価はなるべく気にしないほうが良いのだが日々動く株価を頭から払しょくすることは実際は容易ではない。長期の投資家は株を売らない。売らないので株

  • バフェットを「読む」【第51回 2023年株主への手紙】

    世界最高の投資家から投資を学ぼう企画。1977年からのバフェットから「株主への手紙」を読破する。投資家として成長したいそのためには世界最高の投資家バフェットから学ぶのが一番と考え1977年からのバフェットの「株主への手紙」をハクゴが独自の視点で解説する。もともと2

  • 増やす必要のない資金が一番増える

    お金は自分の問題を解決してくれるのか?多くの人にとって「お金を増やしたい」という気持ちから株式投資が始まる。増やしたお金を何に使うのか?自分が「消費したい」ということが一番大きいだろう。お金が増えたら車を買いたい、家を買いたい。他にはファイヤーしたい・会

  • 決算では株価を追いかけない

    決算発表シーズンたけなわ決算内容に反応して日々市場が動いている。この動く株価に反応することは投資家としてよいことなのだろうか?投資家は本来企業の競争優位性を追いかけるべきだ。投資している企業の競争優位性が強ければ、あるいは維持・強められていればそれはいず

  • グーグルの決算発表。ハクゴの見方

    アルファベットQ4決算本日アルファベット(GOOGL)決算発表があり株価が7.5%下がった。グーグルはハクゴの主要保有銘柄の一つであり毎回決算をチェックしている。結論から言うとグーグルの本質的な競争力については不確定なところはあるが、それは昔からあったもので今回の決算

  • 歴史上の大暴落の頻度

    歴史上の大暴落前回暴落はある種の企業にとってはチャンスでもあるというお話をした。大暴落はいつか来るのだろうか?来たら市場はどうなるのだろうか?いつ来るのかはわからない。しかし頻度はある程度分かる。過去の歴史上何度か大暴落が起こったが、その都度結局は毎回復

  • 歴史に見る大暴落がくる頻度

    歴史上の大暴落前回暴落はある種の企業にとってはチャンスでもあるというお話をした。大暴落はいつか来るのだろうか?来たら市場はどうなるのだろうか?いつ来るのかはわからない。しかし頻度はある程度分かる。過去の歴史上何度か大暴落が起こったが、その都度結局は毎回復

  • 次の暴落の後「価値」が暴騰するのはどの株?

    次の株式市場超暴落の後「価値」が暴騰するのはどのような株か?アップル(AAPL)この企業はその商品力・競争力は言うまでもないがもう一つ他社と一線を画す特徴を持っている。以前 2023.8.18に「アップルの株価は下がれば下がるほど良い」と題してアップルについて紹介した内

  • 2023年パフォーマンス(補足)

    長期のパフォーマンスを計測すべき「2023年のハクゴの成績発表」(2024.1.3)において投資のパフォーマンス評価のための超過収益(アルファ)は長期のパフォーマンスで行うべきと述べハクゴの過去5年と過去14年のアルファを表示した。この理由は短期の株価は企業の価値とほとん

  • 株価が上がっても儲かったわけではない?

    株価が上げたら儲かったと結論できるのか?2023年は株式市場は大きく上げた。株価が大きく上がったわけだ。しかしこれで本当に儲かったと言えるのだろうか?長期投資家なので株を売ることはない。したがって利益が確定することもない。今後株価が下がった場合損したと言える

  • 2024年の目標

    今年も自己成長特に今年何か特別ということはない。経済情勢とか多少はあるが競争力のある企業、つまりグレートビジネスは景気の波に関係なく長期で本質的価値を上げていく。つまり利益は上がっていく確率が高くこれを毎期確認し、また新しいグレートビジネスを探し続ける。

  • 2023年のベスト書籍

    2023年に読んだ本の中でのおすすめ本このブログのテーマは投資と読書。今回は読書の話題。毎年新年にハクゴが昨年読んだ本の中でベストの本を紹介している。投資・ビジネスで一冊、その他部門から一冊を紹介している。昨年も多くの本を読み多くを学んだ一年だった。この学び

  • 2023年のハクゴの成績発表

    2023年年間成績2023年が終了。ハクゴは2010年にこの株式投資をはじめ、早14年が経った。2023年一年間の成績は以下の通り。今年も追加資金はなし。年初来YTD 成長率S&P50024.2%ハクゴポートフォリオ30.7%アルファ6.5%絶対リターンではなくあくまで市場全体に対しての相対リタ

  • 投資の評価に株価を使わない

    株価は本当に正しい評価尺度なのか?通常株式投資のパフォーマンスは株価の時価で評価する。株価が上がるとパフォーマンスは上がり、下がるとパフォーマンスは下がる。しかし株価というものは時に実態とかけ離れて大きく上がったり下がったりする。株価が大きく上がった時本

  • 投資とは短期で成果が出るものではない

    投資のスピード感株をやるとなんかすぐに儲かるのではという幻想がある。株を買ってすぐ xx% 儲けた、とかこのような認識を投資に求めるのは間違っていると思う。なぜこのような間違った認識があるのかというとその原因は「株価」にある。短期の株価は業績を必ずしも反映する

  • バフェットの言葉「株式市場が5年間閉鎖されようが気にする必要はない」

    良い投資をしているのであれば、株式市場が5年間閉鎖されようが気にする必要はないこれはバフェットの言葉だが今回はこの言葉を解説・深掘りし共有したい。「株式市場が閉まっていても困らない」ということは株価を見なくても良いということだ。なぜ株価を見なくてもよいのだ

  • バフェットの言葉「株式市場が5年間閉鎖されようが気にする必要はない」

    良い投資をしているのであれば、株式市場が5年間閉鎖されようが気にする必要はないこれはバフェットの言葉だが今回はこの言葉を解説・深掘りし共有したい。「株式市場が閉まっていても困らない」ということは株価を見なくても良いということだ。なぜ株価を見なくてもよいのだ

  • 推薦図書「ファクトフルネス」

    おススメ読書 ファクトフルネス今回は読書の話題。最近読んだ本を一冊紹介します。「ファクトフルネス」この本は世界について 我々が持っている知識が真実とずれている、ということを指摘している。我々は世界に関する事実について最新の正しい知識を持っていないという点と

  • 「ポーカーゲームで30分経っても誰がカモかわからない場合、あなたがカモである」

    「ポーカーゲームで30分経っても誰がカモかわからない場合、あなたがカモである」これはバフェットの言葉で株式市場との付き合い方についてのコメントだ。前回「投資村に住む二つの部族」というブログの中で投資家のタイプとしてキャッシュフローを狙う部族とキャピタルゲイ

  • 投資村に住む2つの部族

    キャッシュフローかキャピタルゲインか?今回は株式投資とはそもそも何か?そしてその中でどのようなプレイヤーがいるのか ?について改めて考えてみたい。そもそも株に投資をするということはその企業が将来生み出す利益を株数に応じてもらえるから投資をするわけだ。したが

  • ダラー・ジェネラルCEO交代

    2022年に引退したCEOが戻ってきたダラー・ジェネラルは2022年にCEOが Todd Vasos氏から Jeff Owen氏に代わった。新しいJeff Owen氏はCEO就任してまだ一年も経っていないのだがその後株価は以下のように大暴落中。ダラー・ジェネラルはこのブログでも過去何度も取り上げている

  • ハクゴのおススメ投資本10選

    ハクゴのオススメ投資本トップ10ハクゴが過去に読んだ投資に関する本トップ10を以下に紹介したい。ハクゴはバフェットから投資を学んだためほとんどバークシャー関係の本だがどれも最高の学びになる。No.1 バフェットの「株主への手紙」 ウォーレン・バフェットバフェット

  • ダラー・ジェネラルに追加投資

    年初来ずっと下がっているダラー・ジェネラル過去何度か紹介しているダラー・ジェネラル(ティッカーDG)だが本日また今までより多く追加で購入した。ダラー・ジェネラルの内容については「ダラー・ジェネラルを分析」「ダラー・ジェネラルまた追加購入」などをご参照。株価

  • 2023年Q3終了

    2023年も3/4が終了年初来から9か月間のハクゴのパフォーマンスをチェックしてみると以下の通り。年初来YTD 成長率3月末6月末9月末S&P5007.0%15.9%11.7%ハクゴポートフォリオ11.7%23.5%17.4%アルファ4.7%7.6%5.7%絶対リターンではなくあくまで市場全体に対しての相対リターン

  • 上昇する金利とバリュー株【P&G分析】

    多くの優良バリュー株は今高過ぎる過去3年間米国債長期金利はボトムの0.5%から現在4.7%まで上昇を続けている。金利はキャッシュフローを生むすべての資産の価値にネガティブに影響する。このような金利環境下では株のバリュエーションは下がってしかるべきだ。しかし一部の優

  • 株式投資と債券投資はよく似ている

    債券投資はクーポンを集めるゲーム債券投資は当初投資したら6か月ごとにクーポンがもらえる。クーポンを集めるゲームといえる。株式投資も同じで「利益」というクーポンを集めるゲーム。ただしクーポンが増える点が違う。逆に減ることもある。つまりクーポンにリスクがあるの

  • バフェット語録 - これが投資というゲーム

    投資というゲーム今回は以下のバフェットの言葉について考えてみたい。「投資というゲームは拠出した資金より多いキャッシュをそのアセットから回収することに他ならない。他者に売ることで回収するのではなくて投資対象の資産が生み出す利益で回収する。投資家は投資対象が

  • バフェット語録 - これが投資というゲームだ

    投資というゲーム今回は以下のバフェットの言葉について考えてみたい。「投資というゲームは拠出した資金より多いキャッシュをそのアセットから回収することに他ならない。他者に売ることで回収するのではなくて投資対象の資産が生み出す利益で回収する。投資家は投資対象が

  • 投資家2.0 になろう【その⑥】投資家2.0は「事業家的投資家」

    経営者としての投資家2.0投資家2.0はCEOが考えている経営上の課題について答えを自分でも持っているべきだ。これは簡単なことではないがそもそも経営の要諦を理解せずに自分の所有する企業の経営者が日々行っている経営を評価できるだろうか?経営者がやっていることが良いか

  • 投資家2.0 になろう【その⑤】大企業病を防げるかも

    パートナーシップの精神は企業組織の下まで伝わっていく有能な長期目線の経営者を雇い、長期の企業価値を創造するための課題を自ら考えせ、オーナーシップをもって実行させる。具体的な指示は最小限にとどめ抽象的なメッセージを送り有能な経営者に自由に経営させる。これが

  • 投資家2.0 になろう【その⑤】大企業病を防げるかも

    パートナーシップの精神は企業組織の下まで伝わっていく有能な長期目線の経営者を雇い、長期の企業価値を創造するための課題を自ら考えせ、オーナーシップをもって実行させる。具体的な指示は最小限にとどめ抽象的なメッセージを送り有能な経営者に自由に経営させる。これが

  • 投資家2.0 になろう【その④】投資家2.0は経営者

    投資家2.0は 「Stock picker」から経営者との「パートナー」になる投資2.0は単に良い投資対象を選ぶ「stock picker」ではなく「パートナーシップ」という心持ち、つまり企業経営者と運命を共にする関係作りを積極的に行う。投資家2.0はパートナーとしてメッセージを経営者に

  • 投資家2.0 になろう【その③】ゴールを共有する

    投資家2.0とは、、前回までを要約すると、投資家2.0とは- 経営者に対して正しいメッセージを発していく(短期の株価・会計数値は気にしない、長期の価値創造に注力する)- 投資家2.0は5年後、10年後の企業の競争力を注視している。今日の株価は注視しない。投資家と経営者が

  • 投資家2.0 になろう【その②】短期の利益 vs 長期の価値

    短期の利益を目指す投資家の態度がそもそも間違っている前回「投資家2.0はモートを広げることに全力を注いでほしいというメッセージを経営者に訴える。モートを広げる努力に全力を注ぐというのは当たり前に思えるがなかなか簡単ではない」という話だった。今回はその理由につ

  • 投資家2.0 になろう③

    投資家2.0とは、、前回までを要約すると、投資家2.0とは- 経営者に対して正しいメッセージを発していく(短期の株価・会計数値は気にしない、長期の価値創造に注力する)- 投資家2.0は5年後、10年後の企業の競争力を注視している。今日の株価は注視しない。投資家と経営者が

  • 投資家2.0 になろう②

    短期の利益を目指す投資家の態度がそもそも間違っている前回「投資家2.0はモートを広げることに全力を注いでほしいというメッセージを経営者に訴える。モートを広げる努力に全力を注ぐというのは当たり前に思えるがなかなか簡単ではない」という話だった。今回はその理由につ

  • 投資家2.0 になろう【その①】

    長期投資家は株価ではなく価値で儲けるハクゴは投資家とは株価を上げることで利するのではなく企業の価値を上げることで利するべきだと考えている。前々回「12年で投資を回収した」でも紹介した内容だが自分が投資した金額を投資した後の実際の利益でいかに早く回収できるか

  • ダラー・ジェネラルを分析

    ダラー・ジェネラルQ2業績発表で株大幅安ダラー・ジェネラル(ティッカー DG)は小売店ビジネスでハクゴのトップ10保有銘柄に入っている。今次Q2の業績発表があり株価は大きく下げている。過去一年の高値から約半値となっている。株価が大幅に下がっている理由- 既存店売上が

  • 12年で投資を回収した

    キンバリー・クラーク "Kimberly-Clark" を13年間保有しているハクゴは2010年に「賢明なる投資家」を読み株式投資を始めた。この本を読み目からウロコで銘柄を探しまくり、一番初めに買った銘柄はキンバリー・クラーク社 (KMB) の株だった。ティッシュペーパーの会社。2010年

  • 株価の変動は真のリスクではない

    永遠の名著「賢明なる投資家」ハクゴはこの名著を読んで株式投資の世界に入った。そしてこの本を機に日々の読書習慣を始めたのだがそれは「この本を超える本が果たしてあるのか?」という疑問を解決するためだった。いまだにこの本を超える投資の良書には出会っていない。今

  • アップルの株価は下がれば下がるほど良い

    アップルのすごい経済性前回取り上げたハクゴのトップの保有株 アップル。この企業のブランド力、競争優位性は言うまでもないが、経済性も半端ない。まずアップルは運転資金を必要としない。運転資金がマイナスだ。この秘密はサプライヤーに対する有利な支払い条件にあるのと

  • アップルの株価下落について

    アップル株価下がったが全然心配していないハクゴの保有株1位のアップルが昨日の決算後大きく下げている。アップルの競争力が変わったのか?経済性が変わったのか?これが投資家としては知りたいところ。アップルの企業価値は商品を生み出す力とブランド力にある。したがって

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バフェット研究家ハクゴの「米国株グレートビジネス投資」
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