本当に良くできた話で、綺麗にまとまっています。流石ゼメキス監督です。 ブラピ&マリオン・コティヤール主演です。(マリオンは「エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜」という映画で一世を風靡しましたが、自分は、リュック・ベンソンのTAXIでの主人公の恋人役やダークナイト・ライジングの悪役を演じる彼女の方が好きです。) 第二次大戦で大きな作戦を遂行する二人のスパイの物語なのですが、ブラピとマリオン、二人とも雰囲気があって本当に美しい映画になっています。 彼らは、最初はあくまで任務遂行の手段と割り切り、よそよそしいものの、徐々に打ち解け、愛し合うようになります。スパイ同士が愛し合うと、その先には不幸しかないと…
現代の真の愛の形は、皆が考えている普通からはもう生まれないのかもしれない・・・(きらきらひかる/江國 香織)
江國香織氏は既に文壇の重鎮と言ってもよい方だと思いますが、辻仁成氏と男女対になって書いた『冷静と情熱のあいだ Rosso』位しか、自分は読んだことがありませんでした。 今回「きらきらひかる」という題名から何故か目が離せなくなり、読んでみることに・・・。 本作は、アルコール依存症で精神病気味の妻と同性愛者の夫の生活を描いた作品です。(同性愛者をゲイと書かずにホモと書いているところに時代を感じますし、30年近く前にこんな小説を書いていた著者はやはり凄いとしかいいようがありません。1991年刊行) 生物学上の性ではお互いに相容れることができない二人の、深く愛し合うがゆえの感情の揺れが見事に描かれてい…
ご機嫌な音楽に乗ってぶっ飛ばします!(ベイビー・ドライバー)
ベイビー・ドライバー (字幕版) 説明に「スタイリッシュmovie!」なんて書いてあったのですが、「今時そんな言葉使わないよなぁ(笑)」なんて思いながら鑑賞しました。 アンセル・エルゴート&リリー・ジェームズの競演、その上に「ご機嫌な音楽」、「スピーディな展開」、「恋愛」の要素が重なると、限りなく軽い若者向けの映画と思われるかもしれませんが、そこはしっかりと、ケビン・スペイシーとジェイミー・フォックスという名優二人が軽くなり過ぎないように脇を固めています。 音楽に合わせたアクションや、エンタメ的に楽しめる構成も、なかなかよくできていて、「えー!!」と思う部分は若干あるものの、最後はまぁ良いか!…
心温まる素敵なお話です。人を信じて、どんな時も前向きに!(漁港の肉子ちゃん/西 加奈子)
西加奈子氏の小説は今回初めて読みました。本作はいろいろな方が、彼女の代表作として挙げていることもあり、かねてから読んでみたいなぁ、と思っていた1冊です。 「肉子ちゃん」 こんな風に人に呼ばれたら、普通は名誉棄損レベルで激怒ですよね・・・ 「肉子ちゃん」という名前の響きは、もうそれだけで相当に強烈なので、読者は一体どんなキャラなのだろうか?と読み始める前に想像逞しく想いを巡らせると思います。で、これがまた不思議なのですが、主人公である肉子ちゃんは、その激しく逞しくして想像したイメージとなんとなくダブる(まさにイメージ通り?)そんなキャラなのです。そう、彼女は大きくてまん丸い・・・。 ただし、そん…
どうやら、今更韓国映画にはまってしまったようです・・・(タクシー運転手~約束は海を越えて~)
うーん。また唸ってしまいました。 いやー、本当に参りました。鼻の奥がツーンとなること数回、この内容でどのように見る人の心を動かすのかなぁ?と考えていましたが、次々と来る見せ場に涙腺が緩みっぱなしでした・・・。 本作は1980年の韓国の光州民主化運動を背景にした作品です。勿論いろいろと話を面白くするために脚色はされていると思いますが、史実に基づいたものだそうです。 この民主化運動は、全斗煥が長年の政敵であった地元出身である金大中氏を逮捕したことがきっかけになったと言われています。民主主義を目指し蜂起した学生や市民は、情報統制の下、アカ(共産主義者?)扱いされ、歪んだ報道で孤立、徐々に追い詰められ…
なんだかんだ言っても面白い、真理子先生・・・(”あの日のそのあと”風雲録 夜ふけの縄跳び/林 真理子)
この表紙はちょっとずるいですね・・・どう考えても著者に見えない(笑) こんなことをいうと怒られるかもしれませんが、この方は、ずっとおばさんの気がします。 僕が小さい頃から、おばさんだったし、今もおばさん。これからもおばさん。 真理子先生は自分が小さい頃に、アグネス・チャンと子育ての事で喧嘩していた記憶が今も残っていて、正直あまりいいイメージはないのですが、(お会いしたことは勿論ないので、実際にはどんな方かは存じ上げません・・・)書くものは取り敢えず面白いです。 本作は東日本大震災があった2011年頃の週間文春に連載したエッセイをまとめたものとのこと。あくまで自分の感想ですが、先生は、皆が思って…
この時代はもうそこまで来ているのではないでしょうか?・・・(ブレードランナー2049)
前作の公開が1982年ですので、実に36年ぶりの続編です・・・。前作の筋はおぼろげにしか覚えていませんでしたが、やはり物悲しいidentityものという部分は変わっていませんでした・・・。内容及び出来は全く悪くないですが、前作があって今作が初めて理解できる部分もあるので、前作を知らない今の世代が見たら少々理解に苦しむと言うか、期待外れかもしれないですね・・・。(前作はメインがアクションという側面もありましたが、今作は、アクションよりも内面部分がフォーカスされていますし・・・。) 原作の『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』は紛れもない名作ですし、(なんと、これは1968年刊行!)近未来を予想と…
日本は本当にいい国なのだろうか?・・・(日本を捨てた男たち/水谷 竹秀)
「困窮邦人」 自分の意志で海外に出かけ、そのまま文無しになり、帰国ができなくなっている日本人の事を指すそうです。 そんな言葉があることをこれまで知りませんでした。 この本を読むまで自分は、海外へ渡航し、帰国しない(できない)人は、日本国内で、犯罪とか、借金とか、いろいろ訳ありで、自身の意志で逃亡出国、犯罪人引渡し条約を締結していない向こうの国で、そこそこ楽しくやっているんだろうなぁ、程度の認識しかありませんでした。(何故か日本との間で犯罪人引渡し条約を締結しているのは,アメリカと韓国の2カ国のみとのこと。これは他国と比べると極端に少ないそうです・・・。ちなみに米英は110カ国とのこと・・・。)…
音楽も街の風景もとっても素敵な一本。ニューヨークに行きたくなりますね・・・笑(はじまりの歌)
はじまりのうた BEGIN AGAIN(字幕版) 公開当時、全然期待しないで見たら、メチャメチャよかった1本です。 恋人同士でもある二人の才能あるミュージシャンが、紆余曲折を経ながら、様々な人に助けられ、最終的に自己を見出し、それぞれ全く異なる方向に進んで行く、と云った内容の話なのですが、ニューヨークの雰囲気と相まって、とってもいい感じの作品に仕上がっています。 主人公であるキーラ・ナイトレーの歌は吹き替えかと思ったらなんと本人だそうで、ノラ・ジョーンズばりで、正直びっくりしました。しかも、彼女の恋人役で、出演している男優、「どっかで見たことあるなぁ、誰だっけ誰だっけ?」と思いながら見ていたの…
日本にもいろいろな時代があったのです・・・・(33年後のなんとなく、クリスタル/田中 康夫)
先日ブックオフでブラブラしていたら、ん?と目に留まり、一応このTrendを知る恐らく最後の最後の Generationなので興味がフツフツと湧き、思わず購入してしまいました・・・。それにしても、このTiffany&Co.カラー結構目立ちます。 康夫ちゃん絶対狙ったな(笑) が、値段はまさかの350円での叩き売り・・・ごめんなさい、康夫ちゃん。でも流石にこの本に1,728円は出せないです。消費税分の128円は国民の義務として払いますが・・・(笑) で、内容はというと、なんとなく気分のよいものを買ったり、着たり、食べたりする。そしてなんとなく気分のよい音楽聴いて、なんとなく気分のよい所へ散歩しに行…
韓国映画は時として、「こりゃ、ハリウッドと同等かそれ以上だなぁ…。」と思わせる作品がありますが、これこそアクション、内容共にハリウッド級です・・・。 日本には残念ながら「ハ・ジョンウ」みたいな将来のワールド型スターって今見当たりませんよね・・・。皆、小物ばっかりな気がします(笑) 「リュ・スンボム」という敵役の俳優も凄くいいです。(なんと監督の弟だそうです!) 本作は、北朝鮮諜報部、韓国国家情報院、CIA、イスラエル諜報特務庁に中東やドイツまで絡んで組んず解れつの大スパイものです。更にそこにスパイ容疑を掛けられた主人公の妻への愛が絡んでもつれにもつれます。 最後は・・・。笑 息を着く暇が無い位…
判り易いですが、これ以上掘り下げるか下げないかはあなた次第です・・・笑 (知らないと損する経済とお金の超基本一年生/大江 英樹)
普段あまりこういう本は読まないのですが、なんとなく表紙に惹かれて齧ってしまいましたー。笑(表紙はやっぱり大切ですね・・・) 確かに判り易いし面白い!経済とお金の話がとっても噛み砕いて解説されています。自分に取っても「え、そうだったのかぁ。」(例えば投機と投資の違いなど・・・)とちょっと目から鱗のお話がかなりありました。 これから財テクをする人に取ってのファーストステップ本であり、興味を持った部分を、いろいろと掘り下げて行けば、かなりのお金通になれると思います。 特に秀逸なのが、最後の「おわりに」に記載してあることです。普通であれば、「え?これが結論?そんなこと誰でも知ってるじゃねーか!(怒)」…
回を重ねる度にハチャメチャ度が増します・・・(ワイルド・スピード)
日本では未だ決まっていないようですが、「ホブス&ショウ」の全米公開日が2019年8月2日に決まったようです。 本作は、ご存知ワイルドスピードのスピンオフ作品です。(海外ではワイルドスピードと言っても通じないそうで“The Fast and the Furious”。書く時はFF1とかFF4とか省略するのが正解みたいですね。ファイナルファンタジーと被る!笑) 本シリーズの元々の主人公はヴィン・デーゼルとポール・ウォーカーの二人だったのですが、ポールが不慮の事故で夭折。ドウェイン・ジョンソンとヴィン・デーゼルの不仲もあり、遂にオリジナル主人公抜きで、一つの作品を作ってしまいました。 予告を見る限り…
全編書簡で構成される、一風変わった小説です。本作をミステリーと云う方もいます。(十二人の手紙/井上 ひさし)
これもいつか読みたいなぁ、と思ってた一冊。言わずと知れた故井上ひさし氏著。 本作は少々変わっていて、全編手紙で構成されています。 基本、短編集なので、それぞれのエピソードで小さなどんでん返しが繰り返されるのですが、何話か登場人物が被っていたりして、その人達の人生が交差するところが、なんとも言えないいい味を出しています。(ちなみに、「当作は上質のミステリーである。」と云う感想を述べる方も結構いらしゃいます。) 今はメールが全てで、人と人の間の時差は殆どゼロ、必要以上にタイムリーにコミュニケーションが取れてしまう時代ですが、本作は、人と人の間に、まだ距離と場所と時間に時差の観念があって、手紙が人の…
政治家の決断の際の苦悩を見事に描き切った上質の作品でした・・・(ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男)
政治家を主人公にした作品は、本当のところはよく判らないので、それを歴史の真実として信じてはいけないというのが自分の信条。まして戦時下の話となれば、勝てば官軍ですから・・・(笑) チャーチルと言えば、イギリスの首相で欧州戦線で優勢であったヒトラーの脅威に最後まで屈せずに、最終的にナチスを降伏に追い込んだ人として歴史的にも有名です。 この作品は、如何にチャーチルが自身の意志を貫き、政治家として、ナチスに対して立ち回って行くのかに焦点を当てた作品で、その部分が感動的に描かれています。お話としては、面白いですし、クライマックスでは感動さえ覚える一方、戦争で失われた貴重な命や、彼の失政の部分は殆ど触れら…
まだ2月の初めだというのに、今年最高の1冊となるかもしれない作品に出会ってしまいました・・・。 (シャドウ・ダイバー/ロバート・カーソン)
シャドウ・ダイバー 下―深海に眠るUボートの謎を解き明かした男たち (ハヤカワ文庫 NF 341) 早くも出会ってしまったかもしれません・・・。 まだ2月の初めだというのに、今年最高の1冊となるかもしれない作品に・・・。 「シャドウ・ダイバー」 (ロバート・カーソン) アメリカのニュージャージー州沖で、第二次大戦で連合国を恐怖に陥れたドイツのUボートの残骸を発見した、レック(wreck/沈没船)ダイバー達のお話です。 主人公のジョン・チャタトンは友人がひょんな事から入手した緯度経度を元に、沈没船が存在すると思われる場所に向かいます。場所は米東海岸のニュージャージ冲約100キロ。 海底探知機によ…
松潤似の主人公が、極寒の原野を彷徨い、オオカミと共に力強く生き抜いて行く物語!(アルファ)
約2万年前の地球が温暖化に向かい始める直前頃のお話です。2万年前っていつだよ?って感じですが、調度、クロマニョン人がラスコーにかの有名な必ず教科書に載っている壁画を描いていた頃でしょうか? まだ農耕や牧畜は始まっていないので、食べる物は命懸けで狩猟採集していた時代です。 そんな時代に、狩りに出て、経験の浅さから重傷を負い仲間とはぐれてしまう主人公。極寒の荒野を彷徨ううちに自分を襲おうとした狼とふとしたきっかけで心を通わせ、共に助け合いながら、生き抜いて行く、そんな一人と一匹を壮大なスケールの自然と共に描いたサバイバルアドベンチャー作品です。 主人公をコディ・スミット=マクフィーという俳優さんが…
力道山に負けた史上最強の柔道家。人生って本当にいろいろ。正解なんてない。・・・・(木村正彦はなぜ力道山を殺さなかったのか/増田 俊也)
強過ぎるがゆえに、周りがほっておかず、奥さんの薬代を稼ぐと云う口車に載せられ一時期プロに転向。それが影響し、未だに柔道界からほぼ抹殺されている、最強且つ不世出の柔道家、木村正彦氏。彼の一生を18年間愚直に追いかけた秀逸の一冊です。 内容にも、木村政彦という人間にも、ただただ圧倒されました。 運動界のスーパースターというのは、どんなに無理を重ねても怪我をあまりしない人ではないかなぁ、と最近良く考えます。 なんでも鬼のように練習をすれば、人間、ある程度までは到達できると思うのですが、普通の人間は、鬼のように練習すると、体が耐えられず、大抵故障するようにできていて、そのレベルの練習は続けられません。…
そこまで残虐なダークヒーローだったかなぁ???(笑)・・・(ヴェノム)
ヴェノム ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray] 遅ればせながらヴェノムを鑑賞しました。 既に「スパイダーマン3」で既出のキャラなので、そこまで目新しさは感じませんでしたが、コミックのヴェノムに極力忠実なキャラに再構成され、ストーリーもきちんと退屈しないように工夫されていたので、かなり面白かったです。 スパイダーマン3 (字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video この商品を含むブログ (1件) を見る ヴェノムは一応、スパイダーマンの最強最悪の残虐性を持つ敵と呼ばれているようですが、なんだか変なところが、妙に人間っぽくて、しかも身内(彼らは地球外生命体…
あまりに強烈なので、読んでいて足が竦みました・・・(遺書/瓜田 純士)
一時期話題になった関東連合とその関係者のお話。 3面記事的な興味を満たしてくれる作品としては、とっても面白いし、やはり関係者であった著者(もちろん編集者とかいると思いますが)には知性?文才?地頭の良さのようなものを感じました。 所謂、当時の裏話が語られる訳ですが、この作品に出てくる人達は、普段は普通でも、本当にいい意味でも、悪い意味でも所謂ヤバい人達で、映画や小説の世界なんてもんじゃない感があります。人間が振るう暴力には、ここは超えてはいけない、という一線がある筈で、それを超えた場合は人は人でなくなるというか、修羅?若しくは人の皮を被った悪魔?と化すと聞いたことがあります。この作品には、その線…
号泣必至とか言われると、普通の人は「ふんっ!」となりますよね?え?ならない? 自分が天邪鬼なだけってことでしょうか・・・?(コーヒーが冷めないうちに)
号泣必至とか言われると、普通の人は「ふんっ!」となりますよね? え?ならない? 自分が天邪鬼なだけってことでしょうか・・・?(泣) 前評判が高すぎると、ハードルが上がり過ぎて、「そこまでじゃなかった・・・。」という現象が起きがちですが、残念ながら今回は自分にも同様のことが起きてしまいました。 勿論作品自体は悪くなかったのですが、号泣というところまでは到達できず、少々欲求不満な鑑賞となりました・・・。 (自分が映画で号泣したのは、今のところ壬生義士伝と犬の映画の2本のみです・・・) frikandel.hatenablog.com www.youtube.com いぬのえいが プレミアム・エディ…
元都知事はスター性がないし、怒ってばかりなので好きではありませんでしたが、書き手?調べ手?としてはかなりの人でした。(ペルソナ/猪瀬 直樹)
これも、ずっと読みたかった一冊です! 著者の元都知事はスター性がないし、怒ってばかりなので好きではありませんでしたが、書き手?調べ手?としてはかなりの人でした。 三島由紀夫の作品はキラキラしていて、本当に「かっこいい」ゆえ、彼は一種の超越した人間(スター?時代の寵児?)だと信じて、密かに憧れていたのですが、実はかなり根暗な屈折した人だったということが、この本で判ってしまい、ちょっと失望しました・・・。(笑) スーパーな人だからこそ、逆に(完璧を求めるあまり)、人一倍劣等感が強くなってしまったのかもしれませんね・・・。 ただ、それでも、やっぱり、彼が生み出した珠玉の作品の数々は「きらびやか」で「…
ジャニーズの多角化は相変わらず凄いですね。 時代劇への進出を始めた時、(おそらく、ひかる一平を仕事人に出演させた時)は、あまりの違和感に笑いを通り越してあきれてしまいましたが、最近は、東山君の仕事人、松岡君の金さん、(松岡君は仕事人にも出てますね。)と全く違和感がなくなってしまっています。いや、むしろはまっています・・・。 で、岡田准一であります。 うーん、手放しで褒めるのも癪ですが、侍姿が実に板についており、哀愁漂う浪人を見事に演じきっています。 過去に不正を追及し、藩を追われた浪人。貧しいながらも愛する妻との満たされた生活。徐々に病に蝕まれる妻。妻の遺言に従い帰郷。当時葬り去られた不正の事…
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