昨日に比べるとやや暖かさを感じるがやはり11月も下旬に向かうと道行く人々も上着の上にコート姿や防寒用のジャンバーなどを着込みふっくらとした姿に見える。朝のうちは降っていた小雨も午前中に上がり、昼食後自分の部屋を少し片づけた私は弱い陽ざしが出ている午後、新聞を片手にリビングから庭を見ていた。マンションは気密性が高いので寒くはないがそれでも最近は半袖のアンダーシャツに薄手の長袖シャツ1枚では少し肌寒く感じることもあるのでベストやカーディガンなどを着たりすることもある。そんな私とは対照的に庭のモクレンの木は一枚、二枚と枯れ葉を落とし、まだ少し残っている緑の葉が風に揺れる姿が寒そうに見える。その数えるほどしか残っていないほんのわずかの葉っぱを見てふとオー・ヘンリーの「最後の一葉(ひとは・いちよう)」を思いだした。...考えさせられる「最後の一葉」