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  • 1/2の助走

    今年度の講師の仕事も半分が過ぎた。 自分が受け持つ担当の受講生が変わり、受講生たちが学ぶカリキュラムもより実践的な内容になってきたこともあって、理解している人と理解できていない人の差が大きく開いてきた。 講師たちが集まると、その対策についてどうしていくかが話題の中心になることが多くなっている。 カリキュラムの内容はJDBCやサーブレットなど。未だJavaの基礎が身についていない受講生にとっては講義についていくのは厳しいだろう。 一方、理解が早い受講生の中には余裕を持て余している人もいるとかいないとか。 昨年度に同一の基準で採用されたはずなのに、どうしてこんなにも差がついてしまったのだろう。 新…

  • 読み書きパソコン

    昨年からはじめたIT講師。 今年は二年目ということもあるだろうが、昨年よりは上手くやっていると自分では思っている。 自惚れているだけで、受講生や同僚の講師たちからの評価は散々なものだったりして。 それでも、今年の方が少しだけ余裕を持てているせいか、受講生たちのいろいろなことに目が行くようになっている。 一つ目は会社毎の新入社員の質。 入社偏差値による会社毎の新入社員研修の影響の差は少ないように感じている。 もちろん、入社するのが難しい会社の社員の方が、新しく学んだ内容を理解するのは早い傾向はあるが、それほど際立っている訳ではない。 それよりも、同じ会社の社員同士の方が差を感じる。同じ採用基準で…

  • 続・会わせたくないダウンヒラー

    三頭山は標高1531メートル。それほど高くない山と思った人も少なくないかもしれないが、運動不足のオッサンが慣れない山登りをしたせいで汗だくになってしまった。 府中市に戻る途中に友人は日帰りの温泉施設に立ち寄ってくれた。施設の名は『秋川渓谷 瀬音の湯』。 www.seotonoyu.jp 入浴料は1000円で決して安くはなかったけれど、駐車場には整備員がいたほどなので、それなりに来客者は訪れるのだろう。 友人によると、夕方になると入浴まで待たされることもあるという。東京にはブルジョワが多いのだろう。 4桁の料金を支払ったのに滞在時間の制限があったのには驚いたし、源泉かけ流しなどのセールスポイント…

  • 会わせたくないダウンヒラー

    先週は仕事で疲弊していたので、文章を書く気にならなかった。 講義のカリキュラムはインフラ構築が中心で自分が得意でないジャンルだったこともあっただろう。 それでも火曜日で一息ついたので、先週末のことから少しずつ記したい。 先週の土曜日は6時過ぎに起きた。友人と登山の約束をしていたためだ。 目指したのは奥多摩の三頭山。千葉県に住んでいる友人が車で6:30に迎えに来ることになっていた。 友人の自宅からは2時間近くかかったらしいが、何時に起きたのだろう? オッサン二人を乗せた軽自動車は立川、八王子と早朝の郊外を気持ちよく進んでいった。 助手席からぼんやりと眺めた景色が初夏の風のせいか新鮮に感じた。 武…

  • 雲をつかませる

    月曜日の夕方、一緒に登壇した男性のメイン講師と途中まで一緒に帰った。 登壇先のオフィスビルから最寄りの駅である田町まで歩いて京浜東北線に乗った。彼は蒲田駅で降りるまでだから、30分以上は二人で会話しただろう。 彼は自分の5歳上。講師としてのキャリアは10年以上だが、来年か再来年を目途に講師の仕事からは身を引きたいと話した。 昨年に叔父から引き継いだ会社の経営に専念したいからとのこと。 60歳近くになって社長の仕事に本腰を入れるというのは大変だろう。 次の後継者も探さなければならない日もそれほどは遠い未来ではなさそうだが、彼はどのように考えているのだろう。 月曜日は自分と過ごす最後の日だったこと…

  • 雲を追いかける

    朝は雨だったが、町内の草抜きが始まる8時になると、一旦は上がった。 軍手をはめて鎌を片手に作業を始めると、すぐに雨が落ちてきた次第に強くなってきた。玄関まで傘を取りに戻った。 例年、町内の草抜きは六月の第一日曜日。 蒸し暑い日になることが多いが、今年は雨のおかげで汗が噴き出してくることはなかった。 昨晩、ビールを一滴も口にしなかったこともあるだろうが、代わりに雨には濡れた。 それでも、汗だくになって作業をするよりはマシだった。 シャワーを浴びてまたベッドに飛び込んでいる間にまた雨が上がった。 お昼には初夏らしい日差しが届きはじめた六月最初の日曜日。 名古屋に戻ったミッションを無事に果たしたので…

  • 男の子女の子

    今朝、前の町内会長と玄関先でばったり出会った。挨拶をして、帰宅した理由を話すと彼は少し驚いていた。 今週と来週が今年の仕事の山場だと考えている。 なんとかその前半を乗り切ろうとしているが、疲れはなかなか抜けきれないのは当然なのか。 府中で登壇した後の夕方に都内の港区まで移動してホテルにチェックインした月曜日。火曜日から昨日までの四日間、田町と浜松町の中間にあるオフィスビルで登壇し、講義が終わると品川駅で新幹線に飛び乗って名古屋に帰ってきたのは昨日のことだ。 明後日の一日だけはまた港区のオフィスビルで仕事をして、火曜日にはまた府中で登壇しなければならないのが辛いところ。 一か所に落ち着くことなく…

  • 相対

    月曜日の夜から港区に来ている。名古屋ではなくて、東京都の港区にあるホテルに滞在中だ。 今週の火曜日から金曜日と来週の月曜日の計五日間、浜松町に本社を構える企業の新入社員研修に講師として登壇するためだ。 ビジネスホテルで長期滞在することをそれほど苦痛とは思っていなかったけれど考えが変わってしまった。 四月の中旬に続いて某APAホテルを利用したことがきっかけになった気がしている。 四月には神奈川県の橋本駅近くに二泊。ユニットバスの部屋だったけれど、バスルームが窮屈でシャワーを浴びるのにも苦労した。 ただ、4桁の価格だったので、仕方がないと思って諦めていた。 今週、泊っている部屋の宿泊料は一万円超だ…

  • 父性

    今週は大変だった。 毎日朝から夕方まで、新入社員たちのドキュメントとJavaのコードレビューをしていたから。 しかも受講生たちが帰ったあとは、再来週からの講義の準備のために残業もしていたこともあって、自分の脳みそはところてんのようになっている。 実は今日も先ほどまで、彼らのプログラムの間違い探しをしていたし、この後は再来週の講義の準備などの仕事が山積みだ。 来週の日曜日は町内の草抜き。そのために名古屋に戻るつもりだったけれど、時間を作るのが難しくなってきた。 今年は昨年よりも登壇数が多いので、平日の夜だけでなく週末も仕事に追われている。 それでも、昨夜は息抜きをした。 仕事が終わった後に京王線…

  • 新鮮

    今回の東京滞在は新鮮だ。 50代になってなんでもないはずの日々をそんな風に感じられるなんて素敵なことなのかもしれない。 マンスリーマンションでの暮らしはもっと殺伐としたイメージを抱いていたけれど、いい意味で期待を裏切られている。 自分が住んでいるマンションは二棟あり、普通の賃貸とマンスリーとで別れているようだ。 特筆すべきなのはシェアハウス的なものを意識した設計のようで、共有スペースが多いことだ。 入口にはフロントと小さな売店がある。ちょっとしたトレーニングができるようなジムスペースやミニサウナまであるようだ。 自分はサウナに興味はないが、サウナ好きにとっては嬉しいだろう。 先週は一年ぶりに二…

  • いい意味で

    今週は時間が過ぎるのが早かった。いい意味で仕事に追われていたから。 こちらに来てからの平日は7:15に起床して、8:00にマンションを出発する毎日。 おまけに二日ほど、来月からの講義の準備のために他の講師たちと2時間ほど一緒に残業した。 雨が降っていれば車、降っていなければ自転車で仕事先まで通っている。 乗っている自転車はマンスリーマンションでレンタルしているもの。レンタル料は月毎に1000円で安いのだが、自転車は値段相応だ。 乗っているとサドルやハンドルに路面の振動が伝わってきてガタガタと震えるし、ブレーキの効きは左右のバランスが悪いだけでなく、ブレーキングするたびに甲高い音がまわりに響き渡…

  • 界隈

    先日の憲法記念日のこと。ある東京の撮影会に参加してポートレートを撮るはずだったが、その予定は流れてしまった。 理由は撮影会に所属しているモデルの突然のキャンセル。 撮影会からのメールによると、そのモデルは二回連続でのやらかし。よって会から除名するとのこと。 だが、そんなことは自分にとってはどうでもいいこと。 撮影会が所属モデルの管理に甘さを感じているかもしれないが、モデルをどのように処しようとそちら側の勝手だ。 撮影会に向かっている途中に届いたメール。 それよりも、モデルのドタキャンのせいで嫌な気分を味わっている自分に対して、どうように償うかを考えてくれた方が前向きだったのではないか。 撮影会…

  • 隙間

    昨夜、東京から名古屋に帰宅した。 講師の仕事はまだまだ続くので今回の帰宅は一時的。月曜日からまた講義があるので、明日には戻る予定だ。 宅急便が届くなどのいくつかの理由があったものの、一番はあちらでの生活が以外にも快適だったことが帰宅した理由だ。 このタイミングで名古屋に戻らなかったら、八月に登壇が終わるまでずっと東京に居続けるような気がしたから。 東京と名古屋との往復はお金と心身の消耗が激しいが仕方がない。 自分にとってはもう二度と買うことができない高価な買い物だった自宅が、どうしたって気になってしまうからだ。 昨日、府中のマンションを出発したのは18時過ぎ。 帰宅ラッシュが始まっていたが巻き…

  • ルッキズム

    今日はおやすみ。武蔵野に来てはじめての休講日だった。明日からはまた講義がある。 休み前だということもあって、昨夜は一緒に登壇している講師たちと呑みに行った。 講師六人と研修を受注している会社のコーディネータ一人を加えた7人で。 自分が滞在している府中はかつて東芝の企業城下町だったが、今はその陰すら感じない。 昨日は水曜日。たしか東芝の定時退社日だったはずだが、それらしいサラリーマンたちを入店した居酒屋では見かけなかった。 今日のお散歩ショット。 講師という職業柄もあるのだろうか。サラリーマンが半数近くだったからなのだろうか。それともアルコールを口にしなかった人が半数近くいたからだろうか。 酒の…

  • もくろみ

    四連休は名古屋に帰らなかった。 今年のゴールデンウイークののぞみは全て指定席。車で帰るにしても高速道路が渋滞するのは目に見えていたから。 お金、時間と体力を費やしてまで自宅と往復する気にはなれなかった。 連休明けの来週は帰ろうかと考えていたが、迷いはじめている。 こちらでの暮らしに我慢できないほどのストレスを感じていないからだ。 それどころか、アラフィフになった自分が東京での日々を楽しめているのが意外な気さえする。 例えば三日の夜はこんな感じ。 先々週にこちらで一緒に登壇した講師の友人と呑みに出かけた。 その友人は豊洲にマンションを借りているので新橋で合流し、最初は駅近くの居酒屋で呑んだ。 そ…

  • マウス

    今年度に先週までに自分が新入社員研修として登壇したのは三社。 昨年と比べると、受講生たちにはっきりとした違いを感じる。 先輩講師たちの中には年毎に受講生の傾向があることを口にする人がいたのを思い出した。 世代論で物事を語るのはナンセンスだとずっと考えていたけれど、ここ数年は語らざるをえないことが多々あるように思えてならない。 というか、たった産まれた年が一年違っただけでこれほどの差があるとは思っていなかった。 金曜日のお散歩ショット。というか、部屋から見える景色のスナップです。 今年度、自分が受講生たちに対して気になっていることがいくつかあるので少し取り上げたい。 今年度の新人たちは明らかにパ…

  • 武蔵野にて

    マンスリーマンションとはいえ、人生で初めて賃貸物件に住んで一週間。 マンションは府中市にあり、最寄りの駅は分倍河原。歩きだと10分、自転車だと3分ほどの距離だ。 暮らしている部屋はお手洗いと浴室が別の20㎡。 物件を選ぶ時には私物を持ち込んで暮らすには手狭ではと心配していたが、住みはじめてみると意外と快適だ。 小さなクローゼットがあるので着るものがかさばらない季節だったら、かえってこれくらいの広さの方が合理的なのかもしれない。 もちろんよいことばかりではない。 気になることは多々あるが、一番は部屋から見えるところに京王線が走っていること。 朝は京王線が通る音で目覚めることが多いし、休みの今朝も…

  • 旅の初日

    家財道具一式とは言わないけれど、靴、着替え、カメラ、パソコンなどを小さなポンコツカーに積み込んで家を出た。 一張羅のスーツは車内にハンガーで吊るしたままだったので、見る人が見たら奇妙に思えたかもしれないが、皺がよらないようにするために自分なりに考えてしたことだった。 昨日はゴールデンウイークの二日目。世間が浮かれていることがすぐにわかった。 午前中の名古屋インターの周辺が混雑していたからだ。 連休を楽しんでいる人、楽しもうとしている人の中、火曜日からの仕事のための引っ越し最中の自分。 引っ越し先のマンスリーマンションには17時までには到着しなければならなかった。現地で駐車場の手続きなどをしなく…

  • 小さな旅に出る前に

    明日から長い旅に出かける予定だ。旅の終わりは八月のお盆前まで。 途中、何度かは自宅に戻ってくるつもりだが、帰宅する回数や日にちなどは全く決めていない。 また、ハプニングがあって、途中で旅が終わってしまうことだって十分に考えられる。旅の目的からして。 今回の旅の目的は仕事。東京都内で63日、新入社員研修の講師として登壇するためだ。 ポンコツ講師だから、登壇途中で用なしだと判断される可能性だって少なくない。 どんな旅でも出発する前には不安と期待が入り乱れるものだが、今回の旅に関しては不安の方が圧倒的だ。 旅の準備が不十分であることもあるが、一番の理由は自分の内面のせい。 飽きっぽいところが自分には…

  • 封筒の中身

    ほんの少しだけほっとしている今夜。 今年の講師としての仕事の最初の小さな山を超すことができたから。 だが、週明けからはすぐに、もっともっと高い山を登りはじめなくてはならないので、気持ちはあまり休まらないでいる。 昨日のお散歩ショット。 今週はあるTOYOTA関連のシステム会社で登壇していた。 システムエンジニアとしては何度も関わってきた会社だが、自分の中でのイメージは最悪。 今までに携わった仕事の中で、一番酷い目にあった現場は会社での仕事だったから。 その時には自分の同僚も含めた何人もが出社しなくなり、その同僚は心身をおかしくなったまま、会社を去った。 ちなみに自分に鬱っぽい症状が出はじめたの…

  • クレジットとアマチュア

    自分が作ったと言っても許されるのは小説くらいだろう。 声を大にして言えるほどの自信はないけれど、作ったという手触りみたいなものはいくつかのものには残っている。 同人誌として活字になって、自分と直接に関わりがない人に読まれて、感想や意見などが返ってきたことが一度や二度ではない。 好感を持てたものばかりではなかったけれど、確かにきちんと読んでいてくれたことが感じられたら批判的な言葉でも悪い気はしなかった。 同人誌の人間関係に疲れたので、同人から抜けて数ヶ月。 いつかまた気が向いたら小説を書くこともあるだろうが、そのときは同人誌という媒体を選ばないような気がする。 ただ、自分が書いた小説を他人が読ん…

  • 恋のラリー

    身内や友人から文字でやりとりする時のレスポンスが素っ気ないと、よく言われる。 自覚はあるのだが仕方がない。文字で誰かとやりとりするのが昔から得意ではないからだ。 実は自分の娘もそんな様子が伺えるが誰に似たのか。 仕事でメールを書くのも嫌いだが、読むのはもっと嫌い。 最近はSlackやTeamsなどのチャットで情報を共有することが多いのだけれど、それらでのやりとりもやっぱり苦手だ。 メールよりも要点だけを伝えられる場面が増えたメリットは確かにある。 だが、コミュニケーションが気安くとれるために必要以上の情報が共有されている気がして、それらに気が取られてなかなか他の仕事に集中できない。 あ、それは…

  • 黄砂越しに見た景色

    今週は毎朝、ホットサンドをよく食べている。 普段は味噌汁と御飯を中心とした和食を食べることが多いのだが、ホットサンドがどうしようもなく食べたくなることがたまにある。 自分が使っているホットサンドメーカーはかなり年期が入っている代物でまだまだ現役。 独身時代に実家から持ってきたもので、ガスコンロで使うタイプのものだ。 これを使って卵、キャベツやハムを8枚スライスの食パンに挟んで焼くことが多い。 カーテン越しに朝陽が差し込むリビングでホットサンドを食べていると少しだけ贅沢な気がする。 だが、和朝食を用意するよりも手間と時間がかかるので、仕事がある朝にプレスサンドを食べることは少ない。 今週の自分は…

  • たまたま

    昨年に続いて今年も新入社員研修の講師として、登壇する日々が始まった。 今年の登壇予定日は70日。昨年は30日強だったので、ほぼ倍だ。 六月には全ての研修が終わっていた昨年と違って、今年は八月のお盆前まで講師の仕事は続く。 比べるとかなりの長丁場になるが、なんとか無事に走りきりたいものだ。 昨日と一昨日が今年初めての登壇だった。登壇先は多摩センター駅から最寄りの会社。 昨年は隣の駅、永山で研修を行ったのも何かの縁なのかもしれない。 名古屋市民の自分からしたらどちらの駅も、東京都内ではあるけれどアクセスに不便な郊外のターミナルとしか思えない。 京王と小田急ともに特急が停まる駅ではあるけれど、新幹線…

  • 大人だとは思っていない

    10年ほど昔の話。 四月のはじめに父は亡くなった。 死因は膵臓癌で、主治医からは桜の花を見ることができないかもしれないと言われていたが、現実になった。 父の葬儀は気持ちのよい日だった。 喪主だった自分は霊柩車の助手席から見た景色に春を感じたのを覚えている。 やるせない気持ちを抱いていた自分と違って、まわりはあまりにも平和に見えた。 霊柩車の行き先は名古屋市南東部にある火葬場だった。 火葬場からの帰りは親族たちと一緒だったはずなのに、その記憶はあやふやだ。 マイクロバスかタクシーのどちらに乗ったのかもはっきりとは覚えていない。 日曜日のお散歩ショット。 今年は春の彼岸も父の命日にも墓参りをしなか…

  • さみしい季節がはじまる

    一昨日、雪別れをしてきた。おそらく、たぶん。 まだ、滑走可能なゲレンデはあるけれど遠いことと、次の仕事の準備をしなくてはいけないからだ。 好きなことをするために時間と距離を言い訳にするのは格好悪いけれど仕方がない。それが今の自分だから。 それでも、できるだけ後悔を少なくしたかったので、木曜日から日曜日までの三日間、雪遊びをしてきた。 車中で二泊して木曜日は開田高原マイアスキー場、金曜日と土曜日は御嶽スキー場で。 三日間の天気は概ね良好だった。金曜日は雨に少し降られたが、風が強くてリフトが止まるようなことにならなかったのはラッキーだった。 木曜日のお散歩ショット。開田高原マイアスキー場。 開田高…

  • 平日の春スキーは

    御岳スキー場の駐車場で迎えた四月。 前日の日曜日は15時過ぎまで開田高原マイアスキー場で雪遊びをした。 その後はゲレンデ近くの御嶽明神温泉やまゆり荘で汗を流してから、木曽福島の街まで降りてきた。 一番の目的は夕食を食べるためだ。 マイアだけでなく木曽地区にあるゲレンデの近くにはコンビニはないし、気軽に入れるような定食屋やラーメン屋もない。 夕食に何を食べるか迷ったがラーメン屋に入った。 以前に訪れたことがある店だったが、どれくらい前だったかは思い出せなかった。 入店するとすぐ、印象に残るほどに美味しいものを食べていない記憶が蘇ってきた。 カウンターに座ってラーメンとチャーハンを頼んだ。 カウン…

  • 春の訪れは遅い方がよい

    学生は春休みの真最中だろう。 数日前、四月から中学三年生になる思春期ど真ん中の娘にLINEでメッセージ送ったが既読すらついていない。 そのことが少し気になっているアラフィフのなんちゃってオトウサン。 ついでに別れた妻にもメッセージを送ると、母親目線での娘は相変わらずのようだった。成績は特に向上していないようで高校に進学はできても、このままだと進級するのは厳しいようだ。 自分も高校時代の成績は威張れたものではなかったので、ある意味では仕方がない。春休みに進級を懸けたテストをしたこともあったくらいだ。 もちろん、彼女と自分が通った学校のレベルは違うだろうけれど、それでも留年することなく公立高校だけ…

  • 先立つもの

    朝から雨だった月曜日。静かな雨の中、平日がはじまった。 少しだけやる気が出てきたのはなぜだろう。土日に上手くリフレッシュできたのかもしれない。 気持ちや感じ方が些細なことで変わってしまうのは、自分だけなのだろうか。 寝室で仕事用のノートパソコンの電源を入れなかった朝も、平日にきちんとした朝食を食べたのも久しぶりな気がした。 珍しく午前中から集中して仕事をしたけれど、それで何かが変わる訳ではない。 少なくとも今の案件で自分が受け取る対価はそれほど変わらないだろう。 午後のおやつの時間のころには、今日中にやらなければならなかった作業の目処が立ったので、来月からの仕事に関しての雑務をはじめた。 その…

  • 彼岸を過ぎても

    すっかりblogの更新を怠ってしまった。 今月になってからは、なにかとやる気が沸かなったが、先週からはより顕著になっていた。 特別な原因に思い当たることはないけれど、強いて挙げるならば今月前半まで関わっていたプロジェクトに振り回されていたこと。 そのプロジェクトの納品が先々週末に終わったことが少しは影響しているのかもしれない。 燃え尽きたと言えるほどに気持ちを込めていた訳ではないが、もともとなかった気持ちがより抜けてしまったのは事実のような気がする。 それでも、四月からの講師の仕事の準備をしなければならないこともあって、気持ちはなかなか休まらない。 ならば少しでも安心できるようにテキストの読み…

  • 玄関先が虚しい

    先週も仕事に追われて終わった。昨年末から手伝っているろくでもないシステム開発の手伝いと四月からの講師の準備で。 開発の作業のフェーズは単体テスト。実際はそんなフェーズとはいえない状況だ。 まだまだ仕様に隙間はあるし、お客同士の合意さえも怪しい。 なんちゃって仕様屋の自分の視点でみると、仕様に大きな問題があることに気がついているが、もちろん黙っている。見下している相手から本当のことを言われると機嫌が悪くなる人がほとんどだからだ。 この仕事のせいで三月だけでも日付が変わるまで残業したのは三度。 アラフィフにとって過剰な残業は心身ともに堪える。 先週のお散歩ショット。 一緒に仕事をしている最年少のメ…

  • 振り回されても

    昨日の日中のこと。用があって母親に連絡をしたのだが、なかなか返事がなかった。電話とLINE、どちらでも連絡したのだけれど音信不通。 後期高齢者になったこともあって、仕事をしていてもずっと気になっていた。 寝ようと思ってベッドに入った時だった。母からのLINEのメッセージがやっと届いた。 すでに日付が変わっていたので、今日の未明のことだった。 自分が連絡してから母親は何をしていたのだろう。他に優先すべきことがたくさんあったのだろうか。 加齢のこともあるだろうし、父親がいなくなった暮らしに慣れたこともあるのかもしれない。最近の母親はよりマイペース。 一緒に暮らしている訳ではないけれど、彼女とペース…

  • ミュート

    残業に追われているうちに、今週が終わろうとしている。 一日中、家の中でパソコンに向かい続けている日が増え、平日にスーパーやコンビニへ買物に行く時間すら貴重だった。 朝起きると、ベッドサイドに置いてあるパソコンの電源を入れるのがすっかりと習慣になってしまった。 来月からは講師の仕事がはじまるが、朝が早い生活に対応できるのかが心配になってきた 受講生が来る前に出勤して授業の準備をしなくてはならないから、講師の朝はなかなか早い。 先週末のお散歩ショット。今週はミモザの日なんてものもあったらしいが仕事仕事でした。 品質がよろしくないパッケージのカスタマイズの仕事を手伝っているが、それもあと少し。今月末…

  • 低浮上の理由

    ここ最近はSNSで低浮上なだけでなく、blogの更新も滞りがち。 言い訳ではないけれど、ここ最近の自分は本業ではまっているからだ。 一昔前の自分の業界の言葉で言い表すならば、デスマというやつだ。 特に先週は残業ばかりしていた。 一番、酷かったのは火曜日。というか日付が変わって1:30過ぎても作業していたので水曜日ということになる。 こんなに働いたのは何時以来だろう。 今日のお散歩ショット。 せめてものの救いはテレワークだったこと。 オフィスに出勤していたら帰宅するのも大変なことになっていた。 帰宅するのは公共交通機関が止まっている時間だったから。タクシーを利用しなければならなかったに違いない。…

  • ちょっとした

    今年は三連休が多いのだそうだ。 今月の二回目の三連休もそろそろ終わり。 夕食を食べたこともあってか眠くなってきた。 朝寝ばかりか昼寝も満喫した一日だったのに、もう睡魔が襲ってきた。 昨日は年甲斐もなく早朝から深夜まで動き回っていたからなのだろうか。 昨朝は5時過ぎに起床。 コンタクトレンズを装着し、前夜に作り置きしておいたおにぎりをラップで包んだ。出かけるための準備は万端。 自分がコンタクトレンズを使用するのはカメラで写真を撮るときか、雪遊びをするときくらい。 眼鏡をかけてカメラのファインダーをのぞくのは、どうも気になる。 雪遊びのときは眼鏡をかけていると何かと都合が悪いからだ。 コンタクトレ…

  • 丁寧な暮らし

    子供のころは六人の家族の中で育った。 しかも、そのころの実家は台所には土間があり、風呂とお手洗いが外にあった古い家。 部屋と部屋の仕切りはふすまか簡素な扉があるだけで、家族それぞれがプライベートなスペースを持つことなんてできない家だった。 そんな環境で育ったせいもあってか、自分はかなりがさつだ。 デリカシーがないと言われたことも、一度や二度ではない。 だが、そんな自分も結婚して少し変わった。 外出するときにはハンカチがないと落ち着かなくなってしまったし、他人の家にお邪魔するときには靴と靴下を履いていくこともいつの間にか当り前になっている。 ある芸能人が離婚しても結婚した相手によって自分のライフ…

  • ストレスの影響

    一昨昨日の水曜日から体調を崩していた。 仕事をしていたら急に気分が悪くなったので定時よりも数分早く作業を切り上げてベッドに潜り込んだ水曜日。 それでも、身体は重くなるばかりだった。 下痢と嘔吐がはじまると足先や指先に冷たさを覚え、嫌な汗が出てきた。 微熱程度だった体温はすぐに38度をオーバー。38度を超えたのは流行病にかかって以来だった。 翌日の木曜日も体調が優れないので仕事を休んだ。仕事のことを考えなくてよいだけでも気持ちが少し楽になった気がした。 このくらいのころから、今回の体調不良はストレスが積み重なっていたことが原因だったような気がしてきた。 仕事を休んで静養して家にある薬を飲んでいた…

  • 無難な話題

    今年度も終わりが見えてきた。 そのことに気がついたのは金曜日の夜。町内の夜回りに行くか迷っていた時だった。 先週は毎日、定時時刻前から仕事をしているらしくない日々。もちろん、ポーズばかりだが、いつもよりも仕事をしているフリをする時間が長かったこともあって、いろいろなことに対してどうしても後ろ向きになりがちだった。 膝を怪我していることを口実に夜回りをサボることが頭をよぎったが、結局は参加した。今年度の夜回りはあと二回しかないことに気がついたからだ。 来月の第二金曜日の夜が悪天だったら、その夜が今年度最後の夜回りになってしまうと思えたからだ。 先月の一月は寒い夜だったこともあって、夜回りに参加し…

  • 慣れるよりも習え

    教え上手か教わり上手かに人は別れると思うが、自分が前者だと気がついたのはここ数年のこと。 時間はかかったけれど、気がつくことができただけまだよかったのかもしれない。 教わり下手な自分は独習でも、当り前のように効率が悪い。 インターネットが普及してからは何事でも飲み込みが早い人は時代を味方にしているだろうし、動画サイトを見ることが当り前のような日常では、よりその傾向が強まっているだろう。 情報弱者と強者の差が広がっていく状況はまだまだ続いていくのではないだろうか。 先日の日曜日、意を決してある所に出かけた。ある所とはダイナランド。岐阜県郡上市にあるゲレンデだ。 このゲレンデにあるスノーボードスク…

  • それぞれの景色

    一月最後の夜は雨。雪ではなくて雨だったことも、自分をより寂しくさせている。 寒さが一番厳しくなる時期のはずなのに、雪ではなくてどうして雨が降るのだろう。 ちなみに自分がシーズン券を持っているゲレンデも今は雨が降っているらしい。 年を重ねれば重ねる毎にお金の力を思い知らされる。 それでもお金ではどうしようもないと思えることがまだまだある。その一つは気温。 ウインタースポーツを一番の趣味としている自分にとっては地球の温暖化に無関心ではいられない。 今日現在、今シーズンのゲレンデ滑走日数こそ10日以上になるが、ゲレンデコンディションに満足できたのは、ほんの数日。 それどころか自分が通っているゲレンデ…

  • QOL

    自分らしくもなく、このごろは意味がない残業ばかりしている。今夜も20時過ぎまでパソコンに向かっていた。 残業までして仕事に費やす時間を増やしても、仕事の進捗がはかどるとは思えない。 人間の集中力には限界があることが、年を重ねる毎に身にしみるようになってきたからだ。 今週の水曜日、オンライン上でのお客との打ち合わせ時に苦笑するような出来事があった。 自分のような多重下請けのエンジニアが何人も参加している場面で、お客と一次請けの会社の責任者同士が仕事量の見積りで言い争いをはじめた。 お客は10人月、一次請けの会社は30人月だとそれぞれに主張。 ヤレヤレ。 どちらにしてもシステム開発で発生する作業の…

  • 割り切り

    平日よりも休日の方がすっかり早くなってしまった起床時間。 平日は8:42に一旦は起きて、ベッドから手に届くところに置いてある仕事用のノートパソコンの電源を入れてログインしてから、二度寝することが当り前になってきた。 二度寝から起きるのは9:52。毎朝、10:00からオンラインの会議が行われるので、間に合うように寝室から出ている。 先日に買ったコイツのおかげでゆとりが出てきた。 会議の主な内容はグループメンバーの進捗のチェック。 進捗状況はリアルタイムにExcelで作られている表に記述することがルールになっているし、毎日の作業終了後にはチャットで連絡することにもなっている。 チャットかExcel…

  • 真面目になることのないように

    今年は週毎二回のblogの更新を目標に掲げたけれど、早くも頓挫してしまった。 言い訳だけれど、年末から意味のない残業を命じられているせいで、プライベートの時間が削られているせいだ。 先週は毎朝、起きてからは夜まで自宅で仕事用のパソコンの前に座り続けて、その後はほぼ寝るだけで終わってしまった。 今日のお散歩ショット。野麦峠スキー場にて。 ただ、そこはひねくれ者のマスヲさん。パソコンの前に座っていても、ひたむきに仕事をしていた訳ではない。 Amazonで秘密兵器を見つけたので、よりゆるく仕事をするのに役だっている。 ちなみに、自分が手に入れた秘密兵器は以下のもの。テレワーカーでパソコンのログオフが…

  • 冬休みが過ぎて

    今日が自分の仕事始め。 今回の冬休みは12日。そのうちの8日はゲレンデで雪遊びをして過ごした。 2/3はリゾート地に滞在していたのだけれど、リッチさとは無縁だった。 ゲレンデ近くで計3泊したが全て車中泊だったし、雪遊びをした日はほとんどノンアルコール。休み中にお酒を嗜んだのは三日だけ。 ある意味ではスキーとスノーボードに対してストイックに取り組んでいたのかもしれない。おかげで年明けから体重が2㎏落ちた。 冬休み中のゲレンデにて。 そんな風に冬休みを過ごしていたせいなのだろうか。今日になって休み中に世間で起きていたことが現実感をともなって自分へ押し寄せてきた。 もちろん、地震、飛行機事故、自民党…

  • 新年の抱負というほどのものではないけれど

    のんびりできた冬休みも終わりが見えてきた。 ずうずうしいけれど、冬休みがあと一日長いと勘違いしていたことに気がついてがっかりしている。 ちなみに冬休みは来週の月曜日まで。 ここ数年、休日に仕事のことを考えることが減っているが、今回の冬休みはちょっぴり状況が違う。 昨日、昨年にお世話になったエージェントから今年の四月からの講師の仕事のオファーが届いたからだ。 今の時点でのオファー内容は四月後半から八月の前半までの期間の講師。仕事先は今年も東京なので、ホテルなどを探しはじめた。 現在、手伝っている開発プロジェクトの受注は二月末まで。三月のことは未定だが、誘われたとしても受けるか迷いはじめた。 四月…

  • 2023年を七味五悦三会で振り返る

    一昨日と昨日、雪遊びに行ってきたがスキーはともかく下手くそなスノーボードで遊んでいると汗だくになってしまった。 クリスマスを過ぎてからも年末寒波が来る気配はないまま。ゲレンデに居ても暖かくて冬とは思えないような寂しい景色だった。 暖かい日が続いていることもあってか、例年以上に師走を感じなかったけれど、それでも今日は大晦日。 例年の通りに『七味五悦三会』で今年を振り返りたい。『七味五悦三会』とは江戸時代の人々が大晦日に家族同士で、七つの美味しかったもの、五つの楽しかったことや嬉しかった思い出、三つの新しい出会いを語らいながら過ごす風習のこと。 この粋な風習を知ると好きになったので、上半期の終わり…

  • クリスマスに願いをかけるなら

    昨夜、寝室に入ると高校時代のことを思い出した。英語の教師から体罰を受けたことを。 寝る前に、しかもクリスマスイブに、なぜかそんなことを思い出してしまった。 高校時代の自分は正直、真面目とは言えない生徒だった。酒と煙草こそ常習はしていなかったが、麻雀ばかりかパチンコ大好きな高校生だった。 三年生になって部活を引退すると学校へ通う目的がなくなってしまったせいか、よくズル休みをしていたことが懐かしい。 停学処分を受けたこともあったが、どれくらいの割合で高校生は経験するのだろう? 振り返ると自主退学まで紙一重だった気がする。 自分に対して暴力を振るった教師は何人もいたが、クリスマスイブに思い出したのは…

  • かぜもよう

    ここ数日、体調を崩している。 先週の水曜日には気怠さを覚えたので自宅に常備している葛根湯を飲んだのだがタイミングが遅かったようだ。 木曜日からは発熱。テレワークだから、とりあえず仕事をしようとしてパソコンの電源をつけたのだが、ろくに集中できなかったので1時間も経たずして中断した。 その日はできるだけ静養していたが症状はほぼ平行線。 独り暮らしだからただ寝ている訳にはいかないからだ。着替え、買物、食事などの自分の世話は自分でする必要があったから。 世間では家族が居ても、独りで暮らしているような目に合っている人も少なくないだろうから、と病のせいで気の弱くなっている自分をそっと慰めた。 医療機関の診…

  • 趣味を選ぶなら

    他人とあまり関わらなくて済むものを趣味として楽しむことができれば、楽に生きることができるのではないかということを考えさせられた一年だった。 残念ながら、今の自分が一人で楽しめる趣味はスキーとスノーボードだけ。 当り前だけれど、ポートレート撮影は一人ではできない。何度か嫌気が差したことがあったし、今後もそんな気になることはあるだろう。 週末のお散歩ショット。久しぶりにポートレートを撮らなかった週末だった。 昨日の日曜日、あることに区切りをつけた。所属していた文芸同人誌の例会への最後の出席だった。今年限りで同人誌を去ることにしたからだ。 年が明けてから同人誌の運営スタッフの一人になった自分。 昨年…

  • 気まぐれと押し切られ

    数ヶ月ぶりにゲレンデでスキーを楽しんだ昨日。 ゲレンデに居るときからあることが楽しみになってきた。それはアフタースキーのビールだ。 晴れた日にスキーをしていると冬の寒い日でもなぜだか飲みたくなる。他のお酒も好きなのだけれど、スキー後にはハイボールやチューハイではなくビールなのだ。 ゲレンデでは揚げたこ焼とノンアルコールビールで我慢した。 昨日、自分にしてはリフトに乗っているときに他の滑走者と話すことが少なかった。 ゲレンデが空いていたこともあって、誰かと同乗することが少なかったことが理由ではあるけれど。 何度も一人でリフトに乗っていると、何をツマミにするかを考えはじめていた。 結局、考え行き着…

  • やっぱり冬が好き

    今シーズンの雪遊びはじめはICSで造雪したゲレンデではなかった。イエティでもホワイトピアでもウイングヒルズでもなく、開田高原マイアスキー場。 長野県のゲレンデでのシーズンインだった。自分にとって、そんな滑りはじめは珍しい。 今朝、6時前にスマホのアラームをセットしていたけれど、ベッドから出たのは6時過ぎ。 着替えると中央自動車道を長野方面に車を走らせた。 朝焼けを浴びている紅葉を楽しみながら中津川インターに向かった。 日曜日なのに走行車はそれほど多くなかった。中津川インターから走った国道19号も。 さすがに高速を降りるころには紅葉は楽しめなかったが、雪化粧をしている山が遠くに見えだした。国道を…

  • 何番目かの

    リフォームを決断してから財布の紐がゆるくなった気がする。 無事に終わって我家の見た目は見違えたが、人生の中で何番目かの大きな出費を負担したのだから当然だろう。 支払いはまだ半分が残っている。今月中には支払うつもりだが自分が三ヶ月飲まず食わずに働いたとしても、その費用には届かないだろう。空気を吸っているだけでも、この国では負担しなければならないことが多すぎるから。 自分のどこかが、お金に対してわざと雑に眺めているのではないか。 夏まではポートレートの撮影の回数を抑えていたが、最近は毎週のようにカメラを持ち出している。 スーパーなどに食材の買い出しに行くと、必需品ではないものをついつい買物籠に入れ…

  • ARE

    あれ、と思っているうちに今年もいつの間にか師走。 人生の先輩たちが歳を取る毎に時間が経つのが早くなると口にしていたことが、実感を覚えるようになってきた。 アラフィフと言えばもう初老。一昔前であればあと4年で定年退職の職場も多かった。 ちなみに自衛隊員の多くは55歳までに退職になるようだが、ちょっぴり羨ましい。 まとまった退職金を受け取ることができるだろうし。 先週の土曜日、久しぶりに芝居を見に行った。友人と大須の七ツ寺共同スタジオまで出かけて。 同じ歳の友人ははじめての芝居鑑賞だったようだ。 他人からはオッサン扱いされるようになっても新しいことに興味を持てるのは悪いことではないはず。例え、きっ…

  • 冬の旅に惹かれている

    すっかりモチベーションが落ちている。いつもじゃないかと突っ込まれそうだが、今年一番の底。 そんなときはどうしようもない。いろいろなことに投げやりになりがちだけれど、投げたいものがあるだけまだマシと思ってやり過ごすしかないのだろう。 夜のウオーキングも辞めてしまったし、それ以外のやるべきことも遅れがち。 blogの更新も間が空いてしまったし、撮影データの現像スピードも落ちている。 現像待ちのデータが増えてしまったので、決まっている撮影意外は控えるかを迷っている。 しょぼい自分にとって、自由になる時間とお金は決して多くないから。 時間とお金を大事にするのはよいことなのかもしれないけれど、それ以上に…

  • 魅力

    一時、やる気をなくしていたポートレートの撮影ペースが上げている。 今年の夏過ぎまでは月毎に一人ほどしか撮影していなかったが、先月からは倍以上のペース。 今日も一人のモデルさんを撮影したし、明日は二人を撮影する予定だ。 自分のスイッチが切り替わった理由はいくつかあるだろうけれど、自覚できている理由の一つはお金のことで少しだけ気持ちが楽になったことだ。家のリフォーム費用の捻出に目処が立ったからだ。 また、時間にも少し余裕ができたことも大きいのかもしれない。 自分が所属している文芸同人誌から今年限りで卒業することになったからだ。 今年は同人として小説などの文芸作品を発表はしていないものの、編集委員と…

  • Anniversaryへの想い

    このblogに書いている内容が少し変わってきたような気がする。 身の回りで起きたことや自分が経験したことから、自分の感じたことや心象風景を文章にする割合が増えているのではないか。 ある意味では日記らしくて、blogに相応しいのかもしれない。 昨日のお散歩ショット。 一昨日の水曜日からスマホのアラームがセットしてある時間よりも早く目が覚めている。 今、自分がスマホに設定しているアラームの時間は8:42、8:52と12:57。 朝は一度では起きられない可能性があるので二回。12:57は昼寝用だ。 スマホのアラームが不要になったのは、我が家のリフォームがはじまったからだ。リフォーム内容は我家の天井と…

  • 交錯

    昨夜、久しぶりに地元にあるショットバーに行った。ちなみにその店は40年以上も営んでいるらしい。 夕方から、中学校からの友人と二人でチェーン店の焼鳥屋で呑んでいたのだが、その店に通いすぎたせいかメニューに飽きてしまったので早々と店を変えることになって、そのショットバーを選んだ。 焼鳥屋が面している通りは地元ではそれなりの幹線道路。市バスも走っているし、自分が子供のころは名鉄だけでなく国鉄のバスも走っていた。 当時、市バスと名鉄はワンマンだったが国鉄バスの一部には車掌が乗っていたのが、子供だった自分の心に強く残っている。 国鉄が民営化されてもしばらくはバスが走っていたが、市バス以外のバスが走らなく…

  • 変われる人

    アラフィフになったせいか、柔軟性がなくなってきたと思い知らされることが増えてきた。 それでも、若いころよりは今の方がマシだと自分で自分のことを思っている。 何の努力や工夫もしていなかったのに何者かに成れると自惚れていた10代。 世の中がわかりはじめたせいで、いじけるか投げやりな日々を過ごしていた20代。 結婚はしたものの何かと戸惑ってばかりだった30代。 40代になったばかりのころは、歳だけ重ねてしまったことに幻滅することが多かったけれど、40代後半になると少しずついろいろなものが吹っ切れてきた。 若い女性には相手にされないかもしれないけれど*1、50代の今の方が若いときの自分よりは好き。 2…

  • たし算ひき算

    このごろ朝によくサンドイッチを食べる。というか、若干はまっていてマイブームだ。 スーパーに出かけたある日、ホットサンドを食べたくなったので10枚スライスの食パンを買った。 高級食パンブームは終わったが、まだまだ厚切り食パンの人気があるせいか売り場では幅を利かせているので、薄切りの食パンを売り場で探すのは大変だ。 コンビニではまず、10枚スライスの食パンはお目にかかれなくなってしまった。 翌朝、ホットサンドを作ろうと思って買った食パンを手に取ると、サンドイッチに興味が湧いてきた。これは浮気心なのだろうか。 買ってそれほど時間が経っていないこともあってか、食パンがふわふわだったこともあったかもしれ…

  • シルエット

    先月末から絶賛、仕事に苦戦中。 いつ善戦しているのかと突っ込む人もいるかもしれないが、とにかくこのところは仕事に苦労していて残業続き。 だが、今日はほぼ定時で仕事を切り上げた。通院日で19時にクリニックの予約をしてあったから。クリニックの場所は名駅西口。 そのクリニックには車で行くことが多いのだが、今日は電車で向かった。歩く距離を稼ぎたかったからだ。 今夕、自分が乗った電車は街中方面行きだったので、電車内は比較的に空いていた。帰宅時間帯だったからだろう。 乗換えもスムーズでトラブルに巻き込まれることもなかったので、予約時間よりもかなり前に到着しそうだった。 名駅でどこか時間を潰すことも考えたが…

  • それはそれで

    夕方から雨が降り出した。秋にしては久しぶりの雨のような気がするが、明日にはあがる予報だ。 雨が降る日もある。雨降りが続くことだってあるが、とりあえず明日は晴れ。 今週は長い五日間になりそうな予感がする。 今の仕事は久しぶりのJavaの開発。しかも、フレームワークを使うのは久しぶり。 じつはあまり、フレームワークが好きではない。品質や開発工数が少なくなるというメリットが言われて導入されたフレームワークだけれど、実際にはどうなのだろう。 そのメリットはあったのだろうか。 フレームワーク毎の使い方にわりと差があって、それぞれに慣れるのに自分はどうも時間がかかる質のようだ。 ただ、頭が悪いだけなのかも…

  • 縦に入れれば

    昨日の夕方、街中まで出かけた帰りに地下街のお店で生卵を買った。 レジ係が若い女性だったので少しだけウキウキしながらレジに近づいた。 前のお客の接客に時間がかかっていたので後ろから仕事ぶりをのぞいていると、要領がよくないことが見て取れた。 自分の順番になったのでレジ袋をお願いすると、自分が思ったよりも小さな袋を手に取った彼女。 その大きさだと卵が入らないのではと、自分が助言すると彼女は入りますと即答して卵のパックを縦に入れた。 他に惣菜一つを一緒に買っていた自分。10個入りの卵パックを縦にしてお惣菜を一緒に袋に入れたら、高価な卵でも割れる可能性は高い。 自宅に帰るころには、袋の中が悲惨な状況にな…

  • 2023年の流行語大賞を予想する

    自分の中ではこのblogでは恒例になっているつもりだった流行語大賞の予想。 blogを読み返していてわかったのだが昨年は予想もしていなかったし、流行語大賞については全く触れていなかったようだ。 昨日のお散歩ショット。 今年はノミネートされた言葉を見た瞬間にこれが大賞になるだろうと思えるものがあった。 それは『アレ(A.R.E.)』。 ちなみに以下が今年のノミネートの一覧だ。 www.jiyu.co.jp 現在、熱戦が繰り広げられている日本シリーズ。 もし、タイガースが日本一になったら、『アレ(A.R.E.)』はより脚光を浴びることになるだろう。 子供のころからドラゴンズファンの自分にとって、今…

  • 秋も終わりに近づき

    気がつけば明後日からは11月。 天気予報によると、今週は夏日になる日もあるかもしれないとのこと。 子供のころは10月が終わりになっても痩せ我慢して半ズボンをはいていたのが懐かしい。 今年の気温だったら日中は半袖のシャツでも肌寒さを感じない日が多いのに。 それでも暦は進み、今年も終わりが見えてきた。 サラリーマンを辞めてフリーになったけれど、なんとか年は越せそうだ。 今、手伝っている仕事は毎月更新なのだが12月までの仕事の受注は受けたから。 ちなみに、来年の講師の仕事は今年以上にもらえそうだと聞いているので、ちょっぴり気持ちに余裕はある。 ある公園のお散歩ショット。 サラリーマンを辞めてフリーに…

  • 誰得

    ガソリンの価格が上がったり下がったりして落ち着かない。自分の感覚では高止まりのままではあるけれど。 そ度にスマホにインストールしてあるガソリンスタンドの給油アプリからのプッシュ通知が煩わしい。 フルサービスのガソリンスタンドが激減して、セルフスタンドばかりが目につくようになって久しいが、それでよかったのだろうか。 昨日のお散歩ショット。 1980年代後半に規制緩和の一環で登場したセルフガソリンスタンド。 人件費が抑制されることによってガソリンが安くなることが予想されていたはずだが、効果はあったのだろうか。 円安、物価、特に原油価格の高騰が今のガソリン価格に反映していることを考慮に入れても、その…

  • 隣の芝生

    朝、牛乳を温めて飲もうと思って冷蔵庫を開けると、缶ビールが目に入った。 思わず手に取って飲みたくなったけれど、牛乳を飲んだ。 仕事をしなければいけないので自制したのだが、自分では気づいていないだけで、かなりやさぐれているのかもしれないと仕事をする前に思った。 もし、呑んだとしてもあまりよいお酒にならなかったのではないだろうか。 昨日のお散歩ショット。 先週の日曜日は町内のお祭りだった。 朝は小雨模様だったので喜んでいた。雨天であれば様々な行事が中止になるはずだったから。 それでも確認のために7時過ぎに近所の公園に赴くと人影がちらほら。 町内会長を見つけて話しかけると、地区のメインイベントである…

  • あきっぽい

    なんだかんだ言っても、すっかりと秋めいてきた。 空気はくっきりとしてきたし、陽射しには優しさを感じられる。 長袖の寝間着にも少し慣れたし、窓を閉めて寝るようになって何日経ったのだろう? 十月も半ばを過ぎたのだから当り前なのかもしれないけれど。 ウオーキング中のワンショット。 先日、少し部屋を片付けていたら数年前の写真を見つけた。自分がポートレートを初めて撮った日の写真だった。 その日に撮ったカメラなどの機材はレンタル。今、自分が持っている機材よりも高価なことはあっても、それらの写真は悪くなかった。 というか、今の自分が撮っている写真よりもよく思えたものも多かった。 何をやっても要領が悪く、成長…

  • 主義者

    今年も村上春樹はノーベル文学賞を受賞できなかった。 もっとも、村上春樹本人はあまり賞に価値を見いだしていないように思える。 じつは初夏から彼の小説を読みかけている。 新作の『街とその不確かな壁』を味わいながらゆっくりと。 電車で外出するときにだけ読むことにしているのだが、かなり日が空いていても読み出すとすぐにその世界に入っていける。 そんな小説には今までに出会ったことがない。 www.shinchosha.co.jp 村上春樹のファンは『ハルキスト』と呼ばれることが多いが、村上春樹はその呼称が好きではないようだ。 彼の著作を愛読している読者たちには『ハルキスト』ではなく『村上主義者』という呼称…

  • 感情の労働

    人見知りを克服するのにガールズバーに通うのが役立ったと、ある芸人がテレビで話していたことが記憶に残っている。 多くの男性には多少の効果はあるのかもしれない。 ただなんとなくキャバクラではなくてガールズバーであることが肝ではないのだろうか。 特にお洒落なキャバクラではあまり効果がなさそうな気がする。 昨日のお散歩ショット。昨夜はキャバクラにもガールズバーには行っていません、あしからず。。。 夏の終わりごろからガールズバーに行くことが何度かあった。 昔のように一人だけで行った訳ではないけれど、心から楽しめたかというとそうでもない。 というか、むかしからキャバクラやガールズバーに行くと、よくない意味…

  • 赤と白

    昨日の夕食にナメコ汁を作って味わった。ナメコ汁は秋から初冬が似合う。 日中はまだまだ暑い日が多いが、自分の舌は季節を感じたがっている。 今年は例年になく、季節の果物も口にする機会が多い。 娘のおかげではじめて食べたシャインマスカット。なしの幸水、りんごの黄王などなど。 コンビニスイーツよりも果物の方が高価だが、それくらいの贅沢はいいだろう。 真夏だと味噌汁を作って、うっかりとそのままにしてしまうと傷むことも多いが、独り身でも味噌汁を作り置きしやすい季節に少しずつ進んでいる。 味噌汁が腐ることを知ったのは、大人になってからだった。 昨日のお散歩ショット。 はじめてナメコ汁を食べたのは小学生のころ…

  • 少し大人になる日まで

    毎日という訳ではないけれど、夕方から夜の時間の散歩は何とか続いている。 特に時間や歩数などの目標を設けなかったのがよかったのかもしれない。 例え15分でも3000歩でも歩かないよりはマシだというゆるいスタイル。 それでも5,000歩以上も歩いている日もちらほらある。 昨日は仕事後の夕食前に家を出た。 秋の夕焼けを眺めながら歩くのには遅かったけれど、真っ暗になりゆく中だったので夕食後に歩くよりは退屈しなかった。うっすらとだが、まわりの様子がわかるからだ。 自分に歩くことを進めてくれた友人はワイヤレスのヘッドホンとスマホで音楽を聞いているらしい。 自分も真似ようとしたけれど、ワイヤレスで音楽を聴く…

  • フラれてよかった

    夕方、自転車でスーパーに出かけた。 最近は歩いていくことが多いのだが、自転車だったのには理由がある。 空缶と空ペットボトルが自転車カゴにたっぷりと溜まってしまったからだ。カゴの中身をスーパーの店先に置いてあるリサイクルボックスに投入したかったから。 写真を撮り続けているせいか、視点の高さが気になるようになった。 歩いているときよりも、自転車や車に乗っているときの視線の高さが好きだということもわかってきた。 車や自転車に乗っているときに気になった場所をカメラ片手に訪れると何でもなかったことが何度もあったが、最初は理由がわからなかったのだが。 車、自転車と歩いているときでは視点の高さは違う。同じ場…

  • 一方的

    朝は雲が多かった。 ただ、それでも朝は風があった。秋らしくからっとした風ではなかったけれど、なかったよりは過ごしやすかった。 三連休の最終日だから朝くらいはまったりと過ごしたかったのだけれど、そうもいかなかった。 三連休中の最大のミッションが10時に控えていたからだ。そのミッションとは今年の四月から六月までお手伝いしたIT講師のフィードバック。 講師の仕事を紹介してくれたエージェント会社とZOOMで、発注元の会社、講師や受講生たちからの自分の評価について通達されることになっていた。 フィードバックについて複数の日時が提案されたが、その中で一番早いものを選んだ。 少しでも早く済ませたかったから。…

  • のんびりできそうもない三連休

    せっかくの三連休なのに自分のためにあまり時間を使えそうもない。独り身なのにどうしてなのだろう? 三連休中、昨日の午後はのんびりできる予定だったのだが、近所に住む叔父がたずねてきたのでそうもいかなくなってしまった。 叔父がたずねてきた用件は近所の秋祭りに関わる些細なこと。 祭り当日に神社で氏子の子供たちにお菓子を配るためのチケット作成だった。 叔父は生粋の地元人。定年よりも数年早く、それなりの会社を退職してFIREしている。 お酒やギャンブルにも近づくことなく真面目でほがらか。器用なこともあって、地元の人たちからいろいろなことを押し付けられている。 民生委員でもあるらしい彼。そんな彼の頼みとあっ…

  • Septemberにかかった魔法

    いろいろなことが停滞気味。 九月になってからは夏にもましてテンションが落ちている。自分で言うのもなんだけれど覇気がないオッサンになってしまっている。 blogの更新も間が空いてしまった。 気にはなっていたが文章を書き始めても上手く書けないでいた。 考えがまとまらないし、文章を書くことに意識を集中することが上手くできなかったから。 新進気鋭の占い師だった母親。貫禄をつけて、今は気鋭の占術士。 後期高齢者になっても週に二回か三回は仕事をしている。 そんな彼女の見立てによると、自分が一年で要注意の時期は八月と九月。九月はさらに気をつけるようにと何度も言われている。 このごろのなんとなくの不調も彼女の…

  • 秋風のオープンカフェ

    日中はまだ暑い日が多いが少しずつ秋めいてきている。 夜、寝苦しいことが減ってきているし、朝寝が気持ちよくなってきた。 今朝も存分に朝寝を堪能したかったけれど予定があったので10時前には起きた。 11時に足裏マッサージを予約していたからだ。 今日のお散歩ショット。 今の案件の仕事をするようになってから三ヶ月目。 作業がフルリモートなことと今夏はバテ気味だったこともあって歩かない日が増えている。 先日、友人の理容店で整髪してもらっているときに歩くことを勧められた。 友人も医者から勧められたのがきっかけのようだが、歩きはじめたらよいことばかりのようだ。 今から歩いておかないとウインタースポーツにも影…

  • めんくい

    夏が嫌いなくせに、暑さには割と強い方だと自負していた。過去形で語った理由は、今夏の体調があまり優れなかったからだ。 テレワークで仕事ができたこともあって日中に外出する必然性はほとんどなかったのだが、それでも夏バテしてしまった。 食欲、ランチは特に減退気味だった今年の夏。ほぼ、毎日のように昼食は冷たい麺を食べていた。 そば、冷やし中華、冷スパ、冷麦などなど。ここ数年は冷麦よりも素麺を食べる機会が多かったのだが、今年は逆だったことが印象に残っている。 今年の夏のある日、テレビで大矢知の冷麦が取り上げられているのを見たら、久しぶりに食べたくなったからだ。 大矢知の冷麦は美味しいのだが短所もある。茹で…

  • 沖縄への想いから

    インスタをぼんやりと見ていると、近づいてくる台風のせいで沖縄に行くのを辞めたというストーリーが目に入った。 年初には今年こそ沖縄にと強く思っていた自分だが、今年も行かない可能性が高くなってきた。 自分が沖縄へ行く決意がつかない理由がわかった。認めたくはないがケチだからだろう。 自分がケチである要因は先天的なこともあるだろうが、後天的な部分の方が多い気がする。その理由にやっと今日、気がついた。 自分が働きはじめたのは1990年代。バブルの残照が残っていたころにフリーターとして働きはじめた自分。 仕事仲間たちは気前がよかったメンバーが多かったし、今でも付合いがある彼らの多くはあまり変わらない。 2…

  • やきもちのシーズン

    仕事の元請けの都合上、お盆休みを長く取らなければならなかった。 長い夏休みの代わりに今月は毎日の稼働時間が長くなっている。おかげでこのところは残業ばかり。 残業してまでやるような作業はないのだが、とりあえずパソコンの電源は点けている。 残業しているとお腹が空くのはオフラインでもテレワークでも一緒。 自宅で仕事をしているとおやつをつまむにしても、小遣いが減りにくいのはよい。 テレワークだと仕事を一休みしてコンビニに行き難いし、オフィスグリコもないからだ。 このごろの自分のおやつタイムは二回。15時ごろにアイスクリームと17時過ぎに焼き餅を食べている。 それまでは家にあったお菓子などを食べていたの…

  • 雨の24日

    普段の平日よりも少しだけ早く起きると雨が降っていた今朝。夕立のような騒がしい感じではなく、しっとりとした感じの雨だった。 お盆を過ぎると秋の兆しを意識してしまう。 簡単に朝食を済ませると襟付きのシャツとジーンズに着替えて車で実家に向かった。 毎年8月24日は我が家が檀家になっている寺の盆施餓鬼だからだ。 8月と12月の24日は自分にとって少しだけ意味を持っているが、意識するようになってから雨が降った記憶はない。 クリスマスイブに雪がちらついた日があったことは覚えているけれど。 実家の前に差しかかったので車を入れようとするとバックミラーに母親と女の子が映った。 彼女たちは実家のお隣さんだが、自分…

  • 暑い日が続いていても秋風

    庶民は家なんて買うものじゃない。 自分の経験上、まわりに言い続けているがなかなかわかってもらえない。 家を欲しがる人はそんなに多いのはなぜだろう? 一軒家やマンションを中古で買った知人や友人もいるが、今の自分だったらそんな選択は決してしないと言い切れる。 どんどんと世の中の流れが早くなっているので、同じ場所で定住できる人はより少なくなっていくだろう。 賃貸物件と違って家を構えるとメンテナンスには手間とそれ以上にコストが驚くほどかかる。 自分が家を建てたのは26歳。 人世で一度だけ自己の判断を変えることを神様が認めてくれるのであれば、家を建てたことを辞めたい。 人生で一番の失敗は家を建てたことだ…

  • 夏休みの一日

    世の中、まわりを振り回す人と振り回される人に別れていると思う。 20年の結婚生活中は元妻に自分は振り回されていたし、別れた後も僅かだが続いている。 今は娘が一番、彼女との接し方を悩ましく思っているのではないだろうか。 お盆休み中になって一番の早起きをした昨朝。 世界中で自分が一番いいなりになっている女性が娘を7:30に送ってきたからだ。 寝ぼけ眼だった自分は娘に朝食を食べたかをたずねるとまだとのことだったので、冷麦を茹でて一緒に食べた。 朝食前から夕食後まで娘と一緒に過ごした夏休みの一日。 娘が通っている塾がお盆休みで元妻は仕事のために預かって欲しいとLINEで連絡を受けたことがきっかけだった…

  • やぶからスティックⅡ

    他人との価値観で戸惑うことのほとんどは、お金と時間に集約されていることに気がついた。 アラフィフで気がついたことは凄いことなのかもしれないし、遅すぎるのかもしれない。 自分の時間やお金をどう扱おうがその人の自由だが、他人のものを雑に扱っているのを見たり、感じたりするのがどうやら許せない質のようだ。 その当事者が自分だったら目も当てられないが、そんなことも少なくなかった。 大きな話かもしれないが、ふるさと納税について。 このシステムを使って節約に勤しんでいる人を見ると距離を置きたくなる。特にその相手が子供を持っていると。 この制度が採用された時の意図や理念はすっかりおざなりになってしまって、一部…

  • 夏には突然が似合う

    しっかりとした予定を立てるタイプではないけれど、それにしてもこのごろは自分の思い通りに行かないことが多い。 天候などの自然現象なことが理由であれば少しは納得ができるのだが、人為的なことの方が多い気がしている。自分の気のせいなのだろうか。 フリーランスに入って初めての夏だが、あまり予定通りにはなっていない。 現場では二週間以上も前に夏期休暇の予定の提出を求められていたのですぐに提出していたのだが、今週に入ってからあっさりと覆された。 予定では今日から15日までだったのだが、海の日の11日から来週末の19日までになってしまった。 夏期休暇は長くはなったのだがリスケするのは大変だった。 今日も大幅に…

  • やぶからスティック

    『やぶからスティック』になぜかはまっている、今日このごろ。 かなり昔のギャグなのに、なぜなのだろう? テレビかラジオで久しぶりに耳にしたからだとは思うけれどはっきりしない。 ただ、それなりに自分も歳を取ったことで、人世はやぶからスティックだらけだと思えている。 最近で一番のやぶからスティックに出くわしたのは、ゴールデンウィークのまっただ中。 お昼に冷やし中華を食べるために自宅のキッチンで調理しているとスマホに着信があったので出ると、相手は中学校からの友人だった。 東京から名古屋に帰ってきて、のんびりと自分が好物を味わいたいと思って準備している時だった。 友人は唐突に自分が妻と離婚した時の経緯を…

  • スタイル

    寝苦しい夜が続いていることもあって起床時間が遅い日が続いている。 今、スマホの起床アラーム時刻は8:39。それでも今朝は一発で起きられずに10分スムーズした。 深夜、突然に降ってきた強い雨とLINEの通知音で起こされたことが影響していたのかもしれない。 9:00までにパソコンの電源を入れてTeamsを立ち上げていれば問題ないし、今日も間に合った。 先日、似たような仕事をしている知人と会話をしていたら、ある話題で盛り上がった。その話題とはEメール。 その知人は自分よりも歳上の女性。物腰が柔らかくて気が利くこともあってか、客先ではずっとPMOを担っていると聞いている。 PMOの役割のせいかメールを…

  • 聞かれてしまったラヴ・ソング

    スマホを新しくして一ヶ月ほど。今、自分が使っているのは『Google Pixel 7a』。 最新の高機能機種を使用しているけれど、使いこなしているとは言えない気がする。 それでも性能が優れているスマホは使っていて快適。 5G通信に対応していることもあるだろうけれど、アプリの起動がとにかく速い。 5年近く使っていた前の機種とは全く違う。 スマホを変えてから、インストールしたアプリはいくつかあるが、その中で一番のお気に入りは『Pokekara』。 www.pokekara.com 流行病の影響もあってヒトカラに行かなくなって久しいが、このアプリでかなり満足できている。 正直、雰囲気は少し物足りない…

  • アドバイス

    同級生たちの子供の近況を聞くとはっとすることがある。このごろ、一番に驚く内容は子供たちの年齢。 同級生のほとんどは自分と同じ51歳。30歳前後で結婚して第一子がすぐに誕生していれば、二十歳前後の子供がいてもおかしくない年齢になってしまった。 子供が高校を卒業して更なる高等教育の場で学んでいる話だけでなく、就職に関することもちらほら聞くようになってきた。 今年の四月から手伝った講師の仕事をしているときに新入社員たちと話していると、両親の年齢が自分と近かったこともあった。 アラフィフになったというリアリティというか、過ぎた時間の重みみたいなものを感じた。 前の土曜日、友人が営んでいる理容院で髪を切…

  • アイスティーの季節

    システム開発の仕事に戻って三週間。やる気がないので現場に貢献はしている手応えはないが、なんとか乗り切っている。 準委任契約だから、ただ時間をやり過ごしてお金を受け取ることだけが目的だ。 来月からの契約も単月契約になったことは気になっている。サラリーマン時代も含めて現場との契約が二ヶ月連続の単月なんて経験がないからだ。 個人事業主なので先の仕事が決まっていないと不安は感じる。 今の仕事は100%テレワーク。その効果はじわりと出はじめている。出費が抑えられているのがはっきりとしてきた。 講師の仕事をしている時は月ごとの経費だけでも20万前後の出費があったが、今月は食費までも抑えることができている。…

  • 夏だから

    イマイチ、調子が悪い。 嫌いな季節の夏だからと言ってしまえばそれまでだけれど、気怠い。何に対してもやる気が出ない。 寝室がある2Fのシステムエアコンは壊れたままので、今夏になってからエアコンが効いた自宅で寝たことがない。 じわりと自律神経などに影響しているのかもしれない。 幸いなことに講師が終わってからの仕事はリモートワーク。 どこか涼しい場所でのワーケーションも考えたが自分は動くのが遅かったようだ。 避暑地にあるウイークリーやマンスリーマンションの夏の予約は既に埋まっていたからだ。 もっとお金があったならば、避暑地のホテルに逃避したかった。 というか、その前に自宅のエアコンを修理するだろう。…

  • 封書

    今日というか日付が変わったので昨日、女性に宛てた手紙を認めた。封書での手紙を三通。宛名書きから全てを手書きしたので疲れた。一人も特別な感情を持てる相手ではなかったのに。 理由があったので葉書ではなく封書を選んだ。集合写真を送りたかったからだ。 封書に入れた写真は、自分が所属している同人誌の主催が年初にその立場から退いた日に、同人皆で撮ったものだった。 写真はデジタルで全て完結するものだと自分は考えている。 同人の一部、特にオバアチャンたちは違ったようだ。彼女たちはプリントして飾るものだと言った。 彼女たちは写真をどこに飾るのだろう? 皆、そんなに広い家に住んでいるのだろうか。 娘にもらったボー…

  • 熱意

    たいていの人は承認欲求に飢えているし、自分もその一人だろう。 ポートレートの撮影をはじめたころ、ある女性からTwitterのDMが届いた。DMでは自分の写真のことが誉めてあり、しかも自分に撮影して欲しいと書いてあった。 その気になって文章を読み進めると何のことはない。撮影会への営業だったからだ。がっかりしたことを覚えている。 先週の日曜日の夜、自分が所属している同人誌の今後について話し合った。裏方のスタッフと3人、オンラインで2時間近く。 ちなみに自分以外のスタッフは40代と50代の女性が一人ずつ。 先月、自分が娘とディズニーで楽しい一時を過ごしていた40代のスタッフが年寄りたちに追い詰められ…

  • 独り言

    今年の春先に職場でパワハラを受けてから、ある独り言が増えている。 そのセリフは、死ねばいいのに。 気がつくと吐き捨てるように、よくつぶやいている。 独り暮らしなので、誰にも聞かれることがないのは幸いだ。 お台場で撮った夏らしい一枚 先月の最後の土曜日のことだった。 講師の仕事を終えて、自分なりには手応えもあってほっとしていたら、仕事を紹介してくれた社長がslackでデリカシーのない言葉をタイムラインに載せた。 今年の新人講師は質が悪いと請負元の会社から何度も指摘があると。 自分では心当たりはなかったけれど、気分はよくない。 皆が見えるようなタイムラインではなくて、該当する講師毎にDMなどでコミ…

  • 2023年の上半期を七味五悦三会で振り返る

    昨年は上半期に離婚、新型コロナへの罹患、右手中指の骨折などのトラブルに遭って大変だったが、今年はトラブルこそ少なかったが、変化が多かったのではないか。 そんな今年の前半を恒例となっている『七味五悦三会』で振り返りたい。『七味五悦三会』とは江戸時代の人々が大晦日に家族同士で、七つの美味しかったもの、五つの楽しかったことや嬉しかった思い出、三つの新しい出会いを語らいながら過ごす風習のこと。 この粋な風習を知るとすぐに好きになったので、上半期の終わりと大晦日にはこのテーマでblogの記事を書き続けている。 まずは七味。 御嶽スキー場のララカレー けんますクッキングの棒ラーメンのアレンジ 今年の上半期…

  • 強く疲れているのは

    四月から引き受けていた講師の仕事を全て終えて、昨夜に名古屋に帰ってきた。 乗っていたのぞみが博多行きだったこともあり、水曜日だったのに車内は混雑していた。 自分の席は三人掛けの真ん中のB席。 両側の乗客が素敵な女性だったらよかったのだが、キャバクラのような素敵なことが起こることはなかった。 どちらもオッサンで、特に通路側の乗客は粋なヤツだった。座るやいなや山盛りの焼き鳥を開封して、車内に匂いを漂わせた。 ワイヤレスイヤホンとスマホで動画を楽しみながら、缶ビール数本とハイボールをたちまち空けた彼。 飲み足りないのが自分にも伝わってきたが、残念ながら自分は素面でお酒は持ち合わせていなかったので、彼…

  • 六月の第三日曜日

    先週の日曜日は前日に続いて、朝から娘と一緒に行動した。 前日のディズニーランドに続いて、ディズニーシーに向かった。 入園時のセキュリティーチェックで待たされたのは昨日と同じ。 不快だった。自分にとっては高額に感じる入園料を払っているのにまた短くない時間、並ばされたことが。 ディズニーシーのお散歩ショット。カメラを持って行かなかったことを後悔しています。 娘と一緒だったことで特別な思いは味わえたけれど、そうでなかったら、魔法の口の印象はかなり悪くなっただろう。 入園料は高額になったのに、ホスピタリティーは低下しているとしか思えなかったから。 時代が進めば人の能力は落ちていくと、ある作家が書いてい…

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