『ミニョたち、喜んでいたよね~!』ステージを終えて、控え室に戻ってきた時のジェルミの第一声はそれ――――――。無駄に一番はしゃいで誰彼構わず肩を叩いている。『――――当たり前だろ』タオルで汗を拭っていたたテギョンがジェルミをじろりと睨む――――――そんな視線等気づいていないジェルミは平気ではしゃぎ乍ミナムに絡んでいく。『オレ様を観に来ているんだ―――――そんなコト決まっているだろう』『ね、ね、ヘイだってそうだったよね...
四角い画面とは全然違うの。切り取られたモノとは音も何もかも――――――。息遣い。旋律。もうもう全然・・・・・・。なんなの、これ。なんなんだろう、こう云うの。こんなの――――はじめて・・・・・・。ステージの上。私の眼の前。何もかもが近くて――――瞬きすら出来なくなるの。一瞬も見逃したくない。ずっとずっと眼に焼き付けて於きたいの。この瞬間。眼の前のシヌをずっとずっと―――――追い掛けていたい。ステージには4人。そして、広...
勿論、社長は直ぐにOKを出してくれたワケじゃない。どちらかと云えば、イイ顔をしてくれなかった。リオンたちだけにステージをみせてやりたい、と社長に持ち掛けたのは日本に来る一週間前だった。丁度事務所で最終的な打ち合わせを終えて久々にメンバーと社長で顔を合わせる時間があって、その時に切り出した。『リハーサルの合間、少しだけオレたちに使わせて欲しい』と。そして、ステージをリオンたちにみせて遣りたいと、云った...
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