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平日と休日 https://sunnyweekend.hatenablog.com/

気が付いたら、つくり話のような、創作のような筆致になっていました。衝かれるように書いています。

ささら
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2018/07/08

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  • たとえばコーヒー、あるときはカモミール

    カフェインを摂りすぎるのは身体に良くないそうだ。煙草と似たような作用で、やめられなくなるか、やめたあとに禁断症状が起こる。たとえば、震えとか目眩とか。 とはいえ朝に飲むコーヒーは格別なので仕方ない。 職場で、給水機から簡易的に淹れたコーヒーの香りもまた筆舌しがたいので、仕方あるまい。 夕方、仕事終わりの疲れを飛ばすその苦味はプライスレス、仕方ない。 シャキッとしたいときも、なんだか漠然と悲しいときも、ただ単に手持ち無沙汰なときも、どんな状況にもコーヒーはよく似合う。 様になるから飲んでいるわけではないつもりだったが、いや形から入るタイプには良くありがちなことだろう。その時々をコーヒーで様になる…

  • 読書をしている

    ‪心の中が散らかったときは、いつも読書をする。 内側に閉じる行為のなかでも「読書」は根本になるのもしれない。‬ ‪録音していた菊地成孔のラジオを久しぶりに聴いた。たくさんのオンエアからシャッフルで選んだその放送回は、ちょうど海外の音楽ライブで銃乱射事件が起こった直後の「追悼」回だった。放送で彼は、本というものを「自殺的であり他殺的である(が、音楽はその対極にある)」と表現していた。この放送はかつて聴いたことがある。が、この台詞を聴いたのは初めての感覚だった。しっかり聴き取ったというのは、それほど心に捕まるものがあったからだ。 本を読みたいと思うのは、読書する時間だけ、内側に閉じていたいからだ。…

  • 2020は創作の年に

    もちろん、仕事中心で。「仕事とプライベートとの両立」は大事だと思い、来年、2020年のプライベートにつきましては、いざ、創作!との標榜でやっていきたいなと思っております。 5月の文学フリマ東京に1年半ぶりの出店し、その翌月には盛岡へ。何をするか?もちろん文学フリマの出店です。これが自分のプライベートということで。サークル名を考えあぐねていましたが、「緑の雨」で出店します。ひとつよしなに。2019、乗り切るぞー!

  • 月(2019)

    ‪心が理解するには時間が掛かる。 緊張の糸が張る状況とは、何らかの防衛本能を立ち上げる場面だ。自分にとっての踏み込めない場所は、おそらくは誰にとっても不可侵な領域なのだと思っている。人が亡くなるのは誰にとっても分からない。 とはいえ張り詰めるのも疲れてくる。 今夜布団に入り込み、録音した深夜ラジオを聴いた。ほぼ毎日聴いていたとはいえ、パーソナリティのトークが「人の会話」に思えたのは今夜が久々のこと。心のひだに触れるようなトーク……と言うにはあまりに下ネタが炸裂している。ケラケラ。ベランダに出ると夜風が冷たく感じられた。もう冬は近い。と呟くのはやや牧歌的だった。ほぼ今は冬の夜なのだ。月が冴えてい…

  • 東京に帰る

    2019/11/14盛岡から戻りました。 祖母を無事送ることができました。 悔いはありません。 盛岡はマスクを外すと空気が澄んでいました。 雫石川を眼下に通夜を行い、 通夜払いでは、久々にお会いした親戚と 岩手の酒「あさびらき」を何本も空けました。そのとき、ある音源を会場に流しました。 数年前に自身の生い立ちを聞いた時のものです。 亡骸のそばに祖母の声、 本当に眠っているように思えました。 今でもそんな思いがするのは、 まさに身体が失くなる前夜だからでしょうか。盛岡の秋は寒く感じます。 翌朝は手足が冷えました。 雨がしとしと降るなか、火葬。 1,000℃を超えて焼かれている想像とともに 窓から…

  • 盛岡へ

    2019/11/12祖母が亡くなった。昨晩、その報せを受けてなぜか銀杏BOYZを聴いた。滅多にないがスピーカーと一緒に歌う。 明日から盛岡へ。寒いらしい。コートも用意した。思い出すことは数多ある。念のためiPadとキーボードを持っていく。朝、考えごとをしながら鮭を食べたら小骨が喉に刺さり、家中のピンセットを血眼になって探した。どさくさに紛れたように船橋の祖父母に線香をたてた。風邪に治りかけの喉が煙に咽せた。どさくさ祭りの朝だ。父の知人がやっている旅館では、ワンちゃんがいるらしい。撮りたい。一眼レフを職場から持ち帰った。五反田のエスカレーターで鞄ごと落とす。無事。肝を冷やした。案外、こういう時は…

  • 眠りの色をつける

    先週から日記をつけている。寝る手前に静かな部屋で分厚い日記にペンを走らせる。朝からの出来事を振り返って順々に現在へ遡上していくと、現在に近付くまでの道のりが遠く感じられた。どこを摘んで書こうか考えながら進み、大きめなイベントには熱を入れ書いていく。振り返りが夕方過ぎたころようやくホッとして、「あとは寝るだけ」みたいな言葉で締めくくる。 友人に貰ったカモミールを飲む。入眠が不得手な自分の夜の習慣になった。このカモミールは不思議なタイプ。ドライフラワー? なんと湿気のない花弁が茶葉になるのだ。青紫の花弁を幾つかカップに入れる。熱湯を注ぐと、カップが青い色でいっぱいに。青紫の花弁からお湯に色が移って…

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