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  • ぐるぐる。

    ------------------------------------------------「ぐーるぐーる・・・。」「凄い雲ですねえ。。。」僕らは台風を見ているのですよう、、、「・・・オマエラ、ドウヤッテ、ハイッタ?イツモ、ノ、コト、ダガ。」そこへ烏くんがゆっくりと滑空してきて、台風が映し出されているモニタの横に留まりました。「ぅ、わっ!!」二人、椅子を倒して観ていたのですが烏くんが何かした様で、飛び起こされましたです。。。「デテイケ。」冷たく云い放つ烏くん。「はーい、出ていくよ。行こう?故鳥。」「あ、はい。」大人しく出ていく僕ら。、、、の筈が、ユー君が、僕を機材の後ろへ隠れろ、と指示しました。こっそり、烏くんが此処で何をしているのか、見てやろう、と云うわけです。しかしどういう理由か次の瞬間、視界から烏くん...ぐるぐる。

  • 2018-08-08。意志

    ------------------------------------------------「どういたしまして(笑顔)。何ならもう一回、する?」冗談混じり、解っているのに、、、「はい。」僕は、ユー君の目を見て、云いました。ただ、、、怖かったのですが。「・・・じゃあ、目を閉じて、故鳥。」云われるままに、目を閉じた僕。(名前を呼ばれただけでクラクラしたです、、、少しして、額に熱を感じ、唇が触れた事を理解しました。薄らと目を開けると、ユー君と目が合い。でも言葉は交わさず、そのまま重ね合う唇と唇。合間を見て呼吸をしては、繰り返し、繰り返し。さっきとは全く違う、キス。下へ下へと崩れ落ちてく僕の身体、離れてしまう唇を、そうならない様に追ってくれるユー君。。。その後、どれくらい経ったのか、どれくらいも経っていないのか、ユ...2018-08-08。意志

  • 2018-08-05。嵌

    ------------------------------------------------ゴロゴロしながら、ある事に気付きました。「お腹が空いたかもです、、、僕。」あと一つ。「でも眠くもあったり、、、。」ちらりとユー君の方に視線をやると、ユー君もこちらに視線をくれました。僕は結構な眠さで、瞼が落ちてきたりで、今にも意識を手放し、眠ってしまいそうで。「故鳥、眠ってる?その間に僕、果樹園から食べ物取ってこようか?」「、、、え。」一瞬にして目が醒めました。「其れは駄目です!、、、離れるだなんて。、、、今は、嫌です。」僕の言葉と声に、ユー君がハッとした顔をして目を大きくしました。真横に居るから、声が耳に刺さってしまったかも、です。「ごめん、じゃあ・・・、」ユー君が起きて瓶から出て行きました。その後、瓶の中を覗き込...2018-08-05。嵌

  • してみる。

    ------------------------------------------------「嫌です。」「・・・未だ何もしてないよ(苦笑)。」今日は、ユー君が怪談話をしてくれると云うのです。「故鳥の後ろには・・・誰も居ないし、さ。大丈夫・・・。」ユー君の目がチラチラと僕の背後を見ています。、、、振り向けない。「じゃ、目を閉じて十秒数えてみて?声を出して十秒。」「いきなり何です?」「いいから。」怖くなくなるおまじないだとしたら、これは逆効果ですよ。。。?「、、、いーち、にー、さーん、しー、ごー、ろーく、しーち、はーち、くー、じゅー。」僕は数え終わって、目を開きました。「え。ユウ???」ユー君が、居ません。瞬間、後ろから柔らかい何かがフワリ、、、声すら出ず飛び退きましたです。じっと見ていると其れは静かに地面に落...してみる。

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