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2018/05/22

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  • drop87.浜辺

    【浜辺】浜辺に「虹」を探している魚がいた「海の中から虹を見たのですその美しさが忘れられなくて…でもあの時の虹は二度と見ることは叶わない」と魚は体を震わせ乾いた目から海の雫をこぼす長く空と海を見つめていた魚の姿が消えたのはいつのことだったか浜辺の人は誰も覚えていないというdrop87『浜辺』drop87.浜辺

  • drop86.切符

    【切符】古い切符を旅の鞄に入れる線路を辿り夢を見ては覚めまた夢を見ることだけが出来ることだったdrop86『切符』drop86.切符

  • drop85.灯り

    【灯り】旅の夜に灯す明かりは小さなものがいい四方の闇に何処とも無く消えてゆくものたちを見つめるには小さく仄かに揺れるものがいいdrop85『灯り』drop85.灯り

  • drop84.月夜

    【月夜】月の宿で一夜言葉を交わした旅人がいた堕ちてゆく詩をうたっていた「果ても知らず堕ちてゆくのは悲哀なのか喜びなのか情けも解らず墜落に溺れるのは破綻なのか望みなのか」月の光眩しい夜だった詩人の墜落は誰知ることも無く溶けてゆくのを見たdrop84『月夜』drop84.月夜

  • drop83.海辺

    【海辺】海を眺める人は誰かの帰りを長く祈っているのだと星間船の船乗りから聞いたことがあった船乗りと別れた後海辺の宿で幾季節も過ごし幾度も別れがあったいつしか旅に出ては海を探すようになった朝焼けの刻日暮れの刻闇の刻海を探すようになったdrop83『海辺』drop83.海辺

  • drop82.永遠の

    【永遠の】形ないものを求めた星の光を頼りに岸を離れた形ない故に包む言葉もなくましてやほどく言葉もなく追うほどに世界は遠ざかり永遠に表せない永遠の美のようにdrop82『永遠の』drop82.永遠の

  • drop81.船影

    【船影】長い旅物語を聞かせてくれた旅人と別れた朝天は灰色の雲に覆われていた隙間をぬうように銀色の影が風に乗って遠ざかるあれは船あの旅人が乗ると言っていた旅人は終わりの始まりを教えてくれたもう会うことはない人との終わりの始まりをdrop81『船影』drop81.船影

  • drop80.宙の欠片

    【宙の欠片】砂丘をいくつか越えると見えてくる砂の星を旅する人に伝え聞いた「物語を埋める墓所」だ旅人は物語の伝え人だった物語を砂の中に埋めるするとそれは長い時を経て砂に混じり風に舞い宙の欠片になるのだとdrop80『宙の欠片』drop80.宙の欠片

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