けっこう毎日暑かったので、ああ、もう秋はないのかしら、と気をもんでいました。このごろやっとすずしい日も増えてきたのでほっとしています。 季節が移り空気の乾燥ぐあいや温度が変わるといろいろなものが(たとえ前からずっとあった同じものでも)フレッシュに感じます。気分が変わるからかしらん。おもしろいですね。 …
いつのまにか後期高齢者マダムとなってしまいました(Eiko) 呼吸器系に難あり、の夫(Satoshi)と2人暮らしです
けっこう毎日暑かったので、ああ、もう秋はないのかしら、と気をもんでいました。このごろやっとすずしい日も増えてきたのでほっとしています。 季節が移り空気の乾燥ぐあいや温度が変わるといろいろなものが(たとえ前からずっとあった同じものでも)フレッシュに感じます。気分が変わるからかしらん。おもしろいですね。 …
麻布十番には古川が流れています。 渋谷では渋谷川と呼ばれていますね。明治通りの天現寺橋(広尾)から古川となって港区を流れ、東京湾に注ぎます。 用事のときは古川にかかっている橋をよく渡ります。たとえば、クリーニング屋さん(一の橋を渡った先にあります)に行かなくては、というふうに。 古川はさわがしい高速道路の下をひっそりと流れていてあまり目立ちません。みんなが集える川ではありませんが…
じりじり照りつける日差しのなか、バラの花がけなげに咲いています。ドイツ生まれの青い強いバラ(名前はノヴァーリス)です。きれいですね。 バラ園と小路をはさんだ反対側の植え込みに梅雨のころからアジサイのアナベルが咲いていて、花色がさわやかなミントグリーンからピュアな白に変わり、また徐々にうす緑色になっていました。 8月になってやっと(?)枯れた花びらがアクセントのように混じるようになり、…
直径3~4㎝くらい。ちいさなグリーンアップルの木が公園の管理事務所のとなりに2本立っています。 剪定されたのでいまは両方ともすっきりした風情ですが、少し前まではたわわになった実のおかげで枝が地面につくくらい垂れてリッチな感じでした。 青いリンゴはフラワーアレンジメントなどにつかうものでしょう。 木の下に落ちていたリンゴを拾って手に取ると(あ、落ちた実も公園のものなのでほんとうは拾…
タイサンボク(マグノリア)の木の下のほうにぼってりしたつぼみを見つけました。次の日、お椀のようなかたちの花びらがわあっと開いて白い花が咲きました。とても大きな花です。 モクレンの仲間なのでよい香りがします。高い木の、上のほうから順順に咲いてくるので、咲き始めのころは木を見上げながら花のようすや香りを楽しんでいました。 北米生まれなのに、日本ではなぜかタイサンボク(泰山木、または大山木…
青い空が広がっています。芸術の森公園のなかにあるバラ園では赤やピンクのバラが午後の日差しをあびて光っていました。 花びらが幾重にもかさなっていてゴージャスです。一重のバラはかれんな顔立ち。どのバラもきれいなパワーがいっぱいです。囲まれていると気分が上がりますね。
幅のある、長い花壇にネモフィラがわっといっぱい咲いていて、きれいな青い川のように見えます。 青い花を眺めていると静かな気持ちになったり、(その逆の)なんだか問いただされているような落ちつかない気分になったりします。そのときの自分の内心がふとあらわになるのかもしれません。ふしぎですね。
雨がふっています。雨音が聞こえます。すべてのものをやさしくぬらす、春の雨ですね。 サクラの花も静かにぬれています。なかなか蕾がほころばなかったサクラは、びっくりするほどあたたかかった日から大急ぎで咲き始めて、何日かのうちにもう6分ほど花をつけました。
先々週の土曜日から先週の土曜日までかぜでダウンしていました。38℃前後の熱が3日ほどつづいて。頭や体がぼわーんとしています。とにかくおとなしく寝ているしかありません。 日曜日はとてもあたたかかい日でした。体もだいぶよい感じだったので、1週間ぶりに夕方、おそるおそる散歩にでかけてみました。 少し風が吹いていますが南風です。コートを着ていなかったり、春っぽい軽いコートをはおっている人が多…
黄色い花がわっとひとかたまり。離れたところからでも目を引きます。公園の芝生の広場にあるカンザクラの木の下に咲いているナノハナです。 みずみずしいイエロー。頭と体によく効きそうなビタミンカラーですね。見ているとなんか元気がわいてきます。 カンザクラもすぐに満開。その一角は春のお菓子みたいなピンクとイエローに彩られます。楽しいですね。
《能登半島地震で被災された方々にお見舞いもうしあげます。平穏な日が1日もはやくもどりますよう心よりお祈りします》 芝公園の梅林で濃い紅色のウメを一輪見つけました。カゴシマコウ(鹿児島紅)です。 八重咲きです。あざやかな花色がモノトーンな冬の景色にあたたかみを添えています。蕾もまるまるとふくらんでいて、これからわぁっと咲きそう。 節くれだったウメの木の下を歩いていたら、ベンチのそばの…
黄色や紫のパンジー(ビオラ)が咲いています。ねぇ、ねぇ、と、なにか話しかけているみたいです。かわいいですね。 パンジーはあかるい春の花のイメージがありますが、寒さにもわりに強いみたいですよ。日の当たるあたたかいところにいれば、冬でもごきげんです。
公園の広場のすみにイチョウの木がぽつんと1本立っています。黄色い葉っぱが冬の日を浴びて光ってきれいでした。 木の横を通りすぎてからふりかえると、(その角度から見える木の)真ん中あたりの葉っぱがかなり落ちていて(くびれのある)ピーナッツのようなかたちに見えます。おもしろいですね。イチョウは1本だけなのでぱらぱらと落葉しても地面にはつもりません。 イチョウの木の向こうには公園を囲む木々や…
冷たい風がふく街にあざやかな濃いピンク色の花が咲いています。 八重のサザンカです。そばに寄るといい香りがします。つやつやした葉っぱもきれいですね。 日本生まれなのでどの国でも(カメリア)サザンカと呼ばれています。整った面立ちなのに、(わびテイストというか)もの静かで出しゃばらない感じがするのはお国柄でしょうか。うつくしいまま、自然にまわりに溶けこんでいるところがすてきですね。
公園のシラカシの木にちいさな実(ドングリ)がぶら下がっています。まだ青いですね。縞模様のはかま(殻斗)がおしゃれです。 ドングリって、カシやナラ、クヌギなどブナ科の木の実ぜんぶを指すそうですよ。疎いわたしは長いあいだ、ドングリという木がある、と思っていました(いや、あはは)。 熟したドングリは地面に落ちて、虫やちいさな生きものたちの食料になったり、芽生えて新しい木になったりします。 …
白いコスモスが咲いています。濃いピンク色の花もとてもかわいい。 秋を感じますね。 シンプルで調和のとれた顔立ちです。大風でなぎ倒されて…
四季咲きのクレマチスが咲いていました。 青紫の花色が秋っぽいですね。 もう9月。大気に吸いこまれていくようなセミの声や日陰の小路を吹き抜ける心地よい風にふと季節の移ろいを感じます。 日が少し短くなりました。 夏の続きの秋の始まり、です。
いまの時期は、夜が明けるのは5時ごろですね。 毎朝Satoshiが散歩に出かけるのは6時すぎなので、天気のよい日は街なかの電柱や公園の木などいろいろなものの影が長くのびています。 ちいさな犬を連れて公園の芝生広場へと向かう女の子の影も細く長くのびています。目の前にあるくっきりした影を見ていたら、彼はつい影踏み遊びのオニになった気分で、ひょいと踏んでみたくなったそうですよ。 うん、その気持…
この暑さのなかでバラが咲いています。がんばっていますね。 きびしい時期に花ひらく夏バラは、春や秋に咲くバラと比べると花が小ぶりだったり花色がちがったり弱弱しいものが多いと聞きますが、それでもやっぱりきれいですね。 品のいい色あいです。 しなやかな強さが伝わってきます。
古い商店街の一角の、誰もいなくなった店の軒先に捨てられていたムクゲがみずみずしい緑の葉っぱを広げています。 朝の散歩から帰ってきたSatoshiがうれしそうに教えてくれました。 もう15㎝くらい伸びています。かわいいですね。 このムクゲの木は鉢も割れて、くるりと巻いた根っこがずっとむき出しになっていました。鉢のまわりに土はほとんどありません。 そんな状態なのに、去年の夏から初秋にかけて、…
芝公園のバラ園のすみにあるフラワーポットに白や淡いピンクのペチュニアが咲いています。 両手でかかえきれないぐらいのボリュームです。いっぱい咲いていても人当たりはやわらか。気立てのよい、さわやかな花、という感じがします。 毎日30℃を越える日が続いていますが、ペチュニアは暑さにつよいので元気です。 かわいいですね。
バラがきれいです。 ゴージャスな大輪のバラはもちろんですが、一重咲きのバラもいいですね。昔ふうの感じもします。おしゃまな女の子みたいに明るくてかわいいのでつい目を細めてしまいます。
公園の花壇に赤やピンク、薄紫色のスイートピーが咲いています。 ひらひらした花びらがやさしい愛らしい花ですが、マメ科の植物らしくすくすくと伸びて背丈は大人の人ぐらいに。全体を眺めてみると、ブーケなどで見られる繊細なイメージを軽く裏切ってのびのびとたくましい感じがします。 自然体のスイートピーもなかなかチャーミングですね。
春の雨がふったりやんだりしています。 川べりや街のなか、公園のサクラがはらはらと散っているので、あ、あ、と気がもめます。 家の窓から見えるちいさな公園にも大きなサクラの木があって、清楚なうすいピンク色の花びらがすぐ横にあるブランコで遊ぶ子どもや若いお父さんの頭や背にふりかかっていました。 同じサクラの木を夜に眺めると、月明かりや弱い街灯の光のせいでしょうか、花の色が黒みがかった紅色…
公園の梅林のそばにある民家のミモザの木が咲きはじめました。 ちっちゃい黄色い花が集まってつくったポンポンがいっぱい。花色がみずみずしいイエローなので、ぜんぶ咲くとドキッとするようなみごとなビタミンカラーの木になります。 3月8日は(イタリアでは)ミモザの日です。 親しい女性に愛や感謝を伝える日なので、若い人はもちろん、おじいちゃんが長年連れそったおばあちゃんにちいさな花束を贈ったりし…
このあいだ、うっかり手袋を忘れて早朝の散歩にでかけたSatoshiの指の先は冷えてまっ白になっていました(杖をついているのでポケットに手を入れられないのです)。 ずっと、しんしんと寒かったですね。 そして4日、立春がやってきました。寒い日が続いたり少しあたたかい日があったりします。 芝公園の梅林では白や淡紅色の花がかれんに咲いていて、はやい春の香りやすがすがしさを感じます。 やっと春が…
新しい年があけました。 すこやかなよい年になることを願っています。 3日、Satoshiといっしょに、芝の増上寺に初詣でに出かけましました。 行く道すがら、芝公園の小路のすみに咲いている一叢のカンツバキ(あ、サザンカかもしれません)に目をやります。 色のない冬の眺めに紅い花やつやつやした緑の葉っぱが映えます。蕾もまだたくさんついていて楽しい気分を誘います。
(メランコリーサンシャイン〈憂傷的晴朗〉はこのごろよく聴いている歌の曲名です) あわただしい師走に大急ぎでふるさとの高知に帰って用事をすませているあいだに公園のイチョウの葉っぱがいっぱい落ちてしまいました。 足もとに黄色い絨毯が広がっています。 踏んで歩くとカサカサと音がします。少し湿っているような小さなカサカサです。 寒いのでそばのベンチに座っている人もいません。 街の花屋さん…
二の橋から三田のほうへ日向坂を上がっていきます(散歩コースです)。 やや急な坂なので、坂上にあるオーストラリア大使館あたりまで勢いをつけて足元の歩道を見ながらずんずん大股で歩きます。 色づいた街路樹から枯れ葉が舞い落ちてきます。かすかにかさこそとこすれるような音が聞こえます。 歩道に落ちたカエデの葉っぱ。鮮やかな紅色がとてもきれいです。
白やピンク、薄紫色のコスモスが一面に咲いています。 かわいいですね。 なんのてらいもないシンプルな花ですが、つけられた名の意味あいは大きいですね。そして強い生命力の持ち主です。 じっと眺めているともの悲しい気分になったり、その逆に、おだやかで満たされた気持ちが広がったりします。
「バラのつぼみがね、ぽつぽつあったよ。そろそろ秋咲きのバラの季節だね」 毎朝はやくに芝公園まで散歩に出かけるSatoshiが教えてくれたので、午後に公園のバラ園までぶらぶら行ってみました。 青い空。 秋晴れのいいお天気です。
港区の接種センターで4回目のワクチン接種をしました。 その帰り、つきそいとしていっしょに来ていたSatoshiと芝公園のほうにぶらぶら歩いていたら、芝園橋のそばに白い一重の花が咲いていました。涼しげでいい感じです。 昼間歩いていてもひどく暑いと感じなくなりました。 ミィーンミンミン……、ツクツクオーシ……。 頭の上ではミンミンゼミとツクツクボウシ(オスはツクツクオーシと鳴くそうですよ)が大…
近所のマンションのエントランスにある花壇に薄紫色のアガパンサスが咲いています。 花びらの真ん中に走る線がきりっとした印象ですね。すっくと立つ姿もけなげで涼しげです。 暑い日も元気に咲いてくれる花。見ているとなんだかうれしくなります。
雨がふらないまま梅雨があけました。 あいかわらず雨はほとんどふっていません。湿気の多い、きびしい暑さの日が続いています。 アジサイはお日様に向かってけなげに咲いています。 日の光が当たっていきいきと明るいアジサイを見ているとちょっとふしぎな気分ですね。
新緑のうつくしい季節ですね。 公園のなかの狭い小路を通り抜けていると、冬を越してきた緑とうんと若い緑が微妙に重なりあってやわらかな陰影をつくっているのが見えます。 こぼれる光もやわらか。つややかな緑の景色にいやされます。
9日、月曜日の午後、ほぼ2週間ぶりにSatoshiといっしょに芝公園に行ったら、バラ園がすっかり様変わり。 赤やピンク、白や黄色、たっぷりと大ぶりのバラもかれんな一重のバラも今を盛りと咲き誇っています。
チューリップが一面に咲いています。 色あいがなかなか大人っぽくてきれい。思わずほれぼれと眺めてしまいます。 チューリップの花壇から続く小さな路を通り抜けて広場に…
春色になった公園の花壇にワスレナグサの花が咲いていました。 花弁はごく小さなマメの粒ほどです。パステルブルーの花色が心をゆすります。 わたしを忘れないで。 小さな青い花を見ているといろいろなことが浮かんできます。 心の痛みを感じたときのことを思いだすのはこの青い花にまつわる悲しい物語のせいでしょうね。ちょっとセンチな気分になります。
公園にある小さな木の周りにナノハナが一叢咲いています。 ね、もうすぐ春ですよ! そう教えてくれる、素朴な花を見ていると自然に笑みがこぼれます。 先日、Sato…
先日少しあたたかい日があったせいでしょうか。東京タワーを望む公園の早咲きのサクラがだいぶ開いてきました。 やわらかな花色が春の訪れを告げています。 コロナ、それにロシアによるウクライナ侵攻と、心が晴れない世相のうちにまた月が替わりました。 3月です。
2022年があけました。 おめでとうございます。 朝、公園の花壇のすみにある寄せ植えの鉢のなかに切れ込みが細かくて深いハボタンを見つけました。 きれいですね。お正…
日が暮れるのがはやいですね。 夕方散歩にでかけるといつもの通りにはもう街灯がついていて、風が吹くとひぇっと寒い。同じ時間でも上がっていく坂の向こうにまだ青空も見えた明るい夏が恋しくなります。
先月、冷たい風に吹かれもう冬がきたように感じてさびしかったのですが、それは早合点だったようですね。 木の葉があせて歩道に舞い落ちる晩秋、そして小春日和の日のやわらかい日差しと温もり。 いま季節はゆっくり冬に向かっています。なんだかちょっと安心します。
冷たい北風が吹いています。 冷たい雨がふっています。 寒くなりましたね。ほんとに、ついこのあいだまで半袖姿ですごしていたというのに。 短い秋がすぎました。 あっけなくてさびしい気がします(このごろ、季節が変わるといつもこんなもの足りない気分になります)。 それでも、公園のバラ園にはきれいな秋バラが咲いていて、近づくといい香り。ゆっくり眺めていると気持ちがなぐさめられます。
虫も鳴いて、ぐっと秋めいてきましたね。 芝公園の花壇には、暑い夏からもの想う秋まで開いて楽しませてくれる花、マリーゴールドが咲いています。 黄金色の花色があざやか。 季節の変わり目、少し疲れてダレてしまった気分にカツを入れてくれるようなビビッドカラーの花です。
芝公園の芝生広場の隣りのバラ園では、このきびしい暑さにもめげず、かれんな一重や華やかな大輪のバラが思いのほかたくさん咲いていました。 きれいですね。 バラ、強い花です。
芝公園の通路のそばに白いサルスベリが咲いていました。 シロバナサルスベリ(白花百日紅)と呼ばれているそう。たっぷりの花をつけているのに花色のせいか重い感じがしません。
7月7日。七夕ですね。 『一生おいしいものが食べられますように』 『わるくなった足がよくなりますように』 『(娘が)コロナからはやく回復し、1日もはやく笑顔で学校に行けますように』 公園の芝生広場に設けられた一対の笹飾りには、それぞれの願いごとが書かれた色とりどりの短冊がぶら下がっています。 うんうん、そうよね、という感じ。気持ちがこもっています。 みんなの願い、今夜、星に届きま…
街のあちらこちらにアジサイが咲いています。やわらかな色あいがやさしげです。 このあいだ、有栖川公園のなかにある都立中央図書館のそばで、『雨に唄えば』と名づけられた…
芝公園の片すみに春からずっとヤグルマギクが咲いています。 小さなかわいい花です。花の色は白やピンク、目に痛いほどの濃い青。 春、(もの想うことの多かった)3月中旬は、あざやかな黄色のナノハナに混じって咲いていたせいかその鋭い青い色がひときわ目立っていました。見つめていると心がシーンとなるというか、静かに諫められているような気がしたものです。 いま思うと、だらけていてはいけませんよ、と励…
新緑がきれいですね。 梅雨のころは白やピンクやうす青のアジサイの花でうまる、芝公園の狭い通り路もいまは一面みずみずしい緑。伸びた葉っぱのあいだからやわらかな光がこぼれます。 小路を通り抜けるだけでも体のなかがきれいになりそう。 そんな新緑のころ、毎年友だちからスズランが届きます。 一束とって小さな花瓶にさします。 緑と白の色あいがすがすがしい感じ。 大好きな季節。短いけれ…
今日は春分の日。 春到来ですね。コロナ禍のなかで迎える2度目の春です。 東京では1週間前にサクラの開花が発表されました。 サクラが咲いた、と聞くと特別な気分。気がはやいのはわかっているのですが、このところあたたかい日が続いているのでそわそわします。 街なかのサクラの木も公園の並木もまだそれほどたくさんの花をつけてはいません。でもあっという間に見ごろになりそう。楽しみですね。 …
芝公園の梅林のウメの花がきれいに咲いています。 この週末にはゆったりとお茶をいただきながら花見ができる梅まつりが開催される予定でしたが、残念ながらコロナの影響のため中止になってしまいました。 それでも、白やピンクのかれんな花を眺めていると、はやい春のやわらかい光のぬくもりを感じます。 もうすぐあたたかい春。待ちどおしいですね。
植え込みに濃いピンク色のサザンカが咲いています。 ツバキとそっくりですね。地面に散っている花びらがなければまちがえてしまいそう。 寒いころに咲くせいか、サザンカもツバキもかわいらしい花の姿のなかにりんとしたたたずまいがあって惹かれます。
新しい年が明けました。 寒い朝です。 新しい年の始まり。 肩をすぼめて見上げる暗い空の明るい光にあたたかさややさしさを感じます。 2021年がよりよい1年でありますよ…
師走の寒さにもめげず、花びらが幾重にも重なった赤や白やピンクの大輪のバラが咲いています。 それでもあたりがさびしげに見えるのは咲いている花の数が少ないからでしょう。 そんな、冬の風情が漂う芝公園のバラ園のそばを通り抜けていたら、片すみに小さなクリスマスツリーを見つけました。 高さは子どもの背丈ぐらい。双子のようになかよく並んでいます。 かわいいですね。 もうクリスマス。 家で…
赤や黄に色づいた葉が風に舞う11月の中旬、SatoshiとSakuraの母親、Tamiちゃんが永遠の眠りにつきました。97歳でした。 食欲もやや戻っていたように思います。看護師さんや…
日が短くなってきました。 天気のよい日、Satoshiが日課の朝の散歩のため家をでるのは6時20分ごろ。もう夜は明けていますが、周りはまだモノクロの世界。ゆっくり30分ぐらい歩いて芝公園に着いたころ空がだんだん明るくなってきて、雲がちぎれたりくっついたりしながら秋の青い空が広がっていくそう。 「ああ、いつもの朝だな、と思うよ。変わりない1日の、ね」 なじみの花屋さんのおばさんがすすめてくれた、か…
朝夕の空気がひんやりします。 以前Satoshiが、 「きついのでちょうどいいリハビリになるよ」 そう言いながらふうふう上っていた、芝公園の少し幅が広めの石段から見える朝の空はうす青い秋空。 風が通り道に咲いているキバナコスモスをなでていきます。 9月ももう下旬。 だいぶ秋めいてきました。 外国人の客が多いスーパーマーケットではドクロの燭台やカボチャのランタン、魔女の帽子などハロ…
朝6時40分ごろ。 いつものように早朝散歩で芝公園のなかをめぐっていたSatoshiは、長くのびている木の影に気づいてしみじみ見つめてしまったそう。 「だいぶ長くなってきたよね。そういえばサクラ並木の下を通ったら葉っぱも散り始めていたし……。秋を感じますね」
公園の芝生広場のすみに白い小さな花が一群れ咲いていました。近くに寄ってよく見ると、花のかたちが翅を広げて飛んでいる蝶々のよう。かわいいですね。 ガウラと書かれた名札が地面にちょこんとささっています。ハクチョウソウとも呼ばれているそう。 夕方になっても暑さはやわらぎません。それでも、けれん味のない白い花のまわりにふと涼やかな風が流れます。
用事があって、6月末から1週間ほど高知に帰っていました。 新型コロナウイルスの感染状況をふまえて、高知にいるあいだは、会わなくてはいけない人としか会わず、ひっそりと滞在していました。 大雨がふり、その後もふって九州など各地に大きな被害をもたらしました。九州はSatoshiの両親のふるさと。ゆかりがあります。被害に遭われた方々がはやくもとの生活を取り戻せますよう、お祈りしています。 東京に戻…
芝公園にある梅林のなかになぜかザクロの木が1本立っていて、Satoshiが見た5、6日前にはパッと目を引くオレンジ色の花をたくさん咲かせていたそう。 きのう、木のそばに…
梅雨に入りました。 今年ももう半分ほどたちます。 少し前ですが、晴れ間がのぞく日の散歩の途中、芝公園の日当たりのよい花壇の一角にナデシコが咲いていました。 自然のままのような草姿。かれんな花。 いま、たんすの上に、Satoshiが花屋さんで目にとめた小さなナデシコのブーケを飾っています。 「素朴な感じの花だね。かわいいね」 彼もとても気に入ってるみたい。 花持ちもよいのでピンクのかわ…
公園の芝生広場へと向かう石段の脇にアジサイが咲いていました。 4、5日ほど前に、白い手まりのようなアジサイを1つ見つけて喜んでいたのに、いまはもうブルーやピンクなどのたくさんの花が。 このところ雨もようのお天気の日が多かったからでしょうか。 季節が確かに移っているのを感じますね。
芝公園のなかのいつもの通り道。敷石の上に、葉っぱのあいだからさす日の光が明るいもようを描きます。 つややかな新緑がきれい。 バラ園には真っ赤やピンクや黄色や白…
毎年このころ、近郊に住む友だちが庭に咲いたスズランの花を送ってくれます。 添えられた彼女の手紙によると、この春はスズランの花が少なかったそう。いつもの半分ほどのかさの花束。花瓶に生けようとして手にとったら、ふわっと澄んだ甘い香りがしました。 スズランの咲く季節。 はやいですね。もう5月です。
お天気のよい日。ゆっくり歩いて30分、気分転換にでかけた芝公園でも途中の通り道でもハナミズキが満開でした。 サクラのあとにおだやかに咲く花、ハナミズキ。白やピンクの花に見えるのは苞と呼ばれる花をまもるための葉で、その真ん中に見えるのがほんとうの花だそう。 花よりきれいになった葉っぱ。おもしろいですね。 <…
7都府県に緊急事態宣言が発令されました。 新型コロナウイルス感染症がもたらした状況はきびしい局面を迎えています。 人との接し方、手洗いやうがいはもとより、発酵食品や食物繊維をしっかりとって腸内を整え免疫力をアップ。自分自身やまわりにいる人たちのために乗りこえていきたいと思います。 少し前になりますが、4月3日は母の命日でした。 亡くなってからもう19年たちます。月日がたつのがはやくて…
3連休の終わり、日曜日、あたたかいお天気に誘われてヒルズのさくら坂を歩いてみました。 散歩するのは1週間ぶりです。 ときおり春の風が吹き抜けます。 ゆっくり歩いていたら、けやき坂とつながっている広場の石段のそばに青い花が一叢咲いているのを見つけました。 小さな青い花、ヒメツルニチニチソウとか。 花のかたちがかわいいですね。
公園の広場の枯れた草むらのなかに、黄色いラッパスイセンがぽつんと咲いていました。 やわらかくふり注ぐ光をあつめたような明るい花色。 かわいらしい早春の使者ですね。
中国中部にある都市武漢で発生した新型コロナウイルスが世界中に拡散しています。 日本でも感染者が増え、誰もがなにかのぐあいで感染してもふしぎではない状況に。 ウイルスの詳細はまだよくわかっていません。ワクチンも治療薬もなし。 頼みとするものがほしいですね。投与が始まったという、新型インフルエンザ治療薬がこのウイルスに効くことを願っています。 公園の花壇で、伸びた小枝に釣り鐘のような…
芝公園のウメがだいぶほころんできました。 ほのかに漂う品のよい香り。はやい春の予感。 まだ冷たい風が吹き抜けるなか、いろんな花に先んじてきっぱりと咲くウメの花を眺めていると、先への明るいイメージを感じてうれしくなりますね。
久しぶりに散歩をしていたら、大きなマンションの生け垣に鮮やかな紅い花が咲いていました。 寒い冬になると咲き始めるツバキです。 つやつやした深緑の葉とのコントラストが印象的。冬の花らしい、りんとした趣やつつましいうつくしさを感じますね。
医療センターの中庭に早咲きのサクラが咲いていました。 花は少し濃いめのサクラ色です。寒風が吹くなか、ぽつぽつと咲き始めているようすがけなげな感じ。 少し前になりますが、16日、木曜日はSatoshiの検診日でした。受付をすませ、肺のCT検査まで少し時間があったのでちょっと外へ。 「先週、骨シンチグラフィー検査を受けたときにももう咲いていたよ。かわいいね」 わりあい日当たりのよい場所にある別の木…
2020年がおだやかに開けました。 元旦からおおむねいいお天気の日が続いて、それだけでもなんだかいい気分でしたね。 週末の5日、なじみの花屋さんはまだ店を開けていま…
右ひざをケガしてから丸1か月たちました。 そのあいだなんとか出かけたのは整形外科のクリニック除いて2回。友人が日本画の個展をやっていた銀座の画廊と、人間ドックを受診した医療センターです。 ずっと家のなかですごす日が続いています。 青い空を見上げることもできないし、木や土や花々のにおいや頬に当たる風を感じることもありません。 つくづくいやになってしまいます。
「ほら、もう芝公園はこんな感じだよ」 散歩から帰ってきたSatoshiが見せてくれた写真では、イチョウの葉っぱがすっかり落ちて、ふわふわの黄色いじゅうたんが広がっていました。 きれいですね。 葉っぱの上を歩いてみたいのですが、足を痛めているのでかないません。 残念です。
黄色い葉っぱのてっぺんが青い空の方へと伸びています。 先週末、外出したおりにタクシーの窓から見た芝公園のイチョウ並木がとてもきれいでした。 公園のなかの、都営三…
公園の芝生広場のバラ園もすっかり冬の風情です。 それでも、枯れた色あいの草やつるに交じってかれんな花を咲かせている白やピンクのバラを見つけるとうれしくなります。 知らず知らずのうちに活力をもらっている気がして。
ちょっと前になりますが、11月20日の水曜日は二の酉でした。 その日の夕方、Satoshiとわたしは来る年の幸せや家内安全を願って十番稲荷神社にお参りしました。地元の人々に親しまれる十番稲荷神社は港区のなかで唯一酉の市が斎行されている神社です。 わたしたちは、去年の三の酉の日に受けた熊手を納め、新しい熊手を手にしました。 福をかき集めるというお守り熊手。年々大きいものに換えていくとよい、…
公園の広場を囲む木々の葉っぱが赤や黄色に変わっています。 「朝はまだ暗いしちょっと寒いけどね、だんだん明るい光が広がっていくのでけっこういい気分だよ」 久しぶりに早朝の散歩に出かけたSatoshiは、秋の名残の閑寂な景色を目にして満足げ。 昼間でも吹く風がひやっと感じるようになりました。 もうそろそろ冬ですね。
近くのマンションの広場にシイの実が落ちていました。 シイの実はドングリの仲間の一種。小さめですが、ドングリらしくころんとしてかわいい風情です。 まだ小さいころ、父といっしょに出かけたときに焼いたシイの実を買ってもらい、食べたことがあります。 シイの実の入った紙袋はほんのりとあたたかく、殻を割ると小さな白い実が出てきました。 口に入れると、ちょっとかたくて甘みもほとんどなかったけれ…
うす曇りの10月28日、月曜日、午前6時50分。 Satoshiは散歩の途中、芝公園の広場でほんのりピンクに染まったスイフヨウを見つけました。 朝なのに、ピンク色? スイフヨウ(酔芙蓉)は、朝、きよらかな白い花を咲かせ、お昼ごろからやわらかなピンク色に染まり始めます。そして、夕方には濃いピンク色に変わる、一日花です。 ところが、気温が低めのころに咲いた花は、前の日の夕方にピンク色に変わったあ…
台風による豪雨や河川の氾濫、そのあともくり返す大雨によるさまざまな被害に言葉もありません。 被災された方々に心からお見舞い申しあげます。 10月ももうそろそろ終わ…
歩いているとにおいが鼻につきます。つぶれたギンナンが地面にへばりついています。 芝公園にあるイチョウの木の下。 うかつなわたしは、すべらないように気をつけて歩きます。 ついこのあいだまで昼間は半袖ですごしていましたが、このところ急に寒くなりました。 一気に秋が来た感じ。 まだ青いイチョウの葉っぱも少しずつきれいな黄金色に変わっていく季節です。
だいぶ前にSatoshiから聞いた、お年寄りの人たちに体操を教えているインストラクターの話。 年を取ってくると肩が丸まってきます。 首の部分も下がってきて、ついつい下を向くようになりがち。 するとだんだん気分も落ちこみ、うつ気味になってきます。 大きく胸を広げて背中を伸ばし、首をしっかり起こしてなるべく上を見上げるように心がけましょう。 こうすれば、ほら、気持ちも上向いてきます。落ち…
先週末、東京タワーが見える東麻布の商店街、麻布いーすと通りでかかしまつりがありました。今年で45回目です。 夕方、Satoshi といっしょにぶらぶら歩いて行ってみました。 かかしまつりには、(自分で勝手に)ふしぎなゆかりを感じているのです。 もう9月も終わりというのに日中はまだ夏の続きのような暑さが残っています。 でも、日が落ちるころにときおり吹く風はさわやかでした。 通りの入り口で出…
96歳のTamiちゃんはいま、背中をちゃんと立ててベッドの端や車椅子に座れます。 足もうまく上げ下げできます。このあいだは、ほんの一瞬のことでしたが自力で立つことができたそう。 この1か月、食欲がだいぶ戻ったことや毎日のリハビリのおかげでしょうか。 入院していた3週間ちょっとはずっと寝たきりの状態でしたし、退院して老健に入所したころは体全体に力がなく、ぐにゃっとした感じでしたから。 Ta…
日曜日、9月8日は二十四節気の1つ、白露でした。 このころから、はっきりと目には見えないけれどもまわりが秋めいてくるといわれています。 はやい朝。 赤トンボがいっぱい飛んで、ひょろひょろしたレモン色のさわやか系ヒマワリがそっと咲いていた、芝公園で。 「広場を歩いていたら、足を踏み出すたびに芝についている小さな水滴がピッピッと飛んでくる感じだったよ」 トレーニング用の7分丈のパンツ…
芝公園の芝生広場から見上げたうす青い朝の空にはいっぱい雲がかかっていました。 サルスベリの花は満開です。 『草むらで気持ちよさそうに寝ている猫がいてね」 と、Satoshi。 そっと近づいたら、気配を感じたのかふっと起きて、彼にクールな一瞥をくれてから、ゆうゆうと歩き去ったとか。 「ふてぶてしい面構えで、丸々しててね。なかなかいいノラ猫だったよ」
芝公園の花壇に赤やピンク、白い色のペンタスがいっぱい咲いていました。 かたまって咲いている、1つ1つの花は小さな星のようなかたち。 そのためか、花言葉は願いごと、です。 星に願いを(夢はかなえられるでしょう……)。 古いディズニー映画『ピノキオ』のスィートなテーマソングが浮かびます。 熱帯で生まれたペンタスは日本の酷暑をものともせず元気に花を咲かせて、楽しませてくれる花です。 …
梅雨が明けてからはずっとカンカン照り。 暦の上ではもう立秋もすぎましたが、連日30℃を軽く越える夏の日が続いています。 「いやあ、セミの声がすごいですよ。夏真っ盛りですね」 何日かぶりに朝はやく芝公園へ散歩に出かけたSatoshiが夏木立の動画を見せてくれました。 ときおりさわさわと枝が風に揺れる木々のなかから聞こえてくるのは、ミーンミンミン、ミーンミンミンと大合唱するミンミンゼミの鳴き声。 …
気さくな麻布十番の商店街でも緑したたる麻布増上寺の境内でも、人々が行き交う銀座の大通りでも、歩いているとどこからか中国語の話し声が聞こえてきます。 中国の人はわりあい声が大きいのでよけい耳に入ってきます。 夏休みのせいか、どこに行っても中国人の家族や旅行客が多いですね。
ころんとした白いアナベルのそばにピンクのアナベルが咲いていました。 アナベルは西洋アジサイ。アジサイは日陰にひっそり咲いて雨にぬれる楚々としたイメージがありますが、ほんとうは日向が好きな花だそうですよ。 雨がふったりやんだり、うっとうしい毎日です。お日様が好きな元気な花を見て、ちょっぴり和みます。
うすいグレーの空、しとしととふる雨。 この2週間、東京は梅雨らしいじめじめしたお天気が続いています。 七夕の日に向けて、芝公園の芝生広場にある木には笹が取りつけられ、少し前からいろいろな願いが書かれた五色の短冊がつるされて風に揺れていました。 7月7日はまた、二十四節気の1つ、小署。 日差しが強まりこれから夏の暑さが本格的になるといわれていますが、今年の小署は雨のせいかひんやりとす…
麻布通りから少し奥に入ったところに玉川上水を源流の1つとする古川が流れています。 一の橋交差点の近くにある新広尾公園を抜けて古川を渡ると、鉢植えが並んだ狭い路地、古いビル、いまはお豆腐やさんだけが店を開けている小さな商店街などが……。 昔ながらの街並み。懐かしい気配がする街角で、朝はやく咲いているさわやかな夏の花、アサガオを見つけました。 もう7月です。 来週の日曜日は願いを星に…
これまでのところ東京は、毎日雨がふり続いていてうっとうしい、そんな日はあまりありません。 すっきり晴れたり曇り空の日だったり、週末になると雨がふったりします。日替わりみたいなお天気です。 それでも今年の梅雨の降水量はもう平均の雨量を越えているとか。 ふーん? 雨が効率よくふっているのかも。
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けっこう毎日暑かったので、ああ、もう秋はないのかしら、と気をもんでいました。このごろやっとすずしい日も増えてきたのでほっとしています。 季節が移り空気の乾燥ぐあいや温度が変わるといろいろなものが(たとえ前からずっとあった同じものでも)フレッシュに感じます。気分が変わるからかしらん。おもしろいですね。 …
麻布十番には古川が流れています。 渋谷では渋谷川と呼ばれていますね。明治通りの天現寺橋(広尾)から古川となって港区を流れ、東京湾に注ぎます。 用事のときは古川にかかっている橋をよく渡ります。たとえば、クリーニング屋さん(一の橋を渡った先にあります)に行かなくては、というふうに。 古川はさわがしい高速道路の下をひっそりと流れていてあまり目立ちません。みんなが集える川ではありませんが…
じりじり照りつける日差しのなか、バラの花がけなげに咲いています。ドイツ生まれの青い強いバラ(名前はノヴァーリス)です。きれいですね。 バラ園と小路をはさんだ反対側の植え込みに梅雨のころからアジサイのアナベルが咲いていて、花色がさわやかなミントグリーンからピュアな白に変わり、また徐々にうす緑色になっていました。 8月になってやっと(?)枯れた花びらがアクセントのように混じるようになり、…
直径3~4㎝くらい。ちいさなグリーンアップルの木が公園の管理事務所のとなりに2本立っています。 剪定されたのでいまは両方ともすっきりした風情ですが、少し前まではたわわになった実のおかげで枝が地面につくくらい垂れてリッチな感じでした。 青いリンゴはフラワーアレンジメントなどにつかうものでしょう。 木の下に落ちていたリンゴを拾って手に取ると(あ、落ちた実も公園のものなのでほんとうは拾…
タイサンボク(マグノリア)の木の下のほうにぼってりしたつぼみを見つけました。次の日、お椀のようなかたちの花びらがわあっと開いて白い花が咲きました。とても大きな花です。 モクレンの仲間なのでよい香りがします。高い木の、上のほうから順順に咲いてくるので、咲き始めのころは木を見上げながら花のようすや香りを楽しんでいました。 北米生まれなのに、日本ではなぜかタイサンボク(泰山木、または大山木…
青い空が広がっています。芸術の森公園のなかにあるバラ園では赤やピンクのバラが午後の日差しをあびて光っていました。 花びらが幾重にもかさなっていてゴージャスです。一重のバラはかれんな顔立ち。どのバラもきれいなパワーがいっぱいです。囲まれていると気分が上がりますね。
幅のある、長い花壇にネモフィラがわっといっぱい咲いていて、きれいな青い川のように見えます。 青い花を眺めていると静かな気持ちになったり、(その逆の)なんだか問いただされているような落ちつかない気分になったりします。そのときの自分の内心がふとあらわになるのかもしれません。ふしぎですね。
雨がふっています。雨音が聞こえます。すべてのものをやさしくぬらす、春の雨ですね。 サクラの花も静かにぬれています。なかなか蕾がほころばなかったサクラは、びっくりするほどあたたかかった日から大急ぎで咲き始めて、何日かのうちにもう6分ほど花をつけました。
先々週の土曜日から先週の土曜日までかぜでダウンしていました。38℃前後の熱が3日ほどつづいて。頭や体がぼわーんとしています。とにかくおとなしく寝ているしかありません。 日曜日はとてもあたたかかい日でした。体もだいぶよい感じだったので、1週間ぶりに夕方、おそるおそる散歩にでかけてみました。 少し風が吹いていますが南風です。コートを着ていなかったり、春っぽい軽いコートをはおっている人が多…
黄色い花がわっとひとかたまり。離れたところからでも目を引きます。公園の芝生の広場にあるカンザクラの木の下に咲いているナノハナです。 みずみずしいイエロー。頭と体によく効きそうなビタミンカラーですね。見ているとなんか元気がわいてきます。 カンザクラもすぐに満開。その一角は春のお菓子みたいなピンクとイエローに彩られます。楽しいですね。
《能登半島地震で被災された方々にお見舞いもうしあげます。平穏な日が1日もはやくもどりますよう心よりお祈りします》 芝公園の梅林で濃い紅色のウメを一輪見つけました。カゴシマコウ(鹿児島紅)です。 八重咲きです。あざやかな花色がモノトーンな冬の景色にあたたかみを添えています。蕾もまるまるとふくらんでいて、これからわぁっと咲きそう。 節くれだったウメの木の下を歩いていたら、ベンチのそばの…
黄色や紫のパンジー(ビオラ)が咲いています。ねぇ、ねぇ、と、なにか話しかけているみたいです。かわいいですね。 パンジーはあかるい春の花のイメージがありますが、寒さにもわりに強いみたいですよ。日の当たるあたたかいところにいれば、冬でもごきげんです。
公園の広場のすみにイチョウの木がぽつんと1本立っています。黄色い葉っぱが冬の日を浴びて光ってきれいでした。 木の横を通りすぎてからふりかえると、(その角度から見える木の)真ん中あたりの葉っぱがかなり落ちていて(くびれのある)ピーナッツのようなかたちに見えます。おもしろいですね。イチョウは1本だけなのでぱらぱらと落葉しても地面にはつもりません。 イチョウの木の向こうには公園を囲む木々や…
冷たい風がふく街にあざやかな濃いピンク色の花が咲いています。 八重のサザンカです。そばに寄るといい香りがします。つやつやした葉っぱもきれいですね。 日本生まれなのでどの国でも(カメリア)サザンカと呼ばれています。整った面立ちなのに、(わびテイストというか)もの静かで出しゃばらない感じがするのはお国柄でしょうか。うつくしいまま、自然にまわりに溶けこんでいるところがすてきですね。
公園のシラカシの木にちいさな実(ドングリ)がぶら下がっています。まだ青いですね。縞模様のはかま(殻斗)がおしゃれです。 ドングリって、カシやナラ、クヌギなどブナ科の木の実ぜんぶを指すそうですよ。疎いわたしは長いあいだ、ドングリという木がある、と思っていました(いや、あはは)。 熟したドングリは地面に落ちて、虫やちいさな生きものたちの食料になったり、芽生えて新しい木になったりします。 …
白いコスモスが咲いています。濃いピンク色の花もとてもかわいい。 秋を感じますね。 シンプルで調和のとれた顔立ちです。大風でなぎ倒されて…
四季咲きのクレマチスが咲いていました。 青紫の花色が秋っぽいですね。 もう9月。大気に吸いこまれていくようなセミの声や日陰の小路を吹き抜ける心地よい風にふと季節の移ろいを感じます。 日が少し短くなりました。 夏の続きの秋の始まり、です。
いまの時期は、夜が明けるのは5時ごろですね。 毎朝Satoshiが散歩に出かけるのは6時すぎなので、天気のよい日は街なかの電柱や公園の木などいろいろなものの影が長くのびています。 ちいさな犬を連れて公園の芝生広場へと向かう女の子の影も細く長くのびています。目の前にあるくっきりした影を見ていたら、彼はつい影踏み遊びのオニになった気分で、ひょいと踏んでみたくなったそうですよ。 うん、その気持…
この暑さのなかでバラが咲いています。がんばっていますね。 きびしい時期に花ひらく夏バラは、春や秋に咲くバラと比べると花が小ぶりだったり花色がちがったり弱弱しいものが多いと聞きますが、それでもやっぱりきれいですね。 品のいい色あいです。 しなやかな強さが伝わってきます。
古い商店街の一角の、誰もいなくなった店の軒先に捨てられていたムクゲがみずみずしい緑の葉っぱを広げています。 朝の散歩から帰ってきたSatoshiがうれしそうに教えてくれました。 もう15㎝くらい伸びています。かわいいですね。 このムクゲの木は鉢も割れて、くるりと巻いた根っこがずっとむき出しになっていました。鉢のまわりに土はほとんどありません。 そんな状態なのに、去年の夏から初秋にかけて、…
白いコスモスが咲いています。濃いピンク色の花もとてもかわいい。 秋を感じますね。 シンプルで調和のとれた顔立ちです。大風でなぎ倒されて…
四季咲きのクレマチスが咲いていました。 青紫の花色が秋っぽいですね。 もう9月。大気に吸いこまれていくようなセミの声や日陰の小路を吹き抜ける心地よい風にふと季節の移ろいを感じます。 日が少し短くなりました。 夏の続きの秋の始まり、です。
いまの時期は、夜が明けるのは5時ごろですね。 毎朝Satoshiが散歩に出かけるのは6時すぎなので、天気のよい日は街なかの電柱や公園の木などいろいろなものの影が長くのびています。 ちいさな犬を連れて公園の芝生広場へと向かう女の子の影も細く長くのびています。目の前にあるくっきりした影を見ていたら、彼はつい影踏み遊びのオニになった気分で、ひょいと踏んでみたくなったそうですよ。 うん、その気持…
この暑さのなかでバラが咲いています。がんばっていますね。 きびしい時期に花ひらく夏バラは、春や秋に咲くバラと比べると花が小ぶりだったり花色がちがったり弱弱しいものが多いと聞きますが、それでもやっぱりきれいですね。 品のいい色あいです。 しなやかな強さが伝わってきます。
古い商店街の一角の、誰もいなくなった店の軒先に捨てられていたムクゲがみずみずしい緑の葉っぱを広げています。 朝の散歩から帰ってきたSatoshiがうれしそうに教えてくれました。 もう15㎝くらい伸びています。かわいいですね。 このムクゲの木は鉢も割れて、くるりと巻いた根っこがずっとむき出しになっていました。鉢のまわりに土はほとんどありません。 そんな状態なのに、去年の夏から初秋にかけて、…
芝公園のバラ園のすみにあるフラワーポットに白や淡いピンクのペチュニアが咲いています。 両手でかかえきれないぐらいのボリュームです。いっぱい咲いていても人当たりはやわらか。気立てのよい、さわやかな花、という感じがします。 毎日30℃を越える日が続いていますが、ペチュニアは暑さにつよいので元気です。 かわいいですね。
バラがきれいです。 ゴージャスな大輪のバラはもちろんですが、一重咲きのバラもいいですね。昔ふうの感じもします。おしゃまな女の子みたいに明るくてかわいいのでつい目を細めてしまいます。
公園の花壇に赤やピンク、薄紫色のスイートピーが咲いています。 ひらひらした花びらがやさしい愛らしい花ですが、マメ科の植物らしくすくすくと伸びて背丈は大人の人ぐらいに。全体を眺めてみると、ブーケなどで見られる繊細なイメージを軽く裏切ってのびのびとたくましい感じがします。 自然体のスイートピーもなかなかチャーミングですね。