自分の手を信じる。<日日是好日>
そもそも正座が大の苦手。 しきたりとか、決まりごとも苦手。 そんな私ですので、茶道とはまったく 縁のない人生でした。 黒木華さんが演じる典子も 親にすすめられて、しぶしぶお茶を始めます。 たぶん私と同世代。 映画の中では、週に一回の茶道の時間を軸に 20数年の時が流れて、典子さんは成長したり 壁にぶち当たったり、また新たな世界が開けたり。 我がことのように見守ってしまいました。 でも、どんなときも茶道の先生である樹木希林さんの、 温かい存在感と声が、なんとも心地よく ずーっとこの映画の世界に浸っていたい気持ちでした。 「最初はカタチからつくって、あとから心が入る」 「頭で考えずに、自分の手を信…
2018/11/08 23:25