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横須賀市立うわまち病院心臓血管外科 https://blog.goo.ne.jp/gregoirechick

横須賀市立うわまち病院心臓血管外科の紹介 最新の心臓血管外科治療の紹介

心臓血管外科に関連する最新の診断、治療、トピックなどについてのご紹介

横須賀市立うわまち病院心臓血管外科
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横須賀市
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横須賀市
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2018/02/18

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  • 警視庁からの電話

    先日、集中治療医学会の参加中に警視庁の担当者からお電話をいただきました。なぜか08026487362という番号からで、筆者の名前、電話番号を知ったうえで、宮城県警からの捜査協力依頼を経て電話しているというのです。内容としては捜査の関係で宮城県警まで来てほしいというのですが、そもそも宮城県警から直接連絡してくればいいのになぜ警視庁が?と最初に思いました。交通費は出してくれるというので、日程の都合がつけば行ってもいいかなと思いました。ドラマでは普通、捜査員が容疑者のところに、県外でも出向いていくのが普通なので、ドラマと違うのかな?とも思いました。内容としては、宮城県内で特殊詐欺の容疑で逮捕された人が筆者のキャッシュカードを所持しており、そのカードを特殊詐欺に使用していたようだというのです。それで、筆者が容疑者...警視庁からの電話

  • 大動脈解離の手術における新しいオープンベアステント

    欧米では急性A型大動脈解離において、上行大動脈にPrimaryEntryのある症例では上行大動脈置換に加えて専用のベアステントを末梢側吻合部から下行大動脈に向かって挿入することで、遠位側吻合部の新しいエントリーを回避でき、術後のリモデリングが良好になるとで普及しつつあるということである。現在の日本の急性大動脈解離では約半数が弓部置換プラスオープンステントで上行大動脈置換の頻度は低下しているようであるが、エントリー切除が上行大動脈置換でできる症例ではこの方法でより低侵襲、短時間に手術が可能となる。早ければ2026年に日本国内でも販売される模様で、現在の日本の大動脈解離手術に大きな影響を与える可能性がある。本日筆者はアメリカから来日した製品担当者と話をする機会があったが、約8割の急性大動脈解離に対して上行置換...大動脈解離の手術における新しいオープンベアステント

  • 横須賀市立総合医療センター心臓血管外科緊急手術で始動

    3月1日、横須賀市立うわまち病院から横須賀市立総合医療センターへ引っ越しを行い、手術器具の動作確認などを経て実際の診療は3月4日の外来から開始となりましたが、実際は3月3日の月曜には急性冠症候群の患者さんの紹介があり転院を受け入れて3月4日の朝から緊急手術で幕開けを迎えました。その後も緊急の依頼があり、3月6日に2件の緊急手術、3月8日にも前日緊急入院した患者さんの緊急手術は入り、最初の週に4件の緊急手術でスタートとなりました。3月10日に予定手術のあとも緊急手術が入ったのでスタートから10日の間に5件の緊急手術を実施しました。建物にはまだまだなれていませんが手術室の環境は慣れたスタッフとなれた器材でうわまち病院時代となんら変わりなく実施できています。手術室が広くなって少し快適なような感じがします。明らか...横須賀市立総合医療センター心臓血管外科緊急手術で始動

  • 横須賀市立総合医療センター紹介動画

    https://www.youtube.com/watch?v=t4L_5UCbnTIホームページに掲載されている紹介動画を添付します。横須賀市立総合医療センター紹介動画

  • 若造のくせに、上のものを出せ!と患者さんに言われたら

    筆者は自治医大の卒業生としてへき地の病院に6年間勤務しました。その当時は20代~30代前半ということもあり、タイトルのような経験を幾度ともなく経験しました。田舎の診療はそれまで在籍していた年配のドクターの引継ぎだったりすることもあり、いわゆるエビデンスとはかけ離れた昔の慣習的な医療を求められることも多数ありました。しかし、地域での医療を継続的に行っていくためにはいくつかの妥協は必要です。これは意味がないと思っても、患者さんが満足してまたクリニックに来てくれるということであれば、徐々にそうした医療はしない方向に持っていくことにして、ある程度は許容してあげるひつようがあります。自分のいう、エビデンスのない医療とは、ウィルス感染に抗生剤を処方したり、必要ないのに湿布薬処方を強要されたり、不要な点滴、トリガーポイ...若造のくせに、上のものを出せ!と患者さんに言われたら

  • タイトル変更しました = 横須賀総合医療センター心臓血管外科

    横須賀うわまち病院心臓血管外科のタイトルを、病院移転および本日からの診療開始に伴い、横須賀総合医療センター心臓血管外科にタイトル変更させていただきました。実はこのブログは、筆者が初めて心臓血管外科部長として2007年に赴任した湘南鎌倉総合病院時代の心臓血管外科関連勉強のサイトから端を発し、横須賀うわまち病院を経て、現在の横須賀総合医療センター心臓血管外科へと今年で18年目となります。筆者もそろそろ定年が見えてくる年齢になってきましたが、現在の施設が軌道にのるまでが自分のミッションと思い引き続き頑張ります。どうぞこれからもよろしくお願いします。タイトル変更しました=横須賀総合医療センター心臓血管外科

  • 京急久里浜駅から横須賀市立総合医療センターまで徒歩所要時間

    京急久里浜駅から横須賀市立総合医療センター入口まで徒歩での所要時間は大人の男性の足で約11分でした。年配の方や女性、子供場合は20分くらいを想定した方がいいように思いました。天神社横の道路から公園に入る坂を上って入るのが最短ルートのようです。京急久里浜駅から横須賀市立総合医療センターまで徒歩所要時間

  • 横須賀市立総合医療センターの周辺には新明小学校のスクールゾーンがあります

    横須賀市立総合医療センターは駐車場160台あり、周辺の駐車場も加味するとかなり自家用車での受診には有利な環境になっています。しかしながら注意点が一つあります。新明小学校の前の道路はスクールゾーンになっているため朝7時30分から8時00分までは車両進入禁止になっています。今朝も警察官が入ってこないように立ちはだかったいたそうです。左折してスクールゾーンに入れない場合は、このまま直進してどこかでUターンの必要があり、尻こすり坂がこの時間渋滞しているためかなりのロスタイムになるそうです。このため、朝の時間帯はイオン・天神社側から入るしかありません。そちらに入るところで渋滞が発生する可能性があります。イオン前の渋滞や京急線の踏切周辺の渋滞をかんがえるとお車の場合は久里浜港側からの進入が有利と思われます。横須賀市立総合医療センターの周辺には新明小学校のスクールゾーンがあります

  • 横須賀市立総合医療センターハートチームビルディング

    今月行われる日本集中治療医学会(福岡)で、新しい横須賀市立総合医療センターのハートチームビルディングに関する以下の演題で発表させていただきます。新病院で救急・集中治療の完成形を目指すハートチームビルディング【背景】当施設は2002年に主に循環器救急に力を入れた市立病院として国から市に移管され公設民営で開設された。2009年に心臓血管外科と同時にICU開設。その後、救命救急センター開設を経て、2017年集中治療部開設に至り、循環器の高度医療・集中治療環境を整備している。2025年3月に新病院=横須賀市立総合医療センターへ新築移転の予定で、20年あまりの循環器救急・集中治療の完成形を目指している。【目的】開設以来22年にわたる循環器救急・集中治療の進化から今後の完成形を目指すハートチームチームビルディングの現...横須賀市立総合医療センターハートチームビルディング

  • 病院移転

    2025年3月1日横須賀市立うわまち病院は閉院となり、新たに横須賀市立総合医療センターが開院しました。新築移転に伴い40台近い救急車をチャーターしての大移動になりました。人工呼吸器やIABPなどの装置が装着していたり、クベースに入ったままの赤ちゃんは、高規格の救急車での移動となりましたが、合計102名の入院患者さんの移動が午後には終了しました。新しい病院は、実際は3月4日の外来からスタートしますが、既に救急車の受け入れは始まっており、昨日も日曜日ながら早速循環器内科の緊急カテーテル治療なども始まり、泌尿器科の緊急手術も入りました。心臓血管外科に関しては早速緊急の受け入れ依頼があり、翌週の定時手術の開始を待たずに緊急手術での幕開けになりそうです。病院移転

  • ニットパッチ 新しいPTFE織布の心臓・血管修復に対する有用性

    下関市で行われた心臓血管外科学会で以下の演題で発表させていただきました。新しいPTFE帯状織布による脆弱な血管組織での吻合補強における有用性【背景】大動脈吻合部の止血に外科医は時間と労力を費やしてきた。特に深い部位では止血に難渋するため、最初から出血しない吻合技術が要求される。出血防止には吻合面に隙間がないこと、針孔から出血しないことが重要で、施設によって様々な工夫が行われている。不織布フェルトによる補強も組織カッティング防止に有用であるが、ポロシティが高く針孔出血を完全には防止できない。【目的】新素材PTFE織布の大動脈吻合における針孔出血防止への有用性を報告。【新素材の特徴】PTFE織布(商品名ニットパッチ、以下KP)はPTFE樹脂を糸状にしたものを密に編んだ厚さ0.35mmの帯状繊維布で、薄くしなや...ニットパッチ新しいPTFE織布の心臓・血管修復に対する有用性

  • MICS-CABGにおける複数肋間アプローチの有用性

    下関市で行われた心臓血管外科学会で以下の演題で発表させていただきました。MICS-CABGにおける複数肋間アプローチの有用性【はじめに】MICS-CABGにおいて、上行大動脈への中枢側吻合、下壁領域への吻合操作の難しさが技術的障壁として、普及を妨げており、LITA-LADの1枝バイパスにとどまっている施設が多い理由の一つと考えられる。【目的】1か所の左側方開胸から複数肋間を介して心臓操作を行うことがMICS-CABGの技術的課題を解決する一手になりうるかを考察する。【対象・方法】当施設で2017年10月の1例目から2024年8月までに実施したMICS-CABGは85例。同時期の正中アプローチによる平均再建枝数3.2に対してMICSの平均再建枝数は2.65で、うち1枝再建が37例、2枝以上の多枝再建は47例...MICS-CABGにおける複数肋間アプローチの有用性

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