第三者委員会のいじめ認定を、学校が認める必要はない

九州の高校で生徒が自殺したことで学校が設けた第三者委員会で、「自殺の主な原因はいじめ」という報告書が出たものの、 学校側はこの結論を拒否、その旨を家族に伝えたという報道がありました。 お父さんは「報告書を真摯に受けとめるべき」お母さんは「報告書は重いもの

児相の保護者面接に弁護士の同席は不要

児童相談所みたいなところで、保護者と面談する時に弁護士がその場に同席しているべきだという声がありますが、そんなこと全く必要ありません それは、どんなモンスターペアレントであっても主張する事にはパターンがあり、ほぼ予測でき、対応できるからです。 私のところ

殴ったり蹴ったりは、いじめではない

中学生のいじめ自殺問題の民事訴訟の判決があり、原告の御両親が地裁で勝訴しましたが、 2011年の9月以降、殴られたり蹴られたりがエスカレートした結果10月に命を絶ってしまいました。 どこからどう見ても、この「いじめ」が原因ですが、まず、この時、その市の教

高校生の退学理由「何となく、明確な理由なし」というのは、ウソで、建前

ある自治体で、高校を退学した子どもたちにアンケートをとったところ、「何となく」「特に明確な理由がない」「通学が面倒」といった答えが多くを占めたため、 自治体側、教員側は、「もっと学校や教師への不満とか、学業不振が原因だと思っていたのに、予想と違った」と驚

悩み相談の電話は、かけてきた人のほとんどはしゃべらない

ある市で、子どもが虐待やいじめなどの相談をする子ども相談室を開設する、と発表しました。専門員が相談室に常駐するほか、電話やメールで、相談を受け付ける、というもので、 一見すごく良さそうに見えますが、しかし、子どもがここに相談に行くんですか？「あのー、こん

大勢の前でしゃべるのが苦手

最近テレビのトーク番組で、新体操の選手の人が「私大勢の前でしゃべるのが苦手なんですけど、どうしたらいいですか？」と相談しました。 それに対して、お笑いタレントの人とか、男性トップアスリートの人たちがアドバイスをしていたんですけど、すべて自分の本職の競技の

いじめ自殺防止のため、一応アンケートをします

「以前いじめが原因で市立中学の生徒が自殺してしまったことを受けてその市が、いじめを防止する対策のために、小5と中2を対象に全108校で年2回、1回15分のアンケートを行なう」ことを発表しました。 この市は、当時の事件のあと私が現地まで取材に行った市です。

元優勝力士が、なぜか発達障害と診断される

昨日のテレビ番組で「元優勝力士のKが偽装結婚で逮捕！ギャンブルで大借金、極貧生活」というのをやっていましたが、 まずおかしいのが、再現VTR！まだ髷も結えていない、普通の髪型の新弟子が、Kに「競馬やらないっすか？」と誘い、それがギャンブルにのめり込むきっかけに

不登校についての新聞の間違い

よく不登校について特集している新聞で、今日、読者からの反響自体を特集していたのですが、その中の間違いをいくつか。 「高校2年の秋に、はっきりした理由はわからないけど、休みがちに」→はっきりした理由もないのに、高校2年生の秋に急に休みがちになるヤツなんかい

「訴訟を起こすぞ」なんて言ってくるモンスターペアレントには、「どうぞどうぞ」で対抗

「訴訟を起こすぞ」と言い出したので、ビックリし、子供から預かっていた秘密のアンケートをコピーしてその親に渡してしまった事件ですが、 こういう場面で、親側、教員側、両方で何度も同席してきた身としてわかることは、教育委員会というのは学校の先生ですから、法律の