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ルアーなお金たち、言葉たち、命たち https://catsdoodle.muragon.com/

ルアーは刺激と反応の連鎖をもたらす二律同梱の象徴。システムは二律同梱の集積による予定調和世界。

ゴルフができない冬場の楽しみに、気軽にいたずら書きを楽しみます。

キャッツドードル
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住所
原村
出身
諏訪市
ブログ村参加

2018/01/10

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  • 散逸と循環:形相がもたらす異質性

    台風の辺縁は 雨風が弱く 中心に地下ずくほど 雨風が強くなる 水や空気の動きが 中心から 渦を巻きながら外側へと流れてゆく この定常的な流れが 台風であり 水や空気が台風なのではなく その動きが台風なのである 鳴門海峡の渦潮も 海水が渦潮ではなく 潮の流れが渦潮なのである ...

  • 散逸と循環:太陽系の縁は何処に在るのだろう

    国境線が引かれ 国境の壁が出来る この壁の外と中で 言語の境や 物流の境 人流の境ができあがる 完璧な境ではなくとも この境の外と中では 異なる循環が形成され その循環の散逸を この壁が妨げている 国境地帯は 循環の辺縁が交わるところなのである どちらの側からの影響力も弱く...

  • 散逸と循環:日常という束縛

    車はぜいたく品であった 子供の頃 街へ出かける手段といったら 長々と歩くのか バスであった 時折 ぜいたくにタクシーに乗ることもあったが 真っ黒なコールタールが塗られた電柱の脇を トボトボと歩いてゆくのが普通であった このコールタールが 夏の暑さに溶け柔らかになった それを...

  • 散逸と循環:檻の中に押し込められた平穏

    檻の中の虎が 右へ行き 次に 左に行き また 右へ行き 左へ行き 首を振りながら 右行き 左行きを繰り返している 檻という制約が この循環を維持しているのである こうした制約がなくなると トラの行動は散逸し 規則性なく 自由に大地を駆け巡ることになる 私の体内に取り込まれた...

  • 散逸と循環:順応してゆく柔らかな心たち

    人の道というものがあるらしい 人の心に従えば 人の道を外れることはないとも聞く 猫にも 猫の心があり 猫の道があるので 犬のようには振る舞わぬのであろう こうした 心や道が循環を作り 人としての行いや 猫としての行いが 散逸を免れている 心は内臓に在ると聞く 満腹は幸せを呼...

  • 散逸と循環:心を進化させるということ

    急いでいる時の赤信号に苛立つ その苛立ちを堪えていると いつの間にか 貧乏ゆすりが始まっていた 「急ぎたい」という私の気持ちだけでは 急ぐことが出来ないのである 車で急ぐのではなく 走って急ぐのであれば 「急ぎたい」という気持ちは 肉体の限界まで急ぐことはできるだろうが 車...

  • 散逸と循環:呼吸をすることで維持される循環がある

    湧き上がる感情に 私の行動や幸福が支配されている こうした感情が紡ぎだしている循環に 理性が「待った」をかけたりするのだけれど 湧き上がる感情を制御できずに 理性はあんぐりと口を開け 呆然と感情の暴走を見送ることがある 犯罪を犯すということが 日常のすぐ横に寄り添いながら ...

  • 散逸と循環:地上の星に棲む王子様

    災害を予知できると有難い 今を維持しやすくなるからである 被害を出来る限り少なくする措置をとり 安全な場所に避難できるれば 災害の復旧は より効率の良いものになる 今が恋しいのである 困難を抱え 不満を抱いては居るのだけれど 今が恋しいのである この恋しさに 保守の核心があ...

  • 散逸と循環:ライバルの間にある緩い構造

    カエルとヘビは 両立しないところがある カエルが生きるためには ヘビは邪魔であり ヘビが生き延びるためには カエルを捕食しなければならない 仲良くはできない それでも カエルはカエルの生活環を繰り返し ヘビはヘビの生活環を繰り返し 共に生き永らえている カエルは ヘビを徹底...

  • 散逸と循環:電子雲のような進化の軌跡

    目横鼻縦 人間の顔は 目が横に2つあり その中央に鼻が縦に伸びている 皆同じである しかし みな違う顔付をしている 皆同じようでありながら 少しづつ違っているのである きっと 鰯たちにも それぞれの個性が在るのだろう そうした同じでありながら個性的な個々が 精一杯生きようと...

  • 散逸と循環:言葉の恩恵としての循環

    言葉が人を操る 命令形の言葉はその典型である しかし 言葉だけでは人は動かない 「特攻して自爆せよ」と言われて その通りに自爆した戦争中の若者には この言葉に従う心があった 言葉の背景には このような心が存在していなければ 言葉は機能しない 言葉の背景に 暴力が存在すること...

  • 散逸と循環:異なりて同じくする存在

    循環を共にする鰯は きっと彼らにとっては 皆それぞれに異なる鰯である しかし 傍から見れば 皆同じ鰯である 同じ鰯であるので どの鰯を食べても 同じ味がするし どの鰯が生き残っても 食べられた鰯が生き残ったのと同じことになる こうして 異なりて同じくする存在は 共に形成して...

  • 散逸と循環:金太郎飴の世界観

    トウモロコシ畑に たくさんのモロコシの葉が茂り たくさんのモロコシの実が実っている それぞれのモロコシは 血を分けた兄弟と同じ関係に在り 互いに異なる存在ではありながら 互いに構造はほぼ同じであり 栽培している人は どれもこれも同じ物として扱い 収穫された実は 流通させる人...

  • 散逸と循環:空団的同物と物質的同物

    セテウスの船は 部品を取り換えながら維持された船が 当初の船なのか それとも 取り替えたるために取り外した部品を集め それを元の船となる様に組み立てた船が 当初の船なのかを思考する例え話である 空間的な承継としては 前者が当初の船であり 物質的な承継としては 後者が当初の船...

  • 散逸と循環:構造的同物と空間的同物

    春と夏は異なる存在である しかし それは経時的な異物であり 同時的な異物ではない あなたと私は 同時的異物であり 昨日の私と今の私は 経時的異物である あなたと私は 同じ人間として構造的な同物であり 昨日の私と今の私は 空間的連続に在る空間的同物である 去年の元日と今年の元...

  • 散逸と循環:祈りの起源について

    循環している存在は 変化しながら存在しているので その局面局面をとれば異質なものである 春と夏は異なるが また巡り巡って同じ春が来る 走馬灯のように 私の気持ちは変わりながら私であり続けてゆく いくつもの違う私が現れては消え また現れてくる 今の私は 先程までの私とは異なり...

  • 散逸と循環:より安泰な循環軌道を求める導きとしての精神

    精神が崩壊すると 私は私を責めなくなるだろう 精神が健全ではないけれど元気である時に 私は私を責め 「明日が来なければいいのに」などと 明日を恨むのだろう 精神が崩壊すれば 明日はどうでも良くなるはずである 明日 私の周辺にある構造が全て散逸し始め 私の生存が脅かされても ...

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