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ルアーなお金たち、言葉たち、命たち https://catsdoodle.muragon.com/

ルアーは刺激と反応の連鎖をもたらす二律同梱の象徴。システムは二律同梱の集積による予定調和世界。

ゴルフができない冬場の楽しみに、気軽にいたずら書きを楽しみます。

キャッツドードル
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住所
原村
出身
諏訪市
ブログ村参加

2018/01/10

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  • 妄想と現実:イドラとしての生存競争

    妄想は 膨れやすいけれども 醒めやすいという性質もある そんな性質があるにもかかわらず 現実を動かす妄想は 醒めずに 膨れ続けている 種族のイドラ 洞窟のイドラ 市場のイドラ 劇場のイドラ 醒めずに蔓延る妄想が 先入観となり 現実を動かすのである 生まれ持った妄想 既視感を...

  • 妄想と現実:妄想が駆け巡る世界について

    来年の夢を見ている今 昨年夢見ていた来年が 今年やってきた 昨年の夢は もう遠い向こうに在る 来年の夢を見ている今も 遠い昔になるのだろう 去年と同じくらいに 遠い昔になるのだろう もう今ではない もう現実ではない この事の重大さに 昨日も去年も同じようなものになる この同...

  • 妄想と現実:意志が存在する世界は何処に在るだろう

    3次元の空間に在りながら 頭の中には その3次元とは異なる世界が広がっている それが 4次元目の時間により変化している 5次元目はそんな妄想空間であり 3次元の現実とのズレを 意識が認識している 現実を眺めながら 「昔はこうではなかった」 「来たるべき未来は 今とは違うで...

  • 妄想と現実:花開く妄想に誘われて

    美味しいものを食べると また食べたくなる 美味しいものを食べたことを思い出すと それをまた食べたくなり 苦労をしてもかまわないから そのものを手に入れたくなる 「美味しい」という味覚は 感覚の一つであり 個人の固有財産と同じく 個人に専属的形式を持つ存在である 専属的という...

  • 妄想と現実:「仲間」「踏み絵」「敵」

    隠れキリシタンを暴くために 踏み絵が行われた キリストでなくとも 誰か知っている人の肖像を足で踏みつけるのは 気が引ける行いである ましてや それが日本を象徴する天皇であると 恐怖すら覚えることになる SNSの炎上ではないが 踏み絵をすることにより 仲間を失い 退治すべき敵...

  • 妄想と現実:暴力からの自由

    精神は 人類が伝承してきた妄想に支配されている その意味で 決して自由な存在ではない しかし 精神は 精神の自由を求める 精神が敵対する何かから 自由になりたいのである これは 精神が自由ではなく 何かを欲しているがゆえに 敵対する何かを生じさせ それゆえに 自由を欲すると...

  • 妄想と現実:妄想は技術の集積として現れる組織である

    妄想は 技術の集積として現れる組織である そして 組織は妄想であり 統合の象徴である DNAの妄想は コードされているタンパク質の機能により 現実となり 妄想としての価値が試されるが その間に RNAポリメラーゼや リボソーム 各種アミノ酸リン酸化酵素など 幾多の酵素活性が...

  • 妄想と現実:家畜たちの神様

    豚肉は 牛肉とは違う味がするし 鶏肉とは全然違い マグロの肉とは全然趣向が異なる 料理人にとって 味は 肉の本質なのかもしれないが 当の肉にとっては 味などは 大地を駆け巡り 大海原を回遊する足しにもならないことである 肉たちは 料理人の味覚という妄想に振り回され 切り出さ...

  • 妄想と現実:現実と妄想の間に存在する交流について

    花々は 色としてのみ存在していない しかし 視覚の世界では 色としてのみ存在している 匂いや硬さを失った 色だけの視覚世界の花は 現実世界の存在ではない妄想である 妄想として 現実世界に咲いている花である 絵画や写真の花が 現実ではないように 視覚世界の花も 妄想なのである...

  • 妄想と現実:現実ではない妄想世界の役割について

    未だ実現していない計画は 妄想である 確実に実現するであろう計画は 通常 妄想とは言わないけれど 「未だ実現していない」時点では 現実には存在しないものを想定しているという点で 広義の妄想に属する こう考えると 明日の朝 太陽が昇ることも 現実とは異なる妄想である 現実以外...

  • 妄想と現実:自由を求める働きアリの誕生

    アリの社会を人体に例えると 女王蟻は生殖器官で 働きアリはその余の器官である 蟻の社会では 働きアリが 女王蟻の産卵のために働き 女王蟻が生んだ卵を守り育てるために働いている 働きアリが自分の子を産み育てぬように 人体の生殖器官以外の器官は子を産み育てない 人体においては ...

  • 妄想と現実:技術としての妄想

    妄想を実現しようと 現実の世界において 技術と技術がぶつかり合う 力も 技術の一つである 経済も 宗教も 哲学も 法律も 技術の一つである 甘い言葉も 植物が発する蜜の甘い匂いも 妄想を実現するための技術である 現実は 技術の連鎖として機能しているのである 妄想もまた 一つ...

  • 妄想と現実:妄想が支配しようとするものは何?

    妄想の中で しばしば他者を支配する そして しばしば他者から支配を受ける それらは 現実への欲求でもあり 現実からの反映でもあろう 現実は それほどまでに 支配の応酬の連続であり その原動力は 支配欲にかられた妄想なのである 動物は餌を支配しなければならない 義務ではないか...

  • 妄想と現実:忍耐を強いる技術について

    社会正義は 忍耐を強いる技術である 人が集う都会では 糞尿の処理を分散させて 糞尿と人との接点を 人為的に拡散させている そうしないと 人間と環境の間に軋轢が生まれてしまう 同じように 人が集う都会では 人の密度が高まり 人と人の間に軋轢が生まれる この軋轢を分散させるよう...

  • 妄想と現実:DNAが描く妄想を裏付ける技術たち

    ニワトリが先か卵が先か? これを DNAが先かタンパク質が先か? と 言い直すこともできよう 言葉が先か意味が先か? とも 言い直せよう いずれもが 相互に様々な技術で連なっていることから どちらが先なのか断言しかねる状況が生まれている関係である こうした間に立つ技術に欠陥...

  • 妄想と現実:不毛な議論がもたらす創造について

    動くという性質があるから 空間があり 時間があるのか? あるいは 時空があるから 万物が流転するのか? どちらなのか よくわからなくなる ニワトリと卵論争と同じく 時空の中で連続する一体な存在であるニワトリと卵を 無理やり還元して分離してしまったところに 議論の発端がある ...

  • 妄想と現実:妄想のゆりかごとしての影響力の循環

    酵素は 特定の化学反応を惹起する という妄想と共に生まれて来たに違いない この妄想と称した目的は 酵素自身が目指したものではなく その酵素が存在する周辺環境からの要請である その化学反応の基質を産生し その化学反応の反応物を基質として迎え入れる そういった様々な酵素群からの...

  • 妄想と現実:遡上して循環してゆく技術たち

    生き永らえるという妄想をもって 鮭の稚魚も卵から孵る 生命は こうした妄想を実現するために 現実世界で様々な能力を発揮する 人間の智慧も 生命が持つ妄想を実現するための能力のひとつである 良妻をもらった者は幸せ者になり 悪妻をもらった者は哲学者になる より厳しい現実を乗り越...

  • 妄想と現実:助けられたいという妄想の育成について

    お金の流れは 助け合いの流れである その向きは 逆である すなわち 助けるという行為の流れを遡上して お金が流れる 助けられたという妄想があれば お金を助けたものの側へと遡上するのである 行き来する流れは 何もお金ばかりではない 美しい花を咲かせて眺めたいから 植木鉢に水を...

  • 妄想と現実:優しい嘘に囲まれる夢心地

    現実離れした妄想がある一方で 現実寄りの妄想もあるように 現実離れした言葉も 現実寄りの言葉もある 現実よりも 楽しい妄想がある様に 現実的な言葉より 現実離れした言葉に魅力を感じることは よくあることである 映画や小説は その典型例と言えるだろう 人間には 嘘を好む性向が...

  • 妄想と現実:噓から出た実 現実は小説より奇なり

    小説にフィクションと ノンフィクションがあるように 言葉には もっともらしい言葉もあれば 嘘っぽい言葉がある 妄想にも 現実的な妄想もあれば 非現実的な妄想もある 噓から出た実 ということわざがある様に 現実的な妄想と 非現実的な妄想の間にも 何かのきっかけで その現実性が...

  • 妄想と現実:純粋経験と妄想について

    西田幾多郎先生の言う純粋経験は きっと 妄想から言葉を取り去らねば現れないものなのだろう と ふと考えた 逆に言えば 純粋経験を 冗長したり 抑制したりするのが 言葉ということになる 言葉を取り去った 野生の人間は もっとわがままであり もっと優しくもあるのだろう 野生の人...

  • 妄想と現実:妄想を運ぶ船

    妄想は 妄想を描く主体の数だけ現れるが それを実現しようとする現実は一つしかない この多対一の関係において 多である妄想は 一である現実に対して 常に劣勢に立たされている 妄想を実現するには この劣勢を打破してゆかなければならない そして この打破に成功した妄想の主体は 勝...

  • 妄想と現実:無知のヴェールを脱ぎ捨てるということ

    携帯電話が普及してきて間もないことであった 自分が電話する時だけ電源を入れ 通話を終えると電源を切る人がいた 都合が割る時に限って電話がかかってくる それが嫌なのだと その人は言った 人の都合も考えずに やたらと電話をかけてくる人もどうかと思うが 人の言葉に耳を貸さず 自分...

  • 妄想と現実:現実を超えようとする言葉たち

    人間は 言葉に従順な生き物である 生命が生きようとする伴奏として流れている妄想に 言葉がうまく調和してきたのである いつのころからか 人間にとって 生きるための妄想は 言葉とともにある そして 現実と異なる妄想を 現実よりも真実として 語り合うこともできるようになった 現実...

  • 妄想と現実:幸不幸のバロメーター

    妄想には 大きく2種類ある 理想と悪夢である 理想では 現実よりも都合の良いことを妄想し 悪夢では 現実よりも都合の悪いことを妄想する 幸不幸の感情は 妄想と現実の間の距離感の変化により惹起されているのだろう 現実が理想に近づいたり 現実が悪夢から遠ざかったりする動きが 幸...

  • 妄想と現実:妄想という思想について

    芥川龍之介『羅城門』の主人公は 「悪になって生き永らえるか」 「正義を貫き死するか」 このどちらを選ぶのか葛藤している 生きることが正義である 正義であることが生き永らえる道である こんな理想的な境遇にいれば 葛藤することもないことで 『羅城門』の主人公は悩む羽目になったの...

  • 妄想と現実:因果律の循環が妄想を常識化する

    『赤信号が「停まれ」の合図である』 という考えが 妄想でなく 正常でもっているべき知識として流布されている なぜ妄想でなく 正常な知識であるのであるかは 交通法規が常識として 社会に浸透しているためであり この浸透のお陰で 安全に道路を通行できるというメリットに浴しているか...

  • 妄想と現実:「昨日いらしつて下さい」室生犀星

    私は 昨日も人間であったし おそらくは 明日も人間であるのだろう こんなことを 考えずにいても 私は 昨日人間であったし 明日も人間であるだろう 考える考えないにかかわらず 私は人間であり続けているところが 人間としての現実である これに対して 交通法規は 思ったり考えたり...

  • 妄想と現実:自由運動を許さない妄想たち

    妄想とはちがい 現実は 思い通りにならないことばかりである 妄想の素晴らしい処は 思い通りになるところであり 妄想は 思い通りにいかない現実から逃避をさせてくれる 安息の時を提供してくれる この安息の中において 妄想が残す記憶と 思い通りにいかない現実が残す記憶が 交じり合...

  • 妄想と現実:「管理された未来」の創造

    妄想が妄想で終わる場合と 妄想とはいえ実現してしまう場合がある 大体において 妄想は 未来を描くのだから 全ての未来を予想できない限り 思い通りに進むことはない しかし 条件に恵まれて 運よく妄想を実現することがある それにしても 未来を描く能力がなければ 妄想は成立しない...

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