一分の狂いもなく循環していると それは永遠となる この循環に ほんのわずかな わからないくらいな違いが生じると それは一つの散逸である この散逸が修正され 元の軌道に戻り循環が始まれば また 永遠が始まるが 散逸が新たな散逸を呼び始めると 永遠の後退が始まる ニワトリが先か...
ルアーは刺激と反応の連鎖をもたらす二律同梱の象徴。システムは二律同梱の集積による予定調和世界。
ゴルフができない冬場の楽しみに、気軽にいたずら書きを楽しみます。
妄想とその実現の中で 生命が循環している 植物の種の内の妄想は やがて 根を大地に伸ばし 茎を大空に伸ばしてゆく そしてまた種を作り 命を循環させてゆく この循環の中で 妄想は 妄想とは呼べなくなるほどに 現実的な想像となるのではあるのだが 多くの種が 芽を伸ばすことなく果...
生きてゆくということは 恋をすることと同様に 妄想により促されている 蠅や蚊も 蛇と言った嫌われ者も 自分が生きてゆくということは 何にもまして素晴らしい、という妄想を 持っているに違いない こうした妄想は 太陽である イソップ童話の 「太陽と北風」の太陽である 生きとし生...
「恋は盲目」の言い間違えかもしれないが 「恋は妄想」という言葉がある あれこれと キラキラした妄想を描くから 恋は盛り上がり 恋をすればするほどに 妄想は膨れ上がり 現実とかけ離れたりしてゆく こうした現実離れした妄想は 会えない時間に膨らみ 現実がその妄想を打ち砕かれるこ...
葉の裏に 何十何百もの昆虫の卵が産みつけられていた これらの卵の一つ一つが それぞれに独立した制約の塊である 卵の中に内在している制約が やがて芋虫を誕生させ 成長させ やがて立派な成虫となるよう道しるべを設けている そして 成虫が 時を同じくして居合わせた他の成虫と その...
リバイアサンは 社会で育てるだけのものではない 身体内においても リバイアサンが育てられ このリバイアサンに従い 身体のあちらこちらが統制されながら 蠢いている お腹がすけば 何かを求めて 足を動かし 目を動かし 鼻を効かせ 手を動かし 何とかお腹を満たそうと努力する この...
身体の中の反応は かなり厳しい制約の下に在る これに比べれば 身体に対する環境の制約は 緩やかなものである それでも 自身が覆っている厳しい制約は 当たり前のこととして それほど厳しいものに感じず 逆に 緩やかな環境の制約に 厳しさを感じるようにできている 何かを食べなけれ...
酵素反応は 化学物質の反応を制約している この酵素反応も 置かれている環境により制約されている 温度やpHもさることながら 酵素反応を抑制する阻害物質や 酵素反応を促進する活性化因子にさらされ その酵素活性を制約されている 制約は 様々な要因でその強さや方向を変えてゆくとこ...
息を吸い 息を吐き 酸素を吸収し 二酸化炭素を排泄している 身体の中では 生化学反応が激しく繰り広げられている この化学反応のために 酸素が外部から取り込まれ 二酸化炭素を排出しているのである 化学反応の渦が 身体の中に在り そのあおりで 酸素が取り込まれ 二酸化炭素が排出...
自分を変えようとしても 元の自分というものに強い引力があるらしく 変えたつもりでいても いつの間にやら また 元の自分に戻っていたりする 私も 色々自分を変えようとあれこれと試し 試行錯誤を繰り返してもいるのだけれど 元の自分の周りをぐるぐる回っているだけで いつの間にか ...
酵素は 特定の基質に対して 特定の化学反応を誘導する制約である 特定の基質以外の物質に対しては 原則として自由にさせている 場合によっては 酵素活性をタイミングに応じて 上げたり下げたりもしている 何時 何処で 何が 何に対して どのように制約しているか? 生物学は この4...
地球は 太陽との相対において 同じ場所に戻ってくるので 動いていても 一年という期間で見れば 同じ状態を保っている 同じ軌道を回り続ける為の いくつかの制約を 地球は満たしているのである 制約を満たすことで得られる幸を 地球は受け続け 同じ状態を保っているのである この制約...
制約のない世界に 制約を設けると そこに 新たなパラダイムが広がる このパラダイムで 制約が制約を呼び 制約の連鎖が起こり この連鎖が循環すると 秩序が表れる 貴族の時代 武士の時代 天皇の時代 政府の時代 様々な規範が 制約を生み 異なる世界秩序を表してきた 社会の利益よ...
本能は それぞれに 特定なことに対して制約をかけ その他のことに対しては自由にさせている 自由にさせている 言い方を換えると どうでもよいこととして放置している 感情も 感覚も 知覚も 関心のある領域に関しては たとえば それが向かうべき状態であるとか それは避けるべき状態...
車を運転する時 道路を走る 当たり前のことなのですが 道路からはみ出さないように 走路の曲がりに従いハンドルを切る 道路という アプリオリな存在に制約されながら 運転をしているのである この制約の範囲で運転しているのであり 全くもって自由に運転しているのではない 目的地やそ...
言葉は 特定の意味を派生させながら 会話を循環させている 議論をらせん状に循環させながら 結論の方向へと 紆余曲折を描いている 言葉が機能する都度 言葉はアプリオリに想定している意味を派生する このアプリオリな制約の中で 会話がかみ合いながら 流れてゆくのである 甲がAと言...
秋野の山を歩くと いつの間にか 衣服に 植物の種が付いていることがある こうした植物の種を「バカ」をよび 「バカが付いた」と言いながら その種を迷惑そうに取り払ったりする 人間も 植物の棲息範囲拡大に利用されているのである 金太郎飴の 原料→金太郎飴→お金→原料→金太郎飴→...
金太郎飴は その物理的性質において その存在を持続させている しかし 舐めてしまえば 金太郎飴は消滅する ハンマーで割っても 金太郎飴は消滅する それでも また 金太郎飴を買ってくれば 金太郎飴は存在することになる 金太郎飴は どこかで作られ 運ばれ 販売されているのである...
車を運転することで 車を制約している 運転中に意識を失うと 車は制約を失い 道を外れる すると その車は出発地点に戻れなくなり 車の循環運動は消滅する 車は 制約を外れると自由になり 道から外れてしまうのである 道から外れずに 車が走っているということは 当たり前のようでい...
循環することには 3つの意義がある 持続 独立 そして 増殖の3つである * 持続は 循環することで元の状態に戻る それにより 過去の状態を再現する 万物が流転する中で 制約の檻の中 再現を繰り返すことで 循環という動的状態が持続してゆき 時間を超越してゆくのである * 独...
循環することに 本質的な意味はない 海から水が蒸発し 雲となり その雲から雨が落ち 大地を潤し 川となる そして海に戻る 雨は この循環を紡ぐ意味になる 大地を潤した水が 植物を育てると この循環に 意味が派生する 水は 植物を育むために 循環しているのだろうか? 循環が継...
生きるという制約の中にいる その制約を履行する仕組みの中にいる 喜びや快感や幸せといった その制約を愉しむような仕組みも備わっているけれど 悲しみや苦痛や不幸のように その制約を維持することに四苦八苦しながら生きている 喜びや快感や幸せから解放され自由になりたいと思わずに ...
本能は制約である 生き続ける為の制約である 痛みも 喜びも悲しみも 味覚も臭覚も 生きるための制約である 制約には 緩さがある この緩さの中で 自由になれる 時に あえて この緩さを超えて 自由になれる この自由を幸いに 理性が制約を創造する そして 本能の制約や 感情の制...
人間は 真実よりも 自分の価値観と合致するものを求める生き物らしい これは 生命の性なのかもしれない 自己を形成する制約を守る存在を希求し この制約を阻害する存在を排斥することで 生命は自信を維持している 価値観も 自己を守る制約として存在している以上 これを守るものを受け...
誤りや 曖昧なものを取り除いてゆくと 真実が残る けれども あまりにきれいに取り除いてゆくと 何も残らないことにもなりかねない 何も残らないというところまではいかなくても 生きる張り合いになるようなことは 消えてなくなってしまいそうである 生きる意味について 真実を追求しす...
歯車やネジは部品であり この一つの歯車を全体と見立てたり あるいは 一つのネジを全体と見立てたりすることは あまりない 歯車やネジは 何かに組み込まれることを前提として 製造されてくるからなのだろう だから 歯車やネジは 何かに組み込まれないと 一人前とはみなされない 車や...
今の境遇から抜け出し もっと良い境遇へと自らを招くがために 人は努力を重ねる 周囲を変えてゆく努力である そして 自身を変えてゆく努力である 境遇はこうして変わるのだけれど 私は人間を超えられない どのように境遇を変えようが 人間であることを変えられない 境遇にはある程度の...
線虫の卵も 細胞分裂を繰り返し 生体へと発生過程を進行させてゆく この発生過程において この細胞はどの組織になってゆくかが 決まってゆく 卵の細胞は 身体の全てになる可能性があるのだけれど 細胞分裂のたびに 細胞の運命は制約されたものに変わってゆくのである こうした制約によ...
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一分の狂いもなく循環していると それは永遠となる この循環に ほんのわずかな わからないくらいな違いが生じると それは一つの散逸である この散逸が修正され 元の軌道に戻り循環が始まれば また 永遠が始まるが 散逸が新たな散逸を呼び始めると 永遠の後退が始まる ニワトリが先か...
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす 権力は散逸する この散逸を防ごうと 経済や軍事 法律や言論統制などにより 権力構造の循環が維持され 恒常が保たれている メッカの方角に向かい礼拝をおこなう 十字架の間で十字を切る 賽銭箱の前で手...
目的は 構造全体の部分的機能の存在理由として語られる あるいは 構造全体の部分的機能を希求する理由として語られる だからなのだろう 人生の目的を語る時 個人を超越した構造の中に 自身の存在意義を見出すことが多い 理性が描く目的が語られ その目的が 身体に沁み込んだ目的を遂行...
生命は エネルギーを吸収し そしてエネルギーを外部に散逸させながら 生き永らえている 吸収され散逸するまでの間 エネルギーは 生体内物質として 生体内を循環している 恒常が維持されている生命では 吸収されるエネルギーと 放出されるエネルギーが同じであり 内部保留しているエネ...
遺伝子DNAは 紫外線などの影響を受け その塩基配列を変えてゆく 塩基配列は 散逸してゆく性質なものである このような散逸により 合成されるたんぱく質などの生体高分子が 機能不全を起こすと 生命の循環を維持できなくなり このように変質した塩基配列は消えてゆく このことにより...
原子の周りを電子が循環している この原子に光が当たると 電子軌道が変化し より高エネルギーレベルの軌道の循環を始める しばらくはその軌道を維持しているが やがて光を放出し 元の電子軌道に戻り循環することになる この現象における 電子軌道に入り込み 再び散逸してゆく光は 入り...
散逸構造の内部で 循環構造が成立していると 散逸を著しく遅延させることになる こうした循環構造が安定してる散逸構造ほど 散逸する確率が減少し 循環構造が相対的に増加してくる これが 自然選択による進化である
日常茶飯事を 「にちじょうさはんじ」と正しく読まなければならない この様に厳格に考えている偉い方の前で 「にちじょうちゃはんじ」と言ってしまえば バツの悪いことになる 知識が幼稚な奴だと蔑まれたり チクチク注意されたり 罵声を浴びされるかも知らない こうしたことで 「にちじ...
言葉はそのしきたりの中で その構造を維持している しきたりが乱れると 言葉が乱れ 言葉が持つ意味を共有することが難しくなる 伝統文化も しきたりの中で維持されている 考えてみれば 生化学反応もしきたりの中である 同じことを繰り返す能力が 生命を支えているのである 肝臓には肝...
言いたいことは 頭の中に在るのだけれど それが言葉にならないことが増えて来た 歳はとりたくないものである 人の名前が出てこないのは日常茶飯事 言葉というものは 世間一般に認められた形に 自分の表現したいことを押し込めなければならないのであるが この形に押し込めるのには それ...
形あるものは壊れる 逆に言うと 壊れるまでの間は 形が存在している さらに言えば 壊れても 形を元に戻せば 形は維持される 元に戻す力が宿った形が 構造であり 元に戻す力により 恒常が保たれている 誰かを好きになる この時の「好き」という感情は 壊れやすい 形ではないが 壊...
円形のお風呂の中央に 図太い噴水が設置されていた お湯の湧きだし口が在るのだろう そこから 直径15cm 高さ10cmほどの水柱が立ってるのである 私も ゆったりと温泉に浸かり この水柱を眺めていた 水柱は 刻一刻とその姿を微妙に変え どの瞬間をとらえても 今の姿は二度とみ...
恒常と保つための義務と 義務を導く欲望の蜜月の中 穏やかな日常が流れてゆく この蜜月の乱れると 義務を優先すべきか 欲望に身を任せるのか 葛藤をすることになる 忙しく 寝てはいられない状況において 睡眠への誘いは 迷惑な誘惑である 食事制限中の 焼き肉の匂いや 禁煙中の た...
様々な義務があり 構造の恒常性が維持されている 生命には栄養を摂る義務がある この義務を履行できなければ 生命構造の循環を恒常的に維持するためのエネルギーが 枯渇してしまう 生命維持にっとって 栄養摂取は義務なのである この視点からすると 食事は義務である 実感としては 食...
社会の役に立つ 社会に貢献する そこに 社会における個人という還元的要素の 価値が生まれる 社会という構造の循環の一助となることが 社会の還元的要素としての役割であり 貢献することで 社会という構造を維持し 社会からの恩恵という逆流を維持できるのである こうした 社会構造を...
花を見て美しいと感じる 真っ赤な夕日や 山の頂から見下ろす雲海に感嘆する かと思えば 真っ黒な雷雲に恐ろしさを感じたり ワニや蛇に恐怖を抱く 刷り込まれていた感情が 見るものにより呼び起こされる 見聞きするものと 知覚する主体は 共に同じ構造の還元要素であり その要素として...
視覚が映像世界を創造し 言語認識能力が文学世界を創造している 能力が その能力に応じた世界を構築すると こうした能力の組み合わせによっては 動的構造が循環することが可能になる 循環しない構造は動きながら消滅に向かい 循環する構造は遷移しながら維持してゆくのである 循環してい...
コウモリやイルカは 超音波を発信し その超音波の反射を聞くことにより 暗闇の中の獲物や 濁った水の中の獲物の動きを把握し これらを捕獲することが出来るという 私にはない能力である こうした能力があれば どんな様に世界が見えるのだろう 鳥たちは 地球の磁場を感じ取り 渡りをし...
認識するということに 主観が在り対象が在る そして 主観と対象は 別物であり 同一でもある 思考もまた 主観が在り対象が在り その主観と対象は 別物であり 同一である この二重性において 認識世界あるいは思考世界の構造が 維持されている この二重性の構造が 物質の反応に依り...
没入感に浸りながら スポーツ観戦をし 落語を聞き 演劇を鑑賞する 私は見るもの聞くものに 浸りながら 浮世を味わう 趣味や 嗜好品にも我を忘れて没入する 溺れているのではない 浸っているのである まるで 露天風呂を愉しむように 目や耳を通じて 私を誘う心地よさに浸るのである...
火力発電所では 電気を発生させるという目的の下に 火が燃え盛り 水が蒸発し タービンが回り 磁石が回る これらの現象は それぞれ個別に実践されることもあるが バラバラに実践されている状態では 火で電気を発生させることはない 目的のある現象は 他の現象と連帯しながら存在してい...
火力発電所では 火が燃え盛ると電気が生まれる 火が燃えるという原因と 電気が生まれるという結果の間に 火力発電所の設備があり 必然性がある 火には 水を水蒸気に変える性質があり 水蒸気には空中を上昇してゆく性質がある 風車の様なタービンには 上昇してゆく水蒸気により回る性質...
恋に憧れているうちは 恋は始まらない 恋に不満を持ちはじめ 恋が始まる 憧れは 思ったがごとく揺らめく しかし 実践するとなると 思うようにはならないから 不満が顕れる 兎にも角にも 予定通りに行けば幸せで 予定通りにならないと不満である 幸せでいればよいのだけれど 不満が...
生まれ 成長し 年老い 死んでゆく 私は そんな予定された運命の中に在る 私が創った予定ではない それだから 何時までも若々しく元気でいたくとも そうもいかない そもそも もっと物覚えの良い頭と もっと機敏に動く身体と 誰もがうらやむような容姿を持って生まれたかった 私の意...
予定と実践の間には 様々な連なりがある レコード盤や 音楽CDには それぞれに楽曲が刻まれているが レコード盤やCDだけでは音は出ない レコード盤はレコードプレイヤーで回し 針を落とさなければならないし CDもCDプレイヤーに入れて 再生ボタンを押さなければ 音にならない ...
能動的活動は エネルギーの供給なくして継続できない そのために 植物は太陽光エネルギーを有機物に吸収する 動物は他の生物を食らい その有機物からエネルギーを得る 恩恵としてのエネルギーを得るため 植物も動物も様々な工夫を凝らし エネルギーを消費し 消費したエネルギー以上のエ...
予定されていたものが実践され この実践により 予定としての存在に恩恵をもたらすと そこに循環が生まれ 永遠への存続として輪廻を始める DNAとして存在している生命の予定が実践され その実践によりDNAが複製され 予定が増幅してゆく すると 予定の実践も増幅し より多くの予定...
人間社会では 言葉に従うことにより 予定を実践することに連なっているところがある 幸せが訪れるように予定が組まれ 予定通りに実践されると幸せが生じるということならば 幸せは 予定を設けた人の幸せであり 予定を実践した人の幸せとは限らないということになる 言葉を介するからであ...
ゴルフのティーショット スウィングを始めると 途中で 「あ 止めよう」と思っても スウィングは止まらずに ボールを打ってしまう 意識と身体は 完全には一致してくれない 右手を動かそうと思えば 右手が動き 左手を動かそうと思えば 左手が動くといったように 大体において 意識と...
設計図は製品の予定であり 製造された製品は その予定が実践された存在である 夏休みの宿題をこなしてゆく予定表は予定であり 実施された宿題が実践された存在である 予定と実践は 時空を別にして存在しているが 相同なものとして扱われるところがある 生命でいえば 遺伝子と生体は異な...
「春になったら花を咲かせる」 桜はこのように決めているらしい 「気温が下がれば氷になる」 水はこのように決めているらしい 性質というものは それぞれの決め事の様なものである しかし 決めればすべて性質になるわけではない 性質は実践を伴うのである いい人になろうと決めても い...
水を急速に冷やすと氷になるような 定常状態から次の定常状態への移行期は 水という存在と 氷という存在が混在することになる 定常状態と同じように 予定と実践がうまくいっている恒常状態では 安定した状態が続いているのだが 幼虫が蛹になり 蛹が蝶になるような 恒常状態から次の恒常...
恒常を予定した反応が引き起こされ 恒常が実践に移される この予定と実践の繰り返しの中で 与えられた条件に その予定が実践可能であるや否や 実践可能であるとしたら その予定が持続可能的であるや否やが問われることになる 実践可能であり 持続可能性も高いということになると 適応的...
地球の公転のように 同じことを繰り返す現象は 時間軸の経過の中で 消滅することなく 持続してゆく 生命も このような現象を目指し 活動している 反応が繰り返され 恒常が維持される 同じことを繰り返すことが出来るという性質が 地球の公転や 生命現象を維持させているのである 元...
ブドウを見ると おいしそうだと思う 石を見ても おいしそうとも まずそうとも思わない 石は食べるものではないからである ブドウは食べるもので 石は食べるものではないと決定されているらしい この決定に従い 私は ブドウを見ると食べてみたくなり 石を見ても 食べたいとも食べたく...
私の右足の親指を動かそうとするときと 私の左足の親指を動かそうとするときとで 私の意識は異なっている この違いを 私は言葉にできない 動かそうとするとき 極端に言うと 「右足」とか「左足」とかいう言葉は 私の意識の中に無い 言葉をあまり意識することなく 私は 私の右足の親指...
登校してゆく小学生に 「おはよう」と声掛けしても 元気に「おはよう」と返してくれる子は それほど多くない 私にも覚えがある 子供の頃 知らない人に声掛けされても 天真爛漫に「おはようございます」と 元気に返すことなど とても気恥ずかしくてできるものではなかった この気恥ずか...
右足の親指を動かそうと思うことが出来る そして その通りに 自分の右足の親指を動かすことが出来る 右足の親指を動かそうと思うことは 右足の親指を動かさないまま実践することが出来る だから 自分の右足の親指ではなく 向かい合っている他人の親指を動かそうと思うこともできる しか...
私の意識の中に 「赤信号では停車する」という法則が機能している この法則の有用性は 赤信号でも車で交差点内に入る危険性を考えると すぐにわかる 生きる機会を喪失する危険から身を守る有用性である 生存の有用性といえるだろう ダーウィンの自然選択説に従い 「赤信号では停車する」...
モンシロチョウの幼虫は キャベツなどのアブラナ科の植物を食べるけれど モンキチョウの幼虫は クローバーなどのマメ科の植物を食べ キャベツなどには目もくれない 葉っぱなら何でも食べるというのではないらしい これは 栄養というより 植物の作り出す毒のためであるという 毒というと...