拳銃でねじ伏せることも 理屈でねじ伏せることも ねじ伏せられたものにとって ねじ伏せられたことに違いはない 拳銃も 拳も 理屈も 恫喝も 武器である そして 拳銃も 拳も 理屈も 恫喝も 武器から身を守る兵器である なによりも 共に戦う仲間こそ 武器であり 武器から身を守る...
ルアーは刺激と反応の連鎖をもたらす二律同梱の象徴。システムは二律同梱の集積による予定調和世界。
ゴルフができない冬場の楽しみに、気軽にいたずら書きを楽しみます。
言葉と交わるということは 制約を設けるということである たとえば、、 「明日、会いましょう」 「そうしましょう」 「どこで会いましょう」 「〇〇はどうですか」 「いいですね」 こうした会話により 明日の行動は制約される こうした前提を設けることで △△に行くという自由を失う...
生まれる場所という制約を 克服し得る機構を持った身体が 淘汰選択の末に進化してきた そんな恵まれた体を持った人類が 大空を自由に飛びたいと願い イカロスの伝説を継承してきた 空を飛ぶという憧れを手にしたイカロスは もっと自由になろうと 太陽に行きたいと思いたち 実際に太陽に...
きっと 猫は用を足したいと思いトイレに行くのだろう この思うことの背景に 消化器系と神経系の織りなす構造があり 便意という実存が前置され とあるきっかけで 「用を足したい」と熱望することになる そして 「トイレに行く」という実践として行動を起こし 人の目にも 「用を足したい...
猫がトイレで用を足している きちんとトイレに行って用を足しているところを見ると 「あ、、でそうだ」と知覚しているのだろうと推測される 自分自身と自分の脳の間で 何かしらの会話をしているのである 自作自演の会話である 白日夢も このような自作自演の幻想であり その延長として ...
猫トイレの中で 猫が神妙な顔つきをして用を足している 彼女も彼女なりに 自分の体の中で起きていることを考えながら 用を足しているのだろうと推察される 「でるのかな」 「まだかな」 「ああでそうだ」 「でたでた」 「まだでるかな」 「そろそろ おわりでよさそうだ」 自分の外...
夜眠りはじめ 朝起きる その間 私の理性は眠りにつき その活動は 極めて低下しているのだろう 寝ている間の記憶はほどんどないのは 理性の働きが悪くなっている証左の一つである 理性は疲れやすく 心臓のように一日中働いているわけにはいかないのだろう 何しろ 理性は様々な欲求を ...
私の外にある制約を 私は巧妙にかいくぐる そのかいくぐる術が 私の制約となって 私の中に存在している この制約のおかげさまで 私は 外の制約とうまくやることが出来ている 外の制約をかいくぐるための 内の制約が存在するのである これを適応というのだろう 外の制約が内在化するの...
私の自由は 前置された制約にぶつかりとん挫する たとえば 道の真ん中に蛇がいると その手前で立ち止まる その蛇を乗り越える自由を 私は有していない 蛇だけが制約を築いているのではない 私の中の蛇を忌み嫌う感情が 私の自由を束縛している 私の自由の前に 法律が邪魔をする時があ...
身体の中には 多種多様な制約が前置されている この前置された制約の中を 魂が駆け回り 身体を維持しようと 前置された制約を保守点検して回っている 痛みや 満足感などの感覚は きっと 魂の道しるべである 視覚や聴覚などの五感もまた おそらくは 魂の道しるべである 魂は 身体の...
寒いと 辛いから 暖かさを求め動き回るのは軟弱であり 極寒を耐えてこそ 人間としての芯が現れる 、、、などと強がる思想がある 暑いと 居たたまれなくて 涼しさを求めて動き回るのもまた軟弱であり 灼熱を耐えてこそ 人間としての芯が現れる その芯を鍛えるがために 寒い場所に閉じ...
寒いと 辛いから 暖かさを求め動き回る 暑いと 居たたまれなくて 涼しさを求めて動き回る だから 寒い場所に閉じ込められたり 暑い場所につながれたりすると 自由を叫びたくなる そして 自由を得ると 暖かさや 涼しさを求めて動き回る 感覚に制約された居場所を求めて 自由を行使...
制約の中で調和が成立し 肺と心臓の間で 相互補完性が確立する 同じように 心臓と肝臓の間でも 相互補完性が確立する この場合において 肺と肝臓の間でも 相互補完性があればよいのであるが 矛盾があると 肺と肝臓はそれぞれに制約から離れ 自由なふるまいをすることになる この自由...
制約の中で調和が成立し わたしと環境の間で 相互補完性が確立する 同じように 環境とあなたの間でも 相互補完性が確立する この場合において わたしとあなたの間でも 相互補完性があればよいのであるが 矛盾があると わたしとあなたはそれぞれに制約から離れ 自由なふるまいをするこ...
制約の中で調和が成立し 部分Aと部分Bの間で 相互補完性が確立する 同じように 部分Bと部分Cの間でも 相互補完性が確立する この場合において 部分Aと部分Cの間でも 相互補完性があればよいのであるが 矛盾があると AとCはそれぞれに制約から離れ 自由なふるまいをすることに...
合目的的に制約がなされ 調和の関係が成立している こうした制約が積み重なり 命が生まれた 死ぬということはどういうことか? という疑問がある 生まれる前に変えることなのだろう 制約のない自由に変えるのである
前置された制約の中に放り込まれた動きは その前置された制約に応じた動きに変質する このような前置された制約により 予定がなされ そこに一定の動きが入り込むと 実践がなされる 酵素は 前置された制約であり 基質は動きに相当する 一連の酵素反応 たとえばクエン酸回路は 一連の前...
動いているものがないと 何も動かない 動くものがあると その動くものが動いてゆく先も動き始める そして その動かされたものが さらにその先に在るものを動かしてゆく かようにして 運動が拡散してゆく こうした運動に制約が加わると 運動に規律が生まれる この規律が循環していると...
太陽の光が当たると ポカポカと暖かになる 光が熱に変わるのである こうした熱で 光が当たり続けると 水はお湯に変ったり 小さな水たまりの水は蒸発して無くなってしまう 光が当たると 物質はその性質を変えることがある その変り方は 光の当たる前の物質の状態により変わってくる 黒...
時計において 電池やゼンマイといった動源の動きが歯車に伝わると 歯車に仕込まれた能動的制約に従い 歯車が動く 水力発電所において ダムに貯められた水は 人工的に設置されたパイプに流れ込むと 水の流れる方向はパイプの壁により能動的に制約され この水の流れの先にある水車を回すこ...
水の流れで水車が回る その水車がタービンを回し 電気を起こす 水も 水車も タービンも それぞれ受動的に動く この受動的な動きが総和され 電気を発生させるという能動的で合目的的な動きが実践される 水も 水車も タービンも ただ受動的に動いているのではなく 受動的動きに制約が...
時計職人により 時計に命が吹き込まれ 正確な時が刻まれている こういった時の命は 時計職人により正確に配置された部品の総和として 機能している それぞれの部品は その形状も 接する他の部品との関係も 計算された合目的的なものとして 時計職人により組み立てられるのである この...
能動的な動きを行う背景に 意思がある となると 時計に意志があり 電池が切れたり ゼンマイが伸び切ると その意思が消えるということになる このように考えた時の意思は 電池やゼンマイにあるかというと 時計から切り離された電池やゼンマイには 時計を動かすような意志があるとは到底...
ジャンプして 地上に落下する この動きは 二種類の動きに分類される 一つは 落下する動きで これは受動的な動きである もう一つは 地上から空へ動く能動的な動きである 受動的な動きは 常に身体が晒されている力によりもたらされる力であり 能動的な動きは いつでも働くのではなく ...
妄想は自由である が しかしである 妄想は 欲望に裏打ちされていたり 洗脳された実存に支配されている こうした妄想から 理性が働きだし 身体を動かす ここに 生命の躍動がある 生命の自由である 私は生命に束縛され 制約され 妄想を見る生き物である
真夜中 私以外誰もいない 歩く人も 車を運転する人もいない その中でも 信号機が働いている 赤信号で横断歩道を渡ろうが 誰も咎める人はいないだろう こんな状況でも 赤信号に足を止めてしまう習性が 私には身についてしまっている 信号機が贈ってくる信号に抗えないのである リモコ...
地域や 年代 歌の上手さに応じて 様々な合唱団が形成される それぞれの集団には 集団の意思が生まれ その意思が淘汰圧となり 構成員を選別してゆく こうした淘汰圧(例えば厳しい練習)に 順応してゆくことは 個人としては制約となる この制約を犯すことなく 自らを律することが出来...
歌が上手い人は 合唱団に誘われ そこに入団すると 合唱団という集団に帰属することになる この合唱団の構成員は みな歌が上手い この歌の上手い集団の中で さらに歌の上手い人と 標準的な人と 比較のなかで 歌がうまくない人に区別されることになる こうした区別のなかで 歌が上手い...
唄を歌うのに 上手いと下手がある 合唱をするに際して 上手い学生は合唱団にスカウトされ あまりに下手糞で 合唱を乱すようなことがあると 歌わなくても良いと 仲間外れにされたりする こうした上手いと下手の間に 標準的な学生がいる 合唱にとどまらず 人が集まり何かをすると 何か...
戦前 家制度という少子化対策があった 戦後 その名残の中で ベビーブームがあった そんなことを 考えながら 「子宝」という言葉が持つ意味に 思いをはせた その昔 子供は働き手であり 家を盛り立てる義務の中で 自由を奪われていた 子供には 「宝」という要素と 「荷物」という要...
全能であれば 分断も共存も受け入れられるはずである 矛はすべての盾を打ち破り 盾はすべての矛を跳ね返す ここに全能があるのである 全能が崩れると 矛派と楯派の間で分断が生じる あるいは 「矛盾だ」と叫び それはおかしい何とかしないといけないと共存が生まれる どちらも全能では...
ある日 突然 太陽がなくなると 地球は 宇宙の果てに向けて 放り出される 寒くて仕方がないだろう 植物も育たなくなり お腹がすきそうである こんな突飛なことも 言葉では成立するけれど 現実的ではない 言葉は自由である しかし 言葉にも制約がある 培われてきた意味や文法の中で...
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拳銃でねじ伏せることも 理屈でねじ伏せることも ねじ伏せられたものにとって ねじ伏せられたことに違いはない 拳銃も 拳も 理屈も 恫喝も 武器である そして 拳銃も 拳も 理屈も 恫喝も 武器から身を守る兵器である なによりも 共に戦う仲間こそ 武器であり 武器から身を守る...
公平ではない 不公平である 核兵器を持つ国と 持たざる国の差 どの国にも 持つ機会均等が在ればまだしも 持たざる国は 持つ国にその開発を禁じされている こうして 核の拡散が防止され 持つ国と持たざる国の恒常的構造が 維持循環している 拳銃を持つ者と 持たざる者の差 学力を持...
一分の狂いもなく循環していると それは永遠となる この循環に ほんのわずかな わからないくらいな違いが生じると それは一つの散逸である この散逸が修正され 元の軌道に戻り循環が始まれば また 永遠が始まるが 散逸が新たな散逸を呼び始めると 永遠の後退が始まる ニワトリが先か...
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす 権力は散逸する この散逸を防ごうと 経済や軍事 法律や言論統制などにより 権力構造の循環が維持され 恒常が保たれている メッカの方角に向かい礼拝をおこなう 十字架の間で十字を切る 賽銭箱の前で手...
目的は 構造全体の部分的機能の存在理由として語られる あるいは 構造全体の部分的機能を希求する理由として語られる だからなのだろう 人生の目的を語る時 個人を超越した構造の中に 自身の存在意義を見出すことが多い 理性が描く目的が語られ その目的が 身体に沁み込んだ目的を遂行...
生命は エネルギーを吸収し そしてエネルギーを外部に散逸させながら 生き永らえている 吸収され散逸するまでの間 エネルギーは 生体内物質として 生体内を循環している 恒常が維持されている生命では 吸収されるエネルギーと 放出されるエネルギーが同じであり 内部保留しているエネ...
遺伝子DNAは 紫外線などの影響を受け その塩基配列を変えてゆく 塩基配列は 散逸してゆく性質なものである このような散逸により 合成されるたんぱく質などの生体高分子が 機能不全を起こすと 生命の循環を維持できなくなり このように変質した塩基配列は消えてゆく このことにより...
原子の周りを電子が循環している この原子に光が当たると 電子軌道が変化し より高エネルギーレベルの軌道の循環を始める しばらくはその軌道を維持しているが やがて光を放出し 元の電子軌道に戻り循環することになる この現象における 電子軌道に入り込み 再び散逸してゆく光は 入り...
散逸構造の内部で 循環構造が成立していると 散逸を著しく遅延させることになる こうした循環構造が安定してる散逸構造ほど 散逸する確率が減少し 循環構造が相対的に増加してくる これが 自然選択による進化である
日常茶飯事を 「にちじょうさはんじ」と正しく読まなければならない この様に厳格に考えている偉い方の前で 「にちじょうちゃはんじ」と言ってしまえば バツの悪いことになる 知識が幼稚な奴だと蔑まれたり チクチク注意されたり 罵声を浴びされるかも知らない こうしたことで 「にちじ...
言葉はそのしきたりの中で その構造を維持している しきたりが乱れると 言葉が乱れ 言葉が持つ意味を共有することが難しくなる 伝統文化も しきたりの中で維持されている 考えてみれば 生化学反応もしきたりの中である 同じことを繰り返す能力が 生命を支えているのである 肝臓には肝...
言いたいことは 頭の中に在るのだけれど それが言葉にならないことが増えて来た 歳はとりたくないものである 人の名前が出てこないのは日常茶飯事 言葉というものは 世間一般に認められた形に 自分の表現したいことを押し込めなければならないのであるが この形に押し込めるのには それ...
形あるものは壊れる 逆に言うと 壊れるまでの間は 形が存在している さらに言えば 壊れても 形を元に戻せば 形は維持される 元に戻す力が宿った形が 構造であり 元に戻す力により 恒常が保たれている 誰かを好きになる この時の「好き」という感情は 壊れやすい 形ではないが 壊...
円形のお風呂の中央に 図太い噴水が設置されていた お湯の湧きだし口が在るのだろう そこから 直径15cm 高さ10cmほどの水柱が立ってるのである 私も ゆったりと温泉に浸かり この水柱を眺めていた 水柱は 刻一刻とその姿を微妙に変え どの瞬間をとらえても 今の姿は二度とみ...
恒常と保つための義務と 義務を導く欲望の蜜月の中 穏やかな日常が流れてゆく この蜜月の乱れると 義務を優先すべきか 欲望に身を任せるのか 葛藤をすることになる 忙しく 寝てはいられない状況において 睡眠への誘いは 迷惑な誘惑である 食事制限中の 焼き肉の匂いや 禁煙中の た...
様々な義務があり 構造の恒常性が維持されている 生命には栄養を摂る義務がある この義務を履行できなければ 生命構造の循環を恒常的に維持するためのエネルギーが 枯渇してしまう 生命維持にっとって 栄養摂取は義務なのである この視点からすると 食事は義務である 実感としては 食...
社会の役に立つ 社会に貢献する そこに 社会における個人という還元的要素の 価値が生まれる 社会という構造の循環の一助となることが 社会の還元的要素としての役割であり 貢献することで 社会という構造を維持し 社会からの恩恵という逆流を維持できるのである こうした 社会構造を...
花を見て美しいと感じる 真っ赤な夕日や 山の頂から見下ろす雲海に感嘆する かと思えば 真っ黒な雷雲に恐ろしさを感じたり ワニや蛇に恐怖を抱く 刷り込まれていた感情が 見るものにより呼び起こされる 見聞きするものと 知覚する主体は 共に同じ構造の還元要素であり その要素として...
視覚が映像世界を創造し 言語認識能力が文学世界を創造している 能力が その能力に応じた世界を構築すると こうした能力の組み合わせによっては 動的構造が循環することが可能になる 循環しない構造は動きながら消滅に向かい 循環する構造は遷移しながら維持してゆくのである 循環してい...
コウモリやイルカは 超音波を発信し その超音波の反射を聞くことにより 暗闇の中の獲物や 濁った水の中の獲物の動きを把握し これらを捕獲することが出来るという 私にはない能力である こうした能力があれば どんな様に世界が見えるのだろう 鳥たちは 地球の磁場を感じ取り 渡りをし...
何万年にわたり 人類は様々な災害を乗り越えて来た 智慧を発揮して 災害を避け 生き延びて来た それでも 地震や火山といった 地球規模の災害には 多くの人々が犠牲になってきた それでも 運良く生き延びた人々が 子を産み育て 生き延びて来た 生命力は 失われたものを埋め合わせて...
車は 走るように予定されている だから エンジンがかからず走れないとなると 故障したということになる 昔の車はよく故障した 急坂を登り続ける峠道では よくオーバーヒートした車が 道脇にとまっていた ヒューズが飛んで 電気が流れずに動かなくなることもあった チョークを引いたま...
火力発電にせよ 生命現象にせよ 目的の下に在る現象は 他の現象と連帯している この連帯が 現象の存在意義として認識される 目的は 目標の実践であり 目標の実践に向けた現象は 単独で存在することなく 他の現象と連帯して 目標を実践している この目標実践のための連帯により 様々...
火力発電所では 電気を発生させるという目的の下に 火が燃え盛り 水が蒸発し タービンが回り 磁石が回る これらの現象は それぞれ個別に実践されることもあるが バラバラに実践されている状態では 火で電気を発生させることはない 目的のある現象は 他の現象と連帯しながら存在してい...
火力発電所では 火が燃え盛ると電気が生まれる 火が燃えるという原因と 電気が生まれるという結果の間に 火力発電所の設備があり 必然性がある 火には 水を水蒸気に変える性質があり 水蒸気には空中を上昇してゆく性質がある 風車の様なタービンには 上昇してゆく水蒸気により回る性質...
恋に憧れているうちは 恋は始まらない 恋に不満を持ちはじめ 恋が始まる 憧れは 思ったがごとく揺らめく しかし 実践するとなると 思うようにはならないから 不満が顕れる 兎にも角にも 予定通りに行けば幸せで 予定通りにならないと不満である 幸せでいればよいのだけれど 不満が...
生まれ 成長し 年老い 死んでゆく 私は そんな予定された運命の中に在る 私が創った予定ではない それだから 何時までも若々しく元気でいたくとも そうもいかない そもそも もっと物覚えの良い頭と もっと機敏に動く身体と 誰もがうらやむような容姿を持って生まれたかった 私の意...
予定と実践の間には 様々な連なりがある レコード盤や 音楽CDには それぞれに楽曲が刻まれているが レコード盤やCDだけでは音は出ない レコード盤はレコードプレイヤーで回し 針を落とさなければならないし CDもCDプレイヤーに入れて 再生ボタンを押さなければ 音にならない ...
能動的活動は エネルギーの供給なくして継続できない そのために 植物は太陽光エネルギーを有機物に吸収する 動物は他の生物を食らい その有機物からエネルギーを得る 恩恵としてのエネルギーを得るため 植物も動物も様々な工夫を凝らし エネルギーを消費し 消費したエネルギー以上のエ...
予定されていたものが実践され この実践により 予定としての存在に恩恵をもたらすと そこに循環が生まれ 永遠への存続として輪廻を始める DNAとして存在している生命の予定が実践され その実践によりDNAが複製され 予定が増幅してゆく すると 予定の実践も増幅し より多くの予定...
人間社会では 言葉に従うことにより 予定を実践することに連なっているところがある 幸せが訪れるように予定が組まれ 予定通りに実践されると幸せが生じるということならば 幸せは 予定を設けた人の幸せであり 予定を実践した人の幸せとは限らないということになる 言葉を介するからであ...
ゴルフのティーショット スウィングを始めると 途中で 「あ 止めよう」と思っても スウィングは止まらずに ボールを打ってしまう 意識と身体は 完全には一致してくれない 右手を動かそうと思えば 右手が動き 左手を動かそうと思えば 左手が動くといったように 大体において 意識と...
設計図は製品の予定であり 製造された製品は その予定が実践された存在である 夏休みの宿題をこなしてゆく予定表は予定であり 実施された宿題が実践された存在である 予定と実践は 時空を別にして存在しているが 相同なものとして扱われるところがある 生命でいえば 遺伝子と生体は異な...
「春になったら花を咲かせる」 桜はこのように決めているらしい 「気温が下がれば氷になる」 水はこのように決めているらしい 性質というものは それぞれの決め事の様なものである しかし 決めればすべて性質になるわけではない 性質は実践を伴うのである いい人になろうと決めても い...
水を急速に冷やすと氷になるような 定常状態から次の定常状態への移行期は 水という存在と 氷という存在が混在することになる 定常状態と同じように 予定と実践がうまくいっている恒常状態では 安定した状態が続いているのだが 幼虫が蛹になり 蛹が蝶になるような 恒常状態から次の恒常...
恒常を予定した反応が引き起こされ 恒常が実践に移される この予定と実践の繰り返しの中で 与えられた条件に その予定が実践可能であるや否や 実践可能であるとしたら その予定が持続可能的であるや否やが問われることになる 実践可能であり 持続可能性も高いということになると 適応的...
地球の公転のように 同じことを繰り返す現象は 時間軸の経過の中で 消滅することなく 持続してゆく 生命も このような現象を目指し 活動している 反応が繰り返され 恒常が維持される 同じことを繰り返すことが出来るという性質が 地球の公転や 生命現象を維持させているのである 元...
ブドウを見ると おいしそうだと思う 石を見ても おいしそうとも まずそうとも思わない 石は食べるものではないからである ブドウは食べるもので 石は食べるものではないと決定されているらしい この決定に従い 私は ブドウを見ると食べてみたくなり 石を見ても 食べたいとも食べたく...
私の右足の親指を動かそうとするときと 私の左足の親指を動かそうとするときとで 私の意識は異なっている この違いを 私は言葉にできない 動かそうとするとき 極端に言うと 「右足」とか「左足」とかいう言葉は 私の意識の中に無い 言葉をあまり意識することなく 私は 私の右足の親指...
登校してゆく小学生に 「おはよう」と声掛けしても 元気に「おはよう」と返してくれる子は それほど多くない 私にも覚えがある 子供の頃 知らない人に声掛けされても 天真爛漫に「おはようございます」と 元気に返すことなど とても気恥ずかしくてできるものではなかった この気恥ずか...