2024年(令和6年)1月1日16時10分に発生したした能登半島地震(のとはんとうじしん)は、石川県の能登半島地下16 kmで発生した内陸地殻内地震であり、家屋の倒壊だけでなく、地盤隆起、土砂崩れ、津波、火災と、非常に多様な損害をもたらした。そして多くの方が亡くなり、行方不明となり、被災し、避難生活を強いられている。 この本は、地元石川県の北國新聞社がこの地震の被害についてまとめて出版した写真集で、緊急出版されたものである。 解説としては、大学の先生たちをはじめ、断層はどう動いたのか、地盤隆起のメカニズム、倒壊家屋を分析する、津波が高くなった要因、液状化被害、なぜ甚大な被害となったのか、ライフ…