小林製薬の「紅麹コレステヘルプ」による健康被害が出ている件で、原料を製造している工場の検査から、プベルル酸は、原料の製造過程で青カビによって産生された可能性が高くなっています。 同時に未知の化合物が2種類検出されていまし …
台東区の行政書士事務所、リーガルコネクトのブログです。 専門サイトもよろしくお願いします。
東京は台東区の上野にあるリーガルコネクト行政書士事務所です。 行政書士業務のみならず事務所周辺やその他の情報も発信していきます。
アメリカ(U.S.A)と中国(中華人民共和国)の関係の悪化が各所に影響を与えています。 日本では、尖閣諸島を始め、日本周辺で、日本にあるアメリカ軍基地から飛び立った戦闘機と中国の戦闘機が、異常に接近し問題となっています。 …
原子力発電所の使用済み核燃料の処理の際に出る、高レベル放射性廃棄物の処分地の候補地として、長崎県の対馬市が挙がっていることを以前このブログの記事で書きました。 対馬市が文献調査を受け入れないことを決めたことも書きました。 …
以前このブログの「真摯に受け止めよ」という記事の中で書いた事件について、高等裁判所での判決が名古屋高等裁判所でありました。 この記事のタイトル「真摯に受け止めよ」は、もちろん地方裁判所の判決を真摯に受け止めよという意味で …
前回、実験の結果がベルの不等式を満たすかどうか、CHSH不等式という修正版が作られて実験が行われたことを書きました。 実験の結果、ベルの不等式の上限を超える値となり、ベルの不等式が破られることが確認されました。 しかし、 …
前回、ジョン・スチュワート・ベルがシュレディンガーの猫で言われている内容について、正しいかどうか確かめる方法を考えついたことを書きました。 シュレディンガーの猫の内容が正しいかどうか、確かめるためには、 1古典物理学に従 …
前回書いた、箱の中の2色のボールの例では、1つ取り出して、その色がきまると、その時点でもう一方の色が決まります。 取り出すまで「色が決まっていない」、つまり観測するまで「物事の状態が決まっていない」という事があるというの …
前回書いたように、量子論から話を始めようと思います。 アインシュタインは、光は波であると同時に粒子であると唱え、ボーアは電子も量子性を持つことを発見しました。 光の二面性を唱えたアインシュタインでさえ、南部先生とのエピソ …
前回書いたように、量子論から話を始めようと思います。 アインシュタインは、光は波であると同時に粒子であると唱え、ボーアは電子も量子性を持つことを発見しました。 光の二面性を唱えたアインシュタインでさえ、南部先生とのエピソ …
アフリカのケニア(ケニア共和国)で、実在する弁護士の名前を使い、実際に弁護士活動をしていた大学生の男が逮捕されました。 偽医者は日本でもたまに捕まりますが、弁護士の場合は、名前を勝手に使う人間はいるものの、法廷で実際に活 …
これまで、物理については、日本人のノーベル物理学賞を受賞した人の成果を元に解説してきました。 細かく分けると分野の異なる物理学でも、受賞者どうしの研究成果に思った以上の関連性があるように思えたからです。 実際には、外国人 …
両親の自殺を幇助したとして、自殺幇助の罪の容疑で起訴された市川猿之助被告の初公判が、東京地方裁判所でありました。 密室での出来事なので、捜査しきれない部分もあると思いますが、同意殺人や、それ以上の罪の可能性もなかったわけ …
科学記事の前回までで、化学と物理の関連を元に、弱い力と太陽のエネルギーのおかげで、ビックバンにより誕生した水素が次々と次の原子番号の原子に変化していったことを書きました。 ビックバンの後、宇宙の温度が冷えていき、ガス状だ …
以前、このブログの「南蛮渡来の考え方」という記事の中で、中国(中華人民共和国)が標準地図を公開し、そこに尖閣諸島が、魚釣島と表記されていることに対して、日本政府が抗議したことを書きました。 今度は、グーグルマップで同じよ …
2026年に、ホンダが、自動運転の無人タクシーサービスを開始すると発表しました。 まず東京都内で数十台が導入される見込みです。 すでにタクシーの運転手不足ということがいわれていますので、自動車運送業界のうち1業種でも、運 …
技能実習制度の見直しを検討している政府の有識者会議で、新制度の骨子が示されました。 技能実習は、日本で技能を身につけてもらい、本国で活かしてもらおうというのが本来の制度趣旨です。 実際には、安い労働力として使われるという …
前回、強い力について書きました。 今日は、弱い力について書きます。 強いとか、弱いとか、私が素人だから書いているわけではなく、物理学の世界でも普通に使われている用語です。 前回書いたように、通常原子核に複数の陽子が含まれ …
質量の話の続きです。 ヒッグス粒子によって、量子に質量が生まれたということを書きました。 しかし、それは原子の質量の1%から2%前後に過ぎません。 残り98%以上は、何なのか、結論を言うとエネルギーです。 原子核には陽子 …
科学の専門家ではないのですが、思ったよりも、科学記事を読んでいただけているようなので、もう少し書きたいと思います。 最近感じるのは、化学や物理の教科書や参考書が、最近の学問的成果にたどり着きにくい記述になってはいないかと …
新型コロナウィルスの分類が2類に下げられ、行動制限なども緩和される国が多く、人の移動が増えています。 アニメや日本食が海外でも人気があることや円安も手伝って、日本に来る外国人が増えています。 新規入国者の数は、2023年 …
このブログでも何度かお伝えしていますが、関西・大阪万博のパビリオンの建設が遅れています。 人手不足や円安といった建設費の高騰もあってか、着工が遅れているのです。 そのため、完成もずれ込む可能性が出てきています。 開催日は …
パレスチナのハマスがイスラエル(イスラエル国)を攻撃しました。 イスラエルが報復の空爆を行っています。 ハマスはもともと社会福祉集団だったものが、パレスチナ人によるイスラエルに対する大規模蜂起を通じて、その実行部隊が現在 …
行政のデジタル化が進んでいます。 東京都は来年4月から、物品購入や事業委託の際に事業者との間で締結する契約書について、デジタル化することを発表しました。 はんこの廃止も進んでいるため、東京都のシステムの電子契約書では電子 …
今年のノーベル生理学・医学賞がmRNAワクチンの基礎技術を研究した2人の研究者に贈られたことを以前記事で書きました。 その中で基礎研究が大事なのだと再認識させられたということも書きました。 こう書くと、アメリカ(U.S. …
東京都の練馬区で区の職員の賞与から天引きして納める所得税の納付が遅れ、延滞税で3711万円の支払いが発生したという発表がありました。 これに対し、練馬区は当時の課長2人に全額の賠償を請求するようです。 仕事上のミスなので …
食欲の秋です。 天候不良や疫病などにより不作が伝えられている作物もありますが、旬の野菜なども出回る時期です。 美味しく料理していただきたいものです。 野菜などは、オリーブオイルを振って、焼いて、塩味をつけるだけでも、素材 …
新型コロナウィルスの分類が2類になり、国内の活動も、以前の活動に近い基準で動くようになってきています。 海外でも規制は緩和される傾向にあり、海外からの観光客も増えています。 一時的な流れだけではなく、将来的にも労働人口が …
お役所をいたずらに攻撃する気はありませんが、生活保護を申請して断られたり、打ち切られたという話は、たまに聞きます。 正当な判断の場合もありますが、中には不支給前提で話してをしていなかったかと思われるケースもあります。 そ …
福岡県で交通事故の刑事裁判で、無罪判決を受けた女性が、免許の取り消しの無効を求めていた裁判の控訴審での勝訴判決が確定しました。 この女性は、2017年に軽トラックを運転中にバイクと衝突し、自動車運転死傷処罰法の過失運転致 …
岸田内閣が掲げる資産運用立国を実現するため、「新しい資本主義実現会議」というものが設けられています。 有識者を集めて初会合が開かれました。 そこでは、海外からの参入や、新規参入を容易にするため、国内の資産運用業界の慣行を …
10月から始まっているインボイス制度ですが、様々な業界に影響が出ています。 その中でも影響が大きそうなのが個人タクシー業界です。 会社形態をとっているタクシー事業者の場合売上が1000万円未満であるということは考えにくい …
今年のノーベル生理学。医学賞をドイツのビオンテック社の顧問、カタリン・カリコ氏とアメリカ(U.S.A)のペンシルベニア大学のドリュー・ワイスマン教授が受賞しました。 何を研究した人たちかというと、簡単に言えば、新型コロナ …
今月から、消費税のインボイス制度が始まります。 インボイスとは請求適格書を意味します。 インボイス制度が、どういう制度かというと、仕入税額控除を受けるための制度とお考えください。 こう説明されても、仕入れをしない業者さん …
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小林製薬の「紅麹コレステヘルプ」による健康被害が出ている件で、原料を製造している工場の検査から、プベルル酸は、原料の製造過程で青カビによって産生された可能性が高くなっています。 同時に未知の化合物が2種類検出されていまし …
来年2025年秋のNHKテレビ小説で、小泉八雲の妻、小泉セツ(節子)が主人公の「ばけばけ」が放送されることに決まったそうです。 小泉八雲ことラフカディオ・ハーンは、外国人でしたが、日本の怪談を執筆した異色の文学者です。 …
積水ハウスが東京の国立市で建設していたマンションが完成間近になって解体されることになりました。 「富士見通り」と呼ばれる地域に建つマンションですが、富士山の眺望を阻害するという理由で解体されるようなのです。 法的には、何 …
高齢化社会を迎えているだけでなく、少子化も問題になっているため、お墓の問題が話題になることが増えています。 実は、埋葬法など行政による規制がある分野であることから、お墓周りの問題も行政書士がかかわる業務の1つになります。 …
本日6月10日から、改正入管難民法が施行されます。 大きな改正点としては、難民認定の申請中も退去強制(いわゆる強制送還)させられることがありえるようになります。 これまでは、難民申請中は退去強制させられないという規定があ …
2023年の名目GDPで日本がドイツに抜かれ世界4位になりました。 日本政府は、名目GDPで抜かれているが、円安やドイツのインフレによる影響が大きいので、実質GDPでは抜かれていないという見方を示しています。 苦しい言い …
薬不足が深刻です。 一時的なものではなく、構造的な問題を抱えています。 特に、ジェネリック薬と呼ばれる後発薬での不足が目立っています。 様々な原因が考えられますが、新型コロナウィルスを始めとする感染症の増加や、製造工程で …
小中学校でも、タブレットなどが配布され、デジタル学習が導入され始めています。 富山大学の調査チームが、デジタル学習に関する調査結果を公表しました。 調査結果では、デジタル学習は紙に比べて集中しにくく、目にも負担が大きいと …
1977年に、アメリカ(U.S.A)の航空宇宙局(NASA)がボイジャー1号という無人探査機を打ち上げました。 我々世代には、木星や土星の情報を送ってくれた、懐かしい探査機です。 2012年には、太陽から半径約180億キ …
最近、日本でもオーロラが見られたという記事を書きました。 北海道の一部で比較的簡単に見られたようですが、変わった所では兵庫県の一部でも見られたようです。 同じ現象が、今から650年前の室町時代にもあったのではないかと、兵 …
NTTドコモが、再来年、2026年に「空飛ぶ基地局」による通信サービスを開始すると発表しました。 ソーラー発電で動く、通信機器を搭載した無人機を空に飛ばし、それを携帯電話の基地局として利用することで通信をするものです。 …
アメリカ(U.S.A)の元大統領ドナルド・トランプ氏の刑事責任を追求する裁判で、有罪の評決がなされました。 トランプ氏に対しては4つの刑事裁判が進行しています。 今回の表決は、元不倫相手への口止め料の支払いを隠すために業 …
ネットの記事で、試着室のある花屋があるという記事を読みました。 鳥取県の北栄町にある花屋「花工房あげたけ」の代表者の根鈴圭一(ねれいけいいち)さんが考えたのだそうです。 ネットで好きな服を買っても届いて着ると思っていたの …
原子力発電所による発電について、東北大学大学院環境科学研究科の明日香寿川(あすかじゅせん)教授が、参議院経済産業委員会の参考人として、意見を述べました。 「米国では原発の建設費が高く、運転コストも再生可能エネルギーより高 …
最近、犯罪が行われたという報道があっても、その後、不起訴処分になったという報道がなされることがあります。 不起訴処分には、起訴できるだけの証拠がなく事実上無罪といえる場合もありますし、やっていることは確実だけれども被疑者 …
健康被害が出ていた小林製薬の「紅麹コレステヘルプ」についての続報が入ってきました。 まず、腎機能障害を生じさせる可能性があるプベルル酸についてですが、プベルル酸を産生すると思われる青カビが原料を製造する工場から検出されま …
段々と暖かくなってきました。 これから怪談の季節がやって来ます。 怪談といえば、日本では火の玉(人魂)が登場することもあります。 迷信や都市伝説の類ではなく、科学的にも存在すると言われています。 正体は、人体に含まれるリ …
日産自動車は、下請け企業に不当な減額要求をしていたことを認め、社長が謝罪していました。 日産自動車の下請け企業が多い島根県の丸山知事も激怒し、問題が大きくなっていました。 しかし、その後も不当な買いたたきが続いていると下 …
270万年前のクジラの化石が、白神山地の麓、秋田県能代市で発見されました。 地質調査をしていた信州大学理学部の山田桂教授らが発見しました。 発掘にお金がかかるので、現在、大手クラウドファンディングサイトREADYFOR( …
岸田政権が、定額減税を実施します。 しないより、したほうがマシなのですが、反発の声も出ています。 給与明細に減税額を明記することを義務付けているからです。 明記することの利点としては、減税額が明確になるため、その分可処分 …
前回は、債権者代位権について書きました。 債権者代位権についての改正は、細かなものを含めると前回書いたもの以外にもありますが、債権者代位権については前回の内容に留め、どんどん先に進みます。 今日は、債権者取消権について書 …
今日も民法の改正について書きます。 今回は債権者代位権についてです。 債権者代位権の制度は以前からあります。 債権は特定の債権者が特定の債務者に一定の債務の履行を請求できるものなので、債権者(債権者代位権の債務者)の権利 …
最近、「法律」カテゴリーの記事が続いています。 何を書いているかと言うと、民法で大きな改正がなされてから3年以上経っているので、改正法の内容について書いています。 法律の記事ばかりで、読む気がしないという方もいらっしゃる …
前回書いたように、債務不履行で旧法で不完全履行にあたるのが、改正法での債務者が「債務の本旨に従った履行をしないとき」です。 単に債務不履行の一場合についての名前が変わっただけではありません。 旧法では特定物の引き渡しにつ …
一方債務が履行不能となった場合に、当事者双方に帰責事由がない場合に反対債務がどうなるかを規律する危険負担についてはすでに書きました。 そこで、今日は履行不能となったことに債務者に帰責事由がある場合である債務不履行について …
前回、従来の危険負担の理解の前提として、弁済の提供や種類物(種類債権)に特定が生じる場合について書きました。 弁済の提供は、債権者の受領遅滞や弁済の提供の効果と関連します。 種類物の特定は債務者の義務の内容や後に書く債務 …
債権の目的物が特定されてから履行されるまでに関する規定や、履行できなくなってしまった場合(履行不能)に関する規定も改正されています。 従来履行不能には契約成立前に不能である原始的不能と契約成立後に不能となる後発的不能があ …
以前定められていた、時効の中断には一定の事由が発生することによりそれまで進行していた時効期間が意味を失い、新たに時効が進行する場合(前者)と,ある手続きが進んでいる間は時効が完成しない場合(後者)の両方を含んでいました。 …
時効の続きです。 時効が完成すると、取得時効にせよ消滅時効にせよ、自動的に時効の効果が認められるわけではありません。 裁判で認めてもらうには、裁判上で援用する必要があります。 これは時効による利益を得ることを潔しとしない …
今回は時効について書きます。 時効には一定の事実状態の継続を要件に権利の取得を認める取得時効と、権利が一定期間行使されないことによりその権利を消滅させる消滅時効があります。 取得時効が成立するには一定の事実状態すなわち占 …
原状回復義務について記事の2回目です。 前回、不当利得(民法第703条、民法第704条)の原状回復義務の法的な性質について類型論が有力に主張されていることを書きました。 民法第703条と民法第704条は、受益者が利得につ …
今日から民法第121条の2(原状回復の義務)について書きたいと思います。 条文の「の2」の部分を枝番号といいます。 枝番が入っていることからわかるように後から挿入された条文です。 原状回復については従来から民法第703条 …
随分回を重ねましたが、代理も今日で最後になります。 代理については本来の代理が有効になる場合の規定について書きました。 代理権が無い場合の無権代理についても書きました。 今日はそのどちらとも言いにくい代理権の濫用について …
前回書いた無権代理の効果は無効が原則でした。 そのうえで、本人は追認して有効とすることもできるし、追認がなければ相手方は改正された無権代理人の責任を追求できるという制度でした。 代理権がないのに勝手に代理行為をした無権代 …
条文の順番からすると表見代理に入りたいところですが、表見代理は無権代理であることが前提になるため、無権代理から書きます。 無権代理とは代理人として代理行為の形式は取って法律行為を行ったけれども、代理権がなかった場合をいい …
民法改正の記事の4回目、代理では3回目の記事になります。 今日は自己契約、双方代理と利益相反の規定についてです。 一見これらの規定と関係なさそうですが代理人の能力の話から始めます。 択一の問題で、制限行為能力者でも代理人 …
今日も代理制度の続きです。 代理人が更に代理人を選任する場合、つまり復代理に関する規定について書きます。 復代理についても改正されています。 ちなみに、本人から選ばれたのが代理人で、その代理人から選ばれるのが復代理人です …
改正民法の2回目です。 今日は資格試験にもよく出る代理について書きます。 代理とは本人が代理人となる者に代理権を与え、代理人が本人の名前をあげて意思表示を行うことにより、その効果が本人に帰属する制度をいいます。 定義で述 …
大きな民法の改正がなされ、改正法が施行されてから3年以上が経ちます。 そこで今回から飛び飛びになるかもしれませんが、民法の改正箇所についての記事を書きたいと思います。 一般の方が民法を使う機会はあまりないかもしれません。 …
就職活動をしている学生さんの内定率が上がっているようです。 新型コロナウィルスの影響もあり、就職活動の仕方も様変わりしています。 ウェブ面接などを実施している企業もあるようです。 就職活動の仕方だけではなく、新型コロナウ …