オーシャニアには実に様々な工夫が凝らされたスペースがある。 添乗中は忙しくて殆ど行く機会はないが、オーシャニアの中で私が最も好きな場所の一つがサウナスペース サウナは基本的には静かで、ゆったり寛げる空間。 様々なクルーズ船のサウナを此れ迄利用してきたが、カジュアルク...
延べ900日を越えるヨーロッパリバークルーズや地中海クルーズ添乗経験談や上手な予約のコツなどをご紹介
中部インバウンドセールスプロジェクトさんの「コロナ禍明けの観光・インバウンドを共に考える」フォーラムでお話をさせて頂く機会に恵まれました。 旅行業に入ったのは今から32年前の1990年代。当時の国際空港は現在の 県営名古屋空港。 ちょっと言葉は不適切だが田舎...
~美しき青きドナウ河畔に中欧4ヵ国の世界遺産を訪ねる~ 余談編
クルーズ船として早朝よりエクササイズもありましたが、「添乗員によるラジオ体操!」を毎朝6:30より任意参加で実施したところ、以外に評判が良く沢山の方々にご参加頂けました。 朝食前の朝一に皆さんにお会い出来ると ①インストラクターとして前から皆さんの顔を見ていると、...
~美しき青きドナウ河畔に中欧4ヵ国の世界遺産を訪ねる~ パッサウ編
パッサウ、センテンドレ、デュルンシュタイン…恐らくあまり聞いた事がない河畔の街では… 全ての行程が終わり「何処の街、村が一番気に入りましたか?」と旅も終盤になった頃お客様にお伺いすると皆さん異口同音に「迷路に迷い込んだ様なブラブラして見知らぬ教会で…あの街何...
~美しき青きドナウ河畔に中欧4ヵ国の世界遺産を訪ねる~ レーゲンズブルグ&パッサウ編
レーゲンズブルグもドナウ河畔の小さな街。クルーズ船からもらった地図片手にまるでNHK「世界ふれあい街歩き」の様にブラブラと旧市街を大聖堂目指して散策。 クルーズ船のサンデッキからは必ず街の歴史を見守り続けた大聖堂や教会の尖塔が見える。そこを頼りに街歩きに「あてもなく歩く」...
~美しき青きドナウ河畔に中欧4ヵ国の世界遺産を訪ねる~ ザルツブルク編
ザルツブルクはドナウ河よりかなりの内陸部。 リンツ港より通常は国境を越えチェコのチェスキー・クロムロフかザルツブルクへ。共に世界遺産登録でクルーズ会社主催ツアーが設定されており共に約2時間半程度の距離。 今回はザルツブルクへ。クルーズ船内ラウンジにて「 「サウンドオ...
~美しき青きドナウ河畔に中欧4ヵ国の世界遺産を訪ねる~ バッハウ渓谷編
「バッハウ渓谷とその文化的景観」此がユネスコ文化遺産登録名。 名前がとてもしっくりくる。ドナウ河約2,700Kmにしてハイライトのシーニッククルーズが楽しめる36Kmの区間だ。 クレムス、デュルンシュタイン、シュビーツ、メルクとバッハウ渓谷沿いには素敵な小さな村にリバー...
~美しき青きドナウ河畔に中欧4ヵ国の世界遺産を訪ねる~ エステルゴム編
ハンガリー・ブダペストは知っていて「エステルゴム」を知らない方は多い。 ハプスプルグとオスマンによる民族攻防において、現代の中欧と東欧の結び目 「ハンガリー」は極めて重要。とりわけ「ハンガリーの都」となる「エステルゴム」は歴史上極めて重要な場所だ。 大河は歴史を造り上...
~美しき青きドナウ河畔に中欧4ヵ国の世界遺産を訪ねる~ ウィーン編
「ヨーロッパの歴史と文化に触れる旅」此がテーマ。 私の飽くなき「旅づくりの職人」への拘りは歴史を刻んだ人物にStory 所謂「物語」として各地を解き明かし訪ねる事にしている。 今回は「マリアテレジア」 中欧ドナウ河クルーズは若干、18歳にしてハプスプルグ家を継ぐ...
朝目覚めて外を見ると??? ブラチスラバ港を8/9(水)23:00に出港し、8/10(木)7:00ウィーン入港するはず… 朝目覚めて、何時もの様に6:30からのラジオ体操の準備のためにサンデッキへ出てみると、ブラチスラバ城が見える…??? 寝惚けまなこで一体何が昨...
~美しき青きドナウ河畔に中欧4ヵ国の世界遺産を訪ねる~ ブラチスラバ編
ブラチスラバ、マリアテレジアが若くして戴冠式を上げたかつてのハンガリーの都。 ブラチスラバ城は高台にあるので、河合らしいミニトレインで旧市街とブラチスラバ城へ、楽々観光客。 クルーズは、オーシャンにしてもリバーにしても「ヒューマンサイズ」即ち バスを使わず人が歩いて観...
~美しき青きドナウ河畔に中欧4ヵ国の世界遺産を訪ねる~ブダペスト編
今回の旅は当初からついていた! ブダペストの歴史を長らく見つめ続けてきた「鎖橋」。 約3年の大規模改修で自動車、自転車、歩行者が渡る事が出来なかった。今年の秋、終了予定だったが何と私どもが渡欧する2日前に約3ヶ月も前倒しして開通式が開催された。 トラム電車でペスト地区から...
さぁ、いよいよ~ヨーロッパの歴史と文化に触れる旅~ 美しきドナウ河畔に中欧4ヵ国の世界遺産を訪ねると題して2023年8月6日~8月15日の日程で18名の皆様をエスコート。 最後にクルーズ添乗したのはコロナが世界に蔓延する2019年11月オーシャニアでの地中海・アドリア海ク...
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オーシャニアには実に様々な工夫が凝らされたスペースがある。 添乗中は忙しくて殆ど行く機会はないが、オーシャニアの中で私が最も好きな場所の一つがサウナスペース サウナは基本的には静かで、ゆったり寛げる空間。 様々なクルーズ船のサウナを此れ迄利用してきたが、カジュアルク...
世界にはラグジュアリー、デラックス、カジュアル…様々なカテゴリーの客船が約400隻あるが プライス、クオリティ、サービス、ソフト、ハードなど最もバランスが整ったクルーズ船がオーシャニアと 私は思います。 先ずは何と言っても「食」 此れは最も秀でている。ツアー代金やキャビン...
下船後は最後の「寄港地の文化に触れる旅」はバルセロナ。 世界遺産の名前をユネスコは「サグラダ・ファミリアとガウディの作品群」とした。 グエル公園、カサ・ミラ、カサ・パトリオなどバルセロナにはガウディの作品が確かに沢山ある。 ガウディの作品はどれも鑑賞するだけだが、唯一グ...
バレンシアは日曜礼拝と重なった。地中海沿岸の歴史はかつてローマ人が占拠していたが、後に勢力拡大へカルタゴ帝国によるイスラム勢が海賊として執拗にキリスト教を攻めた。 金になりそうな品々の全て根こそぎ略奪し、女 子供関係なく殺戮し男は奴隷として鎖に繋がれガレー船の動力とも...
THE地中海!とも言うべくONE SHOT! 旧市街を通り抜け、山の頂きにある大聖堂まで頑張ってあがるとこの絶景がご覧頂ける。 なかなか個人ではへこたれてしまいますが、グループで皆さん楽しい会話をしながら… 気づくと山頂へ。 皆さんで記念のONE SHOT! 「イビサ」...
マジョルカ島入港近づくと、大聖堂が威風堂々と見えてくる。 オーシャニアは他カジュアルクルーズと異なり多少離れた港に入港となっても、旧市街までは必ず無料シャトルバスが出るので安心だ。 主祭壇の「天蓋飾」と両脇の「聖歌隊彫刻」は天才建築家ガウディ作。 バルセロナにしか作品はな...
エクス・アン・プロヴァンス…南仏プロヴァンスらしい何とも言えない響き。 マルセイユ港からオーシャニアクルーズ主催エクスカーションに参加しローカルガイドの許可を もらって日本人にあった街歩きスタイルをアレンジ。 エクス・アン・プロヴァンスはじめ地中海沿岸の小さな街は例外なく、...
地中海クルーズでどの航路をプロデュースするのか…私は何カ所の港が「沖留め」が入っている航路を必ず選ぶ。 それには理由がある。 サントリーニ島、バルセロナ、ベニスは、誰もが知る港街。正直メジャー級の寄港地が名を連ねていた方が集客は簡単。しかし、どこもかしこもオーバーツーリズム...
地中海クルーズでどの航路をプロデュースするのか…私は何カ所の港が「沖止め」が入っている航路を必ず選ぶ。 理由はサントリーニ島もバルセロナ、ベニスなど誰もがしる港街に港接岸では昨今は「オーバーツーリズム」 正直、メジャー級の寄港地が名を連ねていた方が集客は簡単。 しかし、どこ...
沖止めがとってもCoolなオーシャニア。港へ接岸は「ダサイ」と言わんばかり…。 フランス大女優ブリジットバルドーが「素直な悪女」で海岸をサンダルを脱ぎ素足で歩くシーン。 此れで一気にハリウッド女優やセレブたちの憧れの的に。 LOUIS VUITTON、CHANEL 、Dio...
クルーズも終盤に近づきDinnerの時に「何処の寄港地が一番良かったですか?」と 訪ねると皆様、異口同音にローマ、バルセロナなど誰もが知るメジャーな港より 始めて耳にする小さな港が皆さん気に入った…と良く耳にします。 今日はフランス コルシカ島「アジャクシオ」ご参加者の皆様...
「イタリア ルネッサンスとは何だったのか」 このテーマでプロデュースした、リボルノ港からのフィレンツェへのエクスカーション。 僅か半世紀の間に、ミケランジェロ、レオナルド・ダ・ビンチ、ラファエロなど、かなり強烈な個性を持った天才的な能力を持った彫刻家でもあり、建築家でもあり...
さぁ、いよいよ2025年のクルーズ添乗が今日からキックオフ! 今年は今回の「美食のクルーズ船 オーシャニア」をキックオフに、Holland Americaでアラスカ、印象派の足跡をセーヌ河に訪ねて、そして再び地中海へ。 グランドスラムの始まりだ! 関西国際空港から...
創業間もない頃、私にクルーズの楽しさビジネスの魅力を熱く語って頂いた方がMSCにいらっしった。 本当にそのMSCのセールスマンに魅了されビジネスとしてもとことんハマり、丁度弊社も伸び盛りの時でしたので東地中海、西地中海へMSC ムジカ、ポエジアなどでかなり出かけ多くのお客様...
VIKINGは此れ迄の飛鳥Ⅱ、プリンスクルーズなどとは異なる日本では新しいカテゴリーの 「外資系中型LUXARY」 アレフレスコスタイルダイニング、ワイン、日本酒、焼酎などアルコールやWIFI、港湾税に至るまで 全てインクルード。海外ではこうしたクルーズ船はあるが日本...
VIKING創業者であるトースタイン・ハーゲン氏。ロイヤルバイキングの共同経営に失敗し銘船ロイヤルバイキングはCUNARDに売却された苦い経験を持つ。 それでも、不撓不屈の精神で1997年再びVIKINGを創業。 一度握った舵は決して離さない…敬愛する経営者。 因みに創...
今VIKING CRUISEは、世界と日本のクルーズ業界で独り勝ちし、多くのクルーズ愛好家を魅了してやまない。 VIKINGはTOUR STATIONと同じ1997年創業だ。 オーナーのトースタイン・ハーゲン氏はかつてクルーズ業界の名門「ロイヤルバイキング」の経営に失敗し、...
中部圏唯一のクルーズ専門会社として、実は「クルーズ裏メニュー」がある。 スイスアルプスを代表するアイガー麓の村 グリンデルワルドのシャレー(山小屋風別荘)に一週間滞在型 クルーズ同様、一度荷解きをしたら帰国日まで荷造りはせず、グリンデルワルドで滞在し「ハブ&スポーク」で、...
此れ迄の約1,000日を超えるクルーズ乗船歴を経験し、日本人の皆様に最も自信を持って ご紹介出来るクルーズ船が「オーシャニア」 煩わしいドレスコードもなくプライス、クオリティ、ハンドリング…全てが丁度良いバランス。 また何と言ってもクルーズ最大の楽しみである「食」、メイ...
初代飛鳥、そして飛鳥Ⅱファンは勿論全てのクルーズ愛好家及び「初めてのクルーズは飛鳥Ⅲで…」 日本郵船の記者会見から約2年…待ちに待った待望の新造船「飛鳥Ⅲ」クルーズ航路が本日発表されました! 飛鳥Ⅲは2025年7月20日(日)就航開始、オープニングクルーズは日本...
1986年に開催されたカナダ・バンクーバー冬季オリンピック。その際のメイン会場がカナダプレイスが バンクーバー港。毎日、毎日実に沢山のクルーズ船が入港、出港を繰り返している。 正にオリンピックレガシー。オリンピックや万博を誘致する事も大切だが、此れからのを、終了後「富を...
TOUR STATIONはスイスパスを駆使しバスチャーターではなくCO2を出さないスイス鉄道、ホテルではなく現地で地産地消を楽しむ「暮らす様に旅をする」やドナウ河リバークルーズなどで様々な企画の中で Sustainable Tourismを実践している。 今回Ho...
ケチカン港にて記念写真↑ 大型クルーズ船の場合、意識していないとこうしたクルーズ全体を被写体に入れれる構図の港は以外と少ない。 今回の3回の寄港地では唯一のアングル。皆々様、この後でご夫妻、お友達で改めて記念写真を撮影。 年賀状など皆さんきっと想い出の1ページになったと...
アラスカは殆どがグレーシャーベイ国立公園に入るが、今回のエンディコット・アームはかなり特別。 フィヨルド入港部には鯨、鯱など様々な動物が生息するエリアで最奥部にはドーズ氷河があるが そこに行くまではかなり深いフィヨルドを航行する。途中腕の様に折れ曲がったポイント過ぎる...
アメリカ合衆国第49番目の州となったアラスカ州の首都。 とは言え、街のメインストーリート僅か数百メートル。こんな小さな街がゴールドラッシュで栄えたのも 今となっては遠い昔の話。 現在はクルーズ産業がこの街を支える。一岸壁の使用料だけでも一隻あたり$400万(6億円)以...
日頃はフライ&クルーズでバルセロナ、ローマなどヨーロッパまで国際線で行き、地中海クルーズを楽しんでいる。 時代は変わり、欧米豪の方々が日本まで国際線で来て日本をぐるり一周する様なコペルニクス的大転換期に 入っている。とりわけ桜前線が日本列島を北上する3月〜5月は様々な銘...
旅の2日目:2024年5月6日(月) カナダ・バンクーバーから出港か、アメリカ・シアトルから出港か… リバークルーズも、ドナウ河上りか下りか… どうでも良い事かもしれないが、何れも「旅の印象」が全く違う。 これらは、実際に何度も何度も乗船した経験がない限り解らない。 ...
クルーズは「乗客の醸し出す雰囲気」でかなり印象が変わる。 今回はオランダ王室とも縁が深く、アラスカを最も早くからクルーズ航路として開拓した『Holland America Line』を厳選した。 アフターコロナという事もあり、海洋国家日本にも名の知れたクルーズ航が続々と...
今や、世界約400隻のクルーズ客船の1割の約40隻近くが日本を来航している時代。 また飛鳥Ⅲはじめ、MITSUI OCEAN FUJI など続々と新造船が発表され1989年が日本におけるクルーズ元年ならば、2024 年は第二クルーズ元年。 創...
南仏、プロヴァンス…響きだけでも何とも心地良い。 ゴッホが愛した地だ。 パリ18区、モンマルトルの丘 サクレ・クール寺院の影が出来るエリアは今も観光客はまばらでお洒落で閑静な住宅街。個人的にはパリで一番好きな場所。 そこにモネ、ルノワール、ゴーギャン、そしてゴ...
海洋国家日本はかつて「北前船」で栄えた風光明媚な港が多い。 そんな「小さくとも味のある港」へ入港するのがにっぽん丸の真骨頂。 また、全国各地の夏の風物詩である花火大会や祭礼なども、洋上からビール片手にゆったりご観賞できる。クルーズならば、早くから出かけての...
商船三井客船が新たに「MITSUI OCEAN CRUISES」と社名が変わり此れ迄世界のクルーズ愛好家の間で好評の中型高級クルーズ「Sea Bourn Regend」を買収し「MITSUI OCEAN FUJI」として2025年1月デビュー。 新ブランド「MITS...
アフターコロナ、日本各港でクルーズ船誘致の活動が活発になってきた。 そんな中、四日市港客船誘致協議会主催で(三重県クルーズ振興連携協議会郷里)で「クルーズセミナーin四日市」と題して四日市港やクルーズを愛する市民対象にセミナーを開催頂きました。 私どもクルーズ業界にとり...