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2017/11/29

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  • ヴーエを眺める

    Wikipediaでは『フランスの画家シモン・ヴーエ(1590(天正18)年~1649(慶安2)年)は、イタリアのバロック絵画をフランスに伝えた人物として知られ、父親と弟も画家である。父親から美術を学び、14歳で肖像画家としてイギリスで画業につき、21歳でオスマン帝国へ赴任するフランス大使に同行し37歳までヴェネツィア・ローマなどに滞在してイタリアのバロック絵画を吸収して成功した。その後、ローマでの成功にも拘わらずフランスに帰国し、さまざまな宮殿、邸宅、教会の装飾画を描き、イタリア美術の新しいスタイルをフランスにもたらした』と解説されている。ヴーエの絵で好きな点は、イエロー・オーカーというのであろうか、辛子色というのであろうか、いわゆる派手な色ではない茶色系統の着衣が絵全体に温かみを与えていることに尽きる...ヴーエを眺める

  • 盾形の鏡を知る

    日本最大の円墳とされる奈良市の「富雄丸山古墳」で盾形の鏡と蛇行剣が発見されたことを知った。富雄丸山古墳は4世紀後半に作られたとされているが、当時は既に前方後円墳が主流となっており、特に大和政権の権力者の墳墓は巨大化している中で、一時代前の円墳であることや発見された鏡と剣が玄室ではなく墳丘の張り出し部に収められていたことなどから、大和政権や大和文化とは一定の距離を置いた有力者の墳墓である可能性が指摘されている。盾形の鏡(高さ64㎝、幅31cm)はこれまでに出土したことが無く、剣(長さ230cm)の長大さも他に類を見ないとされており、いずれもが国産であることから、当時の技術水準の高さを示すとともに独自のデザインからは日本人の創造性の高さが窺い知れる。出土した鏡と剣は、現時点でも国宝級とされているが、今後の調査...盾形の鏡を知る

  • 日教組の教研集会

    オンラインで開催されている日教組の第72次宇幾研究科全国集会(教研集会)で、リモート教育における懸念が発表された。教研集会における発表は、日教組の主張に沿ったもので反論・検証することなく全参加者が共有すべき認識とされており、「発表=日教組の指導」である。今回の発表ではコロナ禍のリモート教育で加速された「情報通信技術(ICT)化」について、・管理・監視社会となり、プライベートが丸裸・教育結果の集約(ビッグデータ化)で人格が乗っ取られ、子供の未来まで予測される・人間の経験や感の軽視・考えない人間を増やす・5G機器の使用電波が悪影響と報じられている。これを眺めると、共産党の常套手段である過激かつ針小棒大レトリックであるとは言え、全てを「杞憂」・「後ろ向き」・「偏向」とは言えないようにも思う。特に、ビッグデータ化...日教組の教研集会

  • 国会論議と万里の長城

    代表質問が終わったが、防衛問題に関しては残念ながら低調な応酬であったと感じている。政府と野党の議論が噛合わない原因は何だろうと考えて、万里の長城に辿り着いた。「万里の長城」構築の理念は北方民族の脅威に対する専守防衛であり、原型は「春秋時代(紀元前700~前400年)」に構築された断続的な防塁とされ、紀元前200年代に秦の始皇帝がそれらを連結したとされているが、これらは既に失われて現存する万里の長城の殆どは、明代に造られたもので長城線は秦代に比べて遥かに南へ後退しているとされている。長城に対する歴代王朝の考えも一様ではなく、各王朝の防衛戦略によって長城の重要度・位置・維持整備が大きく異なり、特に北方からの脅威が顕著であった明王朝は長城による防衛を重視して現在残っている強固・長大な長城を整備したとされている。...国会論議と万里の長城

  • 韓国の新聞事情を知る

    韓国の新聞スキャンダルを知った。報道では、ソウル近郊の都市開発を巡る不正取引の首魁が、数十人の新聞記者に最大で9500万円にも及ぶ袖の下を贈って「報道の口封じ」を測ったものとされる。ハンギョレ新聞は9500万円を受け取った編集局副局長を解雇するとともに、社代表と編集局長の引責辞任を発表したと報じられているが、その他の新聞社でも大同小異の処分が為されていると思える。汚染を報じられた新聞社は、ハンギョレ新聞(左派)のほか、中央日報(保守)、朝鮮日報(保守)、韓国日報(中道)が挙げられているので、報道姿勢の左右に関係なく、ほぼ軒並みであるように思われる。韓国全国紙の発行部数として纏まった資料は見つけられなかったが、2016年時点の発行部数は、①朝鮮日報:151万部、②中央日報:98万部、③東亜日報:95万部との...韓国の新聞事情を知る

  • レオパルト2供与に思う

    ドイツが主力戦車レオパルト2のウクライナ供与に同意した。レオパルト2についてはNATO加盟国で約2千両保有しているとされるが、生産国であるドイツに対してポーランドを始めとする保有各国が供与承認を強く要求していた。ドイツの承認決定によって、合計で100両以上がウクライナに供与される見込みで、さらにアメリカのM1エイブラムス戦車供与の障壁も取り除かれたと報じられているが、ウクライナにおける早期戦力化は容易では無い様に思える。ウクライナが戦車を手にするのは早くても4月頃で、ドイツ国内で先行される戦車兵の教育訓練も数ヵ月が必要とされる。単に兵員のみ考えても、100両以上の戦車を運用するためには、戦車兵数百人に整備・補給・通信等の兵站要員を加えれば2千名近くが必要となる。兵站の多くに民兵や志願者を充当するとしても、...レオパルト2供与に思う

  • 民主集中制を学ぶ

    共産党員の松竹伸幸氏が記者会見で党首公選制の導入を主張したが、赤旗が執行部意見を代弁する形で「松竹氏の行動は「党規約(民主集中制?)に違反する」と反論した。Wikipediaでは《民主集中制は「民主主義的中央集権主義」の略で、全共産党員が上級機関および指導者の決定に無条件に従う行動規範で、党内の異論や少数意見が表に出にくい組織原理》と解説されている。改めて民主集中制の成立と推移を眺めると、・1906年ロシア社会民主労働党の統合大会で初めて党の組織原則として採択・成立・1920年コミンテルン第二回大会で「プロレタリア革命における共産党の役割に関するテーゼ」として採択・1934年ソ連共産党の規約に記載。以後、各社会主義国や共産党の公式的な組織原理として採用・現在中国・北朝鮮・ベトナム・キューバ・ラオスの国が民...民主集中制を学ぶ

  • 通常国会召集とレンブラント

    積極的専守防衛への転換点となるであろう今国会での論戦に期待している。先の臨時国会は、個人攻撃に終始するであろうと考えて国会中継を観なかったが、今国会は注視しなければと思っている。本日はレンブラント先生とイエス様のお力を借りて、論戦に臨まれる議員に対する要望である。レンブラント「姦淫の女」(ロンドン・ナショナルギャラリー蔵)レンブラントは、律法学者たちがモーゼの戒律を守る一方で罪を許すと説いたイエスの2律背反を質すために、姦淫の罪を犯した女をイエスの前に引き据えて、「モーゼは石で打ち殺せと命じているが如何に」と問いかけた際、イエスが「罪を犯したことのない者が女に石を投げよ(ヨハネによる福音書)」と応じたものの誰一人「石を投げ得る人」はいなかった場面を描いている。しかしながら、論理的にはイエスの言葉は根本的な...通常国会召集とレンブラント

  • 中川正春議員を学ぶ

    衆院憲法審査会の野党筆頭理事である立憲民主党中川正治議員の主張を読んだ。主張の要旨は、「改憲論議よりも国民投票法のCM規制を優先論議すべき」との従来主張を繰り返すとともに、党の「論憲姿勢」を強調してのPRに努めるものであったが、『・・・権力の暴走を国会がいかにコントロールし・・・国会がどう首相を管理下に置くかという意味では議員任期延長も議論する必要はある』としている点が立民の憲法観を端的に示しているように感じた。憲法41条では『国会は国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関」と定めているが、最高機関との語句について種々の解釈が行われている。代表的な解釈は・統括機関説-国会は、国権の最高機関として内閣、裁判所の上位に君臨し、国政全般にわたって最終的な決定権を有する。・最高責任地位説-国会は、国権の最高機関...中川正春議員を学ぶ

  • N党と立花党首

    半年近くも登院しないNHK党のガーシー(東谷義和)参議院議員に対する懲戒が遅々として進まない。民間であれば、不可思議な理由で半年間欠勤すれば,馘首されるのは間違いないだろうし、同じ特別職国家公務員の身分である自衛官では10か日間も欠勤すれば間違いなく懲戒免職になるが、選良の先生方は先の懲罰委員会でも結論を出さないままである。一方、ガーシー議員は懲罰を主張する維新の藤田文武幹事長に対して対抗・報復のために藤田幹事長の秘事暴露を予告したが、肝心のガーシ議員が現在名誉棄損や脅迫の嫌疑で警視庁から任意聴取を要請されていることを見れば、小悪党の悪あがきの感が強い。問題と考えるのは、ガーシー議員を抱えるNHK党の立花党首が、ガーシー議員の無断欠勤と脅迫まがいの言動を容認若しくは教唆・推奨しているかの行動を見せているこ...N党と立花党首

  • 尹錫悦政権の積弊清算を歓迎

    韓国恒例の積弊清算が伝えられているが、今回は従来とは聊か事異なる一面もあるように思える。従来の積弊清算では、旧政権中枢に関連する経済的な腐敗追及が主であったように思えるが、今回の積弊清算は「親北思想」の排除という面が大きいと観ている。今回の捜査対象とされる罪状は、選挙干渉・妨害容疑が多いものの、親北勢力の牙城と観られている「民主労総」への家宅捜索などと併せ観ると、文政権における親北思想の蔓延は抜き差しならぬ程度まで拡大していることは疑いようもないように思える。文在寅前大統領は、在任中から「北朝鮮の主席報道官」と揶揄されるほど親北を隠さなかったし、西側諸国からも北朝鮮への原油瀬取りや先進技術の迂回輸出など国連決議違反が疑われる行為取り締まりに手心を加えているのではとの疑念を持たれていた。政権交代で官僚の中枢...尹錫悦政権の積弊清算を歓迎

  • 食用コオロギ

    経済面の小さな記事で、食用コオロギ飼育が企業として成り立っていることを知った。記事は、NTT東が食用コオロギ飼育のベンチャー企業にAIを用いた管理を支援するという内容であった。既に昆虫食を提供する飲食店があるとは聞いていたので、飼育は虫かごやプランタンによる内職程度だろうと思っていたが、企業による工場生産であったのかと驚いている。記事で昆虫食は、《人口増に対して食肉生産が追い付かないと予測される中、環境負荷が少ないタンパク源として注目されている》と結ばれていたので、マニアの昆虫食から国民食と変化する日も近いのかもしれない。また、現在市場に出回っている食品の成分表示に書かれた「タンパク質」も、実は昆虫であり自分もそれとは知らずに食べていることも考えられる。ちなみに、Amazonでも一袋2000円程度で数多く...食用コオロギ

  • 今でもミルク給食が

    クイズ番組で、小中学校の給食実施率を問う問題の正解を聞いて「ヘェ~!!」と思った。自分は、小中学校では100%給食が行われていると思っていたが、文科省の平成30年データによると・小学校-全19,635校、給食実施99.1%(19,453校)で、給食形態は完全給食98.5%・補食給食0.3%・ミルク給食0.3%・中学校-全10,151校、給食実施89.9%(9,122校)で、給食形態は完全給食86.6%・補食給食0.4%・ミルク給食2.9%となっていた。給食ができない学校や補食(おかず)給食やミルク給食しかできない学校には、それぞれに事情があってのことだろうが、不謹慎にも「ミルク給食とは」と懐かしく感じた。敗戦後の困窮・食糧難時代、児童の栄養不良解消を目途とした「ミルク給食」があった。当時は米軍放出ミルクと...今でもミルク給食が

  • 文明崩壊に共通項

    元文化庁長官である近藤誠一氏のコラムで、興味ある主張を知った。レベッカ・コスタ(東京生まれのアメリカの社会生物学者)が著書「文明はなぜ崩壊するのか」で文明崩壊の共通項を、《文明の進歩がもたらす課題の複雑さと変化の速度に脳の能力が追い付かず、その結果、解決が先送りにされて、その場凌ぎの対症療法を繰り返すうちに対処できていると思い込んでしまうこと》とし、顕著な例としてローマ帝国の終焉を挙げているそうである。この主張を踏まえた以後の近藤氏の論述は置くとして、コスタ氏の主張は日本の現状と未来を暗示しているように思った。東日本大震災とコロナ禍で浮上した「憲法の緊急条項欠落」に当て嵌めれると、国会議員の任期は衆院4年・参院6年と憲法に規定されているが、任期切れ直前若しくは選挙期間中に国会の審議若しくは承認の必要が生じ...文明崩壊に共通項

  • 徴用工問題前進か

    尹錫悦政権が徴用工問題の解決に乗り出した。徴用工問題は、2018年10月に韓国最高裁が日本企業に賠償を命じ、2021年末に地裁が日本製鉄・三菱重工の資産売却命令を発したが、最高裁の判断で売却は凍結されている。今回の解決策は韓国の官民で作る財団が賠償金を肩代わりする案で、非公式ながら日本企業の自発的出資も求めているとされる。この政府提案に対して、野党や民意は「屈辱外交」と捉えて、あくまで日本政府の謝罪と企業資産の売却を追及するとしているが、ごく少数ながら「これ以上どのような謝罪が必要なのか?」、「1965年に大金を受け取りながら更に金を要求する。逆の立場ならどう思うか?」など、当然すぎる意見も見られるようである。また、官民で設立した慰安婦支援財団での幹部による乱脈経理・私的流用に対して有罪判決がなされるなど...徴用工問題前進か

  • 台湾進攻作戦失敗を考える

    米シンクタンクの先約国際問題研究所(CSIS)のシミュレーション結果が報じられた。設定:「2026年に中国が台湾に武力侵攻」シナリオ:中国「開戦後数時間で台湾の海空軍が潰滅的被害を受ける規模の航空攻撃後に数万人の陸上兵力が着上陸・空挺降下、米「侵攻後直ちに台湾直接支援」戦況の推移:台湾「地上部隊の全力反撃」、米「自衛隊によって強化された潜水艦・航空機・艦艇で上陸船団を撃破」、中国「援台遮断のために在日米軍基地も攻撃」判定:「中国の侵攻作戦は失敗するが、日米併せて空母を含む艦艇40隻以上と航空機380機以上を喪失し、人員被害も3000人以上」となっている。国際紛争に対する政戦略を熟知しているCSICであるので、シミュレーションの設定や政治的推移は合理的であると思うと同時に考えさせられることが多い。1は、「自...台湾進攻作戦失敗を考える

  • リタイヤ大国を学ぶ

    フランスの年金受給開始年齢が62歳であり、リタイヤ大国と呼ばれていることを知った。報道によると、マクロン政権は2030年に受給開始年齢を64歳に引き上げる年金改革案を発表した。フランスでは、62歳から年金が受給できるために50代後半には早期退職することが一般化し、労働力の低下を招いて高齢者福祉も限界に近付きつつあるとされるが、既得権益を失ってライフスタイルの変革を余儀なくされる国民はもとより、野党・労組の猛反発が予想されるとも報じられている。フランスの62歳は、受給開始を65歳前後とするEU内では突出しており、更にはこれらの国々も数年後には2~3歳引き上げることとしているので、フランス国民と雖も未来永劫62歳受給と安間と構えてはいられないだろう。フランスの年金改革は歴代政権の主要課題ではあるものの、一旦手...リタイヤ大国を学ぶ

  • 護衛艦いなづまの事故

    第4護衛隊群・第4護衛隊所属の「いなづまが周防灘で航行不能となる事故を起こした。事故原因と損傷に関する公式発表はないが、現在までに判明しているのは、・「衝撃を感じて艦が航行不能となった」と海保に通報・「いまづま」が検査修理後の確認運転中であったこと。・小規模の油が流出している。くらいであるので、以下は一般的な推論である。プロペラを回せない状態と小規模な油流出の事象から、船体に大きなダメージは無くプロペラの翼又は翼の角度を制御する油圧系統が損傷を受けている可能性が高いが、復旧にはある程度の期間が必要になるのではと危惧している。大型艦の多くが採用している可変ピッチプロペラ(以下CPP)は、一体構造ではなく複数の翼をシャフトの先端に取り付けた構造であり、損傷した場合にも損傷した翼のみを交換するだけで復旧の期間と...護衛艦いなづまの事故

  • さんま師匠の名言

    明石家さんま師匠の言に心を打たれた。ネット記事の孫引きであるが、さんま師匠は「1日の食費1000円」というイジリに、「目とか脳は儲けているのを解っているけど、胃は儲けてるって知らないやん?」と応じたとされている。自分の解釈では〖外聞・外見を気にせず、自分の独自スタイルを貫くことが大事〙という含蓄を師匠らしく表現したものと思った。経営の神様と云われた土光敏夫氏の夕食メニューは「目刺し・菜っ葉・味噌汁と軟らかく炊いた玄米」であったとされており、「豪邸に住んで派手な生活をするような人は、あまり信用できない」とも述べておられるので、さんま師匠の言も土光氏と通じるところがあるように思える。一般的であるが、年齢や地位に応じた外見を整えることが無言のうちに世間から要求されるし、何よりも当人がその要求に応じることを選択す...さんま師匠の名言

  • 画家の技量に思う

    年明け第1回目のお絵描きクラブが迫ってきたので、世間様からは笑われるであろうが「筆始め」と称して描きかけの絵に向かったが、30分も保たなかった。私設のPC美術館を眺めると、一人の画家が同じモチーフの複数の絵を描いていることが多い。有名なゴッホの「ひまわり」は10点近くにのぼり、ダヴィッドは「サン=ベルナール峠(アルプス)を越えるボナパルト」を複数描いている。Wikipediaで調べると、ダヴィッドの「アルプスを越えるナポレオン」は5枚あるとされており、ヴェルサイユ宮殿に2枚、シャルロッテンブルク宮殿とベルヴェデーレ宮殿に各1枚とされているが残りの1枚は何処にあるのだろうか。かっての展覧会で山梨県立美術館蔵とされる絵を見たことがあるので、残りの1枚がそれだったのだろうか。ともあれ、生前評価されることの無かっ...画家の技量に思う

  • 日本人と日本国民

    自分は「なにじん」なのだろうかと考えるが良く分からない。人類学的にホモサピエンス種・モンゴロイド属であるのは確かであろうが、日本人と呼ばれる特有のDNAを持っているわけでもなく、単に日本国籍という資格を政府から与えられ庇護されている「日本国民」に過ぎないのだろう。中学校社会科のレベルで止まっている自分の知識では、国家とは「領土を持ち」「住民がいて」「統治機構(政府)を持っている」ことであり、それぞれは不可分の関係にあると思っている。さらに、それらに優先順位を付ければ、第1位は「領土」であり、第2位は「住民」で「住民が選ぶ政府」は最後に位置付けられるのではとも思っている。ウクライナ事変を観ても、根本はロシアの領土欲から発したもので、ロシアとしてはウクライナを領土とさえしてしまえば、住民は選別や植民が可能で、...日本人と日本国民

  • 泉代表の初詣

    立憲民主党の泉代表の初詣が話題となっている。泉代表が写真付きで初詣風景をツイートしたが、参詣したのが乃木神社であったことから立民支持者と思われる読者から「軍神賛美はダメです」・「なぜ乃木神社なのですか」との批判的な書き込みが殺到していると報じられている。同様の事象は、平成31年に当時の枝野代表が伊勢神宮を参拝した際にも「コアな支持層を落胆させ、熱意を挫く」と批判されたことがあったとされている。両事象で共通しているのは立民支持者である前川喜平氏(元文科省事務次官:更迭)の「これによって失う支持者は、得られる支持者より多いだろう」という危機感コメントが端的に示しているのではないだろうか。しかしながら自分ですら枝野氏の例で、「立民も漸くに国家観を持つ政党になりつつあるのか」と安堵感を持ったことを考えれば、国家観...泉代表の初詣

  • 山形県の災害派遣要請

    本日は「人でなし」との指弾を受けるであろう主張である。12月31日未明、山形県鶴岡市西目で住宅等11棟が巻き込まれ4名が行方不明となる山崩れが発生した。これに対して山形県は、直ちに鶴岡市に災害救助法を適用して陸上自衛隊に災害派遣を要請したと報じられた。陸上自衛隊の派遣規模は不明であるが、以後「警察、消防など240人と重機で捜索」と続報されたことから、その多くが自衛隊員であるのではと思っている「人でなし」との誹りを受けるだろうと思えるのは、「今回の自衛隊への派遣要請」は必要だったのだろうかという疑問である。ある事態の対処に際しては「初動全力」が鉄則であり、第一報を受けた指揮官(山形県知事)が、考えられる全ての手段を採ったと評価すべきかもしれないが、過大過ぎる対応ではなかったかと思う。夜間で事故の状況が不明で...山形県の災害派遣要請

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