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じゅくせんのつぶやきさんのプロフィール

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じゅくせんのつぶやき
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日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。
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753回 / 362日(平均14.6回/週)

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じゅくせんのつぶやきさんの新着記事

1件〜30件

  • 野沢尚「反乱のボヤージュ」

    ☆野沢尚さんの「反乱のボヤージュ」(集英社)を読んだ。学生時代を懐かしんで読んだ。☆首都大学弦巻寮(モデルは東京大学駒場寮らしい)、かつては学生運動の拠点となったその寮も今では60余名の学生を抱え、ひっそりと時を過ごしていた。大学側は学長補佐を中心に廃寮キャンペーンを展開。寮自治委員会との「闘争」が数年続いている。☆今回も大学側と自治会の団交。自治会委員は学園紛争時代の懐かしい常套句を並べ大学と対峙。大学の反発を予想したのだが、学長補佐はあっさりと寮の存続を認める。ただし一つ条件を飲めば。その条件とは大学が選んだ舎監を1人置き、その人物も自治会のメンバーとすること。☆意表をつかれた自治会、大学側の方針を受け入れる。後日、舎監として名倉という男が現れた。果たして彼は敵なのか、それとも味方なのか。☆学生それぞれの生...野沢尚「反乱のボヤージュ」

  • 芥川龍之介「手巾」

    ☆相棒シーズン16、第5話で杉下右京(水谷豊)さんが引用していたので、芥川龍之介「手巾」(青空文庫)を読んだ。☆夏の午後、大学教授が籐のイスに座って本を読んでいる。ときどきベランダに吊ってある岐阜提灯を眺めながら。それは彼が外国人の妻と買ったものだ。そのとき、一人の婦人が訪れる。☆婦人は教え子の母親だった。教え子は病床に臥していたが甲斐なく亡くなったという。その報告だという。婦人は終始冷静で微笑みさえ浮かべていた。しかし、手は震えながら手巾(ハンカチ)を裂けんばかりに握りしめていたという。☆教授はその姿に感銘を受け、武士道と言うものを考えながら、聴き上手な奥さんと、先ほどの婦人と、岐阜提灯を眺めながら幸福な昼下がりを過ごしたようだ。☆小説など文学が文字面よりもその行間に作者の想いが込められているように、講演や演...芥川龍之介「手巾」

  • 帚木蓬生「閉鎖病棟」

    ☆帚木蓬生さんの「閉鎖病棟」(新潮文庫)を読んだ。☆心に病を抱える人が入院、治療を受ける「閉鎖病棟」が主な舞台。☆最初の堕胎シーン、次に続く放火殺人シーン、断片的であるとさえ思えるこれらの場面がやがてメインストーリーにつながっていく。前半は少々退屈なので、そこを乗り越えれば、物語に入っていける。☆閉鎖病棟には様々な人が暮らしている。30年も入院しているチュウさん。死刑を執行されたのに絶命せず、「死者」として刑務所から放逐され、結局この病院に辿りつた秀丸さん。言葉の不自由な昭八さん。母親を刺し、治療を受けつつも、病院を抜け出しやがて白骨体で発見されたクロちゃん。覚せい剤中毒で元暴力団員、乱暴でみんなから敬遠されている重宗。父親から性暴力を受け心のバランスを崩した中学生の島崎さん。☆物語は不幸な殺人事件へと進んでい...帚木蓬生「閉鎖病棟」

  • 石井遊佳「百年泥」

    ☆石井遊佳さんの「百年泥」(新潮社)を読んだ。面白かった。素材が良い。☆主人公の女性、訳ありの男に勝手に名義を使われて、借金で首が回らなくなる。恥を忍んで元夫に相談したところ、紹介された仕事がインドの企業で日本語を教えること。彼女に選択の余地はなく現地へ。☆現地は100年に1度の大洪水。その濁流を見ながら彼女は日本語学校での出来事や自らの生い立ちを振り返る。☆まず、日本語学校の生徒たちの様子、会話(現地語、英語、日本語がチャンポン)が面白い。西洋人がはじめて日本を訪れたときも同じようなカルチャーショックを受けたんだろうなぁと思いながら読んだ。☆インド独特の事情、カーストであったり、ムラ社会であったり、日本とのカルチャーギャップも面白かった。☆異臭を発しながら攪拌され流れゆく濁流。「百年泥」には、人々のいのちが堆...石井遊佳「百年泥」

  • 東野圭吾「予知夢」

    ☆東野圭吾さんの「予知夢」(文春文庫)から「夢想る(ゆめみる)」と「霊視る(みえる)」を読んだ。☆「夢想る」は「モリサキレミ」という名前にまつわる話。「霊視る」は心霊写真が出てくる。オカルトチックな作品が続く。あえて物理学者の湯川助教授を登場させる必要がないように感じた。☆先に読んだ「探偵ガリレオ」が物理学を駆使した推理で非常に面白かっただけに、物足りなさを感じた。東野圭吾「予知夢」

  • 共通一次テスト

    ☆2020年からの大学入試改革、英語民間試験の導入が延期され、数学、国語の記述式も先行きが不透明だ。次々と目玉企画がボツになり、それなら今まで通りのセンター試験で良いのではと思えてきた。☆私見で結論を言えば、「共通テスト」は大学受験基礎テスト(大学受験資格試験)と位置付けてしまえば良いのではないか。そうであるなら効率的に採点のできるマークシートで十分だ。その1次試験を受けて、各大学が独自入試(2次試験)を課せば良いのではないか。☆民間の英語検定を採用する大学(学部)があってもいいし、論述中心の試験を課す大学(学部)があっても良かろう。「共通テスト」だけを採用する大学(学部)があっても良い。高校の内申点だけで合否を決める大学があってもよかろう。大学にとっては入試など雑務だろうが、自らの後継者を育てるという意思をも...共通一次テスト

  • 中村文則「遮光」

    ☆中村文則さんの「遮光」(新潮文庫)を読んだ。作者自身が「あとがき」で書かれているように、暗く癖のある作品だった。ただ終盤の数ページ、奥歯をかみしめてぶちのめすような、爆発的な若々しさを感じた。☆この作品を読んでいるとカミュの「異邦人」が浮かんできた。主人公ムルソーが人を殺し、死刑になる話。もし彼が海水浴に行かなければ、もし彼がピストルをもっていなければ、そもそもママンが死ななければ、彼は人を殺すこともなかったし、法廷で裁かれ、死刑になることもなかった。すべてが破滅的な方向へと進んでいく。まるで定められた道を歩んでいるように。☆「遮光」の主人公も、そもそも風俗嬢が部屋を間違えなければ、破滅的な道を進まなくてよかった。たまたま訪れた風俗嬢を愛さなければ、たまたまその女性が交通事故で死ななければ、彼は彼女の「体の一...中村文則「遮光」

  • 飛翔通勤

    ☆石井遊佳さんの「百年泥」(新潮社)を読んでいる。☆濁流にのみ込まれたインドの街。100年に1度の大洪水を体験したという。100年間、どぶ川の底にたまったヘドロが一気に攪拌され、街は悪臭のるつぼと化す。☆そんな中でも人々はたくましく生き、泥の中から様々な「過去」を拾い上げる。☆ところで、インドの通勤ラッシュはすさまじく、高度経済成長の国電など遥かにしのいでいるようだ。☆インドのIT企業の重役は「飛翔通勤」をしているという。文面から察するに天使の羽のようなものをつけて、空を飛んでいる。あまりにリアルな描写なので、さすがに「0」を発見したインド人はすごい、と感心したのだが、どうやら想像力の産物らしい。☆石井マジックにかかって、検索をしてしまった。作品を読み進めよう。飛翔通勤

  • 五木寛之「天使の墓場」

    ☆五木寛之さんの「蒼ざめた馬を見よ」(文春文庫)から「天使の墓場」を読んだ。☆北陸の某商業高校、山岳部3年生が教員に引率されて登山をしていた。卒業を前にして良い思い出になるはずだった。往路をクリアし、復路に入った時だった。彼らは思わぬ事態を目撃する。☆一行の上空をかすめてジェット機が墜落したのだ。米軍の戦略爆撃機が。☆天候の急変も重なって、彼らは遭難する。教員は一人、救援を求めて人里へと向かったのだが、気がついたときにはベッドの上だった。そして、生徒たちは全員死亡したと告げられた。☆何かがおかしい。ジェット機の墜落を誰も信じない。ある事実が隠蔽されているようだ。☆山岳ドラマとジェット機の墜落。冷戦を背景にスリリングな展開になっている。短編にはもったいないテーマだと思った。五木寛之「天使の墓場」

  • 道尾秀介「箱詰めの文字」

    ☆道尾秀介さんの「鬼の跫音」(角川文庫)から「箱詰めの文字」を読んだ。☆作家志望の男を突然見知らぬ青年が訪れる。数日前に盗みに入ったのでその謝罪だという。盗んだというのは押し入れにあったという招き猫の貯金箱。しかし、男にとってそれは見知らぬものだった。☆貯金箱の中にはメモがあった。そのメモを見て男は愕然とする。☆鬼と鬼が絡み合い、救いようのない世界。人の心に潜む「オニ」を見せつけてくれます。鏡を見るのが怖くなる。道尾秀介「箱詰めの文字」

  • 東野圭吾「離脱る」

    ☆東野圭吾さんの「探偵ガリレオ」(文春文庫)から「離脱る(ぬける)」を読んだ。ドラマの中でも印象に残ったエピソードだった。☆ある女性殺人事件。その事件の決め手となる自動車を少年が目撃したというもの。しかし少年はその時、熱を出してベッドの中におり、目撃した風景と彼の部屋との間には食品工場がある。また角度から言っても目撃は不可能だ。少年は熱のために夢を見たのか。それとも幽体離脱したのか。☆メディアが騒ぐ中、捜査は行き詰まる。草薙刑事は湯川助教授に調査を依頼する。☆中学1年生の理科、次のテストの範囲に「光」が入っている。光は時として不思議なイリュージョンを見せてくれる。東野圭吾「離脱る」

  • 連城三紀彦「白蓮の寺」

    ☆連城三紀彦さんの「戻り川心中」(光文社文庫)から「白蓮の寺」を読んだ。☆幼い頃のあやふやな記憶。影絵のように脳に刷り込まれた殺害現場。成長した主人公はその光景の秘密を探っていく。☆因習や迷信が色濃く残っていた大正時代の寒村。主人公の母親は、いわれなき理由で忌み嫌われ、厄払いのように年の離れた住職に嫁がされた。しかし、そこで不幸な事件が繰り返し起こる。☆物語の見せ場はあっと驚くようなどんでん返し。☆主人公にとって出生の秘密を知ることは必要だったのか。知らない方がよかったのか。隠されれば隠されるほど、真相が知りたくなるのは人の性だろうね。連城三紀彦「白蓮の寺」

  • 連城三紀彦「桐の柩」

    ☆連城三紀彦さんの「戻り川心中」(光文社文庫)から「桐の柩」を読んだ。☆東映の仁侠映画のような世界。時代は日中戦争が始まった頃というから、昭和12年前後。会社をクビなり空腹を抱えていた男が貫田という男に助けられる。堅気の人間ではないがそんなことは言っていられない。男は貫田の子分となり彼の使い走りのような存在となる。☆仁侠の世界は、親子兄弟のビシッとした縦社会だ。その中でのし上がるには下剋上しかない。それも要領よく。☆それに女性。好きになってはいけない人を愛してしまった。この時、男が選んだ道は。☆連城さんの文章は読みだすと止まらない。連城三紀彦「桐の柩」

  • 窪美澄「ミクマリ」

    ☆朝から「18禁」小説。窪美澄さんの「ふがいない僕は空を見た」(新潮文庫)から「ミクマリ」を読んだ。☆かなり露骨な性描写もあるが、「性」と「生」、さらには生まれ来る「業」のようなものを感じる作品だった。☆男子高校生、コミケで12歳も年上のお姉さん(結婚もしている)にナンパされ、コスプレで情交という風変わりなプレイを楽しむようになった。いわば不倫だけれど、この際そんな通俗的な倫理観は横に置いて。☆こんな二人にもやがて別れが訪れる。彼にとっては「イニシエーション」だったのだろうが、彼女にとっては何だったのだろうか。☆彼の母親は助産院を営んでいる。父親は夫婦喧嘩の末、家を出ていったという。母と訪れた「水分神社」。「みまくり」と読む。☆父親とは山登りをした。家族3人の思い出は少ないようだ。☆濡れ場の艶っぽい描写が続くと...窪美澄「ミクマリ」

  • 乾くるみ「イニシエーション・ラブ」

    ☆乾くるみさんの「イニシエーション・ラブ」(文春文庫)を読んだ。☆合コンの穴埋めに誘われたオクテの男子大学生。あろうことか参加した女性に一目惚れをしてしまった。前半3分の1ほどは初心な純愛って感じで進行。中盤は濃厚なラブシーンにドギマギ。そして後半3分の1ほどは、男の本性が露呈される。☆ちょっと女の子にモテるからって二股をかけるような男は地獄に落ちればいい。率直にそう思ったが、どうやら鈴木君(主人公)の将来は暗そうだ(シメシメ)。☆「必ず二回読みたくなる」って帯にあったが、最後の2行のことかな。グサッと胸にナイフを刺されるような終わり方だった。鈍感な鈴木君は気づいたかな。☆時代設定が1980年代後半、「男女七人夏物語」って懐かしい。バブル期に差し掛かった辺りかな。リアルタイムで観ていた人々はもはや熟年世代だ。☆...乾くるみ「イニシエーション・ラブ」

  • 有栖川有栖「ペルシャ猫の謎」

    ☆有栖川有栖さんの「ペルシャ猫の謎」(講談社文庫)から表題作を読んだ。☆推理小説というと犯人探しやトリックの種明かしが中心になるけれど、この作品は、そうしたことは二の次でちょっぴり切ない物語だった。☆彼女が猫を残して出ていった。勤めていた会社が倒産した。新たな仕事探しもうまくいかず、自暴自棄になりかけた男。そんな彼にペルシャ猫の「ペル」が寄り添ってくれた。☆男は事件に巻き込まれ傷を負った。ガスで殺されかけた。その時、犯人を見たという。思いがけない犯人だった。その証言を解明すべく、警察は火村、有栖コンビに協力を要請する。☆謎は「そりゃないぜ」っていう結論に至ったけれど、うまいエンディングだった。有栖川有栖「ペルシャ猫の謎」

  • 東野圭吾「爆ぜる」

    ☆東野圭吾さんの「探偵ガリレオ」(文春文庫)から「爆える(はぜる)」を読んだ。構成がすごく良い感じだった。☆海水浴客でにぎわう湘南の海。突然海から火柱が上がり、女性が一人爆死した。警察が調べたが残留物もなく、何が原因なのかわからない。地元では地雷ではとの噂まで流れた。☆その頃、東京で若い男の死体が発見された。自室のアパートで鈍器で殴られ殺されていた。☆この2つの事件がやがて結びついていく。爆発のトリックは何か、そして二人はなぜ殺されたのか。捜査一課の草薙刑事とガリレオこと湯川助教授が真相に迫っていく。☆マスコミは原子力に敏感だ。電力会社が大手スポンサーだからか、それとも政治がらみか。この作品は、原子力とも微妙にかかわっている。ドラマの中ではどう扱われていたのだろうか。今さらながら気になった。東野圭吾「爆ぜる」

  • 中村航「100回泣くこと」

    ☆「何故この世には病や死があるのだろう」(182頁)☆中村航さんの「100回泣くこと」(小学館文庫)を読んだ。☆物語は静かに始まる。河原で拾って、子犬から育てた愛犬が病気で弱っている話。4年ぶりに実家に帰るために、手入れを怠っていたバイクを再生させる話。そして、彼女にプロポーズし、受け入れてもらった話。☆愛犬の衰えは悲しかったけれど、寿命ならば仕方ないと思った。その時は、病や死と言ったものは遠いところにあるものに思えていた。まさか、愛する人を失うことなど思いもよらなかった。☆「愛と死を見つめて」「世界の中心で愛をさけぶ」など、愛する人を失う話は珍しくはないけれど、やっぱり悲しいね。中村航「100回泣くこと」

  • ドラマ「ボイス」

    ☆韓国ドラマ「ボイス112の奇跡」とそのリメイク日本版「ボイス110緊急指令室」を観た。☆日本版は韓国版のストーリーをほぼ踏襲していたが、16回シリーズを10回に短縮したためか、作品にかける予算の違いからか、深さが感じられず、観ていて辛いものがあった。☆韓国独特の戦争の傷跡やまだまだ残る貧しさ、政官財を牛耳る黒幕の存在、残虐な殺人風景、そうしたものが今の日本には合わないように感じた。☆唐沢さんの頑張りと真木さんの魅力ばかりが際立っていた。☆韓国ドラマは、112通報センター長(イ・ハナ)と通報チーム緊急出動チーム長(チャン・ヒョク)がコンビ。人並外れた聴力をもつセンター長が緊急通報の電話から状況を読み取り、実行部隊(出動チームや強力係、所轄交番)に指示を出す。通報があってからこの指示までに結構時間がかかっているの...ドラマ「ボイス」

  • 塩田武士「罪の声」

    ☆塩田武士さんの「罪の声」(講談社)を読んだ。良かった。☆亡き父の店を継いでテーラーを営む曽根俊也。父の遺品の中なら古いカセットテープを見つけた。吹き込まれていたのは幼い自分の声。そしてそれは30年前の「ギンガ・萬堂事件」の脅迫に使われたものだった。☆菓子メーカーの社長を自宅から拉致し、青酸カリを添付した食品を店に置き、企業から現金を奪おうとした事件。あの未解決事件に自分の父親が関係していたのか。俊也は独自に調査を始める。☆同じころ、その事件を大日新聞も追っていた。未解決事件の特集を組むという。担当したのは文化部の阿久津という記者。最初は糸口が見つからず、時間を浪費するばかりだったが、一つ一つの事実を積み重ねるうちに、真相にたどり着く。☆前半はあまり面白くなかったが、200ページを過ぎたあたりから、阿久津の記者...塩田武士「罪の声」

  • 何となく決まり、誰も責任をとらない

    ☆大学入試「共通テスト」英語科で民間試験を活用する話。結局、延期(たぶん白紙撤回)になったが、そもそも民間試験導入は何となく決まり、そして誰も責任をとらないようだ。☆「赤信号みんなで渡れば」って感じかな。☆朝日新聞「教育」欄、予備校の担当者が「前提総崩れ」って評していたけれど、全くその通りだと思う。共通テストの点数配分(リスニングの配点割合を増やす)はどうするのかね。☆文科省を責める論調が多いが、文科省としては各種審議会で決まったことを行政機関として一生懸命に遂行しただけなので(天下り先を期待したかどうかは知らないが)、彼ら(特に末端の担当部署)を責めるのは酷だ。☆民間業者はどうか。役所の方針に振り回されて、中には多額の投資をしたところもあっただろうに(市場の拡大を期待したかどうかは知らないが)、ほんと迷惑千万...何となく決まり、誰も責任をとらない

  • 浅田次郎「柘榴坂の仇討」

    ☆浅田次郎さんの「五郎治殿御始末」(新潮文庫)から「柘榴坂の仇討」を読んだ。これは名作だ。☆映画も良かったが、原作は更に素晴らしかった。講談調とでも言おうか文章のリズムがいい。ムダがなく、情景がありありと浮かんでくる。色が美しい。綿雪の白、椿の赤。街灯などなかった時代、日が暮れると真っ暗であろうが、雪明りに照らされて、椿の赤が実に映える。☆桜田門外ノ変、井伊直弼の駕籠を警護していた侍とその駕籠を襲った侍。どちらも死にきれず、止まった時間の中で辛苦をなめて生き延びてきた。時代は明治となり、もはや仇討はご法度。それでも男は何かを求めて仇敵を探す。☆そして、二人の侍が出会ってしまった。討つために、そして討たれるために。時代の氷結に閉じ込められ、生きることも死ぬこともできない男たち。果たして彼らは自ら背負った宿命を乗り...浅田次郎「柘榴坂の仇討」

  • 有栖川有栖「ブラジル蝶の謎」

    ☆有栖川有栖さんの「ブラジル蝶の謎」(講談社文庫)から表題作を読んだ。☆強引な商売の結果、中堅金融会社を築いた社長が死んだ。彼が残した財産や今後の会社の運営について、側近たちが話し合っている時、殺された男の弟という人物が現れる。彼は浮世に嫌気がさし、長い間、孤島で暮らしていた。☆欲にまみれた世界で生きる側近たちと仙人のような生活をしていた弟が折り合うはずもない。そしてこの弟が殺される。天井には亡き社長の希少な蝶のコレクションが貼られていた。この奇妙な殺人現場が意味するものは何か。☆この事件に、火村・有栖コンビが挑む。有栖川有栖「ブラジル蝶の謎」

  • 「貧乏人は麦を食え」

    ☆荻生田文科大臣の「身の丈」発言を聞いて、池田勇人蔵相(当時)が言ったとされる「貧乏人は麦を食え」発言を思い出した。☆弱肉強食の資本主義の原理で言えば間違ってはいないけれど、国民の大多数が貧乏人だった時代にこの発言をしたのだから、反発を買うよね。☆映画「小説吉田学校」でも「インフレ経済からデフレ経済に移行する際、倒産する企業があってもやむを得ない」と随分と正直なことを言って辞任に追い込まれていたなぁ。☆荻生田さんも「正直者」なのか、サービス旺盛なのか。麻生さんや二階さんの格になると、失言しても何かうやむやに終わるけれど、そうでない人々は気をつけないとね。☆それに、歴史に「もし」はないけれど、柴山さんがもし文科大臣だったら、民間試験の活用を延期できたかな。☆政治というのは人間臭くて、物語としては面白い。振り回され...「貧乏人は麦を食え」

  • 英語民間テスト利用、延期へ

    ☆大学入試「共通テスト」の英語で、民間テストの利用が延期されることになった。☆学校現場や受験生を振り回し、今さらながらの撤退。文科省の責任は重大だと思う。☆先日、高校2年生が「学校からもらった」と民間試験仮申請の用紙を持ってきた。申請は個人でしてくれとのことで、本人はどうしてよいのかよくわかっていないようで、そもそも学校自体がよくわかっていない様子だった。☆その後登録料を支払って、何とか手続したというが、これが延期となるとどうなるのだろうか。☆英検協会やベネッセも大慌てで準備してきたのに、肩透かしって感じだろうね。☆閣僚の連続辞任で末期症状が見えてきた内閣。裏ではポスト安倍の綱引き(岸田VS菅・二階連合)も垣間見える。長期政権で与党内にも内圧も高まっているようだ。☆「教育は国家百年の計」とはもはや忘れられた言葉...英語民間テスト利用、延期へ

  • 東野圭吾「壊死る」

    ☆東野圭吾さんの「探偵ガリレオ」(文春文庫)から「壊死る(くさる)」を読んだ。☆一代で小さなスーパーマーケットを築き上げた男が浴室で死んでいた。一見心臓麻痺のようではあったが、胸の付近の皮膚が壊死していた。男は相当なケチだったが、お気に入りの愛人にはかなり出費をしていたようだ。☆推理小説なので当然殺人事件ということで、ガリレオ湯川が凶器の謎、胸の壊死の謎に挑む。☆浴槽で感電死なんて殺害方法はよく見かけるが、こんな方法もあるんだなぁと感心した。といって、実行はしないように。東野圭吾「壊死る」

  • 阿部和重「グランド・フィナーレ」

    ☆阿部和重さんの「グランド・フィナーレ」(講談社文庫)を読んだ。☆「ロリコン趣味」を自任する主人公、撮りためた少女の裸の写真(わが子も含む)を妻に見つかり別居に。妻とのイザコザがきっかけで、DV法に基づき接近禁止に。愛する我が娘にも会えなくなった。☆自らのアブノーマルな趣味が原因とは言え、会社も辞め故郷に帰ることとなった。故郷に帰ったところですることもなく、たまたま小学校教員をしている同級生の気遣いで演劇指導のボランティアを引き受けるのだが、どうもこの公演を最後に自殺を計画しているような少女2人と関わってしまう。さて、というところで物語が終わる。☆巻末に高橋源一郎さんの解説があり、何となくわかったような気になったが、でもやっぱりわからない作品だった。☆わからないからなお一層、行間に込められたもの、文底に隠された...阿部和重「グランド・フィナーレ」

  • 浅田次郎「遠い砲音」

    ☆浅田次郎さんの「五郎治殿御始末」(新潮文庫)から「遠い砲音」を読んだ。☆長州藩の支藩、長門清浦藩に仕える土江彦蔵はもはや家来のいなくなった藩主を支えながら、自らは陸軍中尉の任にあった。☆江戸から明治へ時代が急変する中、時間も西洋式に改められた。自然や人の生活に合わせたのんびりした旧来の時間制に代わって、機械仕掛けの時計によって刻まれる1セカンド単位の時間制だ。☆彦蔵はこの西洋時間に馴染めず遅刻を繰り返す、遂には切腹するしないの騒ぎに。☆フランス人教官の取り計らいによって難を免れた彦蔵、今度は忠節を誓った主君が渡仏するという。☆時代の移り変わりの中で右往左往しつつも力強く生きていった日本人の姿が描かれていた。日本の近代化が始まったのだ。浅田次郎「遠い砲音」

  • 東野圭吾「転写る」

    ☆東野圭吾さんの「探偵ガリレオ」(文春文庫)から「転写る」を読んだ。☆中学生達が釣りをしていてアルミ製のボウルのようなものを見つけた。これに石膏を流すとデスマスクができた。偶然それを見た教師が知人に似ていると言い出して大騒動に。中学生たちが釣りをしていたひょうたん池をさらうと遺体が出てきた。☆そこから犯人探しになるのだが、なぜデスマスクの型ができたのか、その謎解きが楽しい。「ガリレオ」ならではの犯罪捜査と科学の合体だった。☆今さらながら東野作品を面白く感じたので、「ガリレオ」シリーズと「加賀恭一郎」シリーズを大人買いしてしまった。東野圭吾「転写る」

  • 有栖川有栖「英国庭園の謎」

    ☆有栖川有栖さんの「英国庭園の謎」(講談社文庫)から表題作を読んだ。☆手入れの行き届いた英国庭園。それを眺めるようにこの屋敷の主が殺されていた。彼は人を集めてゲームをするのが趣味だったようで、この日も暗号文を渡して宝探しを催していた。☆暗号の解読と犯人探しの両方が楽しめる。火村・有栖ペアは絶妙なコンビだ。☆暗号にまつわる蘊蓄やフランス庭園と英国庭園さらには日本庭園の特徴と違いも知ることができた。☆広大な庭園のある御屋敷に住みたいものだと思ったが、手入れが大変そうだね。有栖川有栖「英国庭園の謎」

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