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  • 行く夏とは言わない

    夏井いつき先生の『俳句ポスト』がリニューアルしてからもひとつ戦果がふるわない・・・・・・。 ○林家染丸『上方らくご歳時記』(燃焼社)○澤田瑞穂『中国史談集』(早稲田大学出版部)○ジェス・ウォルター『美しき廃墟』(児玉晃二訳、岩波書店)○野口冨士男『巷の空』(田畑書店)○ガーズィー・ビン・ムハンマド王子『現代人のためのイスラーム入門』(小杉泰訳、中央公論新社)○バーバラ・H・ローゼンワイン『怒りの人類史』(高里ひろ訳、青土社)○チゴズィエ・オビオマ『小さきものたちのオーケストラ』(粟飯原文子訳、早川書房)○ローズ・マコーリー『その他もろもろ』(赤尾秀子訳、作品社)○シュテファン・ツヴァイク『聖伝…

  • 子鳩とブラックジャック

    雲が垂れ込めるなか、上京の『仁修樓』へ。松坂木綿の縞物を着ていたが、店に入る頃には汗みずくになっていた。 一年ぶりということもあって、こちらからは「うんと。」とお願いしていた。その「うんと。」コース《紫美》は以下の如し。 (1)甜醤鰻魚捲(2)什錦花拼盤(3)燕窩木瓜盅(4)石岐烤乳鴿(5)XO炒鮮鮑(6)妙品三宝鴿(7)海胆冷拌麺(8)美味甜点心 ※(1)骨切りした鰻を、葱・山椒・生姜を揉み込んだ水に二日浸ける(臭み抜き&身をやわらかくする)。引き上げた身を巻いて揚げる。香料を入れて煮詰めた醤油だれ。鰻を揚げているくせになんとも軽やか。ひと品めから目が覚めるような鮮やかな味。横に、鰻の中骨も…

  • 蝉とフナムシとわたし~宇和島再訪(2)~

    二日目は日振島の日崎海水浴場(こちらには名前がある)で泳ぐ予定をしていた。高速船の乗り場に行ってみると、ちらほら客の姿はあるものの、釣り竿を携えたおとっつぁんか、明らかに帰省途中の人ばかり。今日は日曜日で、晴れてて、海水浴場も閉鎖されてなくて、んでもって日振島に渡る便てこれ入れて3便しかないはず。ああ、朝から移動もめんどくさいから前日キャンプしてそのまま泳ぎに行くのだな「普通」の客は、と無理矢理自分を納得させて乗り込む。 あくまでも穏やかな海を走ること一時間弱、案の如く帰省客は別の港で下船、そして海水浴場がある明海(あこ)港で降り立ったのは鯨馬ひとり。海水浴客は置くとしても、漁港で日曜なればも…

  • おぼれてもひとり~宇和島再訪(1)~

    「ああこの町にはもう一回来るな」と思いそしてブログに書いてから(「四国二分の一周② 宇和島~夢の街~」参照)、十年後の再訪は悠長に過ぎると見るべきか、それとも志操堅固にして有言実行(?)と見るべきか。 ともあれ新幹線・特急「しおかぜ」「宇和海」を乗り継いで五時間。時分どきなれば、『ほづみ亭』で昼食。鯛めしやふくめんにはあまり食指が動かず、じゃこ天や「ほご」の煮ざかな(メバルかな。ぷりっとしてて旨い)で心ゆくまでビールを呑む。 午後はお城や和霊神社を廻るつもりだったが、店を出ると南国らしい強烈、というより猛烈な陽差し・・・これは水に浸からねばなるまい。 と思い立ってホテルでママチャリを借り、観光…

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